JPH08119030A - 車両用灯具取付部構造 - Google Patents

車両用灯具取付部構造

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JPH08119030A
JPH08119030A JP25651894A JP25651894A JPH08119030A JP H08119030 A JPH08119030 A JP H08119030A JP 25651894 A JP25651894 A JP 25651894A JP 25651894 A JP25651894 A JP 25651894A JP H08119030 A JPH08119030 A JP H08119030A
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Yuji Matsumoto
祐次 松本
Shoichi Kishikawa
祥一 岸川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントフェンダーとフィニッシャとの間の
間隙の発生を防止する車両用灯具取付部構造を提供す
る。 【構成】 車体に取り付けられるヘッドランプ11,1
2に、フィニッシャ14が取り付けられ、該フィニッシ
ャ14にクリアランスランプ13が取り付けられ、該ク
リアランスランプ13がフロントフェンダー28の近傍
に位置している車両用灯具取付部構造において、前記フ
ィニッシャ14の前記フロントフェンダー28側の端部
に係止部としての挿入スリット14fを形成し、該挿入
スリット14fに係止する被係止部としての挿入片28
aを前記フロントフェンダー28に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両に設けられた灯
具の取付部の構造、特に、フィニッシャが設けられた取
付部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものとしては、例えば図
9及び図10に示すようなものがある。図9中符号1,
2はそれぞれヘッドランプ、3はクリアランスランプ
(車幅灯)で、これらの周囲にはフィニッシャ4が配設
されて車体に取り付けられている。
【0003】すなわち、図10に示すように、ヘッドラ
ンプ1,2には、フィニッシャ4が図示していないがネ
ジ止め等により取り付けられ、このフィニッシャ4にク
リアランスランプ3が取り付けられ、そして、このヘッ
ドランプ1,2が、車体のラジコアサイド5及びフェン
ダーブラケット6に取り付けられたヘッドランプブラケ
ット7に固定されている。図中符号8はフロントフェン
ダーである。
【0004】なお、この種の類似技術としては、例えば
実開昭62ー65346号公報や日産自動車株式会社平
成5年6月発行の「新型車解説書(Y32−2) NI
SSAN セドリック・グロリア Y32型系車(追補版
I)」のF−4頁に記載されたようなものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、フロントフェンダー8とフ
ィニッシャ4との間には結合部がないため、両者の間に
隙間C1が発生し易かった。
【0006】また、フィニッシャ4の経時的な変化によ
り、クリアランスランプ3とフィニッシャ4との間に間
隙C2が発生して風切り音の発生や外観品質の悪化等の
虞がある。このため、現状では、この対策として、フィ
ニッシャ4とクリアランスランプ3との間に、パッキン
9を入れている。
【0007】そこで、この発明の第1の目的は、フロン
トフェンダーとフィニッシャとの間の間隙の発生を防止
する車両用灯具取付部構造を提供することにある。
【0008】また、第2の目的は、クリアランスランプ
とフィニッシャとの間の間隙の発生を防止することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題に着目してな
されたもので、請求項1に記載された発明は、車体に取
り付けられるヘッドランプに、フィニッシャが取り付け
られ、該フィニッシャに他のランプが取り付けられ、該
他のランプがフロントフェンダーの近傍に位置している
車両用灯具取付部構造において、前記フィニッシャの前
記フロントフェンダー側の端部に係止部を形成し、該係
止部に係止する被係止部を前記フロントフェンダーに形
成した車両用灯具取付部構造としたことを特徴としてい
る。
【0010】請求項2に記載された発明は、前記他のラ
ンプに弾性片を設け、該弾性片を前記フロントフェンダ
ーに当接させた状態で、該弾性片の付勢力が、該他のラ
ンプをフィニッシャに押圧する方向に作用するように設
定したことを特徴としている。
【0011】請求項3に記載された発明は、前記係止部
と被係止部との係止により車幅方向の位置決めをし、前
記弾性体とフロントフェンダーの当接により車両前後方
向の位置決めをしたことを特徴としている。
【0012】
【作 用】請求項1に記載された発明によれば、フィニ
ッシャのフロントフェンダー側の端部の係止部に、フロ
ントフェンダーに形成された被係止部を係止することに
より、両者を連結することができるため、従来のような
フィニッシャとフロントフェンダーとの間の間隙の発生
を防止できる。
【0013】請求項2に記載された発明によれば、他の
ランプに設けた弾性片の付勢力で、この他のランプをフ
ィニッシャに押圧することにより、この他のランプとフ
ィニッシャとの間隙の発生を防止できる。
【0014】請求項3に記載された発明によれば、他の
ランプが車体の側方まで回り込んでいるような構造のも
のにあっては、車幅方向のみでなく、車両前後方向の位
置決めも必要となるが、係止部と被係止部との係止によ
り車幅方向の位置決めができ、弾性体とフロントフェン
ダーの当接により車両前後方向の位置決めができるた
め、フィニッシャと車体との位置関係が適切に保たれる
こととなる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0016】図1乃至図8は、この発明の一実施例を示
すものである。
【0017】まず構成を説明すると、図1中符号11,
12はそれぞれヘッドランプ、13は「他のランプ」と
してのクリアランスランプ(車幅灯)で、これらの周囲
にはフィニッシャ14が配設されて車体に取り付けられ
ている。
【0018】詳しくは、ヘッドランプ11,12は、図
1に示すように、一体となったハウジング11a,12
aにレンズ11b,12bが装着され、この内部にリフ
レクタ11c,12c及びバルブ11d,12dが配設
されている。そして、これらヘッドランプ11,12が
図3及び図4に示すように車体に取り付けられている。
図3及び図4中符号16はラジコアアッパ、符号17は
ラジコアサイドであり、そのラジコアアッパ16に、図
4に示すように、ハウジング12a上部に形成されたフ
ック12eがボルト18,ナット19により固定され、
ハウジング12aの下部12fがボルト20・ナット2
1によりラジコアサイド17に固定されている。また、
図3に示すように、ハウジング11aの下部11eも、
ラジコアサイド17にボルト22・ナット23により固
定されている。
【0019】そして、これらヘッドランプ11,12
に、フィニッシャ14が取り付けられている。このフィ
ニッシャ14は、図1及び図2に示すように、ヘッドラ
ンプ11,12が臨むヘッドランプ開口14a,14
b、クリアランスランプ13が臨むクリアランスランプ
開口14cが形成されている。そして、図5に示すよう
に、フィニッシャ14の上縁部14dがビス24によ
り、ヘッドランプ11のハウジング11aに取り付けら
れ、下縁部14eが挟持バネ25により挟持されて取り
付けられている。フィニッシャ14の他の部分も適宜、
ヘッドランプ11,12に取り付けられている。
【0020】また、クリアランスランプ13は、図1に
示すように、ハウジング12aにレンズ13bが取り付
けられると共に、バルブ13cが取り付けられている。
そして、図6に示すように、ハウジング13aに設けら
れた取付片13eがビス26により、フィニッシャ14
に取り付けられている。図6には、取付位置を2箇所示
しているが、実際は計4箇所において取り付けられてい
る。
【0021】さらに、前記フィニッシャ14には、図1
及び図7に示すように、フロントフェンダー28側の端
縁部に、「係止部」としての車両前後方向に延びる挿入
スリット14fが形成される一方、フロントフェンダー
28には、その挿入スリット14fに挿入係止される
「被係止部」としての挿入片28aが形成されている。
この挿入係止状態で、車幅方向の位置決めがなされるよ
うに設定されている。
【0022】さらにまた、クリアランスランプ13の下
部側には、図8に示すように、弾性片30がビス31に
より取り付けられ、この弾性片30の先端部30aがフ
ロントフェンダー28に係止されている。この係止状態
で、車両前後方向及び車幅方向の位置決めがなされ、
又、弾性変形した弾性片30からの反力により、クリア
ランスランプ13が矢印F方向に付勢されて、フィニッ
シャ14の押圧されるように設定されている。
【0023】なお、図7中符号32はフロントフェンダ
ー28との間をシールするシールラバーである。
【0024】かかる構造によれば、フィニッシャ14の
挿入スリット14fにフロントフェンダー28の挿入片
28aが挿入係止されて連結されているため、従来のよ
うに、フィニッシャ14とフロントフェンダー28との
間に不用意に隙間が発生するようなことがない。従っ
て、従来のパッキン9を廃止することも可能である。
【0025】また、弾性片30の付勢力により、クリア
ランスランプ13がフィニッシャ14に押し付けられて
いるため、フィニッシャ14が経時変化したとしても、
クリアランスランプ13とフィニッシャ14との間の間
隙の発生を防止することができる。
【0026】さらに、クリアランスランプ13は車体の
サイド側への回り込み量が大きいため、車幅方向のみで
なく、車両前後方向の位置決めも必要となるが、上述の
ように、フィニッシャ14の挿入スリット14fとフロ
ントフェンダー28の挿入片28aとの係止により車幅
方向の位置決めが、又、弾性片30とフロントフェンダ
ー28との係止により車両前後方向の位置決めができる
ため、フィニッシャ14と車体との位置関係が適切に保
たれることとなる。
【0027】なお、上記実施例では、「他のランプ」と
してクリアランスランプ13を適用したが、これに限ら
ず、ターンシグナルランプ等でも良いことは勿論であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載された発明によれば、フィニッシャのフロントフェン
ダー側の端部の係止部に、フロントフェンダーに形成さ
れた被係止部を係止することにより、両者を連結するこ
とができるため、従来のようなフィニッシャとフロント
フェンダーとの間の間隙の発生を防止できる。
【0029】請求項2に記載された発明によれば、クリ
アランスランプに設けた弾性片の付勢力で、このクリア
ランスランプをフィニッシャに押圧することにより、こ
のクリアランスランプとフィニッシャとの間隙の発生を
防止できる。
【0030】請求項3に記載された発明によれば、クリ
アランスランプが車体の側方まで回り込んでいるような
構造のものにあっては、車幅方向のみでなく、車両前後
方向の位置決めも必要となるが、係止部と被係止部との
係止により車幅方向の位置決めができ、弾性体とフロン
トフェンダーの当接により車両前後方向の位置決めがで
きるため、フィニッシャと車体との位置関係を適切に保
つことができる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図2のA−A線に沿
う断面図である。
【図2】同一実施例を示すヘッドランプ等の正面図であ
る。
【図3】同一実施例を示す図2のB−B線に沿う断面図
である。
【図4】同一実施例を示す図2のC−C線に沿う断面図
である。
【図5】同一実施例を示す図2のD−D線に沿う断面図
である。
【図6】同一実施例を示す図2のE−E線に沿う断面図
である。
【図7】同一実施例を示す図1のF部拡大図である。
【図8】同一実施例を示す図2のG−G線に沿う断面図
である。
【図9】車体の一部を示す斜視図である。
【図10】従来例を示す水平方向に沿う断面図である。
【符号の説明】
11,12 ヘッドランプ 13 クリアランスランプ(他のランプ) 14 フィニッシャ 14f 挿入スリット(係止部) 16 ラジコアアッパー(車体) 17 ラジコアサイド(車体) 28 フロントフェンダー 28a 挿入片(被係止部) 30 弾性片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に取り付けられるヘッドランプに、
    フィニッシャが取り付けられ、該フィニッシャに他のラ
    ンプが取り付けられ、該他のランプがフロントフェンダ
    ーの近傍に位置している車両用灯具取付部構造におい
    て、 前記フィニッシャの前記フロントフェンダー側の端部に
    係止部を形成し、該係止部に係止する被係止部を前記フ
    ロントフェンダーに形成したことを特徴とする車両用灯
    具取付部構造。
  2. 【請求項2】 前記他のランプに弾性片を設け、該弾性
    片を前記フロントフェンダーに当接させた状態で、該弾
    性片の付勢力が、該他のランプをフィニッシャに押圧す
    る方向に作用するように設定したことを特徴とする請求
    項1記載の車両用灯具取付部構造。
  3. 【請求項3】 前記係止部と被係止部との係止により車
    幅方向の位置決めをし、前記弾性体とフロントフェンダ
    ーの当接により車両前後方向の位置決めをしたことを特
    徴とする請求項2記載の車両用灯具取付部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2007160787A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Mitsubishi Motors Corp 樹脂部品成型装置、樹脂部品の成型方法

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US6997586B2 (en) 2003-09-01 2006-02-14 Hyundai Motor Company Structure for maintaining clearance between headlamp and fender of vehicle
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