JPH08113992A - 発泡樹脂構造体、壁構造体、壁の構築方法及びコンクリート打設用の打込型枠の構築方法 - Google Patents

発泡樹脂構造体、壁構造体、壁の構築方法及びコンクリート打設用の打込型枠の構築方法

Info

Publication number
JPH08113992A
JPH08113992A JP6250973A JP25097394A JPH08113992A JP H08113992 A JPH08113992 A JP H08113992A JP 6250973 A JP6250973 A JP 6250973A JP 25097394 A JP25097394 A JP 25097394A JP H08113992 A JPH08113992 A JP H08113992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foamed resin
wall
concrete
metal net
exposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6250973A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yaguchi
滋 矢口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAGUCHI KENZAI KAKO KK
Original Assignee
YAGUCHI KENZAI KAKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAGUCHI KENZAI KAKO KK filed Critical YAGUCHI KENZAI KAKO KK
Priority to JP6250973A priority Critical patent/JPH08113992A/ja
Publication of JPH08113992A publication Critical patent/JPH08113992A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】断熱性能を有する間仕切り壁を効率良く構築す
る。 【構成】発泡樹脂からなる板状の基体の外面で、仕上げ
材塗布面(広い面)に、メタルラス6を、その一部が基
体の表面から露出突出するように埋設して発泡樹脂パネ
ル(発泡樹脂構造体)9を構成する。間仕切り壁の設置
予定位置21で、天井面22及び床面23に、金属網材
製のランナー(取付部材)24を固定する(a)。ラン
ナー24に沿って、発泡樹脂パネル9を取付ける。隣接
する発泡樹脂パネル9、9a間に縦補強材27を介装し
ながら、発泡樹脂パネル9aを並列して取付ける。以上
のようにして、間仕切り壁の下地29を構成する
(b)。下地29を構成する発泡樹脂パネル9は表面か
らメタルラス6が露出突出しており、表面にモルタルな
ど左官材料を塗布して壁構造体を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一部を露出して金属
網材を埋設したことを特徴とする発泡樹脂構造体、発泡
樹脂構造体を使用した壁構造体及び壁の構築方法、並び
に発泡樹脂構造体を使用したコンクリート打設用の打込
型枠の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木構造物等でモルタル下地の断熱
壁を構築する際には、例えば間柱等の構造材間に発泡ス
チロールなどの断熱板を介装して構造材の室外側に薄板
を固定し、該薄板の外面にアスファルトフェルト等を介
してメタルラスを被覆固定して下地構成していた。そし
て、メタルラスにモルタルなどの下地材を塗布し、続い
て仕上材を塗布又は吹付けし、あるいはタイルなどを貼
着をして外壁を仕上げていた。
【0003】また、コンクリート構造物等で、間仕切り
壁に断熱性能を付与する場合には、天井面と床面との間
に格子状に組んだ軽量形鋼を固定し、続いて軽量形鋼に
薄板を張り、発泡樹脂板(スチレンボードなど)を固定
していた。また、他の構造では、気泡を含んだ軽量コン
クリート板を並列配置して間仕切り壁を構成していた。
【0004】また、コンクリート構造物で、断熱性能を
有するスラブを構築する際には、スラブ構築用の型枠
(合板製)上に発泡樹脂板(スチレンボードなど)を敷
き詰め、前記型枠内にコンクリートを打設していた。そ
して、その後に型枠を取り外して、下面に発泡樹脂板を
貼着した構造のコンクリートスラブを構築していた。ま
た、このコンクリートスラブで発泡樹脂板に直接に吹付
け又は塗りで仕上げる際には、天井面にメタルラスなど
を敷設固定し、メタルラス面にモルタルなどを吹付け又
は塗布して仕上げていた。
【0005】また、コンクリート構造物で他の部分を構
築する型枠でも同様であった。
【0006】また、ブロックでは、モルタル充填用の縦
貫通孔を有する軽量コンクリート製で構成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術で、木
構造物等の下地を有する壁構造体では施工が煩雑となる
問題点があった。
【0008】また、コンクリート構造物等の断熱性能を
有する間仕切り壁のうち、軽量形鋼を使用する構造で
は、施工が煩雑となり施工日数もかさむ問題点があっ
た。また、軽量コンクリート板を使用するものでは、軽
量コンクリート板が重いので、取扱い難いとともに、天
井面及び床面の支持構造を強固に構成しなければならな
い問題点があった。
【0009】また、コンクリート構造物で、断熱性能を
付与する場合には、型枠を構成する合板を解体する作業
が煩雑となり、スラブ以外の壁等では、コンクリート打
設前に、型枠に発泡樹脂板を固定する為には作業が煩雑
となる問題点があった。
【0010】また、ブロック壁構造では、ブロックが重
いので扱い難いと共に、簡易な壁等を構築する際には構
築後の重量が大きくなる問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明は、発泡
樹脂の表面から金属網材を露出するように埋設して発泡
樹脂構造体を構成し、またこの発泡樹脂構造体を使用
し、壁構造体やコンクリート打設用の打込型枠を構築し
たので前記問題点を解決した。
【0012】即ちこの発明は、発泡樹脂からなる所定形
状の基体の外面の一部又は全部に、一部を外面から露出
して金属網材を埋設したことを特徴とする発泡樹脂構造
体である。
【0013】また、発泡樹脂からなる板状の基体の外面
で、少なくとも広い面の1面に、一部を外面から露出し
て金属網材を埋設したことを特徴とする発泡樹脂構造体
である。また、発泡樹脂製のブロック体の仕上材付着面
に、一部を露出して金属網材を埋設し、前記ブロック体
の所定位置に貫通孔を並列穿設したことを特徴とする発
泡樹脂構造体である。また、コンクリート構造物の構築
において使用するコンクリート打設用の型枠に使用する
構造体であって、該構造体は、所定構造物の形状に応じ
て成形された発泡樹脂製の基体の少なくとも外面に、一
部を前記基体の外面から露出して金属網材を埋設したこ
とを特徴とする型枠用の発泡樹脂構造体である。
【0014】また、所定の壁構造材の壁構築予定位置に
発泡樹脂構造体からなるパネルを並列固定してなり、前
記発泡樹脂構造体は、合成樹脂製の基体の仕上材付着面
に、一部を露出して金属網材を埋設して形成したことを
特徴とする壁構造体である。
【0015】また、天井面及び床面に、並列した発泡樹
脂構造体からなるパネルの上下端を夫々固定すると共
に、隣接するパネルの間に補強用縦材を介装してなり、
該発泡樹脂構造体は、合成樹脂製の基体の仕上材付着面
に、一部を露出して金属網材を埋設して形成したことを
特徴とする壁構造体である。
【0016】また、縦貫通孔を有する発泡樹脂構造体を
順次積層すると共に前記縦貫通孔内に連結材を内装して
構築する壁であって、前記発泡樹脂構造体は、合成樹脂
製の基体の仕上材付着面に、一部を露出して金属網材を
埋設したことを特徴とする壁構造体である。
【0017】また、天井面及び床面で、間仕切り壁の設
置予定位置に取付部材を固定し、該取付部材に沿って、
発泡樹脂構造体からなるパネルを並列して取付けてな
り、前記発泡樹脂構造体は、発泡樹脂の基体の外面に、
一部を露出して金属網材を埋設して形成されており、次
に前記パネルの外面に仕上材を付着することを特徴とし
た壁の構築方法である。また、取付部材を金属網から構
成すると共に、隣接するパネルの間に補強縦材を介装し
ながらパネルを並列することを特徴とした壁の構築方法
である。
【0018】また、構築予定のコンクリート構造物の所
定外面に沿って合成樹脂構造体からなるパネルを順次構
築してコンクリート打設用の打込み型枠を構築し、該打
込み型枠内にコンクリートを打設してなり、前記合成樹
脂構造体は、合成樹脂製の基体の外面に、一部を露出し
て金属網材を埋設して形成することを特徴としたコンク
リート打設用の打込型枠の構築方法である。
【0019】前記において、発泡樹脂構造体は板状、縦
貫通孔を併設したブロック体及びコンンクリート打込型
枠用の形状の他、直方体、立方体、球形、半球形、錐
形、箱形等使用目的に応じて種々の形状とすることもで
きる。
【0020】また、前記における発泡樹脂製とは、発泡
ポリスチレン板、硬質ポリウレタンフォーム等を指す
が、グラスウール、ロックウールなどを所定形状に形成
した材料でも可能である。
【0021】また、前記における金属網材とは、メタル
ラス、リブラス、鋼線からなる金属網、あるいは格子状
の鋼線で補強したメタルラス又はリブラスなどを指す。
【0022】また、前記における縦補強材とは、トラス
状に組んだ組立て柱、小形のH型鋼等の型鋼、みぞ形鋼
など軽量型鋼などを指す。
【0023】また、前記における壁構造材とは、木構
造、鉄骨構造等における柱、間柱、胴縁などを指す。
【0024】また、前記における下地材とは、モルタル
などの仕上げ塗りやタイル貼りの下地となる材料を指
す。
【0025】また、前記壁構造体で、「連結材を内装」
とは、縦貫通孔内に鉄筋などの補強鋼材を挿通し、また
はモルタルを充填し、または鉄筋を挿通しかつモルタル
を充填して構成する。
【0026】
【作用】発泡樹脂製の基体の外面に金属網材を埋設して
発泡樹脂構造体を構成したので、軽量でかつ所定強度を
有し、曲げ等の外力に抵抗できると共に発泡樹脂構造体
の外面を押圧した場合にも該部が凹むおそれがない。ま
た、発泡樹脂製であるので、断熱性能を有する効果があ
る。
【0027】また、発泡樹脂構造体の外面で金属網材を
露出させてあるのでコンクリートやモルタルなどとの定
着力を向上させることができる。
【0028】また、壁構造体で、並列させた発泡樹脂構
造体の間に縦補強材を介装したので横方向に並列した発
泡樹脂構造体を連結し、かつ補強できる。また、金属網
材からなる取付部材を使用して構成したものでは、発泡
樹脂構造体の天井面及び床面に近接する部分でもモルタ
ルなどの下地材を塗布することができる。
【0029】また、発泡樹脂構造体を型枠に使用した場
合には、所定の締付けをすれば他の合板などを使用しな
くても、発泡樹脂構造体の単独で打設したコンクリート
の重量を支えることができ、打込み型枠としての機能を
果たすことができる。また、発泡樹脂構造体の外面で
は、金属網材が露出しているので、コンクリートとの定
着が良くなり、発泡樹脂構造体を壁等の垂直面に使用し
てもコンクリート構造体から離脱するおそれがない。
【0030】ブロック体を形成した発泡樹脂構造体で
は、縦貫通孔を並列穿設したので、該縦貫通孔に連結用
の鉄筋等を挿通して、発泡樹脂構造体を積層連結でき
る。
【0031】
【実施例1】図1乃至図6に基づきこの発明の発泡樹脂
構造体の実施例を説明する。この実施例は、発泡樹脂構
造体を主に板状のパネルとした実施例である。
【0032】成形予定のパネルに応じた所定形状の成形
型枠内で、広い面にあたる内面に、メタルラスを敷き、
該成形型枠内に所定の樹脂材料を入れ発泡させ、該成形
型枠内に発泡樹脂を充満させる。次に脱型すると、発泡
樹脂の広い面側にメタルラスが埋設した構造の断熱基板
が形成される(図示していない)。続いて、前記断熱基
板の広い面(メタルラスを埋設した面)2、3を加熱し
て発泡樹脂表面を均一に溶かし、該広い面2、3でメタ
ルラス4の下面8が断熱基板1内に埋設され、上面7が
表面より突出した板状の発泡樹脂パネル(発泡樹脂構造
体)9を構成する(図1、図2、図3)。
【0033】この発泡樹脂パネル9は、下記実施例2、
3、4に示した壁構造体、間仕切り壁(壁構造体)、コ
ンクリート打設用の打込型枠に使用できると共に、軟弱
地盤上の敷板、駅のプラットホームなどの構築の際に土
砂に代わる芯材として使用することができる。
【0034】前記実施例において、発泡樹脂パネル9の
六面のうち、広い面の二面にメタルラスを埋設したが、
必要とされる強度により、広い面のいずれか一方の一面
のみに埋設することもできる(図示していない)。更
に、広い面の二面以外の他の面5、5、で残りの二面あ
るいは残りの四面全部にメタルラスを埋設することもで
きる(図4(a))。この場合には発泡樹脂パネルを並
列使用する場合、隣接する発泡樹脂パネルの当接面でメ
タルラスが当接するので、発泡樹脂パネルがずれるおそ
れがない。また、隣接するパネルの間にモルタルを介装
すれば、より確実に連結できる。
【0035】また前記実施例において、断熱基板の広い
面(メタルラスを埋設した面)2、3を加熱して発泡樹
脂表面を均一に溶かしたが、断熱基板の広い面の所定箇
所のみを加熱して発泡樹脂表面の一部を溶かすこともで
きる。この場合には、溶かした部分に凹入部10、10
が形成され、メタルラス6のうち凹入部10、10内の
メタルラス6a、6aのみが露出する(図4(b))。
【0036】また、前記実施例において、金属網材とし
て、メタルラス6に代わりリブラス11を使用すること
もできる。この場合も同様に、断熱基板1の広い面2、
3にリブラス11の下面13を埋設し上面12を露出突
出させて(図6)、発泡樹脂パネル14を構成すること
もできる(図5)。更に、金属網材は、鋼線からなる金
属網、メタルラス又はリブラスを格子状の鋼線で補強し
た構造のものでも可能である。
【0037】また、前記実施例において、発泡樹脂構造
体は板状のパネルとしたが、必要に応じて、他の形状で
突起、切り欠き、開口等を有する形状、あるいはL字
状、枠状、箱状とすることもできる。例えば、メタルラ
スなど金属網材が埋設された同様の構造で、発泡樹脂製
の有底箱状の容器とすれば、軽量かつ所定強度を有する
保冷容器を構成することもできる。この場合、魚等生鮮
品や冷凍品を輸送する際に使用する従来の発泡スチロー
ル製の保冷容器より、強度が高く、薄い材厚で同様の機
能を有する容器とすることができる(図示していな
い)。
【0038】
【実施例2】次に図7に基づいて、実施例1の発泡樹脂
パネル9を使用したこの発明の壁構造体の実施例を説明
する。
【0039】木構造の壁を構築する、壁の間柱(壁構造
材)16、16の室外側16aに、実施例1の発泡樹脂
パネル9、9を並列配置して、ねじ釘で間柱16、16
に固定して壁の下地17を構成する(図7)。図中18
は、間柱16の室内側16bの壁の仕上げ用の下地板で
ある。
【0040】前記壁の下地17の発泡樹脂パネル9、9
の外面にモルタル19を塗布又は吹付けし、更に必要な
らば、仕上げ用の左官材料を塗布又は吹付け、あるいは
タイルを貼設して、外壁面を仕上げて、壁構造体20を
構成する(図7)。
【0041】前記において、発泡樹脂パネル9のみで防
水性能を有するが、必要ならば、間柱16と発泡樹脂パ
ネル9との間にアスファルトフェルトなどの防水シート
を介装することもできる(図示していない)。
【0042】前記実施例において、発泡樹脂パネル9と
間柱16とはねじ釘によって固定したが、釘その他の釘
類でも可能である。
【0043】また、前記実施例において、発泡樹脂パネ
ル9を壁の間柱16に固定したが、壁構造によっては、
柱や、間柱に固定した胴縁などの他の壁構造材に発泡樹
脂パネルを固定することもできる(図示していない)。
【0044】また、前記実施例において、発泡樹脂パネ
ル9は室外側16aに設置したが、室内側16bに同様
に設置することもできる。更に、室外側16a及び室内
側16bの両側に設置することもできる。
【0045】
【実施例3】次に図8、図9に基づいて、この発明の主
に間仕切り壁となる壁構造体及びその構築方法の実施例
を説明する。
【0046】コンクリート構造物において、間仕切り壁
設置予定位置21の天井面22及び床面23に、金属網
材を屈曲して形成した断面L状のライナー(取付部材)
24、24を固定する(図8(a))。
【0047】次に前記ライナー24に沿って、実施例1
の発泡樹脂パネル9の上下両端部25、25aを取付
け、必要に応じて前記発泡樹脂パネル9と前記ライナー
24、24とを固定する(図8(b))。同様に他の発
泡樹脂パネル9aの上下両端部25、25aを同様にラ
イナー24、24に取付けると共に、前記既に設置した
発泡樹脂パネル9との間にトラス柱(縦補強材)27を
介装する(図9(a))。前記トラス柱27は、前記発
泡樹脂パネル9、9aの縦端面26、26に押し込ま
れ、この中に押し込まれる(図9(b))。
【0048】以下同様に所定数の発泡樹脂パネル9、9
を並列設置して、間仕切り壁の下地29を構成する(図
8(c)、図9(b))。この際、間仕切り壁の下地2
9は、発泡樹脂パネル9の広い面(仕上材塗布面)2、
3、即ちメタルラス6、6が露出突出している面が現れ
ている。
【0049】続いて、間仕切り壁の下地構造29の表
面、即ちメタルラス6、6が露出突出した面にモルタル
(下地材)19を塗布する。続いて、必要ならば、所定
の仕上材を施し、断熱性能を有する間仕切り壁30を構
成する(図8(c)、図9(b))。また、仕上材の塗
布に代わり、タイルを貼り、あるいはシートを張設し
て、間仕切り壁(壁構造体)30を構成することもでき
る(図示していない)。
【0050】前記実施例において、ライナー24の形状
はL字状としたが、横コ字状でも、また該ライナー24
に沿って発泡樹脂パネル9を取付ることができれば、他
の形状でも可能である。また、ライナー24は金属網材
から構成したが、他の形状の軽量型鋼等を使用すること
もできる。
【0051】また、前記実施例における縦補強材は、鉄
筋を屈曲して形成したトラス柱としたが、これに代わり
他の形状のトラスあるいは軽量型鋼等を使用することも
できる。
【0052】
【実施例4】次に図10、図11、図12に基づいて、
この発明のコンクリート打設用の打込み型枠の構築方法
に関する実施例を説明する。
【0053】床構築予定位置で、所定の梁用型枠32、
32に、所定間隔でトラスビーム33、33を並列架設
する。前記トラスビーム33及び梁用型枠32に実施例
1の発泡樹脂パネル9、9を敷設する。この際、隣接す
る発泡樹脂パネル9、9の連結部分35は、トラスビー
ム33のフランジ34上に位置するように敷設すること
が望ましい(図11(a))。この際、発泡樹脂パネル
9、9の広い面2、3は上下に位置し、図3、4のよう
にメタルラス6、6が露出突出している。
【0054】以上のようにして、コンクリート打設用の
床用型枠36を構築する(図10)。図中37は壁用型
枠、38は柱用型枠である。
【0055】続いて、型枠内にコンクリート39を打設
する。コンクリートが固化した後、トラスビーム33や
不要な型枠を取り外してコンクリートスラブ40を構築
する(図11(b))。このコンクリートスラブ40
は、下面(天井面)に発泡樹脂パネル9、9が固着され
た構造である。従って発泡樹脂パネル9の下面にはメタ
ルラスが露出突出しているので、該下面に耐火材41を
吹付けることができる他、モルタルその他の左官材料を
塗布又は吹付けすることもできる(図11(b))。ま
た、前記コンクリートスラブ40の固化したコンクリー
ト39の下面39aは、発泡樹脂パネル9上面の露出突
出したメタルラス6が定着されるので、発泡樹脂パネル
9とコンクリート39とは強固に固定されている(図1
1(b))。
【0056】前記において、隣接する発泡樹脂パネル
9、9aの接合部分35は突き合わせてあるだけである
が、該部からセメントミルクが漏れるおそれはない。ま
た、必要ならば該部を接着することもできる。
【0057】前記実施例において、床用型枠36の構築
に発泡樹脂パネル9を使用した実施例を説明したが、壁
用型枠、梁用型枠、柱用型枠についても従来の合板に代
えて、同様の発泡樹脂パネル9を適宜形状に加工して使
用し、コンクリート打設用の打込み型枠を構築すること
ができる(図示していない)。
【0058】図12に壁用型枠として使用した例を示
す。壁厚Dに合わせて所定間隔で並列配置した発泡樹脂
パネル9、9をセパレーター42を介して固定してコン
クリート打設用の壁用打込み型枠44を構成する(図1
2(a))。コンクリート45を打設後にパイプ43な
どを取外すと、両面に発泡樹脂パネル9、9を一体に固
着した断熱性能を有するコンクリート壁46を構築でき
る(図12(b))。
【0059】
【実施例5】図13に基づきコンクリート打設の打込み
型枠用の発泡樹脂構造体に関する実施例について説明す
る。この実施例は、前記実施例4において、板状の発泡
樹脂パネルを組み合わせて打込み型枠を構成したが、予
め、構築予定の構造物の形状に合わせて、発泡樹脂構造
体を成形して打込み型枠を構成するものである。
【0060】構築予定の梁47の形状に合わせて溝型の
梁用型枠(発泡樹脂構造体)48を構成する(図13
(a))。この場合、梁用型枠48は、前記実施例1の
発泡樹脂パネル9と同様に、メタルラス6を埋設して溝
型に成形し、基体の内外両面を加熱して図3、4のよう
に、メタルラス6の上面を露出突出させて構成する。
【0061】また、構築予定の柱49の形状に合わせ
て、箱形の柱用型枠(発泡樹脂構造体)50を構成する
こともできる。この場合、平面L字状の型枠片51、5
1の4つに分割してある(図13(b))が、他の分割
形状あるいは一体の形状の柱用型枠とすることもできる
(図示していない)。更に、定形のL字状の型枠片5
1、51の当接面の間に所定幅の上下に細長い発泡樹脂
パネル9を介装すれば、所望の太さの柱に合わせて構築
することもできる(図示していない)。また、柱用型枠
50の型枠片51の内外両面にも、発泡樹脂パネル9と
同様にメタルラス6の上面が露出突出している。
【0062】また、前記において、梁用及び柱用の型枠
についてのみ説明したが、例えば、柱、梁、壁の仕口部
分のみの形状で一体のあるいは該部を分割した形状の型
枠を構成することもできる(図示していない)。更に、
メタルラスを埋設した発泡樹脂を所望形状に成形すれば
他の部分の構築に使用する型枠を構成することもできる
(図示していない)。
【0063】
【実施例6】次に、図14に基づき、この発明の発泡樹
脂構造体をブロック状に形成した発泡樹脂ブロック及び
発泡樹脂ブロックを使用した壁構造体について説明す
る。
【0064】前記実施例1と同様に、ブロック用の成形
型枠に縦貫通孔形成用の中子を設置すると共に六面にメ
タルラスを配置して、該型枠内に発泡樹脂を充填する。
その後、脱型して、ブロック体を成形し、該ブロック体
の表面を加熱して、発泡樹脂を溶かし、ブロック体の表
面からメタルラス6の一部が露出突出し、縦貫通孔5
4、54が並列穿設された発泡樹脂ブロック(発泡樹脂
構造体)53を構成する(図14(a))。この発泡樹
脂ブロックは、従来のブロック体と同様の形状である。
また、表面は、実施例1の発泡樹脂パネルの構造と同様
であり、図3、4に示すように、メタルラス6の下面が
ブロック内に埋設され、上面がブロック表面から露出突
出している。
【0065】また、この発泡樹脂ブロック53は、従来
のブロックと同様に縦貫通孔54、54内に補強鉄筋5
6を連通すると共に、縦貫通孔54内にモルタル57を
充填しながら発泡樹脂ブロック53、53を積層して壁
構造体55を構成する(図14(b))。この際、従来
と同様に隣接する発泡樹脂ブロック間にもモルタルを介
装させながら積層する。
【0066】この壁の表面には、従来と同様にモルタル
を塗布し、タイルや他の左官材料で仕上げることができ
る。
【0067】前記実施例において、所定の縦貫通孔5
4、54が形成されていれば、他の形状でも可能であ
る。取り分け、この発泡樹脂ブロック53は従来のコン
クリートブロックに比してきわめて軽量であるので、取
扱い易く、施工が容易であると共に、形成後の壁構造体
55の重量を大巾に削減できる。また、逆に、きわめて
軽量であるので、従来に比して大形に形成できる。
【0068】また、前記実施例において、ブロックの6
面全体にメタルラス6を露出突出させたが、少なくとも
仕上材付着面(積層して壁を構成する際に、外面側にな
り、仕上材を塗布又は吹付けなどにより付着させる予定
の面。ここでは広い面)にメタルラスを露出突出させれ
てあれば所定の機能を満たす。
【0069】
【発明の効果】この発明の発泡樹脂構造体は、発泡樹脂
製の基体に金属網材の一部を埋設してあるので、きわめ
て軽量で扱い易く所定強度及び断熱性能を有する効果が
ある。また、基体外面より金属網材の一部を露出してあ
るので、該面にモルタルなどの左官材料を容易に塗布又
は吹付けすることができる効果がある。
【0070】発泡樹脂構造体を使用した木構造物等の壁
構造体では、間柱等の壁構造材に発泡樹脂構造体を固定
するだけで、モルタル下地を構成できるので、熟練技術
を不要とし、作業の簡略化・短縮化を図れる効果があ
る。
【0071】また、発泡樹脂構造体を使用した間仕切り
壁等の壁構造体では、天井面及び床面の取付部材に沿っ
て発泡樹脂構造体を取付けるだけで構築でき、また軽量
であるので1人でも作業ができ、熟練技術を不要とし、
作業の簡略化及び短縮化を図れる効果がある。また、壁
構造体の外面には金属網材が露出しているのでモルタル
などの左官材料が容易に塗布又は吹付けすることがで
き、更に金属網材から取付部材を構成したものでは、取
付部材にもモルタルなどの下地材や仕上材を塗布するこ
とができるので、天井面から床面まで全長に亘り壁を仕
上げることができ、取り分け天井板を張らない構造とす
る際に壁の美観を向上させることができる効果がある。
【0072】コンクリート構造物の型枠の構築方法とし
てた場合、仮設型枠を不要とし、発泡樹脂構造体を従来
の合板を使用した施工と同様に施工することにより、断
熱性能を強化した躯体を容易に構築できる効果がある。
また、躯体表面に固着された発泡樹脂パネル面に直接、
耐火被膜等を塗布又は吹付けできるので、使用できる仕
上材の幅を広げることができる効果がある。
【0073】また、ブロック状の発泡樹脂構造体では、
きわめて軽量に形成できる為、取扱いを容易にでき、こ
れを使用して壁を構築した場合には、容易に施工ができ
ると共に軽量に構築できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の板状の発泡樹脂構造体の実施例で、
(a)は一部を省略した正面図、(b)は一部拡大正面
図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく一部を省略した拡大横断面図である。
【図4】(a)(b)はこの発明の他の板状の発泡樹脂
構造体で、一部を省略した拡大横断面図である。
【図5】この発明の他の板状の発泡樹脂構造体で、一部
を省略した正面図である。
【図6】同じく一部を省略した拡大横断面図である。
【図7】この発明の発泡樹脂構造体を壁構造体に使用し
た横断面図である。
【図8】(a)(b)(c)は、この発明の発泡樹脂構
造体を間仕切り壁に使用する壁構造体の実施例の構築方
法を説明する縦断面図である。
【図9】(a)(b)は同じく壁構造体の構築方法を説
明する一部斜視図である。
【図10】発泡樹脂構造体を使用したコンクリート打設
用の打込型枠(床)の実施例の正面図である。
【図11】図10のA部の拡大縦断面であり、(a)は
コンクリート打設前、(b)はコンクリート打設後を夫
々表す。
【図12】発泡樹脂構造体を使用したコンクリート打設
用の打込型枠(壁)の実施例の横断面図で、(a)はコ
ンクリート打設前、(b)はコンクリート打設後を夫々
表す。
【図13】他の発泡樹脂構造体の実施例(コンクリート
打設用の打込型枠)の斜視図であり、(a)は梁用型
枠、(b)は柱用型枠である。
【図14】(a)はこの発明の他の発泡樹脂構造体の実
施例(発泡樹脂ブロック)の斜視図、(b)はこの発泡
樹脂構造体を使用した壁構造体の構築途中の一部斜視図
である。
【符号の説明】
1 基板 2、3 広い面 6 メタルラス 7 メタルラスの上面 8 メタルラスの下面 9、9a 発泡樹脂パネル(発泡樹脂構造体) 11 リブラス 14 発泡樹脂パネル(発泡樹脂構造体) 16 間柱(壁構造材) 17 モルタル下地構造 21 間仕切り壁構築予定位置 22 天井面 23 床面 24 ライナー(取付部材) 27 ラチス柱(縦補強材) 29 間仕切り壁の下地 36 床用型枠 44 壁用型枠 48 梁用型枠(発泡樹脂構造体) 50 柱用型枠(発泡樹脂構造体) 53 発泡樹脂ブロック(発泡樹脂構造体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04G 9/10 103 B

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡樹脂からなる所定形状の基体の外面の
    一部又は全部に、一部を外面から露出して金属網材を埋
    設したことを特徴とする発泡樹脂構造体。
  2. 【請求項2】発泡樹脂からなる板状の基体の外面で、少
    なくとも広い面の1面に、一部を外面から露出して金属
    網材を埋設したことを特徴とする発泡樹脂構造体。
  3. 【請求項3】発泡樹脂製のブロック体の仕上材付着面
    に、一部を露出して金属網材を埋設し、前記ブロック体
    の所定位置に貫通孔を並列穿設したことを特徴とする発
    泡樹脂構造体。
  4. 【請求項4】コンクリート構造物の構築において使用す
    るコンクリート打設用の型枠に使用する構造体であっ
    て、該構造体は、所定構造物の形状に応じて成形された
    発泡樹脂製の基体の少なくとも外面に、一部を前記基体
    の外面から露出して金属網材を埋設したことを特徴とす
    る型枠用の発泡樹脂構造体。
  5. 【請求項5】所定の壁構造材の壁構築予定位置に発泡樹
    脂構造体からなるパネルを並列固定してなり、前記発泡
    樹脂構造体は、合成樹脂製の基体の仕上材付着面に、一
    部を露出して金属網材を埋設して形成したことを特徴と
    する壁構造体。
  6. 【請求項6】天井面及び床面に、並列した発泡樹脂構造
    体からなるパネルの上下端を夫々固定すると共に、隣接
    するパネルの間に補強用縦材を介装してなり、該発泡樹
    脂構造体は、合成樹脂製の基体の仕上材付着面に、一部
    を露出して金属網材を埋設して形成したことを特徴とす
    る壁構造体。
  7. 【請求項7】縦貫通孔を有する発泡樹脂構造体を順次積
    層すると共に前記縦貫通孔内に連結材を内装して構築す
    る壁であって、前記発泡樹脂構造体は、合成樹脂製の基
    体の仕上材付着面に、一部を露出して金属網材を埋設し
    たことを特徴とする壁構造体。
  8. 【請求項8】天井面及び床面で、間仕切り壁の設置予定
    位置に取付部材を固定し、該取付部材に沿って、発泡樹
    脂構造体からなるパネルを並列して取付けてなり、前記
    発泡樹脂構造体は、発泡樹脂の基体の外面に、一部を露
    出して金属網材を埋設して形成されており、次に前記パ
    ネルの外面に仕上材を付着することを特徴とした壁の構
    築方法。
  9. 【請求項9】取付部材を金属網から構成すると共に、隣
    接するパネルの間に補強縦材を介装しながらパネルを並
    列することを特徴とした請求項8記載の壁の構築方法。
  10. 【請求項10】構築予定のコンクリート構造物の所定外
    面に沿って合成樹脂構造体からなるパネルを順次構築し
    てコンクリート打設用の打込み型枠を構築し、該打込み
    型枠内にコンクリートを打設してなり、前記合成樹脂構
    造体は、合成樹脂製の基体の外面に、一部を露出して金
    属網材を埋設して形成することを特徴としたコンクリー
    ト打設用の打込型枠の構築方法。
JP6250973A 1994-10-17 1994-10-17 発泡樹脂構造体、壁構造体、壁の構築方法及びコンクリート打設用の打込型枠の構築方法 Pending JPH08113992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6250973A JPH08113992A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 発泡樹脂構造体、壁構造体、壁の構築方法及びコンクリート打設用の打込型枠の構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6250973A JPH08113992A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 発泡樹脂構造体、壁構造体、壁の構築方法及びコンクリート打設用の打込型枠の構築方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08113992A true JPH08113992A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17215787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6250973A Pending JPH08113992A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 発泡樹脂構造体、壁構造体、壁の構築方法及びコンクリート打設用の打込型枠の構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08113992A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004169448A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Railway Technical Res Inst コンクリート充填鋼管とコンクリートフーチングの接合部の構造
WO2011078643A3 (es) * 2009-12-21 2011-11-24 Gomez Espana Collignon Carlo Sistema constructivo industrializado con elementos estructurales prefabricados

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004169448A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Railway Technical Res Inst コンクリート充填鋼管とコンクリートフーチングの接合部の構造
WO2011078643A3 (es) * 2009-12-21 2011-11-24 Gomez Espana Collignon Carlo Sistema constructivo industrializado con elementos estructurales prefabricados

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5758463A (en) Composite modular building panel
EP0208529B1 (en) Reinforced-concrete building structures
US5611183A (en) Wall form structure and methods for their manufacture
US5172532A (en) Prefabricated polymer building wall panels
US4942707A (en) Load-bearing roof or ceiling assembly made up of insulated concrete panels
US6494004B1 (en) Self jigging concrete wall structure and method of construction
JPH01322049A (ja) 断熱コンクリート壁及びその構築工法
JP2002339451A (ja) プレキャストコンクリート板およびその製造方法、バルコニー用プレキャストコンクリート板、外断熱構造物
JP3010344B2 (ja) プレキャストコンクリートパネル
JPH11193588A (ja) 鉄筋コンクリート構造物の外断熱工法における耐火材の取付方法。
JPH08113992A (ja) 発泡樹脂構造体、壁構造体、壁の構築方法及びコンクリート打設用の打込型枠の構築方法
JPH09112029A (ja) ポリスチレン系発泡体製断熱パネル
US4136499A (en) Method for making a reinforced wall or foundation
CN106638978A (zh) 装配式pc预制承重墙板结合轻型钢骨架的节点结构
JP3441434B2 (ja) 型枠兼用断熱パネル及びそれを用いた施工方法
JPH07292828A (ja) プレキャスト合成ボイドスラブ及びその構造
EP0149433A2 (en) Prefabricated reinforced plate-shape elements made of thermo-acoustic insulating plastic material, in particular polyurethan resin, comprising a reinforcement for at least one beam of the floor and forming parts of a one-use mold for said floor
WO2005019549A1 (es) Sistema de construcción de edificios
JP3447383B2 (ja) 吸音板付きコンクリ−ト天井板及びその製造法
JPH0144683Y2 (ja)
JPH11181916A (ja) ブロック組立式構造物用ユニットブロックとその乾式構築法
KR100504350B1 (ko) 건축물의 시공방법
JP2005325610A (ja) 床の構造
JPH0266246A (ja) 立体トラス付き断熱コンクリート及びその造成方法
JP2698775B2 (ja) ボイドスラブの構築方法