JPH08128981A - 燃焼装置の未燃成分濃度検出装置 - Google Patents

燃焼装置の未燃成分濃度検出装置

Info

Publication number
JPH08128981A
JPH08128981A JP26709594A JP26709594A JPH08128981A JP H08128981 A JPH08128981 A JP H08128981A JP 26709594 A JP26709594 A JP 26709594A JP 26709594 A JP26709594 A JP 26709594A JP H08128981 A JPH08128981 A JP H08128981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unburned component
exhaust gas
correction
component concentration
combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26709594A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Doyama
政人 堂山
Kozo Yoshiyama
孝三 吉山
Toshiya Shirokura
俊也 白倉
Yasushi Maeda
泰史 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harman Co Ltd filed Critical Harman Co Ltd
Priority to JP26709594A priority Critical patent/JPH08128981A/ja
Publication of JPH08128981A publication Critical patent/JPH08128981A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼排ガス中のCO濃度を、その変化状態を
適切に判別できる状態で、精度よく検出することができ
るようにする。 【構成】 バーナ3の排気路L中を通過する燃焼排ガス
に含まれるCO濃度を検出する測定用のCOセンサ17
と、燃焼排ガスに含まれるCO濃度の濃度を、補正指令
手段101による補正指令に基づいて、間欠的に検出す
る補正用のCOセンサ32とを備え、補正用のCOセン
サ32に対して、燃焼排ガスが流動しない非流動状態を
維持すると共に、補正指令に基づいて、補正用のCOセ
ンサ32によるCO濃度の検出作動が実行される際にの
み、補正用のCOセンサ32に対して、燃焼排ガスが流
動する排ガス流動状態に切り換わる排ガス流動阻止手段
Cと、補正用のCOセンサ32の検出情報に基づいて、
測定用のCOセンサ17による検出値を補正する検出値
補正手段103と備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーナの排気路中を通
過する燃焼排ガスに含まれる未燃成分の濃度を検出する
未燃成分濃度検出手段が備えられている燃焼装置の未燃
成分濃度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の燃焼装置の未燃成分濃度検出
装置は、前記未燃成分濃度検出手段により燃焼排ガス中
の未燃成分濃度を検出して、その検出値が、例えば、予
め設定された上限値を越えるとバーナが不完全燃焼して
いると判断して、バーナの燃焼を停止させたり、警報手
段を作動させる等の処置を実行することによって、未燃
成分濃度が高い状態が長く続くことを回避させることが
できるようにしたものである。
【0003】ところで、バーナの燃焼排ガス中には、例
えば、硫黄成分等の有害物質が含まれており、このよう
な有害物質は、例えば、固形化して未燃ガス濃度検出手
段の表面に付着したり、あるいは、腐食を進行させたり
する等の悪影響を与え、その結果、燃焼排ガス中の未燃
成分濃度の検出作動に伴って、未燃ガス濃度検出手段の
検出感度が劣化するおそれが大となる。
【0004】そこで、従来では、未燃成分濃度検出手段
による未燃成分濃度の検出作動を、間欠的に行うように
して、検出作動が行われない間は、未燃成分濃度検出手
段に対して燃焼排ガスが流動しないようにして、上述し
たような有害物質による影響を極力少なくさせるように
構成することが考えられた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成にお
いても、検出作動が実行されている間は、未燃成分濃度
検出手段に対して燃焼排ガスが流動するので、上述した
ような悪影響に起因した感度劣化が避けられないもので
あった。
【0006】その結果、使用時間が長くなるに伴って未
燃成分濃度検出手段の検出感度が劣化して、未燃成分濃
度を正確に検出できないおそれが高くなる不利があっ
た。
【0007】そこで、上記検出作動が実行されてから次
回の検出作動までの待機時間、つまり、未燃成分濃度検
出手段に燃焼排ガスが流動しない時間を極端に長くさせ
ることが考えられるが、このようにすると、燃焼排ガス
中の未燃成分濃度の変化状態を適切に判別できない不利
がある。
【0008】又、未燃成分濃度検出手段に燃焼排ガスが
流動する時間の積算時間に対する、上述したような感度
劣化の変化特性を予め設定しておいて、積算時間に伴っ
て、予め設定された変化特性に基づいて、未燃成分濃度
検出手段の検出値を補正することも考えられるが、燃焼
排ガスの流動状態は常に変化するものであり、又、バー
ナの燃焼状態やその他の装置の動作状態の経時変化の度
合いは、燃焼装置の個体差によりバラツキがあり、前記
積算時間と感度劣化の変化特性との関係は、常に一定で
あるとは限らないので、未燃成分濃度の検出精度が低下
してしまうおそれが大となる。
【0009】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであり、その目的は、燃焼排ガス中の未燃成分濃
度を、その変化状態を適切に判別できる状態で、精度よ
く検出することが可能となる燃焼装置の未燃成分濃度検
出装置を提供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明の特徴構成は、
バーナの排気路中を通過する燃焼排ガスに含まれる未燃
成分の濃度を検出する未燃成分濃度検出手段が備えられ
ている燃焼装置の未燃成分濃度検出装置において、前記
未燃成分濃度検出手段が、前記未燃成分の濃度を検出す
る測定用の未燃成分濃度検出手段と、燃焼排ガスに含ま
れる未燃成分の濃度を、補正指令手段による補正指令に
基づいて、間欠的に検出する補正用の未燃成分濃度検出
手段とを備える状態で、複数備えられ、前記補正用の未
燃成分濃度検出手段に対して、前記燃焼排ガスが流動し
ない非流動状態を維持すると共に、前記補正指令に基づ
いて、前記補正用の未燃成分濃度検出手段による未燃成
分の検出作動が実行される際にのみ、前記補正用の未燃
成分濃度検出手段に対して、前記燃焼排ガスが流動する
排ガス流動状態に切り換わる排ガス流動阻止手段が備え
られ、前記補正用の未燃成分濃度検出手段の検出情報に
基づいて、前記測定用の未燃成分濃度検出手段による検
出値を補正する検出値補正手段が備えられている点にあ
る。
【0011】第2発明の特徴構成は、第1発明の実施に
好適な構成を特定するものであって、前記測定用の未燃
成分濃度検出手段が、前記未燃成分の濃度変化を判別す
るに必要な設定短時間毎に、前記未燃成分の濃度検出作
動を実行するように構成され、前記測定用の未燃成分濃
度検出手段に対して、前記燃焼排ガスが流動しない非流
動状態と、燃焼排ガスが流動する排ガス流動状態とに切
り換え自在な排ガス流動状態切換手段が備えられ、前記
測定用の未燃成分濃度検出手段による検出作動が実行さ
れる際には、前記排ガス流動状態切換手段を前記排ガス
流動状態に切り換え、検出作動が実行されない状態にお
いては、前記排ガス流動状態切換手段を非流動状態に切
り換える切換制御手段が備えられている点にある。
【0012】第3発明の特徴構成は、第1又は第2発明
の実施に好適な構成を特定するものであって、前記検出
値補正手段が、同一濃度状態における、前記補正用の未
燃成分濃度検出手段の検出値に対する前記測定用の未燃
成分濃度検出手段の検出値の比率を、補正係数として求
め、この補正係数に基づいて、前記測定用の未燃成分濃
度検出手段による検出値を補正するように構成されてい
る点にある。
【0013】第4発明の特徴構成は、第3発明の実施に
好適な構成を特定するものであって、燃焼運転が開始さ
れた初期状態において、同一濃度状態における、前記補
正用の未燃成分濃度検出手段の検出値に対する、前記測
定用の未燃成分濃度検出手段の検出値の比率を、初期補
正係数として求め、前記初期補正係数に対する、燃焼運
転が継続されるに伴って前記検出値補正手段により求め
られる前記補正係数の比率が、設定値を下回ると、感度
劣化状態であるとして、後処理を実行する後処理実行手
段が備えられている点にある。
【0014】第5発明の特徴構成は、第4発明の実施に
好適な構成を特定するものであって、前記後処理実行手
段が、前記後処理として、前記バーナの燃焼を停止させ
るように構成されている点にある。
【0015】第6発明の特徴構成は、第1、第2、第
3、第4又は第5発明の実施に好適な構成を特定するも
のであって、前記補正指令手段は、燃焼積算時間が補正
用の設定時間に達する毎に、前記補正指令を指令するよ
うに構成されている点にある。
【0016】第7発明の特徴構成は、第1、第2、第
3、第4、第5又は第6発明の実施に好適な構成を特定
するものであって、前記各未燃成分濃度検出手段が、接
触燃焼式COセンサで構成されている点にある。
【0017】
【作用】第1発明の特徴構成によれば、測定用の未燃成
分濃度検出手段は、適宜、燃焼排ガス中の未燃成分の濃
度を検出する。例えば、連続的に、あるいは、未燃成分
の濃度変化を判別するに必要な設定短時間毎に、未燃成
分濃度を検出するのである。
【0018】補正用の未燃成分濃度検出手段に対して
は、排ガス流動阻止手段によって燃焼排ガスが流動しな
い状態が維持される。
【0019】そして、補正指令手段による補正指令に基
づいて、補正用の未燃成分濃度検出手段による検出作動
が間欠的に実行されるが、その検出作動が実行される際
にのみ排ガス流動阻止手段が排ガス流動状態に切り換わ
り、補正用の未燃成分濃度検出手段に対して燃焼排ガス
が流動する。
【0020】従って、補正用の未燃成分濃度検出手段に
対して燃焼排ガスが流動する時間は、測定用の未燃成分
濃度検出手段に対して燃焼排ガスが流動する時間よりも
短くて感度劣化が少なく、精度の高い状態で未燃成分濃
度が検出でき、この補正用の未燃成分濃度検出手段の精
度の高い検出情報に基づいて、測定用の未燃成分濃度検
出手段の検出値を補正するのである。
【0021】第2発明の特徴構成によれば、第1発明の
特徴構成による作用に加えて次の作用がある。測定用の
未燃成分濃度検出手段は、燃焼排ガス中の未燃成分の濃
度変化を判別するに必要な設定短時間毎に、未燃成分の
濃度検出作動を実行するが、この検出作動が実行される
際において、排ガス流動状態に切り換えられ、検出作動
が実行されない状態においては非流動状態に切り換えら
れることになる。従って、燃焼排ガス中の有害物質によ
る、例えば、固形化して未燃成分濃度検出手段の表面に
付着して、測定用の未燃成分濃度検出手段の検出機能を
低下させたり、あるいは、腐食を進行させたりする等の
悪影響を低減させることが可能となる。
【0022】第3発明の特徴構成によれば、第1又は第
2発明の特徴構成による作用に加えて次の作用がある。
同一濃度状態における、各未燃成分濃度検出手段の検出
値の比率を補正係数として求め、この補正係数に基づい
て、測定用の未燃成分濃度検出手段の検出値を補正する
のである。
【0023】つまり、燃焼排ガスが流動する時間が長い
ことに起因して、検出感度が劣化していると考えられる
測定用の未燃成分濃度検出手段の検出値と、同一濃度状
態で検出される補正用の未燃成分濃度検出手段の検出値
との比率(補正係数)に基づいて、測定用の未燃成分濃
度検出手段の検出値が、補正用の未燃成分濃度検出手段
の検出感度に基づく正確な検出値に対応する適正な値に
補正されることになる。
【0024】第4発明の特徴構成によれば、第3発明の
特徴構成による作用に加えて次の作用がある。燃焼運転
が開始された初期状態においては、燃焼排ガス中の有害
物質に起因した感度劣化が生じていないので、前記初期
補正係数は、前記各未燃成分濃度検出手段の初期特性の
個体差の比率として求められることになる。
【0025】そして、燃焼運転の継続に伴って、検出値
補正手段により、補正用の未燃成分濃度検出手段の検出
値に対する測定用の未燃成分濃度検出手段の検出値の比
率(補正係数)が、補正指令に基づいて適宜求められる
が、前記初期補正係数に対するこの補正係数の比率が設
定値を下回ることによって、各未燃成分濃度検出手段の
個体差による誤差を少なくした、より精度の高い状態
で、測定用の未燃成分濃度検出手段の検出感度が劣化し
ていることの判断が実行され、例えば、バーナの燃焼を
停止させたり、警報作動を実行する等の後処理を実行す
るのである。
【0026】第5発明の特徴構成によれば、第4発明の
特徴構成による作用に加えて次の作用がある。測定用の
未燃成分濃度検出手段の検出感度が劣化していることが
判断されると、バーナの燃焼を停止させるので、検出感
度が劣化して正確に燃焼排ガス中の未燃成分の濃度を検
出することができない状態でバーナの燃焼が継続される
ことが無い。
【0027】第6発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3、第4又は第5発明の特徴構成による作用に加
えて次の作用がある。燃焼積算時間が補正用の設定時間
に達する毎に、自動的に、測定用の未燃成分濃度検出手
段の検出値が補正されるので、例えば、人為操作により
補正指令する場合等に比較して、操作の煩わしさの無い
状態で、適切に補正作動が実行されることになる。
【0028】第7発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3、第4、第5又は第6発明の特徴構成による作
用に加えて次の作用がある。燃焼排ガス中の未燃成分と
して、人体に最も悪影響を与えるおそれが高い一酸化炭
素(CO)の濃度が、感度劣化による誤差の少ない状態
で有効に検出されることになる。
【0029】
【発明の効果】第1発明の特徴構成によれば、測定用の
未燃成分濃度検出手段によって、燃焼排ガス中の未燃成
分の濃度変化を適切に判別することが可能な状態で、適
宜検出作動を実行することができると共に、補正用の未
燃成分濃度検出手段による精度の高い検出情報に基づい
て、検出値を補正することによって、燃焼排ガス中の有
害物質に起因した感度劣化にかかわらず、常に検出精度
の高い状態で、未燃成分濃度を検出することが可能とな
る。
【0030】第2発明の特徴構成によれば、第1発明の
特徴構成による効果に加えて次の効果がある。測定用の
未燃成分濃度検出手段の、上記有害物質に起因した感度
劣化をできるだけ少ないものに抑制して、極力長期間に
わたって検出精度の高い状態で未燃成分の濃度検出を行
えるようになった。
【0031】第3発明の特徴構成によれば、第1又は第
2発明の特徴構成による効果に加えて次の効果がある。
常に同一濃度状態における各未燃成分濃度検出手段の検
出値の比率に基づいて検出値の補正が行われるので、誤
差の少ない状態で適切に補正作動が行われることにな
る。
【0032】第4発明の特徴構成によれば、第3発明の
特徴構成による効果に加えて次の効果がある。各未燃成
分濃度検出手段の個体差に起因した誤差が少なく精度の
高い状態で、検出作動が実行され、検出感度の劣化が大
きいときは適切な後処理を実行することで、使用上の安
全性が確保されることになる。
【0033】第5発明の特徴構成によれば、第4発明の
特徴構成による効果に加えて次の効果がある。バーナの
燃焼継続に伴って、燃焼排ガス中の未燃成分濃度が設定
上限値を越えて高くなる等の不利を未然に回避できる。
【0034】第6発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3、第4又は第5発明の特徴構成による効果に加
えて次の効果がある。人為操作による補正指令の場合に
比較して、操作忘れや煩わしさの無い状態で確実に検出
値補正作動が実行されることになった。
【0035】第7発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3、第4又は第5発明の特徴構成による効果に加
えて次の効果がある。一酸化炭素の濃度を精度よく検出
することで、使用上の安全性を確保できるものとなる。
【0036】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に本発明に係る燃焼装置の一例としての給湯装置が示さ
れている。この給湯装置は、給湯部Aと、給湯部Aの作
動を制御する制御部Hと、制御部Hに制御情報を指令す
るリモコン装置Rとで構成されている。
【0037】前記給湯部Aは、燃焼室1内に、水加熱用
の熱交換器2及びこの熱交換器2に対して加熱作用する
バーナ3が備えられ、燃焼室1内にバーナ3の燃焼用空
気を通風すると共に、バーナ3の燃焼排ガスを燃焼室1
から排気筒4を通して室外に排出させる通風手段として
のファン5が備えられている。燃焼室1内の通風経路に
おけるバーナ3の上手側には、多孔板から成る整風板6
が備えられ、ファン5により生起される風が、ほぼ均一
にバーナ3に通風されるように構成されている。
【0038】又、熱交換器2には、水が供給される給水
路7と、加熱された湯を図示しない給湯栓に給湯する給
湯路8が接続され、給水路7には、熱交換器2への入水
温度を検出する入水温センサ9と、熱交換器2への給水
量を検出する水量センサ10とが設けられ、給湯路8に
は、熱交換器2の出湯温を検出する出湯温センサ11が
設けられている。
【0039】バーナ3に対する燃料ガス供給路12に
は、燃料ガス供給を断続する開閉弁13及び燃料ガス供
給量を調整する電磁式のガス量調整弁14が設けられ、
バーナ3の近くには、点火用のイグナイタ15と、バー
ナ3が着火したか否かを検出するフレームロッド16と
が備えられている。
【0040】又、バーナ3の燃焼排ガスが通過する排気
路L中に、燃焼排ガス中に含まれる未燃成分としての一
酸化炭素(CO)の濃度(CO濃度)を検出する測定用
の未燃成分濃度検出手段としての接触燃焼式の測定用C
Oセンサ17が備えられている。測定用COセンサ17
は、燃焼排ガスが通過する排気路L中において、開口部
18を通して排気路Lに連通するように一部が開放され
た第1箱体19の内部に設置されている。尚、排気路L
の前記開口部18に臨む近接した箇所に、上方に向けて
流動する燃焼排ガスを有効に第1箱体19内に導くため
の案内板20が設けられている。
【0041】又、前記整風板6よりも通風上手側と、前
記第1箱体19の内部、つまり、排気路とを連通させる
状態で、送風源としてのファン5により生起される風の
一部を測定用COセンサ17の近傍に導く第1導風路2
1が形成され、この第1導風路21におけるファン5に
近い箇所には、風が第1箱体19内に導かれるのを許容
する開弁状態と、第1導風路21を遮断して導風を停止
させる閉弁状態とに切り換え自在な電磁操作式の第1風
路開閉弁22が備えられている。風が第1箱体19内に
導かれると、燃焼排ガスが第1箱体19内に流動するこ
とができず、導風が停止されると、燃焼排ガスが第1箱
体19内に流動して循環し、CO濃度測定が可能とな
る。
【0042】従って、これらの第1導風路21と第1風
路開閉弁22によって、測定用COセンサ17に対し
て、燃焼排ガスが流動する排ガス流動状態と、流動しな
い非流動状態とに切り換え可能な排ガス流動状態切換手
段Bが構成されることになる。
【0043】そして、図2に示すように、前記測定用C
Oセンサ17の横側部には、前記第1箱体19と同様
に、開口部30を通して排気路Lに連通するように一部
が開放された第2箱体31の内部に設置される状態で、
補正用の未燃成分濃度検出手段としての接触燃焼式の補
正用COセンサ32が設けられている。第2箱体31の
内部と、前記整風板6よりも通風上手側とを連通させる
状態で、ファン5により生起される風の一部を補正用C
Oセンサ32の近傍に導く第2導風路33が形成され、
風が第2箱体31内に導かれると、燃焼排ガスが第2箱
体31内に流動することができず、燃焼排ガスが補正用
COセンサ32に流動しない非流動状態となる。
【0044】この第2導風路33におけるファン5に近
い箇所には、風が第2箱体31内に導かれるのを許容す
る開弁状態と、第2導風路33を遮断して導風を停止さ
せる閉弁状態とに切り換え自在な電磁操作式の第2風路
開閉弁34が備えられ、この第2風路開閉弁34は、後
述するような補正指令がなければ開弁状態に維持され非
流動状態に維持される。
【0045】前記各COセンサ17,32は、夫々、検
出されるべきCO濃度の変化に対して、ほぼ直線的に出
力が変化する特性を有しており、燃焼排ガス中の硫黄成
分等による感度劣化は、直線状態を維持したままでその
検出特性の傾きが変化するような特性を有している。
【0046】リモコン装置Rには、運転の開始・停止を
指令する運転スイッチ23、給湯温度を表示する温度表
示部24、目標給湯温度を設定する温度設定スイッチ2
5、運転状態か否かを表示する運転ランプ26、後述す
る異常状態が発生した場合に点灯する異常表示ランプ2
7等が備えられている。
【0047】制御部Hは、マイクロコンピュータを備え
て構成され、上記各センサ9,10,11及びフレーム
ロッド16の検出情報に基づいて、バーナ3の燃焼が適
正燃焼状態になるように、ガス量調節弁14、ファン5
等を制御する燃焼制御手段100と、燃焼積算時間が補
正用の設定時間に達する毎に補正指令を指令する補正指
令手段101と、補正用COセンサ32に対して非流動
状態を維持すると共に、補正指令に基づいて、補正用C
Oセンサ32による検出作動が実行される際にのみ、補
正用COセンサ32に対して燃焼排ガスを流動させる第
1切換制御手段102と、補正指令に基づいて、補正用
COセンサ32の検出情報に基づいて、測定用COセン
サ17の検出値を補正する検出値補正手段103と、検
出値の補正に伴って感度劣化状態であることが判別され
ると、異常状態であるとして、後処理としての、バーナ
3の燃焼停止動作及び異常表示ランプ27点灯動作を実
行する後処理実行手段104と、測定用COセンサ17
による検出作動が実行される際には排ガス流動状態にな
り、検出作動が実行されない状態においては非流動状態
になるように、排ガス流動状態切換手段Bを切り換え制
御する第2切換制御手段105とを備えて構成されてい
る。
【0048】従って、第2導風路33、第2風路開閉弁
34及び前記第1切換制御手段102によって、排ガス
流動阻止手段Cが構成されることになる。
【0049】以下、図3、図4に示す制御フローチャー
トに基づいて制御部Hの制御動作について説明する。運
転スイッチ23がON操作された後、水量センサ10の
検出値が設定値を越えることにより給湯栓が開操作され
たことが判断されると、ファン5の通風作動を開始し、
測定用COセンサ17に対する通電を開始させる(ステ
ップ1〜4)。そして、第1、第2風路開閉弁22,3
4を共に開弁させた後(ステップ5)、バーナ3への点
火制御を実行する(ステップ6)。つまり、イグナイタ
15によりバーナ3に点火させ、フレームロッド16に
より着火が確認されると、点火動作を停止させる。
【0050】このとき、第1風路開閉弁22は開弁して
おり、ファン5によって生起される風の一部が、第1導
風路21を通して第1箱体19内に導かれるので、バー
ナ3の燃焼排ガスが第1箱体19内に流動することがで
きず、燃焼排ガスは測定用COセンサ17に流動するの
を抑制される。
【0051】燃焼が開始されると、給湯温度が目標給湯
温度になるようにバーナ3を適正燃焼状態に制御する燃
焼制御を実行する(ステップ7)。即ち、温度設定スイ
ッチ25により設定された目標給湯温度と、入水温セン
サに9より検出される入水温度との偏差、及び、水量セ
ンサ10により検出される給水量に基づいて、フィード
フォワード操作量を求めると共に、目標給湯温度と出湯
温センサ11の検出値との偏差に基づいてフィードバッ
ク操作量を求め、各操作量の加算値に基づいて、ガス量
調節弁14を操作制御してガス量を制御し、且つ、その
ガス量に適した通風量になるようにファン5の回転数を
制御するのである。
【0052】そして、第1タイマー、及び第2タイマー
のカウントを開始し(ステップ8)。第1タイマーがカ
ウント終了して第1設定時間T1 (10分)が経過した
ことが判別されると、第1タイマーをリセットした後、
第1風路開閉弁22を閉じて、第1導風路21を通して
の送風を停止させる(ステップ9,10,11)。第1
風路開閉弁22を閉弁させることによって、第1箱体1
9内への導風状態が停止されるから、排気路L内を通過
する燃焼排ガスが第1箱体19内に流れ込み、測定用C
Oセンサ17に向けて流動することになり、測定用CO
センサ17によるCO濃度測定が可能となる。
【0053】尚、前記第1設定時間T1 が経過するまで
に、給湯栓が閉じ操作されると、バーナ3の燃焼を停止
して、ポストパージの後にファン5の作動を停止させ、
第1、第2風路開閉弁22,34を閉じて、測定用CO
センサ17への通電を停止させる(ステップ9,17〜
22)。
【0054】ステップ11の後、第2タイマーがカウン
ト終了して、補正用の第2設定時間T2 (50時間)が
経過したことが判別される前に、第1箱体19内におい
て燃焼排ガスが均一に混合されるに要する第3設定時間
3 が経過すると、測定用COセンサ17によるCO濃
度測定が実行され、測定されたCO濃度が設定上限値を
越えていないか否かが判別され(ステップ12〜1
5)、第1風路開閉弁22が開操作される(ステップ1
6)。
【0055】その後、測定されたCO濃度が設定上限値
を越えて不完全燃焼であることが判別されることなく、
給湯栓が閉じ操作されなければ(ステップ17,1
8)、ステップ7〜ステップ16が繰り返し実行され、
前記第1設定時間T1 (10分)毎に測定用COセンサ
17によるCO濃度測定(検出作動)が実行されること
になり、CO濃度測定が実行される際にのみ排ガス流動
状態に切り換えられることになる。前記第1設定時間T
1 が、未燃成分(CO)の濃度変化を判別するに必要な
設定短時間に相当する。前記ステップ7〜ステップ16
が繰り返される間、第2風路開閉弁34は開状態に維持
され、補正用COセンサ32には排ガスが流動しない状
態に維持されている。尚、ステップ17において不完全
燃焼であることが判別されると、異常表示ランプ27を
点灯させ、バーナ3の燃焼を停止させる(ステップ2
3,24)。
【0056】ステップ12において、第2タイマーがカ
ウント終了して、補正用の第2設定時間T2 (50時
間)が経過したことが判別されると、補正用COセンサ
32への通電を開始し、燃焼運転が開始された初期状態
であるか否が判断され、初期状態であれば、初期補正係
数を求めてメモリに記憶する(ステップ25,26,2
7)。つまり、各COセンサ17,32により同時に、
つまり、同一濃度状態においてCO濃度測定を実行し、
補正用COセンサ32の検出値bに対する測定用COセ
ンサ17の検出値aの比率(a/b)を初期補正係数k
0 として、メモリに記憶する。
【0057】そして、第2タイマーをリセットして(ス
テップ28)、第2風路開閉弁34を閉じ操作する(ス
テップ29)。第2風路開閉弁34を閉弁させることに
よって、第2箱体31内への導風状態が停止されるか
ら、排気路L内を通過する燃焼排ガスが第2箱体31内
に流れ込み、補正用COセンサ32に向けて流動するこ
とになり、CO濃度測定が可能となる。第2箱体31内
において燃焼排ガスが均一に混合されるに要する第3設
定時間T3 が経過すると、補正用COセンサ32と測定
用COセンサ17により同時に、つまり、同一濃度状態
でCO濃度測定が実行される(ステップ30,31)。
そして、夫々のCO濃度検出値に基づいて、測定用CO
センサ17が感度劣化しているか否かが判別される(ス
テップ32)。つまり、前記各検出値の差が設定値以上
であれば感度劣化していると判別し、設定値未満であれ
ば感度劣化はしていないと判別する。
【0058】感度劣化していると判別されると、補正用
COセンサ32の検出値に基づいて、測定用COセンサ
17の検出値を補正する(ステップ33,34)。つま
り、測定用COセンサ32の検出値に前記初期補正係
数、又は後述する補正作動が実行された後は後述する補
正係数(k0 又はk)の逆数(1/k0 又は1/k)を
掛けた値を、補正後の検出値として用いるのである。例
えば、測定用COセンサの検出値がxであれば、補正後
の検出値yは、
【0059】
【数1】y=x・(1/k)
【0060】又は
【0061】
【数2】y=x・(1/k0
【0062】となる。
【0063】ステップ29での測定時における、補正用
COセンサ32の検出値eに対する測定用COセンサの
検出値fの比率(f/e)を補正係数kとして設定し、
この補正係数に対する初期補正係数k0 の比率(k0
k)が「0.5」以下になっていれば、大幅に劣化して
いる異常状態であると判断して、後処理として、異常表
示ランプ27を点灯させ、バーナ3の燃焼を停止させる
(ステップ35,36,37)。上述したような異常状
態が判別されなければ、第1、第2風路開閉弁22,3
4を共に開操作して、補正用COセンサ32への通電を
停止して、補正作動を終了する(ステップ35,38,
39)。
【0064】第2タイマーは燃焼作動が実行されている
間は、上述した補正作動が実行されない限りカウントを
続行するので、前記補正作動は、第2タイマーがカウン
ト終了する(燃焼積算時間が第2設定時間T2 に達す
る)毎に繰り返し実行されることになる。
【0065】そして、補正後のCO濃度が設定上限値を
越えて、不完全燃焼であると判別されると、異常表示ラ
ンプ27を点灯させて、バーナ3の燃焼を停止させる
(ステップ17,23,24)。不完全燃焼と判別され
ずに、給湯栓が閉じ操作されなければ、ステップ7に戻
り、閉じ操作されると、バーナ3の燃焼を停止して、ポ
ストパージの後にファン5の作動を停止させ、第1、第
2風路開閉弁22,34を閉じて、測定用COセンサ1
7への通電を停止させる(ステップ19〜22)。
【0066】〔別実施例〕 (1)上記実施例では、測定用COセンサ17に対し
て、間欠的に燃焼排ガスが流動する状態と流動しない状
態とに切り換える構成として、排ガス流動状態において
のみ検出作動を実行する構成としたが、このような構成
に代えて、常に燃焼排ガスが流動する状態にして、所定
短時間毎に、あるいは、連続的にCO濃度の測定を実行
するようにしてもよい。
【0067】(2)上記実施例では、前記初期補正係数
0 に対する補正係数kの比率が設定値を下回ると、異
常状態であるして、バーナの燃焼を停止させるようにし
たが、前記比率が零又はほぼ零になるまで、前記補正作
動を実行するように構成してもよい。
【0068】(3)又、上記実施例では、排ガス流動状
態切換手段B及び排ガス流動阻止手段Cが、前記第1、
第2箱体19,31内に送風される状態と送風が停止さ
れる状態とに切り換える場合を例示したが、これに限定
されるものではなく、COセンサの周囲に対する送風に
よって非流動状態に設定し、送風方向を切り換えること
で、排ガス流動状態に設定するように構成するものでも
よい。又、排ガス流動状態切換手段及び排ガス流動阻止
手段を、送風状態を切り換える構成に代えて、図5に示
すように、排気路Lと箱体19内部とを連通させる状態
(イ)と、排気路Lと箱体19内部とを遮蔽すると共
に、箱体19内部と装置外方との連通させる状態(ロ)
とに、切り換え回動操作される切換板28を設け、図示
しないアクチュエータによって、切換板28を回動操作
させて、排ガス流動状態と非流動状態とに切り換えるよ
うに構成するものでもよい。
【0069】(4)上記実施例では、後処理として、バ
ーナの燃焼を停止させると共に、異常表示ランプを点灯
させる場合を例示したが、異常表示ランプを用いずにバ
ーナの燃焼を停止させるだけの構成としてもよく、バー
ナの燃焼を停止させずに異常表示ランプを点灯させるか
又は警報ブザー等の警報手段を作動させる構成としても
よい。
【0070】(5)上記実施例では、燃焼積算時間が設
定時間に達する毎に補正指令を指令するようにしたが、
人為操作に基づいて、適宜、補正指令を指令する構成と
してもよい。
【0071】(6)上記実施例では、燃焼排ガス中の未
燃成分の一例として一酸化炭素(CO)を検出する構成
としたが、これに限らず、水素等の他の未燃ガスを検出
するようにしてもよい。
【0072】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯装置の概略構成図
【図2】COセンサの配設状態を示す平面図
【図3】制御動作のフローチャート
【図4】制御動作のフローチャート
【図5】別実施例の排ガス流動状態切換手段を示す図
【符号の説明】
3 バーナ 17 測定用の未燃成分濃度検出手段 32 補正用の未燃成分濃度検出手段 101 補正指令手段 103 後処理実行手段 105 切換制御手段 B 排ガス流動状態切換手段 C 排ガス流動阻止手段 L 排気路 T1 設定短時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 泰史 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナ(3)の排気路(L)中を通過す
    る燃焼排ガスに含まれる未燃成分の濃度を検出する未燃
    成分濃度検出手段が備えられている燃焼装置の未燃成分
    濃度検出装置であって、 前記未燃成分濃度検出手段が、 前記未燃成分の濃度を検出する測定用の未燃成分濃度検
    出手段(17)と、燃焼排ガスに含まれる未燃成分の濃
    度を、補正指令手段(101)による補正指令に基づい
    て、間欠的に検出する補正用の未燃成分濃度検出手段
    (32)とを備える状態で、複数備えられ、 前記補正用の未燃成分濃度検出手段(32)に対して、
    前記燃焼排ガスが流動しない非流動状態を維持すると共
    に、前記補正指令に基づいて、前記補正用の未燃成分濃
    度検出手段(32)による未燃成分の検出作動が実行さ
    れる際にのみ、前記補正用の未燃成分濃度検出手段(3
    2)に対して、前記燃焼排ガスが流動する排ガス流動状
    態に切り換わる排ガス流動阻止手段(C)が備えられ、 前記補正用の未燃成分濃度検出手段(32)の検出情報
    に基づいて、前記測定用の未燃成分濃度検出手段(1
    7)による検出値を補正する検出値補正手段(103)
    が備えられている燃焼装置の未燃成分濃度検出装置。
  2. 【請求項2】 前記測定用の未燃成分濃度検出手段(1
    7)は、 前記未燃成分の濃度変化を判別するに必要な設定短時間
    (T1 )毎に、前記未燃成分の濃度検出作動を実行する
    ように構成され、 前記測定用の未燃成分濃度検出手段(17)に対して、
    前記燃焼排ガスが流動しない非流動状態と、燃焼排ガス
    が流動する排ガス流動状態とに切り換え自在な排ガス流
    動状態切換手段(B)が備えられ、 前記測定用の未燃成分濃度検出手段(17)による検出
    作動が実行される際には、前記排ガス流動状態切換手段
    (B)を前記排ガス流動状態に切り換え、検出作動が実
    行されない状態においては、前記排ガス流動状態切換手
    段(B)を非流動状態に切り換える切換制御手段(10
    5)が備えられている請求項1記載の燃焼装置の未燃成
    分濃度検出装置。
  3. 【請求項3】 前記検出値補正手段(103)は、 同一濃度状態における、前記補正用の未燃成分濃度検出
    手段(32)の検出値に対する前記測定用の未燃成分濃
    度検出手段(17)の検出値の比率を、補正係数として
    求め、この補正係数に基づいて、前記測定用の未燃成分
    濃度検出手段(17)による検出値を補正するように構
    成されている請求項1又は2記載の燃焼装置の未燃成分
    濃度検出装置。
  4. 【請求項4】 燃焼運転が開始された初期状態におい
    て、 同一濃度状態における、前記補正用の未燃成分濃度検出
    手段(32)の検出値に対する、前記測定用の未燃成分
    濃度検出手段(17)の検出値の比率を、初期補正係数
    として求め、 前記初期補正係数に対する、燃焼運転が継続されるに伴
    って前記検出値補正手段(103)により求められる前
    記補正係数の比率が、設定値を下回ると、感度劣化状態
    であるとして、後処理を実行する後処理実行手段(10
    4)が備えられている請求項3記載の燃焼装置の未燃成
    分濃度検出装置。
  5. 【請求項5】 前記後処理実行手段(104)は、前記
    後処理として、前記バーナ(3)の燃焼を停止させるよ
    うに構成されている請求項4記載の燃焼装置の未燃成分
    濃度検出装置。
  6. 【請求項6】 前記補正指令手段(101)は、 燃焼積算時間が補正用の設定時間に達する毎に、前記補
    正指令を指令するように構成されている請求項1、2、
    3、4又は5記載の燃焼装置の未燃成分濃度検出装置。
  7. 【請求項7】 前記各未燃成分濃度検出手段(17),
    (32)が、接触燃焼式COセンサで構成されている請
    求項1、2、3、4、5又は6記載の燃焼装置の未燃成
    分濃度検出装置。
JP26709594A 1994-10-31 1994-10-31 燃焼装置の未燃成分濃度検出装置 Pending JPH08128981A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26709594A JPH08128981A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 燃焼装置の未燃成分濃度検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26709594A JPH08128981A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 燃焼装置の未燃成分濃度検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08128981A true JPH08128981A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17439988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26709594A Pending JPH08128981A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 燃焼装置の未燃成分濃度検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08128981A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006282425A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水素生成器
JP2009047431A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Rinnai Corp ガス濃度検出装置及びガス濃度検出方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006282425A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水素生成器
JP4609157B2 (ja) * 2005-03-31 2011-01-12 パナソニック株式会社 水素生成器及び燃料電池システム
JP2009047431A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Rinnai Corp ガス濃度検出装置及びガス濃度検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8521400B2 (en) Combustion apparatus and method for combustion control
JPH08128981A (ja) 燃焼装置の未燃成分濃度検出装置
JPH05154323A (ja) フィルタ目詰まり検知方法
JPH08233261A (ja) 燃焼装置の未燃ガス濃度検出装置
JPH08224425A (ja) フィルタ目詰まり検知方法
JP3476594B2 (ja) 給湯器
JP2002022156A (ja) 全一次式燃焼バーナの燃焼制御装置
JP3373936B2 (ja) 燃焼装置
JPH08110044A (ja) 燃焼装置の未燃成分濃度検出装置
JP4553255B2 (ja) 燃焼設備の安全確認方法および燃焼システム
JP4219102B2 (ja) 温風暖房装置
JP3499281B2 (ja) 燃焼装置
JP2724101B2 (ja) 燃焼機器
JPH08121754A (ja) 燃焼装置の未燃成分濃度検出装置
KR0146011B1 (ko) 연소기기의 불완전연소시의 연소정지장치
KR0170179B1 (ko) 연소장치
JP3693203B2 (ja) 不完全燃焼防止装置
JP2851236B2 (ja) 燃焼装置
JPH0689942B2 (ja) 暖房機
JPH0814555A (ja) 燃焼装置の未燃ガス濃度検出装置
JPH0842847A (ja) 燃焼装置
JP3143259B2 (ja) 燃焼装置の異常検出装置
JPH08170826A (ja) ガス湯沸器
JPH06323538A (ja) 燃焼装置の異常検出装置
JPH07332667A (ja) 燃焼装置