JPH08126632A - 運動量測定装置 - Google Patents
運動量測定装置Info
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- JPH08126632A JPH08126632A JP7225355A JP22535595A JPH08126632A JP H08126632 A JPH08126632 A JP H08126632A JP 7225355 A JP7225355 A JP 7225355A JP 22535595 A JP22535595 A JP 22535595A JP H08126632 A JPH08126632 A JP H08126632A
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- calculating
- exercise
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- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 運動の適正判断をし易く、また必要な運動量
を知ることができる運動量測定装置を提供することであ
る。 【解決手段】 運動量測定装置の表示形態では、上部１
０に総消費カロリー（kcal）が表示され、下部１１に過
去１週間と１週間の平均の活動強度がバーグラフで表示
される。活動強度はＩ（軽い）、II（中等度）、III
（やや重い）の３段階に分かれており、一日の終りに生
活の活動量（総消費カロリー）及び活動強度が算出さ
れ、自動的に表示される。又、過去１週間（７日間）の
各日の消費カロリーと各日の活動強度、７日間の平均の
消費カロリーと平均の活動強度が表示される。
を知ることができる運動量測定装置を提供することであ
る。 【解決手段】 運動量測定装置の表示形態では、上部１
０に総消費カロリー（kcal）が表示され、下部１１に過
去１週間と１週間の平均の活動強度がバーグラフで表示
される。活動強度はＩ（軽い）、II（中等度）、III
（やや重い）の３段階に分かれており、一日の終りに生
活の活動量（総消費カロリー）及び活動強度が算出さ
れ、自動的に表示される。又、過去１週間（７日間）の
各日の消費カロリーと各日の活動強度、７日間の平均の
消費カロリーと平均の活動強度が表示される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速度センサ等を
用いて生体（人体）の運動量を測定・表示する運動量測
定装置に関する。
用いて生体（人体）の運動量を測定・表示する運動量測
定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の運動量測定装置は、人体
の体動を検出する加速度センサ（例えば振動子）と、こ
の加速度センサにより得られる信号に基づき人体の運動
量を演算する運動量演算手段と、算出された運動量を表
示する表示部とを備えるものが一般的である。この運動
量測定装置の表示部は、例えば図１２に示すような表示
形態になっている。ここに示す表示部は、被測定者の体
重や歩行及び走行の各々の歩幅を設定する機能、累積消
費カロリー等を表示する機能等を有している。ここでの
累積消費カロリーは、一定時間（例えば１分）毎に、歩
行（又は走行）距離と歩行（又は走行）時間から算出し
た速度に応じて、予め設定しておいた速度区分から該当
する速度区分を選定し、その速度区分に割り当てられた
消費カロリー算出式により消費カロリーを算出し、算出
した消費カロリーを累積したものである。
の体動を検出する加速度センサ（例えば振動子）と、こ
の加速度センサにより得られる信号に基づき人体の運動
量を演算する運動量演算手段と、算出された運動量を表
示する表示部とを備えるものが一般的である。この運動
量測定装置の表示部は、例えば図１２に示すような表示
形態になっている。ここに示す表示部は、被測定者の体
重や歩行及び走行の各々の歩幅を設定する機能、累積消
費カロリー等を表示する機能等を有している。ここでの
累積消費カロリーは、一定時間（例えば１分）毎に、歩
行（又は走行）距離と歩行（又は走行）時間から算出し
た速度に応じて、予め設定しておいた速度区分から該当
する速度区分を選定し、その速度区分に割り当てられた
消費カロリー算出式により消費カロリーを算出し、算出
した消費カロリーを累積したものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図１２
に示すような表示部を備える従来の運動量測定装置で
は、運動した時の運動量（消費カロリー）だけを測定す
るものであるばかりか、表示部には単に運動量や総消費
カロリーの数値を表示するだけであるため、自分の運動
が適正かどうかの判断がし難い上に、あとどれ位運動す
ればよいのかが判らない、という問題点がある。
に示すような表示部を備える従来の運動量測定装置で
は、運動した時の運動量（消費カロリー）だけを測定す
るものであるばかりか、表示部には単に運動量や総消費
カロリーの数値を表示するだけであるため、自分の運動
が適正かどうかの判断がし難い上に、あとどれ位運動す
ればよいのかが判らない、という問題点がある。
【０００４】従って、本発明は、このような従来の問題
点に着目してなされたもので、運動の適正判断をし易
く、また必要な運動量を知ることができる運動量測定装
置を提供することを目的とする。
点に着目してなされたもので、運動の適正判断をし易
く、また必要な運動量を知ることができる運動量測定装
置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項１記載の運動量測定装置は、生体の
体動を検出する加速度センサと、この加速度センサによ
り得られる信号に基づき生体の運動量を演算する運動量
演算手段と、算出された運動量を表示する表示部とを備
えるものにおいて、所定期間の推定消費カロリーを用い
て残目標カロリーを算出する残目標カロリー算出機能を
備え、この残目標カロリー算出機能で得られた残目標カ
ロリーを前記表示部に表示することを特徴とする。
に、本発明の請求項１記載の運動量測定装置は、生体の
体動を検出する加速度センサと、この加速度センサによ
り得られる信号に基づき生体の運動量を演算する運動量
演算手段と、算出された運動量を表示する表示部とを備
えるものにおいて、所定期間の推定消費カロリーを用い
て残目標カロリーを算出する残目標カロリー算出機能を
備え、この残目標カロリー算出機能で得られた残目標カ
ロリーを前記表示部に表示することを特徴とする。
【０００６】請求項２記載の運動量測定装置は、生体が
所定期間に消費するのに望ましい目標運動量を算出する
目標運動量算出機能を備え、この目標運動量算出機能で
得られた目標運動量を前記表示部に表示することを特徴
とする。請求項３記載の運動量測定装置は、実測された
運動量から生活活動指数を算出する生活活動指数算出機
能を備え、この生活活動指数算出機能で得られた生活活
動指数を前記表示部に表示することを特徴とする。
所定期間に消費するのに望ましい目標運動量を算出する
目標運動量算出機能を備え、この目標運動量算出機能で
得られた目標運動量を前記表示部に表示することを特徴
とする。請求項３記載の運動量測定装置は、実測された
運動量から生活活動指数を算出する生活活動指数算出機
能を備え、この生活活動指数算出機能で得られた生活活
動指数を前記表示部に表示することを特徴とする。
【０００７】又、請求項８記載の運動量測定装置は、所
定期間の推定消費カロリーを用いて残目標カロリーを算
出する残目標カロリー算出機能、生体が所定期間に消費
するのに望ましい目標運動量を算出する目標運動量算出
機能、又は実測された運動量から生活活動指数を算出す
る生活活動指数算出機能を備え、運動量、目標値と実測
値との差又は生活活動指数の時間傾向を前記表示部に表
示することを特徴とする。
定期間の推定消費カロリーを用いて残目標カロリーを算
出する残目標カロリー算出機能、生体が所定期間に消費
するのに望ましい目標運動量を算出する目標運動量算出
機能、又は実測された運動量から生活活動指数を算出す
る生活活動指数算出機能を備え、運動量、目標値と実測
値との差又は生活活動指数の時間傾向を前記表示部に表
示することを特徴とする。
【０００８】請求項１記載の運動量測定装置では、残目
標カロリー算出機能による残目標カロリーが、請求項２
記載の運動量測定装置では、目標運動量算出機能による
目標運動量が、それぞれ表示部に表示されるので、いず
れもあとどれ位運動をすればいいかが判る。請求項３記
載の運動量測定装置では、生活活動指数算出機能による
生活活動指数が表示部に表示されるので、自分の運動が
適正レベルかどうかを知ることができる。又、生活活動
指数を予め設定された生活活動強度によるランク分けに
基づいてランク付けして表示することによっても、運動
のレベルを判断することができる。
標カロリー算出機能による残目標カロリーが、請求項２
記載の運動量測定装置では、目標運動量算出機能による
目標運動量が、それぞれ表示部に表示されるので、いず
れもあとどれ位運動をすればいいかが判る。請求項３記
載の運動量測定装置では、生活活動指数算出機能による
生活活動指数が表示部に表示されるので、自分の運動が
適正レベルかどうかを知ることができる。又、生活活動
指数を予め設定された生活活動強度によるランク分けに
基づいてランク付けして表示することによっても、運動
のレベルを判断することができる。
【０００９】更には、目標値と実測値との差又は比を表
示することによっても、あとどの程度運動を行えばよい
かの判断ができるし、目標値と実測値との差を運動に換
算した運動時間で表示することにより、あとどれ位運動
を行えばよいかを時間単位で知ることができ、より分か
り易くなる。一方、請求項８記載の運動量測定装置で
は、運動量、目標値と実測値との差又は生活活動指数の
時間傾向が表示部に表示されるので、運動レベルの推移
を容易に知ることができる。
示することによっても、あとどの程度運動を行えばよい
かの判断ができるし、目標値と実測値との差を運動に換
算した運動時間で表示することにより、あとどれ位運動
を行えばよいかを時間単位で知ることができ、より分か
り易くなる。一方、請求項８記載の運動量測定装置で
は、運動量、目標値と実測値との差又は生活活動指数の
時間傾向が表示部に表示されるので、運動レベルの推移
を容易に知ることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の運動量測定装置を
実施の形態に基づいて説明する。一実施形態に係る運動
量測定装置の全体構成を図１にブロック図で示す。この
運動量測定装置は、各種演算機能や表示形態以外は基本
的に従来のものと同様であり、人体に装着されて体動を
検出する加速度センサ１と、この加速度センサ１で検出
された信号を増幅する増幅回路２と、増幅された信号を
デジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換回路３と、入力され
たデジタル信号に基づいて運動量を算出する機能、所定
期間（例えば１日）の推定消費カロリーを用いて残目標
カロリーを算出する残目標カロリー算出機能、人体が所
定期間（１日）に消費するのに望ましい目標運動量を算
出する目標運動量算出機能、実測された運動量から生活
活動指数を算出する生活活動指数算出機能等を有するＭ
ＰＵ４と、性別、年令、運動量、生活活動強度等を表示
する表示器（表示部）５と、電源ＯＮ／ＯＦＦのスイッ
チ、表示種類を選ぶセレクトスイッチ、性別・年令等を
入力するスイッチ等からなるスイッチ６と、電源回路７
とを備える。
実施の形態に基づいて説明する。一実施形態に係る運動
量測定装置の全体構成を図１にブロック図で示す。この
運動量測定装置は、各種演算機能や表示形態以外は基本
的に従来のものと同様であり、人体に装着されて体動を
検出する加速度センサ１と、この加速度センサ１で検出
された信号を増幅する増幅回路２と、増幅された信号を
デジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換回路３と、入力され
たデジタル信号に基づいて運動量を算出する機能、所定
期間（例えば１日）の推定消費カロリーを用いて残目標
カロリーを算出する残目標カロリー算出機能、人体が所
定期間（１日）に消費するのに望ましい目標運動量を算
出する目標運動量算出機能、実測された運動量から生活
活動指数を算出する生活活動指数算出機能等を有するＭ
ＰＵ４と、性別、年令、運動量、生活活動強度等を表示
する表示器（表示部）５と、電源ＯＮ／ＯＦＦのスイッ
チ、表示種類を選ぶセレクトスイッチ、性別・年令等を
入力するスイッチ等からなるスイッチ６と、電源回路７
とを備える。
【００１１】この運動量測定装置では、各種演算機能に
より運動量や生活活動強度等を算出するが、その算出に
は基礎代謝量が必要であり、基礎代謝量を求める方法は
色々あるが、一例として次式（１）を用いて求める方法
がある。即ち、基礎代謝量Ｂは、 Ｂ＝ＢS ×Ｓ ・・・・・・・（１） ＢS ：体表面積１ｍ2 当たりの基礎代謝基準値（kcal／
ｍ2 ／時） Ｓ：体表面積（ｍ2 ）＝（体重・ｋｇ）0.444 ×（身長
・ｃｍ）0.663 ×0.008883 で求められる。但し、この式（１）は年令が６歳以上の
場合に限られ、またＢSは性別・年令により異なった値
を示し、「日本人の栄養所要量（第５次改訂）」の表II
−１〔図２（性別と年令の相違による基礎代謝基準値の
表）及び図３（年令と基礎代謝基準値との関係を示すグ
ラフ）参照〕により求めることができる。
より運動量や生活活動強度等を算出するが、その算出に
は基礎代謝量が必要であり、基礎代謝量を求める方法は
色々あるが、一例として次式（１）を用いて求める方法
がある。即ち、基礎代謝量Ｂは、 Ｂ＝ＢS ×Ｓ ・・・・・・・（１） ＢS ：体表面積１ｍ2 当たりの基礎代謝基準値（kcal／
ｍ2 ／時） Ｓ：体表面積（ｍ2 ）＝（体重・ｋｇ）0.444 ×（身長
・ｃｍ）0.663 ×0.008883 で求められる。但し、この式（１）は年令が６歳以上の
場合に限られ、またＢSは性別・年令により異なった値
を示し、「日本人の栄養所要量（第５次改訂）」の表II
−１〔図２（性別と年令の相違による基礎代謝基準値の
表）及び図３（年令と基礎代謝基準値との関係を示すグ
ラフ）参照〕により求めることができる。
【００１２】一方、生活活動指数の算出は、次のように
行う。１日の総エネルギー代謝量（Ａ）は、運動等によ
り消費されるエネルギー（Ｂ・χ）、基礎代謝量
（Ｂ）、及び特異動的作用による代謝量（０．１・Ａ；
摂取した食物を分解・吸収するのに必要なエネルギー）
で次式（２）で表される。（但し、χは生活活動指数） Ａ＝Ｂ・χ＋Ｂ＋（１／１０）Ａ ・・・・・・・（２） この式を変形して、 χ＝〔（９／１０）×（Ａ／Ｂ）〕−１ ・・・・・・・（３） となるから、総エネルギー代謝量Ａとして実測した運動
量を、基礎代謝量Ｂとして計算により求めた基礎代謝量
を用いればよい。
行う。１日の総エネルギー代謝量（Ａ）は、運動等によ
り消費されるエネルギー（Ｂ・χ）、基礎代謝量
（Ｂ）、及び特異動的作用による代謝量（０．１・Ａ；
摂取した食物を分解・吸収するのに必要なエネルギー）
で次式（２）で表される。（但し、χは生活活動指数） Ａ＝Ｂ・χ＋Ｂ＋（１／１０）Ａ ・・・・・・・（２） この式を変形して、 χ＝〔（９／１０）×（Ａ／Ｂ）〕−１ ・・・・・・・（３） となるから、総エネルギー代謝量Ａとして実測した運動
量を、基礎代謝量Ｂとして計算により求めた基礎代謝量
を用いればよい。
【００１３】又、算出された生活活動指数χは、図４に
示すように生活活動強度により例えば４段階にランク分
けすることで、運動のレベルがどの程度であるのかを知
ることができる。図４のランク分けでは、生活活動強度
Ｉが小さく、生活活動強度IVが大きい。勿論、ランク分
けは４段階に限定する必要はなく、３段階以下でもよい
し、５段階以上でも構わない。
示すように生活活動強度により例えば４段階にランク分
けすることで、運動のレベルがどの程度であるのかを知
ることができる。図４のランク分けでは、生活活動強度
Ｉが小さく、生活活動強度IVが大きい。勿論、ランク分
けは４段階に限定する必要はなく、３段階以下でもよい
し、５段階以上でも構わない。
【００１４】他方、目標運動量は、上記生活活動指数χ
を目標として算出する。この場合、生活活動指数χは妥
当な値として０．５に設定すると共に、上記式（２）を
用いる。つまり、目標運動量Ａは、 Ａ＝Ｂ・χ＋Ｂ＋（１／１０）Ａ であるから、これより Ａ＝（１０／９）・（１＋χ）・Ｂ となり、χ＝０．５とすると、 Ａ＝１．６７×Ｂ ・・・・・・・（４） となり、目標運動量Ａを算出することができる。
を目標として算出する。この場合、生活活動指数χは妥
当な値として０．５に設定すると共に、上記式（２）を
用いる。つまり、目標運動量Ａは、 Ａ＝Ｂ・χ＋Ｂ＋（１／１０）Ａ であるから、これより Ａ＝（１０／９）・（１＋χ）・Ｂ となり、χ＝０．５とすると、 Ａ＝１．６７×Ｂ ・・・・・・・（４） となり、目標運動量Ａを算出することができる。
【００１５】次に、表示器５の表示画面の表示形態につ
いて説明する。まず、図５に示す例では、表示画面が上
部１０と下部１１に分かれており、上部１０に運動量
（総消費カロリー，kcal）が数値で表示され、下部１１
に過去１週間と１週間の平均の生活活動強度がバーグラ
フで表示される。活動強度はＩ（軽い）、II（中等
度）、III （やや重い）の３段階に分かれており、II
（中等度）が目標レベルに設定されている。この表示形
態では、一日の終りに生活の活動量（総消費カロリー）
及び活動強度が算出され、自動的に表示される。又、過
去１週間（７日間）の各日の消費カロリーと各日の活動
強度、７日間の平均の消費カロリーと平均の活動強度が
表示される。１週間分の消費カロリーと活動強度を記録
するには、例えば自動メモリ機能を設けておけばよい。
この表示形態によると、過去１週間分の運動の傾向が一
目で分かる。
いて説明する。まず、図５に示す例では、表示画面が上
部１０と下部１１に分かれており、上部１０に運動量
（総消費カロリー，kcal）が数値で表示され、下部１１
に過去１週間と１週間の平均の生活活動強度がバーグラ
フで表示される。活動強度はＩ（軽い）、II（中等
度）、III （やや重い）の３段階に分かれており、II
（中等度）が目標レベルに設定されている。この表示形
態では、一日の終りに生活の活動量（総消費カロリー）
及び活動強度が算出され、自動的に表示される。又、過
去１週間（７日間）の各日の消費カロリーと各日の活動
強度、７日間の平均の消費カロリーと平均の活動強度が
表示される。１週間分の消費カロリーと活動強度を記録
するには、例えば自動メモリ機能を設けておけばよい。
この表示形態によると、過去１週間分の運動の傾向が一
目で分かる。
【００１６】図５に示す表示形態の変更例を図６に示
す。この表示形態は、図５に示すものと同様に総消費カ
ロリー、３段階の活動強度を表示するものであるが、図
面の右部１２に総消費カロリーが表示され、左部１３に
活動強度が各段階毎に異なるピクチャーで表される。例
えば、図６の（ａ）では、前日の生活の活動量が表示さ
れ、この活動量の活動強度はＩ（軽い）であることが示
されている。又、図６の（ｂ）では、７日間の平均の総
消費カロリーが表示され、その活動強度はII（中等度）
であることが分かる。なお、過去７日間の消費カロリー
と活動強度の記録は、スイッチ６等の操作により１日毎
に呼び出すことができるようになっている。
す。この表示形態は、図５に示すものと同様に総消費カ
ロリー、３段階の活動強度を表示するものであるが、図
面の右部１２に総消費カロリーが表示され、左部１３に
活動強度が各段階毎に異なるピクチャーで表される。例
えば、図６の（ａ）では、前日の生活の活動量が表示さ
れ、この活動量の活動強度はＩ（軽い）であることが示
されている。又、図６の（ｂ）では、７日間の平均の総
消費カロリーが表示され、その活動強度はII（中等度）
であることが分かる。なお、過去７日間の消費カロリー
と活動強度の記録は、スイッチ６等の操作により１日毎
に呼び出すことができるようになっている。
【００１７】別の表示形態を図７に示す。この表示形態
は、性別・年令・身長・体重を入力すると、各自に見合
った目標消費カロリーが自動的に設定・表示されると共
に、その目標消費カロリーの達成率がバーグラフとピク
チャーで表示される。ここでは、表示画面の上部１４に
目標消費カロリーと総消費カロリーが、下部１５に目標
達成度が表示される。例えば、図７において目標消費カ
ロリーが２４００kcalである場合、図８の（ａ）に示す
ように消費カロリーが２４００kcalであると、目標達成
度は１００％であり、バーグラフとピクチャーが図示の
ように表示される。これに対し、図８の（ｂ）に示すよ
うに消費カロリーが１５２８kcalでは、目標達成度は約
６５％であるから、それに応じてバーグラフとピクチャ
ーが表示される。
は、性別・年令・身長・体重を入力すると、各自に見合
った目標消費カロリーが自動的に設定・表示されると共
に、その目標消費カロリーの達成率がバーグラフとピク
チャーで表示される。ここでは、表示画面の上部１４に
目標消費カロリーと総消費カロリーが、下部１５に目標
達成度が表示される。例えば、図７において目標消費カ
ロリーが２４００kcalである場合、図８の（ａ）に示す
ように消費カロリーが２４００kcalであると、目標達成
度は１００％であり、バーグラフとピクチャーが図示の
ように表示される。これに対し、図８の（ｂ）に示すよ
うに消費カロリーが１５２８kcalでは、目標達成度は約
６５％であるから、それに応じてバーグラフとピクチャ
ーが表示される。
【００１８】更に別の表示形態を図９に示す。この表示
形態では、目標消費カロリーと総消費カロリーが表示画
面の上部１６に、目標消費カロリーに達するのに必要な
運動時間が下部１７に表示される。ここでも、性別・年
令・身長・体重を入力すると、各人に適した目標消費カ
ロリーが設定・表示される。図９の（ａ）においては、
消費カロリーが１９２８kcalの時点で、目標消費カロリ
ーを消費するまでにあと「歩く」では１０６分、「走
る」では３５分、「泳ぐ」では５９分の運動を行えばよ
いことが表示されている。そして、そのような運動を行
って更にカロリーを消費し、図９の（ｂ）のように消費
カロリーが２０２８kcalになった時点では、目標消費カ
ロリーに達するまであと「歩く」では８５分、「走る」
では２５分、「泳ぐ」では４３分の運動をすればよいこ
とが示されている。このように、カロリーを消費するの
に伴って、目標消費カロリーに到達するまでの運動時間
が減っていくので、あとどれ位運動をすればいいのか簡
単に分かる。なお、図９に示す例では、「歩く」、「走
る」、「泳ぐ」の３種類の運動が示されているが、これ
に限定されることはなく、もっと多くの運動の種類で示
してもよい。例えば自転車、テニス・サッカー・野球等
の球技を適宜追加してもよい。
形態では、目標消費カロリーと総消費カロリーが表示画
面の上部１６に、目標消費カロリーに達するのに必要な
運動時間が下部１７に表示される。ここでも、性別・年
令・身長・体重を入力すると、各人に適した目標消費カ
ロリーが設定・表示される。図９の（ａ）においては、
消費カロリーが１９２８kcalの時点で、目標消費カロリ
ーを消費するまでにあと「歩く」では１０６分、「走
る」では３５分、「泳ぐ」では５９分の運動を行えばよ
いことが表示されている。そして、そのような運動を行
って更にカロリーを消費し、図９の（ｂ）のように消費
カロリーが２０２８kcalになった時点では、目標消費カ
ロリーに達するまであと「歩く」では８５分、「走る」
では２５分、「泳ぐ」では４３分の運動をすればよいこ
とが示されている。このように、カロリーを消費するの
に伴って、目標消費カロリーに到達するまでの運動時間
が減っていくので、あとどれ位運動をすればいいのか簡
単に分かる。なお、図９に示す例では、「歩く」、「走
る」、「泳ぐ」の３種類の運動が示されているが、これ
に限定されることはなく、もっと多くの運動の種類で示
してもよい。例えば自転車、テニス・サッカー・野球等
の球技を適宜追加してもよい。
【００１９】次に、上記のような運動量測定装置の全体
動作例を図１０及び図１１のフロー図を参照して説明す
る。まず、装置の電源をＯＮにし〔ステップ（以下、Ｓ
Ｔと記す）１〕、被測定者の性別・年令・身長・体重を
入力する（ＳＴ２）。すると、基礎代謝量Ｂが例えば前
記式（１）により算出され（ＳＴ３）、得られた基礎代
謝量Ｂから前記式（４）を用いて目標運動量ＡN が算出
された（ＳＴ４）後、算出された目標運動量ＡN が前記
したように表示器５に表示される（ＳＴ５）。ここで、
測定開始のためのスタートスイッチが押されたかどうか
が判定され（ＳＴ６）、ＮＯならスタートスイッチが押
されるまで待機状態になり、ＹＥＳなら測定が開始され
る（ＳＴ７）。勿論、測定に先立っては装置を被測定者
に装着しておくことはいうまでもない。
動作例を図１０及び図１１のフロー図を参照して説明す
る。まず、装置の電源をＯＮにし〔ステップ（以下、Ｓ
Ｔと記す）１〕、被測定者の性別・年令・身長・体重を
入力する（ＳＴ２）。すると、基礎代謝量Ｂが例えば前
記式（１）により算出され（ＳＴ３）、得られた基礎代
謝量Ｂから前記式（４）を用いて目標運動量ＡN が算出
された（ＳＴ４）後、算出された目標運動量ＡN が前記
したように表示器５に表示される（ＳＴ５）。ここで、
測定開始のためのスタートスイッチが押されたかどうか
が判定され（ＳＴ６）、ＮＯならスタートスイッチが押
されるまで待機状態になり、ＹＥＳなら測定が開始され
る（ＳＴ７）。勿論、測定に先立っては装置を被測定者
に装着しておくことはいうまでもない。
【００２０】測定が開始されると、初期測定が行われ
（ＳＴ８）、加速度センサ１により被測定者の体動に関
するデータが取り込まれる（ＳＴ９）。次いで、取得さ
れたデータが１０秒間蓄積されたかどうかが判断され
（ＳＴ１０）、ＮＯの場合は加速度センサ１によるデー
タ取得が続行され、ＹＥＳの場合は前記式（２）を用い
て運動量Ａが算出され（ＳＴ１１）、得られた運動量Ａ
が表示される（ＳＴ１２）。
（ＳＴ８）、加速度センサ１により被測定者の体動に関
するデータが取り込まれる（ＳＴ９）。次いで、取得さ
れたデータが１０秒間蓄積されたかどうかが判断され
（ＳＴ１０）、ＮＯの場合は加速度センサ１によるデー
タ取得が続行され、ＹＥＳの場合は前記式（２）を用い
て運動量Ａが算出され（ＳＴ１１）、得られた運動量Ａ
が表示される（ＳＴ１２）。
【００２１】続いて、目標運動量ＡN と実測運動量Ａと
の差（ＡN −Ａ）が算出・表示されると共に（ＳＴ１
３）、（ＡN −Ａ）／α1 の計算が行われ、その結果が
表示される（ＳＴ１４）。但し、α1 は歩く場合の定数
３．５kcal／分である。即ち、（ＡN −Ａ）／α1 の計
算により、目標運動量に達するまで歩く運動をあとどれ
位行えばいいのかを求めており、歩く場合は目標運動量
ＡN と実測運動量Ａとの差を３．５kcal／分で除算すれ
ばいいわけである。そして、次のＳＴ１５でセレクトス
イッチが押されたかが判定され、押されたなら（ＡN −
Ａ）／α2 の算出・表示が行われる（ＳＴ１６）。この
α2 は走る場合の定数５kcal／分であり、これにより走
る場合にはあとどの位運動をすればよいかが求められ
る。
の差（ＡN −Ａ）が算出・表示されると共に（ＳＴ１
３）、（ＡN −Ａ）／α1 の計算が行われ、その結果が
表示される（ＳＴ１４）。但し、α1 は歩く場合の定数
３．５kcal／分である。即ち、（ＡN −Ａ）／α1 の計
算により、目標運動量に達するまで歩く運動をあとどれ
位行えばいいのかを求めており、歩く場合は目標運動量
ＡN と実測運動量Ａとの差を３．５kcal／分で除算すれ
ばいいわけである。そして、次のＳＴ１５でセレクトス
イッチが押されたかが判定され、押されたなら（ＡN −
Ａ）／α2 の算出・表示が行われる（ＳＴ１６）。この
α2 は走る場合の定数５kcal／分であり、これにより走
る場合にはあとどの位運動をすればよいかが求められ
る。
【００２２】ＳＴ１７では、測定開始から２４時間（１
日）が経過したかどうかが判定され、まだであるならＳ
Ｔ９からＳＴ１７の処理が継続される。２４時間が経過
したなら、前記式（３）より生活活動指数χが算出され
（ＳＴ１８）、その生活活動指数が、例えば図４に示す
ように予め設定したおいた生活活動指数と生活活動強度
とのランク分けのデータに基づいてランク付けされる
（ＳＴ１９）。続いて、２４時間分のデータが更新され
ると共に、２４時間分の総運動量（総消費カロリー）と
生活活動強度（活動強度）等が表示された（ＳＴ２０）
後、ＳＴ８の初期測定に戻り、次の２４時間分のデータ
取得が開始される。勿論、２４時間分のデータはメモリ
に記録される。
日）が経過したかどうかが判定され、まだであるならＳ
Ｔ９からＳＴ１７の処理が継続される。２４時間が経過
したなら、前記式（３）より生活活動指数χが算出され
（ＳＴ１８）、その生活活動指数が、例えば図４に示す
ように予め設定したおいた生活活動指数と生活活動強度
とのランク分けのデータに基づいてランク付けされる
（ＳＴ１９）。続いて、２４時間分のデータが更新され
ると共に、２４時間分の総運動量（総消費カロリー）と
生活活動強度（活動強度）等が表示された（ＳＴ２０）
後、ＳＴ８の初期測定に戻り、次の２４時間分のデータ
取得が開始される。勿論、２４時間分のデータはメモリ
に記録される。
【００２３】
【発明の効果】本発明の運動量測定装置は、以上説明し
たように請求項１記載の運動量測定装置では、残目標カ
ロリー算出機能による残目標カロリーが、請求項２記載
の運動量測定装置では、目標運動量算出機能による目標
運動量が、それぞれ表示部に表示されるので、いずれも
あとどれ位運動をすればいいかが判る。
たように請求項１記載の運動量測定装置では、残目標カ
ロリー算出機能による残目標カロリーが、請求項２記載
の運動量測定装置では、目標運動量算出機能による目標
運動量が、それぞれ表示部に表示されるので、いずれも
あとどれ位運動をすればいいかが判る。
【００２４】請求項３記載の運動量測定装置では、生活
活動指数算出機能による生活活動指数が表示部に表示さ
れるので、自分の運動が適正レベルかどうかを知ること
ができる。又、生活活動指数を予め設定された生活活動
強度によるランク分けに基づいてランク付けして表示す
ることによっても、運動のレベルを判断することができ
る。
活動指数算出機能による生活活動指数が表示部に表示さ
れるので、自分の運動が適正レベルかどうかを知ること
ができる。又、生活活動指数を予め設定された生活活動
強度によるランク分けに基づいてランク付けして表示す
ることによっても、運動のレベルを判断することができ
る。
【００２５】更には、目標値と実測値との差又は比を表
示することによっても、あとどの程度運動を行えばよい
かの判断ができるし、目標値と実測値との差を運動に換
算した運動時間で表示することにより、あとどれ位運動
を行えばよいかを時間単位で知ることができ、より分か
り易くなる。一方、請求項８記載の運動量測定装置で
は、運動量、目標値と実測値との差又は生活活動指数の
時間傾向が表示部に表示されるので、運動レベルの推移
を容易に知ることができる。
示することによっても、あとどの程度運動を行えばよい
かの判断ができるし、目標値と実測値との差を運動に換
算した運動時間で表示することにより、あとどれ位運動
を行えばよいかを時間単位で知ることができ、より分か
り易くなる。一方、請求項８記載の運動量測定装置で
は、運動量、目標値と実測値との差又は生活活動指数の
時間傾向が表示部に表示されるので、運動レベルの推移
を容易に知ることができる。
【図１】一実施形態に係る運動量測定装置の全体構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】年令と性別の違いによる体表面積１ｍ2 当たり
の基礎代謝基準値を示す表である。
の基礎代謝基準値を示す表である。
【図３】図２の表をグラフにした場合の図である。
【図４】生活活動指数と生活活動強度とのランク分けを
示す図である。
示す図である。
【図５】同実施形態に係る運動量測定装置の表示形態の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図６】図５に示す表示形態の変更例を示す図である。
【図７】同実施形態に係る運動量測定装置の表示形態の
別例を示す図である。
別例を示す図である。
【図８】図７に示す表示形態の表示例を示す図である。
【図９】同実施形態に係る運動量測定装置の表示形態の
更に別例を示す図である。
更に別例を示す図である。
【図１０】同実施形態に係る運動量測定装置の全体動作
のフロー図である。
のフロー図である。
【図１１】図１０に続くフロー図である。
【図１２】従来例に係る運動量測定装置の表示形態例を
示す図である。
示す図である。
１ 加速度センサ ４ ＭＰＵ ５ 表示器（表示部）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹中 正明 京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地 株式 会社オムロンライフサイエンス研究所内
Claims (8)
- 【請求項１】生体の体動を検出する加速度センサと、こ
の加速度センサにより得られる信号に基づき生体の運動
量を演算する運動量演算手段と、算出された運動量を表
示する表示部とを備える運動量測定装置において、 所定期間の推定消費カロリーを用いて残目標カロリーを
算出する残目標カロリー算出機能を備え、この残目標カ
ロリー算出機能で得られた残目標カロリーを前記表示部
に表示することを特徴とする運動量測定装置。 - 【請求項２】生体の体動を検出する加速度センサと、こ
の加速度センサにより得られる信号に基づき生体の運動
量を演算する運動量演算手段と、算出された運動量を表
示する表示部とを備える運動量測定装置において、 生体が所定期間に消費するのに望ましい目標運動量を算
出する目標運動量算出機能を備え、この目標運動量算出
機能で得られた目標運動量を前記表示部に表示すること
を特徴とする運動量測定装置。 - 【請求項３】生体の体動を検出する加速度センサと、こ
の加速度センサにより得られる信号に基づき生体の運動
量を演算する運動量演算手段と、算出された運動量を表
示する表示部とを備える運動量測定装置において、 実測された運動量から生活活動指数を算出する生活活動
指数算出機能を備え、この生活活動指数算出機能で得ら
れた生活活動指数を前記表示部に表示することを特徴と
する運動量測定装置。 - 【請求項４】前記生活活動指数を予め設定された生活活
動強度によるランク分けに基づいてランク付けして表示
することを特徴とする請求項３記載の運動量測定装置。 - 【請求項５】前記目標値と実測値との差を表示すること
を特徴とする請求項１又は請求項２記載の運動量測定装
置。 - 【請求項６】前記目標値と実測値との差を運動に換算し
た運動時間で表示することを特徴とする請求項５記載の
運動量測定装置。 - 【請求項７】前記目標値と実測値との比を表示すること
を特徴とする請求項１又は請求項２記載の運動量測定装
置。 - 【請求項８】生体の体動を検出する加速度センサと、こ
の加速度センサにより得られる信号に基づき生体の運動
量を演算する運動量演算手段と、算出された運動量を表
示する表示部とを備える運動量測定装置において、 所定期間の推定消費カロリーを用いて残目標カロリーを
算出する残目標カロリー算出機能、生体が所定期間に消
費するのに望ましい目標運動量を算出する目標運動量算
出機能、又は実測された運動量から生活活動指数を算出
する生活活動指数算出機能を備え、運動量、目標値と実
測値との差又は生活活動指数の時間傾向を前記表示部に
表示することを特徴とする運動量測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7225355A JPH08126632A (ja) | 1994-09-07 | 1995-09-01 | 運動量測定装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21336294 | 1994-09-07 | ||
| JP6-213362 | 1994-09-07 | ||
| JP7225355A JPH08126632A (ja) | 1994-09-07 | 1995-09-01 | 運動量測定装置 |
Related Child Applications (3)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003010549A Division JP4145150B2 (ja) | 1994-09-07 | 2003-01-20 | 人体に装着される運動量測定装置 |
| JP2003010548A Division JP2003210439A (ja) | 1994-09-07 | 2003-01-20 | 運動量測定装置 |
| JP2003334656A Division JP2004073879A (ja) | 1994-09-07 | 2003-09-26 | 人体に装着される運動量測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08126632A true JPH08126632A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=26519765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7225355A Pending JPH08126632A (ja) | 1994-09-07 | 1995-09-01 | 運動量測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08126632A (ja) |
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-
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- 1995-09-01 JP JP7225355A patent/JPH08126632A/ja active Pending
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