JPH08136349A - 熱等の自動検出装置 - Google Patents

熱等の自動検出装置

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JPH08136349A
JPH08136349A JP27144394A JP27144394A JPH08136349A JP H08136349 A JPH08136349 A JP H08136349A JP 27144394 A JP27144394 A JP 27144394A JP 27144394 A JP27144394 A JP 27144394A JP H08136349 A JPH08136349 A JP H08136349A
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JP
Japan
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temperature
sensor
image
signal
infrared sensor
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Application number
JP27144394A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yamamoto
隆洋 山本
Shunichi Ikemoto
俊一 池本
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ANIMA DENSHI KK
Original Assignee
ANIMA DENSHI KK
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Publication date
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Publication of JPH08136349A publication Critical patent/JPH08136349A/ja
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B17/00Fire alarms; Alarms responsive to explosion
    • G08B17/12Actuation by presence of radiation or particles, e.g. of infrared radiation or of ions
    • G08B17/125Actuation by presence of radiation or particles, e.g. of infrared radiation or of ions by using a video camera to detect fire or smoke

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  • Business, Economics & Management (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 赤外線センサー2及び監視カメラ3を電動旋
回部4上に支持し、同旋回部4を旋回駆動することによ
り監視カメラ3により測定対象物1の複数の箇所を順次
撮影しながらセンサー2により撮影箇所の温度を順次検
出して行く。モニターテレビ6には撮影箇所の映像が映
し出されており、画像処理装置5が上記センサー2から
の信号に基づいて何れかの撮影箇所の温度異常を検出す
ると警報を発すると共にモニター画面6a上に検出温度
を表示して警告を行うように構成する。 【効果】 温度異常というモニターテレビ6には写らな
い異常状態を検出し報知することができ、しかも測定対
象物の全域を一個の赤外線センサーで検出することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業設備等の測定対象
物の熱(温度異常)、煙の発生、火花の発生等を自動的
に検出して報知することのできる熱等の自動検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】労働時間の短縮、リストラ、熟練技術者
の高齢化、退職等で産業設備の保守、保全が問題化して
いる。その為、従来より監視カメラによる集中監視の方
法が採用されているが、監視カメラは基本的に監視者が
常時モニター画面を見続ける必要があり、そのため見損
なったり、見誤ったりして重大な異常を見落とすことが
あり問題があった。
【0003】そこで、工場設備等の異常をいち早く発見
し、対応することで、大事故等に至るのを未然に防止す
るためには、監視者が常時モニターを見る必要がなく、
監視カメラにより各種異常を自動的に検出し報知し得る
無人監視カメラが必要となってきた。
【0004】このため従来より、ビデオカメラで危険区
域等を撮影し、同危険区域を映したモニターテレビの画
面上にセンサーポイントを設定し、危険区域内に物体が
進入してテレビ画面上に映し出された同物体が上記セン
サーポイントに接触したとき、上記センサーポイント上
の輝度信号の変化を検出することにより、上記危険区域
内への物体の進入という異常を自動的に検出し報知し得
る無人監視カメラが提案されている(実公平4−165
40号、特公平4−27759号、特公平6−1474
4号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
装置では、テレビ画面上に映る物体(例えば、人、動
物、車両、クレーン等)は検出可能であるが、温度異常
等のテレビ画面に写らない状況の変化は検出することが
できず、工場設備等の監視という点からして今一つ適用
範囲が限定されるとの欠点がある。
【0006】また、温度異常を検出する装置としてサー
モグラフィーが存在するが、かかる装置は温度を測定し
てその温度パターンをモニター画面上に表示するだけで
あり、装置そのものに異常温度を自動的に検出する機能
はなく、異常温度であるか否かは監視者が上記温度パタ
ーンを見て判断する必要があるという欠点がある。ま
た、サーモグラフィーは1セットの価格が非常に高く、
メンテナンスも年一度必ず部品の取り替え等が必要で維
持費も高いので、多数の装置を各種設備に常時設置する
ことができず、どうしても持ち回って監視することにな
り、異常の発生をタイムリーに検出することが難しいと
の欠点もある。
【0007】本発明は、上記従来装置の欠点に鑑みて、
測定対象物の温度異常、煙、火花の発生等の画像変化を
自動的に検出し得て、産業設備等の温度異常等の発生を
いち早く自動的に発見しかつ警告することができ、監視
者等を常時配置することなく、大事故等を未然に防止し
得る熱等の自動検出装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】また本発明は、監視カメラと赤外線センサ
ーを角度調整可能に支持し、上記カメラ及びセンサーの
角度を変更していくことで測定対象物の全域の温度を監
視することができ、かつ温度異常の発生箇所をモニター
テレビ等の表示手段により確認することのできる熱等の
自動検出装置を提供することを目的とする。
【0009】また本発明は、監視カメラと赤外線センサ
ーを角度調整可能に支持し、上記カメラ及びセンサーの
角度を変更していくことで測定対象物の複数箇所の温度
を検出可能とすることにより、少なくとも1個の赤外線
センサーにより測定対象物の全域について温度を監視す
ることのできる熱等の自動検出装置を提供することを目
的とする。
【0010】また本発明は、監視カメラからの映像信号
に基づいて上記各撮影箇所における画像の変化を検出す
ることで、測定対象物の全域の煙、火花の発生等を監視
することができる熱等の自動検出装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1に、測定対象物を撮影し得る監視カメ
ラと、同カメラの撮影箇所の温度を検出し得る赤外線セ
ンサーと、上記監視カメラと赤外線センサーを角度調整
可能に支持する電動旋回手段と、上記電動旋回手段を以
って上記監視カメラと赤外線センサーの角度を変更して
上記測定対象物の複数の箇所の温度を検出可能とする駆
動制御手段と、上記監視カメラで撮影する各撮影箇所の
映像を映し出す表示手段と、上記各撮影箇所において上
記赤外線センサーからの温度検出信号に基づいて上記測
定対象物の撮影箇所が温度異常であるか否を検知する異
常検出手段と、同異常検出手段の温度異常検出動作に基
づいて上記表示手段に警告表示を行う表示制御手段と、
上記温度異常検出動作に基づいて警報信号を発生する警
報信号発生手段とを具備するものであることを特徴とす
る熱等の自動検出装置、第2に、上記駆動制御手段は、
異常検出手段による温度異常検出動作に基づいて上記電
動旋回手段の駆動を停止するものであることを特徴とす
る上記第1記載の熱等の自動検出装置、第3に、上記表
示制御手段は、上記異常検出手段による温度異常検出動
作に基づいて上記表示手段に上記赤外線センサーで検出
した異常温度を表示するものであることを特徴とする上
記第1又は2記載の熱等の自動検出装置、第4に、監視
カメラからの映像信号に基づいて表示手段上に複数のセ
ンサーポイントを設定するポイント設定手段と、上記各
撮影箇所における映像信号を所定時間間隔で比較して同
比較動作により上記センサーポイント上の画像の変化を
検出し得る画像検出手段と、同検出手段の検出動作に基
づいて画像の変化を検出したセンサーポイント位置を上
記表示手段に表示し得るマーカー表示手段とを具備し、
上記画像の変化の検出動作に基づいて上記警報信号発生
手段により警報信号を発生するものであることを特徴と
する上記第1又は2又は3記載の熱等の自動検出装置、
第5に、上記駆動制御手段は、画像検出手段による画像
変化の検出動作に基づいて上記電動旋回手段の駆動を停
止するものであることを特徴とする上記第4記載の熱等
の自動検出装置、により構成されるものである。
【0012】
【作用】第1の発明 駆動制御手段は電動旋回手段を以
って監視カメラ及び赤外線センサーの角度を例えば所定
時間間隔で順次変更して行き、上記監視カメラで測定対
象物の複数の箇所を順次撮影しながらその撮影箇所の温
度を上記赤外線センサーにより検出して行く。これによ
り上記測定対象物の全域について監視動作を行うことが
できる。表示手段には上記監視カメラで撮影した測定対
象物の撮影箇所の映像が順次映し出される。上記測定対
象物の何れかの撮影箇所において異常検出手段が赤外線
センサーの温度検出信号に基づいて温度異常を検出する
と、かかる検出動作に基づいて表示制御手段が上記表示
手段に警告表示(例えば、検出した異常温度を警告とし
て表示すること)を行う。また、上記異常温度検出動作
に基づいて警報信号発生手段が警報信号を発生する。従
って、上記測定対象物の何れかの撮影箇所に温度異常が
あれば、その箇所及び警告表示を表示手段上に表示する
ことができ、上記警報信号に基づいて警報等を発するこ
とにより温度異常があった旨を警報することができる。
【0013】第2の発明 駆動制御手段は上記異常検出
手段の温度異常検出動作に基づいて電動旋回手段の駆動
を停止する構成であるため、温度異常の発生箇所を表示
手段の映像により確実に確認することができる。
【0014】第3の発明 表示制御手段は上記異常検出
手段の温度異常検出動作に基づいて上記赤外線センサー
で検出した上記撮影箇所の異常温度を表示(例えばデジ
タル表示)するものであるから、上記温度異常発生箇所
の異常温度を上記表示手段で直ちに確認することができ
る。
【0015】第4の発明 画像検出手段は、各撮影箇所
において監視カメラから入力する映像信号を所定時間間
隔で比較して同比較動作により各センサーポイント上の
画像の変化を検出する。上記検出手段が上記比較動作に
基づいて特定のセンサーポイント上の画像変化を検出す
ると、マーカー表示手段が上記検出動作により検出した
センサーポイント位置を上記表示手段に表示する。これ
により、測定対象物の何れかの撮影箇所において例えば
火花、煙等が発生した場合、かかる火花等の発生箇所を
表示手段に表示することができる。また、上記検出動作
に基づいて警報信号発生手段から警報信号が発生するた
め、かかる警報信号に基づいて警報等を発すことによ
り、上記画像の変化があった旨を報知することができ
る。従って、上記赤外線センサーによる異常温度検出機
能と相俟って、測定対象物における温度異常の発生及び
画像変化(煙、火花等の発生)を検出し得て、異常発生
箇所を表示手段に表示し、かつ報知することができる。
【0016】第5の発明 駆動制御手段は、画像検出手
段による画像変化の検出動作に基づいて上記電動旋回手
段の駆動を停止する。従って、画像変化が発生した測定
対象物の箇所を表示手段の映像により確実に確認するこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例
を詳細に説明する。図1は本発明に係る熱等の監視装置
の全体構成を示す図である。かかる図において1は温度
(熱)等の測定対象物、2は温度を測定するための赤外線
センサー、3は上記赤外線センサー2上又はその他の部
材に所定角度で固設され、上記センサー2の赤外線検出
エリアを撮影可能な監視カメラ(例えばCCDカメ
ラ)、4は上記赤外線センサー2及び上記監視カメラ3
の位置を上下左右等に駆動するための電動旋回部(電動
旋回手段)である。
【0018】5は上記監視カメラ3で捕らえた測定対象
物1の映像信号をモニターテレビ6に送出すると共に、
上記赤外線センサー2、監視カメラ3からの信号に基づ
いて温度異常、火花、煙等の発生を検出するための画像
処理装置、6は上記監視カメラ3で捕らえた測定対象物
を映し出すと共に、上記センサー2で検出した上記対象
物1の火花等の発生箇所及び検出温度等を上記装置5か
らの信号に基づいて表示する上記モニターテレビ(表示
手段)である。
【0019】上記電動旋回部4は上記画像処理装置5か
らの信号に基づいて上記赤外線センサー2及び監視カメ
ラ3を上下左右、及び斜め上下方向に駆動するものであ
り、これにより同カメラ3で図3に示すような測定対象
物1における予め定められた複数の撮影箇所(E1乃至
E37)を順次撮影し、同時に各撮影箇所における測定
対象物の温度を上記赤外線センサー2により順次測定す
る。上記画像処理装置5は何れかの撮影箇所で温度異
常、火花の発生等を検出すると電動旋回部4の駆動を停
止し、ブザー等で異常を知らせるようになっている。
尚、図1中のモニター画面6aには撮影箇所E1が映し
出されている。
【0020】上記監視カメラ3はその撮影エリアa1
(図1)が上記赤外線センサー2の赤外線検出エリアa
2と一致するように予め角度調整されており、かかる所
定角度で上記赤外線センサー2と共に電動旋回部4上に
固定されている。そして、後述する温度検出動作に伴う
電動旋回制御回路30(図2参照)からの駆動信号によ
り、上記電動旋回部4が上下左右方向及び斜め上下方向
にセンサー2及び監視カメラ3を旋回駆動し、これによ
り図3に示す37カ所の各撮影箇所E1乃至E37を順
次監視していくように構成している。
【0021】次に図2に基づいて上記装置5の具体的構
成を詳細に説明する。上記各撮影箇所E1乃至E37に
おいて上記電動旋回部4は所定時間間隔毎に停止し、所
定時間停止した撮影箇所(例えばE1)において監視カ
メラ3で撮影した映像信号は画像処理装置5のビデオ入
力端子7に入力する。
【0022】8は上記映像信号より装置のクロックとし
ての同期信号を分離する同期分離回路、9は同期信号か
ら水平同期信号を分離する水平同期分離回路である。1
0は上記水平同期信号に基づいて1画面の水平ライン1
Hを128ドットに分割すると共に1画面(1フィール
ド)の262.5ラインから104ラインを選択して垂
直方向を104ドットに分割するためのアドレス発生回
路であり、これにより1画面に水平128点、垂直10
4点の13312点のサンプリングポイントとしてのセ
ンサーポイントを設定するものである(図4参照)。ま
た上記センサーポイントを設定すると同時にこれらのポ
イントをセレクター11を介してRAM13のアドレス
として割り付けて、同RAM13内に全センサーポイン
トの輝度信号レベルを記憶できるように構成している。
これにより、センサーポイント位置をRAM13内で記
録/更新を繰り返すことができる。このように1331
2点のセンサーポイントを設定することにより、火花、
煙等のモニター画面6a上で微小な物体の輝度信号レベ
ルの変化を検出することができるようになる。尚、上記
センサーポイントの数はこれに限定されることはなく、
被写体に応じて増加、減少することができる。
【0023】12は6ビットのA/D変換器であり、上
記同期分離回路8からの同期信号に基づいて上記輝度信
号を1フィールド毎にデジタル信号に変換し、64段階
の白、黒の濃度変化(階調)に区分するものである。該
A/D変換器12は変換後のデジタル信号をROM14
及び上記RAM13に送出する。尚、上記A/D変換器
12によりA/D変換されたデータのサンプリング点数
は13312点で上記RAM13のセンサーポイント数
と対応している。
【0024】13は上記デジタル信号を記憶する上記R
AMであり、上記A/D変換器12から入力する1フィ
ールド分のデジタル信号の内、上記センサーポイント上
における輝度レベルをサンプリングデータとして各アド
レスに記憶するものである。上記RAM13は最初に入
力するサンプリングデータを旧サンプリングデータとし
て記憶しておき、同データを上記ROM14に送り出
す。そして、上記ROM14において上記A/D変換器
12から順次入力する新サンプリングデータと上記旧サ
ンプリングデータとが比較される。そして上記RAM1
3の旧サンプリングデータは後述する動作、即ちモニタ
ー画面6a上のマーカ位置の濃度変化(輝度信号の変
化)が検出され感知用RAM17にアラーム信号が入力
したことに基づいて、上記A/D変換器12から入力す
る新たなサンプリングデータに更新されるようになって
いる。従って上記アラーム信号がないと上記RAM13
の書き換えは行われない。尚、本実施例では上記アドレ
ス発生回路10及びRAM13によりポイント設定手段
を構成している。
【0025】15は上記RAM13、感知用RAM17
の書き込みを制御するRAM制御回路であり、上記水平
同期信号に基づいて所定のタイミングで上記各RAMに
セレクター16を介してライト信号を送出し、上記各R
AMの書き込み動作を制御するものである。
【0026】上記ROM14には図5に示すような参照
用コードが予め設定されており、上記A/D変換器12
から新サンプリングデータが、上記RAM13から旧サ
ンプリングデータが入力する。上記ROM14には、上
記新旧サンプリングデータの輝度レベルに応じて濃度変
化ありの感帯、及び濃度変化なしの不感帯がルックアッ
プテーブル(参照用コード、図5参照)として設定され
ており、このコードを参照することにより、新旧サンプ
リングデータの各センサーポイント上に濃度変化があっ
たか否かを検出するものである。そして、該比較の結
果、何れかのセンサーポイント上に濃度変化があったと
きは、センサーポイントの位置信号を含むアラーム信号
を出力するように構成されている。尚、本実施例では上
記A/D変換器12及びROM14で画像検出手段を構
成している。
【0027】17は上記感知用RAMであり、上記RO
M14から入力するアラーム信号を所定のアドレス(輝
度信号の変化のあったセンサーポイントのアドレス)に
記憶するものである。また、同感知用RAM17は上記
アラーム信号の入力があると、合成回路18及びリレー
回路(警報信号発生手段)19にテレビスキャンに同期
したアラーム信号を送出するものである。
【0028】上記合成回路18は上記ビデオ入力端子7
から入力する映像信号にアラーム信号で示されるマーカ
ー位置を示す信号をテレビスキャンに同期させて付加し
てビデオ出力端子20に出力するものである。即ち、モ
ニター画面6aに映し出された撮影箇所E1の映像上に
例えば煙又は火花の位置は図6に示す様に黒く反転等し
て示されることになる。これにより、煙の発生、火花の
発生等の異常が発生した位置を知ることができる。尚、
本実施例では感知用RAM17及び合成回路18により
マーカ表示手段を構成している。
【0029】また、上記リレー回路19は上記アラーム
信号に基づいてアラーム出力端子21に接続されたブザ
ー33を駆動するものである。かかる警報動作により、
異常発生を報知することができる。尚、上記ブザー33
による警告に加えて上記アラーム信号により発振器を駆
動して、ランプ等を点滅するように構成しても良い。
【0030】次に、赤外線センサー2による温度検出の
構成ついて具体的に説明する。上記赤外線センサー2は
上述のように電動旋回部4に監視カメラ3と共に支持さ
れており、内部には1個の赤外線検出素子が収納されて
いる。同センサー2は上述のように電動旋回部4上にお
いてその赤外線検出エリアa2が上記監視カメラ3の撮
影エリアa1に一致するように所定角度で固定されてい
る。従って、上記赤外線センサー2の検出エリアは図3
に示す37個の撮影箇所E1乃至E37に一致すること
となり、上記電動旋回部4の旋回動作に基づいて上記各
撮影箇所の温度を順次検出できるように構成されてい
る。例えば、上記赤外線センサー2が撮影箇所E1の温
度を検出した場合、同センサー2の温度測定信号はセン
サー信号入力端子22を介して画像処理装置5に入力す
る。
【0031】23はセンサー信号増幅回路であり、上記
センサー2から得られる測定信号を増幅してCPU24
のA/D変換ポート27に送出するものである。25は
CPU用のROMであり、上記電動旋回部4を所定の位
置に駆動したり、温度異常が発生した場合に感知用RA
M17のアドレスに温度変化を生じた旨のデータを書き
込むため等の本装置の基本的な動きを制御するプログラ
ムが記憶されている。
【0032】26はCPU用RAMであり、A/D変換
された赤外線センサーの出力データ(リファレンス温度
等を含む)を記憶し、これらのデータを使って演算処理
した結果の記憶等を行う。また、感知用RAM17から
のアラーム情報(アドレスやデータ)を読み込み、これ
らデータの一時的な記憶場所となっている。さらに、上
記撮影箇所E1乃至E37に監視カメラ3及び赤外線セ
ンサー2を移動するための電動旋回部4の位置データを
記憶している。
【0033】上記感知用RAM17は通常はセレクタ1
1を通してアドレス発生回路10の12ビットバス、セ
レクター16を介してRAM制御回路15と接続されて
おり、この状態から上記CPU24がコントロール信号
により一定時間間隔で上記セレクター11,16をCP
U24側に切り換えている。そして、上記両セレクタ1
1,16がCPU24側に切り換わった状態において上
記モニター画面6a上に異常温度等の警告表示が行われ
るように構成されている。
【0034】上記CPU24は上記A/D変換ポート2
7に入力する各撮影箇所における測定信号を設定された
サンプリング時間で12ビットのデジタルデータに変換
しレジスタ28に一旦記憶し、演算処理を行った後、比
較部(異常検出手段)29で上記CPU用RAM26に
記憶しているリファレンス温度との差を計算する。そし
てこの値が予め設定された所定値を超えたとき異常と判
断し、上記セレクター11又はセレクター16がCPU
24側に切り換わったタイミングで、所定のアドレス
(例えば13312点の全アドレス)をアドレスバス、
セレクター11を介して感知用RAM17に指定し、さ
らに同感知用RAM17の指定したアドレスに温度変化
をあった旨のデータ「1」を上記セレクター16を介し
て書き込む。従って、その後は同感知用RAM17から
テレビスキャンに同期したアラーム信号が合成回路18
に入力し、同回路18により特定のセンサーポイント
(全センサーポイントでも良い)がモニター画面6a上
に警告表示として表示されることとなる(図8参照)。
また上記CPU24は、温度異常を検出したとき、その
検出温度を上記合成回路18に送出する。これによりモ
ニター画面6a上に上記検出温度がデジタル表示(図6
乃至図8の表示S)されように構成されている。これら
の表示により温度異常の発生を警告することができる。
尚、本実施例ではCPU24、感知用RAM17及び合
成回路18で表示制御手段を構成している。
【0035】上記温度測定信号が上記リファレンス温度
より低い場合は、上記比較部29は当該撮影箇所(例え
ば撮影箇所E1)は温度異常なしと判断する。さらに上
記CPU24は上記画像検出動作時において上記感知用
RAM17へのアラーム信号の入力を常時監視してお
り、同RAM17にアラーム信号の入力がなければその
撮影箇所(例えば撮影箇所E1)において画像変化なし
と判断する。そして、かかる撮影箇所(E1)が温度異
常及び画像変化の何れも検出できない正常な状態である
と判断したとき、上記RAM26より次の撮影箇所(例
えばE2)の位置信号を読み出し、同信号に基づいて電
動旋回制御回路30に上記電動旋回部4を次の撮影箇所
E2に移動するための移動制御信号を送出する。
【0036】30は上記電動旋回制御回路であり、上記
移動制御信号の入力に基づいて端子32を介して電動旋
回部4に次の監視位置であるE2への駆動信号を送出す
るものである。31は停止位置入力回路であり、上記電
動旋回制御回路30を介して電動旋回部4が停止したか
否かを検出し、同検出に基づいて上記CPU24に停止
信号を送出するものである。上記CPU24は上記停止
信号の入力に基づいて次の撮影箇所(例えばE2)にお
いて赤外線センサー2からの温度測定信号の異常検出を
行う。尚、本実施例では電動旋回制御回路30、停止入
力回路31及びCPU24で駆動制御手段を構成してい
る。
【0037】上述のように、本装置は各撮影箇所E1乃
至E37を順次撮影していき、各撮影箇所において異常
がなければ所定時間間隔で撮影箇所を移動して、E1乃
至E37の全撮影箇所の監視を行うものである。尚、上
記実施例では所定時間間隔で各撮影箇所を撮影していく
構成を示したが、赤外線センサー2及び監視カメラ3を
連続的に駆動し、温度異常又は画像変化の検出に基づい
て電動旋回部4を停止するように構成しても良い。
【0038】本発明は上述のように構成されるものであ
り、次に本装置の動作を説明する。図1に示すようにC
CDカメラ3と赤外線検出部2は測定対象物1の撮影箇
所E1に向けて設置されており、モニターテレビ6上に
上記測定対象物1の撮影箇所E1が映し出されているも
のとする。
【0039】かかる状態において、画像処理装置5のビ
デオ入力端子7から入力したビデオ信号は輝度信号がA
/D変換器12でデジタル信号に変換される。また上記
ビデオ信号の同期信号は同期分離回路8及び水平同期分
離回路9で分離され、該同期信号に基づいてアドレス発
生回路10が1画面に水平128、垂直104のセンサ
ーポイントを設定し(図4参照)、同時にRAM制御回
路15の制御によりセレクター11、16を介して各セ
ンサーポイントがRAM13のアドレスとして割り付け
られている。
【0040】A/D変換器12でサンプリングされた1
フィールド分のサンプリングデータはROM14及びR
AM13に順次送出される。上記ROM14は上記A/
D変換器12から入力する新サンプリングデータと上記
RAM13から入力する旧サンプリングデータとを予め
設定してある参照用コード(図5)に基づいて比較し、
濃度変化があるか否かを検出する。
【0041】ここで、撮影箇所E1において煙、火花等
が全くいない場合、図5において旧サンプリングデータ
の輝度レベルがA、新サンプリングデータの輝度レベル
がBとなり、共に白レベル付近で輝度レベルがあまり変
化せず、不感帯にある点iの位置が参照され、濃度変化
なしと判断される。従ってこの場合は、アラーム信号は
出力されない。
【0042】一方、赤外線センサー2は上記撮影箇所E
1の温度検出を行っており、その温度測定信号は画像処
理装置5の入力端子22からセンサー信号増幅回路23
を介してCPU24に入力している。上記温度検出信号
はA/D変換ポート27でデジタルデータに変換された
後、レジスタ28に一旦記憶される。その後、CPU2
4は比較手段29により上記デジタルデータとCPU用
RAM26に予め記憶していたリファレンス温度とを比
較してその温度差を検出し、上記温度差が所定値を超え
ていなければ温度が正常と判断して感知用RAM17へ
の書き込み動作は行わない。
【0043】ここで、以上の動作により上記CPU24
は監視エリアE1では感知用RAM17にアラーム信号
の入力がないこと、及び温度異常が検出できないこと、
即ち、監視エリアE1は画像変化及び温度異常のない正
常な状態であると判断し、電動旋回制御回路30に次の
監視エリアE2への移動制御信号を送出する。同制御回
路30は上記信号の入力に基づいて電動旋回部4に次の
撮影箇所E2への駆動信号を送出し、電動旋回部4は同
信号に基づいて監視カメラ3及び赤外線センサー2を上
記撮影箇所E2の方向に駆動する。従って、引き続いて
撮影箇所E2において画像変化及び温度異常の検出が行
われることになる。
【0044】次に、かかる撮影箇所E2において、煙、
火花等が発生した場合、上記ROM14に入力する旧サ
ンプリングデータの輝度レベルがA、新サンプリングデ
ータの輝度レベルがCとなり(図5参照)、輝度レベル
が変化するため感帯にある点jが参照され、同ROM1
4で濃度変化ありと判断される。従ってこの場合は、ア
ラーム信号が感知用RAM17に送出される。この場
合、CPU24は上記感知用RAM17にアラーム信号
の入力があったことを認識し、電動先回制御回路30へ
の駆動信号の送出は行わない。
【0045】上記感知用RAM17は上記アラーム信号
が入力すると同信号を輝度信号の変化を検出したセンサ
ーポイント位置に対応するアドレスに記憶すると共に合
成回路18、リレー回路19にテレビスキャンに同期し
たアラーム信号を送出する。即ち画像変化の検出された
部分のみが合成回路18に送られ、同回路18において
映像信号にマーカー信号が付加される。従って、ビデオ
出力端子20に接続されたモニターテレビ6の画面6a
上に濃度変化のあったセンサーポイント位置(この場
合、煙、火花等の位置)が例えば黒く反転されて表示さ
れる(図7参照)。
【0046】また上記リレー回路19は上記アラーム信
号の入力に基づいてアラーム出力端子21に接続された
ブザー33を駆動して警報を発する。このとき監視カメ
ラ3は上記異常の発生した監視エリアE2の位置に停止
した状態を維持するため(図7参照)、モニター画面6
a上で撮影箇所E2に煙、火花等の発生があったことを
知ることができ、またモニター画面6a上でその発生位
置を知ることができる。従って、使用者は常にモニター
画面6aを見続ける必要はない。
【0047】一方、かかる撮影箇所E2において、上記
測定対象物1に温度異常が発生し、例えば赤外線センサ
ー2からの温度測定信号とリファレンス温度との温度差
が所定値を超えた場合、CPU24は比較部29で温度
異常である旨を検出し、上記セレクター11,16がC
PU24側に切り替わったタイミングで、セレクター1
1を介して所定のアドレス(例えは全センサーポイント
のアドレス)を上記感知用RAM17に指定すると共
に、ライト信号によりセレクター16を介して同RAM
17の上記指定したアドレスに温度変化のあった旨のデ
ータ「1」を書き込む。このとき、上記CPU24は上
記電動旋回制御回路30への駆動信号の送出は行わな
い。また、同CPU24は温度検出信号を上記合成回路
18に送出する。これにより、検出した異常温度はモニ
ター画面6a上にデジタル表示(表示S)される。
【0048】上記感知用RAM17の所定のアドレスに
上記データ「1」が書き込まれると、上記合成回路1
8、リレー回路19にテレビスキャンに同期したアラー
ム信号が送出される。これにより上記感知用RAM17
の所定アドレスに対応するセンサーポイント位置(例え
は全センサーポイント位置)を上記合成回路18に送出
することができる。上記合成回路18は上記アラーム信
号の入力に基づいて上記所定のセンサーポイント位置の
マーカ信号を映像信号に付加する。これにより上記モニ
ター画面6a上にセンサーポイントを黒又は白等で表示
することができ、撮影箇所E2で温度異常があったこと
を警告することができる(図8参照)。尚、図8には全
センサーポイントを表示した場合を示している。
【0049】また上記リレー回路19は上記アラーム信
号の入力に基づいてアラーム出力端子21に接続された
ブザー33を駆動して警報を発する。これにより、温度
異常が発生した旨を知ることができ、モニター画面6a
上で測定対象物1の温度異常が発生した箇所を確認する
ことができる。
【0050】このとき、上述のようにCPU24は電動
旋回部4を駆動しないため、監視カメラ3は上記温度異
常の発生した監視エリアE2の位置に停止した状態を維
持し、モニター画面6a上で監視エリアE2に温度異常
の発生があったこと、及びその時の異常温度をデジタル
表示Sにより知ることができる。従って温度異常の検出
に際し監視者は常時モニター画面6aを見続ける必要は
ない。上記異常温度の警告表示は上記センサーポイント
表示(図8)及びデジタル表示Sの何れも表示する場合
を説明したが、センサーポイント表示又はデジタル表示
Sの何れか一方でも良い。
【0051】以上のように本装置によれば、監視カメラ
及び赤外線センサーを順次駆動することにより測定対象
物の各撮影箇所毎の温度を検出し得て温度異常を自動的
に検出し、同温度異常の発生箇所をモニターテレビに表
示すると共に警報を発することができるため、温度異常
というモニター画面に写らない異常状態をタイムリーに
検出することができ、さらに従来のようにモニターを見
続ける必要はなく、異常発生箇所をモニターテレビ上で
容易に確認することができる。
【0052】また、赤外線センサーを順次駆動すること
により、各撮影箇所における温度を検出する構成である
ため、少なくとも1個の赤外線センサーがあれば測定対
象物の全域を監視することができ、温度検出のために多
数の赤外線センサーを用いる必要はない。
【0053】また、従来のサーモグラフィーに比べて低
価格で装置を構成することができ、工場内の複数箇所に
も容易に設置が可能である。
【0054】また、温度異常の検出動作に基づいてモニ
ターテレビ6上に異常温度がデジタル表示されるため、
異常温度発生箇所と共にそのときの温度をモニター画面
6a上で確認することができる。
【0055】また、温度異常の検出動作に基づいてモニ
ター画面上の所定のセンサーポイントを表示することに
より温度異常の発生を警告表示することができ、温度異
常の発生及びその発生箇所(撮影箇所)を容易に確認し
得る。
【0056】また監視カメラの撮影箇所と同一箇所の温
度を赤外線センサーで検出可能に構成したため、モニタ
ーテレビ上に写った撮影箇所の全域を温度検出エリアと
して設定することができる。
【0057】また、測定対象物1の何れの撮影箇所に温
度異常が発生したかをモニター画面上に映し出された測
定対象物1の画像により一目で確認することができ、異
常発生箇所を容易に把握し得る。
【0058】さらに、上記温度異常のみならず、監視カ
メラ3の撮影箇所内に物体の侵入、煙、火花の発生等が
あった場合においても、センサーポイント上の輝度信号
の変化に基づいてこれらを検出し得て、温度異常を表示
したモニターテレビと同一のモニターテレビ上にその位
置を表示し得ると共に、警報を発し得るため、例えば火
災の発生等を早期に確実に検出し得て、異常発生を報知
することができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本装置によれば、監視カメ
ラ及び赤外線センサーを駆動することにより測定対象物
の各撮影箇所毎の温度を検出し得て温度異常を自動的に
検出し、同温度異常の発生箇所を表示手段に表示すると
共に警報を発することができるため、温度異常という表
示手段に写らない異常状態をタイムリーに検出すること
ができ、さらに従来のようにモニターを見続ける必要は
なく、異常発生箇所を表示手段上で容易に確認すること
ができる。
【0060】また、赤外線センサーを駆動することによ
り、各撮影箇所における温度異常を検出する構成である
ため、少なくとも1個の赤外線センサーがあれば測定対
象物の全域を監視することができ、温度検出のために多
数の赤外線センサーを用いる必要はない。
【0061】また、従来のサーモグラフィー等に比べて
低価格で装置を構成することができ、工場内の複数箇所
にも容易に設置が可能である。
【0062】また、温度異常の検出動作に基づいて表示
手段上に異常温度が表示されるため、異常温度発生箇所
と共にそのときの温度を容易に確認することができる。
【0063】さらに、上記温度異常のみならず、監視カ
メラの撮影箇所内に物体の侵入、煙、火花の発生等があ
った場合においても、センサーポイント上の画像の変化
に基づいてこれらを検出し得て、温度異常を表示したモ
ニターテレビと同一のモニターテレビ上にその位置を表
示し得ると共に、警報を発し得るため、例えば火災の発
生等を早期に確実に検出し得て、異常発生を報知するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱等の自動検出装置の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】画像処理装置のブロック図である。
【図3】測定対象物の撮影箇所を示す同測定対象物の正
面図である。
【図4】モニター画面上のセンサーポイントを示すモニ
ターテレビの正面図である。
【図5】画像処理装置の参照用コードを示す概念図であ
る。
【図6】モニター画面上で煙、火花の位置をセンサーポ
イントで表示した状態を示すモニターテレビの正面図で
ある。
【図7】モニター画面上で煙、火花の位置をセンサーポ
イントで表示した状態を示すモニターテレビの正面図で
ある。
【図8】モニター画面上で全センサーポイントを表示し
た状態を示すモニターテレビの正面図である。
【符号の説明】
1 測定対象物 2 赤外線センサー 3 監視カメラ 4 電動旋回部 5 画像処理装置 6 モニターテレビ 6a モニター画面 10 アドレス発生回路 12 A/D変換器 13 RAM 14 ROM 17 感知用RAM 18 合成回路 19 リレー回路 24 CPU 30 電動旋回制御回路 31 停止位置入力回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物を撮影し得る監視カメラと、
    同カメラの撮影箇所の温度を検出し得る赤外線センサー
    と、上記監視カメラと赤外線センサーを角度調整可能に
    支持する電動旋回手段と、上記電動旋回手段を以って上
    記監視カメラと赤外線センサーの角度を変更して上記測
    定対象物の複数の箇所の温度を検出可能とする駆動制御
    手段と、上記監視カメラで撮影する各撮影箇所の映像を
    映し出す表示手段と、上記各撮影箇所において上記赤外
    線センサーからの温度検出信号に基づいて上記測定対象
    物の撮影箇所が温度異常であるか否を検知する異常検出
    手段と、同異常検出手段の温度異常検出動作に基づいて
    上記表示手段に警告表示を行う表示制御手段と、上記温
    度異常検出動作に基づいて警報信号を発生する警報信号
    発生手段とを具備するものであることを特徴とする熱等
    の自動検出装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動制御手段は、異常検出手段によ
    る温度異常検出動作に基づいて上記電動旋回手段の駆動
    を停止するものであることを特徴とする請求項1記載の
    熱等の自動検出装置。
  3. 【請求項3】 上記表示制御手段は、上記異常検出手段
    による温度異常検出動作に基づいて上記表示手段に上記
    赤外線センサーで検出した異常温度を表示するものであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の熱等の自動検
    出装置。
  4. 【請求項4】 監視カメラからの映像信号に基づいて表
    示手段上に複数のセンサーポイントを設定するポイント
    設定手段と、上記各撮影箇所における映像信号を所定時
    間間隔で比較して同比較動作により上記センサーポイン
    ト上の画像の変化を検出し得る画像検出手段と、同検出
    手段の検出動作に基づいて画像の変化を検出したセンサ
    ーポイント位置を上記表示手段に表示し得るマーカー表
    示手段とを具備し、上記画像の変化の検出動作に基づい
    て上記警報信号発生手段により警報信号を発生するもの
    であることを特徴とする請求項1又は2又は3記載の熱
    等の自動検出装置。
  5. 【請求項5】 上記駆動制御手段は、画像検出手段によ
    る画像変化の検出動作に基づいて上記電動旋回手段の駆
    動を停止するものであることを特徴とする請求項4記載
    の熱等の自動検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105744220A (zh) * 2016-01-12 2016-07-06 戴乐强 多功能防爆探测摄像一体机
CN106197684A (zh) * 2016-07-22 2016-12-07 安徽亚辉电气自动化有限公司 一种用于高压电气设备的无线测温装置
JP2021013123A (ja) * 2019-07-08 2021-02-04 株式会社大林組 火の粉検知システム及び火の粉検知方法

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