JPH08107500A - 高/低輝度画像域の均質な応答を利用した誤差拡散ハーフトーン処理システム及び方法 - Google Patents

高/低輝度画像域の均質な応答を利用した誤差拡散ハーフトーン処理システム及び方法

Info

Publication number
JPH08107500A
JPH08107500A JP7234453A JP23445395A JPH08107500A JP H08107500 A JPH08107500 A JP H08107500A JP 7234453 A JP7234453 A JP 7234453A JP 23445395 A JP23445395 A JP 23445395A JP H08107500 A JPH08107500 A JP H08107500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image
imprint
error
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7234453A
Other languages
English (en)
Inventor
Reiner Eschbach
ライナー・エッシュバッハ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH08107500A publication Critical patent/JPH08107500A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4051Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size
    • H04N1/4052Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size by error diffusion, i.e. transferring the binarising error to neighbouring dot decisions
    • H04N1/4053Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size by error diffusion, i.e. transferring the binarising error to neighbouring dot decisions with threshold modulated relative to input image data or vice versa

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間階調領域で標準的な誤差拡散応答を保ち
ながら、低および高輝度画像領域で均質なパルス分配を
生じるように量子化プロセスが変更される、誤差拡散ハ
ーフトーン処理方法を提供する。 【解決手段】 本方法においては、各々の画素は、画像
内の位置における画像の光学濃度を表している画像信号
を構成し、且つ光学濃度値dの所望出力セットよりもメ
ンバー数の大きい原光学濃度値cのセットのいずれかか
ら選択された原光学濃度値を有している。最初に、予め
定められた誤差に基づいて画像信号が修正される。その
後、プロセスの量子化ステップのときに、以前の出力量
子化決定に基づいて量子化決定用のしきい値信号が動的
に調整され、次の画素がしきい値を越えるか否かの尤度
が選択的に制御される。しきい値レベルは画素毎に選択
的に修正され、次の画素をある状態にまたは別の状態に
量子化する尤度増減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間階調領域で標
準的な誤差拡散応答を保ちながら、低および高輝度画像
領域で均質なパルス分配を生じるように量子化プロセス
が変更される、誤差拡散ハーフトーン処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】グレーレベル画素値を二値レベル画素値
に量子化する標準的な方法の一つは、ディザ法またはハ
ーフトーン法を利用することによる。例えばホラデイに
よる米国特許第4,149,194号で示されているよ
うに、かかる構成において、内部に多数のグレー画素を
有する所与の領域について、当該領域内のグレーレベル
画素配列の各画素値が、所定しきい値セットのいずれか
(しきい値はディザマトリックスとして記憶され、この
マトリックスによって生成される繰返しパターンはハー
フトーンセルとみなされる)と比較される。かかる構成
の結果、画像がグレーである領域について、ディザマト
リックス内のしきい値の中に越えられるものがある、即
ち、他はそうではないのに、その特定位置の画像値がそ
の同一位置のディザマトリックスに記憶された値よりも
大きくなる。二値の場合、データによって示される実際
の物理量に応じて、しきい値を越える画素すなわちセル
要素は黒色に印刷され、一方、残りの要素は白色のまま
とされる。ハーフトーンセル上の黒色および白色の分布
結果は、人間の目には全体としてグレーに見える。しか
しながら、ディザ処理すなわちスクリーン処理の問題
は、各々のディザマトリックス(従ってハーフトーンセ
ル)内の有限数の要素が有限数のグレーレベルすなわち
セル内の要素数+1個以下の再現しかできないために、
ある領域の原画像のグレーの量が正確に保存されないと
いう点である。出力画素値といずれかの特定セルの実際
のグレーレベル画素値の差から生じる誤差は、あっさり
と捨て去られている。
【0003】グレー画像を二値または他の数値のレベル
画像に変換し、局所的な濃度を保存しようとするアルゴ
リズムがあるが、それらのアルゴリズムの中には、例え
ば、フロイドとスタインバーグ共著「空間的グレースケ
ールに対応できるアルゴリズム(An Adaptive Algorithm
for Spatial Greyscale)」SIDの進歩(Proceedings
of SID)17/2、75−77(以下、「フロイドとス
タインバーグ」という)で示されているように、誤差拡
散を含むものもある。誤差拡散は、グレーの画素を、1
画素ずつ二値または他値レベル画像に変換することによ
って画像濃度を保存しようとするものである。この方法
は各画素をしきい値について調べるものでグレーレベル
画素値と出力値の差は、重み付け方法に基づいて所定の
近傍画素グループまたはセットに送られる。あるいは、
更に手の込んだ方法は、エシュバッハによる米国特許第
5,045,952号の誤差拡散技術であり、画像依存
式エッジ拡張を行うのに役立つ。フロイドとスタインバ
ーグにより示された誤差拡散アルゴリズムに対する別の
変更態様、他の変更が提案された。例えば異なる重み付
けのマトリックスといった、フロイドとスタインバーグ
によって示された誤差拡散アルゴリズムに対する別の変
更態様が、例えばジャービス他による「二値画面の連続
階調画像の表示に関する技術の概説(A Survey of Techn
iques for the Display of Continuous Tone Pictures
on Bilevel Displays)」コンピュータグラフィクスと画
像処理(Computer Graphics and Image Processing)Vol.
5、pp.13-40(1976)(以下、ジャービスという)ならびに
スタッキによる「MECCA−二値レベル画像ハードコ
ピー複写のための複数誤差補正計算アルゴリズム(MECCA
-A Multiple-Error Correction Computation Algorithm
for Bi-Level Image Hardcopy Reproduction)」IBM Re
s.REP.RZ1060(1981)(以下、スタッキという)で示され
ている通りに提案されている。誤差計算ならびに重みの
割り当ての変更態様は、例えば、「複数の誤差拡散マト
リックスを利用する画像変換方法(Methodfor Image Con
version with Application of Multiple Error Diffusi
on Matrics)と題されたエシュバッハによる米国特許出
願第07/672,987号(日本では特開平4−32
8957で対応出願公開)、クロサワ他による米国特許
第4,924,322号、テンプルによる米国特許第
4,339,774号、ウリチニィによる米国特許第
4,955,065号において示されている。
【0004】レビアンによる米国特許第5,055,9
43号は、スクリーン処理された画像においてクラスタ
を形成しようとする個々のドットの傾向を、ヒステレシ
ス(hysteresis)定数ならびに適応スクリーニングで知ら
れる反復テクニックを適用することによって変更し、ヒ
ステレシス定数の調整により画像粗度の調整をできるよ
うにする、画素ベースの誤差拡散方法を提案している。
この方法は、特に電子写真出力装置のためのいくつかの
出力装置で元の誤差拡散アルゴリズムよりも簡単に複製
画像を生成するが、フロイドとスタインバーグに比較す
ると、鮮明さ即ち細かい解像度が低下しがちである。実
施の際、レビアンの方法は、出力画像、特にドットサイ
ズに基づいて帰還応答を行いながら誤差拡散プロセスを
利用するしかしながら、フィードバック応答を制御する
ために実行されるヒステレシス関数は、エッジで応答を
減衰させる傾向がある。本発明者は、エシュバッハによ
る米国特許第5,325,211号の入力ならびに出力
帰還ループを利用して、鮮明度応答を向上する同様装置
について説明する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】誤差拡散は、高および
低輝度画像領域で重大な不利益を被る。これらの領域で
は、誤差拡散によって生じるパルスすなわち印刷スポッ
ト配分が極めて不均質になり、人工産物(ウォーム(wor
m)と呼ばれる)が形成される。この問題は、シェイディ
ングおよび背景に一定の低/高輝度の均質な大領域を含
むことが多い事務文書で重大視され、誤差拡散による人
工産物は容認され得ない。例えば、事務文書では、暗い
テキストに対し、背景として大面積の明るい色があった
り、その逆であったりすることは、珍しいことではな
い。これらの領域はウォームがあることを特徴とする。
【0006】低および高入力輝度領域の誤差拡散による
人工産物を低減するためにいくつもの方法が取られてき
た。一般的な方法は、ロバート・ウルチネィによる「デ
ィジタルハーフトーニング(Digital Halftoning)」MI
Tプレス1987、pp.241とR.エシュバッハに
よる「入力に応じた重み付けを利用した誤差拡散におけ
る人工産物の低減(Reduction of Artifacts in Error D
iffusion Using InputDependent Weights)」Journal of
Electronic Imaging,2,(1933)352ー358に見出されるよ
うに、誤差拡散マトリックスのサイズを大きくすること
である。
【0007】本明細書に引用されるあらゆる引例は、そ
の内容に関する参照によって組込まれる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、中間階調領域
では標準的な誤差拡散状の応答を保ちながら、低および
高輝度画像領域で均質なパルス分配を生じるように量子
化プロセスが変更されることを特徴とする、光学濃度レ
ベルcについて記述される画像を光学濃度レベルdで記
述される画像に変換する(但し、c>d>1)ための誤
差拡散ハーフトーン処理方法に関するものである。
【0009】本発明の一態様において、複数個の画素に
よって形成される画像の画素を量子化する方法が提供さ
れるが、各画素は、画像の中の或る位置の画像光学濃度
を表す画像信号を構成し、且つ誤差拡散プロセスによ
り、光学濃度値dの所望出力セットよりもメンバー数が
大きい原光学濃度値cのいずれかのセットから選択され
た原光学濃度値を有している。このプロセスで、cなら
びにdは、画素の深さを表す整数値である。そのように
形成された入力画像についていうと、まず最初に予め決
定された誤差に基づいて画像信号が修正される。その
後、このプロセスの量子化ステップのときに、以前の出
力量子化決定事項に基づいて量子化決定に関するしきい
値信号が動的に調整され、次の画素がしきい値を越える
か否かといった尤度(liklihood)が選択的に制御され
る。しきい値レベルは画素ごとに選択的に修正され、次
の画素が或る状態または他の状態に量子化される尤度が
増減される。しかしながら、この制御の他に、しきい値
レベルの増減は、局所的な入力輝度にも基づいている。
前述の通りにしきい値信号を設定した状態で、修正され
た入力信号が評価され、それに基づいて、いずれかdレ
ベルの出力信号が決定される。量子化の後、決定された
出力信号と修正された入力信号の差分が評価され、誤差
信号が計算され、所定グループの未評価近傍信号に追加
すべく分散される。
【0010】本発明の別の態様では、二次元で記述され
る量子化プロセスに合った動的に変化するしきい値を生
成するために、以前の走査線の一次元インプリント信号
が現在の走査線で利用されるように修正する。二次元し
きい値信号は次の関数に基づいて生成される。 しきい値(m,n)=D×しきい値(m,n−1) 式中、Dは選択された減衰因数である。
【0011】説明された発明は、このような人工産物を
形成する特徴を有する領域を有する領域におけるウォー
ム形成を防止するように、好都合にドットを離間する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が役に立つシステ
ムを示すブロック図である。図2と3は、本発明の一実
施例のブロック図である。図4Aと4bは、標準的な誤
差拡散の出力の一例であり、本発明の出力と比較され
る。
【0013】ここで、本発明の実施例を制限するためで
はなく、同実施例を説明するために図示されている図面
を参照すると、本発明を実施するための基本的なシステ
ムが図1に示されている。この場合、画像入力端末(以
下、IITという)1からのグレーレベル画像データは
画像データとして特徴付けられ、その各画素は光学濃度
の大きさまたはレベルcのセットにおける単一レベルす
なわち光学濃度で定義され、レベルセットのメンバー数
は所望されるよりも大きい。所望レベル数は、プリンタ
3の能力によって、あるいはシステム考察によって定め
られる。IIT1からの各画素は、以下に説明されるよ
うに画像処理装置(以下、IPUという2にて処理さ
れ、大きさ即ちレベルDの新しい小さなセットについて
各画素を再定義する。このプロセスでは、cとdは、濃
度の大きさを表す画素深さを表す整数値である。本明細
書中、色データは個々に処理される独立な幾つかのチャ
ネルまたは分解色によって表現され、即ち、色データは
例えばRGB、CIELab等といった予め定められた
色空間におけるベクトルデータとして表され、しきい値
処理、誤差計算、補正の際にベクトル演算される。この
方法の一般例の一つは比較的大きなグレーレベル値セッ
トから、バイナリプリンタ14で印刷するための二個の
合法すなわち許容ビン(legal or allowed bin)値のいず
れかへ変換することを含む。これの別の例は、エシュバ
ッハ他による米国特許第5,317,653号に説明さ
れているように、赤、緑、青あるいはシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックで表現される比較的大きな色デ
ータセットから、印刷のための5個の合法ビン(legal b
in)値のいずれかへのデータの変換である。
【0014】以下に説明される通りに処理されるタイプ
の入力画像は、L本のラインから成るアレイに配列され
たグレー値(グレーレベル画素)を表すディジタル電子
信号によって表される。各ラインは、I(n,l)で示され
る前述アレイの中のいずれか1個の画素と共に、深さc
のグレイ値Nを含んでいる。グレー値は、一例として0
から255の範囲内の一般に整数で表されるが、非整数
表現、ならびに、これより大きいまたは小さいレベル数
も可能であり、従って、電子信号の大きさはグレー値の
大きさに対応する。出力信号が出力画素に対応する電子
信号のセットとして表現され、各出力画素はディジタル
プリンタまたはディスプレイでプリントできる出力要素
に対応する。本明細書では、グレーというのは特定の色
のことではなく、測定可能な光学濃度階調を指す。この
ような入力画像を生成する画像入力装置は、例えば、Pi
xelcraft 7650 Pro ImagerスキャナまたはXerox DocuTe
chProduction Printing システムに含まれているスキャ
ナ、あるいはPixelcraft7650C Color ScannerまたはXer
ox 5775 Digital Color CopierやXerox 5760および5765
Majestik Digital Color複写機に含まれているカラー
スキャナのような、標準的な黒白ドキュメントスキャナ
である。これら製品はいずれも、スキャナの応答とし
て、その内部で、離散的な位置(ある頁の走査線のアレ
イの画素位置)における原稿の光学濃度(グレイ値また
は画素)を表すディジタル電子信号を生成する能力を有
する。
【0015】図2と3を参照すると、適切なドライバソ
フトウェアまたはコンピュータ生成表現に基づいて作動
されるいずれかの画像入力装置1からのものである入力
RAM8の重力画像信号の記憶アレイは、入力信号I
を、信号1個ずつシステムに送る。ここで、n,lは、
画像信号のストリームにおける信号画像信号の位置I
(n,l)を表す。このようなグレーレベル信号すなわち画
素は、一般に多ビットすなわちNビットの値として定義
され、光学濃度の可能レベル2Nまたはcを定義する。
まず、1個の信号I(n,l)が、画像Iの位置を保持する
のに適した入力RAMまたは他の記憶装置8から、この
ような多ビット信号を記憶するのに適した記憶装置であ
る入力レジスタ10に格納される。入力レジスタ10に
格納された各入力信号は、信号加算器12にて画像信号
Iに加えられる対応誤差補正信号εを有する。ここでε
(n,l)は、I(n,l)に加えられる前回の画素の重み付け誤
差条件信号の和であり、結果として修正画像信号とな
る。入力画像信号と以前の画素の誤差補正信号の和(I
(n,l)+ε(n,l))である修正画像信号は、しきい値比較
器14に渡され、そこで本発明により生成されたしきい
値信号Tと比較され対応出力状態diであるか否か判定
される。図面では、明瞭にするために出力状態がd1
2の二種類である例が示されているが、実際にはもっ
と多くの出力レベルが可能である。状態d1とd2は、例
えば、スポットまたは非スポットの、二値出力印刷シス
テムのためのような画素I(n,l)に適した出力信号B(n,
l)に対応する。この比較を受けて、信号I(n,l)+ε(n,
l)が基準より大きい場合、単一白色スポットを表す画像
信号がRAMメモリ22から出力レジスタ18に送られ
る。この比較を受けて、信号I(n,l)+ε(n,l)が基準よ
り小さい場合には、単一黒色スポットを表す画像信号
が、メモリ20から出力レジスタ18に送られる。黒色
画素が出力レジスタ18に送られた場合、スイッチS1
は修正入力信号I(n,l)+ε(n,l)を変更せずに誤差レジ
スタ30に記憶させることができる。白色画素が出力レ
ジスタ18に送られた場合、信号から減ぜられた白色に
相当する値を(8ビットの場合は255)を有した後、
スイッチS2は修正入力信号I(n,l)+ε(n,l)を変更せ
ずに誤差レジスタ30に記憶させることができる。出力
レジスタ18に記憶された画素は、結局は、出力装置3
に送られる。この例の場合、プリンタは、例えばXerox4
030(低速プリンタ)またはXerox DocuTech Model Prod
uction Printer 135(高速プリンタ)といった、いずれ
かのバイナリプリンタにすることができる。Iが、他の
関連処理を伴うあるいは伴わない、画像の一分解色を表
す場合、分解色は、Xerox 5775 Digital Color、Xerox 4
700 Color Printer、またはHewlett Packard 1200C Ink
Jet Color Printerのようなカラープリンタで印刷され
る。
【0016】画素の量子化で決定された誤差は、誤差の
加算を要する画像信号がシステムに渡るまで、誤差RA
M32に記憶される。次に、以前の量子化の記憶誤差の
部分が、過去誤差レジスタ52、54、56ならびに誤
差レジスタ30から加算器50に送られる。誤差レジス
タ52、54、56は、前述のシステムに1ラインのデ
ータが送られるときに誤差信号がレジスタ間を移動でき
るように結合される。誤差信号は、所望通りに選択され
た重み付け方法を利用して、フロイドとスタインバーグ
タイプの誤差拡散に基づいて、各々、乗算器A、B、
C、Dに送られる。4種類の誤差信号を利用するのは、
単に説明のためであって、実際に実施するときには、こ
れより小さいまたは大きい数を利用できる点に注意され
たい。信号加算器50は、I(n,l)に加算される信号ε
(n,l)を生成し、これが結果として修正画像信号にな
る。入力画像信号と以前の画素の誤差補正信号との和で
ある修正画像信号は、(I(n,l)+ε(n,l))によって与
えられる。本構成に直接代用できる、シアウ他による1
993年12月15日付の米国特許出願第08/16
7,758号で説明されている重み付け関数にも留意さ
れたい。
【0017】次に、本発明の原理について述べる。本発
明では、誤差拡散しきい値信号は、出力に設定されてい
る各画素毎のしきい値への「インプリント処理」または
「符号付け」により、過去の出力信号に対する応答とし
て生成される。「インプリント」は、設定される黒色/
白色画素の確率を局所的に変える効果がある。輝度シス
テムでは、しきい値を高くすれば恐らく次の画素が白色
となることが少なくなるだろうが、しきい値を低くすれ
ば恐らく次の画素が白色であることが多くなる、従っ
て、黒色の画素が設定されることが少なくなるであろ
う。
【0018】同様画素(黒色または白色)のクラスタリ
ングを防止する簡単な方法は、白色画素が設定されると
きにしきい値を高くし、黒色画素が設定されるときにし
きい値を下げることである。しかしながら、これは、そ
れ自体では、均質なパルス分配を生じるには不十分であ
る。むしろ、しきい値を上下することにより、局所入力
値に基づく黒色/白色の確率が変化して、すなわち、1
/4輝度の領域の白色画素が、3個の近傍画素について
設定される他の白色画素の確率を下げ、1/10輝度の
領域の白色画素は、10個の近傍画素の確率を下げる。
この簡単な方法は価値はあるものの、実施に伴うその問
題のために、処理時には大領域を記憶しておかなくては
ならない。
【0019】二次元領域にしきい値インプリントを生成
する効率的な方法は、走査線処理時に走査線に沿って一
次元のインプリントを生成することである。次の走査線
を処理するとき、現在の走査線の初期しきい値を生成す
るのに、前の走査線の減衰されたしきい値アレイが利用
される。減衰は、多数の走査線についてインプリントの
効果が損失/減衰されたことを保証するので、その関係
は次式で与えられる。 しきい値(n,l)=D×しきい値(n,l-1) 式中、Dは減衰係数である。
【0020】このしきい値アレイは、現在の走査線で生
成されるインプリントにより、処理時に引き続いて修正
されることに留意されたい。
【0021】これまで、1次元のインプリントから二次
元のしきい値インプリントを生成する方法について説明
されただけで、各々の独立インプリントの正確な形態に
ついて説明がなされなかった。前述の通り、インプリン
トは、局所的な輝度の関数として近傍領域に影響を及ぼ
すこと、すなわち輝度1/10の領域の白色画素のイン
プリントは、9個の近傍画素の領域に影響を及ぼすこと
が好ましい。本明細書では、サイズというのはインプリ
ントの画素の物理的な大きさのことを指し、形態という
のは、そのサイズ内のインプリントの実際の形態を指
す。例えばインプリントは、形態はガウス、サイズは画
素10個にすることができる。代替方法として、サイズ
と形態を一定に保ちながら、インプリントの強さを輝度
の関数にすることが可能である。これは、輝度1/10
の白色画素のインプリントの強さの方が、輝度1/5の
白色画素のインプリントの強さよりも大きいことを意味
する。これは、プロセスの最中に、局所的な輝度に応じ
たテーブルから取られた数字をインプリントテンプレー
トに乗じることによって行われる。平易にするために、
好適方法では、局所的な輝度を示すものとして、現在の
入力輝度のみをする。これは、異なるインプリントは、
大きさが変化するがサイズまたは形態は変化しないこと
を意味する。
【0022】対称引数(symmetry argument)に基づい
て、暗い領域の白色画素は明るい領域の黒色画素と同等
に扱われ、あるときは白色画素を利用してしきい値を高
くして白色画素(すなわち同じ画素)をなさそうにし、
別のときは黒色画素を利用してしきい値を下げて黒色画
素(すなわち同じ画素)をなさそうにする。理想的なシ
ステムの場合、輝度1/10で白色画素によって生じた
変化は、輝度9/10で黒色画素によって生じたインプ
リントの強さと同じだが、符号が異なるようにインプリ
ントの強さを設定できる。このように、組み合わせられ
た黒色および白色インプリントの両方について、格納を
要するのはたった一つのインプリント強さのテーブルだ
けである。これは、次式を意味する。 振幅(白色、入力)=−振幅(黒色、最大_入力−入
力)
【0023】しきい値インプリントの強さに、他の条件
を適用することもできる。 1. 標準的な誤差拡散技術が良く果たされる場合、イ
ンプリントは極く暗い/明るい領域で強く、且つ、中間
グレー領域が消えなくてはならない。
【0024】この要求事項は、中間階調での誤差拡散の
良好な実施が保たれれること、ならびに、誤差拡散が望
ましくないドット構造になる領域でのみ効力を生じるこ
とを保証する。これは、現在の実行において、二通りの
異なる方法で達成される。第一に、入力輝度50%での
黒色画素のインプリント振幅は、入力輝度50%での黒
色画素のインプリント振幅と反対符号で等しいので、以
降のインプリントは互いに打ち消し合う。第二に、単に
中間階調で”〜0”のインプリント強さを利用すること
によっても達成される。
【0025】2. 全部の入力について、しきい値イン
プリントは限界を越えて成長することのない安定な二次
元しきい値インプリントアレイとならなくてはならな
い。
【0026】しきい値インプリントの安定性を保証する
ための単純な方法は、正および負のインプリントを利用
することである。白色画素を極く僅か備えた暗い領域を
一例として考える。白色画素の場所で、局所的にしきい
値が増し、しきい値インプリントが作成される。生成さ
れた各々の黒色画素については、弱いインプリントだけ
を利用して、再びしきい値が減ぜられ、例えば暗い領域
の黒色画素セットは近傍のしきい値を極く僅か下げて白
色画素の確率を増す。この双極(bi-polar)インプリント
は、互いの同一入力輝度領域関数で黒色画素と白色画素
の振幅を作ることによって、しきい値インプリントの安
定性を保証する簡単な方法を開くものである。輝度1/
10といった場合、黒色画素9個毎に白色画素1個であ
ると予想される。この場合、各黒色画素のインプリント
の振幅は、繰り返して言うが逆の符号を備えた各白色画
素のインプリントの振幅の1/9である。白色画素1
個、黒色画素4個の輝度1/5の場合は、黒色インプリ
ントの振幅は、白色インプリントの振幅の1/4倍であ
る。この双極インプリントの形式は、次式のようにイン
プリントの振幅に更なる対称を導入する。 振幅(白色、入力)=−振幅(黒色、最大_入力−入
力)=(入力/(最大_入力−入力))×振幅(白色、
最大_入力−入力) 式中、最初の二項は、黒色/白色対称に基づいて等し
く、最後の二項はインプリントの双極形式に基づいて等
しい。
【0027】標準的な誤差拡散アルゴリズムの他の全て
の部分は、そのまま変更されない。記載の例では、フロ
イドとスタインバーグによって提案された通りの同一な
誤差拡散重み付けを利用している。例えば「複数の誤差
拡散マトリックスを利用する画像変換方法(Method for
Image Conversion with Application of Multiple Erro
r Diffusion Matrics)」と題されたエシュバッハによる
日本国特願平4−328957、クロサワ他による米国
特許第4,924,322号、テンプルによる米国特許
第4,339,774号、ウリチニィによる米国特許第
4,955,065号において示されている誤差計算と
重み付け配分の変更態様のように、米国特許第5,04
5,952号等といった変更態様も本発明と組み合わせ
て実施することが簡単である。
【0028】図2と3に戻ると、近傍濃度測定器60
は、画像の領域の画像濃度の測定を行い、測定された濃
度に基づいて、どの位の強さでしきい値を変更するかを
反映する信号A(n,l)を生成するように作用する。平易
にするために、この領域は現在の画素のみを取り囲むよ
うに光学的に小さくすることが出来る。
【0029】インプリント振幅LUTにて、振幅信号a
mp(n,l)を生成するためのインプリント振幅値のテー
ブルに対する指標としての出力レジスタ18からの信号
と一緒に、信号A(n,l)が利用される。信号A(n,l)の生
成のために提供されたテーブル中でこのテーブルを組み
合わせることが出来ることは、疑いなく理解されるであ
ろう。この構成は、出力画素B(n,l)が白色か、黒色か
に基づいてインプリント振幅の対称が存在するという事
実を利用することができる。従って、関数ブロックをラ
ベルされたインプリント振幅LUT70は、白色画素様
の入力振幅と、LUTの出力を受け取って下記関数に従
って白色振幅値を黒色振幅値に変換する算術演算回路と
を含むことが出来る。 amp(白色、入力)=−amp(黒色、最大_入力−
入力) 式中、白色および黒色というのは、入力画素の状態を表
す。インプリント振幅LUT70は、出力装置にとって
好ましいと見なされる場合には、非対称を実行すること
も可能である。
【0030】システムで使用するために、インプリント
はインプリントLUT80に記憶される。一般的には、
インプリントの中心の指示値に基づいて相対的なインプ
リント振幅レベルを与えることによって実際のインプリ
ントの形態を決定する一連のディジタル式に記憶された
値が存在する。 テンプレート:{0.05,0.25,0.55,0.75,0.9,1.0,1.1,1.
0,0.75,0.55,0.25,0.05} テンプレート中、1.1が中心画素である。インプリント
中央画素は、いくつかの異なる方法を利用して定めるこ
とができる。対称なインプリントでは、中央画素を最初
の画素に指定でき、前のテンプレートは次のように記憶
される。 テンプレート:{1.1,1.0,0.75,0.55,0.25,0.05} このような場合、正の指標iを備えた全部の画素(n+i,
l)は、テーブルから直接取られるが、負の指標iを備え
た全部の画素(n+i,l)はテーブルへの指標としてiの絶
対値を利用する。
【0031】これに代わる方法は、インプリントの中央
を定める特定のテーブル値を指定することである。中央
に1.0という指定値を利用すると、2種類の小数に丸
められた元のテンプレートは、次のように記憶される。 テンプレート:{0.05,0.23,0.5,0.68,0.82,0.91,1.0,
0.91,0.82,0.68,0.5,0.23,0.05}
【0032】更に別の代替方法は、インプリントLUT
の中央画素をインプリントの中央に利用する。
【0033】インプリントLUT80から入手された信
号は、信号乗算器90にて、インプリント振幅LUT7
0からの信号が乗ぜられ、しきい値補正信号Tiが生成
される。信号Tiは、しきい値アレイ100にて、しき
い値信号T’(n,l)に加えられる。
【0034】しきい値アレイRAM100は最初にクリ
アされ、加算器112にて、しきい値アレイT’(1,1)
RAM100の最初の要素に対するしきい値を、RAM
110からの初期しきい値TSTARTに加えることによっ
て、第一画素しきい値T(1,1)が生成される。第一出力
画素B(1,1)は、出力レジスタ18を設定して、しきい
値T(1,1)を利用することによって生成される。インプ
リント振幅LUT70に応答して、しきい値アレイT’
(1,1)の第一要素を変更することにより、インプリント
LUT80と乗算器90を介してインプリントが生成さ
れる。説明のために、しきい値インプリントTi
-2,T-1,T0,T1,T2とすると、しきい値アレイ
RAM100の第一しきい値要素T’(1,1)はT’(1,1)
=T0に変更され、第二しきい値要素T’(2,1)はT’
(2,1)=T1等と変更される。次に、第二入力画素T(2,
1)のしきい値が、T(2,1)=TSTART+T’(2,1)=T
START+T1として計算される。しきい値T(2,1)は、第
二出力画素B(2,1)の生成に利用される。第二出力画素
B(2,1)に応答して、LUT70にて新しいインプリン
ト振幅Uiが生成される。説明のために、しきい値イン
プリントUi=U-2,U-1,U0,U1,U2とすると、
T’(1,1)をT’(1,1)=T0+U-1に、T’(2,1)をT’
(2,1)=T1+U0に、T’(3,1)をT’(3,1)=T2+U1
等と変更することによって、しきい値RAM100が変
更される。次に、入力画素の新しいしきい値I(3,1)
が、T(3.1)=TSTART+T’(3,1)として計算される。
【0035】走査線の完了後、次の走査線の初期しきい
値と一緒にしきい値アレイRAM100がロードされ
る。簡単に実施すると、新しきい値T’(n+1,i)は、
T’(n+1,i)=D×T’(n,i)から誘導される。この演算
のための物理的メモリサイズは、T’(n+1、i)とT’(n,
i)が同一RAMを利用できるようにするために、1本の
走査線を包含するだけしか要しない。
【0036】これに代わる実施例では、新しい走査線の
初期しきい値は、前の走査線の最終しきい値の加重合計
として、T’(n+1,i)=T’(n,i)+aT’(n,i-1)+b
T’(n,i+1)+.+.として形成される。
【0037】図4は、前述の発明ならびに標準的な誤差
拡散により得られたドット構造の比較を示す。図4A
は、フロイドとスタインバーグのオリジナルの重み付け
による誤差拡散を利用した(255レベルから)一定値
250という入力の出力ドット構造の場合を示す。特
に、図4Bの領域200bに示されるウォームは、前述
の相対的しきい値インプリント振幅と(255からの)
絶対しきい値インプリント振幅10と減衰係数0.8と
を利用したときの、同一入力の場合の出力パターンを示
すものであることに特に注意されたい。領域200aに
は強いウォームがなく、全体的にも強いウォーム形成が
ない点に注意されたい。
【0038】修正画像信号の比較対象であるしきい値を
変更することは、しきい値を修正信号に加えて、修正信
号と固定しきい値とを比較することと全く同等であるこ
とを当業者は察知するであろう。このような応用は十分
に本発明の適用範囲内である。
【0039】ソフトウェア、ハードウェア、またはソフ
トウェアとハードウェアを組み合わせたものの実行によ
り本発明が遂行されることは、疑いなく察知されるであ
ろう。更に、本発明は、標準的およびアドレス指定能力
の高いディジタル印刷システムに適用できることが認識
されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が有効なシステムを示すブロック図で
ある。
【図2】 本発明の一実施例のブロック図である。
【図3】 本発明の一実施例のブロック図である。
【図4】 a及びbは標準的な誤差拡散の出力の一例で
あり、本発明の出力と比較した図である。
【符号の説明】
1 画像入力端末(IIT)、2 画像処理装置、3
出力装置、8 RAM、10 入力レジスタ、12 信
号加算器、13 しきい値比較器、18 出力レジス
タ、20 メモリ、22 RAMメモリ、30 誤差レ
ジスタ、50 信号加算器、52、54、56 過去誤
差レジスタ、60 近傍濃度測定器、70,80 イン
プリント振幅LUT、90 信号乗算器、100 しき
い値アレイRAM、110 RAM、112 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 G06F 15/68 320 A H04N 1/40 103 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 c>d>1のときに、dレベルを有する
    出力信号に応答する出力装置への出力のために、cレベ
    ルについて各画像信号を記述する装置を利用して独創的
    に誘導される画像を作成する処理システムであって、 画像内の離散的な箇所の光学濃度を表し、cレベル以上
    で変化する大きさを有する画像信号の入力セットを生成
    する画像発生器と、 入力セットからの画像信号を入力として有し、以前の入
    力信号(あれば)を処理することによって誘導された所
    定の誤差信号を利用して画像信号を修正する信号加算器
    と、 各々の修正入力信号を少なくとも1個の基準信号と比較
    して、どの可能出力信号dが最も修正入力信号を表すか
    を決定するしきい値比較器と、 前記出力信号に応答し、それに基づいて画像を再現する
    出力装置と、 決定された出力信号と修正された入力信号の差分を決定
    し、それに応じ、それを示す少なくとも1個の誤差信号
    を生成する、差分回路と、 a) 入力信号を含む領域の輝度を測定し、測定された
    輝度を示す輝度測定信号を生成する輝度測定回路と、 b) しきい値インプリント値を記憶し、前記輝度測定
    信号と(あれば)少なくとも1個の以前の出力信号に応
    答して前記値を出力するメモリと、 c) 以前の走査線の基準信号セットを記憶し、記憶さ
    れた基準信号とインプリント信号を組み合わせて画像信
    号の基準信号を生成することによってアップデートさ
    れ、前記基準信号をしきい値比較器に送る基準メモリア
    レイと、 d) しきい値比較器にて使用された後に、しきい値メ
    モリアレイに記憶された基準信号の値を減じるしきい値
    減衰信号プロセッサ、とを含む、 各入力信号のための基準信号を生成する基準信号発生
    器、とから成る前記処理システム。
  2. 【請求項2】 c>d>1のときに、dレベルを有する
    出力信号に応答する出力装置への出力のために、cレベ
    ルについて各画像信号を記述する装置を利用して独創的
    に誘導される画像を作成する処理システムであって、 cレベルについて記述される画像信号を受信する画像信
    号入力と、 受信された画像信号と可変基準信号を信号入力として有
    し、各受信画像信号毎に、dレベルのいずれかで記述さ
    れる出力信号を生成する誤差拡散回路と、 入力信号の近傍の測定濃度によって異なる振幅信号源
    と、 単一走査線の連続信号のグループの各々基準信号に適用
    される基準信号修正セット間の関係を定義するインプリ
    ント値源と、 インプリント値源からのインプリント値と振幅値とを組
    み合わせて、そのためのインプリント信号を生成する信
    号プロセッサと、 以前の走査線の基準信号セットを記憶し、記憶された基
    準信号とインプリント信号を組み合わせて画像信号の基
    準信号を生成することによってアップデートされ、前記
    基準信号を誤差拡散回路に送る基準信号メモリと、 誤差拡散回路に送られた後に、しきい値メモリに記憶さ
    れた基準信号の値を減じるしきい値減衰信号、 とを含む可変基準信号発生器、とから成る前記処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 c>d>1のときに、dレベルを有する
    出力信号に応答する出力装置への出力のために、cレベ
    ルについて各画像信号を記述する装置を利用して独創的
    に誘導される画像を作成するための方法であって、 画像内の離散的な箇所の光学濃度を表し、cレベル以上
    で変化する大きさを有する画像信号の入力セットを受信
    するステップと、 以前の入力信号(あれば)を処理することによって誘導
    された所定の誤差信号に基づいて入力セットの各画像信
    号を修正するステップと、 各々の修正入力信号を少なくとも1個の基準信号と比較
    して、どの可能出力信号dが最も修正入力信号を表すか
    を決定するステップと、 前記出力信号を出力装置に送り、それに基づいて画像を
    再現するステップと、 決定された出力信号と修正された入力信号の差分を決定
    し、それに応じて、それを示す少なくとも1個の誤差信
    号を生成するステップと、 a) 入力信号に隣接する画像の領域の輝度を測定し、
    測定された輝度を示す輝度測定信号を生成すること、 b) 振幅値を記憶し、前記輝度測定信号と(あれば)
    少なくとも1個の以前の出力信号に応答して前記振幅値
    を出力すること、 c) 単一走査線の連続画像信号のグループの各々の基
    準信号に適用される基準信号修正セット間の関係を定義
    するインプリント値のセットを記憶すること、 d) 画像信号のインプリントメモリからのインプリン
    ト値と画像信号の振幅値を組み合わせて、そのための画
    像信号を生成すること、 e) 以前の走査線の基準信号のセットを記憶し、記憶
    基準信号とインプリント信号を組み合わせて画像信号の
    基準信号を生成することによってアップデートされ、前
    記基準信号をしきい値比較器に送ること、 f) しきい値比較器で使用された後に、しきい値メモ
    リアレイに記憶された基準信号の値を減じること、 とを含む各入力信号の基準信号を生成するステップ、と
    から成る前記方法。
JP7234453A 1994-09-15 1995-09-12 高/低輝度画像域の均質な応答を利用した誤差拡散ハーフトーン処理システム及び方法 Pending JPH08107500A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/306,299 US5535019A (en) 1994-09-15 1994-09-15 Error diffusion halftoning with homogeneous response in high/low intensity image regions
US306299 1994-09-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08107500A true JPH08107500A (ja) 1996-04-23

Family

ID=23184685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7234453A Pending JPH08107500A (ja) 1994-09-15 1995-09-12 高/低輝度画像域の均質な応答を利用した誤差拡散ハーフトーン処理システム及び方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5535019A (ja)
EP (1) EP0702482B1 (ja)
JP (1) JPH08107500A (ja)
DE (1) DE69521381T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007109231A (ja) * 2005-10-07 2007-04-26 Xerox Corp プロセッサ読取可能記憶媒体
US7492482B2 (en) 2003-12-25 2009-02-17 Konica Minolta Holdings, Inc. Image processing apparatus, image processing method and image processing program

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6031974A (en) * 1994-03-25 2000-02-29 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method, and method of manufacturing ink-jet recorded article
US5754742A (en) * 1995-05-12 1998-05-19 Intel Corporation Setting quantization level to match DCT coefficients
US5847724A (en) * 1995-12-28 1998-12-08 Xerox Corporation Method for diffusing errors according to spot size in a printed liquid ink image
US5737453A (en) * 1996-05-17 1998-04-07 Canon Information Systems, Inc. Enhanced error-diffusion method for color or black-and-white reproduction
US5933539A (en) * 1996-05-30 1999-08-03 Xerox Corporation Method and system for hybrid error diffusion processing of image information using programmable screen modulation
US5787206A (en) * 1996-05-30 1998-07-28 Xerox Corporation Method and system for processing image information using expanded dynamic screening and error diffusion
US5822464A (en) * 1996-05-30 1998-10-13 Xerox Corporation Method and system for processing image information using video dependent dampened screening and error diffusion
US5668638A (en) * 1996-06-27 1997-09-16 Xerox Corporation Error diffusion method with symmetric enhancement
US5784496A (en) * 1996-09-26 1998-07-21 Xerox Corporation Error sum method and apparatus for intercolor separation control in a printing system
US5748785A (en) * 1996-09-26 1998-05-05 Xerox Corporation Inter-separation color image processing using error diffusion
EP0893910A1 (en) * 1997-07-21 1999-01-27 SYFAL S.p.A. A process for reproducing high-definition images
AUPO995597A0 (en) * 1997-10-23 1997-11-13 Gosnell, Glenn Halftoning method and apparatus
US6141114A (en) * 1998-01-08 2000-10-31 Xerox Corporation Edge enhanced error diffusion with artifact correction in areas of highlights and shadows
AUPP340998A0 (en) 1998-05-07 1998-05-28 Canon Kabushiki Kaisha A method of halftoning an image on a video display having limited characteristics
AU727006B2 (en) * 1998-05-07 2000-11-30 Canon Kabushiki Kaisha A method of halftoning an image on a video display having limited characteristics
US6496603B1 (en) 1999-02-08 2002-12-17 Sharp Laboratories Of America, Incorporated Enhanced error diffusion by using directional guided line thresholding
US6552823B1 (en) 1999-06-01 2003-04-22 Sharp Laboratories Of America, Inc. Enhanced error diffusion by using peak position profiles
US6751358B1 (en) 1999-06-21 2004-06-15 Xerox Corporation Error diffusion for digital printing
US6717700B1 (en) 1999-07-01 2004-04-06 Xerox Corporation Method and system for adjusting binary images
US6594035B1 (en) 1999-08-16 2003-07-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and memory-buffer management method for reducing random access memory requirements in error diffusion halftone applications
US6614556B1 (en) * 1999-11-22 2003-09-02 Sindoricoh Co., Ltd. Apparatus for quantizing a digital image by using an error diffusion coefficient and threshold modulation in zigzag quantization
US6608700B1 (en) 1999-11-24 2003-08-19 Xerox Corporation Removal of error diffusion artifacts with alternating distribution weights
US7081972B2 (en) * 2000-09-20 2006-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method
AUPR234700A0 (en) * 2000-12-29 2001-01-25 Canon Kabushiki Kaisha Error diffusion using next scanline error impulse response
US7417771B2 (en) * 2001-06-26 2008-08-26 Sharp Laboratories Of America, Inc. Error diffusion halftoning system
DE10145184B4 (de) * 2001-09-13 2005-03-10 Siemens Ag Verfahren zum Laserbohren, insbesondere unter Verwendung einer Lochmaske
US7061645B2 (en) * 2001-09-27 2006-06-13 Sharp Laboratories Of America, Inc. Non-segmentation, individual pixel-by-pixel-based image rendering system
US7079289B2 (en) * 2001-10-01 2006-07-18 Xerox Corporation Rank-order error diffusion image processing
KR100421987B1 (ko) * 2001-12-06 2004-03-11 삼성전자주식회사 오차확산 처리방법
KR100438712B1 (ko) * 2002-01-12 2004-07-05 삼성전자주식회사 소수화소의 위치 정보를 이용한 이진영상 생성방법
US7268919B2 (en) * 2002-01-17 2007-09-11 Seiko Epson Corporation Image data processing apparatus, method, and program that diffuses gradiation error for each pixel in target block
KR100438720B1 (ko) * 2002-04-09 2004-07-05 삼성전자주식회사 영상의 휘도 레벨 변환 방법 및 장치
ES2199076B1 (es) * 2002-07-19 2005-06-16 Consejo Sup. Investig. Cientificas Circuito de adaptacion de luminancia basado en interacciones locales.
EP1406433A3 (en) 2002-09-17 2007-05-23 Agfa Graphics N.V. Constraint correlation for computer to plate inkjet system
EP1401190B1 (en) * 2002-09-17 2013-05-29 Agfa Graphics N.V. Sub dot phase modulation for computer to plate inkjet system
US7301674B2 (en) * 2002-10-31 2007-11-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Translation of an input pixel value to an output pixel value
US7502138B2 (en) * 2002-11-25 2009-03-10 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Spacing out output of pixels for other color components upon output of pixel for color component of an image pixel
US7230740B2 (en) 2002-11-25 2007-06-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Substantial preclusion of output of pixels for other color components upon output of pixel for image pixel color component
US20040218220A1 (en) * 2003-04-29 2004-11-04 International Business Machines Corporation Enhanced error diffusion
US7420708B2 (en) 2003-12-19 2008-09-02 Xerox Corporation Method for processing color image data employing a stamp field
US7317556B2 (en) * 2003-12-19 2008-01-08 Xerox Corporation Method for error diffusion employing a stamp field
US7460727B2 (en) * 2005-06-30 2008-12-02 Xerox Corporation Error diffusion method and hardware architecture
CN100377567C (zh) * 2005-10-26 2008-03-26 北京北大方正电子有限公司 在多位成像深度设备上的调频调幅混合网点网型控制方法
JP5288824B2 (ja) * 2008-02-20 2013-09-11 キヤノン株式会社 カラー画像形成装置、画像形成装置、カラー画像処理方法、画像処理方法、及びプログラム
JP5219591B2 (ja) 2008-04-02 2013-06-26 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその方法
US8482801B2 (en) * 2008-04-10 2013-07-09 Xerox Corporation Storage of stamp information for error diffusion
US10602020B2 (en) 2016-10-31 2020-03-24 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Dynamic threshold based error diffusion

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4149194A (en) * 1977-07-07 1979-04-10 Xerox Corporation Variable angle electronic halftone screening
DE3067060D1 (en) * 1979-12-20 1984-04-19 Cambridge Consultants Apparatus and method for generating a dispersed dot half tone picture from a continuous tone picture
US4955065A (en) * 1987-03-17 1990-09-04 Digital Equipment Corporation System for producing dithered images from continuous-tone image data
US4924322A (en) * 1988-03-18 1990-05-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Bi-level image display signal processing apparatus
US5097520A (en) * 1989-01-20 1992-03-17 Ricoh Company, Ltd. Method of obtaining optimum threshold values
US5045952A (en) * 1989-08-21 1991-09-03 Xerox Corporation Method for edge enhanced error diffusion
US5315405A (en) * 1989-08-29 1994-05-24 Mutoh Industries Ltd. Binary circuit of scanner read image data
JP2824999B2 (ja) * 1990-02-01 1998-11-18 キヤノン株式会社 画像処理装置
US5055942A (en) * 1990-02-06 1991-10-08 Levien Raphael L Photographic image reproduction device using digital halftoning to screen images allowing adjustable coarseness
JPH041866A (ja) * 1990-04-18 1992-01-07 Toyobo Co Ltd 画像処理方法およびその装置
US5226094A (en) * 1990-10-19 1993-07-06 Xerox Corporation Method for making image conversions with error diffusion
JPH04328957A (ja) * 1991-03-21 1992-11-17 Xerox Corp 白黒またはカラー画像の量子化方法
US5307425A (en) * 1991-09-02 1994-04-26 Rohm Co., Ltd. Bi-level halftone processing circuit and image processing apparatus using the same
US5402506A (en) * 1991-10-15 1995-03-28 Pixel Semiconductor, Inc. Apparatus for quantizing pixel information to an output video display space
US5325211A (en) * 1993-01-04 1994-06-28 Xerox Corporation Error diffusion with output and input based feedback

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7492482B2 (en) 2003-12-25 2009-02-17 Konica Minolta Holdings, Inc. Image processing apparatus, image processing method and image processing program
JP2007109231A (ja) * 2005-10-07 2007-04-26 Xerox Corp プロセッサ読取可能記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US5535019A (en) 1996-07-09
DE69521381D1 (de) 2001-07-26
EP0702482B1 (en) 2001-06-20
EP0702482A3 (en) 1997-06-18
EP0702482A2 (en) 1996-03-20
DE69521381T2 (de) 2001-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08107500A (ja) 高/低輝度画像域の均質な応答を利用した誤差拡散ハーフトーン処理システム及び方法
US5243443A (en) Halftoning with error feedback and image dependent enhancement
JP2500837B2 (ja) 画素値量子化方法
US5353127A (en) Method for quantization gray level pixel data with extended distribution set
US5325211A (en) Error diffusion with output and input based feedback
US5321525A (en) Clustered halftoning with dot-to-dot error diffusion
US5325448A (en) Image treatment method and apparatus with error dispersion and controllable quantization
US5317653A (en) Method for quantization gray level pixel data with application of under compensated error diffusion
US20060152764A1 (en) Systems and methods for controlling a tone reproduction curve using error diffusion
US5226096A (en) Digital halftoning with selectively applied dot-to-dot error diffusion
EP0781034B1 (en) Image processing apparatus and method
JP3973734B2 (ja) 電子イメージ処理システム及び処理方法
US5289294A (en) Image processing apparatus
EP0817466B1 (en) Edge enhanced error diffusion
JP4149269B2 (ja) 中間ドットを用いた誤差拡散方法及びシステム
JPH10112801A (ja) 入力イメージ処理方法
JP4248654B2 (ja) 出力装置へ出力する文書イメージを準備する処理装置
KR100354742B1 (ko) 화상 데이터 처리장치
US6307647B1 (en) Digital halftoning with error diffusion
US6006011A (en) Target patterns controlled error management
JP2001177722A (ja) 画像形成方法、画像処理装置及び記憶媒体
JP3124589B2 (ja) 画像処理装置
JPH04328957A (ja) 白黒またはカラー画像の量子化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050907

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060612

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060629

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060818