JPH08124882A - ダイシング方法 - Google Patents

ダイシング方法

Info

Publication number
JPH08124882A
JPH08124882A JP28154794A JP28154794A JPH08124882A JP H08124882 A JPH08124882 A JP H08124882A JP 28154794 A JP28154794 A JP 28154794A JP 28154794 A JP28154794 A JP 28154794A JP H08124882 A JPH08124882 A JP H08124882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
size
diced
dicing
alignment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28154794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuma Sekiya
一馬 関家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP28154794A priority Critical patent/JPH08124882A/ja
Publication of JPH08124882A publication Critical patent/JPH08124882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dicing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェーハ径がCPUに誤って登録されたり、
或は同一カセット内に同種異サイズのウェーハが混入さ
れていても、誤ったアライメントやダイシングが遂行さ
れないようにした、ダイシング方法を提供する。 【構成】 ダイシング予定のウェーハサイズをCPUに
登録するステップと、ダイシングすべきウェーハをチャ
ックテーブルに搬送する際又は搬送した後、そのウェー
ハが前記CPUに登録されているダイシング予定のウェ
ーハサイズであるか否かを確認するステップと、ダイシ
ング予定のウェーハサイズでない場合はエラーを表示す
るステップ又は計測したウェーハサイズをCPUに再登
録するステップと、を少なくとも含む。ウェーハサイズ
の確認又は検出は、パターンマッチングか、形状認識手
段か、レーザ光又は超音波等による非接触式物体認識手
段か、触針式等の接触式物体認識手段かのいずれかによ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウェーハ等をダ
イシングするダイシング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダイサーで半導体ウェーハをダ
イシングする場合、同種同サイズのウェーハがカセット
に収容され、このカセットから1枚ずつ引き出してアラ
イメントすると共に、その後にダイシングするようにな
っている。このアライメントとダイシングとが能率良く
行われるために、ダイシング予定のウェーハ径が予めC
PUに登録される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウェー
ハ径を誤って登録した場合には、ダイシングでのカッテ
ィングストロークが不充分となったり又は過度となった
りして、却って生産性の低下を招くという問題がある。
即ち、ダイシング予定のウェーハ径が6インチである場
合に、誤ってウェーハ径を5インチとしてCPUに登録
してしまうと、算出されるカッティングストロークは不
充分となり、その逆の場合には過度となる。又、まれに
回路パターンが同種で径の異なるウェーハが同一カセッ
ト内に混入している場合には、それに気付かずにダイシ
ングを遂行してしまったり、或は所定の位置にウェーハ
が存在せずアライメントエラーが出たりするという問題
もある。本発明は、このような従来の問題を解決するた
めになされ、ウェーハ径が誤って登録されたり或は同一
カセット内に同種異サイズのウェーハが混入されていて
も、誤ったアライメントやダイシングが遂行されないよ
うにした、ダイシング方法を提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、ダイシング予定のウェーハサイ
ズをCPUに登録するステップと、ダイシングすべきウ
ェーハをチャックテーブルに搬送する際又は搬送した
後、そのウェーハが前記CPUに登録されているダイシ
ング予定のウェーハサイズであるか否かを確認するステ
ップと、ダイシング予定のウェーハサイズでない場合は
エラーを表示するステップと、を少なくとも含むダイシ
ング方法を要旨とする。又、パターンマッチングにより
ダイシングすべきウェーハのサイズを検出し、そのウェ
ーハがダイシング予定のウェーハサイズであるか否かを
確認すること、形状認識によりダイシングすべきウェー
ハのサイズを検出し、そのウェーハがダイシング予定の
ウェーハサイズであるか否かを確認すること、レーザ光
又は超音波等による非接触式物体認識手段によってダイ
シングすべきウェーハのウェーハサイズを検出し、その
ウェーハがダイシング予定のウェーハサイズであるか否
かを確認すること、触針式等の接触式物体認識手段によ
って、ダイシングすべきウェーハのサイズを検出し、そ
のウェーハがダイシング予定のウェーハサイズであるか
否かを確認すること、のいずれかを要旨とするものであ
る。更に、ダイシング予定のウェーハサイズをCPUに
登録するステップと、ダイシングすべきウェーハをチャ
ックテーブルに搬送する際又は搬送した後、そのウェー
ハが前記CPUに登録されているダイシング予定のウェ
ーハサイズであるか否かを確認するステップと、ダイシ
ング予定のウェーハサイズでない場合はウェーハサイズ
を計測してCPUに再登録するステップと、を少なくと
も含むダイシング方法を要旨とする。
【0005】
【作 用】CPUに登録されたウェーハサイズと、実際
のウェーハサイズとが一致するか否かを確認するステッ
プを設けたので、ウェーハ径が誤って登録されたり或は
同一カセット内に同種異サイズのウェーハが混入されて
いても、アライメントが不能となったり、ダイシングで
のカッティングストロークが不充分又は過度となったり
することはない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づき詳
説する。図1はダイサーの一例を示すもので、上下動す
るテーブルを有するウェーハ載置領域1に半導体ウェー
ハW(粘着テープTを介してフレームFに貼着)を収容
したカセット2が載置される。
【0007】前記カセット2内のウェーハWは、搬出入
手段3によって待機領域4に搬出されると共に、旋回ア
ームを有する搬送手段5によってチャックテーブル6上
に搬送される。
【0008】チャックテーブル6上に吸引保持されたウ
ェーハWは、チャックテーブルの移動によってアライメ
ント手段7の真下に位置付けられ、アライメントされた
後に切削領域8に移動され、回転ブレード9によってダ
イシングされる。
【0009】この回転ブレード9によるダイシングの際
に、図2に示すようにダイシングすべきウェーハWの径
を予めCPU(図略)に登録するステップを設けておけ
ば、適切なアライメント及びカッティングすべき位置の
座標に基づいて最適なカッティングストローク、例えば
1 からx2 迄、x3 からx4 迄等の距離を算出し、無
駄な動きのないカッティングを遂行して生産性を向上さ
せることが出来る。
【0010】従って、ダイシングにおいてはウェーハW
の径も重要な情報であるから、前記のようにダイシング
に先立ってCPUに登録しておく。ウェーハWのサイズ
を認識する手段としては、例えば図1に仮想線で示すよ
うにチャックテーブル6の上方位置、又は待機領域4の
上方位置に、CCDカメラを備えデジタル変換された画
素濃度に基づいてコントラストの相違を認識してウェー
ハWの形状を認識する、形状認識手段10A又は10B
を設ける。
【0011】このような形状認識手段10A又は10B
は、ダイシングすべきウェーハWをチャックテーブル6
に搬送する際又は搬送した後に、そのウェーハWがダイ
シング予定のウェーハサイズであるか否かを確認するス
テップを遂行し、そのウェーハWがダイシング予定のウ
ェーハサイズである場合には切削ステップへ進み、ダイ
シング予定のウェーハサイズでない場合はエラーを表示
するステップを行う。又、エラーを表示すると共に、或
はそれに代えてダイシング予定のウェーハサイズである
か否かを確認するステップにおいて、ウェーハWのサイ
ズを計測してCPUに再登録しても良い。
【0012】前記エラー表示の場合にはアライメント及
びダイシングが遂行されず、このため誤ってアライメン
トしたり、ダイシングしたりすることが未然に防止され
る。修正後に適正なアライメント及びダイシングが遂行
される。又、ウェーハサイズがCPUに再登録された場
合は、その新たなウェーハサイズに基づいてダイシング
が遂行され、次のウェーハWのサイズの確認がなされ
る。
【0013】ウェーハWのサイズを認識する手段として
は、レーザ光や超音波等によってウェーハWと粘着テー
プTとの段差を検出してウェーハWの輪郭を認識する非
接触式の物体認識手段を設けても良く、又は触針式等の
接触式物体認識手段によりウェーハWのサイズを検出す
るようにしても良い。
【0014】更に、上記のような特別の認識手段等を設
けることなく、前記アライメント手段7を用いてパター
ンマッチングによりウェーハWの径を認識するようにし
ても良い。即ち、CPUに登録されているウェーハ径に
基づいて径の最大値近辺にパターンが存在するか否かを
検出し、そのパターンが存在しない場合は小径であると
してエラーを表示し、存在する場合は更に外側にパター
ンが存在するかを検出して存在する場合は大径であると
してエラーを表示する。尚、エラー表示として、音、
光、ディスプレイ表示等がある。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予めCPUに登録されているウェーハ径と、ダイシング
すべき実際のウェーハ径とが一致するか否かを確認する
ステップを設けたので、ウェーハ径が誤って登録された
り或は同一カセット内に同種異サイズのウェーハが混入
されていても、アライメントが不能となったり或はダイ
シングでのカッティングストロークが不充分又は過度と
なったりするのを未然に防止する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を適用したダイサーの一例を示す
斜視図である。
【図2】 ウェーハのカッティング箇所を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…ウェーハ載置領域 2…カセット 3…搬出入
手段 4…待機領域 5…搬送手段 6…チャックテーブル 7…アライ
メント手段 8…切削領域 9…回転ブレード
10A、10B…形状認識手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイシング予定のウェーハサイズをCP
    Uに登録するステップと、ダイシングすべきウェーハを
    チャックテーブルに搬送する際又は搬送した後、そのウ
    ェーハが前記CPUに登録されているダイシング予定の
    ウェーハサイズであるか否かを確認するステップと、ダ
    イシング予定のウェーハサイズでない場合はエラーを表
    示するステップと、を少なくとも含むダイシング方法。
  2. 【請求項2】 パターンマッチングによりダイシングす
    べきウェーハのサイズを検出し、そのウェーハがダイシ
    ング予定のウェーハサイズであるか否かを確認する、請
    求項1記載のダイシング方法。
  3. 【請求項3】 形状認識によりダイシングすべきウェー
    ハのサイズを検出し、そのウェーハがダイシング予定の
    ウェーハサイズであるか否かを確認する、請求項1記載
    のダイシング方法。
  4. 【請求項4】 レーザ光又は超音波等による非接触式物
    体認識手段によってダイシングすべきウェーハのウェー
    ハサイズを検出し、そのウェーハがダイシング予定のウ
    ェーハサイズであるか否かを確認する、請求項1記載の
    ダイシング方法。
  5. 【請求項5】 触針式等の接触式物体認識手段によっ
    て、ダイシングすべきウェーハのサイズを検出し、その
    ウェーハがダイシング予定のウェーハサイズであるか否
    かを確認する、請求項1記載のダイシング方法。
  6. 【請求項6】 ダイシング予定のウェーハサイズをCP
    Uに登録するステップと、ダイシングすべきウェーハを
    チャックテーブルに搬送する際又は搬送した後、そのウ
    ェーハが前記CPUに登録されているダイシング予定の
    ウェーハサイズであるか否かを確認するステップと、ダ
    イシング予定のウェーハサイズでない場合はウェーハサ
    イズを計測してCPUに再登録するステップと、を少な
    くとも含むダイシング方法。
JP28154794A 1994-10-21 1994-10-21 ダイシング方法 Pending JPH08124882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28154794A JPH08124882A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 ダイシング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28154794A JPH08124882A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 ダイシング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08124882A true JPH08124882A (ja) 1996-05-17

Family

ID=17640706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28154794A Pending JPH08124882A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 ダイシング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08124882A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100804728B1 (ko) * 2006-08-31 2008-02-19 에이엠테크놀로지 주식회사 다이싱 오류 방지방법
JP2015162555A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社ディスコ 切削装置
CN108527692A (zh) * 2018-03-29 2018-09-14 海宁市瑞宏科技有限公司 一种saw滤波器芯片新型划切技术

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100804728B1 (ko) * 2006-08-31 2008-02-19 에이엠테크놀로지 주식회사 다이싱 오류 방지방법
JP2015162555A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社ディスコ 切削装置
CN108527692A (zh) * 2018-03-29 2018-09-14 海宁市瑞宏科技有限公司 一种saw滤波器芯片新型划切技术

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5324232B2 (ja) 半導体ウエハのアライメント装置
JP5324231B2 (ja) 半導体ウエハのアライメント装置
JP5022793B2 (ja) 半導体ウエハの欠陥位置検出方法
US6298280B1 (en) Method for in-cassette wafer center determination
US6195619B1 (en) System for aligning rectangular wafers
KR102010095B1 (ko) 박리 장치, 박리 시스템, 박리 방법 및 컴퓨터 기억 매체
KR102007041B1 (ko) 박리 장치, 박리 시스템 및 박리 방법
TWI589441B (zh) 剝離方法、電腦記憶媒體、剝離裝置及剝離系統
WO2007123007A1 (ja) シート切断装置及び切断方法
WO2005001924A1 (en) Semiconductor wafer having an edge based identification feature
JP5436876B2 (ja) 研削方法
JP2006222132A (ja) 研削装置,被加工物保持部のサイズ判別方法
JP7045140B2 (ja) ウエーハの加工方法及び加工装置
JPH07106405A (ja) アライメント方法
JPH08124882A (ja) ダイシング方法
US20100085582A1 (en) Apparatus and method for the determination of the position of a disk-shaped object
JPH0533010Y2 (ja)
JP4272757B2 (ja) 研削装置
CN117855116A (zh) 晶圆传输***、晶圆传输方法以及缺陷检测装置
JPS61278149A (ja) ウエハ位置決め装置
JPH07130806A (ja) カーフチェック方法
JPH09306873A (ja) ウェーハの分割システム
JP6120791B2 (ja) 剥離方法、プログラム、コンピュータ記憶媒体、剥離装置及び剥離システム
JP2002319559A (ja) 研削装置
JP4300067B2 (ja) 基板搬送装置、基板搬送方法、及び半導体デバイスの製造方法