JPH08139643A - 無線基地局予備回線制御方式 - Google Patents

無線基地局予備回線制御方式

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JPH08139643A
JPH08139643A JP27511994A JP27511994A JPH08139643A JP H08139643 A JPH08139643 A JP H08139643A JP 27511994 A JP27511994 A JP 27511994A JP 27511994 A JP27511994 A JP 27511994A JP H08139643 A JPH08139643 A JP H08139643A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は伝送路又は無線基地局及び交換局の伝
送装置に何らかの障害が発生した場合や伝送装置の保守
の為に伝送路をやむをえず断とする場合でも、移動電話
機へのサービスを支障なく継続することができる無線基
地局予備回線制御方式を提供することを目的とする。 【構成】無線基地局Aの伝送路1に発生した障害を検知
部31が検知した場合、予備回線制御装置34が、第1
及び第2スイッチ32,33を切り替えて無線装置15
と監視制御装置17とを送受信装置35に接続し、装置
15及び17が扱う信号を、送受信アンテナ14を介し
て他の正常無線基地局Bの送受信アンテナ35aへ送信
し、この送信により交換局6が障害発生無線基地局Aと
の間で通信を行う他の正常無線基地局Bを介して移動機
8との通信を行うように制御部36が制御することによ
り、瞬断なく通信サービスができるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線基地局の予備回線
制御に関し、詳しくは自動車電話、携帯電話端末等の移
動機と無線区間で通信を行う無線基地局と、無線基地局
が受信した移動機から送信された信号の処理を行う交換
局からなる自動車電話、携帯電話システム、即ち移動体
通信システムにおける無線基地局の予備回線制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の移動体通信システムの構
成図である。この図において、A,B,C,Dは無線基
地局である。1,2,3,4は各無線基地局A〜D接続
する伝送路であり、符号5で示すように途中で束ねられ
て交換局6に接続されている。7は交換局6に接続され
た他の伝送路網(他網)、8は移動機(ここでは自動車
電話であるとする)である。また、9,10,11,1
2は各無線基地局A〜Dの送信電波によって形成される
エリアである。
【0003】このような構成において、移動機8が電源
を入れると、受信レベルの一番高い最寄りの基地局(例
えばB)を介して交換局6と通信を行い、移動機8が発
着呼できるよう準備し、加入者が移動機8から発呼する
と、基地局B、伝送路2、交換局6を介して他移動機
(図示せず)または固定電話との接続を行う。
【0004】通常は直径数kmのエリア9〜12の各々に
無線基地局A〜Dを配置する事で、広い範囲の通話可能
エリアをカバーしている。しかし、例えば伝送路2の断
線等により無線基地局Bと交換局6との通信が不通にな
ってしまった場合、移動機8と交換局6間で通信できな
くなる為、その無線基地局Bのカバーするエリア10で
の通話が不可となる。
【0005】そこで、従来は無線基地局A〜D内の装置
等を二重化することでシステムの信頼性の向上を図って
いた。図11は図10に示した無線基地局A〜Dの内部
構成を示す図であり、図11において図10の各部に対
応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
但し、図11においては、伝送路1〜nによって交換局
6に接続される無線基地局がN個あるものとする。
【0006】各無線基地局A〜Nは、無線基地局A及び
Bに代表して示すように、送受信アンテナ14,18
と、無線装置15,19と、伝送装置16,20と、監
視制御装置17,21とを有している。また、交換局6
は、符号23で示す無線基地局集中監視制御装置と、無
線基地局A〜Nに接続された伝送路1〜nの接続インタ
フェースである伝送装置24とを有する。
【0007】このような構成において、移動機8は電源
が入れられると、交換局6の制御により無線基地局A〜
Nから送信される信号の内、最も受信レベルの高い信号
を受信することで、どの無線基地局(例えばA)のエリ
アにいるか認識し、交換局6と定期的に通信を行い移動
機8が発着呼できる体制を整える。移動機8が発呼する
と、移動機8からの信号を無線基地局Aの送受信アンテ
ナ14で受信し無線装置15で中継処理を行い伝送装置
16から伝送路1に送られ交換局6にて処理し、着信先
の端末と接続される。
【0008】移動機8に着呼する場合は、自網/他網の
端末からの信号を受けた交換局6は、移動機8のいるエ
リアの無線基地局Aから呼び出し信号を送信し移動機8
を呼び出す。呼び出された移動機8がオフフックするこ
とにより呼が接続され通話することができる。
【0009】また無線基地局A内の監視情報は、監視制
御装置7で収集され、伝送装置16を介して交換局6に
送信されることにより、交換局6内の無線基地局集中監
視制御装置23にて監視することができる。
【0010】制御についても無線基地局集中監視制御装
置23からの制御命令を伝送装置16を介して無線基地
局A内の監視制御装置17に送信し、監視制御装置17
から無線装置15の制御を行うようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したシ
ステムにおいて、例えば伝送路1または無線基地局Aお
よび交換局6内の伝送装置16,24に、何らかの障害
が発生した場合、無線基地局Aと交換局6間が不通にな
る為、従来は伝送路が復旧するまで待つか、もしくは通
話を行うには、近隣の無線基地局(例えばB)から送信
される弱い電波を利用するしかなく、保守者の障害箇所
の究明による復旧に時間がかかると直径数kmの範囲でサ
ービスが停止する。
【0012】このように、従来の移動体通信システムに
おいては、交換局6と無線基地局A〜Nとが伝送路1〜
nでのみで接続されているので伝送路1〜n、又は無線
基地局A〜N及び交換局6内の伝送装置に何らかの障害
が発生した場合、その障害に係わる無線基地局のエリア
でのサービスが続行できないという問題があった。
【0013】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、伝送路又は無線基地局及び交換局の伝送装
置に何らかの障害が発生した場合や伝送装置の保守の為
に伝送路をやむをえず断とする場合でも、移動電話機へ
のサービスを支障なく継続することができる無線基地局
予備回線制御方式を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。通常、移動体通信システムは、図1に示すよう
に、多数の移動機8と無線通信を行う複数の無線基地局
A,B,…,Nと、この無線基地局A,B,…Nの各々
と伝送路1,2,…,nで接続され、移動機8の通信信
号処理を行う交換局6とを有して構成されている。また
各々の無線基地局A,B,…,Nは、交換局6又は移動
機8の通信信号を受信し、各々の伝送路1〜nの両端に
設けられた伝送装置16,16′及び24を介して移動
機8又は交換局6へ送信する無線装置15,15′と、
この無線装置15,15′の装置状態情報を収集し交換
局6へ送信すると共に交換局6の制御信号を無線装置1
5,15′へ送信する制御を行う監視制御装置17,1
7′とを具備する。
【0015】本発明の特徴は、各々の無線基地局A,
B,…,N(ここではA,Bにのみ図示した)の伝送装
置16,16′に、無線基地局A,B及び交換局6の伝
送装置24及び伝送路1,2の障害/復旧を検知する検
知部31,31′を設け、無線装置15,15′に無線
基地局A,B内の回路接続を行う第1スイッチ32,3
2′、監視制御装置17,17′に無線基地局A,B内
の回路接続を行う第2スイッチ33,33′を設け、ま
た、無線基地局A,Bに、移動機8との無線信号の送受
信を行う送受信アンテナ14,35aと、送受信アンテ
ナ14,35aの送受信信号の多重/分離、増幅及び変
復調を行う送受信装置35,35′と、検知部31,3
1′を介して伝送装置16,16′に接続され、検知部
31,31′が障害を検知した際に、第1及び第2スイ
ッチ32,32′及び33,33′を切り替えることに
より、無線装置15,15′と監視制御装置17,1
7′とを送受信装置35,35′に接続する制御を行う
予備回線制御装置34,34′とを設け、そして、検知
部(例えば31)で障害が検知され、無線装置15と監
視制御装置17とが送受信装置35に接続された際に、
無線装置15及び監視制御装置17が扱う信号を、送受
信アンテナ14を介して他の正常無線基地局Bの送受信
アンテナ35aへ送信することにより、障害発生無線基
地局Aが移動機8から受信した信号を他の正常無線基地
局Bを介して交換局6へ送信するように構成したもので
ある。
【0016】また、前記した障害発生無線基地局Aが移
動機8から受信した信号を他の正常無線基地局Bを介し
て交換局6が受信した際に、交換局6が障害発生無線基
地局Aとの間で通信を行う他の正常無線基地局Bを介し
て移動機8との通信を行うように制御する制御部36を
交換局6に設けるのが好ましい。
【0017】
【作用】上述した本発明によれば、例えば無線基地局A
の伝送路1に障害が発生した場合、それを無線基地局A
の検知部31が検知し、この検知によって、予備回線制
御装置34が、第1及び第2スイッチ32,33を切り
替えて無線装置15と監視制御装置17とを送受信装置
35に接続する。この接続によって、無線装置15及び
監視制御装置17が扱う信号を、送受信アンテナ14を
介して他の正常無線基地局Bの送受信アンテナ35aへ
送信することにより、障害発生無線基地局Aが移動機8
から受信した信号を他の正常無線基地局Bを介して交換
局6へ送信する。
【0018】この送信によって、交換局6の制御部36
は、交換局6が障害発生無線基地局Aとの間で通信を行
う他の正常無線基地局Bを介して移動機8との通信を行
うように制御する。
【0019】即ち、無線基地局Aの伝送路系の障害時
に、他の無線基地局Bを経由して無線基地局Aと通信を
行っていた移動機8が交換局6と通信を行うことができ
るので、瞬断なく通信サービスを行うことが可能とな
る。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図2は本発明の一実施例の無線基地局予
備回線制御方式による移動体通信システムの構成を示す
図である。この図において図11に示した従来例の各部
に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0021】図2に示す無線基地局Aにおいて、符号3
1は伝送装置16に設けられた検知部、32は無線装置
15に設けられた端子a,b,c,dを有する第1スイ
ッチ、33は監視制御装置17に設けられた端子e,
f,gを有する第2スイッチ、34は予備回線制御装
置、35は送受信装置であり、送受信アンテナ35aが
接続されている。また、交換局6において、符号36a
は交換機、36は制御部である。但し、図2に示す第1
及び第2スイッチ32,33の接続は、通常運用時の状
態を示している。また、無線基地局B及び図示せぬ他の
無線基地局も無線基地局Aと同構成となっている。
【0022】検知部31は、伝送路1又は伝送装置1
6,24の障害及び復旧を検出するものである。予備回
線制御装置34は、検知部31の障害及び復旧の検出に
応じて第1及び第2スイッチ32,33の切替え制御を
行うものであり、図3に示すように構成されている。
【0023】図3において、38は多重分離部、39は
CPUである。CPU39は、検知部31が障害を検出
した際に出力するアラームを監視し、アラームを検出す
ると多重分離部38を介して第1及び第2スイッチ3
2,33の切替制御を行う。多重分離部38は、その切
替制御によって、無線装置15及び監視制御装置17か
ら送られてくる信号を多重し、送受信装置35へ送信す
ると共に、その逆に、送受信装置35からの信号を分離
して、無線装置15、監視制御装置17へ送信する。
【0024】また、CPU39は、検知部31のアラー
ムの復旧を確認すると、多重分離部38を介して無線装
置15、監視制御装置17に対して切替信号を送出し、
第1及び第2スイッチ32,33を通常の運用状態に戻
す切替制御を行う。
【0025】次に、図2に示す送受信装置35は、予備
回線制御装置34の制御により自無線基地局Aの無線信
号および監視制御信号を、他無線基地局Bの伝送路2、
送受信装置(図2には示さず)を経由して送受信するも
のであり、図4に示すように構成されている。
【0026】図4において、符号41,42,43はT
RX(送受信盤)、44はRXAMP(受信増幅装
置)、45はTXAMP(送信増幅装置)、46はDU
P(送受共用器)、47はBPF(バンドパスフィル
タ)、48は受信アンテナである。但し、受信アンテナ
48は図2において省略した。また、受信アンテナ48
が設けられているのは、2つのアンテナ35a及び48
で他の基地局B,Cから送信されてくる同一周波数の電
波を受信し、レベルの高いほうを用いるダイバーシティ
処理を行うためである。
【0027】BPF47で、アンテナ48で受信された
所定周波数(例えばfb )の信号が通過させられ、この
通過した信号がRXAMP44で増幅される。またRX
AMP44では、送受信アンテナ35aで受信されてD
UP46で振り分けられてきた信号も増幅される。これ
ら増幅された信号は、TRX41,42で復調されて予
備回線制御装置34へ送出される。また、予備回線制御
装置34から送られてきた信号は、TRX43で変調さ
れ、TXAMP45で増幅された後、DUP46を介し
てアンテナ35aから送信される。
【0028】図2に示した交換局6の構成を図5に示
す。図5において、50,51は図2に符号24で示し
た伝送装置であり、各無線基地局A,B…毎に対応して
設けられている。交換機36aは回線スイッチ52とそ
のスイッチ52のスイッチング動作の制御を行うCPU
53とを有して構成されており、移動機8への送受信信
号等を処理する。無線基地局集中監視制御装置23は、
無線基地局A,B…および交換機36aの監視制御を行
う機能を持つ。また、制御部36は、ある無線基地局
(例えばA)の伝送路1の障害を検知した場合、その無
線基地局Aで使用する制御用チャネルや通話用チャネル
を他の無線基地局B用の伝送路2に乗せ変える処理を行
う制御を司る。
【0029】このような構成において、通常の通信時に
は、図2に示すように、第1スイッチ32の端子a及び
bが接続され、第2スイッチ33の端子e及びgが接続
されており、移動機8から送信された無線信号と監視制
御装置17で収集した無線装置16の装置状態情報と
が、伝送装置16及び伝送路1を介して交換局6に送信
されている。これによって、移動機8と交換局6間で双
方向通信をリアルタイムで行うことで移動機8は通話が
可能となり、また無線基地局集中監視制御装置23にて
無線基地局Aの監視制御を行うことができる。
【0030】次に、図6を参照して無線基地局Aの伝送
路1に障害が発生した場合を説明する。図6に符号55
で示すように、伝送路1に障害が発生したとする。伝送
装置16の検知部31は常に伝送路1又は伝送装置16
の状態をBER(ビットエラーレート)を測定すること
で監視している。ここで伝送路1に障害が発生すると、
BERの劣化が検知され、これによって伝送路1の障害
が検出されると、検知部31は予備回線制御装置34に
通信障害の発生したことを通知する。この通知を受信し
た予備回線制御装置34は、第1スイッチ32の端子a
とcが接続され、第2スイッチ33の端子fとgが接続
されるように制御する。
【0031】この場合に予備回線制御装置34の制御に
よって送受信装置35に電源が入るようにしてもよい。
このように電源が入るようにする場合、無線基地局Aの
代わりに移動機8の信号を交換局6へ伝達する隣接無線
基地局Bの送受信装置の電源は、交換局6の制御部36
の制御によって入るようにする。
【0032】即ち、送受信装置35は、先のスイッチン
グ制御と共に、送受信装置35の電源をオンとする。こ
れによって、予備回線制御装置34は無線装置15およ
び監視制御装置17から受信した移動機8の信号を送受
信装置35へ送信し、送受信装置35は周囲の隣接する
無線基地局Bへ無線信号を送信する。
【0033】つまり、移動機8の送信信号が無線基地局
Aで受信された後、無線基地局Bへ送信されて、無線基
地局Bから交換局6へ送信されることになる。これによ
って、無線基地局Aのカバーするエリアで移動機8が通
話が可能となり、また交換局6で無線基地局Aの監視制
御を行うことができる。
【0034】この後、検知部31がBERの復旧を測定
し、また交換局6でも無線基地局Aの通信復旧を検出す
ることによって、無線基地局Aの伝送路1(又は伝送装
置16)のどちらかの通信障害の復旧を検出した場合、
その通信障害復旧の信号が予備回線制御装置34へ送出
される。通信障害復旧の信号を受信した予備回線制御装
置34は、第1及び第2スイッチ32,33を、図2に
示した通常状態に戻す。また、送受信装置35の電源を
オフとする。これによって、無線基地局Aの運用状態が
通常状態に戻る。
【0035】次に、隣接する無線基地局Bに通信障害が
発生した場合を、図7を参照して説明する。図7に符号
57で示すように、伝送路2に障害が発生したとする。
無線基地局Bの伝送路2の通信障害を検出した交換局6
は、その制御部36によって、隣接無線基地局Aの伝送
装置16の検知部31を介し、予備回線制御装置34に
無線基地局Bの通信障害発生を通知する。
【0036】この通知信号を受信した予備回線制御装置
34は、第1スイッチ32の端子cとdを接続させる制
御を行うと共に、送受信装置35の電源をオンとする。
これによって、無線基地局Bから送信されてくる信号を
送受信装置35を介して予備回線制御装置34が受け取
り、その内部の多重分離部38を介して無線装置15へ
送信し、ここで、所定の処理を行って伝送装置16へ送
信することができる。これによって、移動機8は無線基
地局B,Aを介して通話を行うことができ、また交換局
6で無線基地局Aの監視制御を行うことができる。
【0037】また、交換局6は、そのCPU53(図5
参照)により前述のように無線基地局Bの伝送路障害を
検知した場合、CPU53の制御によりスイッチ52を
切り替えて無線基地局Aの伝送路1に伝送される信号の
フォーマットを図8に示すような割当てで行う。
【0038】通常運用時には、図8に符号60で示すよ
うに、無線基地局Aの伝送路1に伝送される信号は、例
えばタイムスロット「1」が同期信号、「2」が監視信
号、「3」及び「4」が制御信号、「5」〜「12」が
通話信号用として用いられ、「13」〜「32」までが
空きとなっている。そこでその空きタイムスロットの
「13」〜「24」に、符号61で示すように、伝送路
2が断となった無線基地局Bから送信されてくる同期、
監視、制御及び通話信号を割り当てる。
【0039】また、伝送路2の断が復旧した場合は、交
換局6のCPU53の制御により、元の通常運用時のフ
ォーマットに戻す。更には、隣接する無線基地局におい
て、同一周波数を使用すると干渉を起こすため、周波数
を図9に示すように、それぞれの無線基地局A〜Gから
送信する周波数が隣同士で干渉しないように割り当てて
おくことによって、干渉を回避することが可能となる。
周波数は、ある一定数で繰り返しを行い、有効利用が図
れるようにする。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送路又は無線基地局及び交換局の伝送装置に何らかの
障害が発生した場合や伝送装置の保守の為に伝送路をや
むをえず断とする場合でも、移動電話機へのサービスを
支障なく継続することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例の無線基地局予備回線制御方
式による移動体通信システムの構成を示す図である。
【図3】実施例の予備回線制御装置の構成を示す図であ
る。
【図4】実施例の送受信装置の構成を示す図である。
【図5】実施例の交換局の構成を示す図である。
【図6】実施例の無線基地局予備回線制御方式による移
動体通信システムの伝送路に障害が発生した際の対応制
御を説明するための図である。
【図7】実施例の無線基地局予備回線制御方式による移
動体通信システムの他の伝送路に障害が発生した際の対
応制御を説明するための図である。
【図8】障害発生無線基地局の信号を他の無線基地局の
信号の空きスロットに乗せ変える場合のフォーマットを
説明するための図である。
【図9】実施例における各無線基地局の送受信信号周波
数の割当て例を示す図である。
【図10】従来の移動体通信システムの構成を示す図で
ある。
【図11】図10に示す無線基地局の内部構成を示す図
である。
【符号の説明】
A,B,N 無線基地局 1,2,n 伝送路 6 交換局 8 移動機 15,15′ 無線装置 16,16′,24 伝送装置 17,17′ 監視制御装置 32,32′ 第1スイッチ 33,33′ 第2スイッチ 34,34′ 予備回線制御装置 35 送受信装置 14,35a 送受信アンテナ 36 制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動機と通信する複数の無線基地局と、
    該無線基地局に接続される交換局とを有し、該無線基地
    局が、該交換局又は該移動機の通信信号を受信し、各々
    の伝送路の両端に設けられた伝送装置を介して該移動機
    又は該交換局へ送信する無線装置と、該無線装置の装置
    状態情報を収集し該交換局へ送信すると共に該交換局の
    制御信号を該無線装置へ送信する制御を行う監視制御装
    置とを具備する移動体通信システムにおける無線基地局
    予備回線制御方式において、 前記無線基地局の伝送装置に、該無線基地局及び前記交
    換局の伝送装置及び前記伝送路の障害/復旧を検知する
    検知部を設け、 該無線基地局に、 前記移動機との無線信号の送受信を行う送受信アンテナ
    と、 該送受信アンテナの送受信信号の多重/分離、増幅及び
    変復調を行う送受信装置と、 前記検知部を介して前記伝送装置に接続され、該検知部
    が障害を検知した際に該無線装置と該監視制御装置の該
    送受信装置への接続を制御する予備回線制御装置を設
    け、 前記検知部で障害が検知された際に、該無線装置及び該
    監視制御装置が扱う信号を、前記送受信アンテナを介し
    て他の正常無線基地局の送受信アンテナへ送信すること
    を特徴とする無線基地局予備回線制御方式。
  2. 【請求項2】 前記障害発生無線基地局が前記移動機か
    ら受信した信号を前記他の正常無線基地局を介して前記
    交換局が受信した際に、該交換局が該障害発生無線基地
    局との間で通信を行う該他の正常無線基地局を介して該
    移動機との通信を行うよう制御する制御部を該交換局に
    設けたことを特徴とする請求項1記載の無線基地局予備
    回線制御方式。
  3. 【請求項3】 前記障害を前記交換局が検知した際に、
    前記交換局の制御部が、前記障害発生無線基地局と前記
    送受信アンテナを介して通信を行う正常無線基地局の信
    号伝送路の空きスロットに、該障害発生無線基地局の信
    号を挿入する制御を行うと共に、前記復旧を前記交換局
    が検知した際に、該空きスロットに挿入された該障害発
    生無線基地局の信号を元に戻す制御を行うことを特徴と
    する請求項2記載の無線基地局予備回線制御方式。
  4. 【請求項4】 前記検知部が前記復旧を検知した際に、
    前記予備回線制御装置が、該無線装置と該監視制御装置
    とを前記伝送装置に接続することによって復旧した無線
    基地局を通常運用状態に戻す制御を行うことを特徴とす
    る請求項1〜3の何れかに記載の無線基地局予備回線制
    御方式。
  5. 【請求項5】 前記復旧を前記交換局が検知した際に、
    前記交換局の制御部が、前記通常運用状態となった無線
    基地局と前記送受信アンテナを介して通信を行っていた
    正常無線基地局の送受信装置の機能を停止させて通常運
    用状態に戻す制御を行うことを特徴とする請求項4記載
    の無線基地局予備回線制御方式。
  6. 【請求項6】 前記検知部が前記障害を検知した際に、
    前記予備回線制御装置が障害発生無線基地局の前記送受
    信装置の電源を投入し、該障害発生無線基地局の信号を
    前記送受信アンテナを介して受信する正常無線基地局の
    送受信装置の電源を前記交換局の制御部が投入すること
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の無線基地局
    予備回線制御方式。
  7. 【請求項7】 前記検知部が前記復旧を検知した際に、
    前記予備回線制御装置が障害発生無線基地局の前記送受
    信装置の電源を断とし、該障害発生無線基地局の信号を
    前記送受信アンテナを介して受信する正常無線基地局の
    送受信装置の電源を前記交換局の制御部が断とすること
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の無線基地局
    予備回線制御方式。
  8. 【請求項8】 前記障害発生無線基地局と前記正常無線
    基地局とが前記送受信アンテナを介して通信を行う信号
    に、該正常無線基地局が移動機と通信を行う信号と干渉
    を起こさない異なる周波数を割り当てることを特徴とす
    る請求項1〜7の何れかに記載の無線基地局予備回線制
    御方式。
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