JPH08112190A - 仏 壇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 仏壇本体と仏具収納箱を分離することにより
運搬や設置場所の変更に便利な仏壇を提供すること。 【構成】 仏壇本体の下に仏具収納箱を設けた仏壇にお
いて、仏壇本体と仏具収納箱を分離したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、仏壇本体の下に仏具収
納箱を設けた仏壇に関するものである。

【０００２】

【従来技術】従来から、仏壇本体の下に仏具収納箱を設
けた仏壇は公知であるが、従来は仏壇本体と仏具収納箱
とは一体に製作されたものであった。

【０００３】

【従来技術の問題点】従来の仏壇は、上述のように仏壇
本体と仏具収納箱とが一体であったため、運搬の際仏具
収納箱の分だけ高くなって不便であり、また、室内への
搬入が困難となる場合があるだけでなく、仏具を入れた
儘設置場所を変更する場合、仏壇本体の重量と相俟って
重いため、仏具収納箱の抽出を抜き出して軽くしなけれ
ばならないという問題点があった。

【０００４】

【発明の目的】本発明は、上記問題点を解決するため
に、仏壇本体と仏具収納箱を分離することにより運搬や
設置場所の変更に便利な仏壇を提供することを目的とす
るものである。

【０００５】

【発明の開示】本発明に係る仏壇は、仏壇本体の下に仏
具収納箱を設けた仏壇において、仏壇本体と仏具収納箱
を分離したことを特徴とするものである。

【０００６】

【発明の作用】仏壇本体と仏具収納箱とが別体であるか
ら，分離して運搬可能である。

【０００７】

【実施例】本発明仏壇の実施例を図面について具体的に
説明する。図１は、本発明仏壇の全形斜視図で、１は、
仏壇本体で、前方が開放した箱体１１と前方の開口部端
縁に蝶着された一対の扉板１２、１２とから構成され、
内部にご本尊等が収められるようになっている。２は、
蝋燭、線香等の礼拝に必要な仏具を収納する仏具収納箱
で、内部に仏具を入れるための抽出２１が嵌挿されてい
る。仏壇本体１と仏具収納箱２を別々に運搬して所定の
室内に運び入れ、所定個所に仏具収納箱２を設置した後
この仏具収納箱の上に仏壇本体１を載置して仏壇の設置
が完了する。仏具収納箱２に仏壇本体１を載せるだけで
は不安定である場合、仏具収納箱２の上面の四隅に突起
を立て、仏壇本体１の下面の四隅に突起が嵌合する孔を
穿っておいて突起が孔に嵌合するように仏壇本体１を仏
具収納箱２に載せてやれば横ずれがなく、安定した設置
状態が得られるものである。

【０００８】

【発明の効果】本発明に係る仏壇によれば、仏壇本体と
仏具収納箱を分離し、設置場所で一体化するようにした
ものであるから、従来の仏壇のように運搬の際仏具収納
箱の分だけ高くなって不便となるようなことがなく、ま
た、室内への搬入が容易であり、仏具を入れた儘設置場
所を変更する場合でも仏壇本体と仏具収納箱とが別々で
あるから、仏具収納箱の抽出を抜き出さなくても運べる
ので、便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明仏壇の全形斜視図である。

【図２】仏壇本体と仏具収納箱を分離した状態の斜視図
である。

【符号の説明】

１ 仏壇本体 １１ 箱体 １２ 扉板 ２ 仏具収納箱 ２１ 抽出

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 仏壇本体の下に仏具収納箱を設けた仏壇
   において、仏壇本体と仏具収納箱を分離したことを特徴
   とする仏壇。