JPH08119388A - ビール注ぎ装置 - Google Patents
ビール注ぎ装置Info
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- JPH08119388A JPH08119388A JP25541394A JP25541394A JPH08119388A JP H08119388 A JPH08119388 A JP H08119388A JP 25541394 A JP25541394 A JP 25541394A JP 25541394 A JP25541394 A JP 25541394A JP H08119388 A JPH08119388 A JP H08119388A
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- Japan
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- beer
- carbon dioxide
- dioxide gas
- foam
- tank
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 適量の泡を容易に生成することができるよう
にする。 【構成】 炭酸ガスボンベ４内の炭酸ガスをビアタンク
３に送り、ビアタンク３内のビールを押出す。押出され
たビールを、ビール注ぎ口１９からグラス２０に注ぐ。
泡出しフィルタ２２を有する泡注ぎ口８に、ビールと炭
酸ガスとを同時に送り、泡出しフィルタ２２で泡を生成
する。この泡をグラス２０に注ぐ。泡出しフィルタ２２
で泡を積極的に作るようにしているので、適量の泡をだ
れでも容易に生成することができる。
にする。 【構成】 炭酸ガスボンベ４内の炭酸ガスをビアタンク
３に送り、ビアタンク３内のビールを押出す。押出され
たビールを、ビール注ぎ口１９からグラス２０に注ぐ。
泡出しフィルタ２２を有する泡注ぎ口８に、ビールと炭
酸ガスとを同時に送り、泡出しフィルタ２２で泡を生成
する。この泡をグラス２０に注ぐ。泡出しフィルタ２２
で泡を積極的に作るようにしているので、適量の泡をだ
れでも容易に生成することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はビール注ぎ装置に係り、
特に適量の泡を容易に生成できるビール注ぎ装置に関す
る。
特に適量の泡を容易に生成できるビール注ぎ装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、グラスにビールを注ぐ装置として
は、設置台上に載置されたビア樽の底部にコックを取付
け、このコックを開放してグラスにビールを注ぐように
した構造のものが知られている。
は、設置台上に載置されたビア樽の底部にコックを取付
け、このコックを開放してグラスにビールを注ぐように
した構造のものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のビール注ぎ
装置においては、特別な泡生成機構を有していないた
め、ビールを適量注いだ後、グラスを上下動させて泡を
生成しなければならず、その作業に熟練を要するととも
に、泡の粒を一定にさせることが容易でなく、またビー
ルの量と泡の量とのバランスに斑が生じ易い等の問題が
ある。
装置においては、特別な泡生成機構を有していないた
め、ビールを適量注いだ後、グラスを上下動させて泡を
生成しなければならず、その作業に熟練を要するととも
に、泡の粒を一定にさせることが容易でなく、またビー
ルの量と泡の量とのバランスに斑が生じ易い等の問題が
ある。
【０００４】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、熟練を要することなく、適量で安定した大きさの粒
を有する泡を容易に生成することができるビール注ぎ装
置を提供することを目的とする。
で、熟練を要することなく、適量で安定した大きさの粒
を有する泡を容易に生成することができるビール注ぎ装
置を提供することを目的とする。
【０００５】本発明の他の目的は、複数のグラスに容易
にビールを注ぐことができるビール注ぎ装置を提供する
にある。
にビールを注ぐことができるビール注ぎ装置を提供する
にある。
【０００６】本発明の他の目的は、ビールの量と泡の量
とのバランスを安定させることができるビール注ぎ装置
を提供するにある。
とのバランスを安定させることができるビール注ぎ装置
を提供するにある。
【０００７】本発明のさらに他の目的は、ビアタンク内
のビールの量が変動しても、安定して泡を生成すること
ができるビール注ぎ装置を提供するにある。
のビールの量が変動しても、安定して泡を生成すること
ができるビール注ぎ装置を提供するにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、ビアタンクと、このビアタンクに炭酸ガスを
供給してビアタンク内を加圧する加圧用炭酸ガス供給管
と、ビアタンクから送出されたビールをビール注ぎ口に
供給するビール供給管と、ビアタンクから送出されたビ
ールを泡出しフィルを有する泡注ぎ口に供給する泡出し
用ビール供給管と、前記泡注ぎ口に炭酸ガスを供給して
泡を生成する泡出し用炭酸ガス供給管とをそれぞれ設け
るようにしたことを特徴とする。
本発明は、ビアタンクと、このビアタンクに炭酸ガスを
供給してビアタンク内を加圧する加圧用炭酸ガス供給管
と、ビアタンクから送出されたビールをビール注ぎ口に
供給するビール供給管と、ビアタンクから送出されたビ
ールを泡出しフィルを有する泡注ぎ口に供給する泡出し
用ビール供給管と、前記泡注ぎ口に炭酸ガスを供給して
泡を生成する泡出し用炭酸ガス供給管とをそれぞれ設け
るようにしたことを特徴とする。
【０００９】本発明はまた、両注ぎ口の下方位置に配設
されて垂直軸回りに間欠回転駆動され、上面に載置され
た複数のグラスを各注ぎ口の直下位置まで順次搬送する
ターンテーブルを設けるようにしたことを特徴とする。
されて垂直軸回りに間欠回転駆動され、上面に載置され
た複数のグラスを各注ぎ口の直下位置まで順次搬送する
ターンテーブルを設けるようにしたことを特徴とする。
【００１０】本発明はまた、各炭酸ガス供給管は、タイ
マおよびこのタイマで制御される開閉弁をそれぞれ設け
るようにしたことを特徴とする。
マおよびこのタイマで制御される開閉弁をそれぞれ設け
るようにしたことを特徴とする。
【００１１】本発明はさらに、泡注ぎ口の泡出し用ビー
ル供給管との接続部近傍位置には、逆止弁が設けるよう
にしたことを特徴とする。
ル供給管との接続部近傍位置には、逆止弁が設けるよう
にしたことを特徴とする。
【００１２】
【作用】本発明においては、加圧用炭酸ガス供給管を介
し炭酸ガスをビアタンク内に供給することにより、ビア
タンクからビールが送出され、送出されたビールは、ビ
ール供給管を介しビール注ぎ口からグラス等に注がれる
前記ビアタンクから送出されたビールはまた、泡出し用
ビール供給管を介し泡注ぎ口に送られ、泡注ぎ口に泡出
し用炭酸ガス供給管を介し送られてくる炭酸ガスととも
に、泡出しフィルタを介し泡としてグラス等に注がれ
る。このため、グラスを上下動させて泡を生成する等の
作業を行なうことなく、適量で安定した大きさの粒を有
する泡を容易に生成することが可能となる。
し炭酸ガスをビアタンク内に供給することにより、ビア
タンクからビールが送出され、送出されたビールは、ビ
ール供給管を介しビール注ぎ口からグラス等に注がれる
前記ビアタンクから送出されたビールはまた、泡出し用
ビール供給管を介し泡注ぎ口に送られ、泡注ぎ口に泡出
し用炭酸ガス供給管を介し送られてくる炭酸ガスととも
に、泡出しフィルタを介し泡としてグラス等に注がれ
る。このため、グラスを上下動させて泡を生成する等の
作業を行なうことなく、適量で安定した大きさの粒を有
する泡を容易に生成することが可能となる。
【００１３】本発明においてはまた、両注ぎ口の下方位
置に配設されたターンテーブルが垂直軸回りに間欠回転
駆動され、ターンテーブル上の複数のグラスが、各注ぎ
口の直下位置まで順次搬送される。このため、複数のグ
ラスに容易にビールを注ぐことが可能となる。
置に配設されたターンテーブルが垂直軸回りに間欠回転
駆動され、ターンテーブル上の複数のグラスが、各注ぎ
口の直下位置まで順次搬送される。このため、複数のグ
ラスに容易にビールを注ぐことが可能となる。
【００１４】本発明においてはまた、各炭酸ガス供給管
にタイマおよびこのタイマで制御される開閉弁がそれぞ
れ設けられている。このため、ビールの量と泡の量との
バランスを常に安定させることが可能となる。
にタイマおよびこのタイマで制御される開閉弁がそれぞ
れ設けられている。このため、ビールの量と泡の量との
バランスを常に安定させることが可能となる。
【００１５】本発明においてはさらに、泡注ぎ口の泡出
し用ビール供給管との接続部近傍位置に逆止弁が設けら
れている。このため、ビアタンク内のビールの量が変動
して泡注ぎ口に送られてくるビールの量が変動しても、
炭酸ガスが泡出し用ビール供給管側に逆流して泡が生成
されないといった不具合がない。
し用ビール供給管との接続部近傍位置に逆止弁が設けら
れている。このため、ビアタンク内のビールの量が変動
して泡注ぎ口に送られてくるビールの量が変動しても、
炭酸ガスが泡出し用ビール供給管側に逆流して泡が生成
されないといった不具合がない。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１７】図１および図２は、本発明に係るビール注
ぎ装置の一例を示すもので、このビール注ぎ装置１は、
機械ボックス２ａと冷却ボックス２ｂとからなる本体ケ
ース２を備えており、この本体ケース２内には、ビアタ
ンク３および炭酸ガスボンベ４が収納できるようになっ
ている。前記炭酸ガスボンベ４の出口部には、図１およ
び図３に示すように、レギュレータ５が設置されてお
り、このレギュレータ５から送出された炭酸ガスは、加
圧用炭酸ガス供給管６を介し前記ビアタンク３に供給さ
れるとともに、泡出し用炭酸ガス供給管７を介し後述す
る泡注ぎ口８に供給されるようになっている。
ぎ装置の一例を示すもので、このビール注ぎ装置１は、
機械ボックス２ａと冷却ボックス２ｂとからなる本体ケ
ース２を備えており、この本体ケース２内には、ビアタ
ンク３および炭酸ガスボンベ４が収納できるようになっ
ている。前記炭酸ガスボンベ４の出口部には、図１およ
び図３に示すように、レギュレータ５が設置されてお
り、このレギュレータ５から送出された炭酸ガスは、加
圧用炭酸ガス供給管６を介し前記ビアタンク３に供給さ
れるとともに、泡出し用炭酸ガス供給管７を介し後述す
る泡注ぎ口８に供給されるようになっている。
【００１８】すなわち、前記レギュレータ５には、図１
および図３に示すように、開閉ハンドル９、加圧力調整
ハンドル１０、および泡出し力調整ハンドル１１がそれ
ぞれ設けられており、前記各調整ハンドル１０，１１に
よる調整結果は、表示計１２，１３にそれぞれ表示され
るようになっている。そして、加圧用調整ハンドル１０
で調整された加圧用の炭酸ガスは、加圧用炭酸ガス供給
管６を介しビアタンク３に送られ、ビアタンク３内のビ
ールは、その圧力でビアタンク３から送出されるように
なっており、また泡出し調整ハンドル１１で調整された
泡出し用の炭酸ガスは、泡出し用炭酸ガス供給管７を介
し泡注ぎ口８に送られ、泡注ぎ口８に送られてビール
は、その圧力で泡となるようになっている。
および図３に示すように、開閉ハンドル９、加圧力調整
ハンドル１０、および泡出し力調整ハンドル１１がそれ
ぞれ設けられており、前記各調整ハンドル１０，１１に
よる調整結果は、表示計１２，１３にそれぞれ表示され
るようになっている。そして、加圧用調整ハンドル１０
で調整された加圧用の炭酸ガスは、加圧用炭酸ガス供給
管６を介しビアタンク３に送られ、ビアタンク３内のビ
ールは、その圧力でビアタンク３から送出されるように
なっており、また泡出し調整ハンドル１１で調整された
泡出し用の炭酸ガスは、泡出し用炭酸ガス供給管７を介
し泡注ぎ口８に送られ、泡注ぎ口８に送られてビール
は、その圧力で泡となるようになっている。
【００１９】前記各炭酸ガス供給管６，７には、図１に
示すように、タイマ１４，１５およびこれら各タイマ１
４，１５で制御される電磁開閉弁１６，１７がそれぞれ
設けられており、各タイマ１４，１５による電磁開閉弁
１６，１７の制御により、ビールの量と泡の量とのバラ
ンスを常に一定にすることができるようになっている。
示すように、タイマ１４，１５およびこれら各タイマ１
４，１５で制御される電磁開閉弁１６，１７がそれぞれ
設けられており、各タイマ１４，１５による電磁開閉弁
１６，１７の制御により、ビールの量と泡の量とのバラ
ンスを常に一定にすることができるようになっている。
【００２０】前記ビアタンク３から送出されたビール
は、図１および図４に示すように、ビール供給管１８を
介しビール注ぎ口１９に送られ、このビール注ぎ口１９
からグラス２０に注がれるようになっており、またビア
タンク３から送出されたビールの一部は、前記ビール供
給管１８の途中から分岐する泡出し用ビール供給管２１
を介し泡注ぎ口８に送られ、泡出しフィルタ２２で泡と
なってグラス２０に注がれるようになっている。前記泡
出しフィルタ２２は、例えば多孔質のセラミックフィル
タで形成され、この泡出しフィルタ２２を加圧されたビ
ールが通過することにより、細かい一定粒子の泡が生成
されるようになっている。前記ビール注ぎ口１９のビー
ル供給管１８との接続部近傍位置には、図１および図４
に示すように、電磁開閉弁２３が設けられており、この
電磁開閉弁２３はグラス２０にビールを注ぐ際の開とな
り、それ以外は閉制御されるようになっている。
は、図１および図４に示すように、ビール供給管１８を
介しビール注ぎ口１９に送られ、このビール注ぎ口１９
からグラス２０に注がれるようになっており、またビア
タンク３から送出されたビールの一部は、前記ビール供
給管１８の途中から分岐する泡出し用ビール供給管２１
を介し泡注ぎ口８に送られ、泡出しフィルタ２２で泡と
なってグラス２０に注がれるようになっている。前記泡
出しフィルタ２２は、例えば多孔質のセラミックフィル
タで形成され、この泡出しフィルタ２２を加圧されたビ
ールが通過することにより、細かい一定粒子の泡が生成
されるようになっている。前記ビール注ぎ口１９のビー
ル供給管１８との接続部近傍位置には、図１および図４
に示すように、電磁開閉弁２３が設けられており、この
電磁開閉弁２３はグラス２０にビールを注ぐ際の開とな
り、それ以外は閉制御されるようになっている。
【００２１】また、前記泡注ぎ口８の泡出し用ビール供
給管２１との接続部近傍位置には、図１、図４および図
５に示すように、逆止弁２４が設けられており、この逆
止弁２４は、泡注ぎ口８まで送られてきたビールが、圧
力変動等で泡出し用ビール供給管２１側に逆流するのを
防止している。
給管２１との接続部近傍位置には、図１、図４および図
５に示すように、逆止弁２４が設けられており、この逆
止弁２４は、泡注ぎ口８まで送られてきたビールが、圧
力変動等で泡出し用ビール供給管２１側に逆流するのを
防止している。
【００２２】前記両注ぎ口１９，８は、図２に示すよう
に、冷却ボックス２ｂの前面側に下向きで並設されてお
り、その下方位置には、上面に複数のグラス２０を載置
可能なターンテーブル２５が配設されている。そして、
このターンテーブル２５は、図示しないモータにより垂
直軸回りに間欠回転駆動され、各位置のグラス２０を、
両注ぎ口１９，８の直下位置まで順次搬送できるように
なっている。前記冷却ボックス２ｂ前面の両注ぎ口１
９，８上方位置には、図２に示すようにビール用駆動ス
イッチ２６および泡用起動スイッチ２７がそれぞれ配設
されており、これら各起動スイッチ２６，２７の起動に
より、ビールおよび泡の注ぎが開始されるようになって
いる。
に、冷却ボックス２ｂの前面側に下向きで並設されてお
り、その下方位置には、上面に複数のグラス２０を載置
可能なターンテーブル２５が配設されている。そして、
このターンテーブル２５は、図示しないモータにより垂
直軸回りに間欠回転駆動され、各位置のグラス２０を、
両注ぎ口１９，８の直下位置まで順次搬送できるように
なっている。前記冷却ボックス２ｂ前面の両注ぎ口１
９，８上方位置には、図２に示すようにビール用駆動ス
イッチ２６および泡用起動スイッチ２７がそれぞれ配設
されており、これら各起動スイッチ２６，２７の起動に
より、ビールおよび泡の注ぎが開始されるようになって
いる。
【００２３】すなわち、ビール用起動スイッチ２６は、
その起動により、タイマ１４を起動して所定時間だけ電
磁開閉弁１６を開にするとともに、電磁開閉弁１６と同
一時間だけ電磁開閉弁２３を開にするようになってお
り、これにより所定量のビールがグラス２０に注がれる
ようになっている。
その起動により、タイマ１４を起動して所定時間だけ電
磁開閉弁１６を開にするとともに、電磁開閉弁１６と同
一時間だけ電磁開閉弁２３を開にするようになってお
り、これにより所定量のビールがグラス２０に注がれる
ようになっている。
【００２４】また、泡用起動スイッチ２７は、その起動
により、タイマ１４，１５を起動して所定時間だけ電磁
開閉弁１６，１７を開にするようになっており、これに
より所定量のビールおよび炭酸ガスが泡注ぎ口８に供給
されて、所定量の泡がグラス２０に注がれるようになっ
ている。
により、タイマ１４，１５を起動して所定時間だけ電磁
開閉弁１６，１７を開にするようになっており、これに
より所定量のビールおよび炭酸ガスが泡注ぎ口８に供給
されて、所定量の泡がグラス２０に注がれるようになっ
ている。
【００２５】次に、本実施例の作用について説明する。
【００２６】使用に際しては、まずビール用起動スイッ
チ２６をＯＮする。すると、ビール注ぎ口１９の電磁開
閉弁２３が開となるとともに、タイマ１４の起動により
電磁開閉弁１６が開となる。このため、炭酸ガスボンベ
４内の炭酸ガスが加圧用炭酸ガス供給管６を介してビア
タンク３に送られる。炭酸ガスがビアタンク３内に供給
されると、ビアタンク３内の圧力が高くなり、ビアタン
ク３内のビールは、その圧力によりビール供給管１８を
介してビール注ぎ口１９に送られ、グラス２０に注がれ
る。
チ２６をＯＮする。すると、ビール注ぎ口１９の電磁開
閉弁２３が開となるとともに、タイマ１４の起動により
電磁開閉弁１６が開となる。このため、炭酸ガスボンベ
４内の炭酸ガスが加圧用炭酸ガス供給管６を介してビア
タンク３に送られる。炭酸ガスがビアタンク３内に供給
されると、ビアタンク３内の圧力が高くなり、ビアタン
ク３内のビールは、その圧力によりビール供給管１８を
介してビール注ぎ口１９に送られ、グラス２０に注がれ
る。
【００２７】グラス２０に７分目程度までビールが注が
れると、タイマ１４の作動により電磁開閉弁１６が閉と
なるとともに、電磁開閉弁２３が閉となり、グラス２０
へのビールの注ぎが停止する。
れると、タイマ１４の作動により電磁開閉弁１６が閉と
なるとともに、電磁開閉弁２３が閉となり、グラス２０
へのビールの注ぎが停止する。
【００２８】この状態で、泡用起動スイッチ２７をＯＮ
すると、タイマ１４，１５の起動により電磁開閉弁１
６，１７が開となり、泡注ぎ口８に、所定量のビールお
よび炭酸ガスが同時に供給されることになる。このた
め、ビールは、泡出しフィルタ２２に強制的に送り込ま
れ、これにより泡が生成される。生成された泡はグラス
２０に注がれる。所定量の泡がグラス２０に注がれる
と、タイマ１４，１５の作動により電磁開閉弁１６，１
７が閉となり、グラス２０への泡の注ぎが停止する。
すると、タイマ１４，１５の起動により電磁開閉弁１
６，１７が開となり、泡注ぎ口８に、所定量のビールお
よび炭酸ガスが同時に供給されることになる。このた
め、ビールは、泡出しフィルタ２２に強制的に送り込ま
れ、これにより泡が生成される。生成された泡はグラス
２０に注がれる。所定量の泡がグラス２０に注がれる
と、タイマ１４，１５の作動により電磁開閉弁１６，１
７が閉となり、グラス２０への泡の注ぎが停止する。
【００２９】しかして、泡出しフィルタ２２を有する泡
注ぎ口８にビールおよび炭酸ガスを同時に供給し、泡を
積極的に生成するようにしているので、熟練を要するこ
となく、適量で安定した大きさの粒を有する泡を容易に
生成することができる。また泡の粒の大きさは、泡出し
フィルタ２２の気孔率や炭酸ガスの圧力等を変化させる
ことにより容易に調整することができる。
注ぎ口８にビールおよび炭酸ガスを同時に供給し、泡を
積極的に生成するようにしているので、熟練を要するこ
となく、適量で安定した大きさの粒を有する泡を容易に
生成することができる。また泡の粒の大きさは、泡出し
フィルタ２２の気孔率や炭酸ガスの圧力等を変化させる
ことにより容易に調整することができる。
【００３０】なお、前記実施例においては、ターンテー
ブル２５上のグラス２０に、ビールと泡とを順次注ぐよ
うにする場合について説明したが、複数のグラス２０の
すべてにまずビールを注ぎ、その後各グラス２０に泡を
注ぐようにしてもよく、またグラス２０の数だけ各注ぎ
口８，１９を用意し同時に注ぐようにしてもよい。そし
てこのようにすることにより、時間差で泡が消えるのを
防止することができる。
ブル２５上のグラス２０に、ビールと泡とを順次注ぐよ
うにする場合について説明したが、複数のグラス２０の
すべてにまずビールを注ぎ、その後各グラス２０に泡を
注ぐようにしてもよく、またグラス２０の数だけ各注ぎ
口８，１９を用意し同時に注ぐようにしてもよい。そし
てこのようにすることにより、時間差で泡が消えるのを
防止することができる。
【００３１】また、前記実施例においては、ビール用起
動スイッチ２６と泡用起動スイッチ２７とを設ける場合
について説明したが、１つの起動スイッチでビールの注
ぎから泡の注ぎまでを制御できるようにしてもよい。ま
た、ターンテーブル２５は必要に応じ省略するようにし
てもよい。
動スイッチ２６と泡用起動スイッチ２７とを設ける場合
について説明したが、１つの起動スイッチでビールの注
ぎから泡の注ぎまでを制御できるようにしてもよい。ま
た、ターンテーブル２５は必要に応じ省略するようにし
てもよい。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ビアタン
ク内に炭酸ガスを供給してビール注ぎ口からビールを注
ぐとともに、ビールおよび炭酸ガスを泡注ぎ口に供給
し、泡出しフィルタを介し泡を生成して注ぐようにして
いるので、熟練を要することなく適量で安定した大きさ
の粒を有する泡を容易に生成することができる。
ク内に炭酸ガスを供給してビール注ぎ口からビールを注
ぐとともに、ビールおよび炭酸ガスを泡注ぎ口に供給
し、泡出しフィルタを介し泡を生成して注ぐようにして
いるので、熟練を要することなく適量で安定した大きさ
の粒を有する泡を容易に生成することができる。
【００３３】本発明はまた、両注ぎ口の下方位置に配設
されたタイプを垂直軸回りに間欠回転駆動し、ターンテ
ーブル上の複数のグラスが、各注ぎ口の直下位置まで順
次搬送されるようにしているので、複数のグラスに容易
にビールを注ぐことができ、また定量の泡が得られる。
されたタイプを垂直軸回りに間欠回転駆動し、ターンテ
ーブル上の複数のグラスが、各注ぎ口の直下位置まで順
次搬送されるようにしているので、複数のグラスに容易
にビールを注ぐことができ、また定量の泡が得られる。
【００３４】本発明はまた、各炭酸ガス供給管に、タイ
マおよびこのタイマで制御される開閉弁をそれぞれ設け
るようにしているので、ビールの量と泡の量とのバラン
スを常に安定させることができる。
マおよびこのタイマで制御される開閉弁をそれぞれ設け
るようにしているので、ビールの量と泡の量とのバラン
スを常に安定させることができる。
【００３５】本発明はさらに、泡注ぎ口の泡出し用ビー
ル供給管との接続部近傍位置に逆止弁を設けるようにし
ているので、ビアタンク内のビールの量が変動して泡注
ぎ口に送られてくる量が変動したとしても、炭酸ガスが
泡出し用ビール供給管側に逆流して泡が生成されないと
いった不具合がなく、安定して泡を生成することができ
る。
ル供給管との接続部近傍位置に逆止弁を設けるようにし
ているので、ビアタンク内のビールの量が変動して泡注
ぎ口に送られてくる量が変動したとしても、炭酸ガスが
泡出し用ビール供給管側に逆流して泡が生成されないと
いった不具合がなく、安定して泡を生成することができ
る。
【図１】本発明の一実施例に掛かるビール注ぎ装置を示
す全体構成図である。
す全体構成図である。
【図２】図１の装置の外観構成図である。
【図３】レギュレータ部分の構成図である。
【図４】ビール注ぎ口および泡注ぎ口部分の構成図であ
る。
る。
【図５】泡注ぎ口部分の構成図である。
１ ビール注ぎ装置 ２ 本体ケース ３ ビアタンク ４ 炭酸ガスボンベ ５ レギュレータ ６ 加圧用炭酸ガス供給管 ７ 泡出し用炭酸ガス供給管 ８ 泡注ぎ口 １４，１５ タイマ １６，１７，２３ 電磁開閉弁 １８ ビール供給管 １９ ビール注ぎ口 ２０ グラス ２１ 泡出し用ビール供給管 ２２ 泡出しフィルタ ２４ 逆止弁 ２５ ターンテーブル ２６ ビール用起動スイッチ ２７ 泡用起動スイッチ
Claims (4)
- 【請求項１】ビアタンクと、このビアタンクに炭酸ガス
を供給してビアタンク内を加圧する加圧用炭酸ガス供給
管と、ビアタンクから送出されたビールをビール注ぎ口
に供給するビール供給管と、ビアタンクから送出された
ビールを泡出しフィルを有する泡注ぎ口に供給する泡出
し用ビール供給管と、前記泡注ぎ口に炭酸ガスを供給し
て泡を生成する泡出し用炭酸ガス供給管とを具備するこ
とを特徴とするビール注ぎ装置。 - 【請求項２】両注ぎ口の下方位置に配設されて垂直軸回
りに間欠回転駆動され、上面に載置された複数のグラス
を各注ぎ口の直下位置まで順次搬送するターンテーブル
を備えていることを特徴とする請求項１記載のビール注
ぎ装置。 - 【請求項３】各炭酸ガス供給管は、タイマおよびこのタ
イマで制御される開閉弁をそれぞれ有していることを特
徴とする請求項１または２記載のビール注ぎ装置。 - 【請求項４】泡注ぎ口の泡出し用ビール供給管との接続
部近傍位置には、逆止弁が設けられていることを特徴と
する請求項１、２または３記載のビール注ぎ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25541394A JPH08119388A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ビール注ぎ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25541394A JPH08119388A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ビール注ぎ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08119388A true JPH08119388A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17278424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25541394A Pending JPH08119388A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ビール注ぎ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08119388A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101362598B1 (ko) * | 2012-05-09 | 2014-02-12 | 정인 | 용기바닥면에 차폐장치를 구비한 음료공급시스템 |
| CN106687015A (zh) * | 2014-09-26 | 2017-05-17 | 安海斯-布希英博股份有限公司 | 分配具有可变压力的饮料的方法 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25541394A patent/JPH08119388A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101362598B1 (ko) * | 2012-05-09 | 2014-02-12 | 정인 | 용기바닥면에 차폐장치를 구비한 음료공급시스템 |
| CN106687015A (zh) * | 2014-09-26 | 2017-05-17 | 安海斯-布希英博股份有限公司 | 分配具有可变压力的饮料的方法 |
| US10597278B2 (en) * | 2014-09-26 | 2020-03-24 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Method of dispensing a beverage with variable pressure |
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