JPH08113653A - 高吸水性樹脂粉末の造粒法 - Google Patents

高吸水性樹脂粉末の造粒法

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JPH08113653A
JPH08113653A JP25071494A JP25071494A JPH08113653A JP H08113653 A JPH08113653 A JP H08113653A JP 25071494 A JP25071494 A JP 25071494A JP 25071494 A JP25071494 A JP 25071494A JP H08113653 A JPH08113653 A JP H08113653A
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water
powder
acrylic acid
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ethylene
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JP25071494A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Tsuchiya
屋 裕 義 土
Kiichi Ito
藤 喜 一 伊
Kenji Tokimura
村 憲 治 時
Hisao Ito
藤 久 男 伊
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強い造粒強度、適当な粒径および狭い粒度分
布を有する造粒物を効率的に生成し得る高吸水性樹脂粉
末の造粒方法を提供する。 【構成】 高吸水性樹脂粉末100重量部に対し、無機
粉末0.1〜10重量部、エチレン‐アクリル酸共重合
体の粉末またはエマルション0.05〜10重量部およ
び前記樹脂粉末の含水率が20〜70重量%となるよう
な量の水、を混合し、次いで該混合物を乾燥させること
を特徴とする、高吸水性樹脂粉末の造粒法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の背景〕
【産業上の利用分野】本発明は、高吸水性樹脂粉末から
粒状体を製造する方法に関する。さらに詳しくは、本発
明は、大きい粒子強度と適度の粒径を有し、かつ粒度分
布の狭い高吸水性樹脂造粒物を与える造粒法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高吸水性樹脂は、紙おむつ、生理
用品、使い捨て雑巾などの衛生用品や保水剤、土壌改良
剤などの農園芸用品、更には汚泥の凝固剤、建材の結露
防止剤や油類の脱水剤等の種々の用途に用いられてい
る。
【0003】これらの中でも、特に生理用品、おむつな
どの衛生用品の分野での高吸水性樹脂の需要が増大して
いる。
【0004】従来、アクリル系樹脂等の高吸水性樹脂
は、一般に逆相懸濁重合、逆相乳化重合、水溶液重合等
の重合方法によって重合体を合成した後、これをそのま
ま乾燥するか、または乾燥した後粉砕することにより製
造されている。
【0005】然しながら、上記の方法により製造された
高吸水性樹脂粉末は、一般に粒度分布が広く、微粉をか
なりの割合で含んでいる。このため、次に挙げるような
問題が生じている。 (イ) 粉塵が発生し易く、このため作業環境の悪化や
製品収率の低下を招きやすい。 (ロ) 他の材料を混合する際の混合性、分散性が悪
い。 (ハ) 液体と接触した時に所謂「ままこ」を作成しや
すい。 (ニ) 流動性が悪く、このため、ホッパーでのブリッ
ジ形成や、フラッシュ現象などがおこりやすい。
【0006】これらの問題に対する解決方法として、微
粉を除去したのち、有機バインダーを使用して顆粒化さ
せる方法(特開昭63−154766号公報、特開平2
−308820号公報)、界面活性剤存在下に無機粉末
を添加する方法(特開昭62−132936号公報、特
開平2−284927号公報、特公平3−26204号
公報)等が提案されている。
【0007】これらは、いずれも、それなりの解決を与
えたものであるとはいえ、本発明者らの知る限りでは、
何らかの問題点を包蔵していると思われる。
【0008】すなわち、微粉の除去による方法は、その
ために新たに分離装置が必要となり、分離した微粉を処
分しなければならないことから、いずれにしても経済的
に有利とは言い難い。そして、有機溶媒系バインダーを
使用する方法には、造粒後の乾燥工程における引火の危
険性や、乾燥が不充分な時には製品中に残存する有機溶
剤による人体の健康への悪影響が懸念される。
【0009】これに対し、水溶性バインダーを用いた場
合には、有機溶剤系のバインダー使用時の上記のような
問題は生じないが、被造粒物が高吸水性で急速に水性液
を吸収するという性質のために、水性液の均一な分散や
混合が困難で高密度の大きな塊りを生じ易く、均質な造
粒物を得ることが困難である。従って、造粒後、粉砕等
によって、適当な粒径にする必要がある。
【0010】また、界面活性剤存在下に無機粉末を添加
する方法では、実質的に不溶性の無機微粉末を添加する
際の添加むらが生じ易く、それに伴なう粒径、嵩密度等
における品質むらが生じ易く、更に、得られる顆粒状物
の機械的強度が弱いので、容易に破壊してしまう等の問
題があるようである。
【0011】上記のものの他に、吸水性樹脂粉末の表面
に水溶液を噴霧して造粒させる方法(特開昭61−97
333号公報)、吸水性樹脂を含む液に乾燥樹脂を混合
し、撹拌しながら乾燥機内で加熱乾燥させる方法(特開
昭57−117551号公報)等が提案されている。し
かしながら、特開昭61−97333号公報記載のもの
は、液滴の大きさ、噴霧方法等の少しのばらつきによ
り、粒度分布の広い粒状ポリマーとなる問題があるよう
である。また、特開昭57−117551号公報記載の
ものは、粒子を撹拌しながら乾燥させる際に、粒子同志
の摩擦の為に再び微粉が生成して、結果的に均一な造粒
物をつくることが困難であるようである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来、
高吸水性樹脂粉末には、粉末粒径の不均一並びに微粉の
高含有に起因する、粉塵の発生や低流動性、他の材料と
の混合・分散性不良といった種々の問題点があった。こ
れらの問題点に対する解決策として提案されている上記
の種々の造粒方法にも、有機溶剤使用に伴なう人体健康
への悪影響に対する懸念や、粒度が均一な造粒物を得る
ことが困難である、といった問題点が伴う。
【0013】従って、本発明は上記の問題点を伴なわな
いで、大きい粒子強度と適度の粒径を有し、かつ粒度分
布の狭い造粒物を効率的に生成し得る高吸水性樹脂粉末
の造粒法を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
〔発明の概要〕 <要旨>本発明は、高吸水性樹脂に一定量の無機粉末、
一定量のエチレン‐アクリル酸共重合体および一定量の
水を混合し、次いでこの混合物を乾燥させる方法により
上記目的が達成されるという事実の発見に基くものであ
る。
【0015】すなわち、本発明による高吸水性樹脂粉末
の造粒法は、高吸水性樹脂粉末100重量部に対し、無
機粉末0.1〜10重量部、エチレン‐アクリル酸共重
合体の粉末またはエマルション0.05〜10重量部お
よび前記樹脂粉末の含水率が20〜70重量%となるよ
うな量の水、を混合し、次いで該混合物を乾燥させるこ
と、を特徴とするものである。 <効果>本発明の造粒法によれば、大きい粒子強度と適
当な粒径を有し、粒度分布幅の狭い高吸水性樹脂造粒物
を高収率で得ることができる。本発明による造粒物は、
実質的に有機溶剤を含まない系で造粒されたものなの
で、衛生的で安全であり、更に、造粒前後で高吸水性樹
脂の吸水性能の実質的低下が見られないものである。
【0016】従って、本発明の造粒法により得られた製
品は、衛生用品、農園芸用品などの種々の用途に好適に
使用することができるものである。 〔発明の具体的説明〕 <高吸水性樹脂>本発明の造粒法が適用される高吸水性
樹脂粉末は特に限定されず、本発明は、任意の高吸水性
樹脂に適用可能である。具体例としては、ポリアクリル
酸ソーダ等のアクリル酸塩系重合体架橋物、アクリル酸
エステル‐酢酸ビニル共重合体架橋物のケン化物、デン
プン‐アクリル酸塩グラフト共重合体架橋物、デンプン
‐アクリロニトリルグラフト共重合体架橋物のケン化
物、無水マレイン酸グラフトポリビニルアルコール架橋
物が挙げられる。本発明の効果が特に顕著にみられるの
はポリアクリル酸ソーダ等のアクリル酸塩系重合体架橋
物である。
【0017】高吸水性樹脂粉末は、逆相懸濁重合、逆相
乳化重合、水溶液重合等の方法によって重合体を合成し
た後、そのまま乾燥し、または乾燥後、粉砕し、あるい
は樹脂中の官能基と反応性を有する2個以上の官能基を
有する架橋剤で表面架橋することにより一般に製造され
るが、本発明が適応される高吸水性樹脂は、これらの方
法により製造されたものに限定されることはなく、任意
の方法により製造されたものである。
【0018】高吸水性樹脂は、平均粒径が10〜500
μm、特に50〜300μm、のものが好ましい。この
粒径はJIS規格の標準フルイを用い、質量基準の粒径
分布を求め、質量基準の50%粒子径を求めることによ
って測定したものである。 <無機粉末>本発明においては、高吸水性樹脂粉末を造
粒化するにあたって無機粉末を混合させる。無機粉末を
混合させると、得られる高吸水性樹脂粒子に適度な強度
が付与され、また造粒物の吸水速度の増大が認められ
る。本発明で使用される好ましい無機粉末としては、例
えば二酸化珪素、酸化アルミニウム、二酸化チタン、リ
ン酸カルシウム、炭酸カルシウム、タルク、リン酸マグ
ネシウム、硫酸カルシウム、珪藻土、ベントナイト、ゼ
オライト、その他の金属酸化物等が挙げられる。特に二
酸化珪素、酸化アルミニウム、二酸化チタンが好まし
い。これら無機粉末の粒子径は、一般に0.001〜2
00μm、特に0.01〜100μm、であることが好
ましい。この粒径は、コールターカウンター等によって
測定されたものである。
【0019】無機粉末の添加量は、高吸水性樹脂粉末1
00重量部に対して、一般に0.1〜10重量部、好ま
しくは0.5〜5重量部、である。無機粉末の添加量が
0.1重量部より少ない場合は効果が十分に発現せず、
10重量部より多い場合は吸水性能に悪影響を及ぼすの
で好ましくない。 <エチレン‐アクリル酸共重合体>本発明による造粒法
においては、エチレン‐アクリル酸共重合体を混合す
る。
【0020】前記無機粉末を混合した高吸水性樹脂に水
を添加し、混合しながら吸水させ、その後、乾燥させる
ことのみによっても造粒体は得られようが、生成粒子の
強度不足や、局所ブロックの発生等による造粒体粒径の
不均一といった欠点が伴いがちである。本発明に従って
エチレン‐アクリル酸共重合体を混入すれば、このよう
な欠点がなく、強度が大きく粒径が均一な造粒体を得る
ことができる。
【0021】本発明で使用するエチレン‐アクリル酸共
重合体は、数平均分子量が1,000〜100,00
0、好ましくは2,000〜50,000、更に好まし
くは5,000〜30,000、のものが良い。また、
この共重合体中のアクリル酸の含量が重量比で3〜50
wt%、好ましくは5〜30wt%、のものが良い。そ
して、この共重合体は、ブロック共重合体であってもよ
いが、好ましいものはランダム共重合体である。また、
本発明でいう「エチレン‐アクリル酸共重合体」は、挙
示の二単量体の外に少量の共単量体を包含するものであ
り、また、「アクリル酸」は塩の形態であるものを包含
するものである。
【0022】本発明で使用するエチレン‐アクリル酸共
重合体は、水添加造粒工程に先立って、いずれも微細な
高吸水性樹脂および無機粉末と均一な混合物を形成すべ
きであるところから、それに適した形態であるべきであ
る。すなわち、具体的には、その形態は、粉末状および
エマルション、特に水性エマルションである。
【0023】微粉状で添加する場合は、このエチレン‐
アクリル酸共重合体は、粒径が0.01〜1000μ
m、特に1〜100μm、のものが好ましい。
【0024】一方、エマルション状で添加する場合は、
その水分を造粒用の水分の一部または全部で充当するこ
とになる。
【0025】エチレン‐アクリル酸共重合体の水性エマ
ルションは、如何なる方法によって製造したものであっ
てもよく、また、このエマルションは安定なエマルショ
ンを与えるべく乳化剤および乳化助剤を含んだものであ
ってもよい。エチレン‐アクリル酸共重合体を水性エマ
ルションの形で使用するときは、エマルションに含まれ
ている乳化剤および乳化助剤も造粒工程に持ちきたされ
ることになるが、エチレン‐アクリル酸共重合体をエマ
ルションに慣用されるような乳化剤および乳化助剤の種
類および(または)量は造粒化および(または)生成造
粒体の用途に格別な障害を与えることは実際上は認めら
れない。
【0026】エチレン‐アクリル酸共重合体は、それを
粉末状で使用するときも、あるいはエマルションとして
使用するときも、エチレン‐アクリル酸共重合体のみの
重量として高吸水性樹脂粉末100重量部に対し、0.
05〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部、の量
で使用される。0.05重量部未満では、造粒強度が弱
くなったり、局所ブロックが生じ、乾燥後粒子の大きな
塊状物が生じたりする場合がある。一方、10重量部超
過では、適当な粒子径のものが得られなかったり、吸水
性能が低下する場合がある。 <水分量>本発明の方法において添加されるべき水の量
は、高吸水性樹脂粉末の性能によっても左右されるが、
好適には、樹脂粉末の含水率〔含水率(%)=含水量/
(高吸水性樹脂粉末重量+含水量)×100〕が20%
〜70%、さらに好適には30〜60%、となるような
量である。上記含水率が20%未満では造粒効率や造粒
物強度が低下する場合があり、70%超過では、局所ブ
ロックの発生、乾燥効率の低下、造粒物の吸水性能の低
下、等の問題が生じる場合がある。
【0027】この少なくとも一部をエチレン‐アクリル
酸共重合体の水性エマルションから供給してもよいこと
は前記したところである。 <造粒/混合および乾燥>本発明の方法によって、高吸
水性樹脂粉末、無機粉末、エチレン‐アクリル酸共重合
体および水を混合する場合には、混合順序は任意であ
る。しかし、好ましい順序は、粉末成分を混合してから
水を添加することである。たとえば、高吸水性樹脂粉末
に無機粉末を混合し、それに粉末状のエチレン‐アクリ
ル酸共重合体を混合し、次いで水を添加する。エチレン
‐アクリル酸共重合体が水性エマルションの場合は、水
の添加が不要となることがあることはいうまでもない。
【0028】高吸水性樹脂は、無機粉末を混合するため
の装置としては2種以上の粉体を機械的に混合または分
散出来るものであれば、任意の周知の混合装置を使用す
ることができる。使用可能な混合装置の例としては、リ
ボンブレンダー、ヘンシェルミキサー、スーパーミキサ
ー、ナウターミキサー、パドル型混合機等が挙げられ
る。
【0029】微粉末状のエチレン‐アクリル酸共重合体
を用いる場合には、高吸水性樹脂粉末に無機粉末を混合
する際と同様に混合すれば良く、従って、高吸水性樹脂
粉末に微粉末状のエチレン‐アクリル酸共重合体を混合
する装置としては、高吸水性樹脂粉末に無機粉末を混合
する際に用いる同様の装置が使用することができる。
【0030】無機粉末および微粉末状のエチレン‐アク
リル酸共重合体を混合した高吸水性樹脂粉末に、あるい
は無機粉末を混合した高吸水性樹脂粉末に、水あるいは
水性すなわち水中油滴型のエチレン‐アクリル酸共重合
体のエマルションを滴下、混合する装置としては、双腕
型ニーダー、パドル型混合機またはヘンシェルミキサ
ー、スーパーミキサー等が挙げられ、好ましくは、双腕
型ニーダや、パドル型混合機が用いられる。
【0031】上記の混合によって得られた高吸水性樹脂
粉末複合体を次に適当な含水率(通常15%以下、好ま
しくは10%以下)まで乾燥させるが、その乾燥方法は
特に限定されるものではなくて、高吸水性樹脂粉末、無
機粉末およびエチレン‐アクリル酸共重合体の機能を阻
害しない方法ならばどのような方法も採用可能である。
【0032】具体的には、適当な乾燥装置、例えばパド
ル型乾燥機、ロータリー型乾燥機または流動層乾燥機等
を利用して、例えば80℃から180℃、好ましくは1
00℃から150℃、の範囲の乾燥温度で乾燥させるこ
とができる。
【0033】上記の造粒工程での好ましい態様の例とし
ては、、高吸水性樹脂粉末に、無機粉末をリボンブレン
ダーで混合後、水中油滴型エチレン‐アクリル酸共重合
体エマルションをパドル型混合機にて滴下混合し、しか
るのち、ロータリー型乾燥機にてこれを乾燥させて造粒
物を得る方法が挙げられる。
【0034】乾燥後の造粒物は、適当な粒径に整えるた
めに必要に応じて粉砕および分級を行なうことができ
る。
【0035】
〔逆相懸濁重合によるパール状ポリアクリル酸ソーダ架橋物の製造〕
アクリル酸124.5gを500ccビーカーに取り、
これを35℃以下の冷却下25%の苛性ソーダ水溶液1
93.4gで中和し、70%に部分中和されたアクリル
酸モノマーを得た。これに0.05gの過硫酸カリウム
(KPS)および0.07gのN,N′‐メチレンビス
アクリルアミドを加え、よく混合し、調製液とした後、
15分間Nバブリングを行なった。
【0036】別に、1リットル容のセパラブルフラスコ
にシクロヘキサン350gを入れ、ソルビタンモノステ
アレート1.75gを溶解し、次いで20℃にて、N
バブリングを15分間行なった後、前記アクリル酸部分
中和モノマー調製液を撹拌下に全量を滴下した。次いで
50℃/時の昇温速度で系内を75℃に昇温し、さらに
1時間、温度を75℃に維持して重合を完結させた後、
バス温を100℃にして、シクロヘキサンと水を共沸さ
せて脱水した。得られた脱水ポリマー150gを1リッ
トルナス型フラスコに入れ、これにシクロヘキサン18
0gを加えてスラリーとした。このスラリーを撹拌しな
がら、水28g及びγ‐グリシドキシプロピルトリメキ
シシラン1.2gを添加し、室温で30分間撹拌した。
次いで、105℃のバス中に30分間浸漬し、同バス温
度を保持しながら減圧して蒸発乾固させ、平均粒径14
0μmのパール状ポリアクリル酸ソーダ架橋物を得た。
尚、この樹脂の含水率は約3%であった。高吸水性樹脂製造例2 〔静置水溶液重合によるポリアク
リル酸ソーダ架橋物の製造〕 製造例1と同様の操作により、部分中和アクリル酸/K
PS/N,N′‐メチレンビスアクリルアミドの混合水
溶液を調製した。ポリエステルシートで完全に上面をシ
ールした平底ステンレス製バット(150mm×200
mm)の上面シートに孔をあけ、ゴム管を通して系内に
充分にN置換した。
【0037】前記混合水溶液を前記バットに注いでから
バットを70℃の温浴に浸し、重合操作を行なった。約
10分後に最高温度110℃を示した。以後、70℃の
温浴に浸した状態で2時間保持した後20℃迄冷却し
て、シート状のアクリル酸塩系重合体架橋物(ポリアク
リル酸ソーダ架橋物)を得た。
【0038】この重合体をバットから取り出し、細片に
した後、真空乾燥機にて90℃で約3時間乾燥させた。
【0039】このようにして乾燥した細片を粉砕機によ
り粉砕し、40〜325メッシュの粒度のポリアクリル
酸ソーダ架橋物を分取した。尚、この樹脂の含水率は、
約3%であった。実施例1 高吸水性樹脂製造例1で得た高吸水性樹脂100部に対
し、微粉末シリカ(富士シリシア化学社製、「サイリシ
ア#770」、平均粒径6μm)1部をリボンブレンダ
ーにより混合後、エチレン‐アクリル酸共重合体固型分
3.0重量%の水中油滴型エマルション(エチレン‐ア
クリル酸共重合体成分:平均分子量20,000、アク
リル酸重量比18%)64部をパドル型混合機を用いて
滴下しながら混合した(添加された水の量は、高吸水性
樹脂粉末の含水率が40重量%となる量に相当する)。
続いて、ロータリー型乾燥機にて、キャリアガスを流し
ながら120℃の雰囲気下で造粒物を含水率が3%にな
るまで乾燥させて、造粒物Aを得た。実施例2 高吸水性樹脂製造例1で得た高吸水性樹脂100部に替
えて、高吸水性樹脂製造例2で得た高吸水性樹脂100
部を用いる以外は実施例1と全く同様の方法によって、
造粒物Bを得た。添加された水の量は高吸水性樹脂粉末
の含水率が40重量%となる量に相当する。実施例3 エチレン‐アクリル酸共重合体固型分3.0重量%の水
中油滴型エマルション64部に替えて、エチレン‐アク
リル酸共重合体固型分0.8重量%の水中油滴型エマル
ション62部を用いた以外は実施例1と全く同様の方法
によって、造粒物Cを得た。添加された水の量は高吸水
性樹脂粉末の含水率が40重量%となる量に相当する。実施例4 エチレン‐アクリル酸共重合体固型分3.0重量%の水
中油滴型エマルション64部に替えて、エチレン‐アク
リル酸共重合体固型分7.3重量%の水中油滴型エマル
ション67部を用いた以外は実施例1と全く同様の方法
によって、造粒物Dを得た。添加された水の量は高吸水
性樹脂粉末の含水率が40重量%となる量に相当する。実施例5 エチレン‐アクリル酸共重合体を、平均分子量30,0
00、アクリル酸重量比18%のものに替えた以外は実
施例1と全く同様の方法によって、造粒物Eを得た。添
加された水の量は高吸水性樹脂粉末の含水率が40重量
%となる量に相当する。実施例6 エチレン‐アクリル酸共重合体を、平均分子量20,0
00、アクリル酸重量比7.0%に替えた以外は実施例
1と全く同様の方法によって、造粒物Fを得た。添加さ
れた水の量は高吸水性樹脂粉末の含水率が40重量%と
なる量に相当する。実施例7 エチレン‐アクリル酸共重合体固型分3.0重量%の水
中油滴型エマルション64部に替えて、エチレン‐アク
リル酸共重合体固型分3.8重量%の水中油滴型エマル
ション51部を用いた以外は実施例1と全く同様の方法
によって、造粒物Gを得た。添加された水の量は高吸水
性樹脂粉末の含水率が35重量%となる量に相当する。実施例8 エチレン‐アクリル酸共重合体固型分3.0重量%の水
中油滴型エマルション64部に替えて、エチレン‐アク
リル酸共重合体固型分2.5重量%の水中油滴型エマル
ション78部を用いた以外は実施例1と全く同様の方法
によって、造粒物Hを得た。添加された水の量は高吸水
性樹脂粉末の含水率が45重量%となる量に相当する。実施例9 微粉末シリカの量を0.5部に替えた以外は、実施例1
と全く同様の方法によって、造粒物Iを得た。添加され
た水の量は高吸水性樹脂粉末の含水率が40重量%とな
る量に相当する。実施例10 微粉末シリカの量を5部に替えた以外は、実施例1と全
く同様の方法によって、造粒物Jを得た。添加された水
の量は高吸水性樹脂粉末の含水率が40重量%となる量
に相当する。実施例11 高吸水性樹脂製造例1で得た高吸水性樹脂100部に対
し、微粉末シリカ(富士シリシア化学社製、「サイリシ
ア#770」、平均粒径6μm)1部およびエチレン‐
アクリル酸共重合体微粉末(平均分子量10,000、
アクリル酸重量比5%、平均粒径10μm)1部をリボ
ンブレンダーにより混合後、水62部をパドル型混合機
を用いて滴下しながら混合した(添加された水の量は、
高吸水性樹脂粉末の含水率が40重量%となる量に相当
する)。続いて、ソリッドエアーにて、キャリアガスを
流しながら、150℃で20分間乾燥させて造粒物Kを
得た。比較例1 高吸水性樹脂製造例1で得た高吸水性樹脂100部に対
し、微粉末シリカ(富士シリシア化学社製、「サイリシ
ア#770」、平均粒径6μm)1部をリボンブレンダ
ーにより混合後、水62部をパドル型混合機を用いて滴
下しながら混合した(添加された水の量は、高吸水性樹
脂粉末の含水率が40重量%となる量に相当する)。続
いて、ロータリー型重合乾燥機にて、キャリアガスを流
しながら120℃の雰囲気下でで2時間乾燥させて、造
粒物Lを得た。比較例2 エチレン‐アクリル酸共重合体固型分3.0重量%の水
中油滴型エマルション64部に替えて、樹脂固型分3.
0重量%のPVA水溶液(PVA:ケン化度88%、P
VA含有率94%)64部を用いた以外は実施例1と同
様の方法によって、造粒物Mを得た。添加された水の量
は高吸水性樹脂粉末の含水率が40重量%となる量に相
当する。比較例3 微粉末シリカを混合しないこと以外は実施例1と全く同
様の方法によって造粒物Nを得た。比較例4 微粉末シリカの量を15部に替えた以外は実施例1と全
く同様の方法によって造粒物Oを得た。比較例5 エチレン‐アクリル酸共重合体固型分3.0重量%の水
中油滴型エマルション64部に替えて、エチレン‐アク
リル酸共重合体固型分19.1重量%の水中油滴型エマ
ルション76部を用いた以外は実施例1と全く同様の方
法によって、造粒物Pを得た。添加された水の量は高吸
水性樹脂粉末の含水率が40重量%となる量に相当す
る。比較例6 エチレン‐アクリル酸共重合体固型分3.0重量%の水
中油型エマルション64部に替えて、エチレン‐アクリ
ル酸共重合体固型分12.1重量%の水中油滴型エマル
ション16部を用いた以外は実施例1と全く同様の方法
によって、造粒物Qを得た。添加された水の量は高吸水
性樹脂粉末の含水率が15重量%となる量に相当する。比較例7 エチレン‐アクリル酸共重合体固型分3.0重量%の水
中油滴型エマルション64部に替えて、0.22重量%
の水中油滴型エマルション872部を用いた以外は実施
例1と全く同様の方法によって、造粒物Rを得た。添加
された水の量は高吸水性樹脂粉末の含水率が90重量%
となる量に相当する。比較例8 高吸水性樹脂製造例1で得た高吸水性樹脂粉末100部
に対し、エチレン‐アクリル酸共重合体固型分3.0重
量%の水中油滴型エマルション64部をパドル型混合機
を用いて滴下しながら混合した。続いて、微粉末シリカ
1部をリボンブレンダーで混合したが、微粉末シリカが
分散せずに塊状物が多数出来た。添加された水の量は高
吸水性樹脂粉末の含水率が40重量%となる量に相当す
る。 〔結果〕上記の高吸水性樹脂製造例、実施例および比較
例で得られた高吸水性樹脂粉末およびその造粒物につい
て、以下の測定を行なった。 <造粒収率>分級篩にて80#オーバー品の重量比を造
粒収率とした。 <塊状率>10mmφ以上の塊状物の重量比を塊状率と
した。 <衝撃強度>造粒品(80#オーバーかつ20#アンダ
ー品)20gを内容積50ccの円筒形容器に入れ、さ
らに直径10mmのプラスチック製ボール1個を入れ、
振盪器により5分間激しく振盪した後、造粒品中の80
#アンダーの重量比率を衝撃強度とした。 <圧縮強度>造粒品(80#オーバーかつ20#アンダ
ー品)を金属プレート上に、造粒品が重ならない様に均
一に散布し、その上に金属プレートを重ね、10kg/
cm2 の荷重を加えた後、造粒品中の80#アンダーの
重量比率を圧縮強度とした。 <吸水能>造粒物1gを400メッシュのナイロン袋
(10cm×10cm)に入れ、1リットルの0.9%
生理食塩水に30分浸漬する。30分後ナイロン袋を引
き上げ、15分水切り後、重量測定をし、ブランク補正
をして、造粒物1gが吸収した0.9%生理食塩水の重
量を吸水能とした。 <吸水速度(常圧)>図1に示される装置を用いて測定
した。1.0gの造粒物1を***のあいた支持板2の上
の不織布3上におく。下面より0.9%生理食塩水4を
接触させた時に造粒物1が10分間に0.9%生理食塩
水を吸水する量を吸水速度(常圧)とした。 <吸水速度(加圧)>図2に示される装置を用いて測定
した。1.0gの造粒物1を***のあいた支持板2の上
の不織布3上におく。さらに、周囲にガイド10を設
け、造粒物におもり11(12g/cm2 相当)をの
せ、下面より0.9%生理食塩水4を接触させた時に造
粒物1が20分間に0.9%生理食塩水を吸水する量を
吸水速度(加圧)とした。
【0040】実施例1〜11および比較例1〜7で得ら
れた造粒物の造粒収率、塊状率、衝撃強度、圧縮強度、
吸水能、吸水速度(常圧)および吸水速度(加圧)およ
び高吸水性樹脂製造例1または2で得られたポリアクリ
ル酸ソーダ架橋物粉末の吸水能、吸水速度(常圧)およ
び吸水速度(加圧)を上記の方法により測定した結果
は、表1に示される通りである。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】本発明の造粒法によれば、強い造粒強度
と適当な粒径を有し、粒度分布幅の狭い高吸水性樹脂造
粒物が高収率で得られ、衛生的で安全性が高く、更に、
造粒前後で高吸水性樹脂の吸水性能の実質的低下が見ら
れない造粒物が得られることは、「発明の概要」の項に
おいて前記したところである。
【0044】従って、本発明の造粒法により得られた製
品は衛生用品、農園芸用品などの種々の用途に好適に使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】造粒物の吸水速度(常圧)を測定する装置の概
略図である。
【図2】造粒物の吸水速度(加圧)を測定する装置の概
略図である。
【符号の説明】
1 造粒物(1g) 2 ***のあいた支持板 3 不織布 4 0.9%食塩水 5 ビューレット 6 ゴム栓 7 バルブ 8 バルブ 9 空気入口 10 ガイド 11 おもり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊 藤 久 男 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四日市総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高吸水性樹脂粉末100重量部に対し、無
    機粉末0.1〜10重量部、エチレン‐アクリル酸共重
    合体の粉末またはエマルション0.05〜10重量部お
    よび前記樹脂粉末の含水率が20〜70重量%となるよ
    うな量の水、を混合し、次いで該混合物を乾燥させるこ
    とを特徴とする、高吸水性樹脂粉末の造粒法。
  2. 【請求項2】エチレン‐アクリル酸共重合体が微粉末状
    である、請求項1に記載の高吸水性樹脂粉末の造粒法。
  3. 【請求項3】エチレン‐アクリル酸共重合体が水性のエ
    マルションである、請求項1に記載の高吸水性樹脂粉末
    の造粒法。
  4. 【請求項4】高吸水性樹脂粉末に対して無機粉末を混合
    し、この混合物にエチレン‐アクリル酸共重合体および
    水を混合する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の高
    吸水性樹脂粉末の造粒法。
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