JPH08112401A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JPH08112401A
JPH08112401A JP6251125A JP25112594A JPH08112401A JP H08112401 A JPH08112401 A JP H08112401A JP 6251125 A JP6251125 A JP 6251125A JP 25112594 A JP25112594 A JP 25112594A JP H08112401 A JPH08112401 A JP H08112401A
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Atsushi Uchida
篤 内田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出図柄と停止図柄とのリール上の位置の差
を表示することにより、抽選結果と検出図柄が相違し、
前記抽選結果を優先させて、前記検出図柄とリール上、
所定距離離れた停止図柄を停止させている状態であるこ
とを、いずれの遊技者でも容易に把握できるようにし、
以後のストップスイッチの操作タイミングに注意を払わ
せることで、遊技の技術上の優劣による不公平が生じな
いスロットマシンを提供する。 【構成】 停止図柄検出手段150により検出した検出
図柄とリール制御手段143により停止される停止図柄
とのリール11〜13上の位置の差を演算する差数演算
手段160と、この差数演算手段160により演算され
た差数を表示する差数表示手段(例えば差数表示装置4
0〜42)とを備えた

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スロットマシンに関
し、特にストップスイッチが操作された際にライン上に
位置する図柄と実際にリールの回転が停止した際にライ
ン上に位置する図柄とのリール上の位置の差を表示する
スロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンとして
は、スタートスイッチの操作にもとづいて入賞の有無を
抽選する抽選手段と、ストップスイッチの操作時にライ
ン上に位置する検出図柄を検出する停止図柄検出手段
と、この停止図柄検出手段により検出した検出図柄が、
前記抽選手段による抽選結果と一致していることを条件
に、前記検出図柄を停止図柄としてライン上に停止させ
るとともに、両者が相違していることを条件に、前記抽
選結果を優先させて、前記検出図柄とリール上、所定距
離離れた停止図柄を停止させるリール制御手段とを備え
たものが知られている。
【0003】そして、このスロットマシンは、ストップ
スイッチの操作時期と実際にリールが停止する時期とが
余りにもかけ離れてリールの停止動作に不自然さが生じ
ないよう、前記検出図柄が抽選結果と相違している場合
において、検出図柄と、抽選結果に一致する図柄とが、
リール上、所定距離内で離れているときには、抽選結果
と一致する図柄を停止図柄としてライン上に停止させる
のに対し、検出図柄と、抽選結果に一致する図柄とが所
定距離を越えて離れているときには、検出図柄とリール
上、所定距離離れた停止図柄をライン上に停止させてい
た。
【0004】このため、ストップスイッチを操作した際
に、検出図柄と抽選結果に一致する図柄とが所定距離を
越えて離れているときには、抽選結果と一致した図柄が
停止図柄としてライン上に停止せず、かつ、検出図柄と
停止図柄とが所定距離離れたものとなり、ストップスイ
ッチの操作時期と、そのストップスイッチの操作により
リールが停止する時期とに若干のタイムラグが生ずる。
この若干のタイムラグ中におけるリールの回転を一般
に、「リールの滑り」といっている。
【0005】そして、この「リールの滑り」が生じた場
合には、抽選結果と一致した図柄を停止図柄としてライ
ン上に停止させることができず、検出図柄とリール上、
所定距離離れた図柄を停止図柄としてライン上に停止さ
せたことを示している。したがって、スロットマシンの
遊技に熟練した遊技者は、上記「リールの滑り」を感知
すると、抽選結果と検出図柄が相違し、前記抽選結果を
優先させて、前記検出図柄とリール上、所定距離離れた
停止図柄を停止させていると判断し、その後の遊技にお
いては、回転するリール上の図柄を注意深く目視しなが
ら、検出図柄が抽選結果と一致するよう、あるいは、リ
ール上、検出図柄と抽選結果に一致する図柄とが所定距
離内に収まるような時期にストップスイッチを操作する
ことで、抽選結果に一致する図柄が停止図柄としてライ
ン上に停止し易くしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンでは、上記「リールの滑り」は、リー
ルの停止動作に不自然さが生じない所定距離内のもので
あるから、熟練者は別にして、特に初心者とって、この
「リールの滑り」を把握することは容易ではない。この
ため、初心者は、「リールの滑り」が生じていてもこれ
に気づかず、ストップスイッチの操作時期を注意するこ
ともできないことから、抽選図柄と停止図柄とのリール
上の位置の差が所定距離を越えてしまい、抽選結果と一
致する図柄をライン上に停止させることができなかっ
た。
【0007】したがって、スロットマシンの遊技の熟練
者と初心者との間に、遊技の技術上の優劣にもとづく利
益の差が現れ、著しい不公平が生じてしまうといった問
題点があった。そこで、請求項1記載のスロットマシン
は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、停止図柄検出
手段により検出した検出図柄と停止図柄決定手段により
決定された停止図柄とのリール上の位置の差を表示する
ことにより、抽選結果と検出図柄が相違し、前記抽選結
果を優先させて、前記検出図柄とリール上、所定距離離
れた停止図柄を停止させている状態であることを、いず
れの遊技者でも容易に把握できるようにし、以後のスト
ップスイッチの操作タイミングに注意を払わせること
で、遊技の技術上の優劣による不公平が生じないスロッ
トマシンを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載のスロッ
トマシンは、停止図柄検出手段(150)により検出した検
出図柄とリール制御手段(143)により停止される停止図
柄とのリール(11〜13)上の位置の差を演算する差数演算
手段(160)と、この差数演算手段(160)により演算された
差数を表示する差数表示手段(例えば差数表示装置40〜
42)とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作 用】したがって、請求項1記載のスロットマシン
によれば、スタートスイッチ(62)が操作されると、抽選
手段(134)は入賞の有無を抽選する。スタートスイッチ
(62)が操作され、リール(11〜13)が回転した後に、スト
ップスイッチ(70〜72)が操作されると、停止図柄検出手
段(150)は、ストップスイッチ(70〜72)の操作時にライ
ン(30〜34)上に位置する図柄を検出する。
【0010】そして、リール制御手段(143)は、停止図
柄検出手段(150)により検出した検出図柄が、前記抽選
手段(134)による抽選結果と一致しているときには、前
記検出図柄を停止図柄としてライン(30〜34)上に停止さ
せるよう、リール(11〜13)の回転を停止させる。これに
対し、検出図柄と抽選結果とが相違しているときには、
リール制御手段(143)は、前記抽選結果を優先させて、
前記検出図柄とリール(11〜13)上、所定距離離れた停止
図柄を停止させるようリール(11〜13)の回転を停止させ
る。
【0011】リール制御手段(143)において、抽選結果
を優先させて、前記検出図柄とリール(11〜13)上、所定
距離離れた停止図柄を停止させる態様は、抽選手段(13
4)による抽選結果と一致する図柄と検出図柄とのリール
(11〜13)上の距離によって異なる。まず、抽選結果と一
致する図柄と検出図柄とのリール(11〜13)上の距離が、
所定距離以内である場合には、リール制御手段(143)
は、リール(11〜13)をそのまま回転させ、抽選図柄と一
致する図柄がライン上に位置した際に、リール(11〜13)
の回転を停止させる。
【0012】これに対し、抽選結果と一致する図柄と検
出図柄とのリール(11〜13)上の距離が、所定距離を越え
ている場合には、リール制御手段(143)は、リール(11〜
13)をそのまま回転させ、検出図柄からリール(11〜13)
上、所定距離内に位置する図柄がライン上に位置した際
に、リール(11〜13)の回転を停止させる。一方、差数演
算手段(160)は、前記停止図柄検出手段(150)により検出
した検出図柄と前記リール制御手段(143)により停止さ
れる停止図柄とのリール(11〜13)上の位置の差を演算す
る。
【0013】したがって、停止図柄検出手段(150)によ
り検出した検出図柄が、前記抽選手段(134)による抽選
結果と一致し、前記検出図柄を停止図柄としてライン上
に停止させる場合には、演算された差数は、「0」とな
る。また、検出図柄と抽選結果とが相違しているとき
に、前記抽選結果を優先させて、前記検出図柄とリール
(11〜13)上、所定距離離れた停止図柄を停止させる場合
には、演算された差数は、その所定距離に起因する差数
となる。
【0014】そして、検出図柄と停止図柄とのリール(1
1〜13)上の位置の差が演算されると、差数表示手段(40
〜42)は、リール(11〜13)の停止時に、差数演算手段(16
0)により演算された差数を表示する。したがって、検出
図柄と停止図柄とのリール(11〜13)上の位置の差が表示
されることから、いずれの遊技者も、遊技しているスロ
ットマシンは、抽選結果と検出図柄が相違し、前記抽選
結果を優先させて、前記検出図柄とリール(11〜13)上、
所定距離離れた停止図柄を停止させている状態であるこ
とを容易に把握することができる。
【0015】
【実施例】図1〜5は、本発明の一実施例を示すもので
あり、図1はスロットマシンの制御の概略を示したブロ
ック図、図2はスロットマシンの概略正面図、図3は第
3リールの停止の第1の態様を示した説明図、図4は第
3リールの停止の第2の態様を示した説明図、図5は第
3リールの停止の第3の態様を示した説明図を各々示
す。
【0016】図2中、10は、スロットマシンを示すもの
であり、このスロットマシン10は、その前面中央に、左
から第1のリール11、第2のリール12、第3のリール13
の合計3個のリール11〜13が配置され、各リール11〜13
の表面には、図には示さないが、複種類の図柄が描かれ
ているている。また、これら3個のリール11〜13の前面
には、前面板20が設けられ、この前面板20には、各リー
ル11〜13に対応する位置に透明な3個の表示窓21〜23が
設けられ、この表示窓21〜23を通して前記図柄が外部か
ら目視できるように構成されているている。また、この
表示窓21〜23には、入賞の判定をするラインを示す、計
5本のラインが表示されている。このラインは、互いに
平行に位置する上中下段の3本のライン30〜32と、前面
板20の中央で×点状に中央で交わった斜めの2本のライ
ン33,34とから構成されている。
【0017】上記各表示窓21〜23の上部には、検出図柄
と停止図柄とのリール11〜13上の位置の差を表示するた
めの7セグメントの一桁の差数表示装置40〜42が各々設
けられている。上記表示窓21〜23の向かって左横には、
上記5本のライン30〜34のうち、入賞を構成するか否か
の判断の対象となるラインを、遊技に供した遊技メダル
数に応じて表示する有効ライン表示部50が設けてある。
なお、この有効ライン表示部50は、例えば遊技に供され
る遊技メダル1枚である場合には、有効ラインとなる中
段のライン31に対応する部分が点灯し、また、遊技メダ
ルが2枚である場合には、上中下段のライン30〜32に対
応する部分が点灯し、さらに、遊技メダルが3枚である
場合には、上中下段のライン30〜32に、斜めに交わった
2本のライン33,34を加えた全てのライン30〜34に対応
する部分が点灯することで、有効なラインを表示するこ
とができる。
【0018】スロットマシン10の表面には、表示窓21〜
23の向かって右斜め下方に、メダルを投入するためのメ
ダル投入口60が設けられ、メダル投入口60の向かって右
側には、クレジットメダルの枚数を表示するクレジット
表示部61が設けてある。また、表示窓21〜23の向かって
左斜め下方には、リール11〜13の回転を開始させるため
のレバー状のスタートスイッチ62が設けられている。
【0019】また、各表示窓の下方には、各リール11〜
13にそれぞれ対応させて、各リール11〜13を個別に停止
させるための3個のストップスイッチ70〜72がそれぞれ
設けられている。さらに、上記したストップスイッチ70
〜72の向かって右側には、機内にクレジットされたクレ
ジットメダルを遊技メダルとして機内に投入するための
ボタン状のクレジット投入スイッチ80と、クレジットメ
ダルを排出させるためのボタン状の精算スイッチ81と
が、スロットマシン10の表面に配設されている。
【0020】また、スロットマシン10の表面下方には、
主として入賞時の賞メダルを払い出すためのメダル払出
口90と、このメダル払出口90の下方に位置し、メダル払
出口90から排出されたメダルが溜まり込むメダル排出皿
91とが設けてある。つぎに図1を用いて、スロットマシ
ン10の制御回路について説明する。スロットマシン10の
制御回路は、図1に示すように、例えばCPUから構成
された中央制御装置100を中心に構成されている。
【0021】そして、中央制御装置100の入力側には、
図1に示すように、リール11〜13の回転を開始するため
のスタート信号を出力する前記スタートスイッチ62と、
リール11〜13の回転を個別に停止させるためのストップ
信号をそれぞれ出力する3個のストップスイッチ70〜72
と、各リールの1カ所に設けられた検出片(図示せず)
を各リールが1回転するごとに検出し、リセット信号を
出力するリールセンサ110とがそれぞれ接続されてい
る。
【0022】また、中央制御装置100の出力側には、図
1に示すように、リール11〜13を回転させるためのステ
ッピングモータ120と、検出図柄と停止図柄とのリール1
1〜13上の位置の差を表示する差数表示手段としての差
数表示装置40〜42とがそれぞれ接続されている。前記中
央制御装置100は、図1に示すように、順次乱数を発生
させる乱数発生手段130と、前記スタートスイッチ62の
操作によるスタート信号の入力を条件に、前記乱数発生
手段130によって発生した乱数を抽出する乱数抽出手段1
31と、前記乱数発生手段130から発生する乱数値がとる
全領域のうち、予め定められた特定の領域を入賞領域と
する入賞判定テーブル132と、上記乱数抽出手段131が抽
出した1つの乱数値を、上記入賞判定テーブル132と照
合することで抽選を行い、当該乱数値が入賞領域に含ま
れる場合には、入賞ありとして入賞図柄、例えば図柄
「7」を抽選するとともに、当該乱数値が入賞領域に含
まれない場合には、入賞なしとして図柄の抽選を行わな
い入賞判定手段133とから構成された抽選手段134と、前
記スタートスイッチ62からのスタート信号の入力を条件
に、駆動パルスを出力してステッピングモータ120を始
動させるパルス出力開始手段140、前記リールセンサ110
からのリセット信号の入力を条件に、リセット信号の入
力時からの駆動パルス数をカウントし、この駆動パルス
数を、予め記憶されたリール図柄配列情報と照合するこ
とによって、ライン30〜34上に位置する図柄を特定する
図柄特定手段141及び前記ストップスイッチ70〜72から
のストップ信号の入力を条件に、検出図柄が、前記抽選
手段134による抽選結果と一致する入賞図柄「7」であ
る場合には、前記検出図柄である「7」を停止図柄とし
てライン30〜34上に停止させ、検出図柄と、抽選結果と
一致する入賞図柄「7」とのリール11〜13上の距離(図
柄の間隔)が、所定距離、例えば4図柄以内である場合
には、抽選図柄と一致する入賞図柄「7」がライン30〜
34上に位置した際に、リール11〜13の回転を停止させ、
検出図柄と、抽選結果と一致する入賞図柄「7」とのリ
ール11〜13上の距離が、所定距離を越えている場合に
は、検出図柄からリール上、所定距離内に位置する図柄
がライン30〜34上に位置した際に、リール11〜13の回転
を停止させるよう駆動パルスの出力を停止させるパルス
出力停止手段142とを有するリール制御手段143と、前記
リール制御手段143からの図柄特定情報にもとづいて、
前記ストップスイッチ70〜72からのストップ信号を入力
した際にライン30〜34上に位置する図柄を検出する停止
図柄検出手段150と、この停止図柄検出手段150からの検
出図柄情報と前記リール制御手段143からの停止図柄情
報とにもとづいて、検出図柄と停止図柄とのリール11〜
13上の位置の図柄の間隔差を演算する差数演算手段160
とを備える。
【0023】なお、上記リール図柄配列情報は、各リー
ル11〜13の一周に表示される図柄の配列の順序を記録し
たものであって、図柄特定手段141は、リセット信号の
入力時からの出力パルス数をカウントし、カウントした
出力パルス数と、上記リール図柄配列情報とを照合する
ことで、例えば何パルス出力されている場合には、ライ
ン30〜34上に位置する図柄は、例えば入賞図柄「7」
と、ライン30〜34上に位置する図柄を特定することがで
きる。
【0024】つぎに、本発明の一実施例におけるスロッ
トマシン10の動作を、図2及び図3〜5示すように、第
3のリール13を用いて説明する。なお、図3〜5におい
ては、説明の便宜上、リール13に表示された図柄の一部
のみを表し、この図柄のうち、入賞図柄を「7」、入賞
図柄以外の図柄をアルファベットを用いて表している。
【0025】まず、メダル投入口60をからメダルを投入
するか、または、クレジット投入スイッチ80を操作する
ことにより、遊技に供するための遊技メダルを機内に投
入する。なお、ここでは説明の便宜上、第3のリール13
を例に、遊技メダルを1枚投入し、表示窓23に表示され
たライン30〜34のうち、有効なラインが中段のライン31
となっている場合について説明する。
【0026】遊技メダルを投入後、スタートスイッチ62
を操作すると、パルス出力開始手段140から駆動パルス
が出力され第3のリール13を含め全てのリール11〜13が
回転を開始する。第3リール13が回転している状態で、
遊技者がストップスイッチ72を操作すると、図3〜5に
示すように、下記の3つの態様で、リール制御手段143
は、第3リール13の回転を停止させる。
【0027】まず、第1の態様としては、ストップスイ
ッチ72を操作した際の検出図柄が、図3に示すように、
抽選結果と一致する入賞図柄「7」である場合には、リ
ール制御手段143のパルス出力停止手段142は、パルスの
出力を直ちに停止し、リール13の回転を停止させる。し
たがって、中段のライン31上には、検出図柄である図柄
「7」が停止することとなる。
【0028】この場合、検出図柄と停止図柄とは、とも
に図柄「7」で一致することから、差数演算手段160
は、演算の結果、検出図柄と停止図柄との図柄の間隔差
を「0」と算出する。このため、差数表示装置42は、第
3リール13が停止した後に、差数を「0」と表示する。
【0029】つぎに、第2の態様としては、図4の
(A)に示すように、ストップスイッチ72を操作した際
の検出図柄(例えば「J」)と、抽選結果と一致する図
柄「7」とのリール13上の距離が、所定距離内の3図柄
の差である場合には、リール制御手段143のパルス出力
停止手段142は、パルスの出力を直ちに停止することな
く、図4の(B)に示すように、リール13を3図柄分回
転させ、抽選図柄と一致する図柄「7」が中段のライン
31上に位置した際に、パルスの出力を停止し、リール13
の回転を停止させる。したがって、中段のライン31上に
は、図4の(B)に示すように、図柄「7」が停止する
こととなる。
【0030】この場合、検出図柄は、図4の(A)に示
すように、「J」であるのに対し、停止図柄は、図4の
(B)に示すように、図柄「7」であるので、差数演算
手段160は、演算の結果、検出図柄と停止図柄との図柄
の間隔差を「3」と算出する。このため、差数表示装置
42は、第3リール13が停止した後に、差数を「3」と表
示する。
【0031】さらに、第3の態様としては、図5の
(A)に示すように、ストップスイッチ72を操作した際
の検出図柄(例えば「L」)と、抽選結果と一致する図
柄「7」とのリール13上の距離が、所定距離を越えた5
図柄の差である場合には、リール制御手段143のパルス
停止手段は、パルスの出力を直ちに停止することなく、
図5の(B)に示すように、リール13を4図柄分回転さ
せ、所定図柄からリール13上、所定距離内に位置する図
柄(たとえば「H])が中段のライン31上に位置した際
に、パルスの出力を停止させリール13の回転を停止させ
る。
【0032】この場合、図5の(A)に示すように、検
出図柄が「L」であるのに対し、停止図柄は、図5の
(B)に示すように、図柄「H」であるので、差数演算
手段160は、演算の結果、検出図柄と停止図柄との図柄
の間隔差を「4」と算出する。このため、差数表示装置
42は、第3リール13が停止した後に、差数を「4」と表
示する。
【0033】したがって、入賞図柄である「7」が中段
のライン31上に停止せず、かつ、差数表示装置42には、
差数「4」が表示され、「リールの滑り」が生じたこと
が表されているため、抽選結果と検出図柄が相違し、前
記抽選結果を優先させて、前記検出図柄とリール13上、
所定距離離れた停止図柄を停止させている状態であるこ
と、すなわち、停止図柄を「7」としたいが、検出図柄
と図柄「7」とは、距離が離れていることから、所定距
離数を超えてリール13を滑らせると、リール13の停止動
作が不自然になるために、所定距離離れた位置でリール
を停止させた状態であることを、いずれの遊技者でも容
易に把握できる。
【0034】なお、上記実施例では、第3リール13を例
に説明したが、第3リールに限らず、第1,2レールに
おいても同様の処理を行うようにしてもよい。さらに
は、抽選手段において抽選結果を、第1〜3リールの図
柄が、入賞有りとして、例えば入賞図柄をライン30〜34
上に「7」「7」「7」と図柄が並ぶとした場合には、
第1〜3リールのストップスイッチ70〜72のうち、最後
に操作するストップスイッチ70〜72に対応するリールに
ついてのみ、上記したリールの停止制御を行ってもよ
い。
【0035】また、上記差数表示装置40〜42は、7セグ
メントの一桁表示であると説明したが、一桁の数字が表
示できれば、他の装置でもよく、例えばLEDによるド
ット表示や、液晶又は小型ブラウン管を用いたものであ
ってもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載のスロットマシンによれば、停止図柄検出手段によ
り検出した検出図柄と停止図柄決定手段により決定され
た停止図柄とのリール上の位置の差を表示することによ
り、抽選結果と検出図柄が相違し、前記抽選結果を優先
させて、前記検出図柄とリール上、所定距離離れた停止
図柄を停止させている状態であることを、いずれの遊技
者でも容易に把握できるようにし、以後のストップスイ
ッチの操作タイミングに注意を払わせることで、遊技の
技術上の優劣による不公平が生じないスロットマシンを
提供しようとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの制御の概略を示したブロック
図である。
【図2】スロットマシンの概略正面図である。
【図3】第3リールの停止の第1の態様を示した説明図
である。
【図4】第3リールの停止の第2の態様を示した説明図
である。
【図5】第3リールの停止の第3の態様を示した説明図
である。
【符号の説明】
10 スロットマシン 11〜13 リール 20 前面板 21〜23 表示窓 30〜34 ライン 40〜42 差数表示装置 50 有効ライン表示部 60 メダル投入口 61 クレジット表示部 62 スタートスイッチ 70〜72 ストップスイッチ 80 クレジット投入
スイッチ 81 清算スイッチ 90 メダル払出口 91 メダル排出皿 100 中央制御装置 110 リールセンサ 120 ステッピングモー
タ 130 乱数発生手段 131 乱数抽出手段 132 入賞判定テーブル 133 入賞判定手段 134 抽選手段 140 パルス出力開始手
段 141 図柄特定手段 142 パルス出力停止手
段 143 リール制御手段 150 停止図柄検出手段 160 差数演算手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リールの回転を開始させるスタートスイ
    ッチと、このスタートスイッチの操作にもとづいて入賞
    の有無を抽選する抽選手段と、回転しているリールを停
    止させるストップスイッチと、このストップスイッチの
    操作時にライン上に位置する検出図柄を検出する停止図
    柄検出手段と、この停止図柄検出手段により検出した検
    出図柄が、前記抽選手段による抽選結果と一致している
    ことを条件に、前記検出図柄を停止図柄としてライン上
    に停止させるとともに、両者が相違していることを条件
    に、前記抽選結果を優先させて、前記検出図柄とリール
    上、所定距離離れた停止図柄を停止させるリール制御手
    段とを備えたスロットマシンにおいて、 上記スロットマシンにおいては、前記停止図柄検出手段
    により検出した検出図柄と前記リール制御手段により停
    止される停止図柄とのリール上の位置の差を演算する差
    数演算手段と、この差数演算手段により演算された差数
    を表示する差数表示手段とを備えたことを特徴とするス
    ロットマシン。
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