JPH08123560A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH08123560A
JPH08123560A JP6263988A JP26398894A JPH08123560A JP H08123560 A JPH08123560 A JP H08123560A JP 6263988 A JP6263988 A JP 6263988A JP 26398894 A JP26398894 A JP 26398894A JP H08123560 A JPH08123560 A JP H08123560A
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JP
Japan
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power supply
load
supply device
switch
fet
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JP6263988A
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English (en)
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Takashi Josa
隆 帖佐
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】負荷装置の負荷の大きさに応じて、スイッチ部
分の電気抵抗値を変化させ、出力電圧変動等を小さくで
きる電源装置を提供する。 【構成】電源回路ユニット11から出力される電力をス
イッチ素子としてPチャネルFET素子12を介して負
荷装置13に供給する電源装置であって、負荷装置13
に流れる電流に対応する抵抗値を決定する温度抵抗セン
サ17と、このセンサ17の抵抗値に基づいてFET素
子12のソースドレイン間の電気抵抗値を設定する制御
装置14とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔発明の詳細な説明〕この発明は、安定化電力を負荷に
供給すべき電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、抵抗等の負荷装置に安定化電
力を供給するために電源装置が多く用いられてきた。こ
の電源装置は、その中心となるべき電源回路ユニットを
有し、必要となる電圧、電流等を負荷に供給する役割を
果たしている。しかし、この電源ユニットのみでは、負
荷装置等に電力を供給する必要のない場合にまで電力を
供給してしまい、経済性に優れないだけでなく、負荷装
置を操作する場合にシステムを破壊してしまうおそれも
ある。
【0003】そこで、電源回路ユニットと負荷との間に
スイッチを挿入し、電力供給が不必要な際は、スイッチ
をオフすることにより、負荷に電力を供給しないように
することが、日常よく行われている。さらに、近年は電
気機器のマイコン制御化が進み、このスイッチの開閉を
電気的に行う必要性が生じてきた。そこで、FET等を
スイッチ素子として利用し、FET等と制御装置とのイ
ンターフェース回路を形成して電気的制御を行ってい
る。図3は、その一例であり、図3において、31は電
源回路ユニット、32はFET等のスイッチング素子、
33は負荷装置、34はシステムの制御装置、35はデ
ジタルトランジスタ等、36と37はスイッチング素子
にバイアスをかける電圧分圧用抵抗である。尚、この従
来例においては、FETはPチャネル型である。電源回
路ユニットの出力端子アはFET32のソース側に接続
され、FETが電気的スイッチとなっている。FET3
2のドレイン側は負荷へと結線されている。また、制御
装置34の出力端子オよりパルス信号が出力され、デジ
タルトランジスタ35を駆動する。35、36、37
(スイッチとして32)で制御装置とスイッチの間のイ
ンターフェース回路を形成している。
【0004】図3において、制御装置が電源回路のスイ
ッチをオフする制御を行う場合、端子オより0ボルトの
電圧を送ることによりFET32のゲートとソース間の
電位差が生じず、FET32はオフし、スイッチがオフ
された状態となる。一方、端子オより5ボルトの電圧を
送ることにより、FET32のゲートソース間に電位差
が生じ、FET32はオンし、スイッチがオンの状態と
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において、スイッチとして用いるFET等の素子
は、スイッチオンの状態においても抵抗値が完全にゼロ
という状態にはならない(例えば、FETのゲートとソ
ース間の電圧がマイナス10ボルトの時、ドレインとソ
ース間の抵抗値は0.1オーム程度など)。それに対し
て、電源回路ユニットで電力を供給する際、通常負荷に
はかなり大きな電流を流す(例えば、2アンペア)。す
ると、スイッチ素子FETのドレインとソース間は、前
記抵抗と電流によって電圧降下を生じてしまう(その値
は、例えば0.1オームと2アンペアの積で0.2ボル
ト)。この電圧降下によって、負荷の両端の電圧は、電
流の流れる量によって変動をきたしてしまうことにな
る。特に、負荷に対する電圧安定性が必要とされるシス
テムにおいては、このスイッチによる電圧降下は大きな
問題点となっている。
【0006】従って、本発明の電源装置は、上記の事情
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、負荷装置の負荷の大きさに応じて、スイッチ部分の
電気的パラメータを変化させ、出力電圧変動等を小さく
できる電源装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の電源装置は、以下の構成
を備える。即ち、電源から出力される電力をスイッチを
介して負荷装置に供給する電源装置であって、前記負荷
装置の負荷に対応する第1の電気的パラメータを決定す
る手段と、前記第1の電気的パラメータに基づいて前記
スイッチ部分の電気的パラメータを設定する手段とを具
備することを特徴とする。
【0008】また、電源から出力される電力をスイッチ
を介して負荷装置に供給する電源装置であって、前記負
荷装置の負荷に対応する第1の電気的パラメータを検出
する手段と、前記第1の電気的パラメータに基づいて第
2の電気的パラメータを設定する手段と、前記第2の電
気的パラメータに基づいて前記スイッチ部分の電気的パ
ラメータを設定する手段とを具備することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】以上のように、この発明に係わる電源装置は構
成されているので、負荷装置に温度抵抗センサ装置を装
着し、その負荷の大きさに基づいてスイッチ素子のバイ
アス電圧を変化させることにより、出力電圧の変動幅を
小さく抑えることができ、より安定した出力電圧を保持
することができる。
【0010】また、スイッチ素子の電位差をデジタル変
換し、その信号に基づいて演算処理することにより、ス
イッチ電圧がプログラム的に制御でき、出力電圧の変動
に対する応答性が更に良くなる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例につき添付図面を参照
して詳細に説明する。 [第1実施例]図1は、本発明に基づく第1実施例とし
ての電源装置の回路ブロック図である。図1において、
11は電源回路ユニット、12はスイッチ素子(本実施
例においてはPチャネルFET)、13は負荷装置、1
4は制御装置、15はデジタルトランジスタ、16は抵
抗器、17は温度抵抗センサ装置である。本実施例にお
いて温度抵抗センサ装置17は、負荷装置において抵抗
成分が特に大きい部位に装着されていて、発熱によりそ
の抵抗値が変動することで負荷の大きさを検知し、それ
自身の電気抵抗値を決定する手段としての役割を果たし
ている。
【0012】図1において、負荷装置が引く電流が小さ
いときは、低温のため温度抵抗センサ装置17の抵抗値
が大きくなり、FETのゲートソース間のバイアス電圧
は小さくなる。従って、このバイアス電圧を小さくする
ことにより、FETのドレインソース間の抵抗を大きく
する。一方、負荷装置13が引く電流が大きい時は、高
温のため温度抵抗センサ装置17の抵抗値が小さくな
り、FETのゲートソース間のバイアス電圧は大きくな
る。従って、このバイアス電圧を大きくすることによ
り、FET12のドレインソース間の抵抗を小さくす
る。
【0013】以上のように、負荷装置13に流れる電流
の大きさによってドレイン抵抗の値を変えることによ
り、スイッチ部分における電圧降下をほぼ一定の値に保
持でき、出力電圧の変動幅を極めて小さくする効果を奏
する。 [第2実施例]図2は、本発明に基づく第2実施例とし
ての電源装置の回路ブロック図である。図2において、
21は電源回路ユニット、22はスイッチ素子(本実施
例においてはPチャネルFET)、23は負荷装置、2
4は制御装置、25はデジタルトランジスタ、26は抵
抗器、27は可変抵抗システムである。また、28は2
2のソースドレイン間の電圧を正確に検出するためのア
ンプであり、29はアナログデジタル変換器、30は可
変抵抗システム制御インターフェース装置である。アン
プ28とアナログデジタル変換器29によってFET2
2のドレインソース間電圧を検出し、この電圧はこれが
負荷の大きさを表すものである。
【0014】図2において、負荷装置23が引く電流に
応じてFET22のドレインソース間にかかる電圧が変
化する。この電圧をアンプ28で検出し、所定電圧に増
幅してその増幅値をアナログデジタル変換器29によっ
てデジタル値に変換したのち、制御装置24に出力す
る。これを受けて制御装置24は、この値を演算処理
し、この値に対する演算結果に応じて可変抵抗システム
制御インターフェース装置30を駆動し、可変抵抗シス
テム27の抵抗値を可変させ、これにより、FET22
のバイアス電圧を変化させ、ドレインソース間抵抗を変
化させる。上述の第1実施例と同様に負荷装置23に電
流が大量に流れる時は、この抵抗値が小さくなるよう
に、また、電流が少量流れる時は、この抵抗値が大きく
なるように制御する。これにより、第1実施例と同様の
効果を奏する。
【0015】尚、可変抵抗システム27及び可変抵抗シ
ステム制御インターフェース装置30に関してはさまざ
まな実現方法が考えられ、例えば、電子回路的に実現し
てもよいし、また、電子回路にリレー等のメカ的部品を
付加してもよい。本発明に関して上記2つの実施例を列
挙し、説明したが、本発明の実施例はこれらに限定され
るものではなく、各種応用例が考えられる。
【0016】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明のように、本発明の電源装置に
よれば、負荷装置に温度抵抗センサ装置を装着し、その
負荷の大きさに基づいてスイッチ素子のバイアス電圧を
変化させることにより、出力電圧の変動幅を小さく抑え
ることができ、より安定した出力電圧を保持することが
できる。
【0018】また、スイッチ素子の電位差をデジタル変
換し、その信号に基づいて演算処理することにより、ス
イッチ電圧がプログラム的に制御でき、出力電圧の変動
に対する応答性が更に良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく第1実施例としての電源装置の
回路ブロック図である。
【図2】本発明に基づく第2実施例としての電源装置の
回路ブロック図である。
【図3】従来例としての電源装置の回路ブロック図であ
る。
【符号の簡単な説明】
11、21 電源回路ユニット 12、22 スイッチ素子(本実施例においてはPチャ
ネルFET) 13、23 負荷装置 14、24 制御装置 15、25 デジタルトランジスタ 16、26 抵抗器 17 温度抵抗センサ装置 27 可変抵抗システム 28 オペアンプ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源から出力される電力をスイッチを介
    して負荷装置に供給する電源装置であって、 前記負荷装置の負荷に対応する第1の電気的パラメータ
    を決定する手段と、 前記第1の電気的パラメータに基づいて前記スイッチ部
    分の電気的パラメータを設定する手段とを具備すること
    を特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の電気的パラメータに基づいて
    前記スイッチ部分の電気抵抗値を設定することを特徴と
    する請求項1に記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の電気的パラメータは、前記負
    荷装置に流れる電流値に基づいて決定されることを特徴
    とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電気的パラメータは、前記負
    荷装置に装着された温度抵抗センサを用いて決定される
    ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチは、PチャネルFET素子
    であることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  6. 【請求項6】 電源から出力される電力をスイッチを介
    して負荷装置に供給する電源装置であって、 前記負荷装置の負荷に対応する第1の電気的パラメータ
    を検出する手段と、 前記第1の電気的パラメータに基づいて第2の電気的パ
    ラメータを設定する手段と、 前記第2の電気的パラメータに基づいて前記スイッチ部
    分の電気的パラメータを設定する手段とを具備すること
    を特徴とする電源装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の電気的パラメータは、前記負
    荷装置に流れる電流値に対応する前記スイッチ部分の電
    圧値であることを特徴とする請求項6に記載の電源装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1のパラメータは、アンプとアナ
    ログデジタル変換器を用いて検出されることを特徴とす
    る請求項7に記載の電源装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の電気的パラメータは、可変抵
    抗器を用いて設定されることを特徴とする請求項6に記
    載の電源装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の電気的パラメータに基づい
    て前記スイッチ部分の電気抵抗値を設定することを特徴
    とする請求項9に記載の電源装置。
  11. 【請求項11】 前記スイッチは、PチャネルFET素
    子であることを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
JP6263988A 1994-10-27 1994-10-27 電源装置 Withdrawn JPH08123560A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6917187B2 (en) 2002-11-21 2005-07-12 Rohm Co., Ltd. Stabilized DC power supply device
WO2016021283A1 (ja) * 2014-08-05 2016-02-11 株式会社村田製作所 スイッチング電源装置

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Effective date: 20020115