JPH081081B2 - 円筒状の穿孔に固定するための打ち込み式の拡張栓 - Google Patents
円筒状の穿孔に固定するための打ち込み式の拡張栓Info
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- JPH081081B2 JPH081081B2 JP5193540A JP19354093A JPH081081B2 JP H081081 B2 JPH081081 B2 JP H081081B2 JP 5193540 A JP5193540 A JP 5193540A JP 19354093 A JP19354093 A JP 19354093A JP H081081 B2 JPH081081 B2 JP H081081B2
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 2
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- 238000004873 anchoring Methods 0.000 abstract 1
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 4
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000006223 plastic coating Substances 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/12—Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16B13/126—Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like fastened by inserting an unthreaded element, e.g. pin or nail
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート部分また
はこれに類似の築壁の円筒状の穿孔に固定するための打
ち込み式の拡張栓であって、前記穿孔内で拡開可能な、
長手方向スリットを備えた拡張スリーブが設けられてお
り、該拡張スリーブの円錐状に狭まった内孔に、拡張棒
が打ち込まれるようになっており、前記拡張スリーブ
が、該拡張スリーブの自由な前端部に向かって、環状鍔
まで先細りになって延びており、該環状鍔が、半径方向
に向けられた環状のカッティングエッジを有している形
式のものに関する。
はこれに類似の築壁の円筒状の穿孔に固定するための打
ち込み式の拡張栓であって、前記穿孔内で拡開可能な、
長手方向スリットを備えた拡張スリーブが設けられてお
り、該拡張スリーブの円錐状に狭まった内孔に、拡張棒
が打ち込まれるようになっており、前記拡張スリーブ
が、該拡張スリーブの自由な前端部に向かって、環状鍔
まで先細りになって延びており、該環状鍔が、半径方向
に向けられた環状のカッティングエッジを有している形
式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第3833774
号明細書に基づき公知の打ち込み式の拡張栓は、内方に
向かって円錐状に広げられた穿孔内に固定するために使
用することができる。この公知の打ち込み式の拡張栓
は、狭まった内孔を備えた拡張スリーブを有しており、
この内孔には、拡張棒が打ち込まれるようになってい
る。拡張域においては、拡張スリーブの外周面が円筒状
に形成されている。しかしながら、この公知の拡張栓を
円筒状の穿孔で使用する場合には、拡張スリーブの狭ま
った内孔に拡張棒を打ち込むことは不可能と言える。
号明細書に基づき公知の打ち込み式の拡張栓は、内方に
向かって円錐状に広げられた穿孔内に固定するために使
用することができる。この公知の打ち込み式の拡張栓
は、狭まった内孔を備えた拡張スリーブを有しており、
この内孔には、拡張棒が打ち込まれるようになってい
る。拡張域においては、拡張スリーブの外周面が円筒状
に形成されている。しかしながら、この公知の拡張栓を
円筒状の穿孔で使用する場合には、拡張スリーブの狭ま
った内孔に拡張棒を打ち込むことは不可能と言える。
【0003】さらに実開昭50−88757号公報に開
示された壁面用埋込ナットの場合、この埋込ナットが小
径筒部を備えた筒状本体と、楔体とから成っている。小
径筒部内側に設けられた傾斜面に、この傾斜面に嵌合す
る傾斜部9を有する楔体が打ち込まれることによって、
切込みを備えた小径筒部が拡開する。小径簡部に設けら
れた係止鍔が壁に喰い込むことによってナットが固定さ
れる。この場合、このナットの深さストッパとして役立
つのは、筒状本体の、差し込み方向とは反対側の一端部
周縁に設けられた受止鍔である。
示された壁面用埋込ナットの場合、この埋込ナットが小
径筒部を備えた筒状本体と、楔体とから成っている。小
径筒部内側に設けられた傾斜面に、この傾斜面に嵌合す
る傾斜部9を有する楔体が打ち込まれることによって、
切込みを備えた小径筒部が拡開する。小径簡部に設けら
れた係止鍔が壁に喰い込むことによってナットが固定さ
れる。この場合、このナットの深さストッパとして役立
つのは、筒状本体の、差し込み方向とは反対側の一端部
周縁に設けられた受止鍔である。
【0004】さらに実開平2−103516号公報に開
示されたアンカーの場合、このアンカーは中空状の本体
と打込玉とから成っている。アンカーの固定に際して
は、本体に設けられた脚部が打込玉によって拡開され、
ひいては脚部の突起が取付孔の内壁に喰い込む。この公
知のアンカーの場合にも、深さストッパとして形成され
るのは、やはり本体に設けられた鍔状の頂部である。
示されたアンカーの場合、このアンカーは中空状の本体
と打込玉とから成っている。アンカーの固定に際して
は、本体に設けられた脚部が打込玉によって拡開され、
ひいては脚部の突起が取付孔の内壁に喰い込む。この公
知のアンカーの場合にも、深さストッパとして形成され
るのは、やはり本体に設けられた鍔状の頂部である。
【0005】穿孔開口域で突出したこのような深さスト
ッパは、穿孔底部にまで拡張栓が進入するのを阻止し、
ひいては、穿孔底部域において、打ち込まれた拡張体を
収容するのに充分な自由空間を残す。しかしながら、壁
に当て付けようとする対象物を固定するときに、このよ
うな鍔状の深さストッパ、つまりストッパ鍔は邪魔にな
るばかりか、打ち込み式の拡張栓を、固定しようとする
対象物を通して築壁の穿孔内に差し込むような差し通し
組付け動作をも妨げる。さらに、一層高い保持力を得る
ために、穿孔に一層深く拡張栓を装着することがしばし
ば所望される。
ッパは、穿孔底部にまで拡張栓が進入するのを阻止し、
ひいては、穿孔底部域において、打ち込まれた拡張体を
収容するのに充分な自由空間を残す。しかしながら、壁
に当て付けようとする対象物を固定するときに、このよ
うな鍔状の深さストッパ、つまりストッパ鍔は邪魔にな
るばかりか、打ち込み式の拡張栓を、固定しようとする
対象物を通して築壁の穿孔内に差し込むような差し通し
組付け動作をも妨げる。さらに、一層高い保持力を得る
ために、穿孔に一層深く拡張栓を装着することがしばし
ば所望される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の拡張栓を改良して、コンクリート部分、
または他の適宜な築壁において形状接続的な結合が可能
であり、しかも対象物を壁面に楽に固定できるような、
円筒状の穿孔に固定するための打ち込み式の拡張栓を提
供することである。
で述べた形式の拡張栓を改良して、コンクリート部分、
または他の適宜な築壁において形状接続的な結合が可能
であり、しかも対象物を壁面に楽に固定できるような、
円筒状の穿孔に固定するための打ち込み式の拡張栓を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、拡張スリーブの端面に、プラスチ
ックまたは滑り能力を有する他の材料から成るスペーサ
キャップが装着されており、該スペーサキャップが、前
記拡張スリーブ拡開時に打ち込まれた拡張棒に設けられ
た円錐形付加部のための収容室を有しているようにし
た。
に本発明の構成では、拡張スリーブの端面に、プラスチ
ックまたは滑り能力を有する他の材料から成るスペーサ
キャップが装着されており、該スペーサキャップが、前
記拡張スリーブ拡開時に打ち込まれた拡張棒に設けられ
た円錐形付加部のための収容室を有しているようにし
た。
【0008】
【発明の効果】本発明の構成では、拡張スリーブの端面
に、プラスチックから成るスペーサキャップが使用され
ている。このスペーサキャップは収容室を有していて、
この収容室には、拡張棒の円錐形付加部が拡開動作時に
進入することができる。このようなスペーサキャップに
より、拡張棒打ち込み時に拡張スリーブが深く滑り込ま
ないように、拡張栓が穿孔底部で支持される。このよう
なスペーサキャップを形成すると、穿孔開口域のストッ
パ鍔はもはや必要ではないので、対象物の固定を楽に行
うことができる。さらに、このようなスペーサキャップ
は、一層高い保持力を得るために穿孔に拡張栓を一層深
く装着したいという要求を実現することができる。拡張
スリーブの拡開に対する不必要な妨げを回避するために
は、スペーサキャップのために、できるだけ良好な滑り
特性を有するプラスチック材料が選択される。
に、プラスチックから成るスペーサキャップが使用され
ている。このスペーサキャップは収容室を有していて、
この収容室には、拡張棒の円錐形付加部が拡開動作時に
進入することができる。このようなスペーサキャップに
より、拡張棒打ち込み時に拡張スリーブが深く滑り込ま
ないように、拡張栓が穿孔底部で支持される。このよう
なスペーサキャップを形成すると、穿孔開口域のストッ
パ鍔はもはや必要ではないので、対象物の固定を楽に行
うことができる。さらに、このようなスペーサキャップ
は、一層高い保持力を得るために穿孔に拡張栓を一層深
く装着したいという要求を実現することができる。拡張
スリーブの拡開に対する不必要な妨げを回避するために
は、スペーサキャップのために、できるだけ良好な滑り
特性を有するプラスチック材料が選択される。
【0009】本発明の構成では、拡張スリーブは、先細
りの外周面を有しており、この外周面の自由端部には、
環状鍔が突出していて、この環状鍔は、半径方向に向け
られた環状のカッティングエッジを有している。拡開時
には、環状鍔のカッティングエッジが穿孔の円筒状の壁
に喰い込み、これによりこの環状鍔は、打ち込み式の拡
張栓と、築壁との形状接続的な結合を形成する。本発明
の有利な構成では、唯1つの環状鍔が設けられている。
環状のカッティングエッジを備えたさらに別の環状鍔を
使用すると、狭まった内孔への拡張棒の打ち込みが困難
になる。しかしながら、特別な使用事例では、複数の環
状鍔を備えた構成が有利な場合もある。
りの外周面を有しており、この外周面の自由端部には、
環状鍔が突出していて、この環状鍔は、半径方向に向け
られた環状のカッティングエッジを有している。拡開時
には、環状鍔のカッティングエッジが穿孔の円筒状の壁
に喰い込み、これによりこの環状鍔は、打ち込み式の拡
張栓と、築壁との形状接続的な結合を形成する。本発明
の有利な構成では、唯1つの環状鍔が設けられている。
環状のカッティングエッジを備えたさらに別の環状鍔を
使用すると、狭まった内孔への拡張棒の打ち込みが困難
になる。しかしながら、特別な使用事例では、複数の環
状鍔を備えた構成が有利な場合もある。
【0010】環状鍔の直径は、拡開されていない状態に
おいて、打ち込み式の拡張栓の外径に等しい。拡張スリ
ーブの拡開後に初めて、環状鍔は、著しく拡張栓直径を
超えて突出する。これにより円筒状の穿孔における確実
な固定が保証される。
おいて、打ち込み式の拡張栓の外径に等しい。拡張スリ
ーブの拡開後に初めて、環状鍔は、著しく拡張栓直径を
超えて突出する。これにより円筒状の穿孔における確実
な固定が保証される。
【0011】拡開のために使用される拡張棒は、円錐形
付加部を有していて、この円錐形付加部の外周面は拡張
栓の中心軸線に対して、円錐状に狭まった内孔の壁より
も扁平な角度で延びている。これにより、拡張棒は拡張
動作開始時に、環状鍔が位置する前域で、狭まった内孔
に当接する。これにより、拡張棒の打ち込み時には、拡
張圧力は直接に内方から環状鍔に作用する。このような
手段により、環状鍔に設けられた環状のカッティングエ
ッジが、極めて高い強度のコンクリート部分に喰い込む
ことができることが実験で判った。円錐形付加部の外周
面の角度は例えば12°〜14°であってよい。この場
合、拡張範囲に設けられた円錐状の内孔の壁は、ほぼ1
5°〜18°の角度を成していてよい。実験では、円錐
形付加部の角度が13°を成していて、内孔の角度が1
6°を成していると極めて効果的であった。しかしなが
ら、効果的と見なされるこのような角度の値によって、
前記角度範囲を制限すべきではないことは明らかであ
る。使用事例いかんでは、これらの角度とは異なる角度
が有利な場合もある。
付加部を有していて、この円錐形付加部の外周面は拡張
栓の中心軸線に対して、円錐状に狭まった内孔の壁より
も扁平な角度で延びている。これにより、拡張棒は拡張
動作開始時に、環状鍔が位置する前域で、狭まった内孔
に当接する。これにより、拡張棒の打ち込み時には、拡
張圧力は直接に内方から環状鍔に作用する。このような
手段により、環状鍔に設けられた環状のカッティングエ
ッジが、極めて高い強度のコンクリート部分に喰い込む
ことができることが実験で判った。円錐形付加部の外周
面の角度は例えば12°〜14°であってよい。この場
合、拡張範囲に設けられた円錐状の内孔の壁は、ほぼ1
5°〜18°の角度を成していてよい。実験では、円錐
形付加部の角度が13°を成していて、内孔の角度が1
6°を成していると極めて効果的であった。しかしなが
ら、効果的と見なされるこのような角度の値によって、
前記角度範囲を制限すべきではないことは明らかであ
る。使用事例いかんでは、これらの角度とは異なる角度
が有利な場合もある。
【0012】拡張棒を、特に円錐形付加部の範囲で、滑
り層によって被覆すると特に有利である。これにより、
容易な拡開が可能になる。
り層によって被覆すると特に有利である。これにより、
容易な拡開が可能になる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
説明する。
【0014】図1に示した拡張栓は、拡開可能な拡張ス
リーブ1から成っている。この拡張スリーブは、雌ねじ
山3を備えた固定部分2に移行する。円錐状に先細りに
なった円錐形付加部を備えた拡張棒4は、拡張スリーブ
1内に挿入されている。この円錐形付加部5は、狭まっ
た前記拡張スリーブ1の内孔6内に延びている。この拡
張スリーブ1は、周面に分配されて配置された長手方向
スリット7を有している。
リーブ1から成っている。この拡張スリーブは、雌ねじ
山3を備えた固定部分2に移行する。円錐状に先細りに
なった円錐形付加部を備えた拡張棒4は、拡張スリーブ
1内に挿入されている。この円錐形付加部5は、狭まっ
た前記拡張スリーブ1の内孔6内に延びている。この拡
張スリーブ1は、周面に分配されて配置された長手方向
スリット7を有している。
【0015】拡張スリーブ1は、円錐状に先細りになっ
た外周面8を有している。この外周面は、拡張スリーブ
1の自由な前端部9に形成された環状鍔10にまで延び
ている。この環状鍔10は、半径方向に向けられた環状
のカッティングエッジ11を有している。このカッティ
ングエッジの直径は、拡張栓のシャンク12の直径に相
当する。
た外周面8を有している。この外周面は、拡張スリーブ
1の自由な前端部9に形成された環状鍔10にまで延び
ている。この環状鍔10は、半径方向に向けられた環状
のカッティングエッジ11を有している。このカッティ
ングエッジの直径は、拡張栓のシャンク12の直径に相
当する。
【0016】拡張スリーブ1の端面13には、スペーサ
キャップ14が装着されている。このスペーサキャップ
は、収容室15を有しており、この収容室には、円錐形
付加部5を打ち込むことができる。
キャップ14が装着されている。このスペーサキャップ
は、収容室15を有しており、この収容室には、円錐形
付加部5を打ち込むことができる。
【0017】円錐形付加部5は中心軸線17に対して、
内孔6の傾斜角よりも小さい傾斜角を成す外周面16を
有している。これにより、拡張スリーブ1の前域で当接
点18が形成される。
内孔6の傾斜角よりも小さい傾斜角を成す外周面16を
有している。これにより、拡張スリーブ1の前域で当接
点18が形成される。
【0018】拡張棒4の滑り特性を改善するために、円
錐形付加部の外周面16は、滑り材料19、例えばプラ
スチック被覆体によって被覆されている。
錐形付加部の外周面16は、滑り材料19、例えばプラ
スチック被覆体によって被覆されている。
【0019】図2には、コンクリート部分21の穿孔2
0に固定された拡張棒が示されている。この拡張棒4は
打ち込み工具を用いて、破線で示した位置に打ち込まれ
ており、この拡張棒の円錐形付加部5は、スペーサキャ
ップ14の収容室15に突入している。環状鍔10は、
穿孔の壁を通って、コンクリート部分21に喰い込んで
いる。従って、拡張栓がコンクリート部分21に固く固
定されているので、ねじ22によって対象物23を壁表
面24に、図示のように固定することができる。
0に固定された拡張棒が示されている。この拡張棒4は
打ち込み工具を用いて、破線で示した位置に打ち込まれ
ており、この拡張棒の円錐形付加部5は、スペーサキャ
ップ14の収容室15に突入している。環状鍔10は、
穿孔の壁を通って、コンクリート部分21に喰い込んで
いる。従って、拡張栓がコンクリート部分21に固く固
定されているので、ねじ22によって対象物23を壁表
面24に、図示のように固定することができる。
【0020】拡張スリーブ1と固定部分2とを備えた拡
張栓は、一体的なスリーブ状の金属部分から成っている
と有利である。雌ねじ山の代わりに、シャンク12に雄
ねじ山が形成されていてもよい。この場合、雌ねじによ
って対象物23を固定するために、勿論シャンクは穿孔
から充分に大きく外部に引き出されなければならない。
張栓は、一体的なスリーブ状の金属部分から成っている
と有利である。雌ねじ山の代わりに、シャンク12に雄
ねじ山が形成されていてもよい。この場合、雌ねじによ
って対象物23を固定するために、勿論シャンクは穿孔
から充分に大きく外部に引き出されなければならない。
【図1】本発明による拡張栓を、片側で断面して示した
図である。
図である。
【図2】本発明による拡張栓を、コンクリート部分の穿
孔に固定した状態で示した図である。
孔に固定した状態で示した図である。
1 拡張スリーブ、 2 固定部分、 3 雌ねじ山、
4 拡張棒、 5円錐形付加部、 6 内孔、 7
長手方向スリット、 8 外周面、 9 自由な前端
部、 19 環状鍔、 11 カッティングエッジ、
12 シャンク、 13 端面、 14 スペーサキャ
ップ、 15 収容室、 16 外周面、 17 中心
軸線、 18 当接点、 19 滑り材料、 20 穿
孔、 21 コンクリート部分、 22 ねじ、 23
対象物、 24 壁表面
4 拡張棒、 5円錐形付加部、 6 内孔、 7
長手方向スリット、 8 外周面、 9 自由な前端
部、 19 環状鍔、 11 カッティングエッジ、
12 シャンク、 13 端面、 14 スペーサキャ
ップ、 15 収容室、 16 外周面、 17 中心
軸線、 18 当接点、 19 滑り材料、 20 穿
孔、 21 コンクリート部分、 22 ねじ、 23
対象物、 24 壁表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−248909(JP,A) 実開 昭50−88757(JP,U) 実開 平2−103516(JP,U)
Claims (5)
- 【請求項1】 コンクリート部分またはこれに類似の築
壁の円筒状の穿孔に固定するための打ち込み式の拡張栓
であって、前記穿孔内で拡開可能な、長手方向スリット
を備えた拡張スリーブが設けられており、該拡張スリー
ブの円錐状に狭まった内孔に、拡張棒が打ち込まれるよ
うになっており、前記拡張スリーブ(1)が、該拡張ス
リーブの自由な前端部(9)に向かって、環状鍔(1
0)まで先細りになって延びており、該環状鍔が、半径
方向に向けられた環状のカッティングエッジ(11)を
有している形式のものにおいて、 前記拡張スリーブ(1)の端面(13)に、プラスチッ
クまたは滑り能力を有する他の材料から成るスペーサキ
ャップ(14)が装着されており、該スペーサキャップ
が、前記拡張スリーブ(1)拡開時に打ち込まれた前記
拡張棒(4)に設けられた円錐形付加部(5)のための
収容室(15)を有していることを特徴とする、円筒状
の穿孔に固定するための打ち込み式の拡張栓。 - 【請求項2】 前記拡張棒(4)が円錐形付加部(5)
を有していて、該円錐形付加部が、前記拡張スリーブ
(1)の円錐状に狭まった前記内孔(6)に、拡開動作
時に係合するようになっており、前記円錐形付加部の外
周面(16)が、前記拡張栓の中心軸線(17)に対し
て、未だ拡開されていない拡張スリーブ(1)の円錐状
に狭まった前記内孔(6)よりも、扁平な角度を成して
延びている、請求項1記載の拡張栓。 - 【請求項3】 前記円錐形付加部(5)の外周面(1
6)が、12°〜14°の角度を成して延びており、円
錐形の前記内孔(6)の壁が、15°〜18°の角度で
延びている、請求項2記載の拡張栓。 - 【請求項4】 前記拡張棒(4)に設けられた前記円錐
形付加部(5)が、拡開動作開始時および拡開動作中
に、狭まった前記内孔(6)の前方部分域に当接するよ
うになっている、請求項2または3記載の拡張栓。 - 【請求項5】 前記拡張棒(4)が、滑り層(19)に
よって被覆されている、請求項1から4までのいずれか
1項記載の拡張栓。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4226011.6 | 1992-08-06 | ||
DE4226011A DE4226011A1 (de) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | Schlagspreizdübel für die Verankerung in einem zylindrischen Bohrloch |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06167057A JPH06167057A (ja) | 1994-06-14 |
JPH081081B2 true JPH081081B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=6464976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5193540A Expired - Lifetime JPH081081B2 (ja) | 1992-08-06 | 1993-08-04 | 円筒状の穿孔に固定するための打ち込み式の拡張栓 |
Country Status (25)
Country | Link |
---|---|
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