JPH081243A - プレス金型装置 - Google Patents

プレス金型装置

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JPH081243A
JPH081243A JP13074194A JP13074194A JPH081243A JP H081243 A JPH081243 A JP H081243A JP 13074194 A JP13074194 A JP 13074194A JP 13074194 A JP13074194 A JP 13074194A JP H081243 A JPH081243 A JP H081243A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯板状の板金材料を断面ハット形に摩擦熱発
生軽微にしてプレス成形する低コストで長寿命なプレス
金型装置。 【構成】 帯板状の板金材料を下型2と上型6でプレス
して、断面コ字状の本体部aとその両端のフランジ部b
から成るハット形板金ワーク1’を成形する装置。下型
2は、板金ワーク1’の本体部a内面に沿う角棒状の凸
部3と、この凸部3の根元から横に延在するフランジ成
形面4を有する。上型6は、板金ワーク1’の本体部a
上面と本体部a両側壁の外面上縁部に沿う凹面8を下面
に有するパッド7と、パッド7の側方に前後動可能に配
置され、前部に本体部a側壁の外面からフランジ部b上
面に沿う略L形断面の押圧面13を有する一対の曲刃1
2を備える。上型6を下降させて、パッド7で帯板状板
金材料を荒曲げ成形した後、曲刃12が前進して本体部
aの側壁とフランジ部bを同時に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のサイドメンバ
ー等のハット形板金ワークを帯板状板金材料からプレス
成形するプレス金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロアパネル上面の左右両側に
固定されるサイドメンバーは、例えば図5に示すような
ハット形の板金ワーク1’が使用される。このようなハ
ット形板金ワーク1’は、コ字断面の本体部aと、本体
部aの両端から延在するフランジ部bを有し、例えば図
6及び図7に示すようなプレス金型装置を使ってプレス
成形される。
【0003】図6に示されるプレス金型装置は、固定さ
れた下型25と上下動する上型26を備える。下型25
は上面に、ハット形板金ワーク1’の本体部aの内面に
合う角棒状の凸部27を有する。下型25に、この下型
25を上下に貫通して上下動する昇降棒28が併設され
る。昇降棒28の上端にブランクホルダー29が固定さ
れ、ブランクホルダー29にワーク挾持用下曲刃30が
固定される。上型26は下面に、ハット形板金ワーク
1’の本体部aの外面に合うコ字状断面の凹部32と、
下曲刃30と対向する上曲刃31を有する。凹部32の
奥に押え刃33がバネ材34を介して収納される。
【0004】下型25と上型26で、図7に示す帯板状
の板金材料1がハット形にプレス成形される。即ち、下
型25の昇降棒28を上昇させてブランクホルダー29
を凸部27より少し高い位置に保持させておいて、ブラ
ンクホルダー29の下曲刃30と上型26の上曲刃31
で板金材料1の幅方向の片端部を上下から強固に挾持
し、板金材料1の他の部分はフリーな状態にして置く。
図7の状態で上型26を下降させて、下型25の凸部2
7で板金材料1の幅方向の中央部を上型26の凹部32
にしごき乍ら押し込み、凹部32内の押え刃33に押圧
して図6の状態にする。図6の状態で帯板状板金材料1
の中央部がハット形板金ワーク1’の本体部aとしてコ
字状にプレス成形され、板金材料1の両端部がハット形
板金ワーク1’のフランジ部bとしてプレス成形され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7の状態から下型2
5の凸部27で板金材料1の中央部を上型26の凹部3
2に押し込むときに強いしごき力が必要であり、このと
きの強いしごきによって発生する摩擦熱で板金材料1の
プレス金型への焼付きが生じて、プレス工程のライン停
止が発生する問題や、プレス金型の寿命が短くなる問題
があった。
【0006】かかる問題の解決策として、プレス金型に
油を塗って板金材料プレス時の摩擦抵抗を小さくし、摩
擦熱の発生を少なく抑制することが一部で行われてい
る。しかし、油塗布による摩擦熱の抑制効果が薄くて、
プレス金型の長寿命化が難しく、また、油塗布のための
作業が面倒で、板金材料プレス工程の作業性が悪くなる
問題があった。
【0007】また、プレス金型の長寿命化のため、プレ
ス金型の特に曲刃を耐熱耐磨耗性に優れた材質にし、か
つ、特殊熱処理を施すことも一部で行われている。とこ
ろが、プレス金型の曲刃を耐熱耐磨耗性の材質にして
も、板金材料プレス時の大きなしごき力に対する耐久性
に問題があって、プレス金型の長寿命化が難しく、而
も、耐熱耐磨耗性の材質の曲刃が高価となってランニン
グコストが高くなる問題があった。
【0008】また、図7の帯板状板金材料1をハット形
にプレス成形するとき、板金材料1の材質によっては、
プレス成形後の脱型時にハット形板金ワーク1’のコ字
状本体部aの両側壁がスプリングバックで拡がり、所定
のハット形にならなくなる不具合が生じることがあっ
た。
【0009】本発明の目的とするところは、帯板状の板
金材料を断面ハット形にプレス成形するときの摩擦熱発
生のほとんど無い長寿命なプレス金型装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯板状の板金
材料を雄形の下型と雌形の上型でプレスして、幅方向の
断面がコ字状の本体部とこの本体部の幅方向の両端から
延在するフランジ部から成るハット形の板金ワークを成
形するプレス金型装置であって、下型にハット形板金ワ
ークの本体部内面に沿う角棒状の凸部と、この凸部の根
元から横に延在してハット形板金ワークのフランジ部下
面に沿うフランジ成形面を設け、上型にハット形板金ワ
ークの本体部上面と本体部両側壁の外面上縁部に沿う凹
面を下面に有するパッドと、ハット形板金ワークの本体
部両側壁の側方に前後動可能に配置され、前部に本体部
側壁の外面からフランジ部上面に沿う略L形断面の押圧
面を有する一対の曲刃とを設け、帯板状板金材料の幅方
向の中央部を下型の凸部上面と上型のパッドの凹面でプ
レスして、ハット形板金ワークの本体部の両側壁上縁の
2コーナ部分を荒曲げ成形した後、一対の曲刃を前進さ
せて荒曲げ成形された板金材料の幅方向の中央部を除く
両側端部を曲刃の押圧面で下型の凸部側面とフランジ成
形面に同時的に押圧してL形にプレス成形することを特
徴する。
【0011】また、本発明は、上記下型のフランジ成形
面の側方に、フランジ成形面側に下降傾斜するスライド
面を設け、上型の下面に曲刃を前面に支持する吊カムを
前後動可能に連結して、降下する上型で吊カムを下型の
スライド面上に押圧してスライド面を摺動させることで
曲刃を前進させる構造を特徴とする。
【0012】更に、本発明においては、ハット形板金ワ
ークの材質に伴うスプリングバックによる変形を防止す
る目的で、上記下型の凸部の両側面を、プレス成形され
るハット形板金ワークのコ字状本体部の両側壁のスプリ
ングバック量を見込んだ角度のテーパ側面にすることを
特徴とする。
【0013】
【作用】帯板状板金材料の幅方向の中央部を下型の凸部
上面と上型のパッドの凹面でプレスすることで、板金材
料の幅方向の中央部がしごかれること無く荒曲げ成形さ
れて、ハット形板金ワークの本体部の両側壁上縁の2コ
ーナ部分が成形され、この後、一対の曲刃の前進で荒曲
げ成形された板金材料の幅方向の中央部を除く両側端部
が曲刃の押圧面でしごかれること無く下型の凸部側面と
フランジ成形面に同時的に押圧されてL形にプレス成形
されて、ハット形板金ワークの本体部の両側壁とフラン
ジ部が成形される結果、一連のプレス成形で摩擦熱がほ
とんど発生しない。
【0014】また、上型の一対の曲刃で板金材料の幅方
向の中央部を除く両側端部を下型の凸部側面とフランジ
成形面に同時的に押圧してL形にプレス成形することに
より、下型の凸部の両側面をハット形板金ワークの本体
部の両側壁のスプリングバック量を見込んだ負角のテー
パ面とすることが可能となり、ハット形板金ワークの材
質による本体部のスプリングバックによる変形が防止で
きる。
【0015】
【実施例】図5のハット形板金ワーク1’をプレス成形
するプレス金型装置の第1の実施例を図1乃至図3を参
照し、第2の実施例を図4を参照して説明する。
【0016】図1に示される第1の実施例のプレス金型
装置は、固定された下型2と、上下動する上型6を備え
る。下型2は、上面中央部に角棒状の凸部3と、凸部3
の両側面下端から直交方向に延在するフランジ成形面4
を有する。凸部3は上面と両側面で、ハット形板金ワー
ク1’の断面コ字状の本体部aの内面を成形する。フラ
ンジ成形面4は、ハット形板金ワーク1’の幅方向両端
のフランジ部bの下面を成形する。また、下型2の上面
の両端部に、凸部3の方向に下降するテーパ面のスライ
ド面5が形成される。
【0017】上型6は、下面中央部にパッド7と、下面
両端部に一対の曲刃12を有する。パッド7は、上型6
の下面中央部に垂直に形成された溝14にガイドキー1
5でガイドされて上下動可能に収納される。パッド7と
溝14の天面の間にバネ材16が装着され、このバネ材
16でパッド7は常時下方に附勢力を受ける。パッド7
は、下面中央部に凹面8を有する。凹面8は、ハット形
板金ワーク1’の本体部aの上面と両側壁の外面上縁部
に沿う浅い溝形状で、凹面8の天面中央部に押しピン9
が下方に突出自在に嵌挿される。押しピン9と溝14の
天面の間にバネ材17が装着され、バネ材17で押しピ
ン9は常時下方に弾力を受ける。
【0018】上型6の下面両端部に突設された一対のブ
ロック10の夫々に吊カム11が連結され、一対の吊カ
ム11の前部に曲刃12が固定される。一対のブロック
10の下面には、ハ字状に対向するテーパ状のスライド
部材18が取付けられ、このスライド部材18に、吊カ
ム11がスライド部材18の上下斜め方向に摺動可能に
装着される。各吊カム11と下型2の下面の間にバネ材
19が装着され、バネ材19で吊カム11は常時下方に
弾力を受ける。上型6を下型2に向けて下降させると、
各吊カム11の下面が下型2のスライド面5上に乗り、
更に上型6を下降させると吊カム11がスライド面5に
押圧されてスライド面5の傾斜下位の前方、つまり一対
の吊カム11が相互接近する方向にスライド面5に沿っ
て前進する。吊カム11の前面に突出させて曲刃12が
固定される。
【0019】曲刃12は、略角棒状の耐磨耗性金属で形
成され、前面と下面の略直交二面から成る押圧面13を
有する。この押圧面13は、下型2の凸部3の側面とフ
ランジ成形面4の直交二面に沿う形状で、ハット形板金
ワーク1’の本体部aの外側面とフランジ部bの上面を
同時的にプレスする。一対の曲刃12は、互いに接近す
る前進動と、互いに離反する後退動をする。
【0020】図1のプレス金型装置は、図2及び図3に
示すように動作して、帯板状の板金材料1をハット形に
プレス成形する。図2は下型2に対して上型6が上死点
の位置にある状態が示され、この状態で下型2の凸部3
上に帯板状の板金材料1の幅方向の中央部が載せられる
と、上型6のパッド7が降下し、パッド7の凹面8から
突出する押しピン9が板金材料1の中央を凸部3に押圧
して、凸部3上に板金材料1を位置決め保持する。この
時、下型2の一対の吊カム11と曲刃12は、パッド7
の突出下部から両側方へと後退した待機位置にある。
【0021】図2の状態で上型6が降下して、まずパッ
ド7の凹面8と下型2の凸部3の上端部で板金材料1の
中央部がプレスされて、板金材料1が図3に示すように
荒曲げ成形される。即ち、板金材料1の中央部を凸部3
の上面とこの上面の両角部にパッド7の凹面8でプレス
することで、図1におけるハット形板金ワーク1’の本
体部aの2コーナ部分cだけが曲げ成形されて、板金材
料1の中央部を除く両側端部がハ字状に曲がる(図
3)。このような板金材料1の中央部だけの荒曲げ成形
では、摩擦熱の発生はほとんど無い。板金材料1を荒曲
げ成形した状態で上型6が更に下降して、吊カム11の
下面が下型2のスライド面5上に当接する。この時点で
一対の吊カム11の曲刃12が、荒曲げ成形された板金
材料1のハ字状の側端部の側方に位置する。
【0022】図3の状態で上型6が更に下降して、一対
の吊カム11が下型2のスライド面5に押圧される。こ
れにより一対の吊カム11は、スライド面5とブロック
10の傾斜したスライド部材18から受ける水平分力の
協働作用にて前進して、一対の曲刃12が前進する。こ
のように上型6の吊カム11を下型2のスライド面5に
沿って摺動させて曲刃12を前進させることで、曲刃1
2の前進動がスムーズに行われ、次に述べる板金材料1
の安定したプレス成形が可能となる。
【0023】前進する曲刃12の直交二面の押圧面13
で板金材料1のハ字状の側端部がL形に曲げ成形され乍
ら下型2の凸部3の側面とフランジ成形面4に同時的に
押圧される。前進した曲刃12は、図1に示すように、
パッド7とフランジ成形面4の間に嵌挿されて、凸部3
の側面とフランジ成形面4とでハット形板金ワーク1’
の本体部aの側壁とフランジ部bを同時的にプレス成形
する。このプレス成形は、板金材料1をほとんどしごく
こと無く行われるので、摩擦熱の発生はほとんど無い。
【0024】ところで、板金材料1の材質やプレス条件
によっては、ハット形にプレス成形された板金ワーク
1’の本体部aの両側壁が、プレス成形後の脱型時にス
プリングバックでハ字状に拡がることがある。このよう
なスプリングバックによるワーク変形防止策として、図
4に示される第2の実施例のプレス金型装置のように下
型2の凸部3の両側面を逆ハ字状のテーパ側面20に
し、このテーパ側面20に対応させて曲刃12の前面を
テーパ押圧面21にする。下型2上の垂直線に対するテ
ーパ側面20の成す負角θは、板金ワーク1’の本体部
aの両側壁のスプリングバック量を見込んだ角度に設定
される。
【0025】図4は、上型6のパッド7と下型2の凸部
3とで帯板状板金材料1の中央部を荒曲げ成形したとき
の状態が示され、この状態で一対の曲刃12が前進して
板金材料1の両側端部を、図4鎖線に示すように略L形
にプレス成形する。凸部3のテーパ側面20と曲刃12
のテーパ押圧面21でプレスされる板金材料1の側端部
は、負角θでプレス成形される。このプレス成形後、一
対の曲刃12を後退させて板金材料1の略L形に成形さ
れた両側端部から離脱させると、板金材料1の両側端部
がスプリングバックして負角θが0になる所定の平行な
形状になる。
【0026】なお、本願発明は請求項1の他、以下の構
成も可能である。
【0027】(2)前記下型のフランジ成形面の側方
に、フランジ成形面側に下降傾斜するスライド面を設
け、前記上型の下面に曲刃を前面に支持する吊カムを前
後動可能に連結し、上型で吊カムを下型のスライド面上
に押圧して、スライド面を摺動させることで曲刃を前進
させることを特徴とする請求項1記載のプレス金型装
置。
【0028】(3)前記下型の凸部の両側面が、プレス
成形されるハット形板金ワークのコ字状本体部の両側壁
のスプリングバック量を見込んだ負角のテーパ側面であ
ることを特徴とする請求項1記載のプレス金型装置。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、帯板状板金材料の幅方
向の中央部を下型の凸部上面と上型のパッドの凹面でプ
レスすることで、板金材料の幅方向の中央部がしごかれ
ること無く荒曲げ成形され、また、一対の曲刃の前進で
荒曲げ成形された板金材料の幅方向の中央部を除く両側
端部が曲刃の押圧面でしごかれること無く下型の凸部側
面とフランジ成形面に同時的に押圧されてL形にプレス
成形されて所定のハット形板金ワークがプレス成形され
るので、一連のプレス成形で摩擦熱がほとんど発生せ
ず、その結果、プレス金型板金材料のプレス金型への焼
付きが無くなり、プレス金型に油を塗布するような面倒
な作業も不必要になって、プレス工程の製造ラインの能
率改善が図れ、更に、プレス金型を特に耐熱耐磨耗性に
優れた材質にする必要が無くて、プレス金型の長寿命
化、低コスト化が可能となる。
【0030】また、下型に上型の曲刃を支持する吊カム
を前進動させるスライド面を設けることで、曲刃の前進
動が安定して行われて、板金材料のプレス成形の確実性
が良くなる。
【0031】また、下型の凸部側面に上型の曲刃で押圧
してプレス成形する構造ゆえに、板金材料のスプリング
バック量を見込んで下型の凸部側面を負角のテーパ側面
にすることが可能となり、このようにすることでプレス
成形された板金ワークのスプリングバックによる変形が
防止され、形状の安定したハット形板金ワークの成形が
可能なプレス金型装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す板金材料プレス成形時の
断面図。
【図2】図1装置の板金材料プレス直前の断面図。
【図3】図1装置の板金材料荒曲げプレス時の断面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す要部の断面図。
【図5】ハット形板金ワークの一例を示す斜視図。
【図6】図5の板金ワークをプレス成形する従来のプレ
ス金型装置の断面図。
【図7】図6装置の板金材料プレス直前の断面図。
【符号の説明】 1 板金材料 1’ 板金ワーク 2 下型 3 凸部 4 フランジ成形面 5 スライド面 6 上型 7 パッド 8 凹面 11 吊カム 12 曲刃 20 テーパ側面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板状の板金材料を雄形の下型と雌形の
    上型でプレスして、幅方向の断面がコ字状の本体部とこ
    の本体部の幅方向の両端から延在するフランジ部から成
    るハット形の板金ワークを成形するプレス金型装置であ
    って、 前記下型は、ハット形板金ワークの本体部内面に沿う角
    棒状の凸部と、この凸部の根元から横に延在してハット
    形板金ワークのフランジ部下面に沿うフランジ成形面を
    有し、 前記上型は、ハット形板金ワークの本体部上面と本体部
    両側壁の外面上縁部に沿う凹面を下面に有するパッド
    と、ハット形板金ワークの本体部両側壁の側方に前後動
    可能に配置され、前部に本体部側壁の外面からフランジ
    部上面に沿う略L形断面の押圧面を有する一対の曲刃と
    を有し、 帯板状板金材料の幅方向の中央部を下型の凸部上面と上
    型のパッドの凹面でプレスして、ハット形板金ワークの
    本体部の両側壁上縁の2コーナ部分を荒曲げ成形した
    後、一対の曲刃を前進させて荒曲げ成形された板金材料
    の幅方向の中央部を除く両側端部を曲刃の押圧面で下型
    の凸部側面とフランジ成形面に同時的に押圧してL形に
    プレス成形することを特徴とするプレス金型装置。
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