JPH08120941A - 構築材の建方方法および装置 - Google Patents

構築材の建方方法および装置

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JPH08120941A
JPH08120941A JP28156194A JP28156194A JPH08120941A JP H08120941 A JPH08120941 A JP H08120941A JP 28156194 A JP28156194 A JP 28156194A JP 28156194 A JP28156194 A JP 28156194A JP H08120941 A JPH08120941 A JP H08120941A
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spot
jack
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constructing
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JP28156194A
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Osamu Yoda
修 依田
Shuichi Ueno
修一 植野
Sumio Fukuda
澄男 福田
Shigeyuki Kojima
茂之 小島
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Tokyu Construction Co Ltd
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Tokyu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的で安全な、構築材の建方方法および装
置を提供する。 【構成】 1は既設の下層鉄骨柱、2は該下層鉄骨柱1
の頭部に接続される上層鉄骨柱である。下層鉄骨柱1の
上部付近の作業床L上には、レーザー光Rを鉛直方向に
発射するレーザー鉛直器3が設置されている。上層鉄骨
柱2の頂部には、ターゲット4が取り付けられている。
ターゲット4は、受光板4aとCCDカメラ等の電子カ
メラ4bにより構成されている。電子カメラ4bは、受
光板4aの基準点PやスポットSを撮影して、これらの
位置情報を得る。画像モニター5は電子カメラ4bによ
り撮影された基準点PやX・Y方向軸やスポットSを映
し出す。油圧ジャッキ6は下層鉄骨柱1の上端部と上層
鉄骨柱2の下端部に各々付設されているエレクションピ
ースに取り付けられている。油圧ジャッキ6は、鉄骨柱
1、2の四側面に付設され、各々手動の油圧ポンプ7に
より操作される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨柱等の構築材の建
方方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、鉄骨構造の建物を構築す
るにあたって、工場にて数層分を1節として加工した鉄
骨柱を、構築現場にてタワークレーン等の建方機械によ
り吊り上げ、その下端部を既設の鉄骨柱の上端部に仮接
続すると共に、数本の柱を建て、上部を梁で仮に接続し
たのち、ブロック毎にその起立姿勢をワイヤー等を用い
て調整して建て入れ直しをしてから本締めや溶接等によ
り接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の建方技術は、接続位置に誘導作業員がいて、建て入
れ調整作業員に手・笛・旗等で合図をしたり、トランシ
ーバー等の無線機を用いて誘導しているため、微妙な調
整誘導が困難で相当の熟練を要するばかりでなく、誘導
に手間取って時間がかかったり、また高所作業を伴うた
めに危険であった。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたもので、その目的とするものは、効率的で安
全な、構築材の建方方法および装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の構築材の建方方
法は、基礎または既設構築材に別の構築材を接続する構
築材の建方方法において、上記別の構築材の接続位置か
ら離れた位置に予めターゲットを付設した状態で該別の
構築材を基礎または既設構築材に仮接続すると共にジャ
ッキを取り付けて、接続位置の付近に設置した発射装置
から基準光線を所定方向に発射せしめ、上記ターゲット
の受光板に映し出された上記基準光線のスポットを電子
的に撮影して位置情報を得、該スポットの位置情報に基
づいて上記ターゲットの基準点が上記スポットに一致す
るように上記ジャッキを操作し、該基準点がスポットに
一致した時、上記別の構築材を接続固定することを特徴
とする。
【0006】上記スポットの位置情報は、画像モニター
に映し出して、該画像モニターを目視しながら表示され
た上記基準点が上記スポットに一致するように上記ジャ
ッキを手動により操作することを特徴とする。また、上
記スポットの位置情報をコンピュータに入力して、該コ
ンピュータにより上記基準点が上記スポットに一致する
ように演算処理せしめ、上記ジャッキの駆動手段を操作
するための指令信号を出力せしめ、上記ジャッキを自動
的に操作することも特徴とする。
【0007】また、本発明の構築材の建方装置は、基礎
または既設構築材に別の構築材を接続する構築材の建方
装置において、両者の接続位置の付近に設置されて基準
光線を所定方向に発射する発射装置と、上記別の構築材
の接続位置から離れた位置に付設されて、上記基準光線
のスポットを映し出すと共にこれを電子的に撮影してそ
の位置情報を得るターゲットと、該スポットの位置情報
に基づいて操作されるジャッキから構成されることを特
徴とする。
【0008】上記建方装置は、上記スポットの位置情報
に基づいて上記基準点と該スポットを表示する画像モニ
ターと、該画像モニターを目視しながら上記ジャッキを
手動で操作する駆動手段と、から構成されることを特徴
とする。また、上記建方装置は、上記スポットの位置情
報を入力して、上記基準点が上記スポットに一致するよ
うに演算処理して上記ジャッキを自動操作するための指
令信号を出力するコンピュータと、該コンピュータから
の指令信号に基づいて上記ジャッキを自動操作する駆動
手段と、から構成されることも特徴とする。
【0009】上記基準光線としては、レーザー光線ある
いはLED光線が好ましい。上記基準点としてはターゲ
ットの中心点が好ましい。該基準点は必ずしもターゲッ
トの受光板に表示しておく必要はなく、少なくとも、上
記画像モニターに表示されるか、あるいはコンピュータ
にその位置情報が入力され得ればよい。また、上記スポ
ットの位置情報は、通常、ターゲットの電子カメラによ
り得られる。さらに、上記構築材としては、鉄骨柱、P
Ca(プレキャスト)鉄筋コンクリート柱、PCa鉄骨
鉄筋コンクリート柱、複数の柱や梁等により地組された
構造体、カーテンウオール等の構築材であってもよい。
さらにまた、上記ジャッキとしては、手動または自動的
に駆動される油圧ジャッキが好ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0011】図1において、1は既設の下層鉄骨柱、2
は該下層鉄骨柱1の頭部に接続される上層鉄骨柱であ
る。該上層鉄骨柱2は基礎に接続してもよい。
【0012】上記下層鉄骨柱1の上部付近の作業床L上
には、レーザー光Rを鉛直方向に発射するレーザー鉛直
器3が設置されている。レーザー光Rを鉛直方向に発射
するためのレーザー鉛直器3の姿勢制御手段としては、
例えば、重錘とユニバーサルジョイントとの組合せによ
る自動鉛直制御や、水準器とその傾斜情報に基づいて作
動するサーボモータとの組合せによる鉛直度補正手段な
ど、従来公知の制御手段のいずれであってもよい。上記
レーザー鉛直器3の下部からも鉛直下方向にレーザー光
R′が発射されていて、これを上記作業床Lに描かれた
測定用墨に一致させておく。
【0013】上記上層鉄骨柱2の頂部には、ターゲット
4が取り付けられている。該ターゲット4は、図2に示
すように、受光板4aとCCDカメラ等の電子カメラ4
bにより構成されている。該受光板4aには、図3に示
すように、基準点(好ましくはターゲット4の中心に位
置する)PとX・Y方向軸が描かれていて、上記レーザ
ー光RのスポットSが電子カメラ4b側にも映るように
なっている。上記電子カメラ4bは、少なくとも上記受
光板4aの基準点PやスポットSを撮影して、これらの
位置情報を得る。
【0014】図1において、5は画像モニターであっ
て、上記電子カメラ4bにより撮影された基準点PやX
・Y方向軸やスポットSを映し出すようになっている。
該画像モニター5としては、いわゆるブラウン管の他に
液晶等の従来公知の電子画像モニターであればいずれで
もよい。
【0015】6は油圧ジャッキであって、図4に示すよ
うに、下層鉄骨柱1の上端部と上層鉄骨柱2の下端部に
各々付設されているエレクションピース1aおよび2a
に取り付けられている。該油圧ジャッキ6は、上記鉄骨
柱1、2の四側面に付設され、各々手動の油圧ポンプ7
により操作される。
【0016】8はジョイントプレートであって、柱エレ
クションボルト8aにより上記エレクションピース1a
および2aに連結するように取り付けられ、鉛直度調整
中は仮止めされ、最終的に本締めして下層鉄骨柱1と上
層鉄骨柱2が接続固定される。
【0017】次に、上記実施例装置による鉄骨柱の建入
れ方法について説明する。図1に示すように、予め頂部
にターゲット4を付設した上層鉄骨柱2の下端部を上記
ジョイントプレート8により下層鉄骨柱1上に仮接続す
ると共に、両エレクションピース1aおよび2aに油圧
ジャッキ6を取り付けた状態(図4参照)で、レーザー
鉛直器3を設置する。該レーザー鉛直器3の設置の位置
は、下部に発射されるレーザー光R′が測定用墨に一致
する位置である。
【0018】レーザー鉛直器3から発射されるレーザー
光Rが上記ターゲット4の受光板4aに照射され、図3
に示すように、該レーザー光RのスポットSが映し出さ
れると、これを電子カメラ4bが撮影して位置情報を
得、電子画像モニター5に表示する。なお、上記ターゲ
ット4は、その受光板4aの基準点Pが上記測定用墨に
対応する位置に付設しておく。
【0019】上記画像モニター5に映し出されたスポッ
トSに基準点Pを近づけるように、作業員が該画像モニ
ター5の画像を見視しながら上記手動の油圧ポンプ7を
操作して、油圧ジャッキ6を伸縮作動せしめる。油圧ジ
ャッキ6の伸縮作動により、上部鉄骨柱2が次第に鉛直
姿勢になるように調整され、上記基準点PがスポットS
に一致して上部鉄骨柱2が正確な鉛直方向に調整された
時に、柱エレクションボルト8aを本締めして上記ジョ
イントプレート8を固定する。
【0020】上記実施例では鉄骨柱の鉛直方向の建方に
ついて説明したが、本発明はこれに限定するものではな
く、プレキャスト鉄筋コンクリート柱、プレキャスト鉄
骨鉄筋コンクリート柱、複数の柱や梁等により地組され
た構造体、カーテンウオール等の構築材であってもよ
く、基礎または既設構築材に対して所定方向に接続する
構築材であれば必ずしも鉛直方向に限定するものではな
く、例えば、斜め方向、水平方向あるいは下方向に接続
するものであってもよい。
【0021】上記実施例では、レーザー鉛直器3を作業
床L上に設置したが、下層鉄骨柱1の上部側方に取り付
けてもよい。この場合、レーザー光Rが鉄骨柱1の例え
ば通り芯に対して一定の距離に位置するように取り付け
る。なお、レーザー光Rの発射方向は構築材の接続方向
に応じて所定の方向に発射されるものであれば、いずれ
でもよい。また、基準光線はレーザー光に限定するもの
ではなく、例えば、LED光等であってもよい。
【0022】上記実施例では油圧ジャッキ6を使用して
いるが、本発明はこれに限定するものではなく、例え
ば、ねじジャッキ等の従来公知のジャッキであればいず
れでもよい。従って、上記油圧ポンプ7も上記ジャッキ
に応じて、手動で操作する手段であればいずれでもよ
い。この場合、ジャッキをモーターにより駆動して手動
ボタン操作するようにしてもよい。
【0023】上記実施例では、電子カメラ4bにより撮
影した位置情報を画像モニター5によ映し出して、これ
を作業員が目視しながら手動により油圧ジャッキ6を操
作するようにしたが、本発明はこれに限定するものでは
なく、上記位置情報をコンピュータ制御によるコンピュ
ータ(図示せず)に入力し、該コンピュータによりター
ゲット4の基準点PがスポットSに一致するように、上
記油圧ジャッキ6の駆動手段である油圧ポンプ7を自動
操作するための指令信号を出力せしめるようにしてもよ
い。
【0024】上記実施例では、角形鋼管柱からなる鉄骨
柱1および2の各側面のエレクションピース1aおよび
2aに油圧ジャッキ6を2基ずつ取付ているが、本発明
はこれに限定するものではなく、例えば、図5(A)に
示すように、角形鋼管柱9の各側面のエレクションピー
ス9aにジャッキ10を1基ずつ設けたり、(B)に示
すように、柱9の相対する2面のエレクションピース9
aにジャッキ10を2基ずつ設けてもよい。また、(C
に示すように、)上記(B)の実施例の2つのエレクシ
ョンピース9aの内、一方にジャッキ10を取付けると
共に、他の2面に専用ピース9bを設けてこれにジャッ
キ10を取付けたり、あるいは(D)に示すように、4
面に専用ピース9bを設けてこれにジャッキ10を取付
けるようにしてもよい。
【0025】図6は、円形鋼管柱11における実施例を
示すもので、(A)は4方向に設けたエレクションピー
ス11aにジャッキ10を取付けたものであり、(B)
は各エレクションピース11aの間に専用ピース11b
を設けて、これにジャッキ10を取付けたものを示す。
【0026】図7は、H形鋼柱12における実施例を示
すもので、各フランジの先端にエレクションピース12
aを設けて、これにジャッキ10を取付けたものであ
る。(B)は(A)を矢視X方向から見た側面図であ
る。なお、12bはジョイントプレートである。
【0027】図8は、H形溶接柱13における実施例を
示すもので、各フランジの片側に専用ピース13aを設
けて、これにジャッキ10を取付けたものである。
(B)は(A)を矢視Y方向から見た側面図である。な
お、13bはジョイントプレートである。
【0028】図9は、別のH形溶接柱14における実施
例を示すもので、(A)は特に建物の側柱用のH形溶接
柱14のフランジの外側先端に専用ピース14aを設け
て、これにジャッキ10を取付けたものであり、(B)
および(C)は特に建物の隅柱用のH形溶接柱14のフ
ランジの外側先端に専用ピース14aを設けて、これに
ジャッキ10を取付けたものである。
【0029】
【発明の効果】
1)ターゲットに照射された基準光線のスポットの位置
情報に基づいて、ターゲットの基準点が該スポットに一
致するようにジャッキを操作するように構成したので、
構築材の建方作業を効率的にかつ安全に行うことができ
る。 2)ターゲットの受光板に映った基準光線のスポットを
該ターゲットに設けたカメラにより撮影するようにした
ので、カメラが安価となるだけでなく、上記スポットを
画像モニターに鮮明かつ高精度に映し出すことができ
る。 3)ターゲットに映しだされたスポットを画像モニター
を見ながら手動操作によりジャッキを操作するので、操
作が簡単で熟練者を要することなく、迅速かつ確実に建
方操作を行うことができる。また、機器費が全体として
安価となるだけでなく、その運搬や設置が容易で、経済
的である。 4)スポットの位置情報をコンピュータにより処理して
ジャッキを自動操作するようにしたので、建方作業を迅
速かつ能率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建方装置の一実施例を示す概要説明図
である。
【図2】ターゲットの一実施例を示す構成図である。
【図3】ターゲットおよびモニターに映し出される基準
点やスポットの説明図である。
【図4】鉛直度調整の一実施例を示す説明図である。
【図5】角形鋼管柱におけるジャッキの取付配置の別の
各実施例を示す説明図である。
【図6】丸形鋼管柱におけるジャッキの取付配置の各実
施例を示す説明図である。
【図7】H形鋼柱におけるジャッキの取付配置の各実施
例を示す説明図である。
【図8】H形溶接柱におけるジャッキの取付配置の各実
施例を示す説明図である。
【図9】建物の辺あるいは隅部のH形溶接柱におけるジ
ャッキの取付配置の各実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 下層鉄骨柱 1a エレクションピース 2 上層鉄骨柱 2a エレクションピース 3 レーザー鉛直器 4 ターゲット 4a 受光器 4b 電子カメラ 5 画像モニター 6 油圧ジャッキ 7 油圧ポンプ 8 ジョイントプレート 8a 柱エレクションボルト 9 角形鋼管柱 9a エレクションピース 9b 専用ピース 10 ジャッキ 11 円形鋼管柱 11a エレクションピース 11b 専用ピース 12 H形鋼柱 12a 専用ピース 12b ジョイントプレート 13 H形溶接柱 13a 専用ピース 13b ジョイントプレート 14 H形溶接柱 14a 専用ピース L 作業床 R レーザー光 R′レーザー光 P 基準点 S スポット
フロントページの続き (72)発明者 小島 茂之 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急建 設株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎または既設構築材に別の構築材を接
    続する構築材の建方方法において、上記別の構築材の接
    続位置から離れた位置に予めターゲットを付設した状態
    で該別の構築材を基礎または既設構築材に仮接続すると
    共にジャッキを取り付けて、接続位置の付近に設置した
    発射装置から基準光線を所定方向に発射せしめ、上記タ
    ーゲットの受光板に映し出された上記基準光線のスポッ
    トを電子的に撮影して位置情報を得、該スポットの位置
    情報に基づいて上記ターゲットの基準点が上記スポット
    に一致するように上記ジャッキを操作し、該基準点がス
    ポットに一致した時、上記別の構築材を接続固定するこ
    とを特徴とする構築材の建方方法。
  2. 【請求項2】 上記スポットの位置情報を画像モニター
    に映し出し、該画像モニターを目視しながら表示された
    上記基準点が上記スポットに一致するように上記ジャッ
    キを手動により操作することを特徴とする請求項1記載
    の構築材の建方方法。
  3. 【請求項3】 上記スポットの位置情報をコンピュータ
    に入力して、該コンピュータにより上記基準点が上記ス
    ポットに一致するように演算処理せしめ、上記ジャッキ
    の駆動手段を自動操作するための指令信号を出力せしめ
    ることを特徴とする請求項1記載の構築材の建方方法。
  4. 【請求項4】 基礎または既設構築材に別の構築材を接
    続する構築材の建方装置において、両者の接続位置の付
    近に設置されて基準光線を所定方向に発射する発射装置
    と、上記別の構築材の接続位置から離れた位置に付設さ
    れて、上記基準光線のスポットを映し出すと共にこれを
    電子的に撮影してその位置情報を得るターゲットと、該
    スポットの位置情報に基づいて操作されるジャッキから
    構成されることを特徴とする構築材の建方装置。
  5. 【請求項5】 上記スポットの位置情報に基づいて上記
    基準点と該スポットを表示する画像モニターと、該画像
    モニターを目視しながら上記ジャッキを手動で操作する
    駆動手段と、から構成されることを特徴とする請求項4
    記載の構築材の建方装置。
  6. 【請求項6】 上記スポットの位置情報を入力して、上
    記基準点が上記スポットに一致するように演算処理して
    上記ジャッキを自動操作するための指令信号を出力する
    コンピュータと、該コンピュータからの指令信号に基づ
    いて上記ジャッキを自動操作する駆動手段と、から構成
    されることを特徴とする請求項4記載の構築材の建方装
    置。
  7. 【請求項7】 上記基準光線がレーザー光線であること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の
    構築材の建方方法および装置。
  8. 【請求項8】 電子カメラにより上記スポットの位置情
    報を得ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6または7記載の構築材の建方方法および装置。
  9. 【請求項9】 上記構築材が鉄骨柱であることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の
    構築材の建方方法および装置。
  10. 【請求項10】 上記構築材がプレキャスト鉄筋コンク
    リート柱であることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7または8記載の構築材の建方方法および
    装置。
  11. 【請求項11】 上記構築材がプレキャスト鉄骨鉄筋コ
    ンクリート柱であることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、7または8記載の構築材の建方方法お
    よび装置。
  12. 【請求項12】 上記ジャッキが油圧ジャッキであるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10または11記載の構築材の建方方法および
    装置。
  13. 【請求項13】 上記ジャッキを柱のエレクションピー
    スあるいは専用ピースに取り付けることを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11
    または12記載の構築材の建方方法および装置。
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