JPH08133233A - カップ状物品の集合方法及びその装置、並びに、カップ状物品保持用の吸着パッド - Google Patents

カップ状物品の集合方法及びその装置、並びに、カップ状物品保持用の吸着パッド

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JPH08133233A
JPH08133233A JP30031294A JP30031294A JPH08133233A JP H08133233 A JPH08133233 A JP H08133233A JP 30031294 A JP30031294 A JP 30031294A JP 30031294 A JP30031294 A JP 30031294A JP H08133233 A JPH08133233 A JP H08133233A
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Kyoto Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】截頭円錐形をしている複数個の倒立状態のカッ
プ状物品と正立状態のカップ状物品とをそれぞれの間に
交互に位置させる作業を自動的、かつ、安定した状態の
もとに行う。 【構成】正立状態で搬送されてきた一組のカップ状物品
を反転させた倒立状態とし、同じ列にある先頭側のもの
C1と後尾側のものC5とをその列に位置するカップ状物品
間であってその右隣りの新たな列L5、L6にくるよう移動
させる。一方、正立状態で搬送されてきた他の一組のカ
ップ状物品はそのままの姿勢で同じ列にある先頭側のも
のと後尾側のものとをその列に位置するカップ状物品間
であって前記列L5、L6とは異なる左隣りの新たな列にく
るよう移動させる。移動後の倒立状態の一組のカップ状
物品と移動後の正立状態の一組のカップ状物品とを前後
左右のそれぞれの間に交互に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、截頭円錐形を
したカップ状の容器内に乾燥麺や冷凍食品が密封された
カップ状物品を自動的に集合させる方法及びその装置、
並びに、該カップ状物品を自動的に集合させる場合にこ
れを吸着保持するための吸着パッドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のカップ状物品は截頭円錐形をし
ているため、これらを正立状態もしくは倒立状態の同じ
姿勢で一纏めにして箱詰めした場合には、各カップ状物
品間に無駄な空間が生じる。各カップ状物品間に無駄な
空間が生じることを防止するために、カップ状物品の全
てを正立状態もしくは倒立状態とすることなく、それら
の間に交互に反転させたカップ状物品を配列することが
行われ、この作業を自動的に行う方法や装置がすでに提
供されている(例えば、特開平5−193624号公
報、特開平6−199313号公報参照)。
【0003】これらの場合には、一列で送られてくるカ
ップ状物品をいずれも複数列に振り分けながら各列ごと
に搬送コンベヤ上で一個もしくは一グループごと交互に
反転させる方式を採っている。また、カップ状物品を一
個もしくは一グループごと交互に反転させるに当たって
は、カップ状物品を滑り台上を滑降させる途中において
滑り台に設けた開口部よりストップ棒を突入させ、カッ
プ状物品に当てることにより行うか(特開平5−193
624号)、あるいは、搬送コンベヤの上方に反転アー
ムを配置し、その一部を移送中のカップ状物品に係止さ
せることにより行っている(特開平6−199313
号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一列で送られてくるカ
ップ状物品を複数列に振り分けながら各列ごとに搬送コ
ンベヤ上で一個もしくは一グループごと交互に反転させ
る方式を採る場合には、各列の流量が一定になることが
必要である。従って、均等な振り分けが常に要求され、
それが保証されないと後工程の機能が成り立たない。こ
のような条件を満たすためには、機能的にもきわめて信
頼性の高い装置が必要となり、コストアップの要因とな
る。
【0005】特に、カップ状物品を搬送コンベヤ上で一
個ごと、あるいは、一グループごと交互に反転させた後
次工程に送る場合には、センサなどで交互にその数を確
認しながら行わなければならないから、それだけ不安定
要素が高いということができる。
【0006】また、一列で送られてくるカップ状物品を
複数列に振り分ける方式を採ると、搬送コンベヤの幅も
列数に応じて広くなり、さらに、便宜的にカップ状物品
の流量に多少の余裕を与えておくことを考慮すれば、機
長も長くなるから、全体として装置自体もそれだけ大型
とならざるを得ない。
【0007】一方、カップ状物品を一個もしくは一グル
ープごと交互に反転させるに当たって、カップ状物品を
滑り台上を滑降させる途中において滑り台に設けた開口
部よりストップ棒を突入させ、カップ状物品に当てて反
転させたり、搬送コンベヤの上方に反転アームを配置
し、その一部を移送中のカップ状物品に係止させて反転
させる方式は、非常に不安定であって確実性に欠けると
いう欠点がある。本発明は、これらの欠点を解消し得る
ようにしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明におけるカップ状
物品の集合方法は、正立状態もしくは倒立状態の同じ姿
勢で搬送されてきたカップ状物品のうち、一組のカップ
状物品はそのままの状態で、また、他の一組のカップ状
物品はこれを反転させた状態とし、同じ列にある正立状
態の一組のカップ状物品と同じ列にある倒立状態の一組
のカップ状物品はいずれも先頭側のものと後尾側のもの
とをその列に位置する各カップ状物品間であってその隣
りである左右の新たな列に来るよう移動せしめてそれぞ
れを振り分け、振り分け後の倒立状態の一組のカップ状
物品と振り分け後の正立状態の一組のカップ状物品とを
前後左右のそれぞれの間に交互に位置させることを特徴
とする。
【0009】一組のカップ状物品が複数列に並んでいる
状態から先頭側のものと後尾側のものとをその列に位置
する各カップ状物品間であってその隣りである左右いず
れかの新たな列に来るよう移動せしめるに際しては、前
記列間距離Wを一旦W’に広げ、先頭側と後尾側の前記
物品を移動させた後前記列間距離を再びWに戻すように
するとよい。
【0010】また、本発明におけるカップ状物品の集合
装置は、正立状態もしくは倒立状態の同じ姿勢でカップ
状物品を収納し得るバケット1が一定間隔を置いて配置
されたカップ状物品搬送装置2と、該カップ状物品搬送
装置2から一組のカップ状物品を取り出す取出装置3
と、該取出装置3により取り出された一組のカップ状物
品を保持するか、あるいは、保持しながら適時に軸を中
心として回動するカップ状物品保持・反転装置4と、該
カップ状物品保持・反転装置4により保持された一組の
カップ状物品と該カップ状物品保持・反転装置4の回動
により反転せしめられた一組のカップ状物品とを一組ご
と該カップ状物品保持・反転装置4から一括して取り出
す吸着装置5とからなり、前記吸着装置5の両端に位置
する吸着パッド6、6は所定位置にある軸5cを中心とし
て回動させ得るレバー7、7に取り付けられていること
を特徴とする。
【0011】前記バケット1は、その上部1aと四周のう
ちの一側部1bとが開放されているものとするのが好まし
い。
【0012】また、前記バケット1には、前記取出装置
3の一部であるプッシャー部材3aを侵入させ得る切欠部
1cを形成しておくとよい。
【0013】前記カップ状物品保持・反転装置4を、一
本の軸4aから外方向に突出し、しかも、前記軸4aの長手
方向における前後二枚で一組となる保持板4b、4bからな
るものとしておくとよい。
【0014】前記カップ状物品保持・反転装置4を、一
本の軸4aから外方向に突出し、しかも、前記軸4aの長手
方向における前後二枚で一組となり、さらに、上下にわ
ずかの間隔を隔てた二枚の保持板4c、4cからなるものと
しておくとよい。
【0015】一方、本発明におけるカップ状物品保持用
の吸着パッド6は、内周面がカップ状物品を倒立させた
ときの形状にほぼ一致する断面形状をした筒壁6aを備
え、かつ、真空源へ通じる孔6bを有する第一の吸着パッ
ド61と、前記筒壁6a内奥に位置して前記孔6bと連通する
第二の吸着パッド62とからなることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明によるカップ状物品の集合方法の作用
を、図1〜図4に基づいて説明する。図1には、正立状
態のカップ状物品の集合方法を、また、図2には、正立
状態のカップ状物品を反転させて倒立状態としたカップ
状物品の集合方法を例示するが、本発明にあっては必ず
しも二列の状態から集合させなければならないものでは
なく、一列の状態であっても集合させることができるこ
とは言うまでもない。また、図1、図2においては、正
立状態のカップ状物品と倒立状態のカップ状物品とをい
ずれも五個で一組としてこれら二組どおしを互いに集合
させる場合を例示してある。
【0017】まず、正立状態もしくは倒立状態の同じ姿
勢で搬送されてきたカップ状物品のうち、一組のカップ
状物品はそのままの状態(例えば、正立状態で搬送され
てきた場合には、正立状態)で、また、他の一組のカッ
プ状物品はこれを反転させた状態(例えば、正立状態で
搬送されてきた場合には、これを反転させて倒立状態)
とする。
【0018】そして、同じ列にある正立状態の一組のカ
ップ状物品と同じ列にある倒立状態の一組のカップ状物
品はいずれも先頭側のものと後尾側のものとを、図1
(b) 、図2(b) の鎖線で示すようにその列に位置する各
カップ状物品間であってその隣りである左右の新たな列
に来るよう移動せしめると、正立状態の一組のカップ状
物品と倒立状態の一組のカップ状物品の先頭側のものと
後尾側のものとがいずれも図1(c) 、図2(c) に示すよ
うに振り分けられる。
【0019】次いで、振り分け後の倒立状態の一組のカ
ップ状物品〔図2(c) 〕と振り分け後の正立状態の一組
のカップ状物品〔図1(c) 〕とを、図3に示すように前
後左右のそれぞれの間に交互に位置させる。このように
すると、図3、図4からも明らかなように各カップ状物
品間に無駄な空間が生じることがなくなる。
【0020】一組のカップ状物品が複数列に並んでいる
状態から先頭側のものと後尾側のものとをその列に位置
する各カップ状物品間であってその隣りである左右いず
れかの新たな列に来るよう移動せしめるに際して、図1
(a) 、図2(a) においてWで示す列間距離を図1(b) 、
図2(b) に示すように一旦W’に広げると、移動中のカ
ップ状物品が隣りの列にあるカップ状物品と衝突するこ
とがなく、その移動に支障を来すことがない。そして、
先頭側と後尾側の前記物品を移動させた後、前記列間距
離を再びWに戻すと、図1(c) 、図2(c) に示すように
元の間隔を保った状態で先頭側と後尾側の物品を振り分
けることができる。
【0021】次に、本発明によるカップ状物品の集合装
置の作用を、図6、図12〜図22に基づいて説明す
る。カップ状物品搬送装置2には、図6及び図17に示
すように正立状態もしくは倒立状態の同じ姿勢でカップ
状物品を収納し得るバケット1が一定間隔を置いて多数
配置されており、各バケット1には図14〜図16に示
すようにカップ状物品がそれぞれ収納されている(図示
実施例では、カップ状物品が正立状態で搬送される場合
を例示してあるから、図14〜図16におけるバケット
1内には正立状態のカップ状物品が示されている)。そ
して、前記カップ状物品搬送装置2の走行により、カッ
プ状物品はバケット1と共に移送せしめられる。
【0022】カップ状物品がカップ状物品搬送装置2の
走行により一組のカップ状物品を取り出す取出ステーシ
ョン(図5、図6、図16、図17においては、Pで示
す)まで移送せしめられると、該取出装置3が図16の
実線の位置から同図鎖線の位置まで作動し、前後一組の
バケット1内にある各カップ状物品はいずれも前後一組
のバケット1、1から取り出される(図示例の場合に
は、五個で一組)。前後一組のバケット1、1から取り
出された一組のカップ状物品は図18〜図20に示すよ
うに、カップ状物品保持・反転装置4に載せられる。
【0023】そして、一組のカップ状物品を反転させる
必要がない場合には、このカップ状物品保持・反転装置
4は回動させないものとし、逆に、一組のカップ状物品
を反転させる必要がある場合にのみ、このカップ状物品
保持・反転装置4を図20の状態から図21に示すよう
に反時計針方向に回動させる。カップ状物品保持・反転
装置4が回動しない場合には、これに載せられた一組の
カップ状物品は搬送時と同じ姿勢に保持される。一方、
カップ状物品保持・反転装置4が回動した場合には、こ
れに載せられた一組のカップ状物品はいずれも搬送時の
状態から反転せしめられる(カップ状物品が正立状態で
搬送せしめられてきた場合には、カップ状物品保持・反
転装置4により反転せしめられたカップ状物品は倒立状
態になり、カップ状物品が倒立状態で搬送せしめられて
きた場合には、カップ状物品保持・反転装置4により反
転せしめられたカップ状物品は正立状態になる)。
【0024】カップ状物品保持・反転装置4の近くに
は、図6に示すように吸着装置5が配置されており、前
記カップ状物品保持・反転装置4が回動せず搬送時のま
まの姿勢に保持されている一組のカップ状物品は、該吸
着装置5により吸着保持され、そのままの姿勢で前記カ
ップ状物品保持・反転装置4から一括して取り出され
る。また、カップ状物品保持・反転装置4に移載せしめ
られた後その回動により反転せしめられてその状態に保
持されている一組のカップ状物品(すなわち、反転せし
められたカップ状物品)は、該吸着装置5により吸着保
持され、前記カップ状物品保持・反転装置4から一括し
て取り出される。
【0025】前記カップ状物品保持・反転装置4に停止
と回転とを行わせるものとすると、前記吸着装置5によ
りカップ状物品保持・反転装置4から一括して取り出さ
れた搬送時のままの姿勢にある一組のカップ状物品と、
反転せしめられた一組のカップ状物品とは一組ごと取り
出される。
【0026】一組のカップ状物品を吸着保持するため
に、前記吸着装置5には複数個の吸着パッド6、6が取
り付けられているが、そのうち両端に位置する吸着パッ
ド6、6は所定位置にある軸5cを中心として回動させ得
るレバー7、7にそれぞれ取り付けられている。従っ
て、このレバー7、7を所定位置にある軸5cを中心とし
て所定方向に回動させると、吸着装置5で保持された一
組のカップ状物品のうち、両端に位置する吸着パッド
6、6に保持されているもの、すなわち、先頭側のもの
と後尾側のものとをその列に位置する各カップ状物品間
であってその隣りである左右の新たな列に来るよう移動
せしめることができ、両カップ状物品を振り分けること
ができる。
【0027】前記吸着装置5が搬送時のままの姿勢にあ
る一組のカップ状物品と、前記カップ状物品保持・反転
装置4により反転せしめられた一組のカップ状物品とを
交互に保持するものとすると、同じ列にある正立状態の
一組のカップ状物品と同じ列にある倒立状態の一組のカ
ップ状物品はいずれも先頭側のものと後尾側のものとを
その列に位置する各カップ状物品間であってその隣りで
ある左右の新たな列に来るよう移動せしめてそれぞれを
振り分けることができる。そして、前記吸着装置5の吸
着力を解くと、振り分け後の倒立状態の一組のカップ状
物品と振り分け後の正立状態の一組のカップ状物品とを
前後左右のそれぞれの間に交互に位置させることができ
る。
【0028】前記バケット1の上部1aと四周のうちの一
側部1bとが開放されていると、正立状態もしくは倒立状
態のカップ状物品をこのバケット1の上側から収納し、
側方から取り出すことができる。
【0029】また、このバケット1に、前記取出装置3
の一部であるプッシャー部材3aを侵入させ得る切欠部1c
が形成されていると、前記プッシャー部材3aをこの切欠
部1cに侵入させることによって、バケット1内にあるカ
ップ状物品をスムーズに側方に押し出すことができる。
【0030】前記カップ状物品保持・反転装置4を、一
本の軸4aから外方向に突出し、しかも、前記軸4aの長手
方向における前後二枚で一組となる保持板4b、4bからな
るものとしておくと、図18及び図22に示すように両
保持板4b、4bにより鍔d付のカップ状物品を前後両側か
ら安定して保持することができる。
【0031】前記カップ状物品保持・反転装置4を、一
本の軸4aから外方向に突出し、しかも、前記軸4aの長手
方向における前後二枚で一組となり、さらに、上下にわ
ずかの間隔を隔てた上下二枚の保持板4c、4cからなるも
のとしておくと、図19及び図20に示すように上下二
枚の保持板4c、4c間に鍔d付きであるカップ状物品の鍔
d部分を差し込んだ安定した状態で図21に示すように
カップ状物品を反転させることができ、反転後において
もカップ状物品がカップ状物品保持・反転装置4から落
下するのを防止することができる。
【0032】内周面がカップ状物品を倒立させたときの
形状にほぼ一致する断面形状をした筒壁6aを備え、か
つ、真空源へ通じる孔6bを有する第一の吸着パッド6
1と、前記筒壁6a内奥に位置して前記孔6bと連通する第
二の吸着パッド62とからものとしておくと、正立状態の
カップ状物品は図25(a) に示すように第一の吸着パッ
ド61の下端部分で、また、倒立状態のカップ状物品は図
25(b) に示すように第二の吸着パッド62でそれぞれ保
持される。特に、第二の吸着パッド62により保持されて
いる倒立状態のカップ状物品は、第一の吸着パッド61
筒壁6aで抱持されているから、吸着時の揺れが防止され
るだけでなく、吸着面積がたとえ小さい場合であっても
これを安定して保持することができる。
【0033】
【実施例】本発明によるカップ状物品の集合方法及びそ
の装置、並びに、カップ状物品保持用の吸着パッドのそ
れぞれの実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明す
る。図1、図2に、前後等間隔で二列に並べられている
カップ状物品の集合方法の一例を、図3、図4に、この
集合方法により集合せしめられたカップ状物品の箱詰状
態の一例を示す。また、図5〜図22に、カップ状物品
の集合装置の一例とその作動状態を、図24及び図25
に、カップ状物品保持用の吸着パッドの一例とその作動
状態を示す。そして、図23に、正立状態のカップ状物
品の一例を示す。
【0034】図1に、二列に並んでいる正立状態のカッ
プ状物品B1〜B5の集合方法を、また、図2に、正立状態
のカップ状物品を反転させて倒立状態とした二列に並ん
でいるカップ状物品C1〜C5の集合方法を例示する。ただ
し、本発明にあっては必ずしも二列の状態から集合させ
なければならないものではなく、一列の状態であっても
集合させることができることは言うまでもない。また、
図1、図2においては、正立状態のカップ状物品B1〜B5
と倒立状態のカップ状物品C1〜C5とをいずれも五個で一
組としてこれら二組どおしを互いに集合させる場合を例
示してある。
【0035】まず、正立状態もしくは倒立状態の同じ姿
勢で搬送されてきたカップ状物品のうち、一組のカップ
状物品はそのままの状態(例えば、正立状態で搬送され
てきた場合には、正立状態)で、また、他の一組のカッ
プ状物品はこれを反転させた状態(例えば、正立状態で
搬送されてきた場合には、これを反転させて倒立状態)
とする。
【0036】そして、それぞれの列L1、L2にある正立状
態の一組のカップ状物品B1〜B5のうち、先頭側のものB1
と後尾側のものB5とを、図1(b) の鎖線で示すようにそ
の列に位置する各カップ状物品間であってその左隣りで
ある新たな列L3、L4に来るよう移動せしめる。すると、
それぞれの列L1、L2にあった正立状態の一組のカップ状
物品B1〜B5のうち、先頭側のものB1と後尾側のものB5
がいずれも図1(c) に示すように振り分けられる。
【0037】一方、それぞれの列L1、L2にある倒立状態
の一組のカップ状物品C1〜C5のうち、先頭側のものC1
後尾側のものC5とを、図2(b) の鎖線で示すようにその
列に位置する各カップ状物品間であってその右隣りであ
る新たな列L5、L6に来るよう移動せしめる。すると、そ
れぞれの列L1、L2にあった倒立状態の一組のカップ状物
品C1〜C5のうち、先頭側のものC1と後尾側のものC5とが
いずれも図2(c) に示すように振り分けられる。
【0038】次いで、振り分け後の倒立状態の二組のカ
ップ状物品C1〜C5〔図2(c) 〕と振り分け後の正立状態
の二組のカップ状物品B1〜B5〔図1(c) 〕とを、図3に
示すように前後左右のそれぞれの間に交互に位置させ
る。なお、振り分け後の倒立状態の二組のカップ状物品
C1〜C5と振り分け後の正立状態の二組のカップ状物品B1
〜B5とを同じ一つの箱に投入する場合には、倒立状態の
ものから先に投入する必要があるが、一つの箱D内にお
けるそれぞれの位置を、図1(d) 、図2(d) に示す。こ
のようにすると、図3、図4からも明らかなように、各
カップ状物品間に無駄な空間が生じることがなくなる。
【0039】一組のカップ状物品B1〜B5とC1〜C5とがい
ずれも複数列、例えばL1、L2の二列に並んでいる状態か
ら先頭側のものB1、C1と後尾側のものB5、C5とをその列
に位置する各カップ状物品間であってその隣りである左
右いずれかの新たな列L3〜L6に来るよう移動せしめるに
際しては、図1(a) 、図2(a) においてWで示す列間距
離を図1(b) 、図2(b) に示すように一旦W’に広げる
と、移動中のカップ状物品B1、B5、C1、C5が隣りの列L1
もしくはL2にあるカップ状物品と衝突することがなく、
その移動に支障を来すことがない。そして、先頭側と後
尾側の前記物品B1、B5、C1、C5を移動させた後、前記列
間距離を再びWに戻すと、図1(c) 、図2(c) に示すよ
うに元の間隔を保った状態で先頭側と後尾側の物品B1
B5、C1、C5を振り分けることができる。
【0040】次に、図5〜図22に基づいて、カップ状
物品の集合装置の一例とその作動状態を説明する。この
装置は、図5及び図6に示すように、正立状態もしくは
倒立状態の同じ姿勢でカップ状物品を収納し得るバケッ
ト1が一定間隔を置いて配置されたカップ状物品搬送装
置2と、該カップ状物品搬送装置2から一組のカップ状
物品を取り出す取出装置3と、該取出装置3により取り
出された一組のカップ状物品を保持するか、あるいは、
保持しながら適時に軸を中心として回動するカップ状物
品保持・反転装置4と、該カップ状物品保持・反転装置
4により保持された一組のカップ状物品と該カップ状物
品保持・反転装置4の回動により反転せしめられた一組
のカップ状物品とを交互に該カップ状物品保持・反転装
置4から一括して取り出す吸着装置5とからなってい
る。そして、前記吸着装置5の両端に位置する吸着パッ
ド6、6は所定位置にある軸を中心として回動させ得る
レバー7、7に取り付けられている。
【0041】実施例に示すバケット1は、図5及び図6
に示すように、無端状のチェン2aに一定間隔を置いて取
り付けられており、その上部1aと四周のうちの一側部1b
とが図14及び図15に示すように開放されている。バ
ケット1の上方からカップ状物品を落とし込むことによ
り、開放されている部分1aからバケット1内にカップ状
物品を収納することができ、開放されている側方部分1b
からカップ状物品を取り出すことができる。このバケッ
ト1には、取出装置3の一部であるプッシャー部材3aを
侵入させ得る切欠部1cが形成されている。
【0042】実施例に示す取出装置3は、一組のバケッ
ト1、1(実施例の場合には5個で一組)が図5、図
6、図16及び図17においてPで示す取出ステーショ
ンまで移送せしめられてきたとき、各バケット1、1に
収納されている一組のカップ状物品を取り出すためのも
のであって、その搬送路の側方(図16及び図17の右
側)に位置しており、図14、図17に示すように、前
記プッシャー部材3aとこれを作動させるための機構とか
らなっている。実施例では、一組のプッシャー部材3aを
作動させるための機構として、モータ3bの回転力をクラ
ンク機構3cを介してプッシャー部材3aに伝え、これによ
りプッシャー部材3aを図16、図17の左右方向に移動
させ得るようにした場合を例示してあるが、この機構の
みに限定されないことは勿論である。
【0043】前記カップ状物品保持・反転装置4は、前
記取出装置3により取り出された一組のカップ状物品を
保持するか、あるいは、保持しながら適時に軸4aを中心
として回動するものであり、図6、図14及び図17に
示すように、バケット1の搬送路をはさんで前記取出装
置3と対向する位置に配置されている。そして、実施例
に示すカップ状物品保持・反転装置4は図18〜図22
に示すように、一本の軸4aから外方向に突出し、しか
も、前記軸4aの長手方向(図18及び図19において
は、上下方向)における前後二枚で一組となる保持板4
b、4bと、前記軸4aから外方向に突出し、しかも、前記
軸4aの長手方向における前後二枚で一組となり、さら
に、上下にわずかの間隔を隔てた二枚の保持板4c、4cと
を90度の間隔を置いて十字状に配置することによって
構成されている。
【0044】このように、保持板を4bと4cの二種類に区
別したのは、上端に鍔dが存在するカップ状物品をカッ
プ状物品保持・反転装置4により正立状態で安定して保
持するとともに、カップ状物品保持・反転装置4により
安定した状態に保持しながらカップ状物品保持・反転装
置4を図20の状態から図21に示すように反時計針方
向に180度回動させることによって反転させることが
できるようにするためである。
【0045】例えば、正立状態にあるカップ状物品Bは
あえて反転させる必要がないため、図18に示すよう
に、一本の軸4aから外方向に突出し、しかも、前記軸4a
の長手方向(図18における上下方向)における前後二
枚で一組となる保持板4b、4bに前記鍔d部分を係止さ
せ、両側から単に保持するだけで充分である。これに対
し、図20の正立状態から図21においてCで示すよう
に反転させる必要のあるカップ状物品は単に二枚の保持
板4b、4bに前記鍔d部分を係止させ、両側から保持した
だけでは反転させる際にカップ状物品保持・反転装置4
から落下する。従って、図19及び図20に示すよう
に、一本の軸4aから外方向に突出し、しかも、前記軸4a
の長手方向(図19における上下方向)における前後二
枚で一組となり、さらに、上下にわずかの間隔を隔てた
二枚の保持板4c、4cを有するものとし、両保持板4c、4c
間に前記鍔d部分を差し込むことによって、反転中及び
反転後にも鍔d付のカップ状物品がカップ状物品保持・
反転装置4から落下しないようにしたものである。
【0046】一方、前記吸着装置5は、前記取出装置3
により取り出されてカップ状物品保持・反転装置4に載
せられた一組のカップ状物品と該カップ状物品保持・反
転装置4の回動により反転せしめられた一組のカップ状
物品とを一組ごと該カップ状物品保持・反転装置4から
一括して取り出すためのもので、図5、図6、図16及
び図17においてPで示す取出ステーション付近の上方
に位置している。
【0047】実施例に示す吸着装置5は、図6〜図11
において5aで示す2つの吸着ヘッドに一組(実施例では
5個)の吸着パッド6、6を取り付けたもので、両吸着
ヘッド5a、5aは図5及び図6に示すようにロボット8の
アーム8aの先端に取り付けられている。そして、一方
(図5、図6では右側、図7、図9、図10、図11で
は下側に現れる)の吸着ヘッド5aは他方(固定側)の吸
着ヘッド5aから突出させた2本のガイド杆5b、5bにスラ
イド可能に装着してあって、固定側の吸着ヘッド5aに対
して横方向にスライド可能である。これは、両吸着ヘッ
ド5a、5aにそれぞれ取り付けられている一組の吸着パッ
ド6、6間の間隔(横方向の間隔)を変え得るようにす
るためである。
【0048】スライド可能な吸着ヘッド5aをもう一方
(固定側)の吸着ヘッド5aから突出させた2本のガイド
杆5b、5bに沿ってスライドさせるために、実施例では、
固定側の吸着ヘッド5aにシリンダー5dを取り付け、その
ピストンロッド5eの先端をスライド可能な吸着ヘッド5a
に定着してある。シリンダー5dを作動させると、図9、
図12及び図13に示すように、スライド可能な吸着ヘ
ッド5aが2本のガイド杆5b、5bに沿ってスライドし、両
吸着ヘッド5a、5aに取り付けられている一組の吸着パッ
ド6、6間距離がWからW’に広がる。
【0049】両吸着ヘッド5a、5aに取り付けられている
5個で一組の吸着パッド6、6のうち、両端に位置する
吸着パッド6、6は、図8及び図10において5cで示す
軸を中心として回動させ得るレバー7、7に取り付けら
れており、残り3個の吸着パッド6、6は、図8及び図
11に示すように固定されたものとしてある。そして、
前記軸5c、5cを中心としてレバー7 、7 をそれぞれ回動
させるために、実施例では、両レバー7、7の軸5a、5a
にそれぞれ歯車5f、5fを固定し、一方のレバー7側の歯
車5fをモータ5gの軸に取り付けた歯車5hと直接噛み合わ
せ、また、もう一方のレバー7側の歯車5fはモータ5gの
軸に取り付けた歯車5hと噛み合っている中間歯車5iと噛
み合わせてある。
【0050】従って、モータ5gを逆転させると、その回
転力が歯車5h、5fを介して、また、中間歯車5i、歯車5f
を介してそれぞれのレバー7、7に伝わり、各レバー
7、7はいずれも図12の実線の位置から鎖線の位置ま
で回動し、その先端に取り付けられている吸着パッド
6、6が図12の実線の位置から鎖線の位置まで移動せ
しめられる。また、モータ5gを正転させると、その回転
力が歯車5h、5fを介して、また、中間歯車5i、歯車5fを
介してそれぞれのレバー7、7に伝わり、各レバー7、
7はいずれも図13の実線の位置から鎖線の位置まで回
動し、その先端に取り付けられている吸着パッド6、6
が図13の実線の位置から鎖線の位置まで移動せしめら
れる。
【0051】前記吸着パッド6は図24に示すように、
内周面がカップ状物品を倒立させたときの形状にほぼ一
致する断面形状をした筒壁6aを備え、かつ、真空源へ通
じる孔6bを有する第一の吸着パッド61と、前記筒壁6a内
奥に位置して前記孔6bと連通する第二の吸着パッド62
からなっている。このように、吸着体パッド6を特殊な
形態にしたのは、正立状態のカップ状物品と倒立状態の
カップ状物品を一つの吸着パッドでいずれも安定して吸
着・保持し得るようにするためである。
【0052】次に、実施例に示すカップ状物品の集合装
置の作用を、図6、図12〜図22に基づいて説明す
る。カップ状物品搬送装置2のチェン2aには、図6及び
図14に示すように、カップ状物品を収納し得るバケッ
ト1が一定間隔を置いて多数配置されており、各バケッ
ト1には図15〜図17に示すように正立状態のカップ
状物品Bをそれぞれ収納する。なお、実施例におけるバ
ケット1はその上部1aと四周のうちの一側部1bとが図1
5及び図16に示すように開放されているから、バケッ
ト1の上方からカップ状物品を落とし込むことにより、
開放されている部分1aからバケット1内にカップ状物品
Bを正立状態で収納することができる。実施例に示すカ
ップ状物品の上端には鍔dが形成されているから、この
とき、該鍔d部分が図14、図15及び図20に示すよ
うにバケット1の上面に引っ掛かって静止せしめられ
る。そして、前記カップ状物品搬送装置2の走行によ
り、カップ状物品Bはこの状態を保ってバケット1と共
に移送せしめられる。
【0053】カップ状物品搬送装置2の走行により正立
状態のカップ状物品Bが一組のカップ状物品を取り出す
取出装置3の側方、すなわち、取出ステーションPの所
まで移送せしめられると、該取出装置3のモータ3bが作
動し、取出装置3のクランク機構3cを介してプッシャー
部材3aが図16の実線の位置から同図鎖線の位置まで作
動し、前後一組のバケット1、1内にある正立状態の各
カップ状物品Bはいずれも前後一組のバケット1、1か
ら取り出される(図示例の場合には、五個で一組)。な
お、各バケット1内に収納されている正立状態のカップ
状物品Bは、取出装置3のプッシャー部材3aがバケット
1の切欠部1cから侵入することによって押し出される。
【0054】前後一組のバケット1、1から取り出され
た正立状態の一組のカップ状物品B、Bは図18〜図2
0に示すように、保持板4b、4bと保持板4c、4cとを十字
状に備えたカップ状物品保持・反転装置4に載せられ
る。正立状態にある一組のカップ状物品B、Bはあえて
反転させる(倒立状態とする)必要がないため、図18
に示すように、一本の軸4aから外方向に突出し、しか
も、前記軸4aの長手方向(図18における上下方向)に
おける前後二枚で一組となる保持板4b、4b間に位置させ
て両保持板4b、4bに前記鍔d部分を係止させることによ
り、カップ状物品を両側から単に保持するものとする。
これに対し、図20に示す正立状態から図21において
Cで示すように反転させる必要のあるカップ状物品は、
単に二枚の保持板4b、4bに前記鍔d部分を係止させ、両
側から単に保持しただけでは反転させる際にカップ状物
品保持・反転装置4から落下する。従って、図19及び
図20に示すように、一本の軸4aから外方向に突出し、
しかも、前記軸4aの長手方向(図19における上下方
向)における前後二枚で一組となり、さらに、上下にわ
ずかの間隔を隔てた二枚の保持板4c、4c間に前記鍔d部
分を差し込むようにする。このようにすると、反転中及
び反転後にも前記鍔d部分が上下二枚の保持板4c、4cで
はさまれ、カップ状物品がカップ状物品保持・反転装置
4から落下しない。
【0055】正立状態の一組のカップ状物品B、Bを反
転させる(倒立状態とする)必要がない場合には、図2
2に示すようにこのカップ状物品保持・反転装置4は回
動させないものとし、逆に、正立状態の一組のカップ状
物品B、Bを反転させる必要がある場合にのみ、このカ
ップ状物品保持・反転装置4を図20の状態から図21
に示すように反時計針方向に回動させる。カップ状物品
保持・反転装置4が回動しない場合には、これに載せら
れた一組のカップ状物品は搬送時と同じ正立状態に保持
される。一方、カップ状物品保持・反転装置4が回動し
た場合には、これに載せられた一組のカップ状物品はい
ずれも正立状態から反転せしめられ、倒立状態となる。
【0056】カップ状物品保持・反転装置4の近くに
は、図6に示すように吸着装置5が配置されており、前
記カップ状物品保持・反転装置4が回動せず搬送時と同
じ正立状態に保持されている一組のカップ状物品B、B
は、該吸着装置5により吸着保持され、そのままの姿勢
で前記カップ状物品保持・反転装置4から一括して取り
出される。また、カップ状物品保持・反転装置4に移載
せしめられた後その回動により反転せしめられて倒立状
態となった一組のカップ状物品C、Cは、該吸着装置5
により吸着保持され、前記カップ状物品保持・反転装置
4から一括して取り出される。なお、倒立状態となった
カップ状物品Cをカップ状物品保持・反転装置4から取
り出すに当たっては、カップ状物品Cの鍔d部分を上下
二枚の保持板4c、4cの間から抜く必要があるから、前記
吸着装置5にはそのような動きをさせるものとする。
【0057】前記カップ状物品保持・反転装置4には、
停止と回転とを行わせるものとするが、実施例では、前
述したように二つの吸着ヘッド5a、5aにそれぞれ一組の
吸着パッド6、6が取り付けてあって、二組の吸着パッ
ド6、6にそれぞれカップ状物品を正立状態と倒立状態
に交互に吸着保持させるに当たって、カップ状物品保持
・反転装置4は次のような動きをする。
【0058】二組の吸着パッド6、6にそれぞれカップ
状物品を正立状態で吸着させる場合には、まず、前記し
たように一組のカップ状物品B、Bをカップ状物品保持
・反転装置4に正立状態で載せる。そして、カップ状物
品保持・反転装置4に正立状態で載せられた一組のカッ
プ状物品B、Bを前記一組の吸着パッド6、6で吸着保
持してカップ状物品保持・反転装置4から一括して取り
出す。次いで、先程の場合と同じように前記カップ状物
品保持・反転装置4に正立状態でカップ状物品B、Bを
載せた後、これらを他の一組の吸着へッド6、6で吸着
保持する。これにより、正立状態の二組のカップ状物品
B、Bが一つの吸着装置5に二列に並んだ状態で保持さ
れる。
【0059】一方、二組の吸着パッド6、6にそれぞれ
カップ状物品を反転させた状態で吸着させる場合には、
まず、図20に示すように一組のカップ状物品B、Bを
カップ状物品保持・反転装置4に正立状態で載せる。そ
して、カップ状物品保持・反転装置4を図21に示すよ
うに180度回転(図21における反時計針方向)さ
せ、この一組のカップ状物品C、Cを前記一組の吸着パ
ッド6、6で吸着保持してカップ状物品保持・反転装置
4から一括して取り出す。次いで、図21の右側の空い
ている保持板4c、4cを利用して前記カップ状物品保持・
反転装置4に再び正立状態でカップ状物品B、Bを載せ
た後、カップ状物品保持・反転装置4を再び180度回
転させ、反転せしめられたこの一組のカップ状物品C、
Cを他の一組の吸着パッド6、6で吸着保持する。これ
により、反転せしめられた(倒立状態の)二組のカップ
状物品C、Cが一つの吸着装置5に二列に並んだ状態で
保持される。なお、実施例において一組のカップ状物品
を反転させる場合には、上述したように、上下にわずか
の間隔を隔てたカップ状物品保持・反転装置4における
二枚の保持板4c、4c間に、カップ状物品の鍔d部分を差
し込むことによって、反転中及び反転後にも鍔d付のカ
ップ状物品がカップ状物品保持・反転装置4から落下し
ないようにしてある。
【0060】このように、正立状態の二組のカップ状物
品B、Bもしくは反転せしめられた二組のカップ状物品
C、Cは一つの吸着装置5に二列に並んだ状態で保持さ
れるが、この吸着装置5の一組の吸着パッド6、6のう
ち両端(図6の上下、図7〜図10、図12及び図13
の左右)に位置する吸着パッド6、6は、所定位置にあ
る軸5c、5cを中心として回動させ得るレバー7、7に取
り付けられている。そして、上述したように前記モータ
5gを逆転もしくは正転させると、このレバー7、7を図
12もしくは図13に示すように時計針方向と反時計針
方向に回動させることができる。従って、吸着装置5に
二列に並んだ状態で保持されている二組のカップ状物品
のうち、同じ列にある先頭側のものと後尾側のものとを
その列に位置する各カップ状物品間であってその隣りで
ある左右いずれかの新たな列に来るよう移動せしめるこ
とができ、両カップ状物品をそれぞれ振り分けることが
できる。
【0061】なお、上述したように、一方(図5、図6
では右側、図7、図9、図10、図11では下側に現れ
る)の吸着ヘッド5aが他方(固定側)の吸着ヘッド5aに
対して横方向にスライド可能である。固定側の吸着ヘッ
ド5aに取り付けられているシリンダー5dを作動させる
と、図9に示すように、固定側の吸着ヘッド5aに取り付
けられている2本のガイド杆5b、5bに沿ってもう一方の
吸着ヘッド5aが固定側の吸着ヘッド5aに対して横方向に
スライドするから、カップ状物品の前記振り分けを行う
に際して、両吸着ヘッド5a、5aにそれぞれ取り付けられ
ている一組の吸着パッド6、6間の間隔(横方向の間
隔)を図7のWから、図9、図12及び図13のW’に
広げることができる。従って、同じ列にある先頭側のも
のと後尾側のものとをその列に位置する各カップ状物品
間であってその隣りである左右いずれかの新たな列に来
るよう移動せしめるに際し、移動中のカップ状物品が隣
りの列にあるカップ状物品と衝突することがなく、その
移動に支障を来すことがない。そして、先頭側と後尾側
の前記物品を移動させた後、前記間隔を再びWに戻す
と、図1(c) 、図2(c) に示すように元の間隔を保った
状態で先頭側と後尾側の物品を振り分けることができ
る。
【0062】スライド可能な吸着ヘッド5aをもう一方
(固定側)の吸着ヘッド5aから突出させた2本の案内軸
5b、5bに沿ってスライドさせるために、実施例では、固
定側の吸着ヘッド5aにシリンダー5dを取り付け、そのピ
ストンロッド5eの先端をスライド可能な吸着ヘッド5aに
定着してある。シリンダー5dを作動させると、図9、図
12、図13に示すように、スライド可能な吸着ヘッド
5aが2本の案内軸5b、5bに沿ってスライドし、両吸着ヘ
ッド5a、5aに取り付けられている一組の吸着パッド6、
6間距離がWからW’に広がる。なお、図12は正立状
態のカップ状物品を、また、図13は倒立状態のカップ
状物品を、前記吸着装置5により振り分ける様子を示
す。図12及び図13において、各吸着パッド6、6の
中心位置を便宜上黒丸印で示してあり、同じ列にある吸
着パッドのうち、両端以外のもの(実施例の場合には、
3個)は図8及び図11からも分かるようにいずれも吸
着ヘッド5aに対して動かない。
【0063】そして、前記吸着装置5の各吸着パッド
6、6の吸着力を解くと、図3に示すように、振り分け
後の倒立状態の一組のカップ状物品C、Cと振り分け後
の正立状態の一組のカップ状物品B、Bとを前後左右の
それぞれの間に交互に位置させることができる。実施例
では、振り分け後の倒立状態の一組のカップ状物品C、
Cと振り分け後の正立状態の一組のカップ状物品B、B
とを図3に示すように1つの箱D内において前後左右の
それぞれの間に交互に位置するごとく収納してある。こ
のようにすると、無駄な空間が除かれ、収納面積を小さ
くすることができる。なお、この箱Dは、図5及び図6
において9で示す搬送装置に載せられて移送されてくる
ようにするとよい。
【0064】前記吸着パッド6は図24に示すように、
内周面がカップ状物品を倒立させたときの形状にほぼ一
致する断面形状をした筒壁6aを備え、かつ、真空源へ通
じる孔6bを有する第一の吸着パッド61と、前記筒壁6a内
奥に位置して前記孔6bと連通する第二の吸着パッド62
からなっている。吸着パッド6をこのような構造として
おくと、正立状態のカップ状物品は図25(a) に示すよ
うに第一の吸着パッド61の下端部分で、また、倒立状態
のカップ状物品は図25(b) に示すように第二の吸着パ
ッド62でそれぞれ保持されることになる。特に、第二の
吸着パッド62により保持されている倒立状態のカップ状
物品Bは図25(b) に示すように第一の吸着パッド61
筒壁6aで抱持されているから、吸着時の揺れが防止され
るだけでなく、吸着面積がたとえ小さい場合であっても
これを安定して保持することができる。
【0065】なお、倒立状態の一組のカップ状物品と正
立状態の一組のカップ状物品を集合させるに当たって、
実施例では、カップ状物品が正立状態の同じ姿勢で搬送
されてくる場合を例示し、倒立状態にするにはこの状態
から反転させる場合について説明したが、その逆の場合
でも同じ結果が得られることは勿論である。また、実施
例においては、倒立状態のカップ状物品と正立状態のカ
ップ状物品を一段に集合させる場合について例示した
が、複数段積み重ねた状態に集合させることも可能であ
り、この場合には、前記集合作業を繰り返して行えばよ
い。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、少なくと
も同じ姿勢で一列に並んでいる正立状態もしくは倒立状
態のカップ状物品のうち、いずれも先頭側のものと後尾
側のものとをその列に位置する各カップ状物品間であっ
てその隣りである左右の新たな列に来るようそれぞれを
振り分け、振り分け後の倒立状態の一組のカップ状物品
と正立状態の一組のカップ状物品とを前後左右のそれぞ
れの間に交互に位置させて集める作業を自動的、かつ、
安定した状態のもとに行うことができるという効果があ
る。
【0067】請求項2記載の発明によれば、前記振り分
け作業中において、移動中のカップ状物品が隣りの列に
あるカップ状物品と衝突することがなく、その移動に支
障を来すことがないという効果がある。
【0068】請求項3記載の発明によれば、少なくとも
同じ姿勢で一列に並んでいる正立状態もしくは倒立状態
のカップ状物品のうちいずれも先頭側のものと後尾側の
ものとをその列に位置する各カップ状物品間であってそ
の隣りである左右の新たな列に来るようそれぞれを振り
分けた状態で倒立状態の一組のカップ状物品と正立状態
の一組のカップ状物品とを前後左右のそれぞれの間に交
互に位置させて集める作業を自動的かつ安定した状態の
もとに行うことができるという効果がある。
【0069】請求項4記載の発明によれば、バケットに
カップ状物品を上方から収納することができ、また、収
納された後のカップ状物品をスムーズに取り出してその
側方にある別の装置に移すことができる効果がある。
【0070】請求項5記載の発明によれば、バケット内
にあるカップ状物品をスムーズに側方に押し出すことが
できる効果がある。
【0071】請求項6記載の発明によれば、一本の軸4a
から外方向に突出し、しかも、前記軸4aの長手方向にお
ける前後二枚で一組となる保持板4b、4bにより鍔d付の
カップ状物品を前後両側から安定して保持することがで
きる効果がある。
【0072】請求項7記載の発明によれば、一本の軸4a
から外方向に突出し、しかも、前記軸4aの長手方向にお
ける前後二枚で一組となり、さらに、上下にわずかの間
隔を隔てた上下二枚の保持板4c、4c間に鍔d部分を差し
込んだ状態で鍔d付のカップ状物品を安定した状態で反
転させることができ、反転後においても鍔d付のカップ
状物品がカップ状物品保持・反転装置 から落下するの
を防止することができる。
【0073】請求項8記載の発明によれば、正立状態及
びこれを反転させた倒立状態のカップ状物品をいずれも
安定して保持することができる効果がある。特に、第二
の吸着パッド62により保持されている倒立状態のカップ
状物品は、第一の吸着パッド61の筒壁6aで抱持されてい
るから、吸着時の揺れが防止されるだけでなく、吸着面
積がたとえ小さい場合であってもこれを安定して保持す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】二列に並んでいる二組の正立状態のカップ状物
品を振り分ける状況を示す説明図である。
【図2】二列に並んでいる二組の倒立状態のカップ状物
品を振り分ける状況を示す説明図である。
【図3】振り分け後の倒立状態のカップ状物品と振り分
け後の正立状態のカップ状物品とを集合させた状態を示
す平面図である。
【図4】図3のA−A線拡大断面図である。
【図5】二組の正立状態のカップ状物品とこれを反転さ
せて倒立状態としたカップ状物品の集合装置の一例を示
す全体の側面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5、図6に示す集合装置における吸着装置部
分のみの平面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】図7に示す吸着装置において、一方(固定側)
の吸着ヘッドに対して他方の吸着ヘッドをガイド杆に沿
ってスライドさせた状態を示す平面図である。
【図10】吸着装置に備え付けられている一組の吸着パ
ッドのうち吸着ヘッドの両端に位置する吸着パッドを示
す概略図である。
【図11】吸着装置に備え付けられている一組の吸着パ
ッドのうち吸着ヘッドの中央に位置する吸着パッドを示
す概略図である。
【図12】図10に示す吸着パッドの移動前後の状態を
示す平面図である。
【図13】図11に示す吸着パッドの移動前後の状態を
示す平面図である。
【図14】カップ状物品がバケットに収納された状態を
示す平面図である。
【図15】カップ状物品がバケットに収納された状態を
示す正面図である。
【図16】バケットからカップ状物品を取り出す取出ス
テーションにある取出装置とカップ状物品保持・反転装
置とを示す側面図である。
【図17】バケットからカップ状物品を取り出す取出ス
テーションにある取出装置とカップ状物品保持・反転装
置とを示す平面図である。
【図18】一本の軸から外方向に突出し、しかも、前記
軸の長手方向における前後二枚で一組となる保持板によ
り鍔付のカップ状物品を前後両側から保持している状況
を示す平面図である。
【図19】一本の軸から外方向に突出し、しかも、前記
軸の長手方向における前後二枚で一組となり、さらに、
上下にわずかの間隔を隔てた上下二枚の保持板間に鍔部
分を差し込んだ状態で鍔付のカップ状物品を前後両側か
ら保持している状況を示す平面図である。
【図20】図19に示すカップ状物品の保持状況を側方
から見た拡大側面図である。
【図21】図20の状態からカップ状物品保持・反転装
置を反時計針方向に180度回動させ、カップ状物品を
反転させた状態を示す拡大側面図である。
【図22】図18に示すカップ状物品の保持状況を側方
から見た拡大側面図である。
【図23】カップ状物品の一例を示す斜視図である。
【図24】本発明によるカップ状物品保持用の吸着パッ
ドの一例を示す断面図である。
【図25】図24に示す吸着パッドの使用状態を示す断
面図で、正立状態のカップ状物品と倒立状態のカップ状
物品とを吸着保持している様子を示すものである。
【符号の説明】
1─バケット、1a─上部、1b─側部、1c─切欠部、2─
カップ状物品搬送装置、3─取出装置、3a─プッシャー
部材、4─カップ状物品保持・反転装置、4a─軸、4b─
保持板、4c─反転用、5─吸着装置、5c─軸、6─吸着
パッド、6a─筒壁、6b─孔、61─第一の吸着パッド、62
─第二の吸着パッド、7─レバー、B、B1〜B5─正立状
態のカップ状物品、C、C1〜C5─倒立状態のカップ状物
品。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正立状態もしくは倒立状態の同じ姿勢で搬
    送されてきたカップ状物品のうち、一組のカップ状物品
    はそのままの状態で、また、他の一組のカップ状物品は
    これを反転させた状態とし、同じ列にある正立状態の一
    組のカップ状物品と同じ列にある倒立状態の一組のカッ
    プ状物品はいずれも先頭側のものと後尾側のものとをそ
    の列に位置する各カップ状物品間であってその隣りであ
    る左右の新たな列に来るよう移動せしめてそれぞれを振
    り分け、振り分け後の倒立状態の一組のカップ状物品と
    振り分け後の正立状態の一組のカップ状物品とを前後左
    右のそれぞれの間に交互に位置させることを特徴とする
    カップ状物品の集合方法。
  2. 【請求項2】一組のカップ状物品が複数列に並んでいる
    状態から先頭側のものと後尾側のものとをその列に位置
    する各カップ状物品間であってその隣りである左右いず
    れかの新たな列に来るよう移動せしめるに際し、前記列
    間距離Wを一旦W’に広げ、先頭側と後尾側の前記物品
    を移動させた後前記列間距離を再びWに戻すことを特徴
    とする請求項1記載のカップ状物品の集合方法。
  3. 【請求項3】正立状態もしくは倒立状態の同じ姿勢でカ
    ップ状物品を収納し得るバケット1が一定間隔を置いて
    配置されたカップ状物品搬送装置2と、該カップ状物品
    搬送装置2から一組のカップ状物品を取り出す取出装置
    3と、該取出装置3により取り出された一組のカップ状
    物品を保持するか、あるいは、保持しながら適時に軸を
    中心として回動するカップ状物品保持・反転装置4と、
    該カップ状物品保持・反転装置4により保持された一組
    のカップ状物品と該カップ状物品保持・反転装置4の回
    動により反転せしめられた一組のカップ状物品とを一組
    ごと該カップ状物品保持・反転装置4から一括して取り
    出す吸着装置5とからなり、前記吸着装置5の両端に位
    置する吸着パッド6、6は所定位置にある軸5cを中心と
    して回動させ得るレバー7、7に取り付けられているこ
    とを特徴とするカップ状物品の集合装置。
  4. 【請求項4】前記バケット1は、その上部1aと四周のう
    ちの一側部1bとが開放されている請求項3記載のカップ
    状物品の集合装置。
  5. 【請求項5】前記バケット1には、前記取出装置3の一
    部であるプッシャー部材3aを侵入させ得る切欠部1cが形
    成されている請求項3もしくは4記載のカップ状物品の
    集合装置。
  6. 【請求項6】前記カップ状物品保持・反転装置4は、一
    本の軸4aから外方向に突出し、しかも、前記軸4aの長手
    方向における前後二枚で一組となる保持板4b、4bからな
    る請求項3記載のカップ状物品の集合装置。
  7. 【請求項7】前記カップ状物品保持・反転装置4は、一
    本の軸4aから外方向に突出し、しかも、前記軸4aの長手
    方向における前後二枚で一組となり、さらに、上下にわ
    ずかの間隔を隔てた二枚の保持板4c、4cからなる請求項
    3記載のカップ状物品の集合装置。
  8. 【請求項8】内周面がカップ状物品を倒立させたときの
    形状にほぼ一致する断面形状をした筒壁6aを備え、か
    つ、真空源へ通じる孔6bを有する第一の吸着パッド6
    1と、前記筒壁6a内奥に位置して前記孔6bと連通する第
    二の吸着パッド62とからなることを特徴とするカップ状
    物品保持用の吸着パッド。
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