JPH08133318A - 泡噴出ポンプ - Google Patents

泡噴出ポンプ

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JPH08133318A
JPH08133318A JP6288642A JP28864294A JPH08133318A JP H08133318 A JPH08133318 A JP H08133318A JP 6288642 A JP6288642 A JP 6288642A JP 28864294 A JP28864294 A JP 28864294A JP H08133318 A JPH08133318 A JP H08133318A
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air
liquid
piston
chamber
passage
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Nagaaki Hori
修彰 堀
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/0018Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
    • B05B7/0025Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1087Combination of liquid and air pumps

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  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】液体吐出通路中の残留内容液の空気室内への逆
流を防止する。 【構成】 空気室4に連通する空気吐出通路36と空気
吸入通路42の共通の通気孔43が、ピストン部材3の
空気ピストン部24に縦穴状に設けられ、通気孔43の
外径側に空気吸入弁機構49が、通気孔43の内径側に
空気吐出弁機構50が設けられることを特徴とする。空
気吐出弁機構50は、軸部材16を、第2の付勢手段2
7の付勢力に抗して、ピストン部材3の軸孔15内に差
し込む動作によって空気吐出通路36を開き、かつ、軸
部材16を、第2の付勢手段27の付勢力によって、ピ
ストン部材3の軸孔15内から軸部材16を突出させる
方向に移動させて空気吐出通路36を閉じる構成となっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばボデイシャン
プー,ハンドソープ,シェービングフォーム等の各種容
器に用いられるもので、特に噴射剤を使わずに通常のポ
ンプと同様の動作で内容液を泡状に吐出する泡噴出ポン
プに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の泡噴出ポンプとしては、
たとえば図7に示すようなものがある。
【0003】すなわち、容器開口部に装着される内部中
空のポンプ本体100を備えており、このポンプ本体1
00にピストン部材101が往復移動自在に挿入されて
いる。
【0004】ポンプ本体100は、空気シリンダ部10
2と、空気シリンダ部102の下方に連なる液体シリン
ダ部103とから構成されており、ピストン部材101
は、空気シリンダ部102内に往復移動自在に挿入され
て空気室104を形成する空気ピストン部105と、空
気ピストン部105に連結され液体シリンダ部103に
往復移動自在に挿入されて液体室106を形成する液体
ピストン部107と、を備えている。
【0005】ピストン部材101には中央を貫く軸孔1
08が設けられ、この軸孔108に中空の軸部材109
が往復移動自在に挿入されている。軸部材109には、
一端が液体吐出口110を介して液体室106に連通
し、他端が泡噴出口111を介して容器外部に開口する
液体吐出通路112が設けられている。
【0006】液体室106には、一端が図示しない容器
の内容液中に開口し、かつ他端が液体吸入口113を介
して液体室106に連通する液体吸入通路114が接続
されている。
【0007】軸部材109の中途部には、前記空気ピス
トン部材105端面と軸部材109の差し込み方向から
係脱自在のピストン係合部115が設けられ、このピス
トン係合部115と空気ピストン部105端面間には、
ピストン係合部115を空気ピストン部105端面から
離間させる方向に常時付勢する第2スプリング116が
装着されている。
【0008】また、空気室104と液体吐出通路112
間を連通する空気吐出通路117が設けられ、さらに空
気室104と外部空間とを連通する空気吸入通路118
が設けられている。
【0009】この空気吐出通路117と空気吸入通路1
18は、ピストン部材101の液体ピストン部107に
設けられた共通の通気用横孔119を介して空気室10
4に連通している。
【0010】空気吸入通路118には、軸部材109
を、第2スプリング116の付勢力に抗して、ピストン
部材101の軸孔108内に差し込む動作によって空気
吸入通路118を閉塞し、かつ、軸部材109を第2ス
プリング116の付勢力によって、ピストン部材101
の軸孔109内から軸部材109を突出させる方向に移
動させて空気吸入通路118を開く吸気弁機構120が
設けられている。
【0011】液体吐出通路112には、軸部材109を
第2スプリング116の付勢力に抗してピストン部材1
01の軸孔108内に差し込む動作によって液体吐出口
110を開き、第2スプリング116の付勢力によっ
て、ピストン部材101の軸孔108内から軸部材10
9を突出させる方向に移動させて液体吐出口110を閉
じる液体吐出弁機構121が設けられている。
【0012】また、液体室106内が負圧の場合に液体
吸入口113を開き、かつ液体室106内が正圧の場合
に液体吸入口113を閉じる液体吸入弁機構122が設
けられている。
【0013】そして、泡を噴出する際には、軸部材10
9を第1スプリング123に抗して押し込んで吸気弁機
構120を閉塞し空気吸入通路118を閉塞する。この
時点で、液体吐出弁機構121が開いて液体吐出通路1
12が液体室106と連通される。
【0014】さらに、第2スプリング116の付勢力に
抗してピストン部材101を押し込むと、空気ピストン
部105および液体ピストン部107によって空気室1
04および液体室106が圧縮され、液体室106内の
液体が液体吐出通路112に圧送されると共に、空気室
104内の空気が、通気用横孔119,空気吐出通路1
17を通じて液体吐出通路112の液中に噴出されて泡
が生成され、さらに下流のスクリーン138を通って均
質な泡になり、液体吐出通路112の泡噴出口111か
ら内溶液が泡状に噴出されることになる。
【0015】一方、軸部材109に対する押圧力を解除
すると、第1スプリング123の付勢力によって軸部材
109が空気ピストン部105から離間する方向に移動
して吸気弁機構120が開き、空気吸入通路118と空
気室104とが連通状態となる。また、液体吐出弁機構
121によって液体吐出通路112が閉塞される。
【0016】同時に、第2スプリング116の付勢力に
よってピストン部材101が上方に移動し、空気室10
4および液体室106の容積が拡大して負圧となる。こ
の負圧によって液体室106内に容器内の液体が吸入さ
れると共に、空気吸入通路118から通気用横孔119
を通じて、空気室104内に空気が吸入されるようにな
っていた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の泡噴出ポンプにあっては、内容液を泡状に噴出
させた後、空気室104内に空気を吸入する際、液体吐
出通路112に残留した内容液が液体ピストン部107
と軸部材109間の空気吐出通路117及び通気用横孔
119を通じて空気室104内に逆流するという問題が
あった。
【0018】この従来例では、空気吸入時に、空気吐出
通路117および通気用横孔119を通じて液体吐出通
路112と空気室104が連通状態となっているため
に、空気室104の負圧によって液体吐出通路112内
の残留液体が空気室104内に流入してしまい、泡質が
均一にならない。すなわち、連続的に使用すると、空気
室104内に流入した液が溜まり、溜まった液が空気と
共に吐出され、空気と内容液との比がくずれて水っぽい
泡になり、泡質が均一にならないという現象が生じる。
【0019】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
液体吐出通路中の残留内容液が空気室内へ逆流すること
を防止して、常に泡質を均一にし得る泡噴出ポンプを提
供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、空気室を有する空気シリンダ部
と、液体室を有する液体シリンダ部と、を備えたポンプ
本体と、前記空気シリンダ部内に挿入される空気ピスト
ン部と、前記液体シリンダ部に挿入される液体ピストン
部と、を備えたピストン部材と、該ピストン部材に設け
られた軸孔内に挿入され、所定ストロークだけ前記ピス
トン部材と相対移動し、所定ストロークを越えるとピス
トン部材と一体的に移動する軸部材と、該軸部材内部に
設けられた液体吐出通路と、該液体吐出通路と前記空気
室とを連通する空気吐出通路と、前記空気室と外部空間
とを連通する空気吸入通路と、前記軸部材を前記ピスト
ン部材に対して押し込むと空気吸入通路が閉じ、前記軸
部材をピストン部材に対して引き出すと空気吸入通路が
開く吸気弁機構と、を備え前記液体室内に吸入された内
容液および空気室内に吸入された空気を、前記軸部材に
設けられた液体吐出通路内で混合し、液体吐出通路の噴
出口から泡状に噴出する泡噴出ポンプにおいて、前記軸
部材を前記ピストン部材に対して押し込むと空気吐出通
路が開き、前記軸部材をピストン部材に対して引き出す
と空気吐出通路が閉じる空気吐出弁機構を設けたことを
特徴とする。
【0021】空気吐出通路と空気吸入通路の共通の通気
孔が、ピストン部材の空気ピストン部に設けられた縦孔
によって構成されることを特徴とする。
【0022】通気孔の外径側に空気吸入弁機構が、通気
孔の内径側に空気吐出弁機構が設けられることを特徴と
する。
【0023】
【作用】本発明にあっては、内容液を吐出する場合には
軸部材を押し込む。すると、軸部材は、所定ストローク
だけピストン部材に対して相対移動し、吸気弁機構が閉
じ、空気の吸入が遮断される。一方、空気吐出弁機構は
開いて空気吐出通路と空気室が連通する。
【0024】さらに、軸部材を押し込むと、軸部材と空
気ピストン部が一体に移動し、軸部材を介してピストン
部材が押し込まれ、空気ピストン部および液体ピストン
部によって空気室および液体室が圧縮される。その結
果、液体吐出通路に液体が圧送される共に、この液体吐
出通路の液体中に空気吐出通路を通じて空気が圧送さ
れ、液体と混合されて泡ができ、泡噴出口から泡が噴出
する。
【0025】一方、軸部材をピストン部材から引き出す
方向に移動させると、吸気弁機構が開き、空気吐出弁機
構が閉じる。そして、空気ピストン部および液体ピスト
ン部が空気室および液体室の容積が拡大する方向に移動
すると、空気室内に空気が吸入されると共に、液体室に
も液体が吸入される。
【0026】このように、空気吸入時には空気吐出通路
が閉塞されているので、空気吐出通路を通じて空気室内
に液体が逆流することはない。したがって、連続使用し
た場合でも、内容液と空気の混合比率が常に一定に保た
れる。
【0027】空気吐出通路と空気吸入通路の共通の通気
孔を、ピストン部材の空気ピストン部に設けられた縦孔
によって構成することにより、液体が入り込むおそれの
ある軸部材とピストン部材間の隙間と空気室が連通され
ず、液体の逆流防止効果が高い。
【0028】また、通気孔の外径側に空気吸入弁機構
を、通気孔の内径側に空気吐出弁機構を設けることによ
り、空気吸入通路と空気吐出通路とを完全に分離され、
空気吸入時の液体の逆流を確実に防止できる。
【0029】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0030】本発明の一実施例に係る泡噴出ポンプを示
す図1において、1は泡噴出ポンプ全体を示している。
この泡噴出ポンプ1は、概略、内部中空のポンプ本体2
と、ポンプ本体2に対して往復移動自在に組み付けられ
るピストン部材3と、から構成されている。
【0031】ポンプ本体2は、内部に空気室4が形成さ
れる大径の空気シリンダ部5と、この空気シリンダ部5
の下方に突出するように連なる小径の液体シリンダ部6
と、から構成されている。液体シリンダ部6の下端に
は、容器7の底部に向かって延びる液体吸入通路を構成
するパイプ8が接続されている。
【0032】この空気シリンダ部5と液体シリンダ部6
とは同軸的に形成され、液体シリンダ部6の上端は空気
シリンダ部5の底壁501から所定量空気シリンダ部5
内に突出して入り込んでいて、筒状の縦壁601を介し
て、空気シリンダ部5の底壁501内周と液体シリンダ
部6の上端とが一体的に接続されている。
【0033】空気シリンダ部5の上端には半径方向外方
に張り出すフランジ部10が設けられ、このフランジ部
10の下面がシール部材12を介して容器開口から上方
に突出する口頚部13上端に係合している。口頚部13
外周には雄ねじ13aが設けられ、フランジ部10の上
面には、口頚部13外周の雄ねじ13aに螺合する雌ね
じ11aが設けられる円筒状のコンテナキャップ11上
端の内向きフランジ11bが係合しており、コンテナキ
ャップ11によってポンプ本体2が容器に対して固定さ
れる。
【0034】アッパキャップ9とコンテナキャップ11
は別体構成としたが、一体構成としてもよい。ただ、一
体構成とするとノズル部19の方向合わせが困難なた
め、2部品としたものである。
【0035】また、空気シリンダ部5の上端面には、さ
らに上方に突出する上向き環状壁14が設けられ、この
上向き環状壁14に、空気シリンダ部5の開口部を覆う
アッパキャップ9が被着されている。
【0036】アッパキャップ9は、環状の天板部91
と、天板部91の外周縁から下方に突出して上記空気シ
リンダ部5上端の上向き環状壁14外周に嵌合する外周
壁92とを備えている。外周壁92と環状壁14間に
は、互いに係合する抜け止め用の係合突起が設けられて
いる。さらに、環状の天板部91の内径端部には、上方
に延びる上向き環状壁93と、下方に向けて延びる環状
の第1ガイド部94が設けられている。上向き環状壁9
3内周にはロック用の雌ねじ93aが設けられている。
【0037】また、天板部91下面の内径端と外径端の
中間領域には、外周壁92の内側に所定距離だけ離間し
て同心的に設けられ空気シリンダ部5の上端開口部内周
に嵌合する円筒状の下向き嵌合壁95と、この下向き嵌
合壁95のさらに内側に所定距離だけ離間して同心的に
設けられる円筒状のストッパ部96とが設けられてい
る。従来は、図7に示すように空気ピストン部105で
規制していたが、ピストンのシール部を傷つけるおそれ
があるので、内側にストッパを設けたものである。
【0038】ピストン部材3には、その中央を軸方向に
貫く軸孔15が設けられ、この軸孔15に中空の軸部材
16が、前記第1ガイド部94をガイドとして往復移動
自在に挿入されている。軸部材16は、所定ストローク
だけ前記ピストン部材3と相対移動し、所定ストローク
を越えるとピストン部材3と一体的に移動するように構
成される。
【0039】軸部材16は、主としてピストン部材3の
軸孔15内周に挿入される下半部の中空パイプ状のステ
ム17と、主として第1ガイド部94内周に挿入される
上半部のシャフト18とに分割されており、シャフト1
8の上端に泡噴出口となるノズル部19を備えたエジェ
クタヘッド20が設けられている。このエジェクタヘッ
ド20の頚部20aはシャフト18上端に嵌合され、こ
の頚部20a外周に、前記アッパキャップ9の上向き環
状壁93の雌ねじ93aが螺合される雄ねじ20bが設
けられている。また、軸部材16を構成するステム17
上端とシャフト18下端は一体的に接続されている。
【0040】そして、ステム17とシャフト18には、
ステム17とシャフト18を連続的に貫いて、一端が液
体吐出口32を介して液体シリンダ部6内の液体室22
に連通し、他端がノズル部19を介して容器外部に開口
する液体吐出通路23が設けられている。
【0041】ピストン部材3は、空気シリンダ部5の内
周に摺動自在に嵌合する環状の空気ピストン部24と、
この空気ピストン部24の下方に同軸的に一体的に連な
り液体シリンダ部6の内周壁に摺動自在に接触する環状
の液体ピストン部25と、から構成されている。
【0042】空気ピストン部24は、環状の隔壁部24
1と、隔壁部241の外端部に接続され空気シリンダ部
5内周に摺動自在に密封接触する円筒状のシール羽根部
242とから構成されている。シール羽根部242の軸
方向両端部は外側に向けて反っていてシール面圧が高め
られている。隔壁部241はシール羽根部242の上下
方向中途位置に設けられている。シール羽根部242
の、隔壁部241からその下端までの長さは、隔壁部2
41からその上端までの長さよりも長くなっている。こ
のようにシール羽根部242の長さを長くすることによ
り、ポンピングの際の左右のがたつきを無くしている。
【0043】また、液体ピストン部25は、隔壁部24
1内径端部に接続される厚肉円筒部251と、この厚肉
円筒部251下端に延びて薄肉円筒状のシール羽根部2
52とから構成され、シール羽根部252の下端が外側
に向けて若干反っていてシール面圧が高められている。
【0044】空気ピストン部24の隔壁部241と空気
シリンダ部5の底壁501との間には、ピストン部材3
全体を常時押し上げる方向、すなわち空気ピストン部2
4および液体ピストン部25を押し上げて、空気室4お
よび液体室22の容積を拡張させる方向に付勢する第1
の付勢手段としての第1スプリング48が収縮状態で装
着されている。隔壁部241の下面には、第1スプリン
グ48の環状ガイド241aが突設されている。この第
1スプリング48のばね力によって、空気ピストン部2
4はアッパキャップ9から垂下されるストッパ部96下
端に突き当てられている。この位置がピストン部材3の
上死点であり、空気室4の容積が最大となる。
【0045】また、軸部材16の途中位置、この例では
シャフト18の下端には、径方向外方に向かってフラン
ジ状に張り出すピストン係合部26が設けられている。
このピストン係合部26の外径端には前記アッパキャッ
プ9のストッパ部96内周に摺動自在に嵌合する第2ガ
イド部261が設けられ、第1ガイド部94と共に軸部
材16を軸方向に案内するようになっている。この第2
ガイド部94は、ポンピングの際の左右のがたつきをな
くす目的で設置したもので、ストッパ部96と小さな隙
間をもって上下する。
【0046】このピストン係合部26と空気ピストン部
24の隔壁部241間には、空気ピストン部24とピス
トン係合部26の間隔を拡げる方向、この例では、ピス
トン係合部26を空気ピストン部24に対して押し上げ
る方向に付勢する第2付勢手段としての第2スプリング
27が装着されている。
【0047】図1に示されるように、自由状態ではピス
トン係合部26の第2ガイド部261とアッパキャップ
9の天板部91との間に隙間gが設けられている。
【0048】すなわち、シャフト18はステム17と嵌
合して一体となっているが、自然状態(液体室22の後
述する液体吐出弁機構33が閉じた状態)では、第2ス
プリング27の反発力と液体吐出弁機構33のテーパシ
ール部とがつり合って静止し、第2スプリング27の力
でピストン部材3と一体になっている状態である。この
時、ピストン部材3がアッパキャップ9の円筒状ストッ
パ部96で止まっているので、前述の隙間gが開いたま
まで静止している。この隙間gは重要で、隙間gが無い
と、液体室22の液体吐出弁機構33が開いてしまい、
液漏れが発生してしまう。
【0049】液体シリンダ部6とパイプ8との接続部に
は、液体室22内へ液体を吸入するための液体吸入弁2
8が設けられている。この液体吸入弁28は、液体室2
2内への液体の吸入は許容し、かつ排出は阻止する一方
向弁で、この実施例では、弁体29の自重によって液体
吸入口30を内側から閉塞する構成がとられている。
【0050】また、ピストン部材3の液体ピストン部2
5とステム17の先端部においては、図2(c),
(d)に示すように、このステム17の先端は閉塞して
おり、ステム17の下端近傍に内部の液体吐出通路23
と液体室22間を連通する液体吐出口32が形成され、
この液体吐出口32は前記ステム17の側壁と液体ピス
トン部25の軸方向の相対移動によって開閉されるもの
で、この液体ピストン部25と液体吐出口32とによっ
てスライド式の液体吐出弁機構33を構成している。
【0051】特に、ステム17の液体吐出口32の下方
位置に、半径方向外方に張り出すテーパ状のシール段部
31が形成され、このシール段部31が空気ピストン部
25の厚肉円筒部251先端の段部251aに係脱して
弁の開閉をするようになっている。すなわち、この液体
吐出弁機構33はテーパ合わせのスライド方式のバルブ
である。
【0052】ステム17の先端は、その閉塞端壁17a
よりさらに下方に突出しており、突出部17bは、ロッ
ク時に液体シリンダ部6の小径部6a内周に嵌合する。
ロック時のシールは、ステム17の突出部17a外周と
小径部6a内周との間の径シールで行う。液体吸入弁2
8の弁体29を押さえてもよいが、このように径シール
とする方がシールの確実性がある。
【0053】液体吐出通路23の途中、この実施例では
ステム17上端が差し込まれるシャフト18の受け口3
4の奥端にオリフィス35が設けられ、この液体吐出通
路23のオリフィス35の手前位置と空気室4間を連通
する空気吐出通路36が設けられている。
【0054】ここで、オリフィス35に臨むステム17
の上端開口部には、内径を小径にした筒状のアダプタ2
3aが装着されている。これは、ポンピングの速さによ
って泡の性質を変わりにくくするためである。すなわ
ち、ポンピングの際の押す速さが速い場合には均一な泡
が得にくくなる。ところが、ステム17の内径が小さく
なると液体の流速が大きくなり、均一な泡が得られるこ
とが試験から判明した。しかし、金型強度上からステム
17の内径を小さくできないために、別部品のアダプタ
23aを挿入し、径を小さくしたものである。これによ
って、泡質がポンピングの速さによって変化することを
防ぐことができた。
【0055】オリフィス35は入り口側が直線的で出口
側が先端に向かって開くテーパ形状となっている。そし
て、出口側にはオリフィス35出口内径とほぼ等しい内
径の環状壁37が設けられ、この環状壁37上端に第1
メッシュ部材38が配置されている。自動組立を考慮し
て、第1メッシュ部材38を固定リング40に溶着し、
それをシャフト18の液体吐出通路23に挿入して固定
している。
【0056】この第1メッシュ部材38は、空気と混合
され発泡化した液体をさらに混合し発泡を促進させるた
めの部材であり、この第1メッシュ部材38から所定距
離だけ離した位置、この実施例ではエジェクタヘッド2
0の手前位置に、第1メッシュ部材38で発泡させた泡
を均一にする目的で、より細かい目の第2メッシュ部材
39が設けられている。
【0057】空気吐出通路36は、ステム17とシャフ
ト18の嵌合面間に形成された通路36aと、ピストン
係合部と26と空気ピストン部24の隔壁部241間の
環状空間と、隔壁部241に形成された縦穴状の通気孔
43とによって構成されている。
【0058】このように、通気孔43を空気ピストン部
24の縦穴によって構成しているので、ピストン部材3
の金型が上下抜きになり、型構造が簡単になる他、取数
が増加し、コスト減になる。
【0059】通路36aは、シャフト18の受け口34
内周に、図2(e)に示されるような溝44が複数刻設さ
れ、この溝44とステム17外周面との間に隙間によっ
て構成される。この溝44は受け口34の内周面と奥端
面45に連続的に形成され、奥端面45に設けた溝とス
テム17の端面との間に形成される放射状の隙間を液体
吐出通路23に開口させて複数の空気噴出口46を構成
している。
【0060】また、外部空間と空気室4間を連通する空
気吸入通路42が設けられ、この空気吸入通路42と、
前記空気吐出通路36が、共通の通気孔43を介して空
気室4に連通している。
【0061】すなわち、空気吸入通路42は、第1ガイ
ド部94,シャフト18,ストッパ部96,第2ガイド
部261及びピストン係合部26によって囲まれる環状
空間47、さらにストッパ部96と第2ガイド部材26
1間の隙間、ピストン係合部26と空気ピストン部24
の隔壁部241との間の空間および通気孔43によって
構成される。
【0062】一方、上記空気吸入通路42を開閉する吸
気弁機構49は、前記第2スプリング27の付勢力に抗
して、前記ピストン部材3の軸孔15内に差し込む動作
によって空気吸入通路42を閉塞し、かつ、軸部材16
を、前記第2スプリング27の付勢力によって、ピスト
ン部材3の軸孔15内から軸部材16を突出させる方向
に移動させて空気吸入通路42を開くような構成となっ
ている。
【0063】また、空気吐出通路36を開閉する空気吐
出弁機構50は、軸部材16を第2スプリング27のば
ね力に抗して、ピストン部材3の軸孔15内に差し込む
動作によって空気吐出通路36を開き、かつ、軸部材1
6を、第2スプリング27の付勢力によって、ピストン
部材3の軸孔15内から軸部材16を突出させる方向に
移動させることによって空気吐出通路36を閉じるよう
な構成となっている。
【0064】上記吸気弁機構49は通気孔43の外径側
に、空気吐出弁機構50が通気孔43の内径側に設けら
れている。
【0065】本実施例では、空気吸入弁機構49は、ピ
ストン係合部26と空気ピストン部24の隔壁部241
との対向面からそれぞれ軸方向に突出して互いに嵌合す
る環状凸部51,52によって構成され、吸気弁用環状
凸部51,52の嵌合面間は、ピストン係合部26と空
気ピストン部24間が離れている時には、図2(a)に示
すように、空気の流通を許容する隙間53が開き、ピス
トン係合部26と空気ピストン部24が所定距離だけ近
づくと、図2(b)に示すように、互いに空気の流通を阻
止するべく密接する構成となっている。
【0066】下側の吸気弁用環状凸部52の上端部内周
は内側に向けて徐々に小径となるように傾斜する内向き
テーパ部52aとなっている。また、上側の吸気弁用環
状凸部51の外周は、上半部が大径部51a、下半部が
小径部51bとなるような段付き形状で、大径部51a
と小径部51bの段差部51cは、上方に向かって徐々
に大径となるようなテーパ形状となっている。この段差
部51cの角は丸められている。
【0067】そして、下側の吸気弁用環状凸部52a上
端の内向きテーパ部52aの内径は、上側の吸気弁用環
状凸部51の小径部51bよりも大径で、大径部51a
よりも小径となっており、内向きテーパ部52aは、小
径部51b外周面に対して上記隙間56を形成し、大径
部51aの外周面に対して密封接触する。
【0068】一方、空気吐出弁機構50も、ピストン係
合部26と空気ピストン部24の対向面からそれぞれ軸
方向に突出して互いに嵌合する吐出弁用環状凸部54,
55によって構成され、吐出弁用環状凸部54,55の
嵌合面間は、ピストン係合部26と空気ピストン部24
間が所定距離以上離れている時には、図2(a)に示すよ
うに、互いに密接して空気の流通を阻止し、ピストン係
合部26と空気ピストン部24が所定距離だけ近づく
と、図2(b)に示すように、互いに空気の流通を許容す
る隙間56が開く構成となっている。
【0069】下側の吐出弁用環状凸部54の外周は、下
半部が小径部54a、上半部が大径部54bとなってお
り、大径部54aと小径部54bの段差部が上方に向か
って徐々に大径となるような外向きテーパ部54cとな
っている。この外向きテーパ部54cの角は丸められて
いる。また、上側の吐出弁用環状凸部55の下端には、
半径方向内方に向かって突出する係合凸部55aが突設
されている。この係合凸部55aの内径は、上側の吐出
弁用環状凸部55の小径部54aよりも大径で大径部5
4bよりは小径となっており、小径部54a外周に対し
て密封接触し、大径部54b外周に対して空気の流通を
許容する上記隙間50aを形成している。
【0070】また、吐出弁用環状凸部55の長さは、吸
気弁用環状凸部51の長さよりも短く、吸気弁用環状凸
部51先端が空気ピストン部24の隔壁部241に当接
した状態で、吐出弁用環状凸部55先端と隔壁部241
の間には隙間50aとつながる隙間50bが形成され
る。
【0071】そして、係合凸部55aが第2スプリング
27のばね力によって常時上方に付勢され、外向きテー
パ部54cを乗り越えて大径部54a外周に密接してい
る。
【0072】尚、空気シリンダ部5の上端部には、容器
の減圧変形を防止するための通気孔5aが形成されてい
る。
【0073】本発明にあっては、容器7の内容液を吐出
する場合には、図3(a),(b)に示すように、軸部
材16を押し込む。すると、第2スプリング27のばね
力に抗してピストン係合部26が空気ピストン部24に
向かって近づく方向に移動して吸気弁機構49が閉塞さ
れ、空気の吸入が遮断される。一方、空気吐出弁機構5
0は開いて空気吐出通路36と空気室4間が連通する。
また、液体吸入弁28が閉じ、液体吐出弁機構33が開
く(図3(b)参照)。
【0074】さらに、軸部材16を押し込むと、ピスト
ン係合部26が空気ピストン部24に当接し、さらに第
1スプリング48のばね力に抗して軸部材16を押し込
むと、ピストン係合部26を介してピストン部材3が押
し込まれ、空気ピストン部24および液体ピストン部2
5によって空気室4および液体室22が圧縮される。そ
の結果、液体吐出通路23に液体が圧送される共に、こ
の液体吐出通路23の液体中に空気吐出通路36を通じ
て空気が圧送されて泡が生成され、ノズル部19から泡
が噴出する(図3(c),(d)参照)。
【0075】ここで、空気は液体吐出通路23に開いた
複数の噴出口空気46から液体中に周囲から中心に向か
って放射状に噴射され、空気が液体の周囲から均一に分
散した状態で泡立てられる。
【0076】さらに、泡立った状態でオリィス35に取
り込まれて急激に流速が増大すると共に流れが乱されて
空気と液体が充分撹はん混合され、オリフィス35から
出て流速が低下した部分にて液体はほとんど泡状の状態
に変化する。
【0077】さらに、このオリフィス35の出口側の第
1,第2メッシュ部材38,39によって泡が段階的に
細かく砕かれて均一な大きさになる。
【0078】軸部材16に加える力を解除すると、図4
(a)〜(c)に示すように、第2スプリング27のば
ね力によって軸部材16のピストン係合部26が空気ピ
ストン部24から離間する方向に移動して吸気弁機構4
9が開き、空気吐出弁機構50が閉じる。また、液体吐
出弁機構33が閉じる。
【0079】さらに、第1スプリング48のばね力によ
って、空気ピストン部24および液体ピストン部25が
空気室4および液体室22の容積が拡大する方向に移動
し、空気室4および液体室22が負圧となる。この負圧
によって通気孔43を通じて空気室4内に空気が吸入さ
れると共に、液体吸入弁28が開いて液体が液体室22
に吸入される。
【0080】このように、空気吸入時には空気室4に開
口する通気孔43の手前で、空気吐出弁機構50によっ
て空気吐出通路36が閉塞されているので、通気孔43
から液体が逆流することはない。
【0081】空気吐出通路36と空気吸入通路42の共
通の通気孔43を、ピストン部材3の空気ピストン部2
4に設けられた通気孔43によって構成することによ
り、液体が入り込むおそれのある軸部材16とピストン
部材3間の隙間と空気室4が連通状態とはならず、液体
の逆流防止効果が高い。
【0082】また、通気孔43の外径側に空気吸入弁機
構49を、通気孔43の内径側に空気吐出弁機構50を
設けることにより、空気吸入通路42と空気吐出通路3
6とが完全に分離され、空気吸入時の液体の逆流を確実
に防止できる。また、吸気弁機構49および空気吐出弁
機構50を、軸部材16のピストン係合部26と空気ピ
ストン部24の対向面からそれぞれ軸方向に突出して互
いに嵌合する環状凸部51,52;54,55によって
構成し、軸部材16の軸方向移動によって選択的に開閉
される。
【0083】図5および図6はロック状態を示してい
る。このロック状態では軸部材16を最後まで押し込
み、さらにエジェクタヘッド20の頚部20aを、アッ
パキャップ9の上向き環状壁93の雌ねじ93aが螺合
して固定する。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、空気吐出弁機構によって、空気吸入時には空気室に
開口する空気吐出通路が閉塞されているので、通気孔か
ら液体が逆流することはない。
【0085】空気吐出通路と空気吸入通路の共通の通気
孔を、ピストン部材の空気ピストン部に設けられた縦孔
によって構成することにより、液体が入り込むおそれの
ある軸部材とピストン部材間の隙間と空気室が連通され
ず、液体の逆流防止効果が高い。
【0086】また、通気孔の外径側に空気吸入弁機構
を、通気孔の内径側に空気吐出弁機構を設けることによ
り、空気吸入通路と空気吐出通路とを完全に分離され、
空気吸入時の液体の逆流を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例に係る泡噴出ポンプ
の縦断面図である。
【図2】図2(a),(b)は吸気弁機構及び空気吐出弁機
構の作動説明図、同図(c),(d)は液体吐出弁機構の作
動説明図、同図(e)は空気噴出口の構成を示す図であ
る。はである。
【図3】図3は図1の泡噴出ポンプの動作説明図であ
る。
【図4】図4は図1の泡噴出ポンプの動作説明図であ
る。
【図5】図5は図1の泡噴出ポンプのロック状態の縦断
面図である。
【図6】図6は泡噴出ポンプがロック状態の容器全体の
外観正面図である。
【図7】図7は従来の泡噴出ポンプの縦断面図である。
【符号の説明】
1 泡噴出ポンプ 2 ポンプ本体 3 ピストン部材 4 空気室 5 空気シリンダ部 6 液体シリンダ部 7 容器 15 軸孔 16 軸部材 17 ステム 18 シャフト 19 ノズル部(泡噴出口) 22 液体室 23 液体吐出通路 24 空気ピストン部 25 液体ピストン部 26 ピストン係合部 27 第2スプリング(第2付勢手段) 28 液体吸入弁機構 30 液体吸入口 32 液体吐出口 33 液体吐出弁機構 36 空気吐出通路 42 空気吸入通路 43 通気孔 49 吸気弁機構 50 空気吐出弁機構 51,52 吸気弁用環状凸部 54,55 吐出弁用環状凸部 53,56 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気室を有する空気シリンダ部と、液体室
    を有する液体シリンダ部と、を備えたポンプ本体と、 前記空気シリンダ部内に挿入される空気ピストン部と、
    前記液体シリンダ部に挿入される液体ピストン部と、を
    備えたピストン部材と、 該ピストン部材に設けられた軸孔内に挿入され、所定ス
    トロークだけ前記ピストン部材と相対移動し、所定スト
    ロークを越えるとピストン部材と一体的に移動する軸部
    材と、 該軸部材内部に設けられた液体吐出通路と、 該液体吐出通路と前記空気室とを連通する空気吐出通路
    と、 前記空気室と外部空間とを連通する空気吸入通路と、 前記軸部材を前記ピストン部材に対して押し込むと空気
    吸入通路が閉じ、前記軸部材をピストン部材に対して引
    き出すと空気吸入通路が開く吸気弁機構と、を備え 前記液体室内に吸入された内容液および空気室内に吸入
    された空気を、前記軸部材に設けられた液体吐出通路内
    で混合し、液体吐出通路の噴出口から泡状に噴出する泡
    噴出ポンプにおいて、 前記軸部材を前記ピストン部材に対して押し込むと空気
    吐出通路が開き、前記軸部材をピストン部材に対して引
    き出すと空気吐出通路が閉じる空気吐出弁機構を設けた
    ことを特徴とする泡噴出ポンプ。
  2. 【請求項2】空気吐出通路と空気吸入通路の共通の通気
    孔が、ピストン部材の空気ピストン部に設けられた縦孔
    によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    泡噴出ポンプ。
  3. 【請求項3】通気孔の外径側に空気吸入弁機構が、通気
    孔の内径側に空気吐出弁機構が設けられることを特徴と
    する請求項2に記載の泡噴出ポンプ。
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