JPH08123553A - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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Publication number
JPH08123553A
JPH08123553A JP26505394A JP26505394A JPH08123553A JP H08123553 A JPH08123553 A JP H08123553A JP 26505394 A JP26505394 A JP 26505394A JP 26505394 A JP26505394 A JP 26505394A JP H08123553 A JPH08123553 A JP H08123553A
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JP
Japan
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control
moving body
movement
gain
positioning
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Withdrawn
Application number
JP26505394A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Makita
義範 牧田
Toshihiro Yamazaki
俊洋 山崎
Hiroyuki Sekiguchi
浩之 関口
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH08123553A publication Critical patent/JPH08123553A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置決め精度や位置決め時間が初期設定状態
から外れたことを自動的に且つ正確に検出し、以降の制
御系の制御ゲインの調整を自動的に行うことを可能にす
る。 【構成】 外部からの移動指令信号D1に基づいて制御
系がステージ6の移動を制御している際のステージの移
動データを測定する測定手段7,8と、制御系が最適に
調整されている時のステージの移動データを基準移動デ
ータとして記憶する記憶手段19と、制御系がステージ
の移動を制御している際に測定手段7,8により測定さ
れたステージの移動データと記憶手段19に記憶されて
いる基準移動データを比較判定する判定手段18を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位置決め装置、特には半
導体製造用露光装置のXYステージ等に適用される位置
決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例に係る位置決め装置を示す
ブロック図であり、図3及び図4はそのような位置決め
装置が適用されるXYステージの外観を示す斜視図であ
る。
【0003】XYステージに適用される位置決め装置
は、図3及び図4に示すように、位置決めされるXまた
はYステージである移動体6と、移動体6を移動させる
ためのアクチェータとなるモータ5と、移動体6の上部
に固定されたミラーを用いて移動体6の現在位置を測り
移動体6の現在位置信号Pを出力するレーザー測長器や
リニアスケール等の位置計測器7を有している。
【0004】また、図5に示すように、現在位置信号P
を入力し微分演算を行い現在速度信号Vを出力する微分
器8と、移動体6の目標位置を指示する位置指令信号D
1と移動体6の現在位置信号Pが入力され電流指令信号
S1を出力する位置アンプ3と、移動体6の目標位置を
指示する位置指令信号D1と移動体6の現在位置信号P
が入力され速度指令信号D2を演算し出力する速度指令
演算器1と、速度指令信号D2と微分器8が出力する速
度信号Vが入力され電流指令信号S2を出力する速度ア
ンプ2と、速度アンプ2が出力する電流指令信号S2と
位置アンプ3が出力する電流指令信号S1を選択しドラ
イバアンプ4に出力する制御モード選択スイッチ9と、
制御モード選択スイッチ9が選択した電流指令信号S1
またはS2を入力して電流増幅を行い、モータ5に電流
Iを出力するドライバアンプ4を有している。
【0005】この従来例において、外部から目標位置指
令信号D1が指令されると、速度指令演算器1が現在位
置信号Pとの偏差である位置偏差を求め、位置偏差に応
じた速度指令信号D2を演算して速度アンプ3に出力す
る。制御モード選択スイッチ9は不図示のコントローラ
により先ず目標位置近傍まで速度アンプ2が出力する電
流指令信号S2を選択するa側にされ、次に目標位置近
傍で位置アンプ3が出力する電流指令信号S1を選択す
るb側にされる。速度アンプ2及び位置アンプ3の制御
ゲインは装置の立ち上げ時に要求された位置決め時間及
び位置決め精度を満たすように設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
位置決め装置には、特に摩擦接触により移動体6をガイ
ドする場合、装置を長期間駆動すると、摩擦接触部の油
膜が経時変化したり、摩擦接触面の摩耗により位置決め
機構のメカ特性が変化して、要求される位置決め精度や
位置決め時間を満足できなくなることがある。
【0007】これを避けるため、従来の位置決め装置で
は装置を定期的に一旦停止させ、制御系の外部にオシロ
スコープ等の位置決め波形測定機とサーボアナライザ等
の制御特性測定器を接続し、制御系の制御特性を定期的
に測定する必要がある。従来の装置で位置決め精度や位
置決め時間を元の状態に戻すためには、例えば摩擦接触
部の油膜状態を装置の初期状態と同じにすることが必要
であり、斯かる制御特性の測定値に応じて摩擦接触部を
クリーニングし、新しい油を加えるというメンテナンス
が必要となる。
【0008】また、従来の位置決め装置では、不意の故
障時にもオシロスコープやサーボアナライザ等の特別な
測定器を準備して装置に接続し測定することが必要とな
るため、装置を初期状態に戻すために時間及びコストを
浪費してしまうという問題もある。
【0009】これらの問題を解消し、その位置決め精度
や位置決め時間を自動的に且つオシロスコープやサーボ
アナライザ等の特別な外部測定器を接続する必要なく所
望の値に維持可能な位置決め装置が、本件出願人により
特開平6−124126号公報(平成6年5月6日公
開)で提案されている。
【0010】この公報で提案された位置決め装置は、制
御系に外部からの移動指令信号の代りにテスト的な移動
指令信号を入力する手段と、テスト的な移動指令信号が
制御系に入力されて移動体の移動が制御されている際の
制御系の制御特性を測定する手段と、測定された制御特
性に基づいて制御系の制御ゲインを調整する手段を位置
決め装置内に設け、制御系の制御ゲインを自動調整する
ことにより装置の位置決め性能を自動的に初期設定状態
に正確に戻すことを可能にしている。
【0011】本発明は、本件出願人により先に提案され
た上述の装置を更に改良した位置決め装置の提供を目的
とするものであり、より具体的には、その位置決め精度
や位置決め時間が初期設定状態から外れたことを自動的
に且つ正確に検出し、以降の制御系の制御ゲインの調整
を自動的に行うことを可能にする位置決め装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の位置決め装置は、移動体を移動するための
アクチェータと、外部からの移動指令信号に基づいて前
記アクチェータによる前記移動体の移動を制御する制御
手段と、前記制御手段が前記移動体の移動を制御してい
る際の前記移動体の移動データを測定する測定手段と、
前記制御手段が最適に調整されている時の前記移動体の
移動データを基準移動データとして記憶する記憶手段
と、前記制御手段が前記移動体の移動を制御している際
に前記測定手段により測定された前記移動体の移動デー
タと前記記憶手段に記憶されている基準移動データを比
較判定する判定手段を有することを特徴としている。
【0013】本発明において、前記判定手段は判定結果
が設定状態になった際に前記外部からの移動指令信号に
基づいた前記制御手段による前記移動体の移動制御を中
止させるものであったり、更に前記測定手段は前記制御
手段が前記移動体の移動を制御している際に一定時間で
前記移動体の速度と位置偏差を示すデータの少なくとも
一方を前記移動データとしてサンプリングするものであ
ったりしても良い。
【0014】この場合、前記判定手段の判定結果が設定
状態になった際、前記記憶手段内に記憶された前記移動
体の速度と位置偏差の少なくとも一方を示す前記サンプ
リングデータをグラフィック表示する表示手段を有した
り、前記記憶手段内に記憶された前記移動体の速度と位
置偏差の少なくとも一方を示す前記サンプリングデータ
を着脱可能な記録媒体に記録する記録手段を有したり、
また前記記憶手段内に記憶された前記移動体の速度と位
置偏差の少なくとも一方を示す前記サンプリングデータ
を外部に転送する通信手段を有するようにしても良い。
【0015】また、本発明のおいて、前記アクチェータ
の制御ゲインを調整するゲイン調整手段を有し、前記ゲ
イン調整手段は前記外部からの移動指令信号に基づいた
前記移動体の移動制御が中止された後に前記制御ゲイン
を自動的に調整するようにしても良く、更に前記ゲイン
調整手段はテスト的な移動指令信号を前記制御手段に与
えるテスト信号生成部を有し、前記制御手段が前記テス
ト信号生成部からの移動指令信号に基づいて前記移動体
の移動を制御している際の前記制御手段の制御特性を測
定し、この測定結果に応じて前記制御ゲインを調整し、
更に前記測定手段は前記制御手段が前記移動体の移動を
制御している際に一定時間で前記移動体の速度と位置偏
差を示すデータの少なくとも一方を前記移動データとし
てサンプリングするようにしても良い。
【0016】この場合には、前記判定手段の判定結果が
設定状態になった際、前記記憶手段内に記憶された前記
移動体の速度と位置偏差の少なくとも一方を示す前記サ
ンプリングデータと、前記制御手段の制御特性と制御ゲ
インの少なくとも一方をグラフィック表示する表示手段
を有したり、前記記憶手段内に記憶された前記移動体の
速度と位置偏差の少なくとも一方を示す前記サンプリン
グデータと、前記制御手段の制御特性と制御ゲインを着
脱可能な記録媒体に記録する記録手段を有したり、前記
記憶手段内に記憶された前記移動体の速度と位置偏差の
少なくとも一方を示す前記サンプリングデータと、前記
制御手段の制御特性と制御ゲインを外部に転送する通信
手段を有するようにしても良い。
【0017】また、本発明において、前記移動データは
前記移動体の位置決め時間と位置決め精度の少なくとも
一方に関するデータであったり、前記制御手段は先ず前
記アクチェータを介して前記移動体を速度重視で移動さ
せ、次に前記アクチェータを介して前記移動体を停止位
置精度重視で移動させるものであったり、前記記憶手段
は前記移動体の現在位置に応じた前記制御手段の制御ゲ
インを更に記憶し、前記制御手段が前記移動体の移動を
制御している際、前記制御手段は前記移動体の現在位置
に応じて前記記憶手段から記憶されている制御ゲインを
読み出して前記移動体の移動制御を行うものでも良い。
【0018】
【作用】本発明の位置決め装置によれば、装置が運転状
態のままで装置の制御性能を移動体の駆動する全領域に
渡ってチェックすることが可能になる。
【0019】特に、装置が故障の場合等に運転時にサン
プリングしたデータ(速度や位置偏差)と制御系の制御
特性の測定結果の少なくとも一つを表示手段に表示する
ようにすれば、該表示をサービスマンが検討することに
よって、エラーの発生原因を容易に究明することがで
き、エラーの発生原因を究明する時間及び故障の部分を
修理する時間を短縮することが出来る。また、サービス
マンがオシロスコープや伝達関数測定器等の測定器を接
続する手間及び時間も省くことが出来る。
【0020】また、運転時にサンプリングしたデータ
(速度や位置偏差)、制御系の制御特性の測定結果や制
御ゲインの少なくとも一つを着脱可能な記録媒体に記録
手段により記録すれば、サービスマンがデータを持ち帰
り詳細な分析が可能となり、容易に究明できないエラー
の発生原因を突き止めることも可能となる。
【0021】同様に運転時にサンプリングしたデータ
(速度や位置偏差)、制御系の制御特性の測定結果や制
御ゲインの少なくとも一つを外部に通信できるようにす
れば、装置の製造元での詳細な分析が可能となり、容易
に究明できないエラーの発生原因を早期に突き止めるこ
とが可能となる。
【0022】更に、移動体の現在位置に応じた制御系の
制御ゲインを記憶する記憶手段を設け、運転時の移動体
の現在位置に応じて前記記憶した制御ゲインを用いた制
御を行うようにすれば、移動体の駆動領域の全域におい
て最高の位置決め精度と最短の位置決め時間性能を達成
することが可能になる。
【0023】
【実施例】図1は本発明に係る位置決め装置の一実施例
を示すブロック図である。同図において、上述した図5
と同一の符号を付したものは図5の例と同一の構成要素
を示す。
【0024】図1において、20は装置の制御特性を測
定し、希望の特性になるように制御ゲインを調整する自
動調整部である。この自動調整部20は、装置の制御特
性を測定するためのテスト信号TDを発生するテスト信
号生成手段となるテスト信号生成部11、現在位置信号
Pとテスト信号TDが入力され装置の制御特性を測定す
る測定手段となるゲイン・位相測定部10、ゲイン・位
相測定部10による測定値を記憶する記憶手段となるメ
モリ12、位置アンプ3及び速度アンプ2の制御ゲイン
を自動調整するための位置制御ゲイン設定信号PG及び
速度制御ゲイン設定信号VGを出力するためのゲイン調
整手段となる制御ゲイン調整部15、位置制御ゲイン設
定値及び速度制御ゲイン設定値を記憶するための記憶手
段となるメモリ16、現在位置信号Pまたは現在速度信
号Vが入力され装置の制御状態を比較結果に基づいて判
定する比較判定手段となる制御状態判定部18、一定時
間間隔△tでサンプリングした現在速度信号V及び現在
位置信号Pを記憶する記憶手段となるメモリ19を有す
る。
【0025】30はCRTまたはプロッタ等の表示手段
となるグラフィック表示装置で、メモリ12内のゲイン
・位相測定データと、メモリ19内のサンプリング速度
データ及びサンプリング位置データをグラフィック表示
する。35はフロッピーディスクドライバ、光ディスク
ドライバ、ICメモリカード等の着脱可能な記録媒体に
データを記録する記録手段となる記録装置、36は電話
回線やイーサーネット回線等の通信回線に接続する通信
手段となる通信装置である。
【0026】14は位置アンプ3に入力する信号を外部
の指令制御器(不図示)からの位置指令信号D1にする
か、テスト信号生成部11からの出力TDにするかを選
択する位置スイッチ、13は速度アンプ2に入力する信
号を速度指令演算器1からの速度指令信号D2にする
か、テスト信号生成部11からの出力TDにするかを選
択する速度スイッチである。17はゲイン・位相測定部
10に入力する信号及び制御状態判定部18に入力する
信号を位置計測器7からの現在位置信号Pにするか、現
在位置信号Pを時間微分した微分器8からの現在速度信
号Vにするかを選択する調整モード選択スイッチであ
り、制御モード選択スイッチ9と同時に切り換えられ
る。
【0027】この実施例において、位置決め装置が運転
される場合は、位置スイッチ14はe側に、且つ速度ス
イッチ13はc側にされ、目標位置指令となる目標位置
指令信号D1を位置アンプ3に、且つ速度指令となる速
度指令信号D2を速度アンプ2に入力とする。運転時の
動作は、従来例と同じく外部から目標位置指令D1が指
令されると、速度指令演算器1が現在位置信号Pとの偏
差である位置偏差を求め、位置偏差に応じた速度指令信
号D2を演算し速度アンプ2に出力する。制御モード選
択スイッチ9は、先ず移動体であるステージ6が目標位
置近傍に移動されるまで速度アンプ2が出力する電流指
令信号S2を選択するa側にされ、次にステージ6が目
標位置近傍に位置した時に位置アンプ3が出力する電流
指令信号S1を選択するb側に切り換えられる。
【0028】メモリ19には、速度アンプ2と位置アン
プ3の制御ゲインが最適に調整されている装置立ち上げ
時、一定時間間隔△tでサンプリングした速度信号デー
タV〔i〕(i=1,2,3,・・・)及び位置信号データP〔j〕(j=
1,2,3,・・・)が記憶されている。制御状態判定部18は、
外部から目標位置指令信号D1が指令され、速度指令信
号D2に基づいた速度アンプ2からの出力によりステー
ジ6の速度を制御している時は、一定時間間隔△tで微
分器8からの現在速度信号Vをサンプリングし、このサ
ンプリングデータをメモリ19内の速度信号データV
〔i〕(i=1,2,3,・・・)と順次比較する。その差△V=V−
V〔i〕 が予め設定されている速度許容値を越えると、
速度アンプ2の出力に基づいた速度制御系が制御不良で
あると判断する。
【0029】同様に、ステージ6が目標位置近傍まで移
動されてスイツチ9がa側からb側に切り換えられ、位
置指令信号D1に基づいてステージ6の位置を制御して
いる時は、一定時間間隔△tで現在位置信号Pをサンプ
リングし、このサンプリングデータをメモリ19の位置
信号データP〔j〕(j=1,2,3,・・・)と順次比較し、その差
△P=P−P〔i〕 が予め設定されている位置許容値を
越えると、位置アンプ3の出力に基づいた位置制御系が
制御不良であると判断する。
【0030】そして、制御状態判定部18が速度差△V
または位置差△Pが許容値を越えたと判定した際には、
装置が要求されている位置決め時間または位置決め精度
を満たさなくなったとして自動調整部20による制御ゲ
インの補正を行う。
【0031】先ず、速度スイッチ13をc側からd側に
切り換えて、テスト信号生成部11の出力TDを速度ア
ンプ2に入力すると共に、制御モード選択スイッチ9を
a側に設定して、速度アンプ2の出力する電流指令信号
S2をドライバアンプ4に入力する。また、同時に調整
モード選択スイッチ17をh側に設定して、微分器8の
出力する現在速度信号Vをゲイン・位相測定部10に入
力する。
【0032】この後、テスト信号生成部11では速度制
御系の周波数特性の特徴(メカ機構の1次共振点等)が
わかる周波数範囲fmin 〜fmax について、先ず低い周
波数fmin の正弦波をm周期発生させ、次に周波数f1
=fmin +△fの正弦波をm周期発生させ、以下同様に
i =fi-1 +△f (i=1,2,3,・・・)の正弦波を周波数が
max になるまで△f間隔で発生させる。このテスト信
号がテスト信号生成部11から出力されている間、ゲイ
ン・位相測定部10には移動体6の現在速度信号Vが入
力され、ゲイン・位相測定部10はテスト信号生成部1
1から入力されるテスト信号の1周期毎に、速度アンプ
2を含む速度制御系のゲインと位相を求め、周波数f
i(i=1,2,3,・・・)でのm周期分のゲインと位相の平均を求
める。
【0033】この様な方法で、周波数範囲fmin 〜f
max のゲインと位相の値より速度制御系の周波数特性を
得る。その結果が初期状態の周波数特性、即ちメモリ1
2に予め記憶させてある装置立ち上げ時に測定した周波
数特性に近くなるように制御ゲイン調整部15で速度制
御ゲインVGを種々変更する。
【0034】また、位置アンプ3を含む位置制御系の周
波数特性の特徴(ゲイン余裕、位相余裕)を測定する際
には、位置スイッチ14をe側からf側に切り換えて、
テスト信号生成部11の出力TDを位置アンプ3に入力
すると共に、制御モード選択スイッチ9をb側に設定し
て、位置アンプ3が出力する電流指令信号S1をドライ
バアンプ4に入力する。更に調整モード選択スイッチ1
7をg側に設定し、位置計測器7の出力する現在位置信
号Pをゲイン・位相測定部10に入力する。この状態で
ゲイン・位相測定部10では位置制御系の周波数特性の
特徴が測定されることになる。
【0035】即ち、上述の場合と同様に周波数範囲f
min 〜fmax について、先ず低い周波数fmin の正弦波
をm周期発生させ、次に周波数f1 =fmin +△fの正
弦波をm周期発生させ、以下同様にfi =fi-1 +△f
(i=1,2,3,・・・)の正弦波を周波数がfmax になるまで△
f間隔で発生させる。このテスト信号がテスト信号生成
部11から出力されている間、ゲイン・位相測定部10
には移動体となるステージ6の現在位置信号Pが入力さ
れ、ゲイン・位相測定部10はテスト信号生成部11か
ら入力されるテスト信号の1周期毎に、位置アンプ3を
含む位置制御系のゲインと位相を求め、周波数fi(i=1,
2,3,・・・)でのm周期分のゲインと位相の平均を求める。
【0036】この様な方法で、周波数範囲fmin 〜f
max のゲインと位相の値より位置制御系の周波数特性を
得る。その結果が、初期状態の周波数特性、即ちメモリ
12に予め記憶させてある装置立ち上げ時に測定した周
波数特性に近くなるように制御ゲイン調整部15で位置
制御ゲインPGを種々変更する。
【0037】制御ゲインを調整するには、例えば現在設
定されている制御ゲインI0 に対し2つの制御ゲインI
1 =I0 +△I,I2 =I0 −△Iで制御系の特性を調
べ、制御ゲインI0 の場合が最も装置立ち上げ時の周波
数特性に近ければI0 を最適ゲインとして設定する。制
御ゲインI1 の場合が最も装置立ち上げ時の周波数特性
に近ければI0 =I1 とした後に、再度上記2つの制御
ゲインで制御系の特性を調べる。制御ゲインI2 の場合
が最も装置立ち上げ時の周波数特性に近ければI0 =I
2 とし、再度上記の2つの制御ゲインで制御系の特性を
調べる。この様な操作を繰り返して、速度制御ゲインV
Gと位置制御ゲインPGを最適制御ゲインに設定する。
【0038】なお、速度制御ゲインVG及び位置制御ゲ
インPGは1つとは限らず、多数の時も同様な手法を用
いて調整する。また、各制御ゲインをステージ6の位置
に応じて設定するには、例えばステージ6の位置を一定
距離毎に領域分けしておき、メモリ16内の位置制御ゲ
インPGと速度制御ゲインVGをステージ位置領域に対
するテーブルにしておき、一定時間間隔△tで現在位置
信号Pをサンプリングし、現在位置信号Pに対応する位
置制御ゲインPGと速度制御ゲインVGを制御ゲインメ
モリ16から読み出し、位置アンプ3及び速度アンプ2
に設定することで実現できる。制御ゲインをステージ6
の位置に応じて調整するには、同様に一定距離の領域分
けした領域の中心位置にステージを移動し、上述の方法
で制御ゲインを最適に調整し、調整した制御ゲインをメ
モリ16内に格納すれば良い。
【0039】この様な本実施例によれば、制御ゲインを
最適に調整するばかりでなく、速度制御系の周波数特性
のメカ機構共振周波数に注目して、メカ機構の故障、例
えばネジの弛みなどを推定することも可能になる。
【0040】なお、本実施例においては、制御状態判定
部18で判定する速度許容値及び位置許容値を複数持つ
ことにより、位置決め時間や位置決め精度の制御性能を
多少劣化させた状態でも継続して装置を運転できるワー
ニングの状態であるのか、装置をすぐに停止させ、故障
を修理する必要があるエラーの状態であるのかを判定で
きるようにしても良い。また、メモリ19の記憶容量を
増やし、装置が運転時の現在速度及び現在位置を毎駆動
毎に記憶し、装置がエラー状態の時にメモリ19に記憶
した速度データ及び位置偏差データをCRTディスプレ
ー等の表示装置30に表示することによって、エラーの
発生原因を容易に究明することができ、装置のダウンタ
イムを短縮することが可能になる。
【0041】また、エラーの発生原因が容易に究明でき
ない場合は、メモリ19内に記憶した速度データ及び位
置偏差データ、メモリ12内に記憶した位置制御系及び
速度制御系の制御特性測定データ及びメモリ16内の位
置制御系及び速度制御系の制御ゲインの少なくとも一つ
を記録装置35内の着脱可能な記録媒体に記録し、持ち
帰り解析することもできる。同様に、上記データを通信
装置36を通じて送信し、解析することも出来る。
【0042】図2は本発明の位置決め装置の他の実施例
を示すブロック図である。同図において、図1と同一の
符号を付したものは、図1の例と同一の構成要素を示
す。
【0043】この図において、33はシーケンスコント
ロールを行う上位のコンピュータであるシステムプロセ
ッサ、31はシステムプロセッサ33の表示装置である
CRT、32はシステムプロセッサ33の同じく表示装
置であるプロッター、34は位置決め制御を行うDSP
等のサーボプロセッサである。
【0044】この位置決め装置では、サーボプロセッサ
34が図1の実施例の速度指令演算器1、速度アンプ
2、位置アンプ3、微分器8、制御モード選択スイッチ
9、ゲイン・位相測定部10、テスト信号生成部11、
速度スイッチ13、位置スイッチ14、制御ゲイン調整
部15、及び調整モード選択スイッチ17の機能を実行
する。
【0045】即ち、上位のコンピュータであるシステム
プロセッサ33から目標位置指令を受け取ると、サーボ
プロセッサ34は速度指令演算を行い速度指令D2i(i=
1,2,3,・・・)を生成し、一定時間間隔△t毎に現在位置信
号Pi(i=1,2,3,・・・)をサンプリングし、現在速度信号V
i(i=1,2,3,・・・)をVi= (Pi - Pi-1)/ △t (i=1,2,3,
・・・)で求め、目標位置近傍まで速度指令D2iと現在速度
信号Vi から速度制御ゲインVGに応じて速度アンプ2
の速度制御演算を行い、演算結果S2iをドライブアンプ
4に出力する。そして目標位置近傍で目標位置指令D1
と現在位置信号Pi との偏差から位置制御ゲインPGに
応じて位置アンプ3の位置制御演算を行い、演算結果S
1iをドライバアンプ4に出力する。
【0046】テスト信号出力Ti(i=1,2,3,・・・)はTi
sin(2πfj △t×i)(i=1,2,3,・・・)でm周期発
生させる。周波数fj はfmin 〜fmax まで変更する。
制御ゲインの調整は図1と同様の方法を使用する。更に
付け加えると、テスト信号をfmin 〜fmax まで連続に
変化させる一般にスイープsinと呼ばれる波形を使用
し、ゲイン・位相測定部10に入力される位置または速
度計測信号とテスト信号をそれぞれFFT演算を行うこ
とにより短時間でゲイン・位相測定データを得ることを
可能にする。
【0047】メモリ12内のゲイン・位相特性測定デー
タとメモリ19内のサンプリング速度・位置データの表
示は、このデータを上位のコンピュータに通信で転送
し、上位のコンピュータが上記データのグラフィック処
理を行い、CRT31やプロッター32等のグラフィッ
ク表示装置に必要に応じて行う。通常、この種の位置決
め装置はグラフィック表示装置を持つ上位のコンピュー
タからコントロールされるのが一般的であるので、この
実施例の様に構成すれば位置決め表示装置に専用のグラ
フィック表示装置を持つ必要がなく、コストダウンを計
ることが可能となる。
【0048】また、図1の実施例と同様にエラーの発生
原因が容易に究明できない場合は、メモリ19内に記憶
した速度データ及び位置偏差データ、メモリ12内に記
憶した位置制御系及び速度制御系の制御特性測定データ
及びメモリ16内の位置制御系及び速度制御系の制御ゲ
インの少なくとも一つを記録装置35内の着脱可能な記
録媒体に記録し、持ち帰り解析することもできる。同様
に、上記データを通信装置36を通じて送信し、解析す
ることもできる。
【0049】なお、上述した各実施例において、速度ア
ンプ2及び位置アンプ3の制御ゲインは比例ゲインのみ
とは限らず、微分ゲインや積分ゲイン等も含む場合もあ
りえる。また、上記のPID制御の様な線形要素以外に
もクリップ、不感帯、ヒステリシス等の非線形要素を含
む場合もありえる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
速度制御系または/及び位置制御系の特性の経時変化を
装置の運転時に測定することができるので、制御系の制
御ゲインの補正をタイムリィーにまたは常時行うことが
出来る。従って、要求された位置決め時間や位置決め精
度を満たさなくなるほど装置の性能が低下したまま装置
を稼働させることがなく、常に最適な状態で装置を稼働
することができる。
【0051】また、装置の性能が低下したことを検出し
た後、制御ゲインの自動調整を行うようになせば、制御
系の状態を自動的に初期状態に近付けることができ、要
求された位置決め時間及び位置決め精度を維持すること
ができる。特に、摩擦接触タイプのガイドを有する位置
決め装置の場合には、サービスマンが行うグリスアップ
等の摩擦接触部の油膜状態を初期状態に維持するための
定期的なメンテナンスの回数を減少させ、メンテナンス
コストを下げ、高い装置稼働率を維持することもでき
る。更に、本発明によれば、装置の運転時にステージの
移動領域全域について制御系の特性を測定することが可
能となるので、装置の運転を長時間停止させて測定及び
調整する必要がなく、従って装置の稼働率を向上させる
ことが出来る。
【0052】また、本発明において、装置が故障の場合
等に、運転時にサンプリングした速度及び位置偏差デー
タや制御系の特性の測定結果をの少なくとも一つを表示
すれば、その表示をサービスマンが検討することによっ
て、エラーの発生原因を容易に究明することができ、エ
ラーの発生原因を究明する時間及び故障の部分を修理す
る時間を短縮することができる。サービスマンがオシロ
スコープや伝達関数測定器等の測定器を接続する手間及
び時間も省くことが出来る。また、上記データを着脱可
能な記録媒体に記録し、持ち帰り解析可能なようにすれ
ば、サービスマンが容易に究明できないエラーの発生原
因を突き止めることも可能となる。同様に、上記データ
を通信装置を通じて送信し、解析可能なようにすれば、
サービスマンが容易に究明できないエラーの発生原因を
突き止めることも可能となる。
【0053】更に、本発明において、運転時の移動体の
現在位置に応じて最適に調整した制御ゲインの利用を可
能にすれば、移動体の移動領域の全域において最高の位
置決め精度と最短の位置決め時間性能を達成することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置決め装置の一実施例を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の位置決め装置の他の実施例を示すブロ
ック図。
【図3】本発明が適用可能な半導体製造用露光装置のX
Yステージの一例の外観を示す斜視図。
【図4】本発明が適用可能な半導体製造用露光装置のX
Yステージの他の例の外観を示す斜視図。
【図5】従来の位置決め装置の例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 速度指令演算器 2 速度アンプ 3 位置アンプ 6 ステージ 7 位置計測器 8 微分器 10 ゲイン・位相測定部 11 テスト信号生成部 12 ゲイン・位相測定メモリ 15 制御ゲイン調整部 16 制御ゲインメモリ 18 制御状態判定部 19 速度・位置メモリ 20 自動調整部 30 表示装置 33 システムプロセッサ 34 サーボプロセッサ 36 通信装置 D1 目標位置指令値 D2 目標速度指令値 P 現在位置 V 現在速度 S1 電流指令信号 S2 電流指令信号 I モーター電流 T モータートルク TD テスト信号 PG 位置制御ゲイン調整信号 VG 速度制御ゲイン調整信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 F

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体を移動するためのアクチェータ
    と、外部からの移動指令信号に基づいて前記アクチェー
    タによる前記移動体の移動を制御する制御手段と、前記
    制御手段が前記移動体の移動を制御している際の前記移
    動体の移動データを測定する測定手段と、前記制御手段
    が最適に調整されている時の前記移動体の移動データを
    基準移動データとして記憶する記憶手段と、前記制御手
    段が前記移動体の移動を制御している際に前記測定手段
    により測定された前記移動体の移動データと前記記憶手
    段に記憶されている基準移動データを比較判定する判定
    手段を有することを特徴とする位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は判定結果が設定状態にな
    った際に前記外部からの移動指令信号に基づいた前記制
    御手段による前記移動体の移動制御を中止させることを
    特徴とする請求項1の位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記測定手段は前記制御手段が前記移動
    体の移動を制御している際に一定時間で前記移動体の速
    度と位置偏差を示すデータの少なくとも一方を前記移動
    データとしてサンプリングすることを特徴とする請求項
    2の位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段の判定結果が設定状態にな
    った際、前記記憶手段内に記憶された前記移動体の速度
    と位置偏差の少なくとも一方を示す前記サンプリングデ
    ータをグラフィック表示する表示手段を有することを特
    徴とする請求項3の位置決め制御装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段内に記憶された前記移動体
    の速度と位置偏差の少なくとも一方を示す前記サンプリ
    ングデータを着脱可能な記録媒体に記録する記録手段を
    有することを特徴とする請求項3の位置決め制御装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段内に記憶された前記移動体
    の速度と位置偏差の少なくとも一方を示す前記サンプリ
    ングデータを外部に転送する通信手段を有することを特
    徴とする請求項3の位置決め制御装置。
  7. 【請求項7】 前記アクチェータの制御ゲインを調整す
    るゲイン調整手段を有し、前記ゲイン調整手段は前記外
    部からの移動指令信号に基づいた前記移動体の移動制御
    が中止された後に前記制御ゲインを自動的に調整するこ
    とを特徴とする請求項2の位置決め装置。
  8. 【請求項8】 前記ゲイン調整手段はテスト的な移動指
    令信号を前記制御手段に与えるテスト信号生成部を有
    し、前記制御手段が前記テスト信号生成部からの移動指
    令信号に基づいて前記移動体の移動を制御している際の
    前記制御手段の制御特性を測定し、この測定結果に応じ
    て前記制御ゲインを調整することを特徴とする請求項7
    の位置決め装置。
  9. 【請求項9】 前記測定手段は前記制御手段が前記移動
    体の移動を制御している際に一定時間で前記移動体の速
    度と位置偏差を示すデータの少なくとも一方を前記移動
    データとしてサンプリングすることを特徴とする請求項
    8の位置決め装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段の判定結果が設定状態に
    なった際、前記記憶手段内に記憶された前記移動体の速
    度と位置偏差の少なくとも一方を示す前記サンプリング
    データと、前記制御手段の制御特性と制御ゲインの少な
    くとも一方をグラフィック表示する表示手段を有するこ
    とを特徴とする請求項9の位置決め制御装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段内に記憶された前記移動
    体の速度と位置偏差の少なくとも一方を示す前記サンプ
    リングデータと、前記制御手段の制御特性と制御ゲイン
    を着脱可能な記録媒体に記録する記録手段を有すること
    を特徴とする請求項9の位置決め制御装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段内に記憶された前記移動
    体の速度と位置偏差の少なくとも一方を示す前記サンプ
    リングデータと、前記制御手段の制御特性と制御ゲイン
    を外部に転送する通信手段を有することを特徴とする請
    求項9の位置決め制御装置。
  13. 【請求項13】 前記移動データは前記移動体の位置決
    め時間と位置決め精度の少なくとも一方に関するデータ
    であることを特徴とする請求項1の位置決め装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は先ず前記アクチェータ
    を介して前記移動体を速度重視で移動させ、次に前記ア
    クチェータを介して前記移動体を停止位置精度重視で移
    動させることを特徴とする請求項1の位置決め装置。
  15. 【請求項15】 前記記憶手段は前記移動体の現在位置
    に応じた前記制御手段の制御ゲインを更に記憶し、前記
    制御手段が前記移動体の移動を制御している際、前記制
    御手段は前記移動体の現在位置に応じて前記記憶手段か
    ら記憶されている制御ゲインを読み出して前記移動体の
    移動制御を行うことを特徴とする請求項1の位置決め制
    御装置。
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