JPH0811888A - ベースカップ及びその製造方法とベースカップ付きボトル容器 - Google Patents

ベースカップ及びその製造方法とベースカップ付きボトル容器

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JPH0811888A
JPH0811888A JP14508394A JP14508394A JPH0811888A JP H0811888 A JPH0811888 A JP H0811888A JP 14508394 A JP14508394 A JP 14508394A JP 14508394 A JP14508394 A JP 14508394A JP H0811888 A JPH0811888 A JP H0811888A
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base cup
bottle body
base
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bottle
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Toshiyuki Yokoyama
敏之 横山
Shinsaku Nakazato
槇作 中里
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D23/00Details of bottles or jars not otherwise provided for
    • B65D23/001Supporting means fixed to the container
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベースカップもPET製にして、ベースカッ
プ付きボトル容器の再生利用を容易にする。 【構成】 ベースカップ30はポリエチレンテレフタレ
ート製のシートを雌型を用いて熱成形することにより延
伸して製造する。ベースカップ30は有底筒状をなし、
底部31と周壁部40を備える。底部31の接地面部3
3と凹球面部36は、接地面部33に対してほぼ直角に
起立する起立壁部37によって接続される。起立壁部3
7には凹部37aと凸部37bとを周方向交互に設け
る。周壁部40の上部に凹部41aと凸部41bを周方
向交互に設ける。凸部41bの内側は液入口42とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボトル本体の半球殻状
の底部に取り付けられるベースカップ及びその製造方法
と、該ベースカップ付きのボトル容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート(以下、P
ETと略称する)製のボトル容器には、ボトル本体の底
部を半球殻状にして耐圧性を向上させたものがある。こ
のボトル本体には底部が半球殻状をなすがゆえに自立性
がないので、ボトル本体の底部に有底筒状をなすベース
カップを接合することによって、ボトル本体に自立性を
付与している。
【0003】特公平5−36310号公報にも、従来の
この種のボトル容器が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のボトル容器にあっては、ボトル本体がPET製であ
るのに対して、ベースカップはポリエチレン(以下、P
Eと略称する)製であった。そのため、ボトル容器を溶
解して資源の再利用をする場合には、溶解前に両者を分
離する必要があるが、これは現実問題として極めて困難
であった。
【0005】又、PE製のベースカップは射出成形で製
造しているが、射出成形法の場合には薄肉化に限度があ
り、そのため重量が重くなるという欠点があった。ここ
で、ベースカップもPET製であれば、ボトル本体とベ
ースカップを分離することなく一緒に溶解して再利用す
ることができるので便利である。しかしながら、PET
を射出成形してベースカップを製造しても、使用に耐え
られる強度を得ることができなかった。
【0006】本発明はこのような従来の技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、軽量ながら強度も十分にあ
り、再生利用が容易なベースカップ及びその製造方法と
該ベースカップ付きのボトル容器を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。 〈本発明の要旨〉本発明は、底部と周壁部とを備えて有
底筒状をなし、ボトル本体の半球殻状に突出した底部に
取り付けられてボトル本体の脚体となるベースカップに
おいて、ポリエチレンテレフタレート製のシートを熱成
形により延伸して形成されたことを特徴とするベースカ
ップである(請求項1に対応)。
【0008】又、本発明は、前記ベースカップにおい
て、ヒートセット処理が施されていることを特徴とする
ベースカップである(請求項2に対応) 又、本発明は、前記ベースカップにおいて、ベースカッ
プの底部に、前記ボトル本体の半球殻状の底部に当接す
る凹球面部と、この凹球面部の外側を取り囲む接地部と
を備え、凹球面部の外縁と接地部の内縁とが、接地部に
対してほぼ直角に起立する環状の起立壁部によって接続
されていることを特徴とするベースカップである(請求
項3に対応)。
【0009】又、本発明は、前記ベースカップにおい
て、前記起立壁部には、径方向に凹凸する凹部と凸部が
周方向に交互に形成されていることを特徴とするベース
カップである(請求項4に対応)。ここで、凹部及び凸
部の断面形状は四角形でもよいし、円弧形でもよいし、
三角形でもよい。
【0010】又、本発明は、上記いずれかのベースカッ
プにおいて、ベースカップの周壁部の上部には、ボトル
本体に取り付けたときにボトル本体の上方から落下供給
される液体をボトル本体の底部表面に沿ってベースカッ
プ内に導く液入口が設けられ、ベースカップの底部に
は、ベースカップ内に侵入した液体を排出する排出口が
設けられていることを特徴とするベースカップである
(請求項5に対応)。
【0011】又、本発明は、上記ベースカップにおい
て、ベースカップの周壁部の上縁部に、径方向に凹凸す
る凹部と凸部が周方向に交互に形成されていて、この凸
部の上縁が前記液入口となっていることを特徴とするベ
ースカップである(請求項6に対応)。ここで、凹部及
び凸部の断面形状は四角形でもよいし、円弧形でもよい
し、三角形でもよい。
【0012】尚、ベースカップの周壁部の上部に孔を開
けて、この孔を液入口としても構わない。
【0013】又、本発明は、成形すべき有底筒状のベー
スカップの外形とほぼ同形状同寸法の成形面を有する雌
型と、この雌型内に侵入可能なプラグとを用い、加熱軟
化したポリエチレンテレフタレート製のシートを前記プ
ラグで前記雌型内に押入し、前記シートを雌型の成形面
に密接させて所望形状のベースカップに成形するベース
カップの製造方法において、加熱軟化したシートを雌型
で突き出して延伸せしめる工程を備えたことを特徴とす
るベースカップの製造方法である(請求項7に対応)。
【0014】ここで、シートを雌型で突き出すとは、あ
くまでシートと雌型との相対的な動きによるものであ
り、実際に雌型を移動させる場合のみならず、雌型を固
定したままシートを移動させる場合も含むものである。
【0015】シートを雌型で突き出すタイミングは、プ
ラグによりシートを延伸する前であっても後であって
も、あるいは同時であっても構わない。
【0016】更に、本発明は、半球殻状に突出した底部
を有するポリエチレンテレフタレート製のボトル本体
と、このボトル本体の底部に取り付けられた前記いずれ
かのベースカップとを備えたことを特徴とするボトル容
器である(請求項8に対応)。
【0017】〈本発明の利用可能性〉本発明は、ジュー
スや炭酸飲料等の液体食品を収容する容器の分野に利用
可能である。
【0018】
【作用】
〈本発明の作用〉ベースカップをボトル本体と同じ材質
のポリエチレンテレフタレート製にしたことにより、ボ
トル容器の再生利用が容易になる。
【0019】ヒートセットを施すと、ベースカップの耐
熱性が向上し、加熱滅菌処理や結露防止加温処理を行う
場合に都合がよい。ベースカップの起立壁部を接地部に
対してほぼ直角に起立させると、起立壁部の座屈に対す
る強度を高めることができる。
【0020】起立壁部に凹部と凸部を設けると、起立壁
部の座屈に対する強度を更に高めることができる。ベー
スカップに液入口と排出口を設けると、加熱滅菌処理や
結露防止加温処理を行う場合に、熱湯等をボトル本体の
底部に導き入れた後に排出することができ、ボトル本体
の底部を確実に加熱あるいは加温することができる。
【0021】ベースカップを熱成形法で製造するにあた
って、加熱軟化したPETシートを雌型で突き出して延
伸せしめる工程を備えると、延伸倍率の向上及び適正な
密度上昇を得ることができ、ベースカップの強度を上げ
ることができるとともに、耐熱性及び透明性を上げるこ
とができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図14の図
面に基いて説明する。 〔ベースカップ付きボトル容器〕図3はベースカップ付
きボトル容器1の一部破断正面図である。ボトル容器1
はボトル本体10とキャップ20とベースカップ30を
備えている。
【0023】ボトル本体10はPET製で、2軸延伸ブ
ロー成形法により製造されたものである。ボトル本体1
0の口筒部11にキャップ20が螺合されている。ボト
ル本体10は耐圧性を上げるために底部12が半球殻状
に突出している。この底部12と直胴部13との間には
環状の掛止凸部14が形成されている。
【0024】〔ベースカップ〕ベースカップ30は前記
ボトル本体10の底部12に接合固定されている。図1
はベースカップ30の縦断面図(図2のI−I断面図)
であり、図2は同平面図である。
【0025】ベースカップ30はPET製のシートを熱
成形により延伸して形成されたもので、底部31と周壁
部40とを備えた有底筒状をなしている。底部31はそ
の最外縁部に環状の接地面部(接地部)33を備え、接
地面部33の外縁が周壁部40の下縁に連なっている。
又、底部31の中央は円形の中央底面部34になってお
り、中央底面部34は接地面部33よりも若干上位に位
置している。
【0026】中央底面部34の外周縁には上方に進むに
従って若干拡径するテーパ壁部35が連なり、テーパ壁
部35の上縁には凹球殻状に形成された凹球面部36が
連なり、凹球面部36の外周縁は起立壁部37を介して
前記接地面部33の内周縁に連なっている。
【0027】凹球面部36の内面は、球殻状をなす前記
ボトル本体10の底部12の外面にほぼ面当接するよう
に、所定の曲率半径の凹球状に形成されている。起立壁
部37は接地面部33に対してほぼ直角をなすように配
されており、上方に進むに従ってほんの僅か縮径するテ
ーパがかかっている。図2に示すように、起立壁部37
は径方向に略矩形に凹凸する凹部37aと凸部37bと
が周方向に交互に形成されている。この構造により起立
壁部37の座屈に対する強度を高めている。
【0028】底部31には、中央底面部34に2つ、接
地面部36に3つ、合計5つの排出口38が開口してい
る。周壁部40は上方に進むに従って漸次拡径する筒状
をなしており、その上縁部に大径部41を有している。
図2に示すように、大径部41は、径方向に略矩形に凹
凸する凹部41aと凸部41bとが周方向に交互に形成
されている。
【0029】このベースカップ30は次のようにしてボ
トル本体10に取り付けられている。即ち、ボトル本体
10の掛止凸部14の下縁をベースカップ30の大径部
41の上縁にほぼ突き当て、ボトル本体10の底部12
とベースカップ30の凹球面部36とを超音波接合ある
いはホットメルト材によって接合している。
【0030】このようにボトル容器1は、ボトル本体1
0とベースカップ30がいずれもPET製であるので、
再生利用が容易である。
【0031】このボトル容器1では、ベースカップ30
の大径部41の凹部41aの上縁がボトル本体10の外
面にほぼ当接し、大径部41の凸部41bの上縁とボト
ル本体10の外面との間に隙間が形成される。この隙間
は液入口42となる。
【0032】前記液入口42と排出口38は、ボトル本
体10に充填された内溶液を加熱滅菌処理する時や、内
溶液充填後におけるボトル本体10の結露防止加温処理
をする時に、有効に機能する。以下、これについて説明
する。
【0033】〔加熱滅菌処理及び結露防止加温処理〕ボ
トル本体10に果汁分や乳成分、その他の成分を混合し
た炭酸飲料を充填する場合に、ボトル本体10内に内容
物を充填した後、ボトル本体10の外表面に熱湯をシャ
ワー状に供給し、その熱で内容物を加熱滅菌することが
行われる。
【0034】又、ボトル本体10に炭酸水を充填する場
合には一般に低温充填で行うが、充填後にボトル本体1
0の外表面に結露が生じないように、充填後にボトル本
体10の外表面に温水をシャワー状に供給して暖めるこ
とが行われる。
【0035】このような場合に、ベースカップ30で覆
われた部分であるボトル本体10の底部12が加熱ある
いは加温されないと、低温の内溶液がボトル本体10の
底部12内に留まることとなり、滅菌や加温が不完全に
なる。完全な滅菌や加温を達成するためには、ボトル本
体10の底部12も加熱あるいは加温して内溶液に対流
を生じさせる必要がある。
【0036】本ボトル容器1においては、次のようにし
てボトル本体10の底部12の加熱あるいは加温が達成
される。ボトル容器10の上方から熱湯あるいは温水
(以下、熱湯とする)をシャワー状に供給すると、この
熱湯がボトル本体10の外表面を伝わって下方に流れて
いき、ボトル本体10の直胴部13の下端に達する。更
に、熱湯はボトル本体10の外表面を伝わりながら掛止
凸部14を乗り越えて液入口42からベースカップ30
内に侵入し、底部12の外表面を伝わって下方へと流れ
ていく。
【0037】底部12を伝わる熱湯の殆どは、ベースカ
ップ30の起立壁部37に突き当たるとこの起立壁部3
7を伝わって接地面部33の上に落下し、接地面部33
に設けられた排出口38からベースカップ30の外へ排
出される。
【0038】底部12を伝わる熱湯の一部は、ボトル本
体10の底部12とベースカップ30の凹球面部36と
の間に生じた隙間を通って、ボトル本体10の底部12
の最下点まで流れていき、ベースカップ30の中央底面
部34の上に落下し、中央底面部34に設けられた排出
口38からベースカップ30の外へ排出される。
【0039】このように、このベースカップ付きボトル
容器1では、ボトル本体10の底部12についても加熱
あるいは加温をすることができるので、内溶液の加熱滅
菌処理や結露防止加温処理を確実に達成することができ
る。
【0040】〔ベースカップの第一の製造方法〕次に、
前記ベースカップ30の第一の製造方法について図4か
ら図9の図面にしたがって説明する。
【0041】ベースカップ30は、厚さ1.0mmのP
ET製のシートを雌型を用いて熱成形することにより製
造する。初めに、製造装置について説明する。雌型50
の内面は成形すべきベースカップ30の外形と同形状及
び同寸法の成形面51になっている。雌型50は多数の
排気孔52を有している。尚、図では図示の都合上、排
気孔52を1つだけ描いている。
【0042】雌型50は下型55に固定されており、雌
型50の上端部53は下型55の押え部56から所定寸
法だけ突き出ている。下型55には雌型50の排気孔5
2に連通する排気孔57が設けられており、排気孔57
は図示しない吸引装置に接続されていて、雌型50内の
空気を吸引することができるようになっている。
【0043】上型60は昇降可能に設置されており、下
型55と協働して型閉じ及び型開き可能になっている。
上型60の押え部61の内径は雌型50の上端部53の
外径よりも大径で、型閉じした時に上型60の内面と雌
型50の外面との間に所定寸法の隙間が形成されるよう
になっている。この隙間は型閉じ時にPETシート90
の延伸を可能ならしめるものである。
【0044】上型60にはプラグ62が昇降可能に設置
されているとともに、給気孔63が設けられている。給
気孔63は図示しない給気装置に接続されていて、上型
60内に加圧空気を供給できるようになっている。
【0045】下型55と上型60との間には、PETシ
ート90を緊張状態に挟持するクランプ装置65が昇降
可能に設置されるとともに、PETシート90を加熱軟
化するためのヒータ70が退避可能に設置されている。
【0046】次に、ベースカップ30の製造工程を順に
説明する。 〈1.軟化工程〉図4に示すように、型開き状態の下型
55と上型60の間に、クランプ装置65で緊張状態に
挟持したPETシート90をセットし、ヒータ70でP
ETシート90を所定温度(例えば、70〜90゜C)
に加熱して軟化する。軟化完了後、ヒータ70を下型5
5と上型60の間から退避させる。
【0047】〈2.第一延伸工程〉上型60を下降さ
せ、図5に示すように押え部61がPETシート90に
ほぼ当接する状態になったならば、クランプ装置65を
上型60と同期して下降する。
【0048】PETシート90が雌型50の上端部53
に当接した後も、図6のように上型60の押え部61が
最終的に下型55の押え部56の上に突き当たり型閉じ
するまで、上型60及びクランプ装置65を下降させ
る。
【0049】PETシート90が雌型50の上端部53
に当接した後、押え部61と押え部56が当接するまで
の間に、PETシート90は雌型50によって突き出さ
れて延伸する。その結果、PETシート90は配向さ
れ、密度の上昇が生じる。これが第一延伸工程である。
【0050】尚、雌型50の上端部53の角部を円弧状
に面取りするのが好ましい。そのようにすると、上端部
53においてPETシート90の滑りが良くなり、延伸
効果を上げることができる。
【0051】〈3.第二延伸工程〉次に、図7に示すよ
うに、型閉じ状態でプラグ62を下降し、PETシート
90を延伸させながら雌型50内に押入する。これが第
二延伸工程であり、第二延伸工程においてもPETシー
ト90は配向され、密度の上昇が生じる。
【0052】〈4.最終延伸工程〉この後、上型60の
給気孔63から加圧空気を供給するとともに、雌型50
の排気孔52及び下型55の排気孔57から雌型50内
の空気を排気することにより、図8に示すように、PE
Tシート90を延伸しながら雌型50の成形面51に密
接させる。これが最終延伸工程であり、最終延伸工程に
おいてもPETシート90は配向され、密度の上昇が生
じる。
【0053】この最終延伸工程の遂行により、PETシ
ート90がベースカップ30に成形されることとなる。
【0054】〈5.ヒートセット工程〉最終延伸工程終
了後、加圧空気の供給と雌型50内の排気を続行しなが
ら、若しくは、加圧空気の供給と雌型50内の排気を停
止して、雌型50を図示しないバンドヒータ等で加熱し
てヒートセットを行う。ヒートセットは、例えば、11
0〜135゜C程度の温度で約5秒間固定することによ
り達成される。
【0055】〈6.型開き工程〉加圧空気の供給、及
び、雌型50内の排気を停止し、図9に示すように上型
60及びクランプ装置65を上昇させることにより、雌
型50からPETシート90を取り出す。
【0056】〈7.仕上げ工程〉クランプ装置65から
PETシート90を取り外し、PETシート90からベ
ースカップ30の部分を切断し、打ち抜き装置を用いて
ベースカップ30の接地面部33及び中央底面部34に
排出口38を穿孔する。
【0057】〈従来のシート材の熱成形法との比較〉と
ころで、従来の雌型を用いたシート材の熱成形法には前
記第一延伸工程がない。即ち、従来の熱成形法では、図
15に示すように、雌型50の上端部53と下型55の
押え部56がほぼ面一になっていて、型閉じ状態では、
シート材90と雌型50の上端部53と下型55の押え
部56と上型60の押え部61がほぼ一平面上に配され
るようになっている。
【0058】従来法では、この型閉じの時点ではシート
材は延伸されておらず、この型閉じの後にプラグ62を
下降させて初めてシート材90を延伸するようになって
いるので、プラグ62の下降前にシート材90を積極的
に延伸する第一延伸工程は存在しないのである。
【0059】表1は、本実施例の熱成形法で製造したベ
ースカップと、従来の熱成形法で製造したベースカップ
とを、肉厚、密度、白化現象の有無について比較したデ
ータである。尚、どちらの場合も、厚さ1.0mm、密
度1.33g/cm3のPETシートを素材とし、ベー
スカップの形状は図1及び図2に示すのと同一であり、
各部の寸法は図14に示すのと同一にした。肉厚、密
度、及び白化現象の有無の測定位置は図14のAからI
とした。
【0060】又、本実施例の製造法を実施するにあって
は、雌型50の上端部53を下型55の押え部56より
も15mm突出させることにより面倍率を約3倍とし
た。これに対して従来の熱成形法の場合には面倍率は約
2.66倍である。
【0061】ここで、面倍率とは、PETシート90の
うち型閉じ時に下型55及び上型60の内部に収容され
た部分の、延伸成形前の該部分の(一方の面の)表面積
に対する延伸成形後の該部分の(同じ一方の面の)表面
積の比率をいう。即ち、延伸前後における成形部分の面
積増加率である。
【0062】
【表1】
【0063】尚、「白化現象の有無」の欄の記号の意味
は次のとおりである。 ○ 明らかに白化現象を生じた。 △ 準白化現象(完全な白化ではなく、青白い程度)
を生じた。 × 白化現象が生じなかった。
【0064】表1から明らかなように、従来法で製造し
たベースカップよりも、前述本実施例の製造方法で製造
したベースカップ30の方が、全体的に極めて延伸倍率
が高く、薄肉にでき、又、配向も十分に行われて密度の
上昇も大きく剛性等の強度が高まる。更に、本実施例の
製造方法で製造したベースカップ30の方が、透明性も
よく、白化現象も極めて起こりにくい。
【0065】ところで、実施例のベースカップにおいて
も、測定位置Gに対応する凹球面部36と測定位置Iに
対応する中央底面部34については、肉厚から見て延伸
倍率が低くなっており、密度の上昇も小さくなってい
る。
【0066】しかしながら、凹球面部36について言え
ば、凹球面部36は超音波接合あるいはホットメルト材
によってボトル本体10の底部12を接合する部位であ
るので、接着性の点からすると延伸されていない方が接
着し易く、そういう点では好ましい結果と言える。
【0067】又、本実施例の場合も中央底面部34と凹
球面部36については白化現象が見られるが、これら部
分では白化現象に伴い硬度が上昇する。
【0068】又、従来法のように延伸倍率が低く適正な
密度上昇が得られない状態でヒートセットを行うと、収
縮が大きく形状の維持が難しく、透明性が損なわれたり
した。しかしながら、本実施例のように延伸倍率が大き
く適正な密度上昇があると、ヒートセットを行っても変
形することがなく、透明性も損なわれにくく、ヒートセ
ットにより耐熱性を付与することができる。
【0069】ところで、前記加熱滅菌処理の際、ベース
カップ30の起立壁部37は、高温下においてボトル本
体10及び内溶液の重量が荷重として加わるという、極
めて苛酷な条件の下に置かれる。そのため、従来のよう
にこの起立壁部37が未延伸であると、強度不足により
この起立壁部37が座屈を起こし、中央底面部33が接
地面部33よりも下方に突出して、ベースカップ30の
座りが悪くなるという問題が生じる。
【0070】しかしながら、本実施例のように起立壁部
37について延伸倍率が大きく密度の上昇が得られる
と、起立壁部37の強度も上昇し、加熱滅菌処理時の苛
酷な条件下でも座屈することはない。
【0071】しかも、本実施例のベースカップ30で
は、この起立壁部37は、接地面部33に対してほぼ直
角に起立しており、凹部37aと凸部37bにより補強
されているので、構造的にも座屈に対する強度が非常に
大きい。
【0072】尚、本実施例の製造方法において、延伸時
にPETシート90を滑り易くして延伸効果を上げるた
めに、雌型50を加温したり、雌型50の成形面51に
特殊な表面処理を施して滑性を高めることも可能であ
る。
【0073】〔ベースカップの第二の製造方法〕次に、
ベースカップの第二の製造方法を図10及び図11を参
照して説明する。第二の製造方法に用いる製造装置で
は、雌型50がアクチュエータ(エアシリンダや油圧シ
リンダ等)80によって下型55に対して昇降可能にさ
れていて、アクチュエータ80が下動した状態では、雌
型50の上端部53と下型55の押え面56とが面一に
なっている。この点が第一の製造方法に用いる製造装置
と相違している。
【0074】軟化工程については第一の製造方法と同じ
であるので説明を省略する。軟化工程の後、上型60と
クランプ装置65を同期して下降せさ、図10に示すよ
うに、上型60の押え部61を下型55の押え部56に
突き当てて型閉じする。
【0075】第一の製造方法では型閉じの進行に伴い雌
型によってPETシート90が突き上げられ延伸される
ようになっているが、この第二の製造方法の場合には、
型閉じ時には雌型50が下型55から突き出ていないの
で、PETシート90は延伸されない。
【0076】第二の製造方法では、図11に示すよう
に、前記型閉じの後にアクチュエータ80による雌型5
0の上昇によって、PETシート90を突き上げるよう
にしている。これが第二の製造方法における第一延伸工
程であり、これによって、PETシート90は延伸さ
れ、配向され、密度が上昇する。
【0077】この後、図12に示すようにプラグ62が
下降して第二延伸工程となる。この第二延伸工程以降の
各工程については、第一の製造方法となんら変わるとこ
ろがないので、その説明を省略する。
【0078】この第二の製造方法によっても、第一の製
造方法と同様に、従来法で製造するよりも優れた物性を
備えたベースカップ30を製造することができる。
【0079】〔第二の製造方法の変形例〕尚、前記第二
の製造方法で用いた製造装置を使って、次のように熱成
形することも可能である。つまり、図10の型閉じの状
態から、雌型50をアクチュエータ80で突き上げるよ
りも前に、図13に示すようにプラグ62でPETシー
ト90を雌型50内に押入する。そして、その後で雌型
50をアクチュエータ80で上方に突き上げて図12の
状態にする。
【0080】このようにすると、第一延伸工程と第二延
伸工程の前後が逆になるが、従来法よりも延伸工程が1
つ増えることに変わりはなく、延伸倍率を上げるという
作用、効果を得ることができ、従来法で製造するよりも
優れた物性を備えたベースカップ30を製造することが
できる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ボトル本体とベースカップの両方をPET製にできるの
で、ボトル容器の再生利用が容易になるという優れた効
果が奏される。
【0082】更に、このベースカップにヒートセット処
理を施すと、耐熱性が向上する。ベースカップの底部に
設けた起立壁部を接地部に対してほぼ起立させたことに
より、起立壁部の座屈に対する強度が大きくなるという
優れた効果が奏される。
【0083】起立壁部に凹部と凸部を設けた場合には、
起立壁部の座屈に対する強度を更に大きくすることがで
きる。ベースカップに液入口と排出口を設けると、加熱
滅菌処理や結露防止加温処理を行う場合に、ボトル本体
の底部を加熱あるいは加温することができ、前記各処理
を確実に遂行することができるという効果がある。
【0084】ベースカップを熱成形法で製造するにあた
って、加熱軟化したPETシートを雌型で突き出して延
伸せしめる工程を備えるようにすると、延伸倍率の向上
及び適正な密度上昇を得ることができ、ベースカップの
強度を上げることができるとともに、耐熱性及び透明性
を上げることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のベースカップの縦断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例のベースカップの平面図であ
る。
【図3】本発明の実施例のベースカップ付きボトル容器
の一部破断正面図である。
【図4】本発明によるベースカップの第一の製造方法の
説明図であり、軟化工程を示す図である。
【図5】本発明によるベースカップの第一の製造方法の
説明図であり、型閉じ途中を示す図である。
【図6】本発明によるベースカップの第一の製造方法の
説明図であり、第一延伸工程を示す図である。
【図7】本発明によるベースカップの第一の製造方法の
説明図であり、第二延伸工程を示す図である。
【図8】本発明によるベースカップの第一の製造方法の
説明図であり、最終延伸工程を示す図である。
【図9】本発明によるベースカップの第一の製造方法の
説明図であり、型開き工程を示す図である。
【図10】本発明によるベースカップの第二の製造方法
の説明図であり、型閉じ状態を示す図である。
【図11】本発明によるベースカップの第二の製造方法
の説明図であり、第一延伸工程を示す図である。
【図12】本発明によるベースカップの第二の製造方法
の説明図であり、第二延伸工程を示す図である。
【図13】本発明によるベースカップの第二の製造方法
の変形例の説明図である。
【図14】本発明の実施例のベースカップの実際の寸法
例を示す図である。
【図15】従来法によるシートの熱成形法を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ボトル容器 10 ボトル本体 12 底部 30 ベースカップ 31 底部 33 接地面部(接地部) 36 凹球面部 37 起立壁部 37a 凹部 37b 凸部 38 排出口 41 大径部(上縁部) 41a 凹部 41b 凸部 42 液入口 50 雌型 51 成形面 62 プラグ 90 PET製シート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部と周壁部とを備えて有底筒状をな
    し、ボトル本体の半球殻状に突出した底部に取り付けら
    れてボトル本体の脚体となるベースカップにおいて、ポ
    リエチレンテレフタレート製のシートを熱成形により延
    伸して形成されたことを特徴とするベースカップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のベースカップにおい
    て、ヒートセット処理が施されていることを特徴とする
    ベースカップ。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のベースカップに
    おいて、ベースカップの底部に、前記ボトル本体の半球
    殻状の底部に当接する凹球面部と、この凹球面部の外側
    を取り囲む接地部とを備え、凹球面部の外縁と接地部の
    内縁とが、接地部に対してほぼ直角に起立する環状の起
    立壁部によって接続されていることを特徴とするベース
    カップ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のベースカップにおい
    て、前記起立壁部には、径方向に凹凸する凹部と凸部が
    周方向に交互に形成されていることを特徴とするベース
    カップ。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のベー
    スカップにおいて、ベースカップの周壁部の上部には、
    ボトル本体に取り付けたときにボトル本体の上方から落
    下供給される液体をボトル本体の底部表面に沿ってベー
    スカップ内に導く液入口が設けられ、ベースカップの底
    部には、ベースカップ内に侵入した液体を排出する排出
    口が設けられていることを特徴とするベースカップ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のベースカップにおい
    て、ベースカップの周壁部の上縁部に、径方向に凹凸す
    る凹部と凸部が周方向に交互に形成されていて、この凸
    部の上縁が前記液入口となっていることを特徴とするベ
    ースカップ。
  7. 【請求項7】 成形すべき有底筒状のベースカップの外
    形とほぼ同形状同寸法の成形面を有する雌型と、この雌
    型内に侵入可能なプラグとを用い、加熱軟化したポリエ
    チレンテレフタレート製のシートを前記プラグで前記雌
    型内に押入し、前記シートを雌型の成形面に密接させて
    所望形状のベースカップに成形するベースカップの製造
    方法において、 加熱軟化したシートを雌型で突き出して延伸せしめる工
    程を備えたことを特徴とするベースカップの製造方法。
  8. 【請求項8】 半球殻状に突出した底部を有するポリエ
    チレンテレフタレート製のボトル本体と、このボトル本
    体の底部に取り付けられた請求項1から6のいずれかに
    記載のベースカップ、とを備えたことを特徴とするボト
    ル容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1081056A1 (de) 1999-08-20 2001-03-07 Kronseder, Hermann, Dr.-Ing. E.h. Anordnung eines Bechers am Flaschenboden
NL1034717C2 (nl) * 2007-11-19 2009-05-20 Green Invest Bvba Geblazen kunststof fles met stavoet en werkwijze voor de vervaardiging daarvan.

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WO2009066249A2 (en) * 2007-11-19 2009-05-28 Green Investments Bvba Blown plastic bottle with standing foot and method for the manufacture thereof
WO2009066249A3 (en) * 2007-11-19 2009-07-23 Green Invest Bvba Blown plastic bottle with standing foot and method for the manufacture thereof

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