JPH08137852A - 協同執筆文書管理システム - Google Patents

協同執筆文書管理システム

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JPH08137852A
JPH08137852A JP30023494A JP30023494A JPH08137852A JP H08137852 A JPH08137852 A JP H08137852A JP 30023494 A JP30023494 A JP 30023494A JP 30023494 A JP30023494 A JP 30023494A JP H08137852 A JPH08137852 A JP H08137852A
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JP
Japan
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JP30023494A
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English (en)
Inventor
Haruo Igarashi
春雄 五十嵐
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書の協同執筆を支障なく、円滑に行なう。 【構成】 協同執筆者が使用するワークステーション
2、3の画面上に、まず、すべての執筆者が使用できる
共有ウィンドウが表示される。そして、その共有ウィン
ドウには、すべての執筆者が操作できるアイコンが表示
され、そのアイコンの操作により各執筆者が使用する個
人ウィンドウが表示される。一方、ファイルサーバ1に
は、協同執筆される文書を格納したファイルが複数格納
される。そして、このファイルは、共有文書管理ファイ
ル52−1及び個人文書管理ファイル52−41により
共有文書として管理されると同時に個人文書としても管
理される。また、共有文書管理ファイル52−1により
管理されるスケジュール表により編集者が各執筆者に執
筆スケジュールを伝達し、協同執筆者間でスケジュール
の調整と進捗の管理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の執筆者が通信網
で接続された複数のワークステーションにより1つの文
書を協同で執筆するための協同執筆文書管理システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のシステムは、通信網を
介して相互に接続された文書管理サーバと文書編集用の
クライアントから構成される。これらのうち、文書管理
サーバは文書の保管庫として電子的なキャビネットやフ
ォルダを実現する。そして、協同執筆を行なう場合は、
執筆者ごとにキャビネットやフォルダを作成し、そこに
文書を保存するか、又は共通のキャビネットやフォルダ
を作成し、そこに文書を保存する。一方、文書編集クラ
イアントでは、各執筆者が文書を作成し、各執筆者がそ
れぞれ作成した文書は文書管理サーバで一括管理・保管
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような課題があった。一般に、
1つの文書を複数の執筆者が協同で作成する場合、その
作成プロセスは、企画に始まり、執筆者の決定、目次の
作成、執筆担当部分の決定、執筆、読み合わせ、修正、
構成、版数の凍結、改版等多岐にわたる。特に、協同執
筆者同士が地理的に離れた場所にいる場合は、スケジュ
ールの調整と進捗の管理が行なわれること、コメントや
打ち合わせでの決定事項が記録され、いつでも参照でき
ること、版数凍結後に勝手に改ざんされないことが重要
である。
【0004】ところが、従来のシステムは、それぞれの
文書編集クライアントで作成された文書を文書管理サー
バで一括管理・保管し、各執筆者の間で文書を共有する
ことにより執筆プロセスのみを支援する機能を提供して
いるが、作成プロセス全般を支援する機能は提供し得な
かった。即ち、以下の課題があった。 執筆文書のセキュリティを確保すると同時に執筆者間
で相互に文書を参照することができなかった。 協同執筆者個人と協同執筆グループの間でのスケジュ
ールの調整を行なうことができなかった。 協同執筆者同士が打ち合わせを行ない、コメントや決
定事項を記録・参照することができなかった。 複数の執筆者が作成した文書の全体の版数を凍結し、
その後の改ざんを防止することができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の協同執筆文書管
理システムは、上述した課題を解決するため、通信網を
介して相互に接続されたファイルサーバと、複数のワー
クステーションとから成るシステムにおいて、以下の点
を特徴とするものである。 (1) ファイルサーバに格納される複数の協同執筆ファイル
群を備える。 当該複数の協同執筆ファイル群毎に設けられ、各ワー
クステーションによる協同執筆ファイル群を使用した文
書の執筆を管理する執筆者情報、及び文書の版数を管理
する版数情報を格納した共有文書管理ファイルを備え
る。 複数の協同執筆ファイル群毎に設けられ、共有文書管
理ファイル内の執筆者情報により管理されつつ、執筆作
業が可能な文書ファイル名を格納する複数の個人文書フ
ァイル群を備える。 複数の協同執筆ファイル群毎に設けられ、前記各個人
文書ファイル群に格納された文書ファイル名の文書の執
筆作業のスケジュールを格納するスケジュール表ファイ
ルを備える。 複数の協同執筆ファイル群毎に設けられ、各個人文書
ファイル群に格納された文書ファイル名の文書の執筆に
必要な情報を掲示する掲示板ファイルを備える。
【0006】(2)(1)のシステムにおいて、以下を
特徴とする。 複数の個人文書ファイル群に設けられ、各個人文書フ
ァイル群に格納された文書ファイル名の文書の執筆に必
要な情報を伝達する伝言板ファイルを備える。 各個人文書ファイル群に格納された文書ファイル名の
文書を構成する各部分文書を参照及び編集する文書エデ
ィタを備える。
【0007】(3)(1)のシステムにおいて、以下を
特徴とする。文書エディタは、各部分文書についての協
同執筆作業ウィンドウを開く時に、入力されたユーザI
Dとパスワードを照合し、これらが認証された場合は、
当該文書エディタを起動する際にその編集機能を有効と
し、これらが認証されない場合は、当該文書エディタを
起動する際にその編集機能を無効とする。 (4)(1)のシステムにおいて、以下を特徴とする。 各協同執筆ファイル群の共有文書管理ファイルの版数
情報は、個人文書ファイル群の更新を禁止するための版
数凍結フラグを備える。 当該版数凍結フラグがワークステーションの操作によ
り設定され、再び解除されるまでの間、その協同執筆文
書全体の版数が設定されて、その協同執筆文書に含まれ
るすべての文書に対する更新が禁止される。
【0008】
【作用】
(1)協同執筆者が使用するワークステーションの画面
上に、まず、すべての執筆者が使用できる共有ウィンド
ウが表示される。そして、その共有ウィンドウには、す
べての執筆者が操作できるアイコンが表示される。その
アイコンの操作により各執筆者が使用する個人ウィンド
ウが表示される。一方、ファイルサーバには、協同執筆
される文書を格納したファイルが複数格納される。そし
て、このファイルは、共有文書管理ファイル及び個人文
書管理ファイルにより共有文書として管理されると同時
に個人文書としても管理される。この結果、各執筆者が
他の執筆者により妨害されることなく、各自の担当の部
分文書を執筆することができる。また、共有文書管理フ
ァイルにより管理されるスケジュール表により編集者が
各執筆者に執筆スケジュールを伝達し、協同執筆者間で
スケジュールの調整と進捗の管理を行なうことが可能と
なる。協同文書管理ファイルの掲示板にはすべての執筆
者に共通の情報が表示され、また、個人文書管理ファイ
ルの伝言板には各執筆者に固有の情報が表示される。こ
の結果、協同執筆者同士の打ち合わせが円滑に行なわれ
る。
【0009】(2)(1)において、共有ウィンドウ中
の伝言板アイコンの操作により個人文書ファイル内の伝
言板ファイルに個々の執筆者への伝言が格納される。ま
た、共有ウィンドウ中の文書アイコンの操作により個人
文書ファイル内の部分文書の参照及び編集ができる。こ
の結果、編集者は執筆者毎に他の執筆者との調整事項や
決定事項を伝達することができ、各執筆者はこの伝言を
参照しながら自己に分担された章や編等の部分文書を作
成できる。
【0010】(3)(1)において、執筆者が共有ウィ
ンドウ中の文書アイコンを操作して個人ウィンドウを表
示する際、ユーザIDとパスワードを入力することによ
り、その文書アイコンで表示された部分文書を担当する
執筆者であることが認証される。そして、執筆者本人に
対しては部分文書の編集が許可され、本人以外に対して
はその部分文書の参照のみが許可され、編集が禁止され
る。この結果、文書の作成上のセキュリティを向上させ
ることができる。
【0011】(4)(1)において、共有執筆文書管理
ファイルの版数情報に版数凍結フラグを設け、このフラ
グを設定することにより、すべての部分文書の更新が禁
止される。この結果、文書の版が固定され、その時点で
の内容で出版することが可能となる。更に、版数凍結フ
ラグを解除することにより、各執筆者による部分文書の
更新作業が進められる。この結果、再出版する際は、版
数が改められ、改訂された版として出版することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の協同執筆文書管理システ
ムの一実施例のブロック図である。図中に示すファイル
構造は、協同執筆の文書に関してファイルサーバに格納
されるファイルの例である。図示のシステムは、通信網
10に接続された、ファイルサーバ1、ワークステーシ
ョン2、3等から成る。通信網10は、ローカルエリア
ネットワークや広域網などで構成される。ファイルサー
バ1は、ワークステーション2、3等からの通信網10
を介した指示により、各執筆者により作成された文書な
どを記憶装置11に保存したり、検索したりすることが
できる。記憶装置11は、ハードディスク装置等であ
り、ファイルサーバ1に接続されている。
【0013】ファイルサーバ1には、複数の協同執筆フ
ァイル群52、53が格納され、複数の協同執筆ファイ
ル群52毎に、共有文書管理ファイル52−1、個人文
書ファイル群52−4、スケジュール表ファイル52−
2、掲示板ファイル52−3が設けられている。各協同
執筆ファイル群52は、協同執筆文書管理ファイル51
により管理される。共有文書管理ファイル52−1は、
各ワークステーション2、3等による協同執筆ファイル
群52を使用した文書の執筆を管理する執筆者情報、及
び文書の版数を管理する版数情報を格納している。個人
文書ファイル群52−4は、協同執筆者の数だけ作成さ
れ、共有文書管理ファイル52−1内の執筆者情報によ
り管理されつつ、執筆作業が可能な文書ファイル名を格
納している。この個人文書ファイル群52−4には、伝
言板ファイル52−42が設けられている。伝言板ファ
イル52−42は、各個人文書ファイル群52−4に格
納された文書ファイル名の文書の執筆に必要な情報を担
当の執筆者に伝達するためのものである。
【0014】スケジュール表ファイル52−2は、各個
人文書ファイル群52−4に格納された文書ファイル名
の文書の執筆作業のスケジュールを格納している。掲示
板ファイル52−3は、各個人文書ファイル群52−4
に格納された文書ファイル名の文書の執筆に必要な情報
を掲示するためのものである。即ち、ファイルサーバ1
には、協同執筆文書管理ファイル51が1つ作成され
る。また、協同執筆作業毎に協同執筆ファイル群52,
53が作られ、1つの協同執筆ファイル群52には、共
有文書管理ファイル52−1、スケジュール表ファイル
52−2、掲示板ファイル52−3がそれぞれ1つ作成
され、更に協同執筆者の数だけ個人文書ファイル群52
−4が作成される。1つの個人文書ファイル群52−4
には個人文書管理ファイル52−41、伝言板ファイル
52−42がそれぞれ1つ作成され、更に部分文書(個
人文書ファイル)52−43、52−44、52−4n
が執筆文書ごとに作成される。図中の矢印は、ファイル
間の参照をわかりやすく示すためのものであり、矢印の
根もとのファイルが矢で示されたファイルを参照してい
ることを示す。
【0015】ワークステーション2、3等は、ディスプ
レイやキーボード等を備えており、協同執筆文書等を作
成するために各執筆者により使用される。これらのワー
クステーション2、3等は、各個人文書ファイル群52
−4に格納された文書ファイル名の文書を構成する各部
分文書52−43、52−44、52−4nを参照及び
編集する文書エディタ20を備える。この文書エディタ
20は、各部分文書52−43、52−44、52−4
nについての協同執筆作業ウィンドウを開く時に、入力
されたユーザIDとパスワードを照合する。そして、こ
れらが認証された場合は、当該文書エディタを起動する
際にその編集機能を有効とする。一方、これらが認証さ
れない場合は、当該文書エディタ20を起動する際にそ
の編集機能を無効とする。
【0016】図2は、執筆者Aのワークステーションに
表示された協同作業スペースの例である。今、執筆者A
が2つの文書の協同執筆作業を行なっているとする。1
つは文書名が「コンピュータのしくみ」という文書で、
執筆者Aを含む3人(執筆者A、B、C)の協同作業に
より執筆される。もう1つは文書名が「運用マニュア
ル」という文書で、執筆者Aを含む3人(執筆者A、
E、F)の協同作業により執筆される。ワークステーシ
ョンの画面には、それぞれの協同作業毎に協同作業スペ
ースとして共有ウィンドウ21、22が表示される。共
有ウィンドウ21には、協同執筆される文書名「コンピ
ュータのしくみ」の文書についてのスケジュール表、掲
示板、版数、執筆者のアイコン21−1〜21−6が表
示される。共有ウィンドウ22には、協同執筆される文
書名「運用マニュアル」の文書についてのスケジュール
表、掲示板、版数、執筆者のアイコン22−1〜22−
6が表示される。
【0017】図3は、執筆者Aが自分のワークステーシ
ョンに表示された協同作業スペース中の執筆者アイコン
で、執筆者A自身のアイコンを操作して個人作業スペー
スを開いた場合の個人ウィンドウの画面の例である。こ
の個人ウィンドウには、その執筆者への伝言板、その執
筆者が執筆中の文書の各章(図示の例では第1章、第2
章、第3章)をそれぞれ伝言板アイコン30及び文書ア
イコン31、32、33で表示する。図4は、ユーザI
Dとパスワードの入力画面例を示す。キーボードから入
力されたユーザID及びパスワードは、それぞれ図示の
各フィールド41、42に表示される。図5は、執筆者
Aが第1章の内容の編集を行なう際の文書エディタ画面
の表示例である。この表示は、図3で示される個人ウィ
ンドウに表示された文書アイコン(図示の例では第1章
のアイコン)31を操作して文書エディタを起動するこ
とにより表示される。図6は、協同執筆文書管理ファイ
ルの詳細を示す。このファイルには、共有文書管理ファ
イル52−1の個数61と、それぞれの共有文書管理フ
ァイル名62−1〜62−nが格納される。
【0018】図7は、共有文書管理ファイル52−1の
詳細を示す。このファイルには、執筆者情報71、版数
情報72、スケジュール表ファイル名73、掲示板ファ
イル名74が格納される。そして、執筆者情報71に
は、執筆者毎に執筆者名71−1、執筆者を識別するた
めのユーザID71−2、パスワード71−3、個人文
書管理ファイル名71−4が、執筆者の数だけ格納され
る。更に、版数情報72には、版数72−1、版数凍結
フラグ72−2、版数を凍結する権限を与えられた人の
ユーザID72−3、パスワード72−4、版数凍結日
付72−5が格納される。版数凍結フラグ72−2は、
個人文書ファイル群52−4の更新を禁止するためのフ
ラグであり、例えば、“1”のとき、更新禁止、“0”
のとき、解除を示す。
【0019】図8は、個人文書管理ファイル52−41
の詳細を示す。図示のように、伝言板ファイル名81が
それぞれ1つ格納され、更に文書名82とその文書の文
書ファイル名83が、その個人が執筆する文書の数だけ
作成される。
【0020】次に、上述したシステムの動作を説明す
る。図9は、共有ウィンドウを開くときの協同執筆者チ
ェックの例を示す。ステップS91で図4の画面により
ユーザIDとパスワードが入力される。そのユーザID
とパスワードは、ステップS92で共用文書管理ファイ
ルに格納されている協同執筆者全員のユーザID及びパ
スワードと照合される。そして、ステップS93で一致
した場合にのみ共有ウィンドウが開かれる。このように
して、協同執筆者以外の部外者からのアクセスを防ぐこ
とが可能である。
【0021】図10は、図3の文書アイコンにより文書
データを起動する際に、執筆者本人であることをチェッ
クする例を示す。ここに、図10の処理の前に、文書デ
ータは更新を許すか禁止するかを、文書データの起動時
に指定することができることを前提とする。まず、ステ
ップS1では共用文書管理ファイルの執筆者情報とそれ
から参照される個人文書管理ファイル52−41から、
その文書の執筆者のユーザIDとパスワードを取得す
る。そして、ステップS2で、このユーザID及びパス
ワードと、図9の協同執筆作業ウィンドウを開く時に入
力されたユーザID及びパスワードを比較する。これが
等しければ執筆者本人であることがわかり、その場合
は、ステップS3で文書エディタの更新機能を有効とし
て、ステップS4で文書エディタを起動する。また、等
しくない場合は、ステップS5で文書エディタの更新機
能を無効としてステップS4で文書エディタを起動す
る。このようにして、執筆者本人以外は、その文書を更
新することが禁止されることになり、セキュリティが確
保されると同時に、参照のみなら本人以外でも行なうこ
とが可能となる。
【0022】図11は、特定の権限者だけが版数を凍結
することができるようにする処理例を示す。ステップS
11では、特定の権限者のユーザID及びパスワードが
予め共有文書管理ファイル52−1の版数情報に格納さ
れているので、それを版数凍結権限者のユーザID及び
パスワードとして取得する。そして、ステップS12
で、このユーザID及びパスワードを図9の協同執筆作
業ウィンドウを開くときに入力されたユーザID及びパ
スワードと比較し、これらが等しければ版数を凍結する
権限者であることがわかる。従って、ステップS13
で、その場合は版数を入力し、ステップS14で版数凍
結を指示する。その結果、共有文書管理ファイル52−
1の版数情報の版数凍結フラグが“1”に設定される。
【0023】図12は、特定の権限者だけが版数凍結を
解除することができるようにした処理例を示す。ステッ
プS21では、特定の権限者のユーザID及びパスワー
ドが予め共有文書管理ファイル52−1の版数情報に格
納されているので、これを版数凍結権限者のユーザID
及びパスワードとして取得する。そして、ステップS2
2で、このユーザID及びパスワードを図9の協同執筆
作業ウィンドウを開くときに入力されたユーザID及び
パスワードと比較する。この比較の結果、両者が等しけ
れば版数を解除する権限者であることがわかるので、ス
テップS23で版数解除を指示する。その結果、共有文
書管理ファイル52−1の版数情報の版数凍結フラグが
“0”に設定される。
【0024】図13は、一度版数を設定し、凍結が行な
われた後は、その版数凍結を解除するまで、前述した個
人ウィンドウからの文書エディタによる文書の編集が禁
止され、参照だけが許される処理例を示す。図10の例
で示した文書データ起動時の執筆者チェックにより、そ
の執筆者であることが確認された後、図13で示す版数
凍結チェックが行なわれるものとする。図11及び図1
2の処理により、共用文書管理ファイルの版数情報の凍
結フラグは、版数が凍結されているときは“1”に、凍
結されていないかあるいは解除されている場合は“0”
に設定されている。従って、ステップS31でこのフラ
グを参照し、“1”の場合は、ステップS32で文書エ
ディタの更新機能を無効としてステップS33で文書エ
ディタを起動する。また、“0”の場合はステップS3
4で文書エディタの更新機能を有効としてステップS3
3で文書エディタを起動する。このようにして、版数が
凍結されていないか、あるいは版数の凍結が解除されて
いる場合に文書を作成変更することが可能となり、版数
が凍結された後は参照だけを許すことになる。従って、
文書の改ざんを防止することができる。
【0025】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、種々の変形が可能であることはもちろん
である。例えば、ファイルサーバは、通信網に1台のみ
接続するようにしているが、複数台接続するようにして
も差し支えない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の協同執筆
文書管理システムによれば、ファイルサーバにおいて執
筆者毎に部分文書を管理し、スケジュール表ファイル、
掲示板ファイル、伝言板ファイルを設け、通信網を介し
たワークステーションによりスケジュールを調整しつ
つ、記載事項の調整や共通した決定事項の伝達を行なう
ようにしたので、1つの文書を複数の執筆者が協同で作
成する場合、協同執筆者同士が地理的に離れた場所にい
る場合でも、以下のような効果が発揮される。 執筆文書のセキュリティを確保すると同時に執筆者間
で相互に文書を参照することができる。 協同執筆者個人と協同執筆グループの間でのスケジュ
ールの調整を行なうことができる。 協同執筆者同士が打ち合わせを行ない、コメントや決
定事項を記録・参照することができる。 複数の執筆者が作成した文書の全体の版数を凍結し、
その後の改ざんを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の協同執筆文書管理システムの一実施例
のブロック図である。
【図2】共有ウィンドウの一例の説明図である。
【図3】個人ウィンドウの一例の説明図である。
【図4】ユーザID及びパスワード入力画面の一例の説
明図である。
【図5】文書エディタの起動後の画面例の説明図であ
る。
【図6】協同執筆文書管理ファイルの詳細な構成の説明
図である。
【図7】共有文書管理ファイルの詳細な構成の説明図で
ある。
【図8】個人文書管理ファイルの詳細な構成の説明図で
ある。
【図9】共有ウィンドウのオープン時の執筆者チェック
処理の一例を説明するフローチャートである。
【図10】文書エディタ起動時の執筆者チェック処理の
一例を説明するフローチャートである。
【図11】版数の凍結処理の一例を説明するフローチャ
ートである。
【図12】版数の凍結の解除処理の一例を説明するフロ
ーチャートである。
【図13】文書エディタ起動時の版数凍結チェック処理
の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファイルサーバ 2 ワークステーション 10 通信網 52 協同執筆ファイル群 52−1 共有文書管理ファイル 52−2 スケジュール表ファイル 52−3 掲示板ファイル 52−4 個人文書ファイル群 52−41 個人文書管理ファイル 52−42 伝言板ファイル 52−43〜52−4n 部分文書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/60

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を介して相互に接続されたファイ
    ルサーバと、複数のワークステーションとから成るシス
    テムにおいて、 前記ファイルサーバに格納される複数の協同執筆ファイ
    ル群と、 当該複数の協同執筆ファイル群毎に設けられ、前記各ワ
    ークステーションによる協同執筆ファイル群を使用した
    文書の執筆を管理する執筆者情報、及び文書の版数を管
    理する版数情報を格納した共有文書管理ファイルと、 前記複数の協同執筆ファイル群毎に設けられ、前記共有
    文書管理ファイル内の執筆者情報により管理されつつ、
    執筆作業が可能な文書ファイル名を格納する複数の個人
    文書ファイル群と、 前記複数の協同執筆ファイル群毎に設けられ、前記各個
    人文書ファイル群に格納された文書ファイル名の文書の
    執筆作業のスケジュールを格納するスケジュール表ファ
    イルと、 前記複数の協同執筆ファイル群毎に設けられ、前記各個
    人文書ファイル群に格納された文書ファイル名の文書の
    執筆に必要な情報を掲示する掲示板ファイルとから成る
    ことを特徴とする協同執筆文書管理システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の個人文書ファイル群に設けら
    れ、前記各個人文書ファイル群に格納された文書ファイ
    ル名の文書の執筆に必要な情報を伝達する伝言板ファイ
    ルと、 前記各個人文書ファイル群に格納された文書ファイル名
    の文書を構成する各部分文書を参照及び編集する文書エ
    ディタとを備えたことを特徴とする請求項1記載の協同
    執筆文書管理システム。
  3. 【請求項3】 前記文書エディタは、前記各部分文書に
    ついての協同執筆作業ウィンドウを開く時に、入力され
    たユーザIDとパスワードを照合し、これらが認証され
    た場合は、当該文書エディタを起動する際にその編集機
    能を有効とし、これらが認証されない場合は、当該文書
    エディタを起動する際にその編集機能を無効とすること
    を特徴とする請求項1記載の協同執筆文書管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記各協同執筆ファイル群の共有文書管
    理ファイルの版数情報は、個人文書ファイル群の更新を
    禁止するための版数凍結フラグを備え、 当該版数凍結フラグがワークステーションの操作により
    設定され、再び解除されるまでの間、その協同執筆文書
    全体の版数が設定されて、その協同執筆文書に含まれる
    すべての文書に対する更新が禁止されることを特徴とす
    る請求項1記載の協同執筆文書管理システム。
JP30023494A 1994-11-09 1994-11-09 協同執筆文書管理システム Pending JPH08137852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30023494A JPH08137852A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 協同執筆文書管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30023494A JPH08137852A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 協同執筆文書管理システム

Publications (1)

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JPH08137852A true JPH08137852A (ja) 1996-05-31

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ID=17882332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30023494A Pending JPH08137852A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 協同執筆文書管理システム

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JP (1) JPH08137852A (ja)

Cited By (7)

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