JPH08118577A - 立体模様を有する内装材 - Google Patents

立体模様を有する内装材

Info

Publication number
JPH08118577A
JPH08118577A JP6265641A JP26564194A JPH08118577A JP H08118577 A JPH08118577 A JP H08118577A JP 6265641 A JP6265641 A JP 6265641A JP 26564194 A JP26564194 A JP 26564194A JP H08118577 A JPH08118577 A JP H08118577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
colored
layer
chip
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6265641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3512123B2 (ja
Inventor
Jinichi Tsurumi
仁一 鶴見
Tomoyoshi Aotsu
共良 青津
Takeshi Watanabe
武志 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lonseal Corp
Original Assignee
Lonseal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lonseal Corp filed Critical Lonseal Corp
Priority to JP26564194A priority Critical patent/JP3512123B2/ja
Publication of JPH08118577A publication Critical patent/JPH08118577A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3512123B2 publication Critical patent/JP3512123B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 深みがある立体的装飾模様を有する内装材を
提供すること。 【構成】 基材層Aの上に、表面の一部分が着色された
透明性を有する合成樹脂製チップb1 を押し固めて形成
した立体模様層Bを、又は、この表面の一部が着色され
た透明性を有する合成樹脂製チップb1 と、表面が着色
されていない透明性を有する合成樹脂製チップb2 又は
/及び着色された不透明合成樹脂製チップb3 との混合
されたチップを押し固めて形成した立体模様層Bを積層
してなるものである。 【効果】摩耗によってすり減っても模様がなくならず、
下地基材層の模様や色彩をいかした立体的な模様の床材
を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の床や壁、天井等に
貼られる内装材に関し、更に詳しくは建物の廊下や室
内、電車、バス等の車両の床に敷設する床材、建物の壁
面、天井面に貼られる壁紙などの壁装材、天井材等の合
成樹脂製内装材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の廊下床や電車、バス等の車
両の床には合成樹脂製の床材が広く用いられている。こ
れらの床材は様々な方法で装飾されている。これら床材
の装飾方法としては、例えば様々な色に着色された不透
明の合成樹脂製のチップやフレークで表面層を形成する
所謂インレイドによる装飾や、大理石、御影石等の天然
石模様などの印刷模様を表面層にグラビア印刷、スクリ
ーン印刷、転写印刷等によって施したり、複数の色に着
色された塩化ビニルペーストを混合して加熱、ゲル化さ
せたり、複数の色に着色されたフイルムを混合してマー
ブル模様の表面層とする等して床材の装飾をしていた。
また、大理石、御影石などの天然石床材を模擬するため
に、合成樹脂製床材に天然石模様を印刷したり、或いは
複数色に着色されたペーストやフィルムをランダムに混
合する等によってマーブル模様を形成している。さら
に、壁装材や天井材等の合成樹脂製内装材の場合は様々
な模様に印刷されている。その印刷方法としては、例え
ばケミカル発泡による印刷や、スクリーン印刷、グラビ
ア印刷等により、凹凸の谷汚し、頭汚しで凹凸模様と同
調した印刷などが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インレイドタイプの床
材は歩行によって摩耗しても色や模様がなくならないと
いう特徴があるが、表面から見た模様は深みがなく立体
的な装飾という面では劣るものであった。天然石模様を
印刷した合成樹脂製床材の場合は模様の面では天然石に
酷似するが、模様は平面的で深みのないものとなってし
まい、天然石床材と一瞬にして判別がつくものであっ
た。また、これは長期間使用により印刷模様がなくなる
ため、印刷模様の上に透明シート等の保護層を必ず設け
なければならなかった。複数色の塩化ビニル樹脂ペース
トを完全に混ざらないように適度に混合して表面層を形
成する方法や、複数色の合成樹脂製フィルムを混ぜて表
面層を形成する方法によって得られる模様は独特のマー
ブル模様であるが、天然の大理石模様とは一見して異な
る模様であった。また、様々な方法により印刷された壁
装材や天井材等の内装材は、床材と同様に平面的な模様
しかできなかった。
【0004】本発明はこれらの問題点を解決し、立体感
に富む模様で、かつ、大理石や御影石等の天然石に酷似
し、しかも摩耗により擦り減っても模様が喪失せず、基
材層の色や模様をいかした合成樹脂製内装材を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は表面の一部分が
着色された透明性を有する合成樹脂製チップを押し固め
て形成した立体模様層を、基材層の上に積層して合成樹
脂製床材とするか、又は表面の一部分が着色された透明
性を有する合成樹脂製チップと、表面が着色されていな
い透明性を有する合成樹脂製チップ又は/及び着色され
た不透明合成樹脂製チップとを混合し押し固めて形成し
た立体模様層を、基材層の上に積層し、この立体模様層
に透明性を有する合成樹脂製チップ30重量%以上の割
合で混合して合成樹脂製内装材としたものである。
【0006】また、これらの上記構成の床材の態様とし
て、表面の一部が着色された透明性を有する合成樹脂製
チップは透明性シートの片面又は両面を着色し、該シー
トをチップ状に粉砕したものからなるものであったり、
基材層がシート長手方向に対して両端所定幅と中央部の
ストライプ状に配色された合成樹脂製シートからなるも
の、或るいは基材層に着色模様が施されているものであ
る。
【0007】
【作用】合成樹脂製チップを押し固めて形成した立体模
様層が立体感に富む模様となりかつ摩耗により擦り減っ
ても模様が喪失しないものである。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の合成樹脂製内装材は基材層Aの上に、表面の一
部分が着色された透明性を有するチップb1 中心とした
合成樹脂製チップbが直接的又は間接的に載置されて押
し固められた立体模様層Bが積層された構成からなるも
のである。
【0009】本発明の立体模様層Bを形成する合成樹脂
は塩化ビニル樹脂、エチレン−塩化ビニル共重合樹脂、
酢酸ビニル−塩化ビニル共重合樹脂、ウレタン−塩化ビ
ニル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−アク
リル酸エチル共重合樹脂、エチレン−アクリル酸メチル
共重合樹脂、熱可塑性ポリウレタン、ポリエステル系樹
脂、ポリカーボネート樹脂等の熱可塑性樹脂からなり、
これらの熱可塑性樹脂を数種類混合されたものや共重合
されたもの、アクリルゴム、ニトリルゴム、クロロプレ
ンゴム、オレフィン系ゴム等の合成ゴムを混合したもの
でも良い。また、これらの熱可塑性樹脂には可塑剤、安
定剤、無機充填剤、有機充填剤、帯電防止剤、導電性物
質、滑剤、発泡剤、着色剤、ゲル化促進剤等、各種添加
剤を任意に添加することも可能である。
【0010】また、本発明でいう合成樹脂には、常温で
はゴム弾性としての挙動をとるが、温度上昇によって塑
性変形をする高分子材料、所謂熱可塑性エラストマーを
も含む。熱可塑性エラストマーとしては、例えば硬質相
が結晶ポリ塩化ビニル、軟質相がニトリルゴムの塩化ビ
ニル系熱可塑性エラストマー、硬質相がポリエチレン、
ポリプロピレン、軟質相がオレフィン系ゴムのオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー、硬質相がポリエステル、軟
質相がポリエーテルのポリエステル系熱可塑性エラスト
マー、その他ウレタン系熱可塑性エラストマー、スチレ
ン系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
【0011】基材層Aの構成は合成樹脂シートa1 単層
構造、着色合成樹脂シートa1 の裏面に数層の合成樹脂
シートが積層された複層構造、表面着色シートa1 で裏
面が発泡シートからなる積層構造、これらのシートの間
の層または最下層に織布、不織布等の繊維製基材a2
積層された構成からなるものでも良い。この基材層Aに
使用される合成樹脂シートは前記立体模様層Bで挙げた
合成樹脂を使用することができる。また、この基材層A
は合成樹脂シートa1 以外でも良く、不織布、織布、紙
等を基材層とし、その上に直接合成樹脂チップbを積層
して立体模様層Bとすることも良い。或いはこれら不織
布、織布、紙等に接着剤等のバインダー樹脂層や合成樹
脂シートを介して積層して基材層Aとすることも可能で
ある。紙のみを基材層とするときは別途離型性基体上で
予めチップbを押し固めてシート状にしてそれを剥離し
て、紙に接着剤などのバインダーを介して間接的に積層
することも可能である。接着剤等のバインダー樹脂も立
体模様層で挙げた合成樹脂を使用することができ、特に
好ましくは、塩化ビニル樹脂ペーストなどの液状樹脂、
塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂などの
合成樹脂を溶剤に溶解させたものがよい。
【0012】また、基材層Aは表面から見て透明でなけ
ればどのような構成でも良い。基材層の何れかの層を、
充填剤の色、樹脂、繊維等の素材元来の色だけか、或い
は着色剤によって樹脂シートや繊維を着色するが、好ま
しくは基材層のいずれかの層を顔料、染料等の着色剤で
着色するのが良い。着色剤で着色する場合は基材層を構
成する合成樹脂製シート、或いは織布、不織布などの繊
維基材全体を着色して着色模様を施したり、シートや繊
維基材の表面の全面又は一部分をグラビア印刷や転写印
刷等の公知の印刷方法により着色模様を施す。基材層が
単層構造であれば基材層全体を着色するか、或いは表
面、裏面を着色し、基材層が複層構造であれば少なくと
もいずれかの層を着色し、基材層全体を着色しても良
い。基材層が複層構造の場合は表面層側の層を着色する
のがとりわけ好ましい。
【0013】床材として使用する場合は、基材層Aは合
成樹脂製シートa1 からなるものが好ましく、該シート
の裏面または中間層に織布、不織布等の繊維製基材a2
を積層することも可能である。この合成樹脂製シートa
1 は厚さが0.3〜3mmで幅が500〜2500mm
の長尺状のものが一般的であるが、これに限定されるも
のではない。また、基材層Aの合成樹脂製シートa1
前述のごとく単層構造、複層構造のどちらでも良い。
【0014】壁装材や天井材として使用する場合は、基
材層Aは合成樹脂製シートa1 のほかに、不織布や織布
等の繊維製基材、もしくは紙など様々な基材層が使用で
き、例えば壁紙の場合にはリン化合物や窒素化合物等の
難燃材が添加された難燃紙、或いは水酸化アルミニウム
などの水和金属化合物が添加された不燃紙を基材層Aと
し、これに合成樹脂製チップbが押し固められてシート
状にされた立体模様層Bを積層させる。また壁紙の場合
における紙の厚さは0.1〜0.2mm、幅が500〜
1200mmの長尺状のものが一般的である。
【0015】また、基材層Aに不織布を用いる場合は一
般に市販されているものが使用でき、スパンボンドタイ
プ等どのような不織布でも良い。不織布を構成する繊維
も特に限定はされず、例えばポリエステル繊維、ナイロ
ン繊維、塩化ビニル繊維、ポリプロピレン繊維等が挙げ
られる。不織布の厚さは0.1〜3mm、幅が500〜
2000mmの長尺状のものが一般的である。織布を使
用する場合もどのようなものでも良く、ポリエステル繊
維、ナイロン繊維、ガラス繊維等の化学繊維、麻、綿、
羊毛等の天然繊維などで構成される。勿論、これら繊維
基材に合成樹脂シートを積層したり、合成樹脂を含浸さ
せたものでも良い。
【0016】本発明の合成樹脂製チップbからなる立体
模様層Bは、表面の一部分が着色された透明性を有する
合成樹脂製チップb1 からなるか、又は、この表面の一
部分が着色された透明性を有する合成樹脂製チップb1
を中心として後述する他の合成樹脂製チップb2 ,又は
/及びb3 から構成されるものである。
【0017】表面の一部分が着色された透明性を有する
合成樹脂製チップb1 とは、透明性を有するチップの表
面のいずれか一部分が着色されておらず、他の部分が任
意の色に着色されているか、或いは透明性を有するチッ
プの表面の一部分が任意の色に着色されて、他の部分が
着色されていないものである。透明部分は無色透明でも
有色透明でも良く、また、ある程度の透明性があれば多
少濁っていても良い。例えば直方体等の多面体形状の透
明チップの一面または複数の面を着色して、少なくとも
一面は着色していないチップや、略球形状の透明チップ
の一部の表面を着色せずに他の表面を着色したもの等で
ある。
【0018】これら表面の一部分が着色されたチップb
1 の製造方法の一例としては、透明なシートの一方の面
または両面を着色し、このシートを細かく粉砕してチッ
プを製造する方法が好ましいが、この他の製造方法とし
ては粉末状、液状の樹脂を加熱しながら高速で攪拌して
粒状体チップとする攪拌造粒法により成形し、その後、
部分的に表面を着色して製造することも可能である。こ
れらの方法に限らずどのような製造方法でチップを作製
しても良い。チップの着色は、通常の顔料及び染料系の
着色剤、パール色や金属色等の光輝性着色剤、並びに蛍
光色の着色剤など任意に選定して使用することができ
る。
【0019】これら表面の一部分が着色されている透明
チップb1 の他に、無着色の透明合成樹脂製チップ
2 、又は/及び不透明な合成樹脂製着色チップb3
混合して立体模様層Bを形成しても良い。無着色の透明
チップb2 は前記表面の一部分が着色されている透明チ
ップb1とは逆に表面のいずれの面も着色されておらず
チップ全体として透明性があれば良く、有色透明でも無
色透明でも良く、多少濁っていても良い。不透明な着色
チップb3 はチップ全体が着色されているか、或いはチ
ップ表面の全面が着色されていて透明性でないものであ
る。これらの合成樹脂製チップb2 ,b3 の製造方法も
前記合成樹脂製チップb1と同様に、合成樹脂製シート
を粉砕して製造したり、造粒成形によって製造するのが
良いが、これらに限定されるものではない。
【0020】これらの合成樹脂製チップbからなる立体
模様層Bにおいて、透明性を有するチップb1 ,b2
含有量が30重量%未満ではベースとなる基材層Aの色
や模様が見えなくなるため、立体模様層Bに少なくとも
30重量%以上含有していることが良く、好ましくは5
0重量%以上含有しているのが良い。また、この混合さ
れているチップb1 及びb2 でも、表面の一部分が着色
されている透明チップb1 の割合は、立体模様層B全体
の15重量%以上、好ましくは25重量%以上であるの
が良い。透明性を有するチップが表面の一部が着色され
ている透明チップb1 のみの場合は、立体模様層に30
重量%、更に好ましくは50重量%以上含有しているの
が良い。これらの合成樹脂製チップbの混合は同一色、
数種の混合色等任意の色のチップを混合して立体模様層
Bを形成する。立体模様層Bを形成するチップbの形状
は特に限定されず、直方体、多面体、円球状形状等どの
ような不規則な形状でも良い。御影石や大理石等の天然
石模様を形成するにはチップの形状はむしろ不規則な形
状のほうが良い。不規則な形状のチップを作成する方法
として、透明なシートの片面又は両面を着色し、これを
粉砕機等で粉砕する方法によって得られるチップがとり
わけ好ましい。
【0021】床材として用いる場合のチップbの大きさ
は、粒径が0.1〜50mm程度のものが使用できる
が、チップbの最大粒径が立体模様層の厚さよりも大き
い場合は、立体模様層の厚さ以下の薄いフレーク状のも
のを使用する。好ましくはチップの粒径が1〜5mmの
ものを使用するのが良く、また、1〜8mmのチップを
主体とし、それ以外の粒径の0.1〜50mmのチップ
を併用しても良い。この場合、1〜8mmの粒径のチッ
プは立体模様全体の50重量%以上添加するのが好まし
い。尚、不規則な形状のチップの粒径は、そのチップの
最も長い(大きい)部分をもってその粒径とする。壁装
材、天井材として用いる場合のチップbの大きさも床材
と同様の範囲のものが使用できる。壁紙として用いる場
合はチップの大きさが3mm以上あると重くなってしま
うため0.3〜3mm程度の粒径が好ましい。
【0022】立体模様層Bの形成法としては、例えばチ
ップbを基材層Aの上に散布し、加熱してチップbを溶
融または軟化させて金属ロールなどで押し潰して、基材
層Aと接合させると共にチップ同士を接合させる。ま
た、透明な塩化ビニル樹脂のペーストなどの液状樹脂の
中にチップbを混合させ加熱して液状樹脂をゲル化させ
て立体模様層を形成することも可能である。基材層Aの
上に直接散布せずに、シリコーン、フッ素等の離型性を
有する繊維製基体の上にチップbを散布し、押し固めて
シート状に成形し、それを剥離して基材層Aに接着剤等
のバインダーを介して又は介さずに間接的に立体模様層
Bを積層することも可能である。
【0023】立体模様層Bの厚さは床材として使用する
場合は0.5〜3mm程度が好ましく、壁装材、天井材
として使用する場合は0.1〜2mm程度が好ましい。
0.1mm未満では天然石に酷似した模様は得られず、
また、3mmより厚いと下地の基材層Aの色や模様が表
面から見えにくくなる傾向がある。
【0024】更に立体模様層Bの上面に、透明性を有す
る合成樹脂製表面保護層を設けることも可能である。表
面保護層の形成は厚さ0.1〜3mmの透明なフィルム
やシートを積層したり、或いは液状の合成樹脂やモノマ
ー、オリゴマーをコーティングして加熱、又は紫外線、
電子線、化学反応等により硬化させる。液状の合成樹脂
は塩化ビニル樹脂ペースト、硬化型ウレタン樹脂、アク
リル系樹脂等を主体とした樹脂が溶剤に溶解された合成
樹脂や、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレー
ト、ポリエステルアクリレート等の紫外線、電子線硬化
型モノマーまたはオリゴマー等を使用する。表面保護層
は有色透明、無色透明のいずれでも良い。表面保護層の
厚さは特に限定されないが0.001〜2mm程度とす
るのが好ましい。
【0025】本発明の合成樹脂製内装材は長尺シート
状、タイル状等どのような形状でも良い。タイル形状の
場合は、例えば長尺シート状に形成した後100〜10
00mm角の矩形、三角形、多角形、円形等任意の形状
に裁断する。
【0026】また、基材層Aがシート長手方向に対して
両端所定幅と中央部分とのストライプ状に配色された合
成樹脂製シートa1 とした場合の床材は、電車やバス等
の車両の床面に敷設され、両端所定幅の部分は車両の座
席部分に、中央部分は車両中央部の通路に合わせて敷設
される。
【0027】従来の車両用床材は、中央部又は両端部に
基材シートと異なる色、柄のシートを基材シートの上に
積層し、その上に厚さ1mm以上の透明層を設けたも
の、あるいは基材シートの中央部又は両端部にそれぞれ
異なる色、柄をグラビア印刷、転写印刷等でプリント
し、その上に厚さ1mm以上の透明層を設けた構成のも
のである。車両の歩行量は極めて多いので、摩耗によっ
て色、模様が無くならないように、これらはいずれも1
mm以上の透明保護層が必要であり、しかも色、模様に
立体感がないものであった。
【0028】本発明は基材層Aの両端所定幅の部分を中
央部分と異なる色に着色するか又はの異なる色に着色し
たシートa3 を積層してストライプ模様を形成し、そ
の上にチップbからなる立体模様層Bを設けることによ
り、1mm以上の透明保護層を設けなくとも、基材層A
のストライプ模様はなくなることがなく、立体模様層B
は摩耗してもその模様は維持でき、立体的な天然石の模
様を有しつつ、基材層Aのストライプ模様が上から透過
して見えるものである。車両用床材として用いる場合
は、床材の幅を車両の幅に合わせるか或いは車両の幅よ
り短めにし、150〜300cm程度の幅とするのが良
い。ストライプの幅は基本的には中央部の通路の幅に合
わせて両端の幅を決定するのが良く、中央部の幅は50
〜150cm程度とするのが好ましい。また、立体模様
層Bの上に表面保護層を設けることも当然可能である。
【0029】本発明の内装材を壁紙等の壁装材や天井材
として使用する場合の製造方法の一例としては、難燃紙
等のベース紙、又は不織布や織布に塩化ビニル樹脂ペー
ストを塗工して基材層Aとし、その上に直接合成樹脂製
チップbをばらまき、加熱してチップを軟化又は溶融し
て押し固めてると共に、該塩化ビニル樹脂ペーストをゲ
ル化させる。この時、金属ロールなどで表面を押して平
滑にすると共にチップを押し固める。勿論通常の手段に
より基材層Aに予め印刷模様を施すことも可能である。
基材層Aの着色は塩化ビニル樹脂ペーストを着色、印刷
するか、又は塩化ビニル樹脂ペーストを透明とし、紙、
不織布、織布を着色、印刷しても良い。或いは離型性を
有する繊維製基体に合成樹脂製チップbをばらまき、加
熱して軟化・溶融させた後押し固めてシート状とし、そ
れを繊維製基体より剥離して、基材層Aと接着剤などの
バインダーを介してまたは介さずに積層することも可能
である。
【0030】また、塩化ビニル樹脂ペーストの他にアク
リル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂等の合成
樹脂をベース紙、不織布、織布に含浸させるか、又は表
面に塗工しバインダーとし、その上にチップをばらまい
ても良い。基材層はこれらの構成に限らず、合成樹脂シ
ートの単層、複層構造、この裏面又は中間に繊維基材を
積層した構成のものでも良い。基材層の合成樹脂が発泡
層でも良いし、印刷インクに発泡剤を添加して印刷模様
を発泡させることも可能である。
【0031】次に具体的な実施例を挙げて説明する。 1・(4種類の合成樹脂製チップbの形成) (1−1)表面の一部が着色されたチップb1 の作製 下記の配合表における配合1により塩化ビニル樹脂製の
厚さ1mmの透明シートをカレンダー加工により成形
し、その表面全面を青、赤、灰、桃、緑、白、黒、茶、
パール、金色に夫々着色した。この表面が着色された各
シートを夫々直径3mmのスクリーンを持つ粉砕機にて
粉砕し、粒径が1〜5mmの表面の一部が着色された塩
化ビニル樹脂製チップb1 を作製した。
【0032】(1−2)不透明着色合成樹脂製チップb
3 の作製 配合2により粒径が1〜5mmの数色の不透明な着色塩
化ビニル樹脂製のチップb3 を前記(1−1)と同様な
方法により作製した。
【0033】(1−3)透明合成樹脂製チップb2 の作
製 配合1により塩化ビニル樹脂製の厚さ1mmの透明シー
トをカレンダー加工により形成し、前記(1−1)と同
様な方法により粒径が1〜5mmの透明塩化ビニル樹脂
製チップb2 を作製した。
【0034】(1−4)表面の一部が着色された壁装材
用チップb1 の作製 配合1により塩化ビニル樹脂製の厚さ0.2mmの透明
シートをカレンダー加工により成形し、その表面を白、
桃、パール、金色に夫々着色した。表面が着色された各
シートを直径0.5mmのスクリーンを持つ粉砕機にて
粉砕し、ふるいによって粒径が0.2〜0.8mmの透
明塩化ビニル樹脂製チップb1 を作製した。
【0035】2・(4種類の基材層Aの作製) (2−1)配合3により厚さ1mmの種々の色に着色さ
れた塩化ビニル樹脂製シートa1 をカレンダー加工によ
り成形し、裏面にポリエステル繊維製基布a2を積層し
た。 (2−2)下地となる色と異なる色に着色された配合3
による幅500mm、厚さ0.2mmの塩化ビニル樹脂
製シートa3 を、前記(2−1)の基材シートAの長手
方向に対して両側に積層した。 (2−3)前記(2−1)の基材シートAの表面に印刷
模様が印刷された転写紙によって模様を転写した。 (2−4)難燃紙の上に配合4により着色された塩化ビ
ニル樹脂ペーストを厚さ0.2mmに塗工し、オーブン
で加熱してゲル化させた。次にグラビア印刷により表面
に印刷模様を施した。
【0036】(実施例1)前記(1−1)の一部着色透
明チップb1 のうち白色、黒色、茶色、灰色、桃色のチ
ップを20:20:30:20:10の割合で混合し、
これを(2−1)の基材シートに厚さ約2mmに散布
し、表面を略平坦にならした後、180℃で加熱しクリ
アランスが1mm金属ロール間を通し、該透明チップb
1 を押し固めて立体模様層Bを基材層Aに積層した。
【0037】(実施例2)(1−1)の一部着色透明チ
ップb1 のうち白色、黒色、茶色、灰色、桃色のチップ
を20:20:30:20:10の割合で混合した混合
チップ(イ) (1−2)の不透明着色チップb3 のうち黒色、白色、
青色を10:10:10で混合した混合チップ(ロ) (1−3)の透明チップb2 ……チップ(ハ) これらチップ(イ):チップ(ロ):チップ(ハ)を4
0:30:30の割合で混合し、以下実施例1と同様に
立体模様層Bを基材層Aに積層した。
【0038】(実施例3)(1−1)の一部着色透明チ
ップb1 のうち青色、緑色、黒色のチップを40:4
0:20の割合で混合し、これを(2−2)の基材シー
ト上に散布し、以下実施例1と同様に立体模様層Bを基
材層Aに積層した。
【0039】(実施例4)(1−1)の一部着色透明チ
ップb1 のうち茶色、赤色、桃色、黒色のチップを3
0:20:30:20の割合で混合し、これを(2−
3)の基材シート上に散布し、以下実施例1と同様に立
体模様層Bを基材層Aに積層した。
【0040】(実施例5)(1−1)の一部着色透明チ
ップb1 のうち桃色、パール色、白色、金色のチップを
20:30:30:20の割合で混合し、これをテフロ
ン処理された離型性繊維基体の上に厚さ0.5mmに散
布し、180℃に加熱しチップを溶融、軟化させクリア
ランスが0.2mmの金属ロール間を通して押し固めて
シート状とし、これを離型性繊維基体より剥離した。次
にこの剥離したシート状の立体模様層Bを(2−4)の
基材シートに加熱して熱圧着して積層した。
【0041】
【0042】
【発明の効果】本発明の基材層の上に、表面の一部分が
着色された透明性を有する合成樹脂製チップを押し固め
て形成した立体模様層を積層してなる内装材は大理石、
御影石等の天然石模様に酷似した深みのある立体的な装
飾模様が得られる。また、表面の一部分が着色された透
明性を有する合成樹脂製チップ又は/及び着色された不
透明合成樹脂製チップを混合して押し固めて形成した立
体模様層を基材層に積層し、該立体模様層に透明性を有
する合成樹脂製チップが30重量%以上の割合で混合さ
れている内装材は、コントラストが強調された天然石模
様に酷似した深みのある立体的な装飾模様が得られる。
【0043】また、立体模様層における表面の一部が着
色された透明性を有する合成樹脂製チップが透明性シー
トの片面又は両面を着色し、このシートをチップ状に粉
砕したものからなる場合は特に大理石、御影石等の天然
石模様に極めて酷似した模様となり、合成樹脂でありな
がら、従来にない本物の天然石タイルと同じような模様
の内装材を得ることが出来る。
【0044】また、前記基材層がシート長手方向に対し
て両端所定幅と中央部とのストライプ状に配色したもの
である場合には、電車、バス等の車両用床材として用い
ると、基材層の両端所定幅が車両の座席部分に、中央部
が通路部分に敷設され、座席と通路を区別化しストライ
プの境界線が立体模様層を透過してみえ、且つ立体模様
層が天然石模様に酷似した模様で、しかも従来のように
1mm以上の厚さの透明層を設けなくても、長期間使用
してもその模様が摩耗によって擦り減っても無くならな
いという効果を奏する。
【0045】更に、該基材層に着色模様が施されている
場合には、立体模様層を透視して基材層の着色模様を見
ると模様がより立体的に見え、しかも基材層の着色模様
をいかすことが出来る。
【0046】本発明の内装材を床材として使用した場合
は、特に歩行により摩耗して擦り減っても、基材層の模
様はもとより、立体模様層のインレイド模様が無くなら
ず、立体的な天然石模様を有する床材を提供することが
でき、電車、バス等の車両等の歩行量の多い場所に敷設
するときには極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 内装材の断面図。
【図2】 チップの斜視図。
【図3】 ツートン床材の断面図。
【符号の説明】
A:基材層、B:立体模様層、b:合成樹脂製チップ、
1 :表面の一部が着色された透明性を有する合成樹脂
製チップ、b2 :表面が着色されていない透明性を有す
る合成樹脂製チップ、b3 :着色された不透明合成樹脂
製チップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // E04F 15/16 A 9024−2E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の一部分が着色された透明性を有す
    る合成樹脂製チップを押し固めて形成した立体模様層
    を、基材層の上に積層したことを特徴とする合成樹脂製
    内装材。
  2. 【請求項2】 表面の一部分が着色された透明性を有す
    る合成樹脂製チップと、表面が着色されていない透明性
    を有する合成樹脂製チップ又は/及び着色された不透明
    合成樹脂製チップとを混合し押し固めて形成した立体模
    様層を、基材層の上に積層し、該立体模様層に前記透明
    性を有する合成樹脂製チップが30重量%以上の割合で
    混合されていることを特徴とする合成樹脂製内装材。
  3. 【請求項3】 表面の一部分が着色された透明性を有す
    る合成樹脂製チップは、透明性シートの片面又は両面を
    着色し、該シートをチップ状に粉砕して得られてなる請
    求項1又は2に記載の合成樹脂製内装材。
  4. 【請求項4】 基材層がシート長手方向に対して両端所
    定幅と中央部のストライプ状に配色された合成樹脂シー
    トからなる請求項1又は2に記載の合成樹脂製内装材。
  5. 【請求項5】 基材層に着色模様が施されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の合成樹脂製内装材。
JP26564194A 1994-10-28 1994-10-28 立体模様を有する内装材 Expired - Fee Related JP3512123B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26564194A JP3512123B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 立体模様を有する内装材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26564194A JP3512123B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 立体模様を有する内装材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08118577A true JPH08118577A (ja) 1996-05-14
JP3512123B2 JP3512123B2 (ja) 2004-03-29

Family

ID=17419959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26564194A Expired - Fee Related JP3512123B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 立体模様を有する内装材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3512123B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036872A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 着色フレークとこれを配合した塗料
JP2007530411A (ja) * 2005-08-24 2007-11-01 エルジー・ケム・リミテッド 共押出工法を活用した透明チップを含む人造大理石及びその製造方法
JP2008274658A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 建材の製造方法
JP2012085681A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Shigenka Kenkyusho:Kk リサイクルタイルカーペット及びその製造方法
CN103781629A (zh) * 2011-09-06 2014-05-07 乐金华奥斯株式会社 具有聚氯乙烯片的镶嵌型地板板材及其制造方法
JP2015520307A (ja) * 2012-04-16 2015-07-16 エルジー・ハウシス・リミテッドLg Hausys,Ltd. Pla樹脂を用いたチップマーブル床材
US9422729B2 (en) 2011-06-13 2016-08-23 Lg Hausys, Ltd. Chip-inlaid flooring material using PLA resin
JP2021042599A (ja) * 2019-09-12 2021-03-18 東リ株式会社 内装材及びその製造方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101334501B1 (ko) * 2011-08-22 2013-12-05 (주)엘지하우시스 입체감을 갖는 바이오 수지 칩 인레이드 바닥재
KR101895635B1 (ko) * 2013-07-11 2018-09-05 (주)엘지하우시스 친환경 쿠션바닥재 및 이의 제조방법

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036872A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 着色フレークとこれを配合した塗料
JP2007530411A (ja) * 2005-08-24 2007-11-01 エルジー・ケム・リミテッド 共押出工法を活用した透明チップを含む人造大理石及びその製造方法
JP2008274658A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 建材の製造方法
JP2012085681A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Shigenka Kenkyusho:Kk リサイクルタイルカーペット及びその製造方法
US9422729B2 (en) 2011-06-13 2016-08-23 Lg Hausys, Ltd. Chip-inlaid flooring material using PLA resin
EP2719846B1 (en) * 2011-06-13 2017-10-18 LG Hausys, Ltd. Chip-inlaid flooring material using pla resin
CN103781629A (zh) * 2011-09-06 2014-05-07 乐金华奥斯株式会社 具有聚氯乙烯片的镶嵌型地板板材及其制造方法
JP2014529696A (ja) * 2011-09-06 2014-11-13 エルジー・ハウシス・リミテッド ポリ塩化ビニールチップインレイド床面材及びその製造方法
JP2015520307A (ja) * 2012-04-16 2015-07-16 エルジー・ハウシス・リミテッドLg Hausys,Ltd. Pla樹脂を用いたチップマーブル床材
JP2021042599A (ja) * 2019-09-12 2021-03-18 東リ株式会社 内装材及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3512123B2 (ja) 2004-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106536214A (zh) 制造热塑性耐磨箔的方法
JP3512123B2 (ja) 立体模様を有する内装材
CN108699845A (zh) 可再利用的合成树脂地砖及其制造方法
JP3390722B2 (ja) シート状床敷及びその製造法
JP3468708B2 (ja) 装飾材
CN1339356A (zh) 三维层合材料
JP7018335B2 (ja) 内装材及びその製造方法
JPH0643748B2 (ja) エンボス床材
JP3103306B2 (ja) 装飾材とその製造方法
JPH0715214B2 (ja) ゴム床材を製造する方法
JPS6315395B2 (ja)
JP3713069B2 (ja) 装飾性シートの製造方法及び該方法によって得られた装飾性シート
JP3396188B2 (ja) 合成樹脂製チップ及びそれを用いた合成樹脂製装飾シート
JP3713070B2 (ja) 装飾性シートの製造方法
JPH0688360B2 (ja) 装飾材
JPH02234983A (ja) 床敷材
KR200419324Y1 (ko) 천연광물이 함유된 바닥재
JP2533978B2 (ja) 砂目調模様を有する熱可塑性樹脂製床材
JPH05309811A (ja) 光輝性装飾シートおよびその製造方法
KR950006069B1 (ko) 착색 그래뉼이 함유된 상재의 제조방법
JPS60157851A (ja) 合成タイル
JPH032650B2 (ja)
JPH0858034A (ja) 装飾用表面材及びその製造方法と製造装置
JP3054213B2 (ja) 化粧シート
JP2001301097A (ja) 玉石調装飾材及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040105

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees