JPH08128794A - 熱交換素子 - Google Patents

熱交換素子

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Publication number
JPH08128794A
JPH08128794A JP26694394A JP26694394A JPH08128794A JP H08128794 A JPH08128794 A JP H08128794A JP 26694394 A JP26694394 A JP 26694394A JP 26694394 A JP26694394 A JP 26694394A JP H08128794 A JPH08128794 A JP H08128794A
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JP
Japan
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ribs
heat exchange
air flow
heat transfer
transfer plate
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Pending
Application number
JP26694394A
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English (en)
Inventor
Masato Suzuki
正人 鈴木
Toshio Utagawa
敏男 歌川
Yoshikazu Koma
義和 小間
Motohiko Senoo
元彦 妹尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/147Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with both heat and humidity transfer between supplied and exhausted air

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換効率の向上および低圧力損失化(低騒
音化)できる熱交換素子を提供することを目的とする。 【構成】 伝熱性と透湿性を有する伝熱板1の表・裏面
には、両端部を遮蔽する遮蔽リブ2a、2bと、所定間
隔で複数個の突起物5a、5bを設けた複数本の直線の
形状の間隔リブ4a、4bを設け、また、気流の流入口
6、10側および吐出口7、11側近傍の複数本の間隔
リブ4a、4bは、表裏において、直交あるいは斜交す
るように上記伝熱板1を介して、樹脂にて一体成形した
単体素子8と、伝熱板1と同様の材質からなる仕切板1
2とを、交互に複数枚積層接着した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換形換気扇等に使
用する積層構造の熱交換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスおよび住宅の天井裏の高
さが狭くなる傾向があり、そこに設置されている省エネ
ルギーの換気装置内部の熱交換素子の小型化、高効率化
が要望されている。
【0003】従来、この種の熱交換素子は、図7に示す
ような構造が一般的であった(例えば特開平5−157
480号公報)。以下、その構成について図7を参照し
ながら説明する。
【0004】図に示すように、伝熱性と透湿性を有する
伝熱板101の表面には、両端部を遮蔽する遮蔽リブ1
02aと、この遮蔽リブ102aの間に所定間隔で複数
本の間隔リブ103aを設け、この複数本の間隔リブ1
03aは前記遮蔽リブ102aと並行となる直線の形状
をなし、また、前記伝熱板101の裏面には、この伝熱
板101の表面と同様に両端部を遮蔽する遮蔽リブ10
2bを設け、気流の流入口および吐出口近傍では、前記
伝熱板101の表面の複数本の間隔リブ103aとは直
交あるいは斜交するように間隔リブ103bを配置した
単体素子104を、仕切板105と交互に複数枚積層接
着し、熱交換素子を形成している。
【0005】上記構成において、1次気流C−C1と2
次気流D−D1を流すと、伝熱板101および仕切板1
05を介して1次気流C−C1と2次気流D−D1との
間で熱交換することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱交
換素子では、伝熱板が同材料、同面積であれば、熱交換
効率は変わらないという問題があった。
【0007】また、単体素子の中央部において、伝熱板
を支えるものがないためたわみが生じ、圧力損失が高く
なり騒音が高くなるという問題があった。
【0008】また、従来の直交流型の熱交換素子に比
べ、通風路が長くなるので、素子単体が重くなり、ま
た、コストが高くなるという問題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、熱交
換効率を向上させ、また、低圧力損失化を図り低騒音化
ができる熱交換素子を提供することを第1の目的とす
る。
【0010】第2の目的は、熱交換効率を向上させ、軽
量化、低コスト化する熱交換素子を提供することにあ
る。
【0011】第3の目的は、中央部の伝熱板のたわみを
防止して、低圧力損失化を図り低騒音化する熱交換素子
を提供することにある。
【0012】第4の目的は、中央部の伝熱板のたわみを
防止し熱交換効率を向上させ、軽量化、低コスト化を図
る熱交換素子を提供することにある。
【0013】第5の目的は、乱流をおこさせる伝熱板中
央部の突起物をなくして、低圧力損失化を図り低騒音化
する熱交換素子を提供することにある。
【0014】第6の目的は、乱流をおこさせる伝熱板中
央の突起物をなくして、熱交換効率を向上させ、また、
軽量化、低コスト化する熱交換素子を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換素子は、
上記第1の目的を達成するための第1の手段は、伝熱性
と透湿性を有する伝熱板の表面に、両端部を遮蔽するリ
ブの気流が通る風路側に複数の突起物を設けた遮蔽リブ
と、この遮蔽リブの間に所定間隔で複数本の間隔リブを
設け、この間隔リブは、前記遮蔽リブと並行となる直線
の形状で複数個の突起物が設けられ、また、前記伝熱板
の裏面には、気流の流入口および吐出口近傍では、前記
伝熱板の表面の複数本の間隔リブとは直交あるいは斜交
するように突起物のある間隔リブを設け、前記伝熱板を
介して、樹脂にて一体成形した単体素子と、この単体素
子の伝熱板と同様の材質からなる仕切板とを交互に複数
枚積層接着した構成とする。
【0016】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、伝熱板表面の気流の流入口および吐出口近傍の
複数本の突起物のある間隔リブが、遮蔽リブと並行で、
かつ、断続的に設けられた断続間隔リブと、前記伝熱板
の裏面は、突起物のある断続間隔リブで前記伝熱板の表
面に設けた断続間隔リブとは直交あるいは斜交するよう
にした構成とする。
【0017】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、気流の流入口および吐出口近傍の複数本の間隔
リブが、遮蔽リブと並行で、かつ、突起物のない直線の
形状を有した構成とする。
【0018】また、第4の目的を達成するための第4の
手段は、気流の流入口および吐出口近傍の複数本の直線
形状の間隔リブが、遮蔽リブと並行で、かつ、断続的に
設けられた構成とする。
【0019】また、第5の目的を達成するための第5の
手段は、複数本の間隔リブの中央部が、遮蔽リブと並行
で、かつ、突起物のない直線形状を有した構成とする。
【0020】また、第6の目的を達成するための第6の
手段は、気流の流入口および吐出口近傍の複数本の間隔
リブは、複数個の突起物を有し、遮蔽リブと並行で、か
つ、断続的に設けられた構成とする。
【0021】
【作用】本発明は上記した第1手段の構成により、流入
口から入ってきた気流は突起物により乱流がおき、熱交
換効率を律速とする境界層を破壊し、熱交換効率を向上
することができる。また、中央部では突起物により伝熱
板のたわみを防止することができるので、低圧力損失化
が図れ低騒音化にすることができる。
【0022】また、第2手段の構成により、気流が突起
物による乱流の他に気流の流入口および吐出口近傍の間
隔リブを断続することにより、分岐と合流による乱流が
加わり、更に熱交換効率を向上することができる。ま
た、間隔リブを断続にすることにより軽量化、低コスト
化を図ることができる。
【0023】また、第3手段の構成により、気流の流入
口および吐出口近傍の間隔リブの突起物をなくすことに
より、低圧力損失化が図れ低騒音化にすることができ
る。
【0024】また、第4手段の構成により、気流が突起
物による乱流の他に、気流の流入口および吐出口近傍の
間隔リブを断続的にすることにより分岐と合流による乱
流が加わり、更に熱交換効率が向上することができる。
また、間隔リブを断続にすることにより軽量化、低コス
ト化を図ることができる。
【0025】また、第5手段の構成により、中央部の突
起物をなくすことにより気流の通気抵抗が少なくなり、
低圧力損失化が図れ低騒音化にすることができる。
【0026】また、第6手段の構成により、中央部の突
起物をなくすことにより気流の通気抵抗が少なくなり、
低圧力損失化が図れ低騒音化にすることができるととも
に、気流の流入口および吐出口近傍の間隔リブを断続的
にすることにより、分岐と合流による乱流が加わり、更
に熱交換効率が向上することができる。また、間隔リブ
を断続にすることにより軽量化、低コスト化にすること
ができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1を
参照しながら説明する。
【0028】図に示すように、1は伝熱性と透湿性を有
するほぼ六角形の伝熱板で、この伝熱板1の表面には両
端部を遮蔽する遮蔽リブ2aと、この遮蔽リブ2aの1
次気流X−X1と2次気流Y−Y1が対向する風路3内
に突起物5aを設けるとともに、1次気流X−X1の風
路3を形成する複数個の突起物5aを設けた複数本の間
隔リブ4aで構成され、遮蔽リブ2aと並行になってい
る。
【0029】一方、前記伝熱板1での裏面の遮蔽リブ2
bは、前記1次気流X−X1の流入口6側と吐出口7側
が遮蔽されるように形成し、この遮蔽リブ2bも1次気
流X−X1と2次気流Y−Y1が対向する風路9内に突
起物5aを設けるとともに、2次気流Y−Y1の風路9
を形成する複数個の突起物5bを設けた複数本の間隔リ
ブ4bは、前記伝熱板1の表面の1次気流X−X1の流
入口6側および吐出口7側近傍では、前記間隔リブ4a
とは直交あるいは斜交するように形成されている。前記
遮蔽リブ2a、2bと前記間隔リブ4a、4b、前記突
起物5a、5bが前記伝熱板1に樹脂で一体成形した単
体素子8を、前記伝熱板1と同様の材質からなる仕切板
12を交互に複数枚積層接着し、1次気流X−X1の風
路3と2次気流Y−Y1の風路9が構成されるように、
熱交換素子を形成する。
【0030】上記構成において、伝熱板1の表面を流れ
る1次気流X−X1は、遮蔽リブ2aと複数本の間隔リ
ブ4aにより構成された流入口6側より入り、中央部の
複数本の間隔リブ4aを通り、他方の遮蔽リブ2aと複
数本の間隔リブ4aで構成された吐出口7側より出てい
く。
【0031】一方、2次気流Y−Y1は、伝熱板1の裏
面の遮蔽リブ2bと複数本の間隔リブ4bとからなる1
次気流X−X1とは対向する流入口10側より1次気流
X−X1とは直交あるいは斜交するように入り、中央部
では、前記1次気流X−X1と対向するように、また、
吐出口11側近傍では、1次気流X−X1と直交あるい
は斜交するように吐出され、この時に伝熱板1および仕
切板12を介して1次気流X−X1と2次気流Y−Y1
との間で温度と湿度の交換をする。
【0032】このように本発明の第1実施例の熱交換素
子によれば、遮蔽リブ2a、2bおよび複数本の間隔リ
ブ4a、4bに突起物5a、5bを設けることにより、
1次気流X−X1および2次気流Y−Y1に乱流がお
き、熱交換効率が律速となる境界層が破壊され熱交換効
率が向上する。また、中央部での伝熱板1のたわみが突
起物5a、5bにより防止されるため低圧力損失化が図
れ低騒音化されることになる。
【0033】つぎに、本発明の第2実施例について図2
を参照しながら説明する。なお、第1実施例と同一部分
については、同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0034】図に示すように、伝熱板1の1次気流X−
X1および2次気流Y−Y1の流入口6、10側および
吐出口7、11側近傍は、複数個の突起物5a、5bを
設けた複数本の断続間隔リブ13a、13bで形成し、
単体素子14と仕切板12とを交互に複数枚積層接着
し、熱交換素子を形成する。
【0035】上記構成により、1次気流X−X1と2次
気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流入
口6、10側近傍では、複数個の突起物5a、5bを設
けた遮蔽リブ2a、2bおよび複数本の断続間隔リブ1
3a、13bにより、分岐と合流を繰り返しながら、中
央部では上記複数個の突起物5a、5bにより乱流とな
って流れ、吐出口7、11側近傍では、流入口6、10
側近傍と同様な構成により、分岐と合流を繰り返しなが
ら吐出される。この時に、伝熱板1および仕切板12を
介して、1次気流X−X1と2次気流Y−Y1との間で
温度と湿度の交換をする。
【0036】このように本発明の第2実施例の熱交換素
子によれば、複数個の突起物5a、5bを設けた遮蔽リ
ブ2a、2b、および複数個の突起物5a、5bを設け
た複数本の断続間隔リブ13a、13bにより、分岐と
合流を繰り返しながら乱流となって流れるため、熱交換
効率が律速となる境界層が破壊され熱交換効率が向上さ
れる。また、間隔リブ13a、13bが断続なため軽量
化、低コスト化されることになる。
【0037】つぎに、本発明の第3実施例について図3
を参照しながら説明する。なお、第1実施例および第2
実施例と同一部分については、同一符号を付けて詳細な
説明は省略する。
【0038】図に示すように、単体素子15は、遮蔽リ
ブ2a、2bの1次気流X−X1と2次気流Y−Y1が
対向する風路側に突起物5a、5bを設けるとともに、
複数本の間隔リブ4a、4bの中央部だけに複数個の突
起物5a、5bを設ける構成とし、仕切板12とを交互
に複数枚積層接着し、熱交換素子を形成する。
【0039】上記構成により、1次気流X−X1と2次
気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流入
口6、10側近傍では層流となって流れ、中央部では、
複数個の突起物5a、5bにより乱流となって流れ、吐
出口7、11側より吐出され、伝熱板1および仕切板1
2を介して、1次気流X−X1と2次気流Y−Y1との
間で温度と湿度の交換をする。
【0040】このように本発明の第3実施例によれば、
気流の流入口6、10および吐出口7、11の近傍の突
起物をなくすことにより、気流の通気抵抗を少なくし、
また、複数個の突起物5a、5bを遮蔽リブ2a、2b
および複数本の間隔リブ4a、4bの中央部にだけ設け
ることにより、中央部の伝熱板1のたわみが防止され、
低圧力損失化が図れ低騒音化されることになる。
【0041】つぎに、本発明の第4実施例について図4
を参照しながら説明する。なお、第1実施例〜第3実施
例と同一部分については、同一符号を付けて詳細な説明
は省略する。
【0042】図に示すように、単体素子16は、1次気
流X−X1および2次気流Y−Y1の流入口6、10側
および吐出口7、11側近傍の複数本の間隔リブ4a、
4bを、突起物の無い断続間隔リブ17a、17bの構
成とし、仕切板12とを交互に複数枚積層接着し、熱交
換素子を形成する。
【0043】上記構成により、1次気流X−X1と2次
気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流入
口6、10側近傍の複数本の断続間隔リブ17a、17
bにより、分岐と合流を繰り返しながら流れ、中央部で
は、複数個の突起物5a、5bにより乱流となって流
れ、吐出口7、11側近傍では、流入口6、10側近傍
と同様の構成により、分岐と合流を繰り返しながら、吐
出口7、11側より吐出される。この時に、伝熱板1お
よび仕切板12を介して、1次気流X−X1と2次気流
Y−Y1との間で温度と湿度の交換をする。
【0044】このように本発明の第4実施例によれば、
気流の流入口6、10側および吐出口7、11側近傍
を、突起物の無い複数本の断続間隔リブ17a、17b
で構成することにより、中央部の複数個の突起物5a、
5bによる乱流と、分岐と合流の繰り返しのため、熱交
換効率が律速となる境界層が破壊され熱交換効率が向上
する。また、間隔リブ17a、17bが断続なため軽量
化、低コスト化されることになる。
【0045】つぎに、本発明の第5実施例について図5
を参照しながら説明する。なお、第1実施例〜第4実施
例と同一部分については、同一符号を付けて詳細な説明
は省略する。
【0046】図に示すように、単体素子18は、伝熱板
1と突起物の無い遮蔽リブ2a、2bと1次気流X−X
1と2次気流Y−Y1が対向する中央部に突起物が無く
流入口6、10側および吐出口7、11側近傍のみに突
起物5a、5bを設けた複数本の間隔リブ4a、4bで
構成し、仕切板12とを交互に複数枚積層接着し、熱交
換素子を形成する。
【0047】上記構成により、1次気流X−X1と2次
気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流入
口6、10側近傍では複数個の突起物5a、5bにより
乱流となって流れ、中央部の複数本の間隔リブ4a、4
bの間を通り、吐出口7、11側近傍は、流入口6、1
0側近傍と同様の構成により乱流となって吐出される。
この時に、伝熱板1および仕切板12を介して、1次気
流X−X1と2次気流Y−Y1との間で温度と湿度の交
換をする。
【0048】このように本発明の第5実施例によれば、
複数個の突起物5a、5bを、気流の流入口6、10側
および吐出口7、11側近傍にだけ設けることにより、
中央部の気流の通気抵抗が少なくなるために、低圧力損
失化が図れ低騒音化されることになる。
【0049】つぎに、本発明の第6実施例について図6
を参照しながら説明する。なお、第1実施例〜第5実施
例と同一部分については、同一符号を付けて詳細な説明
は省略する。
【0050】図に示すように、単体素子19は、伝熱板
1と突起物の無い遮蔽リブ2a、2bと1次気流X−X
1と2次気流Y−Y1が対向する中央部は突起物の無い
直線間隔リブ4a、4bとし、流入口6、10側および
吐出口7、11側近傍のみに突起物5a、5bを設けた
複数本の断続間隔リブ13a、13bで構成し、仕切板
12と交互に複数枚積層接着し、熱交換素子を形成す
る。
【0051】上記構成により、1次気流X−X1と2次
気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流入
口6、10側近傍の複数個の突起物5a、5bを設けた
遮蔽リブ2a、2bおよび複数本の断続間隔リブ13
a、13bにより、分岐と合流を繰り返しながら、中央
部では複数本の間隔リブ4a、4bの間を流れ、吐出口
7、11側近傍では、流入口6、10側近傍と同様の構
成により、分岐と合流を繰り返しながら吐出される。こ
の時に、伝熱板1と仕切板12を介して、1次気流X−
X1と2次気流Y−Y1との間で温度と湿度の交換をす
る。
【0052】このように本発明の第6実施例によれば、
気流の流入口6、10側および吐出口7、11側近傍
を、複数本の断続間隔リブ13a、13bにすることに
より、気流が分岐と合流を繰り返しながら乱流となるた
め、熱交換効率が律速となる境界層が破壊され熱交換効
率が向上する。また、間隔リブ17a、17bが断続な
ため、軽量化、低コスト化されることになる。
【0053】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、遮蔽リブおよび間隔リブに突起物を設ける
ことにより、気流が乱流になり熱交換効率が律速となる
境界層が破壊され熱交換効率が向上される。また、遮蔽
リブ、間隔リブに突起物を設けることにより、伝熱板、
および仕切板のたわみが防止でき、低圧力損失化が図れ
低騒音化できる熱交換素子を提供できる。
【0054】また、突起物を設けた遮蔽リブ、および断
続間隔リブにすることにより、気流が分岐と合流を繰り
返しながら乱流となって流れるため、熱交換効率が律速
となる境界層が破壊され熱交換効率が向上され、また、
間隔リブを断続にすることにより軽量化、低コスト化で
きる熱交換素子を提供できる。
【0055】また、突起物を遮蔽リブと間隔リブの中央
部だけに設けることにより、気流の流入口と吐出口近傍
の通気抵抗が小さくなり低圧力損失化が図られ、低騒音
化できる熱交換素子を提供できる。
【0056】また、気流の流入口側および吐出口側近傍
を、断続の間隔リブにすることにより、気流が中央部の
突起物の乱流の他に、気流の流入口側および吐出口側近
傍で分岐と合流を繰り返しながら乱流となるため、熱交
換効率が律速となる境界層が破壊され熱交換効率が向上
され、また、間隔リブを断続にすることにより軽量化、
低コスト化できる熱交換素子を提供できる。
【0057】また、突起物を気流の流入口および吐出口
側近傍だけに設けることにより、気流風路の中央部の気
流の通気抵抗が少なくなるために、低圧力損失化が図れ
低騒音化できる熱交換素子を提供できる。
【0058】また、気流の流入口側および吐出口側近傍
を、断続間隔リブにすることにより、気流が分岐と合流
を繰り返しながら乱流となるため、熱交換効率が律速と
なる境界層が破壊され熱交換効率が向上され、また、間
隔リブを断続にすることにより軽量化、低コスト化でき
る熱交換素子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の熱交換素子を構成する単
体素子と仕切板の斜視図
【図2】同第2実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図3】同第3実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図4】同第4実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図5】同第5実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図6】同第6実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図7】従来の熱交換素子を構成する単体素子と仕切板
の斜視図
【符号の説明】
1 伝熱板 2a 遮蔽リブ 2b 遮蔽リブ 4a 間隔リブ 4b 間隔リブ 5a 突起物 5b 突起物 6 流入口 7 吐出口 8 単体素子 10 流入口 11 吐出口 12 仕切板 13a 断続間隔リブ 13b 断続間隔リブ 14 単体素子 15 単体素子 16 単体素子 17a 断続間隔リブ 17b 断続間隔リブ 18 単体素子 19 単体素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 妹尾 元彦 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝熱性と透湿性を有する伝熱板の表面
    に、両端部を遮蔽するリブの気流が通る風路側に複数の
    突起物を設けた遮蔽リブと、この遮蔽リブの間に所定間
    隔で複数本の間隔リブを設け、この間隔リブは、前記遮
    蔽リブと並行となる直線の形状で複数個の突起物が設け
    られ、また、前記伝熱板の裏面には、気流の流入口およ
    び吐出口近傍では、前記伝熱板の表面の複数本の間隔リ
    ブとは直交あるいは斜交するように突起物のある間隔リ
    ブを設け、前記伝熱板を介して、樹脂にて一体成形した
    単体素子と、この単体素子の伝熱板と同様の材質からな
    る仕切板とを交互に複数枚積層接着してなる熱交換素
    子。
  2. 【請求項2】 伝熱板表面の気流の流入口および吐出口
    近傍の複数本の突起物のある間隔リブが、遮蔽リブと並
    行で、かつ、断続的に設けられた断続間隔リブと、前記
    伝熱板の裏面は、突起物のある断続間隔リブで前記伝熱
    板の表面に設けた断続間隔リブとは直交あるいは斜交す
    るようにした請求項1記載の熱交換素子。
  3. 【請求項3】 気流の流入口および吐出口近傍の複数本
    の間隔リブが、遮蔽リブと並行で、かつ、突起物のない
    直線の形状を有した請求項1記載の熱交換素子。
  4. 【請求項4】 気流の流入口および吐出口近傍の複数本
    の直線形状の間隔リブが、遮蔽リブと並行で、かつ、断
    続的に設けられた請求項1または3記載の熱交換素子。
  5. 【請求項5】 複数本の間隔リブの中央部が、遮蔽リブ
    と並行で、かつ、突起物のない直線形状を有した請求項
    1記載の熱交換素子。
  6. 【請求項6】 気流の流入口および吐出口近傍の複数本
    の間隔リブは、複数個の突起物を有し、遮蔽リブと並行
    で、かつ、断続的に設けられた請求項1または5記載の
    熱交換素子。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009078168A1 (ja) * 2007-12-17 2009-06-25 Panasonic Corporation 熱交換装置とそれを用いた発熱体収納装置
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JP2009168396A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Panasonic Corp 熱交換装置とそれを用いた発熱体収納装置
US7866379B2 (en) 2004-07-16 2011-01-11 Panasonic Corporation Heat exchanger
US20230069888A1 (en) * 2020-04-02 2023-03-09 Mitsubishi Electric Corporation Heat transfer plate and heat exchange element

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