JPH08132855A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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Publication number
JPH08132855A
JPH08132855A JP29790694A JP29790694A JPH08132855A JP H08132855 A JPH08132855 A JP H08132855A JP 29790694 A JP29790694 A JP 29790694A JP 29790694 A JP29790694 A JP 29790694A JP H08132855 A JPH08132855 A JP H08132855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
sub
cooling water
water system
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29790694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Otsuka
一博 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP29790694A priority Critical patent/JPH08132855A/ja
Publication of JPH08132855A publication Critical patent/JPH08132855A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 盛夏時、駐車中に冷房運転したとき、サブエ
ンジン用ラジエータ31の能力低下によってサブエンジン
10が停止するのを防止する。 【構成】 サブエンジン用冷却水系40の負荷を検知する
センサ53の検出値が所定値以上になったときコントロー
ラ54からの指令により切換弁51、52を切り換えることに
よってサブエンジン用冷却水系50をメインエンジン用冷
却水系40に切換弁51、52を介して接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバスに好適な車両用空気
調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバス用空気調和装置の1例が図2
及び図3に示されている。図2に示されるように、バス
100 の下部にはエアコンユニット1が搭載されている。
車室2内の天井付近の両側には冷風吹出ダクト4が前後
方向に延設され、かつ、車室2内床付近の両側には温風
吹出ダクト6が前後方向に延設されている。
【0003】冷房運転時、エアコンユニット1で生成さ
れた冷風は床下ダクト22を経て分岐し、一対の立上りダ
クト3を通って冷風吹出ダクト4に入り、この冷風吹出
ダクト4に前後に所定の間隔を隔てて形成された吹出口
5から車室2内に吹き出される。
【0004】暖房運転時、エアコンユニット1で生成さ
れた温風は床下ダクト22、立上りダクト3を通って温風
吹出ダクト6に入り、この温風吹出ダクト6に前後に所
定の間隔を隔てて形成された吹出口8から車室2内に吹
き出される。
【0005】図3には空気調和装置の系統図が示されて
いる。エアコンユニット1の内部には水冷式のサブエン
ジン10が設置され、このエンジン冷却水はラジエータ31
によって冷却される。このサブエンジン10によってコン
プレッサ11及びフアン12が駆動される。
【0006】コンプレッサ11が駆動されると、このコン
プレッサ11から吐出された冷媒はコンデンサ13に入り、
ここでフアン12によって送風される外気に放熱すること
によって凝縮液化する。この液冷媒はレシーバ14、膨張
弁15を経てエバポレータ16に入り、ここでエバポレータ
フアン9によって送風される車室内空気又は外気と熱交
換することによって蒸発気化した後、コンプレッサ11に
戻る。
【0007】ケーシング17の内部にはエバポレータフア
ン9、エバポレータ16、ヒータコイル18、内外気切換ダ
ンパ19等が収納されている。エバポレータフアン9の運
転中に内外気切換ダンパ19を切り換えることによって内
気吸込口20から車室内空気が、外気吸込口21から外気が
ケーシング17内に吸入される。
【0008】ケーシング17内に吸入された空気はエバポ
レータ16及びヒータコイル18を流過することによって調
和空気となり、この調和空気はエバポレータフアン9に
よって付勢された後、吹出口37から吹き出され、床下ダ
クト22を経て分岐し、一対の立上りダクト3を経て上下
切換ダンパ7が破線で示す位置にあるときは冷風吹出ダ
クト4に、上下切換ダンパ7が実線で示す位置にあると
きは温風ダクト6に送られる。
【0009】暖房運転時には、サブエンジン10は停止さ
れ、開閉弁35、36が開とされる。すると、水冷式の走行
用メインエンジン33から流出した高温のエンジン冷却水
の一部が開閉弁36、流量制御弁38を経てヒータコイル18
に供給され、ここで放熱することによって降温した後、
開閉弁35を経てメインエンジン32に戻る。高温のエンジ
ン冷却水の大部分はラジエータ34でフアン33によって送
風される外気に放熱した後、メインエンジン32に戻る。
【0010】そして、フアンモータ30が駆動され、これ
からの動力がドライブシャフト26、プーリー27、ベルト
28、プーリー29を経てエバポレータフアン9に伝達され
てこれを回転させる。この際、マグネットクラッチ25は
断とされる。
【0011】冷房運転時には、サブエンジン10が駆動さ
れる。そして、サブエンジン10の動力がプーリー23、ベ
ルト24、マグネットクラッチ25、ドライブシャフト26、
プーリー27、ベルト28、プーリー29を経てエバポレータ
フアン9に伝達されてこれを回転させる。この際、フア
ンモータ30には通電されないため、フアンモータ30は単
に軸受の機能を果たす。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、バスが駐車場等において他のバスと隣接して停車
しているときに冷房運転すると、サブエンジン10が隣接
するバスのサブエンジン10から排出される排熱を吸い込
むので、サブエンジン用ラジエータ31の能力が低下し、
サブエンジン10が停止してしまう場合があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、水冷式の走行用メインエンジンを搭載した車両
に水冷式のサブエンジンによって駆動されるエアコンユ
ニットを搭載してなる車両用空気調和装置において、上
記サブエンジン用冷却水系を上記メインエンジン用冷却
水系に接続するための切換弁と、サブエンジン用冷却水
系の負荷を検知するセンサと、このセンサの検出値が所
定値以上になったとき、上記切換弁を切り換えて上記サ
ブエンジン用冷却水系を上記メインエンジン用冷却水系
に接続するコントローラを設けたことを特徴とする車両
用空気調和装置にある。
【0014】上記メインエンジン用冷却水系のエアコン
ユニットのヒータコイルに接続される部位に上記サブエ
ンジン用冷却水系を接続することができる。
【0015】
【作用】本発明においては、サブエンジン用冷却水系の
負荷が所定値以上になったとき、コントローラからの指
令によって切換弁が切り換えられ、サブエンジン用冷却
水系は切換弁を介してメインエンジン用冷却水系に接続
される。
【0016】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。水
冷式の走行用メインエンジン32によって駆動されるラジ
エータフアン33によって送られる外気はメインエンジン
用ラジエータ34を流過する。これと同時にこのエンジン
32によって駆動される水ポンプ39によって送られるエン
ジン冷却水がエンジン32のウォータージャケットを流過
して昇温した後、メインエンジン用ラジエータ34に入
り、ここで冷却された後、再び水ポンプ39に戻る。
【0017】開閉弁35、36を開くと、メインエンジン32
から流出した高温のエンジン冷却水の一部は流量制御弁
38及びヒータコイル18を流過して水ポンプ43に戻る。以
上によってメインエンジン用冷却水系40を構成してい
る。
【0018】サブエンジン10、水ポンプ41及びサブエン
ジン用ラジエータ31によってサブエンジン用冷却水系50
を構成している。
【0019】サブエンジン用冷却水系50は切換弁51、52
を介してメインエンジン用冷却水系40に接続されてい
る。そして、サブエンジン10のウォータージャケットと
ラジエータ31とを繋ぐ配管42に開閉弁46が介装されてい
る。
【0020】サブエンジン用冷却水系50の負荷を検知す
るセンサ、即ち、ラジエータ31出口の水温を検知する水
温センサ53が設けられ、このセンサ53の検出値はコント
ローラ54に入力される。コントローラ54はセンサ53の検
出値が所定値以上になったとき、開閉弁46を閉とすると
同時に切換弁51、52に指令してこれを切り換える。
【0021】かくして、メインエンジン用冷却水が切換
弁51を経てサブエンジン用冷却水系50に入り、サブエン
ジン用ラジエータ31、水ポンプ41、サブエンジン10のウ
ォータージャケット、切換弁52を通ってメインエンジン
用冷却水系40に戻る。
【0022】センサ53の検出値が所定値以下のときはコ
ントローラ54からの指令によって開閉弁46が開とされ、
かつ、切換弁51、52が切り換えられて定常状態に復帰す
る。かくして、サブエンジン10のウォータージャケット
から流出したエンジン冷却水は配管42、開閉弁46、ラジ
エータ31を経て水ポンプ41に吸入される。
【0023】
【発明の効果】本発明においては、サブエンジン用冷却
水系の負荷が所定値以上になったとき、コントローラか
らの指令によって切換弁が切り換えられてサブエンジン
用冷却水系は切換弁を介してメインエンジン用冷却水系
に接続される。この結果、サブエンジン用冷却水はメイ
ンエンジン用ラジエータによっても冷却されるので、サ
ブエンジン用冷却水系の負荷が増大した場合であっても
サブエンジンの停止を阻止して空気調和装置の運転を継
続することができる。
【0024】メインエンジン用冷却水系のエアコンユニ
ットのヒータコイルに接続される部位にサブエンジン用
冷却水系を接続すれば、サブエンジン用冷却水系をメイ
ンエンジン用冷却水系を接続するための配管が短くなる
とともにこの配管の接続作業も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す系統図である。
【図2】従来の空気調和装置の斜視図である。
【図3】従来の空気調和装置の系統図である。
【符号の説明】
32 走行用メインエンジン 34 ラジエータ 39 水ポンプ 40 メインエンジン用冷却水系 51、52 切換弁 10 サブエンジン 31 ラジエータ 41 水ポンプ 46 開閉弁 50 サブエンジン用冷却水系 53 負荷センサ 54 コントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水冷式の走行用メインエンジンを搭載し
    た車両に水冷式のサブエンジンによって駆動されるエア
    コンユニットを搭載してなる車両用空気調和装置におい
    て、上記サブエンジン用冷却水系を上記メインエンジン
    用冷却水系に接続するための切換弁と、サブエンジン用
    冷却水系の負荷を検知するセンサと、このセンサの検出
    値が所定値以上になったとき、上記切換弁を切り換えて
    上記サブエンジン用冷却水系を上記メインエンジン用冷
    却水系に接続するコントローラを設けたことを特徴とす
    る車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 上記メインエンジン用冷却水系のエアコ
    ンユニットのヒータコイルに接続される部位に上記サブ
    エンジン用冷却水系を接続したことを特徴とする請求項
    1記載の車両用空気調和装置。
JP29790694A 1994-11-07 1994-11-07 車両用空気調和装置 Withdrawn JPH08132855A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29790694A JPH08132855A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 車両用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP29790694A JPH08132855A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 車両用空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08132855A true JPH08132855A (ja) 1996-05-28

Family

ID=17852631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29790694A Withdrawn JPH08132855A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 車両用空気調和装置

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JP (1) JPH08132855A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101106901B1 (ko) * 2007-09-03 2012-01-30 두산디에스티주식회사 보조 동력 장치 냉각 시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20020115