JPH08130419A - 増幅器並びにこれを有する受信機及び通信機 - Google Patents

増幅器並びにこれを有する受信機及び通信機

Info

Publication number
JPH08130419A
JPH08130419A JP6268977A JP26897794A JPH08130419A JP H08130419 A JPH08130419 A JP H08130419A JP 6268977 A JP6268977 A JP 6268977A JP 26897794 A JP26897794 A JP 26897794A JP H08130419 A JPH08130419 A JP H08130419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
circuit
transistor
terminal
negative feedback
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6268977A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutoshi Fukuden
信敏 福伝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6268977A priority Critical patent/JPH08130419A/ja
Priority to US08/550,564 priority patent/US5805023A/en
Publication of JPH08130419A publication Critical patent/JPH08130419A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/189High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • H03F3/19High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/193High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only with field-effect devices
    • H03F3/1935High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only with field-effect devices with junction-FET devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低雑音特性を損なうことなく寄生発振を確実
に防止でき、安定性の良い増幅器を提供する。 【構成】 入力端子と出力端子を備え、増幅素子として
トランジスタ(1)を有する増幅器において、前記トラ
ンジスタに設けられた負帰還回路(7)と、前記増幅器
の入力端子と前記トランジスタの入力端子との間、又は
前記増幅器の出力端子と前記トランジスタの出力端子と
の間に縦続接続されたインダクタンス素子と抵抗素子と
の並列回路(15)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイポーラトランジス
タや電界効果トランジスタ等の増幅素子を使用した増幅
器に関し、より詳細にはマイクロ波帯域等の高い周波数
を処理する増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の負帰還型増幅器で構成
されるマイクロ波増幅器のブロック図である。図示する
回路は、電界効果トランジスタ(以下、FETと称す
る)1、入力整合(マッチング)回路5、出力整合回路
6、第1の負帰還回路8及び第2の負帰還回路7とを有
する。入力整合回路5は、増幅器の入力端子9とFET
1のゲート2との間に設けられ、入力インピーダンスを
整合させる。出力整合回路6は、FET1のドレイン3
と増幅器の出力端子10との間に設けられ、出力インピ
ーダンスを整合させる。第1の負帰還回路8は主とてイ
ンダクタンス回路素子で構成され、その一端はFET1
のソースに接続され、他端はグランド電位等の基準電位
に設定される。第2の負帰還回路7は主として抵抗素子
とキャパシタの直列回路で構成され、FET1のゲート
2とドレイン3との間に接続されている。なお、増幅用
能動素子としては、FETに代えてバイポーラトランジ
スタを用いることもできる。
【0003】近年、マイクロ波帯域等の高い周波数を増
幅できる高電子移動度トランジスタ(HEMT)やヘテ
ロジャンクションバイポーラトランジスタ(HBT)等
の高性能の増幅素子が種々提案されている。これらのト
ランジスタを図13の回路に用いた場合、第1の負帰還
回路8を使用していると、増幅を目的とする周波数より
も3〜8倍高い周波数で寄生発振を起こす。通常のトラ
ンジスタを用いている場合でも、寄生発振を起こす可能
性はある。このような寄生発振周波数の存在は、増幅器
には致命的である。従って、寄生発振の発生を防ぐ工夫
が必要となる。なお、寄生発振は特に高性能なトランジ
スタを使用した場合に特に顕著に起きる。この場合、高
性能なトランジスタとは、増幅可能最大周波数が20G
Hz以上の性能を有するトランジスタを指す。
【0004】図14は、増幅可能最大周波数が20GH
zのGaAs・MESFETと、増幅可能最大周波数が
23GHzのGaAs・MESFETとでその安定指数
を記述したものであるが、増幅可能最大周波数が20G
Hzのトランジスタの安定指数301は、最低値で0.
88であり実用上安定に動作できるのに対し、増幅可能
最大周波数が23GHzのトランジスタの安定指数30
2は、最低値が0.76と小さく寄生発振を起こし易い
ものになっている。つまり、増幅可能最大周波数が20
GHz以上の性能を有しているトランジスタは、寄生発
振を起こし易いのである。
【0005】なお、ここで安定指数(以下、安定指数K
と称す)は、4端子回路定数であるスキャタリングパラ
メータを使用して表すと以下の関係がある。 K=(1+|S11S12−S12S21|2 −|S1
1|2−|S22|2 )/2|S12||S21| このK値が1以下ではある負荷条件のもとで安定である
が、値が小さくなるほどその負荷条件の範囲が小さくな
り発振を起こし易くなる。K値が1以上では、いかなる
負荷条件でも安定に動作し、発振は起きない。
【0006】なお、上記のように、増幅可能最大周波数
が20GHz以上で得られる高性能なトランジスタとし
ては、他にHEMTやHBTなどがあげられる。真空管
を用いた増幅回路では、寄生発振を防止するために、プ
レートに接続された負荷抵抗にコイル(ピーキングコイ
ル)を巻き付けることが行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
HF帯域の真空管回路で用いられているようなピーキン
グコイルをHEMTのような高性能増幅素子に適用する
ことはできないと考えられていた。図15はHEMTの
ゲート側の不安定領域をスミスチャート上に示した図で
あり、図16はHEMTのドレイン側の不安定領域をス
ミスチャート上に示した図である。図15及び図16に
示すように、ゲート側及びドレイン側共に、不安定領域
は誘導性インピーダンス領域にある。特に、ドレイン側
の不安定領域は、誘導性インピーダンス領域全体に広が
っている。
【0008】このように、高性能増幅素子に誘導性素子
であるピーキングコイルを適用することはできないと考
えられていた。このため、従来では、寄生発振を避ける
ために、第1の負帰還回路8を省略していた。しかしな
がら、第1の負帰還回路8を省略すると、増幅器の入力
インピーダンスを前段のインピーダンスとの整合及び所
望の低雑音特性を得るための所定のインピーダンスに設
定できず、この結果入力整合回路5で所望の特性を得る
ことができない。入力整合回路5で、低雑音特性とイン
ピーダンス整合特性の両方が所望の特性となるようにそ
のパラメータを設定するが、第1の負帰還回路8が省略
されたことで、両方共所望の特性に設定することができ
ず、どちらか一方の特性が犠牲になってしまう。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点を解決
し、低雑音特性を損なうことなく寄生発振を確実に防止
でき、安定性の良い増幅器を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を達成するための手段】請求項1に記載の発明
は、入力端子と出力端子を備え、増幅素子としてトラン
ジスタを有する増幅器において、前記トランジスタに設
けられた負帰還回路と、前記増幅器の入力端子と前記ト
ランジスタの入力端子との間、又は前記増幅器の出力端
子と前記トランジスタの出力端子との間に縦続接続され
たインダクタンス素子と抵抗素子との並列回路とを有す
る構成である。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記並列回路
が、前記増幅器のの入力端子と前記トランジスタの入力
端子との間、及び前記増幅器の出力端子と前記トランジ
スタの出力端子との間の両方に個々に設けられている構
成である。請求項3に記載の発明は、前記増幅器が更
に、増幅器の入力端子に結合する第1のインピーダンス
整合回路と、増幅器の出力端子に結合する第2のインピ
ーダンス整合回路とを有する構成である。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記負帰還回路
が、前記増幅器の入力端子に結合する前記トランジスタ
の入力端子と、前記増幅器の出力端子に結合する前記ト
ランジスタの出力端子との間に設けられている構成であ
る。請求項5に記載の発明は、前記負帰還回路が、前記
増幅器の入力端子及び出力端子にそれぞれ結合する前記
トランジスタの端子以外の端子と所定の電位点との間に
設けられている構成である。
【0013】請求項6に記載の発明は、前記負帰還回路
が、前記増幅器の入力端子に結合する前記トランジスタ
の入力端子と、前記増幅器の出力端子に結合する前記ト
ランジスタの出力端子との間に設けられ、更に増幅器は
前記トランジスタの端子以外の端子と所定の電位点との
間に設けられた別の負帰還回路とを有する構成である。
【0014】請求項7に記載の発明は、前記増幅器が更
に、その入力端子とこれに結合する前記トランジスタの
入力端子との間に設けられた第1の直流阻止回路と、そ
の出力端子とこれに結合する前記トランジスタの出力端
子との間に設けられた第2の直流阻止回路とを有する構
成である。請求項8に記載の発明は、前記増幅器が更
に、前記トランジスタをバイアスするバイアス回路を有
する構成である。
【0015】請求項9に記載の発明は、前記トランジス
タが、増幅可能最大周波数が20GHzよりも高い構成
である。請求項10に記載の発明は、前記並列回路を構
成する抵抗素子とインダクタンス素子が、回路基板上に
個別に形成され、この両者を並列に接続して構成され
る。
【0016】請求項11に記載の発明は、前記負帰還回
路、インダクタンス素子及び抵抗素子の少なくとも1つ
が、前記トランジスタが形成される半導体基板上に設け
られている。請求項12に記載の発明は、アンテナに結
合する増幅器と、該増幅器に結合する第1のフィルタ
と、バンドパスフィルタの出力に局部発振信号とを混合
するミキサと、ミキサに結合する第2のフィルタとを有
する受信機であって、前記増幅器は、上述した構成であ
る。
【0017】請求項13に記載の発明は、送信系と受信
系とを有する通信機であって、前記受信系は、アンテナ
に結合する増幅器と、該増幅器に結合する第1のフィル
タと、バンドパスフィルタの出力に局部発振信号とを混
合するミキサと、ミキサに結合する第2のフィルタとを
有し、前記増幅器は、上述した構成である。
【0018】
【作用】請求項1に記載の発明では、負帰還回路は出力
側の信号を入力側に負帰還して、増幅器の動作を安定に
する。この負帰還回路と共に、前述したように設けられ
るインダクタンス回路素子と抵抗素子の並列回路は、低
雑音で高い安定性を保持しつつ、広い周波数帯域、特に
高い周波数帯域での寄生発振を防止するように作用す
る。
【0019】請求項2に記載の発明では、並列回路を上
述したように個々に設けることで、請求項1の発明によ
る効果を一層顕著なものとすることができる。請求項3
に記載の発明では、第1のインピーダンス整合回路は入
力インピーダンスを整合させる作用を有し、第2のイン
ピーダンス整合回路は出力インピーダンスを整合させる
作用を有する。上記負帰還回路と共に用いられる並列回
路は特に、第1のインピーダンス整合回路が低雑音特性
でかつ入力インピーダンスを整合させるように作用す
る。
【0020】請求項4に記載の発明では、負帰還回路
は、特に低周波帯域での寄生発振を防止する作用を有す
る。請求項5に記載の発明では、負帰還回路と共に並列
回路を用いることで、低雑音で高い安定性を保持しつ
つ、広い周波数帯域、特に高い周波数帯域での寄生発振
を防止するように作用する。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項6及び7
に記載の作用を有する。請求項7に記載の発明では、第
1及び第2の直流素子回路は、増幅器をその前段及び後
段回路から直流的に分離する作用を有する。請求項8に
記載の発明のバイアス回路は、トランジスタをバイアス
して所望の動作特性が得られるように作用する。
【0022】請求項9に記載の発明のトランジスタは、
増幅可能最大周波数が20GHzよりも高いときで請求
項1に記載の作用・効果を呈する。請求項10に記載の
発明では、前記並列回路を構成する抵抗素子とインダク
タンス素子が、回路基板上に個別に形成され、この両者
を並列に接続することで、容易に製造できる。
【0023】請求項11に記載の発明では、前記負帰還
回路、インダクタンス素子及び抵抗素子の少なくとも1
つが、前記トランジスタが形成される半導体基板上に設
けられていることで製造が容易になるとともに、残りの
素子を外付けとすることもできる。請求項12に記載の
受信機では、増幅器が上記の通り構成されているので、
低雑音で高い安定性を保持しつつ、寄生発振が起きない
受信機を構成できる。
【0024】請求項13に記載の通信機は、増幅器が上
記の通り構成されているので、低雑音で高い安定性を保
持しつつ、寄生発振が起きない通信機を構成できる。
【0025】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。図1において、図13に示す構成部品と同
一のものには同一の参照番号を付してある。図13に示
す増幅器はマイクロ波帯域の信号を増幅する機能を有
し、その構成は図13に示す構成に加え、抵抗素子16
とコイル17とが並列に接続された並列回路15を有す
る。この並列回路15を詳述する前に、その他の各部を
説明する。
【0026】入力整合回路5及び出力整合回路6は主と
して、分布定数回路で構成される。第2の負帰還回路7
は抵抗素子とキャパシタンス回路素子を直列に接続した
もので構成される。この第2の負帰還回路7とHEMT
又はHBT等で構成されるトランジスタ1(以下、FE
T1と称する)とを接続するラインは、浮遊インダクタ
ンス成分を含む。第1の負帰還回路8は、コイル、平面
型スパイラルコイル、又は増幅を目的とする周波数でλ
/4(λは波長)以下の長さを持つ線路で構成される。
【0027】並列回路15のインダクタンス回路素子1
7はコイル、平面型スパイラルコイル又は分布定数線路
等で構成され、増幅を目的とする周波数で低インピーダ
ンス、例えば5GHz以上の周波数で高インピーダンス
となる定数が選ばれる。図1の構成では並列回路15
は、FET1のドレイン3と出力整合回路6との間に設
けられている。しかしながら、並列回路15を出力整合
回路6と出力端子10との間、入力端子9と入力整合回
路5との間、又は入力整合回路5とゲート2との間に設
けてもよい。また、図1に示す並列回路15に加え、別
に同様の並列回路を上記いずれかの箇所に設けてもよ
い。更に、並列回路15を入力側のバイアス回路の一
部、出力整合回路6の一部、又は出力側のバイアス回路
の一部として組み込む構成としても良い。
【0028】次に、図1に示すマイクロ波増幅器におけ
る第1の負帰還回路8について説明する。第1の負帰還
回路8は、入力整合回路5のパラメータを適当な値に設
定することで低雑音特性を得るための入力整合機能と及
び入力インピーダンスを整合させる機能(例えば50Ω
又は前段のインピーダンスに整合させる)の両方が得ら
れるようにする働きと共に、回路全体の安定性を変える
働きを持つ。
【0029】図2は、トランジスタとしてHEMTを用
い、かつ第1の負帰還回路8のみを用いた場合の回路を
示し、図3のグラフ中の曲線101は図2に示す回路の
周波数に対する安定指数を示す。また、図3のグラフ中
の曲線102は実験で用いたHEMT自身の安定指数で
ある。HEMTの安定指数102は11GHz以下で1
以下となり、周波数が低くなるにつれて値もより小さく
なっている。一方、図2に示すFET(HEMT)1と
第1の負帰還回路8のみの回路の安定指数101は2〜
3GHzにおいてはほぼ1となっているが、そのほかの
周波数では1以下であり、特に8〜9GHzにおいては
0.6以下となり不安定となっている。上記実験結果を
踏まえ、本発明者は図4に示すように、図2に示す構成
に抵抗素子16とインダクタンス回路素子17とを有す
る並列回路15を接続して、周波数に対する安定指数を
測定した。測定結果を図5に示す。図5からわかるよう
に、図4に示す構成では、2GHz以上の周波数におい
て安定指数は1以上、又は1に非常に近くなっている。
また、2GHzより低い周波数では、1を下回ってい
る。このように、従来は、インダクタンス回路素子をH
EMT等のFETのゲート側又はドレイン側に接続する
ことは不適当と考えられていたが、FET1のソース4
に接続される第1の負帰還回路8と併用すれば安定性が
向上し、寄生発振を抑制できることが判明した。
【0030】第2の負帰還回路7は、2GHz付近の周
波数及びこれより低い周波数において安定指数Kを1以
上にする働きを有する。第2の負帰還回路7で用いる抵
抗素子の値が小さくなると、利得が下がり雑音が増加す
るので、雑音特性の劣化が0.1〜0.3dBとなるよ
うな抵抗値を選択するのが好ましい。第2の負帰還回路
7を図4の構成に加えた場合は、図5の点線で示すよう
に、3GHz以下の周波数で安定指数が向上する。従っ
て、2GHz付近の周波数を増幅する必要がある場合に
は、第1の負帰還回路8に加え、第2の負帰還回路7を
加えることが好ましい。図1に示す第2の負帰還回路7
を省略した構成を図6に示す。
【0031】図7は、図6の回路に2つのバイアス回路
を付加した構成を示すブロック図である。図7におい
て、前述した図に示す構成部品には同一の参照番号を付
してある。一方のバイアス回路はFET1のゲート側に
設けられ、他方のバイアス回路はドレイン側に設けられ
ている。これらのバイアス回路は以下の構成を有する。
分布定数線路21及び21’はそれぞれ、FET1のゲ
ート2及びドレイン3に接続されており、例えば増幅を
目的とする周波数でその線路長がλ/8〜3λ/8であ
る。バイパスキャパシタ22及び22’はそれぞれ分布
定数線路21及び21’に接続され、増幅を目的とする
周波数をバイパスする。バイパスキャパシタ22及び2
2’を、一端開放の分布定数線路で置き換えても良い。
キャパシタ24は、目的とする周波数より低く広い範囲
の周波数領域で高周波数をバイパスさせるので、前記
(低くて広い範囲の)周波数領域ではトランジスタの端
子2には抵抗素子24とキャパシタ22の並列回路が接
続されており、容量性のインピーダンスとなっているの
で、回路の安定性が向上する。ドレイン側の抵抗素子2
3及びキャパシタ24’も同様に動作する。ゲートバイ
アス信号(電圧)はバイアス端子25に与えられ、ドレ
インバイアス信号(電圧)はバイアス端子26に与えら
れる。上記2つのバイアス回路は増幅を目的とする周波
数より低い周波数においてK値を大きくする作用を有す
る。なお、素子23と24の直列回路又は素子23’と
24’の直列回路のどちらか一方を省略することは可能
である。入力端子9と入力整合回路5との間には直流成
分を遮断するカップリングキャパシタ54が設けられ、
出力端子10と出力整合回路6との間には直流成分を遮
断するカップリングキャパシタ54’が設けられてい
る。
【0032】図8は、図7の回路に第2の負帰還回路7
を付加した構成である。この構成の周波数に対する安定
指数は図5の破線で示した通りである。以上説明したよ
うに、本発明の第1の実施例によれば、以下の効果が得
られる。 (1)低雑音特性と入力インピーダンスの整合とを同時
に得ることができ、非常に広い帯域に渡り安定係数Kを
1以上にして寄生発振を防止することができる。
【0033】(2)HEMTやHBT等の高性能かつ廉
価なトランジスタを8GHz以下の周波数で使用するこ
とができ、実用的かつコストパフォーマンスが高い回路
である。図9(A)は、両面を金属膜で覆われた誘電体
基板51上に回路素子を形成又は搭載した図8に示すマ
イクロ波増幅器の平面図、図9(B)は図9(A)に示
すA−A’線断面図である。抵抗素子16、23、2
3’及び52はチップ抵抗で構成されていある。抵抗素
子52は、第2の負帰還回路7の一構成部品である。キ
ャパシタ22、22’、24、24’、53、54及び
54’はチップキャパシタで構成されている。キャパシ
タ53は第2の負帰還回路7の一構成部品である。抵抗
素子、キャパシタ及びFET1は、誘電体基板51上に
設けられた回路電極58に半田付けされる。誘電体基板
51は誘電体の両面を銅箔で覆い、穴あけ加工、スルー
ホール加工及び蝕刻技術を用いたパターン加工により製
作されたものである。誘電体基板51の表面のパターニ
ングされた銅箔58が抵抗、キャパシタ以外の回路素子
を構成する。誘電体基板の裏面には、穴あけ加工部を除
き銅箔59で覆われている。
【0034】入力整合回路5は伝送線路55、カップリ
ングキャパシタ54、及び一端がスルーホール57によ
り接地された伝送線路56で構成されている。出力整合
回路56は伝送線路55’、カップリングキャパシタ5
4’、一端をスルーホール57で接地された伝送線路5
6’、及びインダクタンス回路素子として機能する伝送
線路17と抵抗素子16を並列接続した並列回路15で
構成されている。第2の負帰還回路7は抵抗素子52、
キャパシタ53及びそれらを接続するために設けられた
線路により構成されている。第1の負帰還回路8は、一
端をスルーホール57により接地された伝送線路で構成
されている。FET1はHEMTが使用され、そのゲー
ト2に接続されるゲートバイアス回路は、高特性インピ
ーダンスを持つλ/4線路21、キャパシタ22、2
4、抵抗素子23及びそれらを電気的に接続する線路に
より構成されている。FET1のドレイン3に接続され
るバイアス回路は、高特性インピーダンスを持つλ/4
線路21’、キャパシタ22’、24’、抵抗素子2
3’及びそれらを電気的に接続する線路により構成され
ている。
【0035】誘電体基板51上に搭載する回路部品及び
そのレイアウト等は任意に決定できる。従って、図9
(A)、(B)に示すものに限定されるものではない。
図10(A)は、図8に示すマイクロ波増幅器を1チッ
プに集積したモノリシック・マイクロウェーブ・IC
(MMIC)200の平面図、図10(B)は図10
(A)に示すB−B’線断面図である。なお、前述した
構成部品と同一のものには同一の参照番号を付してあ
る。絶縁性のガリウム・ヒ素結晶基板100の表面層
に、イオン・インプランテーション技術を使用して部分
的に不純物を打ち込み、低抵抗層102及び102’を
形成する。抵抗層102は抵抗素子として、抵抗層10
2’はFET1の活性層となる。その表面に蒸着又は鍍
金技術により、高電導度の第1金属層101を形成し、
光蝕刻技術を使用し、不必要部分の金属層を除去する。
その上にSiO2 、Si3 4 、又はポリイミド等の絶
縁層103を形成する。この絶縁層103は、電極の交
差する部分(スパイラル・コイル81、81’、FET
1のゲート電極2とソース電極4)の絶縁と、キャパシ
タ22、22’、54及び55’における第1金属層1
01と第2金属層101’との間の絶縁層となる。この
絶縁層103の上に、第2の金属層101’を形成す
る。スパイラル・コイル81、81’は前述のλ/4線
路と同一の機能を有する。キャパシタ22、22’の下
部電極及び伝送線路56、56’の一端はビアホール7
1により裏面の電極101’と接続されている。
【0036】なお、図示を省略するが、必要に応じて図
10に示すMMICはパッケージされる。図11は、本
発明のマイクロ波増幅器を搭載した受信機のブロック図
である。以下、この受信機を本発明の第2の実施例とし
て説明する。なお、前述した構成部品と同一のものには
同一の参照番号を付してある。
【0037】図11に示す受信機はアンテナ201、マ
イクロ波増幅器202、202’、バンドパスフィルタ
203、ミキサ204、局部発振器205、マイクロ波
増幅器206及び低帯域通過型フィルタ207で構成さ
れている。アンテナ201で受信された微小信号は増幅
器202、202’により所望の電力に増幅され、バン
ドパスフィルタ203により不要な信号及び雑音を除去
し、ミキサ204に入力される。局部発振器205で発
生した一周波数成分のみを持つ高周波数は増幅器206
により所望の電力に増幅され、ミキサ204に入力され
る。ミキサ204において、受信された信号と局部発振
器205で発生した高周波数の差の周波数(中間周波数
又はベースバンド信号)が発生する。その発生した中間
周波数を低域通過型フィルタにより必要とされる信号の
みを取り出す。
【0038】上記マイクロ波増幅器202及び202’
は、前述した第1の実施例により構成される。また、フ
ィルタ207に後続する復調器等は図示を省略する。図
11に示す構成は、衛星から発射されるマイクロ波を受
信する受信機や、携帯電話器等に用いることができる。
図12は、本発明のマイクロ波増幅器を搭載した通信機
のブロック図である。以下、この通信機を本発明の第3
の実施例として説明する。なお、図12において、前述
した構成部品と同一のものには同一の参照番号を付して
ある。
【0039】通信機の受信系は前述のマイクロ波増幅器
202、202’及びバンドパスフィルタ203を有
し、送信系は電力増幅器211、211’及びバンドパ
スフィルタ203’を有する。受信系と送信系とは切り
換えスイッチ208、208’で切り換えられる。スイ
ッチ208の可動接点はアンテナ201に接続され、ス
イッチ208’の可動接点はミキサ204に接続されて
いる。ミキサ204にはスイッチ208”が接続されて
いる。スイッチ208”の可動接点はミキサ204に接
続され、スイッチ208”と受信端子214との間には
中間周波増幅213が接続されている。また、スイッチ
208”と送信端子215との間には中間周波増幅器2
13’が接続されている。
【0040】アンテナ201で受信された微小信号は送
受信切り換えスイッチ208を通り、増幅器202、2
02’により所望の電力に増幅され、バンドパスフィル
タ203により不要な信号及び雑音を除去し、切り換え
スイッチ208’を通り、ミキサ204に入力される。
局部発振器205で発生した一周波数成分のみを持つ高
周波数は増幅器206により所望の電力に増幅され、ミ
キサ204に入力される。この高周波数は受信及び送信
時共に同じ働きをする。
【0041】ミキサ204において、受信された信号と
局部発振器205で発生した高周波数の差の周波数(中
間周波数又はベースバンド信号)が発生する。この発生
して中間周波数は切り換えスイッチ208”を通り、中
間周波数増幅器213により所望の電力に増幅し、受信
端子214に送られる。一方、図示しない変調器で変調
されたベースバンド信号は送信端子215に入力され、
中間周波数増幅器213’により所望の電力に増幅さ
れ、切り換えスイッスイッチ208”を通り、ミキサ2
04に入力される。ミキサ204において発生したマイ
クロ波信号は切り換えスイッチ208’を通り、バンド
パスフィルタ203’により不要な周波数を除去された
後、電力増幅器211、211’により所望の電力に増
幅し、切り換えスイッチ208を通りアンテナ201に
送られる。
【0042】図12に示す構成は、携帯電話基地局用送
受信器、自動車電話器、アマチュア無線器等に適用でき
る。以上、本発明の実施例を説明した。上記実施例では
FETが用いられているが、これに代えてバイポーラト
ランジスタを用いても良い。また、入力又は出力の整合
回路は、本発明の並列回路を含んで構成されてもよい。
更に、抵抗素子として、例えばチップ抵抗や薄膜抵抗を
使用することもできる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果が得られる。請求項1に記載の発明によれば、
低雑音で高い安定性を保持しつつ、広い周波数帯域、特
に高い周波数帯域での寄生発振が起きない安定性のよい
増幅器が得られる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、並列回路
を上述したように個々に設けることで、請求項1の発明
による効果を一層顕著なものとすることができる。請求
項3に記載の発明によれば、負帰還回路と共に並列回路
を用いることで、低雑音特性を損なわず入力インピーダ
ンス整合を行うとこができる、安定性がよい増幅器が得
られる。
【0045】請求項4に記載の発明によれば、特に低周
波帯域での寄生発振が起きない増幅器が得られる。請求
項5に記載の発明によれば、負帰還回路と共に並列回路
を用いることで、低雑音で高い安定性を保持しつつ、広
い周波数帯域、特に高い周波数帯域での寄生発振が起き
ない増幅器が得られる。
【0046】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
及び5に記載の効果が得られる。請求項7に記載の発明
によれば、直流成分に影響されない安定な増幅器が得ら
れる。請求項8に記載の発明によれば、回路動作を所望
の動作特性で行わせることができる。
【0047】請求項9に記載の発明のトランジスタは、
増幅可能最大周波数が20GHzよりも高い周波数で請
求項1に記載の効果が得られる。請求項10に記載の発
明では、前記並列回路を構成する抵抗素子とインダクタ
ンス素子が、回路基板上に個別に形成され、この両者を
並列に接続することで、容易に製造できる。
【0048】請求項11に記載の発明では、前記負帰還
回路、インダクタンス素子及び抵抗素子の少なくとも1
つが、前記トランジスタが形成される半導体基板上に設
けられていることで製造が容易になるとともに、残りの
素子を外付けとすることもできる。請求項12に記載の
受信機では、増幅器が上記の通り構成されているので、
低雑音で高い安定性を保持しつつ、寄生発振が起きない
受信機を構成できる。
【0049】請求項13に記載の通信機は、増幅器が上
記の通り構成されているので、低雑音で高い安定性を保
持しつつ、寄生発振が起きない通信機を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】HEMT自身及び負帰還回路を用いた場合の安
定指数を得るために実験で用いた回路のブロック図であ
る。
【図3】HEMT自身及び負帰還回路を用いた場合の安
定指数を示すグラフである。
【図4】図2に示す構成に、第1の実施例で用いている
並列回路を付加した構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す構成の安定指数を示すグラフであ
る。
【図6】図5に示す構成に入力整合回路及び出力整合回
路を付加した構成のブロック図である。
【図7】図6に示す構成にバイアス回路を付加した構成
のブロック図である。
【図8】図7に示す構成に別の負帰還回路を付加した構
成のブロック図である。
【図9】図8に示す構成を誘電体基板上に形成したデバ
イスの平面図及びA−A’線断面図である。
【図10】図8に示す構成をMMICデバイスとして形
成したデバイスの平面図及びB−B’線断面図である。
【図11】第1の実施例を適用した本発明の第2の実施
例による受信機のブロック図である。
【図12】第1の実施例を適用した本発明の第3の実施
例による通信機のブロック図である。
【図13】従来の増幅器のブロック図である。
【図14】2つのMESFETの安定指数を示すグラフ
である。
【図15】HEMTのゲート側不安定領域を示すスミス
チャートである。
【図16】HEMTのソース側不安定領域を示すスミス
チャートである。
【符号の説明】
1 電界効果トランジスタ(FET) 5 入力整合回路 6 出力整合回路 7 第2の負帰還回路 8 第1の負帰還回路 15 並列回路 16 抵抗素子 17 インダクタンス回路素子

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と出力端子を備え、増幅素子と
    してトランジスタを有する増幅器において、 前記トランジスタに設けられた負帰還回路と、 前記増幅器の入力端子と前記トランジスタの入力端子と
    の間、又は前記増幅器の出力端子と前記トランジスタの
    出力端子との間に縦続接続されたインダクタンス素子と
    抵抗素子との並列回路とを有することを特徴とする増幅
    器。
  2. 【請求項2】 前記並列回路は、前記増幅器の入力端子
    と前記トランジスタの入力端子との間、及び前記増幅器
    の出力端子と前記トランジスタの出力端子との間の両方
    に個々に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の増幅器。
  3. 【請求項3】 前記増幅器は更に、増幅器の入力端子に
    結合する第1のインピーダンス整合回路と、増幅器の出
    力端子に結合する第2のインピーダンス整合回路とを有
    することを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項記
    載の増幅器。
  4. 【請求項4】 前記負帰還回路は、前記トランジスタの
    入力端子と、前記トランジスタの出力端子との間に設け
    られていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か一項記載の増幅器。
  5. 【請求項5】 前記負帰還回路は、前記増幅器の入力端
    子及び出力端子にそれぞれ結合する前記トランジスタの
    端子以外の端子と所定の電位点との間に設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項記載
    の増幅器。
  6. 【請求項6】 前記負帰還回路は、前記増幅器の入力端
    子に結合する前記トランジスタの入力端子と、前記増幅
    器の出力端子に結合する前記トランジスタの出力端子と
    の間に設けられ、更に増幅器は前記トランジスタの端子
    以外の端子と所定の電位点との間に設けられた別の負帰
    還回路とを有することを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれか一項記載の増幅器。
  7. 【請求項7】 前記増幅器は更に、その入力端子とこれ
    に結合する前記トランジスタの入力端子との間に設けら
    れた第1の直流阻止回路と、その出力端子とこれに結合
    する前記トランジスタの出力端子との間に設けられた第
    2の直流阻止回路とを有することを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれか一項記載の増幅器。
  8. 【請求項8】 前記増幅器は更に、前記トランジスタを
    バイアスするバイアス回路を有することを特徴とする請
    求項1ないし7のいずれか一項記載の増幅器。
  9. 【請求項9】 前記トランジスタは、増幅可能最大周波
    数が20GHzよりも高いことを特徴とする請求項1な
    いし8のいずれか一項記載の増幅器。
  10. 【請求項10】 前記並列回路を構成する抵抗素子とイ
    ンダクタンス素子は、回路基板上に個別に形成され、こ
    の両者を並列に接続して構成されることを特徴とする請
    求項1ないし9のいずれか一項記載の増幅器。
  11. 【請求項11】 前記負帰還回路、インダクタンス素子
    及び抵抗素子の少なくとも1つは、前記トランジスタが
    形成される半導体基板上に設けられていることを特徴と
    する請求項1ないし9のいずれか一項記載の増幅器。
  12. 【請求項12】 アンテナに結合する増幅器と、 該増幅器に結合する第1のフィルタと、 バンドパスフィルタの出力に局部発振信号とを混合する
    ミキサと、 ミキサに結合する第2のフィルタとを有し、 前記増幅器は、請求項1ないし11のいずれか一項記載
    の増幅器であることを特徴とする受信機。
  13. 【請求項13】 送信系と受信系とを有し、 前記受信系は、 アンテナに結合する増幅器と、 該増幅器に結合する第1のフィルタと、 バンドパスフィルタの出力に局部発振信号とを混合する
    ミキサと、 ミキサに結合する第2のフィルタとを有し、 前記増幅器は、請求項1ないし11のいずれか一項記載
    の増幅器であることを特徴とする通信機。
JP6268977A 1994-11-01 1994-11-01 増幅器並びにこれを有する受信機及び通信機 Withdrawn JPH08130419A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6268977A JPH08130419A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 増幅器並びにこれを有する受信機及び通信機
US08/550,564 US5805023A (en) 1994-11-01 1995-10-31 High frequency amplifier, receiver, and transmitter system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6268977A JPH08130419A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 増幅器並びにこれを有する受信機及び通信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08130419A true JPH08130419A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17465942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6268977A Withdrawn JPH08130419A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 増幅器並びにこれを有する受信機及び通信機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5805023A (ja)
JP (1) JPH08130419A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002057535A (ja) * 2000-06-28 2002-02-22 Trw Inc 高ダイナミック・レンジ低雑音増幅器
JP2002076972A (ja) * 2000-06-28 2002-03-15 Trw Inc 低雑音増幅器および周波数ダウンコンバータを含むワイヤレス電気通信システム用受信機
JP2002076970A (ja) * 2000-06-28 2002-03-15 Trw Inc ワイヤレス電気通信システム用マルチキャリア受信機
US7030698B2 (en) 2003-05-08 2006-04-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha High-frequency power amplifier
JP2008005422A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Mitsubishi Electric Corp 低雑音増幅器
JP2010081249A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Toshiba Corp 安定化回路および安定化回路を備える半導体装置
JP2013070403A (ja) * 2012-11-12 2013-04-18 Toshiba Corp 安定化回路を備える半導体装置
WO2013160962A1 (ja) * 2012-04-27 2013-10-31 三菱電機株式会社 Fetチップ
JP2015146537A (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 国立大学法人東京工業大学 ミリ波送信機用送信回路
WO2017098580A1 (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 三菱電機株式会社 高周波多段増幅器

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100534159B1 (ko) * 1995-06-09 2006-01-27 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 증폭기
JPH10322147A (ja) * 1996-10-04 1998-12-04 Toshiba Corp 高周波電力増幅器およびこれを用いた移動体通信装置
US5939939A (en) * 1998-02-27 1999-08-17 Motorola, Inc. Power combiner with harmonic selectivity
US6567647B1 (en) * 1998-03-26 2003-05-20 Ericsson Inc. Low noise radio frequency transceivers including circulators
JP3752400B2 (ja) * 1999-05-31 2006-03-08 富士通株式会社 能動素子を含む分布定数線路
US6232840B1 (en) * 1999-06-10 2001-05-15 Raytheon Company Transistor amplifier having reduced parasitic oscillations
JP2003504934A (ja) * 1999-07-13 2003-02-04 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 周波数依存回路網を有する2端子対
JP2001168651A (ja) * 1999-12-14 2001-06-22 Mitsumi Electric Co Ltd 半導体装置
WO2001056148A1 (en) * 2000-01-26 2001-08-02 Powerwave Technologies, Inc. Method and apparatus for increasing the bandwidth, and reducing the size, of the dc feed network for wideband rf amplifiers
US6933780B2 (en) * 2000-02-03 2005-08-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Predistortion circuit and power amplifier
JP3854840B2 (ja) * 2000-11-27 2006-12-06 シャープ株式会社 電力増幅回路およびそれを用いた通信装置
EP1237189A1 (en) * 2001-02-28 2002-09-04 Motorola, Inc. Arrangement and method for impedance matching
US6552610B1 (en) * 2002-01-15 2003-04-22 Mva.Com Eurotec, B.V. Transmission-line tuned switching power amplifier
JP4046567B2 (ja) * 2002-07-29 2008-02-13 富士通テン株式会社 移動体検知装置
US6828862B2 (en) * 2003-03-11 2004-12-07 Wiseband Communications Ltd. RF power amplifier with low intermodulation distortion and reduced memory effect
JP2007150419A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Mitsubishi Electric Corp 電力増幅器
US7949322B2 (en) * 2007-03-09 2011-05-24 Qualcomm, Incorporated Frequency selective amplifier with wide-band impedance and noise matching
DE102007059350B4 (de) * 2007-12-10 2012-11-29 Siemens Ag Impedanzabbildende Verstärkerschaltung mit ausschließlich reaktiver Gegenkopplung und Reihenschaltung
DE102010044592B4 (de) * 2010-09-07 2018-08-30 Atmel Corp. Schaltung und Verfahren zur Verstärkung eines über eine Antenne empfangenen Empfangssignals
JP5355648B2 (ja) 2011-09-22 2013-11-27 株式会社東芝 高周波増幅器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2558997B1 (fr) * 1984-01-31 1989-02-03 Thomson Csf Amplificateur correcteur du temps de propagation de groupe de signaux electriques et chaine d'amplification a frequence intermediaire de faisceaux hertziens comportant un tel amplificateur
US5406226A (en) * 1993-07-07 1995-04-11 Wireless Access, Inc. Stable, narrow bandwidth, high frequency amplifier with low power consumption

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002076972A (ja) * 2000-06-28 2002-03-15 Trw Inc 低雑音増幅器および周波数ダウンコンバータを含むワイヤレス電気通信システム用受信機
JP2002076970A (ja) * 2000-06-28 2002-03-15 Trw Inc ワイヤレス電気通信システム用マルチキャリア受信機
JP2002057535A (ja) * 2000-06-28 2002-02-22 Trw Inc 高ダイナミック・レンジ低雑音増幅器
US7030698B2 (en) 2003-05-08 2006-04-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha High-frequency power amplifier
JP2008005422A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Mitsubishi Electric Corp 低雑音増幅器
JP2010081249A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Toshiba Corp 安定化回路および安定化回路を備える半導体装置
US8427248B2 (en) 2008-09-25 2013-04-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Stabilization network and a semiconductor device having the stabilization network
WO2013160962A1 (ja) * 2012-04-27 2013-10-31 三菱電機株式会社 Fetチップ
JP2013070403A (ja) * 2012-11-12 2013-04-18 Toshiba Corp 安定化回路を備える半導体装置
JP2015146537A (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 国立大学法人東京工業大学 ミリ波送信機用送信回路
WO2017098580A1 (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 三菱電機株式会社 高周波多段増幅器
JPWO2017098580A1 (ja) * 2015-12-08 2018-06-07 三菱電機株式会社 高周波多段増幅器
US10574197B2 (en) 2015-12-08 2020-02-25 Mitsubishi Electric Corporation Multi-stage high frequency amplifier

Also Published As

Publication number Publication date
US5805023A (en) 1998-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08130419A (ja) 増幅器並びにこれを有する受信機及び通信機
US7995972B2 (en) Electronic component for communication device and semiconductor device for switching transmission and reception
US7173502B2 (en) Reflection loss suppression circuit
US7088204B2 (en) Transmission line and semiconductor integrated circuit device
US20050079829A1 (en) Antenna switch
US6346859B1 (en) Microwave amplifier with reduced beat noise
JP4202405B2 (ja) 可変減衰器及び集積回路
US4390851A (en) Monolithic microwave amplifier having active impedance matching
US20060001492A1 (en) Bandpass amplifier
US9590591B1 (en) High frequency signal attenuators
US6670801B2 (en) Second harmonic tuning of an active RF device
KR20010106454A (ko) 마이크로파 증폭기
US6366770B1 (en) High-frequency semiconductor device and radio transmitter/receiver device
US5339047A (en) X-band bipolar junction transistor amplifier
Chaturvedi et al. Millimeter wave active bandpass filters
US7199667B2 (en) Integrated power amplifier arrangement
JPH08293746A (ja) 高周波電力増幅器
Balla et al. A Low Noise Amplifier with 27 dB Gain and 1.78 dB Noise for Satellite Communications with 0.1 µm GaAs pHEMT Technology
JPH09186533A (ja) 伝送装置
JPH06252668A (ja) マイクロ波回路
US20230107916A1 (en) High frequency circuit
JPH06140814A (ja) マイクロ波回路
JPH118515A (ja) 周波数変換装置
Bayar et al. Miniaturised L-band MIC LNA design
JP2005026761A (ja) 半導体装置および無線システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115