JPH08111360A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH08111360A
JPH08111360A JP6244199A JP24419994A JPH08111360A JP H08111360 A JPH08111360 A JP H08111360A JP 6244199 A JP6244199 A JP 6244199A JP 24419994 A JP24419994 A JP 24419994A JP H08111360 A JPH08111360 A JP H08111360A
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JP
Japan
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semiconductor device
film
semiconductor film
semiconductor
flexibility
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JP6244199A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tottori
猛志 鳥取
Kazunari Nakagawa
和成 中川
Kazuo Takasugi
和夫 高杉
Kaname Tamada
要 玉田
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Maxell Holdings Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型化が可能で湾曲しても割れない可撓性を
有し、任意の曲面形状の物体上に装着できる半導体装置
を提供する。 【構成】 可撓性を有するフィルム状の基体1上に、p
層やn層のアクティブ層2c及びSiO2 保護膜2b等
からなる可撓性を有する極薄の(例えば3〜80μm厚
の)半導体膜2が導電性接合材3で電気的に接合され、
保護樹脂4で封止されて任意に湾曲できる半導体装置が
得られる。半導体膜2を保護膜2b,アクティブ層2
c,その下のウェハの3層とし、ウェハに多数の溝を格
子状に形成することで、更に柔軟性を付与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばICカードなど
に用いられる半導体装置に係り、特に、可撓性を備えた
半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ICカードなど薄型化が必要な装
置においては、ワイヤボンディングなどに代わり、テー
プキャリアパッケージ(TCP)などの技術が注目され
てきた。
【0003】しかし、さらに薄型化を実現するために、
モールドされていないICチップをベアチップとして回
路面を基板側に対向させて接合する、いわゆるフェイス
ダウン接合を開発する動きが盛んになってきた。この接
合技術では、基板の熱膨張係数をベアチップの材料であ
るシリコン(Si)の熱膨張係数(α)(3×10~
6℃)と整合させるために、基板の材料としてベアチッ
プと同一の熱膨張係数を有するセラミックス材料を用い
る必要があった。
【0004】ところが、このセラミックス材料は高価で
民生用などには適さないので、民生用などに適用するた
めに低コストの基板材料が必要となる。そこで、この基
板材料として、ガラスファイバーなどの強化繊維を含ん
だ有機材料の基板、例えばガラスエポキシ基板などが一
般に用いられてきている。しかし、このガラスエポキシ
基板は熱膨張係数αがSiに比べて一桁以上大きいた
め、ベアチップをガラスエポキシ基板にフェイスダウン
接合すると、チップの電極上に形成されたバンプが熱的
サイクルにより生じる応力によって疲労破壊を生じ、チ
ップ自体が破損しまたは基板とチップとの接続が断たれ
てしまう。
【0005】この対策として。従来は、基板とチップと
の隙間に樹脂を充填し、熱膨張係数の差をこの樹脂に吸
収させて応力を緩和することにより、チップの破損や破
断を抑制することを図っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ガ
ラスエポキシ基板がある程度の可撓性を有しており、こ
のガラスエポキシ基板上に半導体チップを実装すると、
比較的薄型の半導体装置を作製することができるけれど
も、この半導体装置に、これを曲げようとする外力や、
前記熱膨張係数の差による曲げ応力が働くと、この半導
体チップが割れたり更に基板まで割れたりするという問
題が発生した。このような曲げ外力が加わる場合として
は、半導体装置の製造時や使用時に不用意に外力が加わ
る場合だけでなく、例えば板状の半導体装置を弧状面や
円筒面など任意の曲面を有する対象物になじむように積
極的に曲げてシールのように貼着し用いるなどの場合も
考えられる。
【0007】本発明者の検討結果によれば、このよう
に、やや可撓性を有する基板上に実装した半導体チップ
に割れが生じるのは、比較的可撓性の高い基板が曲り易
く外力や外力に基づく応力や膨張係数の差に基づく応力
にある程度対応できるのに対して、比較的剛性の高い半
導体チップは前記曲げ外力や曲げ応力をまともに受けて
しまい、そのような力に対応して変形できないためであ
ると考えられる。甚だしい場合、半導体チップは粉々に
なってしまうものである。
【0008】従って、本発明の目的は、上記従来技術の
欠点を解消し、半導体装置全体の厚さを極めて薄くして
全体に可撓性を備えることにより、曲げ力による半導体
チップの破損や破断を防止すると共に、任意の曲面を有
する物体に貼着して使用することができる半導体装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記目的を達成するため、本発明の半導体装置
は、可撓性を有する基体上に可撓性を有する極薄の半導
体膜が接合されていることによって、半導体装置全体が
可撓性を有するようにしたものである。
【0010】(2) 上記(1)において、前記可撓性
を有する半導体膜は、厚みを3μmないし80μmとし
たものである。
【0011】(3) 上記(1)または(2)におい
て、前記可撓性を有する半導体膜は、アクティブ層と酸
化物層とから構成されている。
【0012】(4) あるいは、上記(1)または
(2)において、前記可撓性を有する半導体膜は、アク
ティブ層と、そのアクティブ層の下面に形成された酸化
物層と、その酸化物層の下面に形成された薄膜ウェハ層
とから構成され、そのウェハ層表面に多数の溝が形成さ
れている。
【0013】(5) 前記半導体膜の前記基体と接合さ
れていない表面が可撓性を有する保護膜によって覆われ
ている。
【0014】(6) なお、本発明は、その他に、以下
のように構成することができる。
【0015】上記可撓性を有する基体にはポリイミドや
ポリエステルを用い、この基体上に配線回路を形成して
おく。この配線回路上に前記薄型半導体チップを接合材
を介して実装することが好ましい。
【0016】前記薄型半導体チップは、例えばシリコン
ウェハ上に加工して作成された半導体チップをアルカリ
水溶液中に浸漬することにより、シリコンウェハの全部
を除去するか、または一部分(所定の厚み)を残して大
部分を除去することによって作成することができる。こ
れにより薄型半導体チップの厚みを80μm以下3μm
以上、好ましくは50μm以下10μm以上に加工する
ことができる。半導体チップの浸漬時間等を調整するこ
とで半導体チップを80μm以下好ましくは50μm以
下10μm以上に制御することにより、半導体チップは
湾曲させても動作させることができるように、可撓性を
持たせることができる。
【0017】また、シリコンウェハの裏面側に外力を容
易に緩和するように切欠部(溝)を多数形成しておくこ
ともできる。
【0018】また、接合材による半導体チップと基板と
の電気的接合方法としては、Pb−Sn系合金をバンプ
として用いる方法や、バンプに銅を用い、その上にPb
−Sn系合金を被覆する方法、あるいは異方導電性テー
プを用いて可撓性のある基板上に薄型半導体チップを接
合する方法などがある。
【0019】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0020】本発明によれば、可撓性(柔軟性)を有す
る基体上に可撓性(柔軟性)を有する極薄の半導体膜
(半導体チップ)が接合されているので、全体として極
めて薄い且つ可撓性のある半導体装置が作成できる。こ
れにより、半導体チップ自体が自在に変形することがで
きるので、半導体チップに加わる外力や応力が緩和さ
れ、半導体装置を曲げても破損や破断が防止され、半導
体装置の曲げに対する強度を高めることができる。この
ように可撓性(柔軟性)の付与された半導体装置は、例
えばコンピュータの入力ペンなど、任意の曲面形状を持
つ物体の曲面上にシールのように貼着して用いることが
できる。
【0021】特に、図8に示すように、半導体膜(半導
体チップ)の膜厚を3〜80μmとした場合には曲げ試
験に対する歩留りを50%以上とし、半導体膜の膜圧を
5〜70μmとした場合にはこの歩留りを95%以上と
することができる。
【0022】半導体膜(半導体チップ)に可撓性を付与
する手段として、少なくともアクティブ層と酸化物層と
で構成した半導体膜の膜厚を上記のように極薄とするほ
か、アクティブ層と酸化物層とウェハ層とから構成した
極薄の半導体膜において、このウェハ層表面に多数の溝
を形成する手段を用いることができる。このような溝を
設けたことにより、半導体膜に可撓性を持たせるように
すると共に、半導体装置を湾曲させたときに応力が局部
的に集中して発生するのを防止して全体に均等に分散す
るようにし、より一層半導体膜の破断や破損を防ぐこと
ができる。
【0023】なお、基体にポリイミドやポリエステルか
らなるフィルムを用いることでガラス繊維強化材を含ん
だガラスエポキシ基板などに比べ、高い可撓性を持たせ
ると共に著しく低コスト化することができる。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0025】図1は本発明の第1実施例に係る半導体装
置の断面図、図2はその半導体装置に使用される半導体
膜を形成する方法を説明するための図である。
【0026】図1に示すように、ポリイミドやポリエス
テルなどからなるベースフィルム(75μm厚)を用い
たフレキシブル配線基板(FPC基板)1上に、厚さが
50μmのモールドされていない半導体膜(所謂ベアチ
ップ)2が導電性の接合材3を介して接合(電気的に接
続)されている。接合後に、例えばSiO2 フィラ入り
のエポキシ樹脂などからなる保護樹脂4によって封止さ
れている。
【0027】前記FPC基板1の製造方法としては、例
えば公知のサブトラクティブ法によって所定の回路パタ
ーンを形成する方法を用いている。
【0028】前記半導体膜2の製造方法について図2を
用いて説明する。
【0029】珪素(Si)のウェハ2a上に二酸化珪素
(SiO2 )の保護膜2bを形成し、さらにその上にp
層、n層を含むアクティブ層2cを形成する。この積層
体の形成方法は従来から周知の技術であり、ウェハ2a
を担体としてその上に保護膜2bならびにアクティブ層
2cが順次形成される。
【0030】しかる後、この積層体を例えば、水酸化カ
リウムの40%水溶液(70℃)に10〜20時間浸漬
するケミカルエッチングにより、ウェハ2aを溶解除去
し、保護膜2bとアクティブ層2cとを有する厚さtが
約10〜50μmの極薄の半導体膜2を得ることができ
る。
【0031】なお、必要に応じてケミカルエッチングの
時間を前述の条件より短くして、ウェハ2aの一部を残
した半導体膜2を得ることも可能である。
【0032】前記接合材3による半導体膜2と基板1と
の電気的接続法としては、 半田(Pb−Sn系合金)ボールを用いて接合する方
法 半導体膜2側の電極上に銅のバンプを形成し、そのバ
ンプの表面に半田膜を形成し、この半田膜を介してFP
C基板1の電極パターンと接合する方法 半導体膜2側の電極上に金のバンプを形成し、そのバ
ンプを介して接合する方法 FPC基板1の電極パターンと半導体膜2の電極との
間に異方導電性テープを介在させ、圧着、硬化すること
により接合する方法 などがある。
【0033】図3ならびに図4は、本発明の第2実施例
を説明するための図である。この実施例の場合、半導体
膜2は保護膜2bならびにアクティブ層2cの他に、ウ
ェハ2aの一部を残して形成された薄膜ウェハ2dが設
けられ、この薄膜ウェハ2dには図4に示す断面V字状
で格子状あるいは平行の溝5が形成されている。この溝
5は、ウェハ2aをケミカルエッチングして溶解除去す
る際に同時に形成される。この半導体膜2が接合材3を
介してFPC基板1に接合されている。
【0034】本実施例では、このような溝5を形成した
ことにより、半導体膜2の可撓性を更に高めることがで
きる。また、このような溝5を形成したので、半導体装
置を湾曲した場合に応力が1個所に集中することがなく
なり、応力が半導体装置全体に均等に分散される結果、
半導体膜2の可変形性を向上し割れなどによる破損、破
断を防止することができる。同様な溝5を基板1の下面
に設けて更に可撓性を付与することもできる。
【0035】なお、封止材として用いられる保護樹脂4
としては、その充填によって、溝5等により折角付与さ
れた半導体膜2の可撓性や可変形性が失われてしまうこ
とがないように、十分に柔軟性をもった材質のものを選
ぶ必要がある。
【0036】図5は、本発明の第3実施例を説明するた
めの図である。この実施例で図3に示す第2実施例と相
違する点は、半導体膜2の配置が表裏反対になってお
り、表側に位置するアクティブ層2cとFPC基板1が
ボンディングワイヤからなる接合材3で電気的に接続さ
れている点である。このワイヤからなる接合材3は、F
PC基板1と半導体膜2との間で寸法的に余裕を持たせ
てあり、湾曲に対応できるようになっている。
【0037】図6は、本発明の第4実施例を説明するた
めの図である。この実施例で図1に示す第1実施例と相
違する点は、半導体膜2の配置が表裏反対で、表側に位
置するアクティブ層2cとFPC基板1がボンディング
ワイヤからなる接合材3で電気的に接続されている点で
ある。このワイヤからなる接合材3は、FPC基板1と
半導体膜2との間で寸法的に余裕を持たせてあり、湾曲
に対応できるようになっている。
【0038】図7は、本発明の第5実施例を説明するた
めの図で、前記各実施例ではFPC基板1の片面にのみ
半導体膜2を接合していたが、本実施例ではFPC基板
1の両面にそれぞれ半導体膜2が接合されている。な
お、FPC基板1と半導体膜2の接合方法は、図1〜図
6のいずれかの方法を採用すればよい。
【0039】本発明の半導体膜2は可撓性を有している
ため、例えばコンピュータ用入力ペン(ライトペン)の
円筒状の内面に貼着して用いるなど、任意の曲面状の部
分に取り付けることが可能である。
【0040】ここで、図8、図9を参照しながら、半導
体チップの板厚を80μm以下3μm以上とした理由に
ついて述べる。図8は半導体チップの板厚と曲げ試験に
対する歩留りとの関係を示す図、図9は半導体チップの
曲げ試験の内容を示す模式図である。
【0041】チップを実施例1で述べたように薄型に加
工し、図9に示す治具7を用いて各板厚の厚みにおいて
曲げ変形させる。変形後、チップが破断せずに正常に動
作するチップ数を歩留りに換算(測定個数100個とし
たデータに基づく)した。
【0042】曲げ試験の条件は〔14×6×t(m
m)〕のチップについて、曲率半径R=30mmまでチ
ップを曲げる強度試験とした。その結果、図8に示すデ
ータが得られた。 ステージI;チップの板厚が小さ過ぎてチップが破断す
ると共に、正常に動作しない。特に板厚が3μm未満で
その傾向が著しい。 ステージII;曲げた状態で検査したチップが全て正常に
動作することを確認できた。 ステージIII;曲げ応力を印加中にチップが破断する個
数が著しく増大した。特に板厚が80μmを越えるとそ
の傾向が著しい。
【0043】以上の結果、半導体チップを80μm以下
3μm以上、好ましくは50μm以下(≧10μm)と
すればよいことが分かる。要は、フレキシブル基板に対
応できるようなチップの可撓性を満たす機械強度を得る
厚みの条件ということになる。
【0044】なお、図10に示すようにベアチップをフ
ェイスダウン接合法で接合したときの半導体チップの高
さh1と幅w1は、ワイヤボンディング法で接合したと
きの半導体チップの高さh2と幅w2に比べて小寸法と
なるので、図1〜図3の実施例のようにベアチップ・フ
ェイスダウン接合法を用いたときは、ワイヤボンディン
グなどの別の材料が不要となり、高さ、面積共に低減が
可能となる。
【0045】以上の実施例により、次のような効果が得
られる。 (1) 半導体装置の小型、薄型化が可能となる。 (2) 曲率を有する半導体装置の作成が可能となる。
【0046】(3) 接合した後の半導体チップの強度
が向上する。また、寿命、信頼性の向上を図ることがで
きる。
【0047】(4) フィルム基体が低価格なので、半
導体装置の低コスト化を図ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可撓性を有する基体上に可撓性を有する極薄の半導体膜
を接合して全体として可撓性を有する極薄の半導体装置
を得るようにしたので、半導体膜に加わる外力や応力が
緩和されて半導体膜の割れなどによる破損や破断を防止
することができるという効果が得られる。またこのよう
な可撓性が付与されたことにより、半導体装置を任意の
曲面形状を有する対象物に貼着して使用することができ
るという効果が得られる。特に、これらの効果は半導体
膜の膜厚を3μm〜80μmとしたときに大きいもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体装置の断面図
である。
【図2】図1の半導体装置に使用する半導体膜を形成す
る方法を説明するための断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る半導体装置の断面図
である。
【図4】図3の半導体装置に用いる半導体膜の平面図で
ある。
【図5】本発明の第3実施例に係る半導体装置の断面図
である。
【図6】本発明の第4実施例に係る半導体装置の断面図
である。
【図7】本発明の第5実施例における半導体膜の装着状
態を示す側面図である。
【図8】半導体チップの板厚と曲げ試験に対する歩留り
の関係を示す特性図である。
【図9】半導体チップの曲げ試験の内容を示す模式図で
ある。
【図10】本発明の効果を示す比較説明図である。
【符号の説明】
1 FPC基板 2 半導体膜(半導体チップ) 2a ウェハ 2b 保護膜 2c アクティブ層 2d 薄膜ウェハ 3 接合材 4 保護樹脂 5 溝
フロントページの続き (72)発明者 玉田 要 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する基体上に可撓性を有する
    極薄の半導体膜が接合されていることを特徴とする可撓
    性を備えた半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記可撓性を有する半導体膜は、厚みを
    3μmないし80μmとしたことを特徴とする請求項1
    記載の可撓性を備えた半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記可撓性を有する半導体膜は、アクテ
    ィブ層と酸化物層とから構成されていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の可撓性を備えた半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記可撓性を有する半導体膜は、アクテ
    ィブ層と、そのアクティブ層の下面に形成された酸化物
    層と、その酸化物層の下面に形成された薄膜のウェハ層
    とから構成され、そのウェハ層表面に多数の溝が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の可撓
    性を備えた半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体膜の前記基体と接合されてい
    ない表面が可撓性を有する保護膜によって覆われている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載の
    可撓性を備えた半導体装置。
JP6244199A 1994-10-07 1994-10-07 半導体装置 Withdrawn JPH08111360A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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