JPH08113834A - 粗紡機における管替方法及び管替装置 - Google Patents

粗紡機における管替方法及び管替装置

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JPH08113834A
JPH08113834A JP6249765A JP24976594A JPH08113834A JP H08113834 A JPH08113834 A JP H08113834A JP 6249765 A JP6249765 A JP 6249765A JP 24976594 A JP24976594 A JP 24976594A JP H08113834 A JPH08113834 A JP H08113834A
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bobbin
roving
frame
support
pitch
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JP6249765A
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Yukio Saito
幸男 斉藤
Kengo Ohashi
憲吾 大橋
Takamasa Morita
隆征 森田
Taishi Kasahara
大始 笠原
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/02Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing completed take-up packages and replacing by bobbins, cores, or receptacles at take-up stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • D01H9/04Doffing arrangements integral with spinning or twisting machines
    • D01H9/046Doffing arrangements integral with spinning or twisting machines for flyer type machines
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/02Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing completed take-up packages and replacing by bobbins, cores, or receptacles at take-up stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • D01H9/08Doffing arrangements independent of spinning or twisting machines
    • D01H9/10Doffing carriages ; Loading carriages with cores

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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】粗紡機の運転時には常に粗紡機の前側での作業
者による作業を可能とし、満ボビン及び空ボビンの搬送
用に独立したレールを設ける必要をなくす。 【構成】粗紡機2の前側にボビンホイールの2倍の数の
ペッグ49がボビンホイール4の1/2ピッチで2列に配
設された踏台35が配設されている。ペッグ49はカバープ
レート41の上面の作用位置と、上面から退避した退避位
置とに移動可能に配置され、かつ粗紡機2の長手方向に
ペッグの1ピッチ分往復駆動可能となっている。管替機
構13はボビンレール3の後方に配設され、粗紡機2の前
側上方には支持レール5,6 が昇降装置7により昇降可能
に配設されている。支持レール5,6には粗紡機1台分の
空ボビンEを吊下したボビン搬送体10が支承されてい
る。管替作業時はペッグ49が作用位置に配置され、踏台
35上のペッグ49を介して満ボビンF及び空ボビンEがボ
ビン搬送体10とボビンレール3との間で交換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は上部支持式のフライヤを
装備した粗紡機において、粗紡機の上方に待機するボビ
ン搬送体に吊下された空ボビンと、粗紡機の満ボビンと
を交換する粗紡機における管替方法及び管替装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、粗紡機では生産性の向上を図るた
めに、高速化及びラージパッケージ化の傾向が著しい。
従って、満ボビンをボビンレールから取出す玉揚作業
と、空ボビンをボビンホイールに挿入する作業は、作業
者にとってかなりの重労働(特に玉揚作業)となるばか
りでなく、作業に要する時間が長くなって粗紡機の稼動
効率を低下させることになる。このため玉揚作業及びそ
の後の空ボビン供給をも含めた管替作業の自動化につい
て種々の提案がなされている。
【0003】従来、この種の玉揚装置、管替装置とし
て、粗紡機の前方に機台全長にわたってペッグコンベア
を配設するとともに、粗紡機のボビンピッチと同じ間隔
に配置された管替腕と、該管替腕を前後ならびに昇降動
させる管替腕前後動機構及び管替腕昇降機構とを装備し
た管替機を配設し、満管時に管替機の作動により満ボビ
ンを粗紡機のボビンレール上からペッグコンベア上へ玉
揚し、ペッグコンベア上の空ボビンをボビンレール上に
載置する装置が提案されている(例えば、特開昭57−
106729号公報)。そして、特開昭57−1067
29号公報に開示された装置では管替機の管替ヘッド上
面をカバーで覆い、管替腕が最下降位置に配置された
際、カバーがペッグコンベアを覆って踏台として使用可
能となっている。
【0004】この装置で管替え作業を行う場合は、満管
となる前にペッグコンベアが駆動されるとともにその一
端で空ボビンが順次ぺッグ上に供給され、粗紡機の各満
ボビンと対向する位置に空ボビンが配置される。そし
て、満管により粗紡機が停止した後、管替腕前後動機構
及び管替腕昇降機構の作動により満ボビンがボビンレー
ル上からペッグコンベア上へ玉揚され、ペッグコンベア
上の空ボビンがボビンレール上に載置される。
【0005】又、特開昭58−119562号公報には
図23に示す装置が提案されている。この装置は粗紡機
101の上方に機台長手方向(紙面に垂直方向)と直交
するようにレール102が配設され、レール102に沿
って移動可能にクレーン103が設けられている。クレ
ーン103には粗紡機101の全長とほぼ同じ長さの搬
送レール104,105が機台と平行に延び、かつ昇降
装置106,107によりそれぞれ独立して昇降可能に
設けられている。搬送レール104,105にはボビン
ハンガ108が粗紡機101のボビンピッチで1列に列
設されたキャリッジ(図示せず)が配設されている。
又、粗紡機101の前側には管替機109が図23に示
す待機位置と、当該位置から前進した粗紡機101に近
接する作業位置との間を移動可能に配置されている。
【0006】そして、管替え作業時には第1の搬送レー
ル104が待機位置の管替機109の管替腕110と対
向する位置にクレーン103が移動配置される。この状
態で管替機109が作業位置に前進移動して、ボビンレ
ール111上の満ボビンFを管替腕110に吊架した
後、待機位置まで後退するとともに管替腕110を1列
に配列する。次に昇降装置106が作動して第1の搬送
レール104が下降する。そして、満ボビンFがボビン
ハンガ108に吊架された後、搬送レール104が上昇
して元の位置に復帰する。次にボビンハンガ108に空
ボビンEが吊架された第2の搬送レール105が管替腕
110の先端と対向する位置までクレーン103が移動
され、昇降装置107が作動して第2の搬送レール10
5が下降する。そして、空ボビンEが管替腕110に受
け渡された後、第2の搬送レール105が上昇して元の
位置に復帰する。次に管替機109が作業位置に移動
し、空ボビンEをボビンレール111上に載置した後、
待機位置に復帰して管替作業が完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開昭57−1067
29号公報に記載の装置では、管替ヘッド上面をカバー
で覆い踏台として使用可能となっている。ところが、粗
紡機は満管停止後、満ボビンと空ボビンとの管替作業が
終了すると運転が再開され、粗紡機の運転が再開される
と粗糸切れ補修作業を必要とする状態が起こる。そし
て、玉揚げされた満ボビンの搬送中は前記カバーはその
下方を空ボビンEあるいは満ボビンFが通過可能な位置
まで、すなわち粗紡機のフライヤプレッサ上方と対応す
る位置まで上昇している。従って、その間はカバーが邪
魔になって、粗紡機の再起動時の粗糸の自動巻付けミス
の修復作業や粗糸切れ補修作業ができないという問題が
ある。又、満管に近づき空ボビンをボビンホイールと対
応する位置に搬入する際にもカバーが上昇位置に保持さ
れ、同様な問題が生じる。そして、空ボビンEの搬入及
び満ボビンFの搬出を粗紡機の停止中に行うと、空ボビ
ンEの搬入及び満ボビンFの搬出に要する時間は管替作
業時間よりずっと長いため、粗紡機の稼働率を低下させ
る。
【0008】一方、特開昭58−119562号公報の
装置では、管替え作業時以外は管替機109が待機位置
に配置され、粗紡機101と管替機109との間には作
業通路が確保される。しかし、管替機の配置スペースの
他に作業通路としての余分なスペースを確保する必要が
あるという問題がある。又、満ボビンF及び空ボビンE
の搬送用にそれぞれ独立した搬送レール104,105
を設ける必要があり装置が大型化するとともに、空ボビ
ン搬送用と満ボビン搬送用にそれぞれキャリッジが必要
になるという問題がある。
【0009】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は粗紡機の運転時には常に粗紡機
機台の前側で作業が可能な状態となり、機台再起動時の
粗糸の自動巻付けミスの修復作業や粗糸切れ補修作業等
を支障なく行うことができ、しかも満ボビン及び空ボビ
ンの搬送用にそれぞれ独立した搬送レールを設ける必要
のない粗紡機の管替方法及び管替装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、上部支持式のフライヤ
を2列に千鳥状に装備した粗紡機の前側に、粗紡機のボ
ビンホイールの2倍の数のボビン支持体がボビンホイー
ルピッチの1/2ピッチで2列に配設されるとともに、
粗紡機の長手方向に沿って少なくともボビンホイールの
1/2ピッチ分往復移動可能に設けられ、該ボビン支持
体が管替作業時に上部に露出する踏台を設け、粗紡機の
上方において粗紡機に沿って配設したレール上に、少な
くとも粗紡機1台分の空ボビンをボビンホイールピッチ
の1/2ピッチで吊下したボビンハンガを備えたボビン
搬送体を待機させ、粗紡機のボビンホイールピッチの1
/2ピッチで配設した管替腕を粗紡機と直交する方向に
前進・後退させる管替機構の作動により、ボビンレール
上の満ボビンを前記踏台のボビン支持体上に千鳥状に移
載した後、ボビン搬送体を下降させてボビン支持体上に
空ボビンを載置するとともに、満ボビンをボビン搬送体
のボビンハンガに吊下した後、ボビン搬送体を元の位置
まで上昇させ、空ボビンが載置された2列のボビン支持
体をボビンホイールと対向する状態に配置した後、管替
機構の作動により空ボビンを各ボビン支持体上からボビ
ンホイール上に装着するようにした。
【0011】請求項2に記載の発明では、上部支持式の
フライヤを2列に千鳥状に装備した粗紡機において、粗
紡機の前側に配置され、粗紡機のボビンホイールの2倍
の数のボビン支持体がボビンホイールピッチの1/2ピ
ッチで2列に配設されるとともに該ボビン支持体が管替
作業時に上部に露出して粗紡機の長手方向に沿って少な
くともボビンホイールの1/2ピッチ分往復駆動可能か
つ昇降動可能に装備された踏台と、ボビンを保持可能、
かつ退避位置と、ボビンレール上のボビンホイールと対
応する第1の作用位置と、前記踏台のボビン支持体と対
応する第2の作用位置とに移動可能に配設された管替腕
を備えるとともに、前記管替腕を退避位置と各作用位置
に移動させる駆動手段を備えた管替機構と、粗紡機の前
側上方に設けられ、少なくとも粗紡機1台分のボビンホ
イールと同数のボビンハンガをボビンホイールのピッチ
の1/2ピッチで配置されたボビン搬送体を支承すると
ともに、ボビンハンガが前記踏台のボビン支持体上に装
着された満ボビンを吊下可能な下降位置とボビン搬送体
を精紡工程等に導く搬送レールと接続可能な上昇位置と
に昇降手段により昇降動される支持レールとを備えた。
【0012】又、請求項3に記載の発明では、請求項2
に記載の発明において、前記管替機構はフライヤ後方下
部に設けられている。又、請求項4に記載の発明では、
請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記ボビ
ン搬送体は少なくとも粗紡機1台分のボビンホイールの
2倍の数のボビンハンガが2列で、かつ各列のボビンハ
ンガがボビンホイールの1/2ピッチで互いに対向して
配置されている。
【0013】又、請求項5に記載の発明では、請求項2
〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記踏台
は昇降手段により昇降動されるフレームを備え、フレー
ムの上部に踏台部が固定され、踏台部の両側にその長手
方向に沿って延びる状態で回動軸がフレームに支持さ
れ、回動軸に一体回転可能に支持された支持部材に前記
ボビン支持体が固定され、回動軸の回動によりボビン支
持体が踏台部の上面と対応するボビン保持位置と、踏台
部より下方の退避位置とに移動可能に構成されている。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明では、粗紡機の上方に粗
紡機に沿って配設されたレール上に、管替え作業の開始
前に少なくとも粗紡機1台分の空ボビンをボビンホイー
ルピッチの1/2ピッチで吊架したボビンハンガを備え
たボビン搬送体が待機する。そして、その状態で管替機
構が作動され、ボビンレール上の満ボビンが管替腕に吊
下されてボビンホイール上から踏台のボビン支持体上に
千鳥状に移載される。又、ボビン支持体上の満ボビンが
ボビン搬送体のボビンハンガに吊下された後、ボビン搬
送体が元の位置まで上昇される。そして、空ボビンが載
置された2列のボビン支持体がボビンホイールと対向す
る状態に配置された後、管替機構の作動により空ボビン
が各ボビン支持体上からボビンホイール上に装着され
る。
【0015】請求項2に記載の発明では、満管停止時に
管替腕が退避位置からボビンレール上のボビンを玉揚げ
する第1の作用位置に配置され、該位置でボビンレール
上の満ボビンを保持した後、踏台のボビン支持体と対応
する第2の作用位置に移動配置される。そして、玉揚げ
された満ボビンが当該位置でボビン支持体上に移載され
る。次にボビン搬送体を支承する支持レールが昇降手段
の作動により下降される。ボビン搬送体には少なくとも
粗紡機1台分のボビンホイールと同数のボビンハンガが
ボビンホイールのピッチの1/2ピッチで千鳥状に配置
されている。支持レールの下降により、ボビン搬送体に
吊下された空ボビンが満ボビンFが装着されたボビン支
持体と隣接するボビン支持体上に載置される。ボビン搬
送体は満ボビンを吊下した後、上昇位置まで移動され
る。又、空ボビンが装着されたボビン支持体がボビンホ
イールと対応する位置に移動された後、管替機構が作動
されて空ボビンがボビンホイールに装着される。
【0016】請求項3に記載の発明では、粗紡機の運転
中は管替腕はフライヤ後方下部の退避位置に配置されて
いる。その他の作用は請求項2に記載の発明と同様であ
る。又、請求項4に記載の発明では、ボビン搬送体に少
なくとも粗紡機1台分の空ボビンがボビンホイールの1
/2ピッチで千鳥状に吊下され、ボビンの吊下されてい
ないボビンハンガが同様に千鳥状に吊下された状態で支
持レール上に待機する。そして、ボビン搬送体が下降し
て空ボビンを踏台上のボビン支持体上に載置するとき
に、ボビン支持体上の満ボビンが空のボビンハンガに装
着される。その状態でボビン搬送体は元の位置まで上昇
される。その他の作用は請求項2又は請求項3に記載の
発明と同様である。
【0017】請求項5に記載の発明では、踏台部が昇降
手段によりフレームとともに昇降動される。管替作業に
先立って回動軸が回動されて支持部材とともにボビン支
持体が回動され、ボビン支持体は踏台部の上面と対応す
るボビン保持位置に移動配置される。そして、管替作業
後、ボビン支持体は踏台部より下方の退避位置に配置さ
れる。従って、紡出運転時にはボビン支持体は踏台部よ
り下方の退避位置に配置されている。この状態では作業
者が踏台部に乗って作業を行うのにボビン支持体は支障
とならない。その他の作用は請求項2〜請求項4に記載
の発明と同様である。
【0018】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明を具体化した第1実施例を図
1〜図19に従って説明する。上部支持式のフライヤ1
を装備した粗紡機2のボビンレール3上にはボビンホイ
ール4(図14〜図16に図示)が前後2列に千鳥状に
配設されている。図1に示すように、粗紡機2の前側上
方には2本の支持レール5,6が粗紡機2の長手方向と
平行に配設されている。支持レール5,6は昇降手段と
しての昇降装置7により繰り出しあるいは巻き取られる
吊下ベルト7aに吊下された支持フレーム8に固定され
ている。支持フレーム8の両側には係合孔8aが形成さ
れている。支持レール5,6は前記吊下ベルト7aの繰
り出し、巻取りにより、後記する踏台のペッグとの間で
空ボビン及び満ボビンFの受渡しを行う下降位置と、ボ
ビン搬送体10を精紡工程等に導く搬送レール(図示せ
ず)と接続可能な上昇位置とに昇降動されるようになっ
ている。
【0019】支持レール5,6にはボビンハンガ9を備
えたボビン搬送体10がそれぞれ走行自在に装備されて
いる。ボビン搬送体10は下面に複数個のボビンハンガ
9がボビンホイール4のピッチPの間隔で吊下されると
ともに、外側面にコロ11が回転自在に取り付けられた
支持体12をリンク(図示せず)で連結することにより
形成されている。この実施例では各ボビン搬送体10に
は粗紡機1台分のボビンホイール4の半分の数のボビン
ハンガ9が吊下されている。そして、支持レール5,6
内に各ボビン搬送体10が互いに1/2ピッチ(P/
2)だけずれた状態で導入され、両支持レール5,6内
のボビン搬送体10の各ボビンハンガ9に吊下された空
ボビンEが全体としてボビンホイール4と対応した間隔
で千鳥状に配置されるようになっている。
【0020】粗紡機2にはフライヤ1の後方下部に、管
替機構13が配設されている。管替機構13は本願出願
人が先に提案した管替装置(特開平4−352824号
公報)と基本的に同じものである。ドッフィングバー1
4が機台全長にわたって延設されるとともにスコットラ
ッセル直線運動機構を利用して前後(図1の左右)方向
に移動可能に配設されている。すなわち、図1及び図1
3等に示すように機台フレームに固定された複数の支持
ブラケット15に上下一対のシャフト16,17がドッ
フィングバー14と平行にかつ機台長手方向に沿って摺
動可能に支持されている。図11に示すように、シャフ
ト16,17には所定間隔で可動ブラケット18がシャ
フト16,17と一体移動可能に取付けられている。ド
ッフィングバー14が支持ブラケット15及び可動ブラ
ケット18を介してシャフト16,17に連結されたリ
ンク機構19に連結されている。そして、シャフト16
がパワーユニット(図示せず)により往復動されること
により、ドッフィングバー14が図11に実線で示す待
機位置と、鎖線で示す作用位置とに移動されるようにな
っている。
【0021】図12及び図13に示すように、ドッフィ
ングバー14の上部には粗紡機2を構成するスプリング
ピース(機枠)間毎にそれぞれ一対のコ字型レール20
がドッフィングバー14と直角に機台後方に向かって延
びる状態でその一端において固着されている。両コ字型
レール20はその前寄り及び後端部において連結バー2
1,22により互いに連結され、両連結バー21,22
間にはボールねじ機構23を構成するねじ棒24が水平
状態で回転自在に支承されている。ドッフィングバー1
4の上部には回転軸25がドッフィングバー14と平行
に機台全長にわたって延びるように支持され、回転軸2
5にはねじ棒24の先端に嵌着されたかさ歯車26と噛
合するかさ歯車27が嵌着されている。回転軸25はド
ッフィングバー14に取付けられたギヤードモータ28
によりベルト伝動機構29を介して正逆回転され、その
回転に伴ってねじ棒24が正逆回転されるようになって
いる。
【0022】前記両コ字型レール20の上方には管替腕
としてのフォーク30a,30bを支持する支持プレー
ト31が水平に配設され、その下面両端にはコ字型レー
ル20と係合する一対のコロ32が取付けられた支持ブ
ラケット33がそれぞれ固定されている。フォーク30
a,30bは支持プレート31の前側にフライヤピッチ
と対応してすなわちボビンホイールピッチと対応して複
数個(この実施例では10個)固定されている。各フォ
ーク30a,30bの上面内側には空ボビンE又は満ボ
ビンFの鍔部が嵌合される凹部(図示せず)が形成され
ている。支持プレート31のほぼ中央部には前記ねじ棒
24とともにボールねじ機構23を構成するボールナッ
ト34が固着されている。従って、ギヤードモータ28
の正逆回転により各フォーク30a,30bが支持プレ
ート31とともに前進、後退するようになっている。リ
ンク機構19及びボールねじ機構23により駆動手段が
構成されている。
【0023】粗紡機2の前側の床面には踏台35が粗紡
機2の長手方向に沿って機台全長にわたって延びるよう
に配設されている。図2,図3,図4に示すように、踏
台35の中央部には2本の駆動軸36a,36bが踏台
35のほぼ全長にわたって延びるように回転可能に配設
されている。両駆動軸36a,36bには複数箇所に、
互いに噛合する歯車37a,37bが所定間隔をおいて
駆動軸36a,36bと一体回転可能に支持されてい
る。踏台35のベースプレート38にはその長手方向に
沿って所定間隔で一対の支柱39が立設され、複数の門
型の支持枠40が支柱39に沿って昇降可能に支持され
ている。支持枠40はその上部には固定された踏台部と
してのカバープレート41と、図示しない連結部材とに
より互いに連結されてフレーム42を構成している。支
持枠40には歯車37a,37bと対応する位置に、歯
車37a,37bと噛合するそれぞれ一対のラック43
が固定されている。
【0024】図3に示すように、ベースプレート38の
第1端部には昇降用モータM1が配設され、その駆動軸
に駆動歯車44が嵌着されている。図3及び図10に示
すように、駆動歯車44が駆動軸36aの第1端部に嵌
着された歯車45と噛合している。そして、昇降用モー
タM1の正逆回転駆動により両駆動軸36a,36bが
正逆回転され、駆動軸36a,36bの正逆回転に対応
してフレーム42全体が昇降するようになっている。昇
降用モータM1、駆動軸36a,36b、歯車37a,
37b、ラック43等により昇降手段が構成されてい
る。
【0025】図2,3等に示すように、フレーム42の
上部左右両側には支持ブラケット46が突設され、支持
ブラケット46に一対の回動軸47a,47bがフレー
ム42の長手方向に沿って摺動可能かつ回動可能に支持
されている。回動軸47a,47bには支持部材として
の支持バー48が一体回動可能に固定されている。各支
持バー48にはボビン支持体としてのペッグ49がボビ
ンホイール4の1/2ピッチ(P/2)で、粗紡機2の
1台分の数だけ互いに対向する位置に突設されている。
即ち、両支持バー48のペッグ49の総数は粗紡機2の
錘数の2倍となっている。
【0026】図3及び図7に示すように、フレーム42
の第1端部寄りには、支持プレート50が駆動軸36
a,36bより上方において水平に、かつフレーム42
と一体的に昇降動可能に固定されている。支持プレート
50上には回動用モータM2が固定されるとともに、一
対の中間軸51a,51bが回動軸47a,47bと平
行にブラケット52a,52bを介して配設されてい
る。両中間軸51a,51bの第1端部にはプーリ53
a,53bが、第2端部には歯車54a,54bがそれ
ぞれ一体回転可能に固定されている。両歯車54a,5
4bは互いに噛合するとともに、歯車54bは回動用モ
ータM2の駆動軸に嵌着された駆動歯車55と噛合して
いる。両回動軸47a,47bにはプーリ53a,53
bと対応する位置に、プーリ56a,56bが一体回動
可能かつ軸方向に相対移動可能に固定されている。図3
及び図9に示すように、プーリ53aとプーリ56a間
及びプーリ53bとプーリ56b間にはそれぞれテンシ
ョンローラ57a,57bがブラケット52aに突設さ
れた支軸に支持された状態で配設されている。プーリ5
3a及びプーリ56a間にベルト58aが張設され、プ
ーリ53b及びプーリ56b間にベルト58bが張設さ
れている。そして、回動用モータM2の正逆回転駆動に
より両回動軸47a,47bが互いに逆方向に回動さ
れ、ペッグ49が支持バー48とともに図2に実線で示
す作用位置と、図2に鎖線で示す退避位置とに配置され
るようになっている。作用位置ではペッグ49はその底
部がカバープレート41の上面と当接する状態に保持さ
れ、退避位置ではペッグ49が回動軸47a,47bの
下方に位置する。
【0027】支持プレート50上にはボールねじ機構5
9のねじ軸60がブラケット52a,61を介して回転
自在に回動軸47a,47bと平行に支持されている。
回動軸47a,47b間にはボールナット62を支持す
る支持バー63が回動軸47a,47bと一体移動可能
に固定されている。回動軸47a,47bの第1端部は
ベースプレート38に固定されたブラケット64の上部
に摺動可能に支持されている。支持プレート50上には
往復動用モータM3が固定され、往復動用モータM3の
駆動軸に固着されたプーリ65と、ねじ軸60の第1端
部に固着されたプーリ66との間にベルト67が巻き掛
けられている。そして、往復動用モータM3の正逆回転
駆動によりボールねじ機構59が駆動され、支持バー6
3がねじ軸60に沿ってペッグ49のピッチ(P/2)
の範囲で回動軸47a,47bと一体的に移動するよう
になっている。
【0028】図3及び図7に示すように、カバープレー
ト41の第1端部には回動軸47aと直交する方向に延
びる長孔68が形成され、カバープレート41の下方に
は長孔68と対応する位置に被動プーリ69がブラケッ
ト70を介して回動可能に支持されている。図8に示す
ように、カバープレート41の第2端部には回動軸47
aと直交する方向に延びる長孔71が形成され、カバー
プレート41の下方には長孔71と対応する位置に駆動
プーリ72がブラケット73を介して回動可能に支持さ
れている。駆動プーリ72の下方にはモータ74が配設
され、モータ74の駆動軸75と駆動プーリ72の回転
軸76との間にベルト伝動機構77が設けられている。
駆動プーリ72と被動プーリ69間にはベルト78が巻
き掛けられている。ベルト78はその上側走行部がカバ
ープレート41の上面を摺動するようになっている。
又、図3,7に示すように、ベルト78のカバープレー
ト41と対応する側に清掃部材79がカバープレート4
1に当接する状態に固定されている。清掃部材79には
フェルトが使用されている。清掃部材79は常には図3
に示すカバープレート41の第1端部に位置し、モータ
74の正転駆動により第2端部側に移動され、モータ7
4の逆転駆動により第1端部側に移動されるようになっ
ている。カバープレート41の両端部には清掃部材79
を検知するセンサ(図示せず)がそれぞれ配設され、セ
ンサの検知信号によりモータ74が停止されるようにな
っている。
【0029】次に支持フレーム8が下降位置に配置され
るときの位置決め装置80について説明する。図2,
3,10等に示すように、フレーム42の長手方向の両
外側には一対の回転軸81a,81bが回動軸47a,
47bと平行に、かつ昇降動不能に配設され、回転軸8
1bの第1端部にプーリ82が一体回転可能に固定され
ている。両回転軸81a,81bの第1端部寄りにはプ
ーリ83a,83bがそれぞれ一体回転可能に固定さ
れ、両プーリ83a,83b間にベルト84が巻き掛け
られ、両回転軸81a,81bが同期して回転可能にな
っている。ベースプレート38の第1端部にはガイド用
モータM4が固定され、その駆動軸に嵌着されたプーリ
85と、プーリ82との間にベルト86が巻き掛けられ
ている。
【0030】図5、図6及び図10等に示すように、両
回転軸81a,81bには所定間隔をおいた複数箇所に
ウォーム87がそれぞれ対向する状態で一体回転可能に
固定されている。各ウォーム87と対応する位置には軸
88が、回転軸81a,81bの上側において直交する
状態でブラケット89を介して回動可能に支持されてい
る。軸88にはウォーム87と噛合するウォームホイー
ル90と、ガイドロッド91の基端とが一体回転可能に
固定されている。ガイドロッド91の先端には支持フレ
ーム8に形成された係合孔8aの径より外径の大きな係
止リング92がネジ(図示せず)により固定されてい
る。又、ガイドロッド91の基端寄りには連結リング9
3が固定されている。各ガイドロッド91と回転軸81
a,81bとは、第1端部が連結リング93に回動可能
に連結されるとともに第2の端部が回転軸81a,81
bに摺動可能に支承された連結部材94に回動可能に連
結されたリンクプレート95を介して連結されている。
そして、ガイド用モータM4の正逆回転駆動に対応する
両回転軸81a,81bの回転により、ガイドロッド9
1は図5及び図6に実線で示す水平に延びる退避位置
と、図1及び図6に鎖線で示すガイド位置とに配置され
るようになっている。
【0031】前記昇降装置7、管替機構13及び各モー
タM1〜M4,74は図示しない制御装置により駆動制
御される。そして、各モータM1〜M4の停止時期は図
示しないセンサからの検出信号に基づいて決定されるよ
うになっている。
【0032】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。粗紡機2の運転中、踏台35は図1に示すよ
うにフレーム42が上昇位置に配置され、ペッグ49が
退避位置に配置された状態に保持される。又、清掃部材
79はカバープレート41の第1端部よりの退避位置に
配置されている。即ち、踏台35は作業者がカバープレ
ート41上を自由に移動できる状態にあり、作業者はカ
バープレート41の上に乗って、粗糸切れの修復等の作
業を支障なく行うことができる。
【0033】又、粗紡機2の運転中、ドッフィングバー
14が待機位置に、支持プレート31が後退位置にそれ
ぞれ配置され、図1に示すように管替機構13は粗糸の
巻取りに支障のない状態に保持される。そして、粗紡機
2の運転中に支持レール5,6に、空ボビンEが吊下さ
れたボビン搬送体10が搬入され、各空ボビンEが作用
位置に配置された際のペッグ49と対向する所定の位置
にボビン搬送体10が配置される。
【0034】粗糸巻が満管になると粗糸の紡出及び巻取
りが停止され、満ボビンFの鍔部がフォーク30a,3
0bの上面より若干上方となる位置までボビンレール3
が降下して粗糸の自動切断が行われる。一方、昇降用モ
ータM1が逆転駆動されてフレーム42が下降位置に配
置される。粗紡機2の巻取りが停止されると、モータ7
4が正転駆動されて清掃部材79がカバープレート41
の第1端部側から第2端部まで移動され、第2の端部で
停止する。清掃部材79はカバープレート41の上面に
当接した状態で移動するため、カバープレート41の上
面に堆積していた風綿等が清掃部材79の移動とともに
カバープレート41の第2端部へ掃き寄せられる。そし
て、図示しない吸引装置により除去される。
【0035】次にギヤードモータ28が正転駆動されて
ねじ棒24が正転され、支持プレート31とともにフォ
ーク30a,30bが前進する。フォーク30a,30
bが所定の前進位置まで移動した時にセンサ(図示せ
ず)からの検知信号によりギヤードモータ28が停止し
て各フォーク30a,30bが各満ボビンFの鍔部と対
応する第1の作用位置に配置される。この状態からボビ
ンレール3がさらに下降して最下降位置に配置され、満
ボビンFがフォーク30a,30bに吊下されてボビン
ホイール4から離脱した図14(a)の状態となる。
【0036】一方、回動用モータM2が正転駆動されて
両回動軸47a,47bとともに支持バー48が回動さ
れてペッグ49が作用位置に配置され、図14(a)に
示す状態となる。カバープレート41上に多量の風綿が
堆積した状態でペッグ49が作用位置に配置されると、
ペッグ49とカバープレート41の上面との間に存在す
る風綿の影響で垂直状態とならず、満ボビンF及び空ボ
ビンEの挿入に支障を来す場合がある。この実施例では
ペッグ49が作用位置に配置される前にカバープレート
41の上面が清掃されるため、ペッグ49は確実に垂直
状態で作用位置に配置され、満ボビンF及び空ボビンE
の挿入に支障を来す虞がない。このとき支持バー48は
第1端部のペッグ49が、ボビンレール3の第1端部の
ボビンホイール4の位置と対応する位置(図17(a)
等に基準線Lで示す位置)に配置されている。
【0037】次にパワーユニットが駆動されてシャフト
16,17が往動され、ドッフィングバー14が前進す
る。ドッフィングバー14が所定の前進位置まで移動し
た時にセンサからの検知信号によりパワーユニットの駆
動が停止される。そして、満ボビンFを吊下した各フォ
ーク30a,30bが、踏台35のペッグ49と対応す
る第2の作用位置に配置されて図14(b),図17
(b)の状態となる。この状態で昇降用モータM1が正
転駆動されてフレーム42とともにペッグ49が上昇さ
れ、フォーク30a,30bに吊下された満ボビンFに
ペッグ49が挿入された図14(c),図17(c)の
状態となる。この状態では各フォーク30a,30bが
満ボビンFの鍔部から離脱可能となっている。
【0038】次にギヤードモータ28が逆転駆動されて
ねじ棒24が逆転され、支持プレート31とともにフォ
ーク30a,30bが後退する。フォーク30a,30
bが所定の後退位置まで移動した時にセンサの検知信号
によりギヤードモータ28が停止し、フォーク30a,
30bが待機位置に配置される。一方、ガイド用モータ
M4が正転駆動されて両回転軸81a,81bが回転さ
れ、ウォーム87及びウォームホイール90を介してガ
イドロッド91が退避位置から上方へ回動されて垂直に
延びるガイド位置に配置され、図14(d),図17
(d)の状態となる。
【0039】次に往復動モータM3が駆動されてねじ軸
60が正転駆動され、回動軸47a,47bが支持バー
63とともにフレーム42の第1端部側へペッグ49の
1ピッチ(P/2)分だけ移動され、満ボビンFが挿入
されていないペッグ49がボビンホイール4と対応する
位置に配置される。次に昇降装置7が作動されて支持フ
レーム8が下降移動される。支持フレーム8は空ボビン
Eがペッグ49に装着される下降位置に移動する途中で
係合孔8aがガイドロッド91と係合し、支持フレーム
8はその下面が係止リング92と係合した所定位置で停
止する。従って、ボビン搬送体10に吊下された空ボビ
ンEが確実にペッグ49に挿入されて、図15(a),
図18(a)の状態となる。
【0040】次に昇降用モータM1が逆転駆動されてペ
ッグ49が下降され、ボビンハンガ9と空ボビンEとの
係合が解除されて満ボビンF及び空ボビンEがペッグ4
9に挿入された図15(b),図18(b)の状態とな
る。なお、ボビン搬送体10のボビンハンガ9から空ボ
ビンEの離脱ミスが発生した場合は、支持フレーム8に
設けられたセンサ(図示せず)により検知される。そし
て、作業者により空ボビンEが外されてぺッグ49に装
着される。
【0041】次いで往復動用モータM3が逆転駆動され
て回動軸47a,47bが支持バー63とともにボビン
ホイール4の1/2ピッチ(P/2)分フレーム42の
第2端部側に移動され、満ボビンFがボビンハンガ9と
対応する図18(c)の状態となる。この状態で昇降用
モータM1が正転駆動されてペッグ49が上昇され、ボ
ビンハンガ9に満ボビンFが装着されて図15(c),
図18(d)の状態となる。次に昇降装置7が作動され
て支持フレーム8が元の位置まで上昇する。次いでガイ
ド用モータM4が逆転駆動され、ガイドロッド91が退
避位置まで回動されて図15(d)の状態となる。
【0042】次に往復動用モータM3が正転駆動されて
回動軸47a,47bが支持バー63とともにボビンホ
イール4の1/2ピッチ(P/2)分フレーム42の第
1端部側に移動され、空ボビンEがフォーク30a,3
0bと対応する図19(a)の状態となる。次にギヤー
ドモータ28が再び正転駆動されてフォーク30a,3
0bが前進し、空ボビンEの鍔部下方まで移動した時点
で停止して図16(a),図19(b)の状態となる。
その状態で昇降用モータM1が逆転駆動されてフレーム
42とともにペッグ49が下降され、ペッグ49と空ボ
ビンEとの係合が解除されて空ボビンEがフォーク30
a,30bに吊下された図16(b),図19(c)の
状態となる。
【0043】次にパワーユニットが駆動されてシャフト
16,17が復動され、ドッフィングバー14が後退す
る。ドッフィングバー14が所定の待機位置まで移動し
た時点でセンサの検知信号によりパワーユニットの駆動
が停止される。そして、空ボビンEを吊下した各フォー
ク30a,30bがボビンホイール4と対応する作用位
置に配置され、図16(c)の状態となる。次いでボビ
ンレール3が上昇され、ボビンホイール4が空ボビンE
の底部に嵌合した後、空ボビンEの鍔部がフォーク30
a,30bと離間する位置まで上昇した時点でボビンレ
ール3が停止する。次にギヤードモータ28が逆転駆動
されてフォーク30a,30bが所定の退避位置まで移
動して図16(d)の状態となる。その後、往復動用モ
ータM3が逆転駆動されてフレーム42の第1端部に位
置するペッグ49が基準線Lと対応する位置に配置され
て図19(d)の状態となる。又、回動用モータM2が
逆転駆動されてペッグ49が退避位置に配置され、昇降
用モータM1が正転駆動されてフレーム42が上昇位置
に配置されて図1に示す状態となる。又、ペッグ49が
退避位置に配置された後、モータ74が逆転駆動されて
清掃部材79がカバープレート41の第2端部側から第
1端部側へ向かって移動され、第1端部寄りの退避位置
に復帰する。
【0044】そして、ボビンレール3が粗糸巻取り位置
まで上昇した後、紡出運転が開始される。満ボビンFが
吊下されたボビン搬送体10は次の満管までに支持レー
ル5,6から精紡工程へ搬出され、その後に空ボビンE
が吊下されたボビン搬送体10が搬入される。
【0045】前記のように粗紡機2の前側に管替作業時
に満ボビンF及び空ボビンEが一時的に載置される踏台
35が配置されているが、紡出運転中に空ボビンEを踏
台35上に準備したり、玉揚げされた満ボビンFの踏台
35上からの移動が運転再開後までずれ込む虞がない。
従って、紡出運転中はいつでも踏台35を自由に使用で
きるため、粗紡機2の前側に作業者の通路あるいは粗糸
切れ補修作業等を行うためのスペースを確保する必要が
ない。又、満ボビンF及び空ボビンEの搬送用にそれぞ
れ独立した搬送レールを設ける必要がない。
【0046】又、この実施例では管替機構13が粗紡機
2の後部のあいているスペースに配置されているため、
管替装置を粗紡機2の前側に配設するための余分なスペ
ースを確保する必要がない。
【0047】又、この実施例では踏台35に装備された
ペッグ49が昇降動されるため、管替機構13がフォー
ク30a,30bを昇降させる機構を装備しなくてもフ
ォーク30a,30bとペッグ49との間の移載作業が
可能となり、管替機構13の構成が簡単となる。又、ボ
ビン搬送体10と踏台35との間での空ボビンE及び満
ボビンFの移載動作の際も、ペッグ49側が昇降するた
め、ボビン搬送体10側を昇降させるのに比較して移載
動作及びその制御が簡単となる。
【0048】又、この実施例の踏台35は支持レール
5,6が下降位置に配置されたときの位置決め装置80
を備えているため、空ボビンEを吊下したボビン搬送体
10を所定の下降位置に確実に配置でき、ボビンハンガ
9からの空ボビンEの離脱及びボビンハンガ9への満ボ
ビンFの装着ミスを減少することができる。
【0049】(実施例2)次に第2実施例を図20〜図
22に従って説明する。この実施例では管替機構13、
踏台35及び位置決め装置80の構成は第1実施例と同
じであり、ボビン搬送体10の構成が前記実施例と異な
っている。図20(a)等に示すように、ボビン搬送体
10には前記実施例の2倍の数即ち、粗紡機1台分のボ
ビンホイール4の2倍の数のボビンハンガ9が2列で、
かつ各列のボビンハンガ9がボビンホイール4の1/2
ピッチPで互いに対向して配置されている。そして、ボ
ビン搬送体10は空ボビンEがボビンハンガ9に1個お
きに吊下された状態で、図20(a)に示すように、先
頭のボビンハンガ9が基準線Lと対応する位置にあるペ
ッグ49と対応する位置に配置される。
【0050】管替作業時、ボビンレール3上の満ボビン
Fを踏台35のペッグ49に装着するまでの手順は前記
実施例と同じである。即ち、上昇位置にあったフレーム
42が下降位置に配置されるとともに、ペッグ49が作
用位置に配置されて図20(a)の状態となり、次に管
替機構13が作動されて満ボビンFがペッグ49と対応
する図20(b)に示す状態となる。次にフレーム42
が上昇されてペッグ49が満ボビンFに挿入された図2
0(c)に示す状態となり、その状態から管替機構13
が作動されてフォーク30a,30bが後退位置まで移
動し、図20(d)に示す状態となる。
【0051】次にガイドロッド91がガイド位置に配置
された後、昇降装置7が作動されて支持フレーム8が下
降位置に配置される。そして、ペッグ49に空ボビンE
が挿入されるとともに、ボビンハンガ9に満ボビンFが
装着されて図21(a)に示す状態となる。次に昇降装
置が作動されて支持フレーム8が満ボビンFを吊下した
状態で元の位置まで上昇移動され、空ボビンEがペッグ
49に装置された図21(b)に示す状態となる。な
お、支持フレーム8が上昇位置に配置された後、ガイド
用モータM4が逆転駆動されてガイドロッド91は退避
位置に配置される。この状態から往復動用モータM3が
正転駆動されて回動軸47a,47bとともにペッグ4
9が1ピッチ(P/2)分フレーム42の第1端部側に
移動され、空ボビンEがボビンホイール4と対応する図
21(c)に示す状態となる。
【0052】次に管替機構13が作動されてフォーク3
0a,30bが空ボビンEの鍔部の下面と対応する前進
位置に配置され、図22(a)に示す状態となる。この
状態からフレーム42が下降移動され、空ボビンEがフ
ォーク30a,30bに吊下された図22(b)に示す
状態となる。次に管替機構13が作動されて空ボビンE
がボビンホイール4に装着された後、フォーク30a,
30bが後退位置に配置される。一方、往復動用モータ
M3が逆転駆動されてフレーム42が元の位置に復帰し
て図22(c)に示す状態となる。この状態から前記実
施例と同様にペッグ49が退避位置に配置され、フレー
ム42が上昇位置に配置されて図1に示す状態となる。
【0053】前記のようにこの実施例では支持フレーム
8が下降位置に配置されて空ボビンEがペッグ49に装
着されるときに、同時に満ボビンFがボビンハンガ9に
装着される。従って、ボビンハンガ9の数がボビンホイ
ール4の数と同じ第1実施例の場合と比較して、踏台3
5上のペッグ49とボビン搬送体10のボビンハンガ9
との間での空ボビンE及び満ボビンFの移載作業が簡単
となる。その結果、フレーム42の昇降制御及び回動軸
47a,47bの往復移動制御が簡単になるとともに、
管替作業時間が短縮され、粗紡機2の停台時間が短くな
って粗紡機の稼働率が向上する。
【0054】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 (1)管替機構として、粗紡機2の前側に配設される管
替装置を踏台35を挟んで配置してもよい。この種の管
替装置は前記実施例の管替機構と異なり、管替腕が昇降
可能なため、踏台35のフレーム42を昇降動不能に構
成し、管替腕の昇降によりぺッグ49と管替腕との間で
の満ボビンF及び空ボビンEの移載を行ってもよい。そ
のとき、ボビン搬送体10と踏台35との間での満ボビ
ンF及び空ボビンEの移載は昇降装置7の作動による支
持フレーム8の昇降動により行われる。この場合、踏台
35の構成が簡単となる。
【0055】(2)清掃部材79によるカバープレート
41の清掃は、管替時のたびに行う必要はなく、数回の
管替に1回の割合で行ってもよい。又、清掃部材79に
よるカバープレート41の清掃を行う代わりに、カバー
プレート41上に風綿がある程度堆積したときに手作業
で除去するようにしてもよい。
【0056】(3)ぺッグ49を退避位置と作用位置と
に移動可能に設ける代わりに、ぺッグ49を作用位置に
固定するとともに、ぺッグ49の上方を覆う位置とぺッ
グ49を露出させる退避位置とに移動可能なカバープレ
ートを設けてもよい。
【0057】(4)ボビン搬送体10として特開昭62
−104934号公報等に開示されたもののように、ボ
ビンハンガを吊下した支持部材をリンクにより精紡機の
予備粗糸巻のピッチで連結した搬送体を使用したり、そ
の他の構成の搬送体を使用してもよい。
【0058】(5)位置決め装置80は必ずしもなくて
もよい。前記各実施例及び変更例から把握できる請求項
記載以外の発明について、以下にその効果とともに記載
する。
【0059】(1)請求項2〜請求項5に記載の発明に
おいて、昇降手段により下降位置に配置される支持レー
ルの位置決め装置を踏台の両側に配設する。この場合、
空ボビンを吊下したボビン搬送体を所定の下降位置に確
実に配置でき、ボビンハンガからの空ボビンの離脱及び
ボビンハンガへの満ボビンの装着ミスを減少することが
できる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項5
に記載の発明によれば、粗紡機の運転時には常に粗紡機
機台の前側での作業者による作業が可能な状態となり、
機台再起動時の粗糸の自動巻付けミスの修復作業や粗糸
切れ補修作業等を支障なく行うことができる。又、満ボ
ビン及び空ボビンの搬送用にそれぞれ独立した搬送レー
ルを設ける必要がなくなり、装置の小型化及びコストの
低減が可能となる。請求項3に記載の発明によれば、粗
紡機機台後方の空間に管替機構が配置されるため、スペ
ースの有効利用が図れる。又、請求項4に記載の発明に
よれば、ボビン搬送体と踏台との間での空ボビン及び満
ボビンの移載動作及びその制御が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の概略側面図。
【図2】 フレームが下降位置に配置された踏台の概略
側面図。
【図3】 踏台の駆動部を示す一部省略部分平面図。
【図4】 フレームが上昇位置に配置された踏台の概略
側面図。
【図5】 位置決め装置を示す踏台の概略部分平面図。
【図6】 位置決め装置を示す踏台の概略部分正面図。
【図7】 清掃部材の取付け状態を示す部分断面図。
【図8】 踏台の部分断面図。
【図9】 踏台の駆動部を示す概略側面図。
【図10】踏台の駆動部を示す概略側面図。
【図11】管替機構の部分平面図。
【図12】管替機構の一部破断部分平面図。
【図13】管替機構の側断面図。
【図14】管替作用を説明する概略側面図。
【図15】管替作用を説明する概略側面図。
【図16】管替作用を説明する概略側面図。
【図17】管替時の踏台とボビン搬送体の関係を示す模
式図。
【図18】管替時の踏台とボビン搬送体の関係を示す模
式図。
【図19】管替時の踏台とボビン搬送体の関係を示す模
式図。
【図20】第2実施例の管替時の踏台とボビン搬送体の
関係を示す模式図。
【図21】同じく管替時の踏台とボビン搬送体の関係を
示す模式図。
【図22】同じく管替時の踏台とボビン搬送体の関係を
示す模式図。
【図23】従来装置の概略側面図。
【符号の説明】
1…フライヤ、2…粗紡機、3…ボビンレール、4…ボ
ビンホイール、5,6…支持レール、7…昇降手段とし
ての昇降装置、9…ボビンハンガ、10…ボビン搬送
体、13…管替機構、19…駆動手段を構成するリンク
機構、23…同じくボールねじ機構、30a,30b…
管替腕としてのフォーク、35…踏台、36a,36b
…昇降手段を構成する駆動軸、37a,37b…同じく
歯車、43…同じくラック、M1…同じく昇降用モー
タ、41…踏台部としてのカバープレート、42…フレ
ーム、47a,47b…回動軸、48…ボビン支持部材
としての支持バー、49…ボビン支持体としてのペッ
グ、80…位置決め装置、91…ガイドロッド、E…空
ボビン、F…満ボビン、P…ピッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 大始 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部支持式のフライヤを2列に千鳥状に
    装備した粗紡機の前側に、粗紡機のボビンホイールの2
    倍の数のボビン支持体がボビンホイールピッチの1/2
    ピッチで2列に配設されるとともに、粗紡機の長手方向
    に沿って少なくともボビンホイールの1/2ピッチ分往
    復移動可能に設けられ、該ボビン支持体が管替作業時に
    上部に露出する踏台を設け、粗紡機の上方において粗紡
    機に沿って配設したレール上に、少なくとも粗紡機1台
    分の空ボビンをボビンホイールピッチの1/2ピッチで
    吊下したボビンハンガを備えたボビン搬送体を待機さ
    せ、粗紡機のボビンホイールピッチの1/2ピッチで配
    設した管替腕を粗紡機と直交する方向に前進・後退させ
    る管替機構の作動により、ボビンレール上の満ボビンを
    前記踏台のボビン支持体上に千鳥状に移載した後、ボビ
    ン搬送体を下降させてボビン支持体上に空ボビンを載置
    するとともに、満ボビンをボビン搬送体のボビンハンガ
    に吊下した後、ボビン搬送体を元の位置まで上昇させ、
    空ボビンが載置された2列のボビン支持体をボビンホイ
    ールと対向する状態に配置した後、管替機構の作動によ
    り空ボビンを各ボビン支持体上からボビンホイール上に
    装着する粗紡機における管替方法。
  2. 【請求項2】 上部支持式のフライヤを2列に千鳥状に
    装備した粗紡機において、 粗紡機の前側に配置され、粗紡機のボビンホイールの2
    倍の数のボビン支持体がボビンホイールピッチの1/2
    ピッチで2列に配設されるとともに、該ボビン支持体が
    管替作業時に上部に露出して粗紡機の長手方向に沿って
    少なくともボビンホイールの1/2ピッチ分往復駆動可
    能に装備された踏台と、 ボビンを保持可能、かつ退避位置と、ボビンレール上の
    ボビンホイールと対応する第1の作用位置と、前記踏台
    のボビン支持体と対応する第2の作用位置とに移動可能
    に配設された管替腕を備えるとともに、前記管替腕を退
    避位置と各作用位置に移動させる駆動手段を備えた管替
    機構と、 粗紡機の前側上方に設けられ、少なくとも粗紡機1台分
    のボビンホイールと同数のボビンハンガをボビンホイー
    ルのピッチの1/2ピッチで配置されたボビン搬送体を
    支承するとともに、ボビンハンガが前記踏台のボビン支
    持体上に装着された満ボビンを吊下可能な下降位置とボ
    ビン搬送体を精紡工程等に導く搬送レールと接続可能な
    上昇位置とに昇降手段により昇降動される支持レールと
    を備えた粗紡機における管替装置。
  3. 【請求項3】 前記管替機構はフライヤ後方下部に設け
    られている請求項2に記載の粗紡機における管替装置。
  4. 【請求項4】 前記ボビン搬送体は少なくとも粗紡機1
    台分のボビンホイールの2倍の数のボビンハンガが2列
    で、かつ各列のボビンハンガがボビンホイールの1/2
    ピッチで互いに対向して配置されている請求項2又は請
    求項3に記載の粗紡機における管替装置。
  5. 【請求項5】 前記踏台は昇降手段により昇降動される
    フレームを備え、該フレームの上部に踏台部が固定さ
    れ、踏台部の両側にその長手方向に沿って延びる状態で
    回動軸がフレームに支持され、回動軸に一体回転可能に
    支持された支持部材に前記ボビン支持体が固定され、回
    動軸の回動によりボビン支持体が踏台部の上面と対応す
    るボビン保持位置と、踏台部より下方の退避位置とに移
    動可能に構成されている請求項2〜請求項4のいずれか
    に記載の粗紡機における管替装置。
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