JPH08125772A - 回線モニタ機能付きファクシミリ装置 - Google Patents
回線モニタ機能付きファクシミリ装置Info
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- JPH08125772A JPH08125772A JP6255852A JP25585294A JPH08125772A JP H08125772 A JPH08125772 A JP H08125772A JP 6255852 A JP6255852 A JP 6255852A JP 25585294 A JP25585294 A JP 25585294A JP H08125772 A JPH08125772 A JP H08125772A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電話回線の状態をモニタする際に、耳障りな
騒音を出さず、電話回線を送受される信号を、トーン信
号を変化させたり、表示部へ表示したり、あるいは音声
ガイダンスによってモニタできる回線モニタ機能付きフ
ァクシミリ装置を提供する。 【構成】 電話回線Ｌを送受される信号を検出し、波形
成形したパターン信号に変換する信号パターン抽出手段
３と、この抽出手段３から出力されたパターン信号に応
じて、可聴信号を変調するトーン信号変調手段４と、こ
のトーン信号変調手段４によって変調生成されたトーン
識別信号をスピーカ９より出力させるトーンモニタ手段
６とを備えた構成となっている。
騒音を出さず、電話回線を送受される信号を、トーン信
号を変化させたり、表示部へ表示したり、あるいは音声
ガイダンスによってモニタできる回線モニタ機能付きフ
ァクシミリ装置を提供する。 【構成】 電話回線Ｌを送受される信号を検出し、波形
成形したパターン信号に変換する信号パターン抽出手段
３と、この抽出手段３から出力されたパターン信号に応
じて、可聴信号を変調するトーン信号変調手段４と、こ
のトーン信号変調手段４によって変調生成されたトーン
識別信号をスピーカ９より出力させるトーンモニタ手段
６とを備えた構成となっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線を通じて信号
パターンを送受している途中において、その信号パター
ンを検出し、検出した信号パターンに応じて、可聴信号
を変調してスピーカにモニタしたり、表示部への表示を
行うことが出来る回線モニタ機能付きファクシミリ装置
に関する。
パターンを送受している途中において、その信号パター
ンを検出し、検出した信号パターンに応じて、可聴信号
を変調してスピーカにモニタしたり、表示部への表示を
行うことが出来る回線モニタ機能付きファクシミリ装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のファクシミリ装置としては、フ
ァクシミリ通信手順が確立するまでの間、電話回線を送
受される信号をスピーカよりモニタすることにより、相
手が通話を望んでいるのか、データ伝送なのかを判別で
きる自動識別機能を備えたものが提案されている。
ァクシミリ通信手順が確立するまでの間、電話回線を送
受される信号をスピーカよりモニタすることにより、相
手が通話を望んでいるのか、データ伝送なのかを判別で
きる自動識別機能を備えたものが提案されている。
【０００３】このようなファクシミリ装置では、自動受
信モードに設定されている場合に電話回線から呼出があ
ると、電話回線をファクシミリ装置に接続して所定のフ
ァクシミリ通信手順に従って手順信号を送受してからフ
ァクシミリ受信を行うようになっているため、相手側が
電話機で通話を望んでいても、一方的に通信エラーとな
って回線が切断されてしまうという問題があった。
信モードに設定されている場合に電話回線から呼出があ
ると、電話回線をファクシミリ装置に接続して所定のフ
ァクシミリ通信手順に従って手順信号を送受してからフ
ァクシミリ受信を行うようになっているため、相手側が
電話機で通話を望んでいても、一方的に通信エラーとな
って回線が切断されてしまうという問題があった。
【０００４】また、このようなファクシミリ装置におい
て、ファクシミリ送信の初めから最後まで電話回線の状
態をスピーカでモニタするものにあっては、画像データ
送信時などにおいては「ピー、ガー、ピー、ガー」等の
不快な騒音が混在しているため、この耳障りな騒音を聞
かなければならないという問題があった。
て、ファクシミリ送信の初めから最後まで電話回線の状
態をスピーカでモニタするものにあっては、画像データ
送信時などにおいては「ピー、ガー、ピー、ガー」等の
不快な騒音が混在しているため、この耳障りな騒音を聞
かなければならないという問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の事情に
鑑みてなされたものであって、電話回線の状態をモニタ
する際に、耳障りな騒音を出さず、信号の種別を変調さ
れたトーン信号、表示部への表示または音声ガイダンス
によってモニタできるようにした新規な構成の回線モニ
タ機能付きファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
鑑みてなされたものであって、電話回線の状態をモニタ
する際に、耳障りな騒音を出さず、信号の種別を変調さ
れたトーン信号、表示部への表示または音声ガイダンス
によってモニタできるようにした新規な構成の回線モニ
タ機能付きファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された本発明は、次のような構成を特徴としてい
る。即ち、請求項１に記載された本発明は、電話回線を
送受される信号を検出し、波形成形したパターン信号に
変換する信号パターン抽出手段と、この抽出手段から出
力されたパターン信号に応じて、可聴信号を変調するト
ーン信号変調手段と、このトーン信号変調手段によって
変調生成されたトーン識別信号をスピーカより出力させ
るトーンモニタ手段とを備えた構成となっている。
に提案された本発明は、次のような構成を特徴としてい
る。即ち、請求項１に記載された本発明は、電話回線を
送受される信号を検出し、波形成形したパターン信号に
変換する信号パターン抽出手段と、この抽出手段から出
力されたパターン信号に応じて、可聴信号を変調するト
ーン信号変調手段と、このトーン信号変調手段によって
変調生成されたトーン識別信号をスピーカより出力させ
るトーンモニタ手段とを備えた構成となっている。
【０００７】請求項２に記載された本発明は、信号パタ
ーン抽出手段によって抽出されたパターン信号を、予め
準備された基準信号と比較判別して、その信号の種別を
識別する信号識別手段を更に備え、この信号種別識別手
段によって判別された信号の種別を文字情報に変換して
表示部に表示する構成となっている。更に、請求項３に
記載された本発明は、電話回線を送受される信号を検出
し、波形成形したパターン信号に変換する信号パターン
抽出手段と、上記パターン信号を予め準備された基準信
号と比較判別して、その信号の種別を識別する信号識別
手段と、この信号識別手段の判別した信号の種別に応じ
た音声ガイドメッセージを上記スピーカより出力させる
音声ガイドメッセージ変換手段とを備えた構成となって
いる。
ーン抽出手段によって抽出されたパターン信号を、予め
準備された基準信号と比較判別して、その信号の種別を
識別する信号識別手段を更に備え、この信号種別識別手
段によって判別された信号の種別を文字情報に変換して
表示部に表示する構成となっている。更に、請求項３に
記載された本発明は、電話回線を送受される信号を検出
し、波形成形したパターン信号に変換する信号パターン
抽出手段と、上記パターン信号を予め準備された基準信
号と比較判別して、その信号の種別を識別する信号識別
手段と、この信号識別手段の判別した信号の種別に応じ
た音声ガイドメッセージを上記スピーカより出力させる
音声ガイドメッセージ変換手段とを備えた構成となって
いる。
【０００８】
【作用】本発明のファクシミリ装置によれば、次のよう
な基本動作をなす。即ち、請求項１に記載された本発明
では、信号パターン抽出手段が電話回線を送受される信
号パターンを検出し、所定のパルス信号に波形成形して
出力される。トーン信号変調手段では、可聴信号はこの
信号パターンによって変調され、トーンモニタ手段によ
ってトーン識別信号となってスピーカより出力される。
従って、スピーカからはノイズとなる画像データの信号
音はなく、トーン識別信号に変換されたものがスピーカ
より出力されることになる。
な基本動作をなす。即ち、請求項１に記載された本発明
では、信号パターン抽出手段が電話回線を送受される信
号パターンを検出し、所定のパルス信号に波形成形して
出力される。トーン信号変調手段では、可聴信号はこの
信号パターンによって変調され、トーンモニタ手段によ
ってトーン識別信号となってスピーカより出力される。
従って、スピーカからはノイズとなる画像データの信号
音はなく、トーン識別信号に変換されたものがスピーカ
より出力されることになる。
【０００９】請求項２に記載された本発明では、信号パ
ターン抽出手段によって抽出されたパターン信号は、信
号識別手段によって予め準備された基準信号と比較判別
され、信号の種別が判別されると文字情報に変換されて
表示部に表示される。請求項３に記載された本発明で
は、音声ガイドメッセージ変換手段は、信号識別手段に
よって判別された信号の種別に応じて、予め準備された
音声ガイドメッセージを上記スピーカより出力させるの
で、ファクシミリ装置より離れた場所に居いても誰でも
が容易にモニタ出来る。
ターン抽出手段によって抽出されたパターン信号は、信
号識別手段によって予め準備された基準信号と比較判別
され、信号の種別が判別されると文字情報に変換されて
表示部に表示される。請求項３に記載された本発明で
は、音声ガイドメッセージ変換手段は、信号識別手段に
よって判別された信号の種別に応じて、予め準備された
音声ガイドメッセージを上記スピーカより出力させるの
で、ファクシミリ装置より離れた場所に居いても誰でも
が容易にモニタ出来る。
【００１０】
【実施例】以下、本発明に係る回線モニタ機能付きファ
クシミリ装置の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。図１はトーンモニタ手段を備えた本発明のフ
ァクシミリ装置の一実施例を示した内部構成を示すブロ
ック図である。
クシミリ装置の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。図１はトーンモニタ手段を備えた本発明のフ
ァクシミリ装置の一実施例を示した内部構成を示すブロ
ック図である。
【００１１】このファクシミリ装置Ｆは、信号処理部と
してのＣＰＵ１と、表示部２として、例えば液晶表示装
置（ＬＣＤ）と、電話回線Ｌを送受される信号を検出
し、その信号パターンを成形して取り出す信号パターン
抽出手段３と、トーン信号変調手段４と、アンプ８とそ
のトーン信号変調手段４で生成されたトーン識別信号を
出力するスピーカ９とから成るトーンモニタ手段６とを
備えており、トーン発振器７から出力される所定周波数
の単一可聴信号は、トーン信号変調手段４によって、信
号パターン抽出手段３から出力されたパターン信号によ
って変調された後、切換接点１４を介して、トーンモニ
タ手段６のスピーカ９よりトーン識別信号となって出力
される。切換接点１４は、ファクシミリ装置Ｆによって
トーンモニタモードに設定されたときに閉じられ、その
設定が解除されると開かれる。また、電話回線Ｌからの
呼出信号を検出し、切換接点１４をアンプ８側に切り換
え、呼出し音（ＣＮＧ）を検出したら、切換接点１４を
解除するようにしてもよい。
してのＣＰＵ１と、表示部２として、例えば液晶表示装
置（ＬＣＤ）と、電話回線Ｌを送受される信号を検出
し、その信号パターンを成形して取り出す信号パターン
抽出手段３と、トーン信号変調手段４と、アンプ８とそ
のトーン信号変調手段４で生成されたトーン識別信号を
出力するスピーカ９とから成るトーンモニタ手段６とを
備えており、トーン発振器７から出力される所定周波数
の単一可聴信号は、トーン信号変調手段４によって、信
号パターン抽出手段３から出力されたパターン信号によ
って変調された後、切換接点１４を介して、トーンモニ
タ手段６のスピーカ９よりトーン識別信号となって出力
される。切換接点１４は、ファクシミリ装置Ｆによって
トーンモニタモードに設定されたときに閉じられ、その
設定が解除されると開かれる。また、電話回線Ｌからの
呼出信号を検出し、切換接点１４をアンプ８側に切り換
え、呼出し音（ＣＮＧ）を検出したら、切換接点１４を
解除するようにしてもよい。
【００１２】また、ファクシミリ装置Ｆは、画像データ
を変調、復調するモデム１０と、ファクシミリ通信手順
に従った通信手順信号を受信するためのプロトコル信号
検出回路１１と、ファクシミリ通信手順信号を生成する
プロトコル信号生成回路１２とを備え、これらのモデム
１０，プロトコル信号検出回路１１，プロトコル信号生
成回路１２は、いずれも電話回線Ｌに接続されている。
を変調、復調するモデム１０と、ファクシミリ通信手順
に従った通信手順信号を受信するためのプロトコル信号
検出回路１１と、ファクシミリ通信手順信号を生成する
プロトコル信号生成回路１２とを備え、これらのモデム
１０，プロトコル信号検出回路１１，プロトコル信号生
成回路１２は、いずれも電話回線Ｌに接続されている。
【００１３】図２は、信号パターン抽出手段３とトーン
信号変調手段４の具体的な一例を示している。図例の信
号パターン抽出手段３は、電話回線Ｌを送受される信号
の交流成分をトランスＴを介して取り出し、アンプＡＭ
Ｐで所定レベルまで増幅した後、リミッタ３１によって
波高値は所定レベルに制限され、整流回路３２、平滑回
路３３によって形成された後、更にコンパレータＣＭＰ
によって、所定のしきい値Ｖｒｅｆを越えた信号波のみ
が取り出され、パターン信号として矩形パルスに変換さ
れて出力される構成としている。
信号変調手段４の具体的な一例を示している。図例の信
号パターン抽出手段３は、電話回線Ｌを送受される信号
の交流成分をトランスＴを介して取り出し、アンプＡＭ
Ｐで所定レベルまで増幅した後、リミッタ３１によって
波高値は所定レベルに制限され、整流回路３２、平滑回
路３３によって形成された後、更にコンパレータＣＭＰ
によって、所定のしきい値Ｖｒｅｆを越えた信号波のみ
が取り出され、パターン信号として矩形パルスに変換さ
れて出力される構成としている。
【００１４】トーン信号変調手段４は、コンパレータＣ
ＭＰの後段にアンドゲートＡＮＤを接続し、このアンド
ゲートＡＮＤに、信号パターン抽出手段３によって波形
成形されたパターン信号ａと、トーン発振器７からの単
一の可聴周波数信号ｂを入力させ、単一の可聴周波数信
号を信号パターン抽出手段３で生成出力された信号パタ
ーンによって変調させてトーン識別信号ｃを生成し、ト
ーンモニタ手段６のアンプ８で所定レベルに増幅した
後、スピーカ９より出力させる構成としている。
ＭＰの後段にアンドゲートＡＮＤを接続し、このアンド
ゲートＡＮＤに、信号パターン抽出手段３によって波形
成形されたパターン信号ａと、トーン発振器７からの単
一の可聴周波数信号ｂを入力させ、単一の可聴周波数信
号を信号パターン抽出手段３で生成出力された信号パタ
ーンによって変調させてトーン識別信号ｃを生成し、ト
ーンモニタ手段６のアンプ８で所定レベルに増幅した
後、スピーカ９より出力させる構成としている。
【００１５】また、図２の回路のＡ，Ｂ点から取り出さ
れた信号は、公知のＰＡＲＣＯＲ分析等によって音声の
識別がなされ、音声信号と識別されたときには、後述す
るように、表示部２に音声信号であることを表示した
り、音声ガイドメッセージに変換してスピーカ９より出
力する。なお、上記した信号パターン抽出手段３は、電
話回線Ｌを送受される信号より直流分を除去し、交流分
のみを取り出して、波形成形したパルス信号を取り出す
構成としているが、電話回線Ｌを送受される信号のパワ
ースペクトルを抽出し、そのパワースペクトルに応じた
パターン信号として取り出してもよい。このようなパタ
ーン信号を取り出すためのエネルギー成分の抽出は、積
分形または閾値のいずれによってもよく、特に限定され
ない。
れた信号は、公知のＰＡＲＣＯＲ分析等によって音声の
識別がなされ、音声信号と識別されたときには、後述す
るように、表示部２に音声信号であることを表示した
り、音声ガイドメッセージに変換してスピーカ９より出
力する。なお、上記した信号パターン抽出手段３は、電
話回線Ｌを送受される信号より直流分を除去し、交流分
のみを取り出して、波形成形したパルス信号を取り出す
構成としているが、電話回線Ｌを送受される信号のパワ
ースペクトルを抽出し、そのパワースペクトルに応じた
パターン信号として取り出してもよい。このようなパタ
ーン信号を取り出すためのエネルギー成分の抽出は、積
分形または閾値のいずれによってもよく、特に限定され
ない。
【００１６】本発明のこのようなトーンモニタ手段６に
よれば、スピーカ９より出力されるトーン識別信号の変
化を聞くことによって電話回線Ｌの状態がモニタでき、
相手側の端末機が電話等であって、音声で応答があれ
ば、不規則な周期でトーン識別信号が検出できるから、
この時の相手が電話であることも容易に判別できる。ま
た、以上の実施例では、電話回線Ｌを送受される信号
を、トーン識別信号に変換して、スピーカ９よりモニタ
出力する例を示したが、信号パターン抽出手段３によっ
て抽出されたパターン信号を識別して信号の種別を識別
し、識別結果を文字情報に変換して表示部２に表示出来
るようにしてもよい。
よれば、スピーカ９より出力されるトーン識別信号の変
化を聞くことによって電話回線Ｌの状態がモニタでき、
相手側の端末機が電話等であって、音声で応答があれ
ば、不規則な周期でトーン識別信号が検出できるから、
この時の相手が電話であることも容易に判別できる。ま
た、以上の実施例では、電話回線Ｌを送受される信号
を、トーン識別信号に変換して、スピーカ９よりモニタ
出力する例を示したが、信号パターン抽出手段３によっ
て抽出されたパターン信号を識別して信号の種別を識別
し、識別結果を文字情報に変換して表示部２に表示出来
るようにしてもよい。
【００１７】図３はトーン識別信号に加えて、表示部２
に識別された信号の種別を示す文字情報を表示させる場
合のファクシミリ装置の内部構成をブロック図をもって
示している。この場合、信号パターン抽出手段３から出
力される波形成形された信号パターンは、信号種別手段
５によって電話回線Ｌを送受される信号を予めサンプル
し、波形成形して形成された基準のパターン信号と比較
され、表示部２には識別された信号の種別を示す文字情
報が表示されるようになっている。
に識別された信号の種別を示す文字情報を表示させる場
合のファクシミリ装置の内部構成をブロック図をもって
示している。この場合、信号パターン抽出手段３から出
力される波形成形された信号パターンは、信号種別手段
５によって電話回線Ｌを送受される信号を予めサンプル
し、波形成形して形成された基準のパターン信号と比較
され、表示部２には識別された信号の種別を示す文字情
報が表示されるようになっている。
【００１８】図４（ａ）〜（ｆ）は、この場合に表示部
の表示窓に表示される文字情報（表示メッセージ）の種
別を示した説明図である。図４（ａ）は交換機から１６
Ｈｚの呼出信号を受けた場合、同図（ｂ）は画像データ
が送受される前に、ファクシミリ通信手順に従ってプロ
トコル信号が送受されている場合、（ｃ）は画像データ
受信中の場合、（ｄ）は画像データ送信中の場合、
（ｅ）はトレーニグ実行中の場合、（ｆ）は音声信号が
送受されている場合に、それぞれ表示部に文字情報とな
って表示される表示例を示している。
の表示窓に表示される文字情報（表示メッセージ）の種
別を示した説明図である。図４（ａ）は交換機から１６
Ｈｚの呼出信号を受けた場合、同図（ｂ）は画像データ
が送受される前に、ファクシミリ通信手順に従ってプロ
トコル信号が送受されている場合、（ｃ）は画像データ
受信中の場合、（ｄ）は画像データ送信中の場合、
（ｅ）はトレーニグ実行中の場合、（ｆ）は音声信号が
送受されている場合に、それぞれ表示部に文字情報とな
って表示される表示例を示している。
【００１９】このような実施例では、表示部の表示を見
ることによって電話回線の状態をモニタできるので、ト
ーン識別信号を識別できない者でも表示部を見れば、送
受されている信号の種別を容易に判別できる。図５は、
Ｇ３モードのファクシミリ通信において、発呼側と被呼
側で送受されるファクシミリ通信手順信号と画像データ
の信号を示しており、本発明では、このような信号に加
えて、交換機からの呼出信号や音声信号なども識別し、
表示部２に表示したり（請求項２）、音声ガイドメッセ
ージとしてスピーカ９より出力できる。
ることによって電話回線の状態をモニタできるので、ト
ーン識別信号を識別できない者でも表示部を見れば、送
受されている信号の種別を容易に判別できる。図５は、
Ｇ３モードのファクシミリ通信において、発呼側と被呼
側で送受されるファクシミリ通信手順信号と画像データ
の信号を示しており、本発明では、このような信号に加
えて、交換機からの呼出信号や音声信号なども識別し、
表示部２に表示したり（請求項２）、音声ガイドメッセ
ージとしてスピーカ９より出力できる。
【００２０】図６は、電話回線を送受される信号の種別
を判別して、音声メッセージとしてスピーカよりモニタ
する音声ガイドモニタ機能を付加したファクシミリ装置
の内部構成を示すブロック図である。電話回線Ｌを送受
される信号を検出し、波形成形したパターン信号に変換
する信号パターン抽出手段３と、上記パターン信号を予
め準備された基準信号と比較判別して、その信号の種別
を識別する信号識別手段５と、この信号識別手段５の判
別した信号の種別に応じた音声ガイドメッセージをスピ
ーカ９より出力させる音声ガイドメッセージ変換手段１
５とを備えた構成となっている。
を判別して、音声メッセージとしてスピーカよりモニタ
する音声ガイドモニタ機能を付加したファクシミリ装置
の内部構成を示すブロック図である。電話回線Ｌを送受
される信号を検出し、波形成形したパターン信号に変換
する信号パターン抽出手段３と、上記パターン信号を予
め準備された基準信号と比較判別して、その信号の種別
を識別する信号識別手段５と、この信号識別手段５の判
別した信号の種別に応じた音声ガイドメッセージをスピ
ーカ９より出力させる音声ガイドメッセージ変換手段１
５とを備えた構成となっている。
【００２１】信号パターン抽出手段３によって抽出され
たパターン信号は、信号種別識別手段５によってその種
別が判断されると、ＣＰＵ１は音声ガイドメッセージ変
換手段１５を作動し、ここで変換された音声ガイドメッ
セージをスピーカ９より出力する。この態様の場合に
も、図５に示したようなファクシミリ通信手順信号、交
換機からの呼出信号、音声信号（「音声信号を受信中で
す」などのガイドメッセージがスピーカより音声となっ
て出力される）が含まれる。
たパターン信号は、信号種別識別手段５によってその種
別が判断されると、ＣＰＵ１は音声ガイドメッセージ変
換手段１５を作動し、ここで変換された音声ガイドメッ
セージをスピーカ９より出力する。この態様の場合に
も、図５に示したようなファクシミリ通信手順信号、交
換機からの呼出信号、音声信号（「音声信号を受信中で
す」などのガイドメッセージがスピーカより音声となっ
て出力される）が含まれる。
【００２２】尚、本発明は上述の実施例に限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において設計変更可能で
ある。
本発明の要旨を逸脱しない範囲において設計変更可能で
ある。
【００２３】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下に示す効果を奏する。請求項１によれば、電話回
線を直接モニタしないので、画像データの送受信時に生
じる耳障りな騒音を出さず、スピーカより出力される変
調トーン信号の変化を聞くことによって、電話回線の状
態をモニタできる。
で以下に示す効果を奏する。請求項１によれば、電話回
線を直接モニタしないので、画像データの送受信時に生
じる耳障りな騒音を出さず、スピーカより出力される変
調トーン信号の変化を聞くことによって、電話回線の状
態をモニタできる。
【００２４】請求項２によれば、電話回線を直接モニタ
しないので画像データの送受信時に生じる耳障りな騒音
を出さず、表示部の表示を見ることによって、誰でもが
電話回線の状態をモニタできる。請求項３によれば、電
話回線を直接モニタしないので耳障りな騒音を出さず、
スピーカより出力される音声ガイドメッセージを聞くこ
とによって、誰でもが電話回線の状態を確実にモニタで
きる。
しないので画像データの送受信時に生じる耳障りな騒音
を出さず、表示部の表示を見ることによって、誰でもが
電話回線の状態をモニタできる。請求項３によれば、電
話回線を直接モニタしないので耳障りな騒音を出さず、
スピーカより出力される音声ガイドメッセージを聞くこ
とによって、誰でもが電話回線の状態を確実にモニタで
きる。
【図１】本発明に係る回線モニタ機能付きファクシミリ
装置の（請求項１）の内部構成を示すブロック図であ
る。
装置の（請求項１）の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図２】信号パターン抽出手段とトーン変調手段の一例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図３】本発明に係る回線モニタ機能付きファクシミリ
装置（請求項２）の表示部に表示される内容の例を示し
た説明図である。
装置（請求項２）の表示部に表示される内容の例を示し
た説明図である。
【図４】本発明に係る回線モニタ機能付きファクシミリ
装置（請求項２）の表示部に表示される内容の例を示し
た説明図である。
装置（請求項２）の表示部に表示される内容の例を示し
た説明図である。
【図５】ファクシミリ伝送に使用されるファクシミリ送
信手順信号を示す説明図である。
信手順信号を示す説明図である。
【図６】本発明に係る回線モニタ機能付きファクシミリ
装置（請求項３）の内部構成を示すブロック図である。
装置（請求項３）の内部構成を示すブロック図である。
Ｆ 回線モニタ機能付きファクシミリ装置 Ｌ 電話回線 ２ 表示部 ３ 信号パターン抽出手段 ４ トーン信号変調手段 ５ 信号種別識別手段 ６ トーンモニタ手段 ７ トーン発振器 ９ スピーカ １５ 音声ガイドメッセージ変換手段
Claims (3)
- 【請求項１】電話回線を送受される信号を検出し、波形
成形したパターン信号に変換する信号パターン抽出手段
と、この抽出手段から出力されたパターン信号に応じ
て、可聴信号を変調するトーン信号変調手段と、このト
ーン信号変調手段によって変調生成されたトーン識別信
号をスピーカより出力させるトーンモニタ手段とを備え
た回線モニタ機能付きファクシミリ装置。 - 【請求項２】上記信号パターン抽出手段によって抽出さ
れたパターン信号を、予め準備された基準信号と比較判
別して、その信号の種別を識別する信号識別手段を更に
備え、この信号種別識別手段によって判別された信号の
種別を文字情報に変換して表示部に表示する構成とした
請求項１に記載の回線モニタ機能付きファクシミリ装
置。 - 【請求項３】電話回線を送受される信号を検出し、波形
成形したパターン信号に変換する信号パターン抽出手段
と、上記パターン信号を予め準備された基準信号と比較
判別して、その信号の種別を識別する信号識別手段と、
この信号識別手段の判別した信号の種別に応じた音声ガ
イドメッセージを上記スピーカより出力させる音声ガイ
ドメッセージ変換手段とを備えた回線モニタ機能付きフ
ァクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255852A JPH08125772A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 回線モニタ機能付きファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255852A JPH08125772A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 回線モニタ機能付きファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08125772A true JPH08125772A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17284489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6255852A Withdrawn JPH08125772A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 回線モニタ機能付きファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08125772A (ja) |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP6255852A patent/JPH08125772A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |