JPH08127287A - アウトサイドミラー装置 - Google Patents

アウトサイドミラー装置

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JPH08127287A
JPH08127287A JP26539094A JP26539094A JPH08127287A JP H08127287 A JPH08127287 A JP H08127287A JP 26539094 A JP26539094 A JP 26539094A JP 26539094 A JP26539094 A JP 26539094A JP H08127287 A JPH08127287 A JP H08127287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
joint
stay
mirror
main stay
Prior art date
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Pending
Application number
JP26539094A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsue Mizuno
光衛 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型の車両のアウトサイドミラー装置の旋回
動機構の防振構造を提供する。 【構成】 大型の車両1のウインドシールド2の側部に
配設されるアウトサイドミラー装置10は、支持部材2
0,30を介してルーフパネル3とフロントパネル5に
とりつけられるメインステー40を有する。メインステ
ー40にはミラー51,52,53がとりつけられる。
ルーフ内部に設けられるモータ80はアーム84を旋回
駆動し、アーム84は第1のリンク86を操作する。第
1のリンク86はジョイント70Aを介して第2のリン
ク65を操作し、第2のリンク65はメインステー40
を矢印R方向に旋回させて、ミラーを格納する。ジョイ
ント70Aはラバージョイントであって、メインステー
やリンク機構の振動を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両とくにキャブオー
バ型車両用のミラー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】比較的大型のキャブオーバ型トラック等
においては、キャブのウインドシールド側方に、車体外
方に張り出した弓形あるいはコ字状をなし通常鋼管で作
られたミラーステーが設けられ、同ステーには、後方視
界を得るためのバックミラーや車体周辺の下方視界を得
るためのアンダミラー等が装着されている。上記ミラー
類を車体前端部の前方かつ側方に配置するために、上記
ミラーステーは、その上端部を、ウインドシールドの車
幅方向側端上部のルーフ部分に脚部後端を支持されたV
字状をなす支持リンクの他端頂点部分にボルト等の緊締
部材によって支持され、かつ下端部は上記ウインドシー
ルドの下端縁付近の車体部材例えばフロントパネルに装
着された取付金具に同じくボルト等の緊締部材によって
支持されているのが通例である。また、上記ミラー類
は、エンジン等から伝達される振動によって微振動を起
こすと、視認性を失いミラーとして役立たなくなるた
め、上記ミラーステーの上下両端部は、上記V字状支持
リンク及び取付金具に対して、ミラーが微振動を生起し
ない程度の十分な締付力をもって緊締されている。
【0003】一方、トラック等の場合、しばしば上記ミ
ラーが道路沿いの家屋や電柱等に接触する危険性がある
狭い道路や作業現場を走行しなければならないことがあ
り、この際ミラー類やミラーステー及びその支持構造、
更に家屋等の破損を防止するために、従来は同ミラース
テーの上下両端部を上記支持リンク及び取付金具に連結
するボルト等の緊締部材を弛め、ミラーステーを内方に
廻動させて接触を回避し、走行後再びミラーステーを通
常の位置に戻して、上記緊締部材を予め設定されたトル
クをもって締付ける面倒な作業が行なわれていた。そこ
で、近来、上記ミラーステーの廻動及び再設定の面倒な
作業を省くために、運転席からのスイッチ操作によって
遠隔作動する電動式往復駆動装置を利用してミラーステ
ーをその上下端支持軸線の周りに廻動させることができ
るようにしたミラー装置が種々提案されている。例え
ば、実開平4−74147号公報、実開平5−5585
号公報はこの種の電動式のアウトサイドミラー装置を開
示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アウトサイドミラー装置にあっては、リンクの可動継手
としてボールジョイントが用いられていた。このボール
ジョイントを用いた装置にあっては、アウトサイドミラ
ーをとりつける車両の振動や、ミラーの振動を受けて振
動しやすく、とくにミラーが大型化し、重量が大きくな
ったときに問題があった。本発明は上述した従来の不都
合を解消するアウトサイドミラー装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のサイドミラー装
置は、ミラーを支持するメインステーと、メインステー
の上下の端部を旋回動自在に支持して車体に固定される
支持部材と、車両のルーフの内側に配設されるモータ
と、モータ軸にとりつけられる旋回アームと、アームの
先端に一端部が継手を介してとりつけられる第1のリン
ク部材と、第1のリンク部材の他端部に継手を介して連
結される第2のリンク部材とを備える。そして、第2の
リンク部材によりメインステーが旋回駆動されるととも
に、第1のリンク部材と第2のリンク部材をラバージョ
イントにより連結してなるものである。
【0006】
【作用】2つのリンクの連結部にラバージョイントを装
備したので、ミラーを支持するメインステーの振動や車
両の振動が吸収され、ミラーの振れが防止できる。
【0007】
【実施例】図1は大型の車両1のフロントボディに本発
明のアウトサイドミラー装置10を装備した状態を示す
斜視図である。アウトサイドミラー装置10はフロント
のウインドシールド2上部のルーフパネル3に固定され
るルーフステー20と、ウインドシールド2の下部のパ
ネル5に固定されるブラケット30を有し、ステー20
とブラケット30に対してミラーを支持するメインステ
ー40が矢印R方向に回動自在にとりつけられる。
【0008】メインステー40には、例えば3個のミラ
ー51,52,53が支持される。メインステー40
は、その上下部が折り曲げられたコ字形状を有し、上辺
40aの端部は、全体を符号60で示すジョイント部に
よってルーフステー20に連結され、メインステー40
の下辺部40bの先端は、ボールジョイント42を介し
てブラケット30に回動自在に支持される。ボールジョ
イント42の周囲には、ブーツ44を覆せてダストから
保護される。
【0009】ルーフパネル3の内側に配設されるモータ
80はモータシャフト82にとりつけられたアーム84
を回動させる。アーム84の先端部には第1のボールジ
ョイント85を介して第1のリンク86の第1の端部8
6aが連結される。第1のリンク86の第2の端部86
bは第2のリンク65に連結される。
【0010】図2は、メインステー40の上部が連結さ
れるジョイント部60の詳細を示す。第1のリンク86
の第2の端部86bにはジョイント70がとりつけら
れ、ジョイント70のスタッド72は、第2のリンク6
5の第1の穴65aで貫通し、袋ナット74により固定
される。
【0011】図4は、このジョイント70として従来の
ボールジョイント70により、第1のリンク86と第2
のリンク65が連結される構造を示す。ボールジョイン
ト70は、スタッド71の頭部に設けたボールを介して
第1のリンク86に連結される部材71と係合するもの
で、振動を伝達しやすい構造となっている。
【0012】本発明はこのジョイント70としてラバー
ジョイント70Aを使用するものである。ラバージョイ
ント70Aは、図3に示すように第1のリンク86に螺
合するアイボルト10のスタッド172の貫通卯する穴
にラバー176が充填され、袋ナット174で締付けら
れる構造を有する。この構造によりアイボルト170と
スタッド72との間の振動の伝達は防止される。第2の
リンク65はL字形のリンクであって、他端部の穴65
bはメインステー40の穴40dとともにピン26が挿
入される。ピン26は、ブッシュ24を介してルーフス
テー20の先端部の取付穴22を貫通し、ナット25で
ルーフステー20に固着される。このナット25の締付
力を調整することでメインステー40が退避する場合の
トルクを調整する。
【0013】本発明のアウトサイドミラー装置は以上の
ように構成されている。したがって、モータ80を駆動
すると、アーム84が回動し、第1のリンク86を介し
て第2のリンク65が回動される。このリンク65の回
動によりミラー51,52,53を支持するメインステ
ー40は、矢印R方向に旋回して、格納される。
【0014】メインステー40を使用位置に旋回させる
と、第2のリンク65はストッパ90に突き当たり、位
置が規制される。この使用位置にあっても、メインステ
ー40に規定以上の外力が作用すると、メインステー4
0はジョイント部で回動し、退避する。車両1の振動や
ルーフステー20の振動は、メインステー40に伝達さ
れようとするが、第1のリンク86と第2のリンク65
をラバージョイント70Aを介して連結してあるので、
メインステー40の振動は吸収され、ミラー振れを抑制
することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように、大型の車両にあ
っては、車両の外側に配設されて後方や車体の下部等を
視認するミラーが大型化し、数も増加することによっ
て、これらのミラーを支持する部材の重量も増加し、振
動を受けやすいことに着目し、ミラーを支持するステー
を旋回動させるリンク機構のジョイント部にラバージョ
イントを装備したものである。この構成により、ミラー
の振動も防止され、良好な視界を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を制御する車両の前部の斜視図。
【図2】ミラーのメインステーの支持部の詳細図。
【図3】本発明のラバージョイントの説明図。
【図4】従来のボールジョイントの説明図。
【符号の説明】
1 車両 2 ウインドシールド 3 ルーフパネル 5 フロントパネル 10 アウトサイドミラー装置 20 ハーフステー 30 ブラケット 40 メインステー 51,52,53 ミラー 60 ジョイント部 65 第2のリンク部材 70 ボールジョイント 70A ラバージョイント 80 モータ 84 アーム 86 第1のリンク部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のウインドシールドの車幅方向の側
    部に配設されるアウトサイドミラー装置において、 ミラーを支持するメインステーと、メインステーの上下
    の端部を旋回動自在に支持して車体に固定される支持部
    材と、車両のルーフの内側に配設されるモータと、モー
    タ軸にとりつけられる旋回アームと、アームの先端に一
    端部が継手を介してとりつけられる第1のリンク部材
    と、第1のリンク部材の他端部に継手を介して連結され
    る第2のリンク部材とを備え、第2のリンク部材により
    メインステーが旋回駆動されるとともに、第1のリンク
    部材と第2のリンク部材をラバージョイントにより連結
    してなることを特徴とするアウトサイドミラー装置。
JP26539094A 1994-10-28 1994-10-28 アウトサイドミラー装置 Pending JPH08127287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26539094A JPH08127287A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 アウトサイドミラー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26539094A JPH08127287A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 アウトサイドミラー装置

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Publication Number Publication Date
JPH08127287A true JPH08127287A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17416518

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26539094A Pending JPH08127287A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 アウトサイドミラー装置

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