JPH08132631A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
- Publication number
- JPH08132631A JPH08132631A JP27358294A JP27358294A JPH08132631A JP H08132631 A JPH08132631 A JP H08132631A JP 27358294 A JP27358294 A JP 27358294A JP 27358294 A JP27358294 A JP 27358294A JP H08132631 A JPH08132631 A JP H08132631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- recording
- recording apparatus
- carriage
- ink jet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価な吐出回復機構を備えたインクジェット
記録装置を提供することを目的とする。 【構成】 吐出回復機構を搭載したキャリッジ６を有
し、キャリッジ６がライン型インクジェット記録ヘッド
３の吐出面を走査しながらライン型インクジェット記録
ヘッド３の吐出回復動作を行う。 【効果】 ノズル面全体を覆う必要がないため安価で確
実な吐出回復機構を供与することができる。
記録装置を提供することを目的とする。 【構成】 吐出回復機構を搭載したキャリッジ６を有
し、キャリッジ６がライン型インクジェット記録ヘッド
３の吐出面を走査しながらライン型インクジェット記録
ヘッド３の吐出回復動作を行う。 【効果】 ノズル面全体を覆う必要がないため安価で確
実な吐出回復機構を供与することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドよりインク
を吐出し、被記録材にインクを付着させて画像の記録を
行うインクジェット記録装置に関するものである。
を吐出し、被記録材にインクを付着させて画像の記録を
行うインクジェット記録装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンピュータやワードプロセッサ
等に接続されるプリンタ、複写機、ファクシミリ等の記
録装置は、画像情報に基づいて、紙やプラスティック薄
板等の被記録材に画像を形成するよう構成されている。
等に接続されるプリンタ、複写機、ファクシミリ等の記
録装置は、画像情報に基づいて、紙やプラスティック薄
板等の被記録材に画像を形成するよう構成されている。
【０００３】この記録装置は、方式により、インクジェ
ット式、ワイヤードット式、サーマル式、レーザービー
ム式、ペンプロット式等に分類することができ、そのう
ちのインクジェット式の記録手段（インクジェットヘッ
ド）は、電気熱エネルギー変換体によって印加される熱
エネルギーによって形成される膜沸騰による気泡の発
生、収縮によって生じる圧力変化を利用して、被記録材
へインクを吐出飛翔させて記録を行うように構成されて
いるものや、ピエゾ素子などの電気機械変換体によりイ
ンク室の容積を変化させて被記録材へインクを吐出飛翔
させて記録を行うように構成されているものなどが一般
的である。
ット式、ワイヤードット式、サーマル式、レーザービー
ム式、ペンプロット式等に分類することができ、そのう
ちのインクジェット式の記録手段（インクジェットヘッ
ド）は、電気熱エネルギー変換体によって印加される熱
エネルギーによって形成される膜沸騰による気泡の発
生、収縮によって生じる圧力変化を利用して、被記録材
へインクを吐出飛翔させて記録を行うように構成されて
いるものや、ピエゾ素子などの電気機械変換体によりイ
ンク室の容積を変化させて被記録材へインクを吐出飛翔
させて記録を行うように構成されているものなどが一般
的である。
【０００４】インクジェット記録装置は高密度な画像を
高速で記録することが可能で、ノンインパクト方式であ
るため記録騒音が小さく、複数色のインクを使用してカ
ラー画像を記録することが容易である等、多くの長所を
有している。
高速で記録することが可能で、ノンインパクト方式であ
るため記録騒音が小さく、複数色のインクを使用してカ
ラー画像を記録することが容易である等、多くの長所を
有している。
【０００５】インクジェット記録装置で使用されるイン
クは、揮発性の高い水やアルコールなどと、揮発性の低
いグリセリンなどとの混合溶媒液に、染料や顔料などを
分散させて作られることが一般的である。
クは、揮発性の高い水やアルコールなどと、揮発性の低
いグリセリンなどとの混合溶媒液に、染料や顔料などを
分散させて作られることが一般的である。
【０００６】インクジェット記録装置は、インクジェッ
ト記録ヘッドにインクを供給し、記録ヘッドの前面に形
成された、複数の吐出口よりインクを吐出させて、画像
データに基づいた画像を、被記録材に形成して記録を行
う物である。
ト記録ヘッドにインクを供給し、記録ヘッドの前面に形
成された、複数の吐出口よりインクを吐出させて、画像
データに基づいた画像を、被記録材に形成して記録を行
う物である。
【０００７】インクジェット記録装置はインク溶剤の蒸
発によるインクの増粘、吐出口近傍へのインクの固着、
埃、ゴミなどの付着、気泡の混入などでインクの吐出不
能や不良を引き起こすことがある。これらを防止するた
めに吐出口をキャップなどで覆ったり、あるいは、キャ
ップなどを介して吐出口を吸引し増粘したインクやイン
クに混入した埃、ゴミ、気泡をインクと共に吸い出した
り、吐出口面をブレードなどの弾性部材で払拭したりし
ている。これらの一連の動作を吐出回復動作と呼んでい
る。
発によるインクの増粘、吐出口近傍へのインクの固着、
埃、ゴミなどの付着、気泡の混入などでインクの吐出不
能や不良を引き起こすことがある。これらを防止するた
めに吐出口をキャップなどで覆ったり、あるいは、キャ
ップなどを介して吐出口を吸引し増粘したインクやイン
クに混入した埃、ゴミ、気泡をインクと共に吸い出した
り、吐出口面をブレードなどの弾性部材で払拭したりし
ている。これらの一連の動作を吐出回復動作と呼んでい
る。
【０００８】従来のインクジェット記録装置は、インク
ジェット記録ヘッドをキャリッジに搭載し、このキャリ
ッジを、被記録材の全面で往復移動させながら記録を行
う、シリアル型（キャリッジ走査型）の物が一般的であ
る。このシリアル型のインクジェット記録装置は一般的
に数個から百数十個までの吐出口で形成された吐出口群
を有している。インクジェット記録装置は高解像度であ
り、吐出口間のピッチは１／３６０〜１／３００インチ
のものが多く吐出口群の外形寸法は１０ｍｍ前後までで
ある。従って吐出口面を覆うキャップや吐出口面を払拭
するブレードは吐出口群の外形寸法より多少大きければ
よく、前記寸法値より明らかなように小型部品で形成す
ることが出来る。また、吐出口面を払拭する際はキャリ
ッジに搭載されたインクジェット記録ヘッドを、装置に
固定されたブレードにインクジェット記録ヘッド自身の
移動により擦りつけて払拭している。
ジェット記録ヘッドをキャリッジに搭載し、このキャリ
ッジを、被記録材の全面で往復移動させながら記録を行
う、シリアル型（キャリッジ走査型）の物が一般的であ
る。このシリアル型のインクジェット記録装置は一般的
に数個から百数十個までの吐出口で形成された吐出口群
を有している。インクジェット記録装置は高解像度であ
り、吐出口間のピッチは１／３６０〜１／３００インチ
のものが多く吐出口群の外形寸法は１０ｍｍ前後までで
ある。従って吐出口面を覆うキャップや吐出口面を払拭
するブレードは吐出口群の外形寸法より多少大きければ
よく、前記寸法値より明らかなように小型部品で形成す
ることが出来る。また、吐出口面を払拭する際はキャリ
ッジに搭載されたインクジェット記録ヘッドを、装置に
固定されたブレードにインクジェット記録ヘッド自身の
移動により擦りつけて払拭している。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】記録装置はシリアル型
より、ライン型の方が著しく高速記録を行う事が可能で
ある。ライン型インクジェットヘッドは記録可能範囲の
全てにわたって吐出口が設けられており、吐出口数にし
て数千個、外形形状にして数百ｍｍと大型になってしま
う。ライン型インクジェット記録ヘッドは、基本的に装
置に固定されているため、吐出口面を払拭するにはブレ
ードを駆動する必要があるし、また、吐出口を吸引しよ
うとした場合、単一のキャップで吐出口を覆い吸引する
には、吸引面積が広いため大容量の吸引ポンプが必要と
なり、一つの吐出口の吐出回復処理を行う場合でも全て
の吐出口を吸引する必要があり、インクの無駄を生じて
しまうという問題点を有している。インクジェット記録
装置のランニングコストは、インクの消費量に比例す
る。不必要なインクの吸引を繰り返せば、インクの消費
量は増え、ランニングコストは増大してしまうという問
題が生じる。
より、ライン型の方が著しく高速記録を行う事が可能で
ある。ライン型インクジェットヘッドは記録可能範囲の
全てにわたって吐出口が設けられており、吐出口数にし
て数千個、外形形状にして数百ｍｍと大型になってしま
う。ライン型インクジェット記録ヘッドは、基本的に装
置に固定されているため、吐出口面を払拭するにはブレ
ードを駆動する必要があるし、また、吐出口を吸引しよ
うとした場合、単一のキャップで吐出口を覆い吸引する
には、吸引面積が広いため大容量の吸引ポンプが必要と
なり、一つの吐出口の吐出回復処理を行う場合でも全て
の吐出口を吸引する必要があり、インクの無駄を生じて
しまうという問題点を有している。インクジェット記録
装置のランニングコストは、インクの消費量に比例す
る。不必要なインクの吸引を繰り返せば、インクの消費
量は増え、ランニングコストは増大してしまうという問
題が生じる。
【００１０】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、安価で確実な吐出回復機構を備え、低ランニングコ
ストのインクジェット記録装置を提供することを目的と
する。
で、安価で確実な吐出回復機構を備え、低ランニングコ
ストのインクジェット記録装置を提供することを目的と
する。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため記録ヘッドのインク吐出面に沿って移動するキ
ャリッジを設け、このキャリッジにインク吐出面を払拭
するブレードと、インク吐出口を吸引する吸引手段とを
設けたものである。
するため記録ヘッドのインク吐出面に沿って移動するキ
ャリッジを設け、このキャリッジにインク吐出面を払拭
するブレードと、インク吐出口を吸引する吸引手段とを
設けたものである。
【００１２】
【作用】本発明は上記構成により、確実で、一部のイン
ク吐出口が吐出不能になった場合は全てのインク吐出口
よりインクを吸引する必要がなく、インクの無駄のない
吐出回復を行うことができる。
ク吐出口が吐出不能になった場合は全てのインク吐出口
よりインクを吸引する必要がなく、インクの無駄のない
吐出回復を行うことができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図１、図
２、図３、図４に基づいて説明する。図１から図４にお
いて１は記録用紙、２は記録用紙１を搬送する用紙搬送
ローラ、３は吐出口３ａを備えたライン型インクジェッ
ト記録ヘッド、４はインクタンクであり記録用のインク
を貯留している。５はインク供給用チューブでありイン
クタンク４に貯留されたインクをライン型インクジェッ
ト記録ヘッド３に供給する。６はキャリッジ、７はキャ
リッジ６が吐出口３ａの前方を往復移動できるように保
持するシャフト、８はライン型インクジェット記録ヘッ
ド３の吐出口３ａを払拭する弾性体で形成されたブレー
ドであり吐出口３ａに対して離接可能なようにキャリッ
ジ６に保持されている。９は吸引ポンプ、１０はキャッ
プでライン型インクジェット記録ヘッド３の吐出口３ａ
の一部を覆うことができるように構成されておりブレー
ド８と同様に吐出口３ａに対して離接可能なようにキャ
リッジ６に保持されている。１１はインク吸引用のチュ
ーブである。
２、図３、図４に基づいて説明する。図１から図４にお
いて１は記録用紙、２は記録用紙１を搬送する用紙搬送
ローラ、３は吐出口３ａを備えたライン型インクジェッ
ト記録ヘッド、４はインクタンクであり記録用のインク
を貯留している。５はインク供給用チューブでありイン
クタンク４に貯留されたインクをライン型インクジェッ
ト記録ヘッド３に供給する。６はキャリッジ、７はキャ
リッジ６が吐出口３ａの前方を往復移動できるように保
持するシャフト、８はライン型インクジェット記録ヘッ
ド３の吐出口３ａを払拭する弾性体で形成されたブレー
ドであり吐出口３ａに対して離接可能なようにキャリッ
ジ６に保持されている。９は吸引ポンプ、１０はキャッ
プでライン型インクジェット記録ヘッド３の吐出口３ａ
の一部を覆うことができるように構成されておりブレー
ド８と同様に吐出口３ａに対して離接可能なようにキャ
リッジ６に保持されている。１１はインク吸引用のチュ
ーブである。
【００１４】以上のように構成されたインクジェット記
録装置について以下その動作を説明する。印字を行う
際、用紙搬送ローラ２はモータ等によって駆動され、記
録用紙１を搬送する。記録用紙１がライン型インクジェ
ット記録ヘッド３の前方を通過する際に、ライン型イン
クジェット記録ヘッド３は吐出口３ａよりインクを吐出
し記録を行っていく。記録を行うと吐出口３ａの近傍に
インクが付着する。付着したインクは固着して吐出口３
ａを塞いだり、吐出インクに作用してインクの吐出方向
を変化させたりするため、付着インクは払拭する必要が
ある。付着インクを払拭する際は、ブレード８を吐出口
３ａに当接するように矢印Ａ方向へ前進させ、キャリッ
ジ６をモーター等により駆動し吐出口３ａに沿って往復
移動させる。キャリッジ６の往復移動に伴ってブレード
８は吐出口３ａを払拭していく。言い替えれば、キャリ
ッジ６を駆動することによって吐出口３ａを払拭できる
わけである。
録装置について以下その動作を説明する。印字を行う
際、用紙搬送ローラ２はモータ等によって駆動され、記
録用紙１を搬送する。記録用紙１がライン型インクジェ
ット記録ヘッド３の前方を通過する際に、ライン型イン
クジェット記録ヘッド３は吐出口３ａよりインクを吐出
し記録を行っていく。記録を行うと吐出口３ａの近傍に
インクが付着する。付着したインクは固着して吐出口３
ａを塞いだり、吐出インクに作用してインクの吐出方向
を変化させたりするため、付着インクは払拭する必要が
ある。付着インクを払拭する際は、ブレード８を吐出口
３ａに当接するように矢印Ａ方向へ前進させ、キャリッ
ジ６をモーター等により駆動し吐出口３ａに沿って往復
移動させる。キャリッジ６の往復移動に伴ってブレード
８は吐出口３ａを払拭していく。言い替えれば、キャリ
ッジ６を駆動することによって吐出口３ａを払拭できる
わけである。
【００１５】一方、インク流路内に気泡やホコリが混入
したり、インクの溶媒が蒸発してインク粘度が増加した
りすると、ライン型インクジェット記録ヘッド３の内部
で発生させる吐出エネルギーが吐出口３ａまで確実に伝
わらず、インクを吐出できない吐出不能や、吐出速度が
十分にでない吐出不良となる。このような吐出不能や吐
出不良を未然に防ぐために吐出口３ａを吸引しインク流
路内の不純物をインクとともに吸い出す必要がある。万
一、吐出不能や吐出不良になっても、吐出口３ａを吸引
すれば、再び正常な吐出ができるようになる。上記のよ
うな吐出回復動作を行うときは、チューブ１１により吸
引ポンプ９と連通したキャップ１０を吐出口３ａに密着
するように矢印Ｂ方向へ前進させる。続いて吸引ポンプ
９を駆動しキャップ１０と吐出口３ａの面とで形成され
た空間に負圧を発生させる。図１より明らかなようにこ
の際にキャップ１０で覆われる吐出口３ａは全吐出口３
ａの極一部であり、キャップ１０は極めて小型なもので
ある。吐出口３ａに負圧がかけられるとインク流路内に
混入した気泡やホコリなどの不純物あるいは溶媒が蒸発
して増粘したインクが吸い出されていく。次に、吸引ポ
ンプ９を駆動した状態でキャリッジ６を移動しこのキャ
リッジ６とともにキャップ１０を移動させる。キャップ
１０は次々に新たな吐出口３ａを覆い、順次吐出口３ａ
を吸引、吐出回復させていく。
したり、インクの溶媒が蒸発してインク粘度が増加した
りすると、ライン型インクジェット記録ヘッド３の内部
で発生させる吐出エネルギーが吐出口３ａまで確実に伝
わらず、インクを吐出できない吐出不能や、吐出速度が
十分にでない吐出不良となる。このような吐出不能や吐
出不良を未然に防ぐために吐出口３ａを吸引しインク流
路内の不純物をインクとともに吸い出す必要がある。万
一、吐出不能や吐出不良になっても、吐出口３ａを吸引
すれば、再び正常な吐出ができるようになる。上記のよ
うな吐出回復動作を行うときは、チューブ１１により吸
引ポンプ９と連通したキャップ１０を吐出口３ａに密着
するように矢印Ｂ方向へ前進させる。続いて吸引ポンプ
９を駆動しキャップ１０と吐出口３ａの面とで形成され
た空間に負圧を発生させる。図１より明らかなようにこ
の際にキャップ１０で覆われる吐出口３ａは全吐出口３
ａの極一部であり、キャップ１０は極めて小型なもので
ある。吐出口３ａに負圧がかけられるとインク流路内に
混入した気泡やホコリなどの不純物あるいは溶媒が蒸発
して増粘したインクが吸い出されていく。次に、吸引ポ
ンプ９を駆動した状態でキャリッジ６を移動しこのキャ
リッジ６とともにキャップ１０を移動させる。キャップ
１０は次々に新たな吐出口３ａを覆い、順次吐出口３ａ
を吸引、吐出回復させていく。
【００１６】ここで仮に、一部の吐出口３ａが、インク
の増粘によりインクを吐出できなくなった場合には吐出
不能となった吐出口３ａ付近へキャリッジ６を移動し、
吸引、吐出回復を行うと、前述の構造説明より明らかな
様にキャップ１０は全吐出口３ａに対して十分に小さい
ため、同時には一部の吐出口３ａしか覆うことがなく吐
出不能となった吐出口３ａとその周辺の吐出口３ａのみ
を吸引することができる。
の増粘によりインクを吐出できなくなった場合には吐出
不能となった吐出口３ａ付近へキャリッジ６を移動し、
吸引、吐出回復を行うと、前述の構造説明より明らかな
様にキャップ１０は全吐出口３ａに対して十分に小さい
ため、同時には一部の吐出口３ａしか覆うことがなく吐
出不能となった吐出口３ａとその周辺の吐出口３ａのみ
を吸引することができる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明は、記録ヘッドのイ
ンク吐出面に沿って移動するキャリッジを設け、このキ
ャリッジにインク吐出面を払拭するブレードと、インク
吐出口を吸引する吸引手段とを設けたことにより、確実
で一部のインク吐出口が吐出不能になった場合は全ての
インク吐出口よりインクを吸引する必要がなく、インク
の無駄のない吐出回復を行うことができ、小型な吐出回
復装置でライン型など大型のインクジェット記録ヘッド
を吐出回復することが可能となる。
ンク吐出面に沿って移動するキャリッジを設け、このキ
ャリッジにインク吐出面を払拭するブレードと、インク
吐出口を吸引する吸引手段とを設けたことにより、確実
で一部のインク吐出口が吐出不能になった場合は全ての
インク吐出口よりインクを吸引する必要がなく、インク
の無駄のない吐出回復を行うことができ、小型な吐出回
復装置でライン型など大型のインクジェット記録ヘッド
を吐出回復することが可能となる。
【図１】本発明の一実施例におけるインクジェット記録
装置の正面図
装置の正面図
【図２】本発明の一実施例におけるインクジェット記録
装置の側面図
装置の側面図
【図３】本発明の一実施例におけるインクジェット記録
装置のライン型インクジェット記録ヘッドの平面図
装置のライン型インクジェット記録ヘッドの平面図
【図４】本発明の一実施例におけるインクジェット記録
装置のキャリッジの外観図
装置のキャリッジの外観図
【符号の説明】 １ 記録用紙 ２ 用紙搬送ローラ ３ ライン型インクジェット記録ヘッド ３ａ 吐出口 ４ インクタンク ５ インク供給用チューブ ６ キャリッジ ７ シャフト ８ ブレード ９ 吸引ポンプ １０ キャップ １１ チューブ
Claims (7)
- 【請求項１】記録ヘッドよりインクを吐出させ記録媒体
に記録を行うインクジェット記録装置において、前記記
録ヘッドのインク吐出面に沿って移動し、前記インク吐
出面を払拭する払拭部材を備えたことを特徴とするイン
クジェット記録装置。 - 【請求項２】前記払拭部材を前記インク吐出面に対し離
接する離接手段を備えたことを特徴とする請求項１記載
のインクジェット記録装置。 - 【請求項３】記録ヘッドよりインクを吐出させ記録媒体
に記録を行うインクジェット記録装置において、前記記
録ヘッドのインク吐出面に沿って移動し、前記記録ヘッ
ドのインク吐出口を吸引する吸引手段を備えたことを特
徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項４】前記吸引手段を前記インク吐出面に対し離
接する離接手段を備えたことを特徴とする請求項３記載
のインクジェット記録装置。 - 【請求項５】記録ヘッドよりインクを吐出させ記録媒体
に記録を行うインクジェット記録装置において、前記記
録ヘッドのインク吐出面に沿って移動するキャリッジ
と、前記キャリッジに搭載され前記インク吐出面を払拭
する払拭部材と、前記キャリッジに搭載され前記記録ヘ
ッドのインク吐出口を吸引する吸引手段とを備えたこと
を特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項６】前記キャリッジに前記吸引手段を構成する
吸引ポンプを備えたことを特徴とする請求項５記載のイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項７】前記吸引手段の吸引口の吸引可能領域が前
記インク吐出口群の外形寸法より少ないことを特徴とす
る請求項５記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27358294A JPH08132631A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27358294A JPH08132631A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08132631A true JPH08132631A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17529813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27358294A Pending JPH08132631A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08132631A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002120386A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-23 | Olympus Optical Co Ltd | プリンタ |
| JP2005161857A (ja) * | 2003-12-04 | 2005-06-23 | Samsung Electronics Co Ltd | インクジェットプリンタ |
| JP2007190766A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出装置 |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP27358294A patent/JPH08132631A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002120386A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-23 | Olympus Optical Co Ltd | プリンタ |
| JP2005161857A (ja) * | 2003-12-04 | 2005-06-23 | Samsung Electronics Co Ltd | インクジェットプリンタ |
| JP2007190766A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3950770B2 (ja) | インクジェット記録装置および予備吐出方法 | |
| JP2006175744A (ja) | 記録装置、及び記録方法 | |
| JP2001162836A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP4284443B2 (ja) | インクジェット記録装置及びインク吐出面清掃方法 | |
| JP3234087B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2805361B2 (ja) | 液体噴射記録装置 | |
| JP2000280494A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH07101081A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2004009575A (ja) | インクジェット記録装置及び該記録装置のクリーニング部 | |
| JPH08132631A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH07101084A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH05286145A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH0839828A (ja) | インクジェット記録手段および記録装置 | |
| JPH06328731A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP5328615B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2004074605A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2001071519A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2006272597A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP3048022B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH07290715A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2008307840A (ja) | 液体噴射装置 | |
| JPH1076648A (ja) | インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録方法 | |
| JP3423541B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2005111690A (ja) | インクジェット記録ヘッド用キャップ及びインクジェット記録装置 | |
| JP2001063074A (ja) | インクジェット記録装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |