JPH0810719A - ブラシ洗浄装置 - Google Patents

ブラシ洗浄装置

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JPH0810719A
JPH0810719A JP6176084A JP17608494A JPH0810719A JP H0810719 A JPH0810719 A JP H0810719A JP 6176084 A JP6176084 A JP 6176084A JP 17608494 A JP17608494 A JP 17608494A JP H0810719 A JPH0810719 A JP H0810719A
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arm
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cleaning
brushes
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憲司 杉本
Nobuyasu Hiraoka
伸康 平岡
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個のブラシから所望のブラシを自動で選
択して基板表面のブラシ洗浄を行なえるブラシ洗浄装置
を提供する。 【構成】 ブラシ1がそれぞれ取り付けられた複数個の
ブラシ支持アーム5が並列され待機位置に待機されてい
る。各ブラシ支持アーム5はガイドレール12に沿って
水平移動され、所望のブラシ支持アーム5が駆動アーム
20と係合される。揺動アーム20と係合されたブラシ
支持アーム5は上昇される。駆動アーム20は電動モー
タ25により揺動支点P周りで揺動され、所望のブラシ
1が取り付けられたブラシ支持アーム5が揺動支点P周
りで揺動され、複数個のブラシ1のうちの、所望のブラ
シ1を待機位置と基板Wの回転中心CPとの間で移動さ
せられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハや液晶表
示器用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディ
スク用基板(以下、これらを「基板」という)を回転さ
せながら基板表面にブラシの毛を当接し、または、基板
表面からブラシの毛を若干浮かせた状態で、基板表面を
洗浄するブラシ洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のブラシ洗浄装置として
は、例えば、回転可能に支持された基板の外周縁の外側
の待機位置に、揺動アームの先端部に取り付けられたブ
ラシが待機され、揺動アームを揺動させることにより、
ブラシを待機位置と基板表面の中央部との間で移動可能
に構成されている。また、ブラシは、揺動アームの先端
部に対して回転可能(自転可能)に構成されている。
【0003】この従来装置によれば、揺動アームを正方
向に揺動させ、待機位置に待機しているブラシを基板表
面の中央部に移動し、ブラシの毛を基板表面に当接した
状態、または、基板表面から若干浮かせた状態にし、ブ
ラシを自転させ、基板を回転させながら、揺動アームを
逆方向に揺動させてブラシを基板表面の中央部からその
外周縁方向に移動させ、基板表面全面をブラシで洗浄す
る。洗浄が終了すると、揺動アームを逆方向に揺動さ
せ、ブラシを待機位置に移動させて待機させ、次の基板
の洗浄に備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。従来装置では、待機位置に揺動アームの先端部に
取り付けられた1個のブラシだけが待機され、そのブラ
シを用いて基板表面の洗浄を順次行う構成であるので、
例えば、複数種類のブラシを用いて洗浄する場合には、
まず、最初の洗浄に用いるブラシ(例えばナイロンブラ
シ)を揺動アームの先端部に取付け、上述した動作でそ
のブラシによる洗浄(粗洗浄)を行い、そのブラシによ
る洗浄が終了して待機位置に移動されると、次に、その
ブラシを揺動アームの先端部から取外し、それに替え
て、別の種類のブラシ(例えばポリビニルアルコール
(PVA)ブラシ)を揺動アームの先端部に取付け、上
述した動作で、そのブラシによる洗浄(仕上げの洗浄)
を行うという手順で行う必要があり、ブラシ交換等を行
う必要があり作業者には大変な手間を強いることになる
し、処理のスループットが悪いという問題がある。
【0005】また、例えば、同一種類のブラシを用いて
基板表面の洗浄を行う場合であっても、従来装置では、
単一のブラシを連続的に使用するので、ブラシの毛が磨
耗するのが早くなる。ブラシの毛が磨耗すれば、ブラシ
交換を行わねばならないが、このブラシ交換作業は手間
である。従来装置では、上記したように、単一のブラシ
を連続的に使用することにより、ブラシの毛の磨耗が早
く、ブラシ交換期間が短くなり、手間を要するブラシ交
換作業を頻繁に行わなければならないという問題もあ
る。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、複数個のブラシから所望のブラシを自
動で選択して基板表面のブラシ洗浄を行なえるブラシ洗
浄装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、本発明は、基板を回転させながら前記基板表面をブ
ラシで洗浄するブラシ洗浄装置において、前記基板の外
周縁の外側の待機位置に待機された複数個のブラシと、
前記待機位置に待機された複数個のブラシから任意のブ
ラシを選択して、前記待機位置と前記基板表面との間で
選択したブラシを移動させる移動手段と、を備えたもの
である。
【0008】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。待機位置に
は(同一種類または複数種類の)複数個のブラシが待機
されている。洗浄の際には、移動手段は、待機位置に待
機された複数個のブラシから任意のブラシを選択して、
選択したブラシを基板表面に移動し、そのブラシによる
洗浄が行われる。洗浄が終了すると、そのブラシは、移
動手段により待機位置に移動され待機される。
【0009】複数種類のブラシを用いて洗浄する場合に
は、待機位置に複数種類のブラシを待機させておき、洗
浄順序に従って、移動手段は、各種類のブラシを順に選
択して、各ブラシによる洗浄をその順で行う。
【0010】また、同一種類のブラシを用いて洗浄する
場合には、待機位置に同一種類のブラシを複数個待機さ
せておき、移動手段は、それらブラシをローテーション
を組んで選択して洗浄に用いることにより、各ブラシの
寿命を長くすることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の第一実施例に係るブラシ洗浄
装置の概略構成を示す一部切欠側面図であり、図2は、
その平面図、図3は、要部の一部切欠側面図、図4は、
基板回転支持台の構成と回転中の基板のブラシ洗浄の状
態を示す図である。なお、図4(a)、(b)は、半導
体ウエハのような円形基板の基板回転支持台の構成と回
転中の基板のブラシ洗浄の状態を示す平面図と側面図、
図4(c)、(d)は、液晶表示器用ガラス基板のよう
な矩形基板の基板回転支持台の構成と回転中の基板のブ
ラシ洗浄の状態を示す平面図とそのA−A矢視断面図で
ある。
【0012】本実施例装置は、回転可能に支持された基
板W(図2では、円形基板を示している)の表面をブラ
シ洗浄するための複数個のブラシ1がそれぞれブラシア
ーム2の先端部に回転可能に取り付けられ、また、ブラ
シ1のうち、所望のブラシ1を択一的に取り出して基板
Wの表面(回転中心CP)と、基板Wのの外周縁の外側
の待機位置との間で移動する移動手段とで構成されてい
る。
【0013】基板Wは、図4に示すように、図示しない
モータで回転される回転軸101の先端部に取り付けら
れた回転台102上に、表面を上に向けて例えば、真空
吸着されて支持され、基板WはCPを中心として回転さ
れるように構成されている。また、基板Wが矩形基板の
場合、図4(c)、(d)に示すように、基板Wの表面
と同一平面を形成するための基板保護板(矩形基板Wと
同一形状の凹部が形成されている)103が回転台10
2上に付設されている。なお、図4(c)の符号104
は、矩形基板Wを基板保護板103の凹部に搬入/搬出
する際、搬送ロボットの爪を差し込むための切り欠きを
示す。
【0014】また、待機位置に待機される各ブラシ1
は、降下位置Lの高さに降下された状態で待機ポットT
Pに挿入されている。待機ポットTPには、各ブラシ1
の毛1a…部分に洗浄液を噴射するための複数個のノズ
ルSNが設けられている。また、各ブラシ1は、それぞ
れのブラシアーム2に取り付けられた電動モータ3の回
転がベルト4で伝動されること(図3参照)により、ブ
ラシアーム2の先端部で回転(自転)されるように構成
されている。各ブラシ1は待機位置に待機されていると
き、この待機ポットTP内に挿入され、自転されながら
各ノズルSNから洗浄液が噴射されて、各ブラシ1の毛
1a…部分の洗浄が行われる。なお、図中、符号HD
は、洗浄後の洗浄液を排出する排出ドレインを示す。
【0015】また、前記各ブラシアーム2の基端部には
支持ブロック6が一体的に取り付けられるとともに、こ
の支持ブロック6の一端側に、回転軸7が一体的に連接
され、これらブラシアーム2(電動モータ3を含む)、
支持ブロック6、回転軸7により、ブラシ支持アーム5
が構成されている。
【0016】本実施例では、これらブラシ支持アーム5
のうちの所望のブラシ支持アーム5を選択して、後述す
る揺動支点P周りに、待機位置と基板Wの回転中心CP
との間で揺動させることにより、複数個のブラシ1のう
ちから所望のブラシ1を選択してブラシ洗浄に用いるよ
うに構成されている。このブラシ支持アーム5を択一的
に揺動させるための移動機構が本発明における移動手段
に相当する。この移動機構の構成を以下に説明する。
【0017】各ブラシ支持アーム5の回転軸7は、アー
ム回転支持体8に回転軸7の軸芯を中心として回転可能
に支持されている。また、各アーム回転支持体8は共通
の可動フレーム9にそれぞれガイドレール10を介して
それぞれ垂直方向に昇降可能に一直線状に並列支持され
ている。
【0018】可動フレーム9は、不動の装置フレーム1
1に取り付けられたガイドレール12を介して水平方向
に移動可能に支持され、可動フレーム9に設けたラック
13は、正逆転可能な電動モータ14で駆動されるピニ
オン15と噛合しており、電動モータ14の正逆駆動に
よってアーム回転支持体8をその並列方向に移動するよ
うに構成されている。
【0019】アーム回転支持体8の側部には、直列に連
結した2個のエアシリンダ16a、16bによって垂直
方向に移動される昇降枠17が設けられているととも
に、この昇降枠17に、エアシリンダ18によって垂直
方向に移動される可動ブラケット19が設けられてい
る。可動ブラケット19の上部には、所定位置の揺動支
点P周りで回転可能な支軸20aが設けられ、この支軸
20aの下部には揺動支点P周りで揺動可能に駆動アー
ム20が設けられている。
【0020】各ブラシ支持アーム5における支持ブロッ
ク6の上面には、回転軸7の軸芯上に位置して円錐上の
係合凹部21が形成されるとともに、それからブラシ1
側の離れた位置に係合ピン22が突設されている。
【0021】他方、駆動アーム20の下面には、揺動支
点Pと同軸に位置して円錐状の係合突起23が突設させ
るとともに、その揺動支点Pから離れて係合ピン22に
対応する係合孔24が形成されている。そして任意に選
択されたひとつのブラシ支持アーム5が、前記可動フレ
ーム9、電動モータ14等によって、ブラシ支持アーム
5の回転軸7の軸芯が駆動アーム20の揺動支点Pの直
下に位置する所定の位置へ移動させられたとき、そのブ
ラシ支持アーム5に対して駆動アーム20を降下させる
ことで、このブラシ支持アーム5の係合凹部21と係合
ピン22とに駆動アーム20の係合突起23と係合孔2
4を夫々係合させて、駆動アーム20とブラシ支持アー
ム5とを一体的に係合保持するとともに、ブラシ支持ア
ーム5の回転軸7の軸芯が駆動アーム20の揺動支点P
から水平方向に位置ずれしないように位置決めする芯出
し係合機構が構成されている。
【0022】また、駆動アーム20の支軸20aが可動
ブラケット19に設置した正逆転可能な電動モータ25
にタイミングベルト26を介して連動連結されており、
電動モータ25を正逆転することにより、前記したよう
に駆動アーム20に係合保持された任意のブラシ支持ア
ーム5を、所定位置に規定した揺動支点P周りに揺動さ
せ、このブラシ支持アーム5のブラシ1を基板Wの外周
縁の外側の待機位置と、基板Wの回転中心CPとの間で
移動させることができる。
【0023】なお、支持ブロック6の下面には位置決め
突起27が設けられ、一方、可動フレーム9の上面には
位置決め凹部28が設けられており、各ブラシ支持アー
ム5が降下位置Lに待機しているとき、これら各位置決
め突起27と位置決め凹部28とが係合されて、一定姿
勢に位置決め保持されるように構成されている。
【0024】次に、本実施例装置の動作を図1ないし図
6を参照して説明する。 (1)初期状態では、図1、図2の実線で示すように、
全てのブラシ1は基板Wの外周縁の外側の待機位置に退
避されており、かつ、アーム回転支持体8も降下位置に
待機している。降下位置Lに待機している各ブラシ支持
アーム5は、位置決め突起27と位置決め凹部28との
係合により一定姿勢に位置決め保持されている。この待
機状態では、各ブラシ1は固定位置に設けられた待機ポ
ットTP内で、各電動モータ3で自転されながら洗浄液
でブラシの毛1a…が洗浄されている。
【0025】(2)ブラシ洗浄に際しては、まず、所望
するブラシ1のブラシ支持アーム5が揺動支点P、すな
わち、駆動アーム20の直下位置にくるように、電動モ
ータ14により可動フレーム9を水平移動させる。
【0026】(3)次に、図5の一部切欠側面図に示す
ように、エアシリンダ18のロッド18aを伸長させ、
可動ブラケット19を降下させ、これに伴う駆動アーム
20の降下によって、選択されたブラシ支持アーム5は
駆動アーム20に係合する。これによって、使用するブ
ラシ1が基板Wの回転中心CPに位置するようにブラシ
支持アーム5が揺動させられる時の揺動支点となる回転
軸7が、駆動アーム20の揺動支点Pと一致するように
位置決めされる。なお、選択されたブラシ1のブラシ支
持アーム5の電動モータ3は回転が停止され、そのブラ
シ1の自転が停止される。
【0027】(4)その後、図6の一部切欠側面図に示
すように、エアシリンダ16a、16bの各ロッド16
x、16yを共に伸長させ昇降枠17を上昇させる。そ
の初期においては、昇降枠17に設けた当接部31がア
ーム回転支持体8の上端突起32に下方から当接し、こ
れによって選択されたブラシ支持アーム5は駆動アーム
20と昇降枠17の当接部31とで上下にクランプ固定
される。このクランプ状態でさらに昇降枠17を上昇
し、図6に示すように、選択されたブラシ支持アーム5
のみをアーム回転支持体8と共に上限位置Hまで上昇さ
せる。
【0028】(5)次に、電動モータ25を正転させ、
駆動アーム21を図2における時計周りの方向に所定角
度だけ揺動させ、選択したブラシ1を回転台102上に
支持された基板Wの回転中心CPの上方まで移動させ
る。
【0029】(6)次に、エアシリンダ16a、16b
の各ロッド16x、16yを共に収縮させ、ブラシ1の
毛1a…を基板Wの表面に当接させるように降下させ
る。なお、ブラシ1の毛1a…を基板Wの表面から若干
浮かせた状態でブラシ洗浄する場合には、エアシリンダ
16a、16bのうち、ロッド16x、16yの伸縮の
ストロークの大きい方のエアシリンダ(本実施例では1
6a)のロッド16xのみを収縮させ、ブラシ1を図1
に示す位置M(降下位置Lから若干高い位置)まで降下
させるようにすればよい。
【0030】(7)この状態で、基板Wを回転中心CP
周りで回転させるとともに、電動モータ3を駆動して、
ブラシ1を回転(自転)させる。
【0031】(8)そして、図示しないノズルから基板
Wの表面に洗浄液を供給しながら、電動モータ25を逆
転させ、図4に示すように、ブラシ1を回転中心CPか
ら基板Wの外周縁側方位置EPまで移動させ、基板Wの
表面全面のブラシ洗浄を行う。なお、矩形基板Wの洗浄
の際には、ブラシ1が外周縁側方位置EPに近づくと、
ブラシ1は矩形基板Wの短辺から一旦基板Wの側方に出
て、再び、基板Wの表面に乗り上がるように動作する
が、本実施例では、図4(c)、(d)に示すように、
基板保護板103が設けられ、基板Wの周辺と基板Wの
表面とを同一平面に形成しているので、ブラシ1が基板
Wの側方から表面に乗り上がる際に基板Wのエッジにブ
ラシ1の毛1a…が衝突することによるブラシ1の毛1
a…の磨耗が防止でき、また、ブラシ1の毛1a…が基
板Wのエッジに衝突して発生するコミ(パーティクル)
による洗浄効果の低下をも防止できる。
【0032】(9)ブラシ洗浄が完了すると、ブラシ1
の自転を停止し、ロッドを収縮していたエアシリンダ1
6aと16b(ブラシ1を位置Mまで降下したときはエ
アシリンダ16aのみ)のロッドを伸長させ、ブラシ支
持アーム5およびブラシ1を上限位置Hまで上昇退避さ
せ、その後、電動モータ25を逆転させてブラシ支持ア
ーム5を待機位置まで後退揺動させ、ブラシ支持アーム
5が待機位置にある状態で、エアシリンダ16a、16
bのロッド16x、16yを共に収縮させて昇降枠17
を下限まで降下させるとともに、エアシリンダ18のロ
ッド18aを収縮させ、これにより可動ブラケット19
および駆動アーム20を上昇復帰させ、駆動アーム20
とブラシ支持アーム5との係合を解除する。そして、そ
のブラシ1の自転を再開させる。これによって、ブラシ
洗浄に用いられたブラシ1は、待機ポットTP内に挿入
され、ブラシ1の毛1a…は自転されながら洗浄液で洗
浄される。また、その後、使用するブラシ1を変更する
場合には、可動フレーム9を適宜駆動して駆動アーム2
0に連接するブラシ支持アーム5を選択して上記動作を
行う。
【0033】また、本実施例によれば、複数種類のブラ
シ1、例えば、ナイロンの毛1a…のブラシ1とPVA
の毛1a…のブラシ1を用いて洗浄する場合、各種類の
ブラシ1を各ブラシ支持アーム5のブラシアーム2の先
端部に予め取り付けて待機位置に待機させておき、これ
ら各種類のブラシ1を洗浄の順に選択してブラシ洗浄を
行うこと、例えば、ナイロンブラシで粗洗浄し、その
後、PVAブラシ1で仕上げ洗浄する場合であれば、ナ
イロンブラシ1が取り付けられたブラシ支持アーム5を
まず選択してそのブラシ1で粗洗浄し、その後、PVA
ブラシ1が取り付けられたブラシ支持アーム5を選択し
てそのブラシ1で仕上げ洗浄することができ、各ブラシ
1による洗浄の間に、ブラシ交換を行う必要がない。
【0034】また、同一種類のブラシ1(例えば、ナイ
ロン)のみを用いて洗浄する場合には、各ブラシ支持ア
ーム5のブラシアーム2の先端部に、同一種類のブラシ
1を予め取り付けて待機位置で待機させておき、これら
ブラシ1をローテーションを組んで順次ブラシ洗浄に用
いるようにすれば、各ブラシ1の毛1a…が磨耗し難く
なり、ブラシ1の寿命を長くすることができる。
【0035】また、複数個のブラシ1を順にブラシ洗浄
に用いることにより、あるブラシ1を洗浄に用いてから
次にそのブラシ1を洗浄に用いるまでの時間(待機位置
に待機されている時間)が長くなるので、その間にブラ
シ1の毛1a…の洗浄を充分に行うことができ、ブラシ
1の寿命を長くすることができるとともに、ブラシ1の
毛1a…の洗浄が不十分なままブラシ洗浄に用いること
がなく、洗浄効果を低下させることがない。また、仮
に、ブラシ洗浄を連続的に行う場合であって、ブラシ1
の毛1a…の洗浄を充分に行いながら各基板Wのブラシ
洗浄を行う場合、、従来装置では、ブラシ1を待機位置
に所定時間待機させておく必要があり、そのため、ブラ
シ洗浄を連続的に行うことができず、処理のスループッ
トが低下することになるが、本実施例では、そのような
不都合も解消できる。
【0036】なお、ブラシ1の毛1a…を当接させてブ
ラシ洗浄する場合のみであれば、上記Mの高さでブラシ
1の毛1a…が基板Wの表面に当接するように装置が構
成されていてもよい。なお、この変形例、および次の変
形例は、後述する第二、第三実施例装置でも同様に変形
実施することが可能である。
【0037】また、上述の実施例では、ブラシ1の毛1
a…を基板Wの表面に当接させる高さとブラシ1の待機
位置での高さを共に降下位置Lとし、ブラシ1を3段階
の高さで変位できるように構成されているが、ブラシ1
の毛1a…を基板Wの表面に当接させる高さとブラシ1
の待機位置での高さとを違えて、ブラシ1を4段階の高
さ(待機位置で待機する高さL、ブラシ1の毛1a…を
基板Wの表面に当接させる高さ、ブラシ1の毛1a…を
基板Wの表面から若干浮かせる高さ、ブラシ1を揺動さ
せる高さH)で変位する場合には、例えば、図7に示す
ように、エアシリンダ16a、16bに、さらに、エア
シリンダ16cを直列して連結し、各エアシリンダ16
a、16b、16cの各ロッド16x、16y、16z
の伸縮の組合わせで構成することができる。
【0038】次に、本発明の第二実施例装置の構成を図
8を参照して説明する。図8は、第二実施例装置の構成
を示す側面図であり、第一実施例と異なるところは次の
通りである。
【0039】すなわち、ブラシ支持アーム5における回
転軸7の下端に、駆動アーム20に芯出し係合させる連
結アーム40が備えられるとともに、駆動アーム20と
共働で回転軸7をクランプする当接部41が、昇降枠1
9に設けたエアシリンダ42によって独立的に上下駆動
されるように構成されている。その他の構成は第一実施
例と同じであり、同じ図番を付すことにより、その説明
は省略する。
【0040】次に、本発明の第三実施例装置の構成を図
9ないし図11を参照して説明する。図9は、第三実施
例装置の構成を示す側面図、図10は、その平面図、図
11は、要部の断面図であり、第一実施例と異なるとこ
ろは次の通りである。
【0041】すなわち、ブラシ1を支持した複数個のブ
ラシ支持アーム5がそれぞれ異なった所定位置に規定さ
れた揺動支点Q1、Q2、Q3周りに揺動自在に並んで
設けられているとともに、ブラシ支持アーム5の基端部
に連接した回転軸7を回転可能に支持したアーム回転支
持体8が、装置フレーム50にガイドレール51を介し
て昇降可能に支持され、また、これらブラシ支持アーム
5群の側部には、使用するブラシ1を選択する駆動アー
ム20が一定の揺動支点R周りに揺動可能に設けられて
いる。
【0042】駆動アーム20の基端部に備えられた支軸
52が、直列に連結された2個のエアシリンダ16a、
16bによって昇降される昇降枠17に前記揺動支点R
周りに回転可能に支持されるとともに、この支軸52か
ら延出したアーム53と昇降枠17に設置した電動モー
タ25とがリンク機構54を介して連動連結され、モー
タ25の正逆転によって駆動アーム20がブラシ支持ア
ーム5群の上方を横断移動するように構成されている。
【0043】各ブラシ支持アーム5における基端部近く
の上部にはV溝付きのローラ55が縦軸周りに回転自在
に取り付けられているとともに、駆動アーム20の下部
にはエアシリンダ56によってアーム長手方向に出退可
能に左右一対のガイドレール57が設けられ、前方へ進
出移動されたガイドレール57が前記ローラ55に係合
するように構成されている。その他の構成は第一実施例
と同じであり、同じ図番を付すことによりその説明を省
略する。
【0044】この第三実施例によれば次のように動作す
る。 (1)降下位置Lで待機しているブラシ支持アーム5群
の上で駆動アーム20が揺動し、これにより使用するブ
ラシ1のブラシ支持アーム5を選択し、ガイドレール5
7を進出移動させて対象となるブラシ支持アーム5のロ
ーラ55を係合支持する。
【0045】(2)両エアシリンダ16a、16bを共
に伸長させて昇降枠17を上昇させ、係合選択したブラ
シ支持アーム5を上限位置Hまで移動させる。
【0046】(3)次に、駆動アーム20を揺動駆動し
て係合支持したブラシ支持アーム5のブラシ1を基板W
の回転中心CPの上方まで移動させる。この場合、ブラ
シ支持アーム5と駆動アーム20との揺動支点の差異が
ガイドレール57とローラ55との相対転動によって吸
収される。
【0047】(4)その後、両エアシリンダ16a、1
6b(または、一方のエアシリンダ16a)のロッドを
収縮させることにより、ブラシ支持アーム5を所定量だ
け降下させ、ブラシ1の毛1a…を基板Wの表面に当接
して(または若干浮かせて)ブラシ洗浄を行う。
【0048】次に、本発明の第四実施例装置の構成を図
12ないし図15を参照して説明する。図12は、第四
実施例装置の構成を示す一部切欠側面図であり、図13
は、その平面図、図14は、揺動アームの構成を示す一
部切欠側面図、図15は、待機ポットの構成を示す断面
図である。
【0049】上述した第一ないし第三実施例装置は、ブ
ラシ1を各々取り付けた複数個のブラシ支持アーム5の
うち、所望のブラシ支持アーム5を選択することによ
り、複数個のブラシ1のうち、所望のブラシ1を基板W
の回転中心CPと待機位置との間で択一的に移動させる
ように構成されていたが、この第四実施例装置では、複
数個のブラシ1のみを待機位置に待機させておき、1個
の揺動アームを用いて、複数個のブラシ1のうち、所望
のブラシ1を基板Wの回転中心CPと待機位置との間で
択一的に移動させるように構成したものである。
【0050】具体的には、図4と同様の構成で回転可能
に支持された基板Wの側方の揺動支点S周りで揺動され
る1個の揺動アーム61が設けられ、この揺動アーム6
1が待機位置に設けられた待機ポットTPに待機されて
いる複数個のブラシ1のうち、所望のブラシ1を択一的
に取り出して支持し、そのブラシ1を待機位置と基板W
の回転中心CPとの間で移動させるように構成されてい
る。
【0051】本実施例では、この揺動アーム61を昇降
/揺動する等の以下の機構が本発明における移動手段に
相当する。
【0052】揺動アーム61の基端部側は、軸芯が揺動
支点Sと一致するアーム支軸62の先端部に取り付けら
れている。このアーム支軸62は、基台63に回転自在
でかつ昇降自在に立設され、その基端部側においてベル
ト64を介して電動モータ65の回転が伝動されてお
り、これにより揺動アーム61を揺動支点S周りで揺動
可能にしている。
【0053】アーム支軸62の下方には、エアシリンダ
66が設けられ、このエアシリンダ66のロッド66a
の先端部には押上部材67が一体連接されており、エア
シリンダ66のロッド66aを伸長させることにより、
アーム支軸62の下方を押し上げ、揺動アーム61が上
昇される。また、アーム支軸62には、ストッパー68
が取り付けられ、このストッパー68が支持台69に当
接することにより、アーム支軸62の降下位置が規制さ
れている。さらに、アーム支軸62は、エアシリンダ7
0のロッド70aの伸縮によって、伸長・収縮可能に構
成されている。
【0054】揺動アーム61の先端部には、ブラシチャ
ック71が設けられている。このブラシチャック71
は、揺動アーム61の先端部下方に回転自在に取り付け
られており、ベルト72を介して電動モータ73の回転
が伝導され、後述するようにブラシチャック71で支持
したブラシ1を回転(自転)させるように構成されてい
る。
【0055】ブラシチャック71の先端部には、4個の
爪74が十字方向に開閉自在に取り付けられ、ブラシ1
の上側面に周方向に設けられた溝1bを、図14(b)
に示すように、この爪74で四方から挟持してブラシ1
を支持するように構成されている。
【0056】これら爪74は、支点75を中心として揺
動されるように構成され、また、各爪74の基端部の円
盤状の部材76は、圧縮コイルバネ77で常に上方に付
勢されている支持板78上に載置され、これにより各爪
74は常に閉方向に付勢されている。一方、部材76の
上方には、押下部材79を先端部に取り付け、ブラシチ
ャック71内を上下方向にのみ滑るベアリング80を介
して昇降自在の駆動軸81が設けられている。この駆動
軸81は、エアシリンダ82のロッド82aの伸縮によ
って昇降され、エアシリンダ82のロッド82aが伸長
され、駆動軸81が降下されることにより、各部材76
を介して支持板78が押し下げられ、各爪74が開かれ
るように構成されている。
【0057】次に、待機ポットTPの構成を図2、図4
を参照して説明する。この待機ポットTPは、揺動アー
ム61のブラシチャック71の揺動軌跡に沿って複数個
の待機カップ91が設けられている。各待機カップ91
には、ブラシ1の溝1bが上方から突出されるととも
に、ブラシの毛1a…が下方から突出されるように挿抜
自在にブラシ1が収納されている。各待機カップ91
は、待機ポットTPに回転自在に取り付けられ、電動モ
ータ92の回転がベルト93、94、95を介して各待
機カップ91に伝動されるように構成されている。ま
た、待機ポットTPには、複数個の洗浄液噴射用のノズ
ルSNが設けられ、各待機カップ91に収納された待機
中の各ブラシ1が回転されながら、各ブラシ1の毛1a
…の洗浄が行えるように構成されている。なお、図15
中、符号HDは洗浄後に洗浄液を排出する排出ドレイン
を示す。
【0058】次に、本実施例装置の動作を図12、図1
3を参照して説明する。 (1)初期状態では、図12の二点鎖線で示すように、
揺動アーム61は待機ポットTPの上方に待機してい
る。このとき、アーム支軸62のストッパー68は支持
台69に当接しているとともに、エアシリンダ70のロ
ッド70aが伸長され、アーム支軸62が伸長された状
態である。また、待機ポットTPの各待機カップ91に
は各々ブラシ1が収納されており、この待機状態では、
各ブラシ1は電動モータ92で自転されながら洗浄液で
ブラシの毛1a…が洗浄されている。
【0059】(2)ブラシ洗浄に際しては、まず、電動
モータ65を駆動し、揺動アーム61のブラシチャック
71が、待機ポットTPの待機カップ91に収納された
ブラシ1のうち、所望するブラシ1の上方に位置するよ
うに、揺動アーム61を揺動させる。そして、電動モー
タ92を停止して各ブラシ1の自転を停止させ、エアシ
リンダ82のロッド82aを伸長させてブラシチャック
71の各爪74を開き、さらに、エアシリンダ70のロ
ッド70aを伸縮しアーム支軸62を収縮してブラシチ
ャック71を降下させ、次に、エアシリンダ82のロッ
ド82aを収縮させてブラシチャック71の各爪74を
閉じて所望のブラシ1をブラシチャック71で挟持し、
エアシリンダ70のロッド70aを伸長させて挟持した
ブラシ1を待機カップ91から上方に取り出す。所望の
ブラシの取り出しが終わると、電動モータ92を再び駆
動して待機ポットTPに待機している他のブラシ1の毛
1a…の洗浄が再開される。
【0060】(3)次に、エアシリンダ66のロッド6
6aを伸長させてアーム支軸62を上方に持ち上げ、そ
の状態で、電動モータ65を正転させて揺動アーム61
を揺動させ、取り出したブラシ1を基板Wの回転中心C
Pの上方に移動させる。
【0061】(4)次に、エアシリンダ66のロッド6
6aを収縮させ、ブラシ1を降下させる。このとき、ス
トッパー68は支持台69に当接しており、以後のブラ
シ洗浄の際、ブラシ1を所定の高さに維持しながら行な
える。なお、ストッパー68が支持台69に当接されて
いるとき、ブラシ1は、ブラシ1の毛1a…が基板Wの
表面に当接している(または、ブラシ1の毛1a…が基
板Wの表面から若干浮いた状態になる)ように、ストッ
パー68、支持台69等が調整されている。なお、ブラ
シ1の毛1a…を基板Wの表面に当接させた洗浄と、ブ
ラシ1の毛1a…を基板Wの表面から若干浮かせた状態
での洗浄とを切り替えて実施する場合には、例えば、エ
アシリンダ70に代えて、2個のエアシンリンダを直列
に連結して、アーム支軸62の伸縮を2段階に行えるよ
うに構成すればよい。また、図16に示すように、支持
台69に昇降自在の当接部200を設け、この当接部2
00をエアシンリンダ201のロッド201aの伸縮に
より昇降させることによって、ストッパー68が当接部
200に当接したときのブラシ1の高さを違えるように
構成してもよい。
【0062】(5)ブラシ1の高さが調節された状態
で、基板Wを回転中心CP周りで回転させるとともに、
電動モータ73を駆動して、ブラシ1を回転(自転)さ
せる。
【0063】(6)そして、ノズルNZから基板Wの表
面に洗浄液を供給しながら、電動モータ65を逆転さ
せ、図13に示すように、ブラシ1を回転中心CPから
基板Wの外周縁側方位置EPまで移動させ、基板Wの表
面全面のブラシ洗浄を行う。
【0064】(7)ブラシ洗浄が完了すると、モータ7
3の駆動を停止してブラシ1の自転を停止させ、エアシ
リンダ66のロッド66aを伸長させ、アーム支軸62
を持ち上げ、その状態で、電動モータ65を逆転させ
て、ブラシ1を取り出した待機カップ91の上方位置ま
でブラシ1を移動させるように揺動アーム61を揺動さ
せる。そして、待機ポットTPの電動モータ92を停止
させ、次に、エアシンリンダ70のロッド70aを収縮
させ、アーム支軸62を収縮させてブラシ1を降下させ
待機カップ91に収納させる。そして、エアシリンダ8
2のロッド82aを伸長させ、ブラシチャック71の各
爪74を開いてブラシ1の支持を解除し、エアシリンダ
70のロッド70aを伸長させてブラシチャック71を
上昇させ、各爪74を閉じて次の洗浄まで待機する。な
お、洗浄に用いられたブラシ1が待機カップ91に収納
されると、電動モータ92を回転させ、各ブラシ1の毛
1a…の洗浄を再開する。また、その後、使用するブラ
シ1を変更する場合には、上記動作を繰り返し行う。
【0065】この実施例によれば、上述した第一実施例
で説明した効果に加えて、待機ポット91には、ブラシ
1のみが待機されているので、ブラシ1の交換作業にお
いて、作業者はブラシ1をアーム等から取り外すなどと
いう煩雑な作業を行う必要がなくなり、作業者の負担の
軽減を図ることもできる。
【0066】なお、この第四実施例装置では、基板Wと
待機ポットTPの位置関係が揺動支点Sを挟んで反対側
に設けられているが、例えば、待機ポットTPを基板W
の側方に設けたり、上述した第一実施例のように、揺動
アーム61によるブラシ1の待機位置と基板Wの回転中
心CPとの間の移動の際、揺動アーム61がおおよそ9
0°回転されるような位置に設けてあってもよい。ま
た、上述した第一ないし第三実施例において、基板Wと
待機ポットTPの位置関係をこの第四実施例装置のよう
に、揺動支点P(図1、図2参照)を挟んで反対側に設
けたり、待機ポットTPを基板Wの側方に設けるように
構成してもよい。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、待機位置に複数個のブラシが待機され、移動
手段が、待機位置に待機されるブラシから任意のブラシ
を選択して、待機位置と基板表面との間で移動するよう
に構成したので、例えば、複数種類のブラシを用いて洗
浄する場合には、待機位置に複数種類のブラシを待機さ
せておき、洗浄順序に従って、移動手段は、各種類のブ
ラシを順に選択して、各ブラシによる洗浄を行うことが
でき、その間、作業者はブラシ交換等の煩雑な作業を行
う必要がなく、しかも、洗浄処理のスループットを向上
させることができる。
【0068】また、同一種類のブラシを用いて洗浄する
場合には、待機位置に同一種類のブラシを複数個待機さ
せておき、移動手段は、それらブラシをローテーション
を組んで選択して洗浄に用いることができ、各ブラシの
長寿命化が図れ、磨耗したブラシの交換期間を長くでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係るブラシ洗浄装置の概
略構成を示す一部切欠側面図である。
【図2】第一実施例装置の平面図である。
【図3】第一実施例装置の要部の一部切欠側面図であ
る。
【図4】基板回転支持台の構成と回転中の基板のブラシ
洗浄の状態を示す図である。
【図5】第一実施例の動作を説明するための一部切欠側
面図である。
【図6】第一実施例の動作を説明するための一部切欠側
面図である。
【図7】第一実施例装置の変形例の要部の構成を示す図
である。
【図8】第二実施例装置の構成を示す側面図である。
【図9】第三実施例装置の構成を示す側面図である。
【図10】第三実施例装置の平面図である。
【図11】第三実施例装置の要部の断面図である。
【図12】第四実施例装置の構成を示す一部切欠側面図
である。
【図13】第四実施例装置の平面図である。
【図14】第四実施例装置の揺動アームの構成を示す一
部切欠側面図である。
【図15】第四実施例装置の待機ポットの構成を示す断
面図である。
【図16】第四実施例装置の変形例の要部の構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 … ブラシ 3、14、25、65、73 … 電動モータ 5 … ブラシ支持アーム 16a、16b、18、42、66、70、82 …
エアシリンダ 20 … 駆動アーム 61 … 揺動アーム 71 … ブラシチャック P、Q1〜Q3、S … 揺動支点 TP … 待機ポット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を回転させながら前記基板表面をブ
    ラシで洗浄するブラシ洗浄装置において、 前記基板の外周縁の外側の待機位置に待機された複数個
    のブラシと、 前記待機位置に待機された複数個のブラシから任意のブ
    ラシを選択して、前記待機位置と前記基板表面との間で
    選択したブラシを移動させる移動手段と、 を備えたことを特徴とするブラシ洗浄装置。
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