JPH08106387A - 命令プリフェッチ回路及びキャッシュ装置 - Google Patents

命令プリフェッチ回路及びキャッシュ装置

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JPH08106387A
JPH08106387A JP6242553A JP24255394A JPH08106387A JP H08106387 A JPH08106387 A JP H08106387A JP 6242553 A JP6242553 A JP 6242553A JP 24255394 A JP24255394 A JP 24255394A JP H08106387 A JPH08106387 A JP H08106387A
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address
prefetch
branch
unit
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JP6242553A
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和彦 ▲槙▼
Kazuhiko Maki
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐命令をプリフェッチした場合の命令プリ
フェッチ回路における無駄な待ち時間をなくす。 【構成】 演算装置から入力されたプリフェッチアドレ
スFAは、プリフェッチアドレスレジスタ12に保持さ
れ、逐次インクリメンタ13によってインクリメントさ
れてプリフェッチアドレスが生成される。プリフェッチ
アドレスに対応する命令がメモリ20から読み出されて
データレジスタ40を介して演算装置に供給される。こ
こで、プリフェッチした命令が分岐命令の場合、選択信
号生成手段60は、その時入力されたFAとプリフェッ
チアドレスの不一致となるサイクルを検出し、選択信号
SEL1を送出する。アドレス生成部10では選択信号SEL1
に基き、インクリメンタ13の出力でなく入力されてい
るFAを選択し、プリフェッチアドレスレジスタ12に
ロードしてメモリ20に与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システム等に
おける処理を高速化するために用いられる命令プリフッ
ェチ回路及びキャッシュ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の命令プリフェッチ回路を
示す構成ブロック図である。この命令プリフェッチ回路
は、マイクロコンピュータ等の演算装置等に設けられ、
該演算装置で次に必要とする命令データDを予め読出
し、命令実行速度を早めるものである。また、図2の回
路は、キャッシュ装置にも適応される場合もある。この
場合、例えば、CPUから発せられる命令アドレスより
も先行してミスヒット時の命令書き替えを行う。即ち、
命令データDを予め読出し、キャッシュ装置の動作を早
くするものとなる。図2の命令プリフェッチ回路は、図
示しない演算装置からのフェッチアドレス(以下、FA
という)を入力し、プリフェッチアドレスを生成するア
ドレス生成部10と、そのアドレス生成部10の出力側
に接続され、命令をアドレスに対応させて格納している
メモリ20と、同様にアドレス生成部10の出力側に接
続されて、演算装置に出力するデータDが有効か無効か
を示す信号Valid を該演算装置に出力する判定信号生成
部30とを、備えている。また、メモリ20の出力側に
はメモリ20から読み出されたデータDを保持して演算
装置に出力するデータ送出部であるデータレジスタ(DA
TA)40が、接続されている。データレジスタ40の出
力側にはプリデコーダ(prDEC)51が接続され、プリデ
コーダ51の出力側は2入力ORゲート52の一方の入
力端子に接続されている。ORゲート52の他方の入力
端子には、リセット信号RST が入力される構成である。
また、この命令プリフェッチ回路には信号Valid をイン
バータ53を介して入力するリセットセットフリップフ
ロップ(以下RS−FFいう)54が設けられ、RS−
FF54のにリセット端子にはORゲート52からのリ
セット信号Rが入力され、RS−FF54はそのリセッ
ト信号Rによってリセットされる構成である。RS−F
F54の出力がアドレス生成部10に接続されている。
【0003】アドレス生成部10は、FAを一方の入力
端子に入力するセレクタ11と、セレクタ11の出力側
に接続されたプリフェッチアドレスレジスタ(PFA )1
2と、レジスタ12の出力を入力とするインクリメンタ
13とを、備えている。インクリメンタ13は、レジス
タ12の保持しているアドレスに1を加算するものであ
り、インクリメンタ13の出力はセレクタ11の他方の
入力端子に接続されている。セレクタ11はRS−FF
54の出力信号SEL0によって、FAまたはインクリメン
タ13の出力を選択してレジスタ12に供給する構成で
ある。つまり、RS−FF54の出力信号SEL0は、レジ
スタ12のロード選択信号となっている。レジスタ12
はセレクタ11の出力するアドレスをロードし、ロード
したアドレスをプリフェッチアドレスとしてメモリ20
に与える接続となっている。判定信号生成部30は、タ
グレジスタ(TAG)31とマッチャー(MAT)32
とを備えている。タグレジスタ31はアドレス生成部1
0中のレジスタ12の出力を保持して、マッチャー32
に出力する構成である。マッチャー32はタグレジスタ
31の出力とFAの一致を検出して、一致でないとき信
号valid を“0”、一致しているとき“1”にする構成
となっている。図3は、図2の動作を示すタイムチャー
トであり、この図を参照しつつ、図2の命令プリフェッ
チ回路の動作を説明する。図3には、FAとレジスタ1
2のロードしているプリフェッチアドレスと、レジスタ
40の送出データと、各信号Valid ,SEL0,RST とが、
示されている。まず、リセット時には、信号RST が
“1”であり、レジスタ12のロード選択信号SEL0が、
“0”にリセットされる。この段階ではレジスタ40は
有効データを送出しない。次のステージでは信号RST が
“0”となって、同時にレジスタ12にはFAが取り込
まれる。1度、信号SEL0が“1”となるとこの回路はプ
リフェッチモードとして動作し、この間レジスタ12は
インクリメントしたアドレスをフェッチし続ける。メモ
リ20からはレジスタ12の出力するアドレスに対応し
たデータDをレジスタ40を介して出力する。ここで、
レジスタ12の送出するアドレス2が分岐命令である場
合、プリデコーダ51で分岐命令であることがレジスタ
40の送出データ中の(2)から検出され、プリフェッ
チが中止される。この後、FAに分岐先のアドレスAが
現れ、レジスタ12に取り込まれて新たにプリフェッチ
が開始される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
命令プリフェッチ回路では、次のような課題があった。
プリデコーダ51で検出した命令が、無条件分岐命令な
らまだしも、条件分岐命令の場合にも、プリフェッチを
一度中止する。そのため、この条件分岐命令が成立しな
くてもプリフェッチを一度停止することになり、無駄な
待ち時間が発生し、演算装置やキャッシュ装置における
処理性能を低下させていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、演算装置で使用する命令を予めアド
レスに対応させて格納するメモリと、前記演算装置から
入力された第1の命令アドレスをインクリメントしプリ
フェッチアドレスを生成するアドレス生成部と、前記プ
リフェッチアドレスに対応する前記命令を前記メモリか
ら読出し前記演算装置へ送出するデータ送出部と、前記
第1の命令アドレスの後に入力された第2の命令アドレ
スと前記プリフェッチアドレス間の一致不一致を検出
し、該検出結果が一致の場合に前記データ送出部の送出
する命令が有効であり不一致の場合には無効であること
を示す判定信号を、前記演算装置に供給する判定信号生
成部とを備え、前記演算装置が次に必要とする命令を前
記第1の命令アドレスよりも先行して該演算装置へ与え
る命令プリフェッチ回路またはキャッシュ装置におい
て、次のような構成としている。即ち、本発明の命令プ
リフェッチ回路またはキャッシュ装置は、前記第2の命
令アドレスと前記プリフェッチアドレスが一致から不一
致に変化したときのみ、前記アドレス生成部に前記イン
クリメントの停止を選択させる選択信号を送出する選択
信号生成手段を設け、前記アドレス生成部は、前記選択
信号を入力した場合前記第2の命令アドレスを新たなプ
リフェッチアドレスとして送出する構成としている。第
2の発明は、第1の発明におけるメモリとデータ送出部
と判定信号生成部と、演算装置から入力された第1の命
令アドレスをインクリメントしプリフェッチアドレスを
生成するアドレス生成部とを備え、前記データ送出部の
送出する命令が無条件分岐命令であることを検出する手
段と、前記無条件分岐命令における分岐先アドレスを該
無条件分岐命令から抽出する手段とを設け、前記アドレ
ス生成部は、前記データ送出部の送出する命令が無条件
分岐命令のとき、前記分岐先アドレスを新たな前記プリ
フェッチアドレスとして送出する構成としている。
【0006】第3の発明は、第1及び第2の発明に記載
のメモリとデータ送出部と判定信号生成部と、演算装置
から入力された第1の命令アドレスをインクリメントし
プリフェッチアドレスを生成するアドレス生成部とを備
えている。そして、本発明の命令プリフェッチ回路また
はキャッシュ装置は、前記データ送出部の送出する命令
が条件分岐命令であることを検出する手段と、前記条件
分岐命令における分岐先アドレスを該条件分岐命令から
抽出する手段と、前記条件分岐が実際に行われるか否か
を予測する手段と、前記予測に基づき前記第1の命令ア
ドレスをインクリメントしたアドレスまたは前記分岐先
アドレスを選択する選択手段と、前記予測が外れたかど
うかを示す信号に基づき前記選択手段の出力アドレス或
いはその時前記演算装置から入力されている第2の命令
アドレスを前記アドレス生成部にプリフェッチアドレス
として出力させる手段とを、設けている。第4の発明
は、第3の発明の命令プリフェッチ回路またはキャッシ
ュ装置において、前記条件分岐が実際に行われるか否か
を予測する手段を、命令フィールド中の分岐予測ビット
を抽出し、それを予測値とする手段としている。第5の
発明は、第3の発明の命令プリフェッチ回路またはキャ
ッシュ装置において、前記条件分岐が実際に行われるか
否かを予測する手段を、ランダム値を予測値とする手段
としている。第6の発明は、第3の発明の命令プリフェ
ッチ回路またはキャッシュ装置において、前記条件分岐
が実際に行われるか否かを予測する手段を、条件分岐命
令における過去の分岐履歴を格納するテーブルを用い、
該分岐履歴を参照して予測値をたてる構成としている。
【0007】
【作用】第1の発明によれば、以上のように命令プリフ
ェッチ回路またはキャッシュ装置を構成したので、メモ
リは演算装置で使用する命令を予めアドレスに対応させ
て格納し、アドレス生成部が演算装置から入力された第
1の命令アドレスをインクリメントしてプリフェッチア
ドレスを生成する。データ送出部は、プリフェッチアド
レスに対応する前記命令をメモリから読出し、演算装置
へ送出する。一方、判定信号生成部は、第2の命令アド
レスとプリフェッチアドレス間の一致不一致を検出して
判定信号を演算装置に供給する。その結果、演算装置が
次に必要とする命令が前記フェッチアドレスよりも先行
して与られる。ここで、アドレス生成部は、命令アドレ
スとプリフェッチアドレスが一致から不一致に変化した
ときのみ、選択信号によって前記インクリメントの停止
を選択し、前記選択信その時入力されている第2の命令
アドレスをプリフェッチアドレスとして送出する。
【0008】第2の発明によれば、第1の発明に記載の
データ送出部の送出する命令が無条件分岐命令であるこ
とが検出され、また、その無条件分岐命令における分岐
先アドレスが抽出される。アドレス生成部は、データ送
出部の送出する命令が無条件分岐命令のとき、その分岐
先アドレスを新たなプリフェッチアドレスとして送出す
る。第3の発明によれば、第1及び第2の発明における
データ送出部の送出する命令が条件分岐命令であること
が検出されると共にその条件分岐命令における分岐先ア
ドレスが抽出される。条件分岐が実際に行われるか否か
の予測が行われ、予測に基づき、アドレス生成部の出力
する第1の命令アドレスをインクリメントしたアドレス
または分岐先アドレスが、選択手段によって選択され
る。そして、予測が外れたかどうかを示す信号に基づ
き、選択されたアドレスかまたはそのとき入力されてい
る第2の命令アドレスがプリフェッチアドレスとして出
力される。第4の発明によれば、条件分岐が実際に行わ
れるか否かを予測する手段は、命令フィールド中の分岐
予測ビットを抽出し、それを予測値とする。第5の発明
によれば、第3の発明における条件分岐が実際に行われ
るか否かを予測する手段は、ランダム値を予測値とす
る。第6の発明によれば、第3の発明における条件分岐
が実際に行われるか否かを予測する手段は、条件分岐命
令における過去の分岐履歴を格納するテーブルから、該
分岐履歴を参照して予測値とする。
【0009】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す命令プリフェッチ
回路の構成ブロック図であり、従来の図2と共通する要
素には共通の符号が付されている。本実施例の命令プリ
フェッチ回路は、図示しない演算装置に接続されその演
算装置で次に必要とする命令をプリフェッチする回路で
あり、先行書き換え型のキャッシュ装置としても適用さ
れる。図1の回路は、図2と同様に、図示しない演算装
置からのFAを入力し、それをインクリメントしてプリ
フェッチアドレスを生成するアドレス生成部20と、ア
ドレス生成部10の出力側に接続され、演算装置で使用
する命令をアドレスに対応させて格納しているメモリ2
0と、アドレス生成部10の出力側に接続されて演算装
置に出力するデータDが有効か無効かを示す信号Valid
を該演算装置に出力する判定信号生成部30と、メモリ
20の出力側に接続されてメモリ20から読み出された
データDを保持するデータレジスタ(DATA)40とを、
備えている。本実施例の命令プリフェッチ回路は、従来
回路に比べてプリデコーダを除去し、代わりに、選択信
号生成手段60を設けている。選択信号生成手段60
は、信号Valid が有効から無効に変化したときにアドレ
ス生成部10のロードするアドレスをFAに切替える信
号SEL1を生成するものである。アドレス生成部10は、
FAを一方の入力端子に入力するセレクタと、セレクタ
の出力側に接続されたプリフェッチアドレスレジスタ
(PFA )12と、レジスタ12の出力を入力とするイン
クリメンタ13とを、備えている。インクメンタ13は
レジスタ12の保持しているアドレスに1を加算するも
のであり、インクメンタ13の出力はセレクタ11の他
方の入力端子に接続されている。セレクタ11は信号SE
L1により、FAまたはインクリメンタ13の出力を選択
してレジスタ12に供給する構成である。判定信号生成
部30は、図2と同様に、タグレジスタ31とマッチャ
ー32とを備えている。タグレジスタ31はアドレス生
成部10中のレジスタ12の出力を保持してマッチャー
32に出力する構成である。マッチャー32はタグレジ
スタ31の出力とFAの一致を検出して、一致でないと
き信号valid を“0”、一致しているとき“1”する構
成となっている。
【0010】選択信号生成手段60は、信号Valid をイ
ンバータ61を介して入力するRS−FF62と、信号
Valid を直接入力するトグル型フリップフロップ(以
下、T−FFという)63とを備えている。RS−FF
62はリセット或いはセットのモードを設定するもので
あり、リセット信号RST がリセット端子Rに入力される
構成である。T−FF63は信号Valid の状態をラッチ
するものであり、T−FF63の出力端子は2入力のA
NDゲート64の一方の入力端子に接続されている。A
NDゲート64の他方の入力端子には信号Valid の反転
信号が入力され、そのANDゲート64の出力信号は反
転されて、2入力のANDゲート65の一方の入力端子
に入力されている。また、RS−FF62の出力端子は
ANDゲート65の他方の入力端子に接続されている。
ANDゲート65が信号SEL1をセレクタ11に供給する
構成となっている。図4は、図1の動作を示すタイムチ
ャートである。図4には、FAとレジスタ12のロード
しているアドレスと、レジスタ40の送出データと、各
信号Valid ,SEL0,RST とが、示されている。この図を
参照しつつ、図1の命令プリフェッチ回路の動作を説明
する。リセット時には信号RST が“1”であり、AND
ゲート65の出力信号SEL1が“0”にリセットされる。
この段階ではレジスタ40は有効データを送出しない。
次のステージでは、信号RST が“0”となって、同時に
レジスタ12にはFAが取り込まれる。1度、信号SEL0
が“1”となると、この回路はプリフェッチモードとし
て動作し、この間レジスタ12はインクリメントしたア
ドレスをフェッチし続ける。メモリ20からはレジスタ
12の出力するアドレスに対応したデータDがレジスタ
40を介して出力される。ここで、レジスタ40の送出
するデータの(2)が分岐命令である場合、FAとレジ
スタ12の送出するアドレスが異なるので、マッチャー
32は信号Valid を無効を示す状態にする。即ち、分岐
が実行されるとFAのアドレスはAとなり、レジスタ1
2の保持するアドレスは4となる。T−FF63とAN
Dゲート64により、信号Valid の変化時の1サイクル
が抽出され、このときだけ信号SEL1を強制的に“0”に
する。即ち、セレクタ11がFAを選択して出力する。
データ(2)が分岐命令である場合でも、本実施例では
プリフェッチモードをリセットせず、引き続きプリフェ
ッチを行ない、レジスタ40は図4のように、データ
(3)(4)(5)を送出する。図4ではデータ(2)
が条件分岐命令の場合を示しているが、非分岐の場合、
信号VALID が続けて有効を示し、プリフェッチが継続さ
れる。
【0011】以上のように、本実施例では、分岐命令を
プリフェッチした場合でも、プリフェッチを継続するの
で、その分岐命令が非分岐件分岐命令の場合の時に、効
率よく演算装置に命令を供給することができる。また、
従来回路の図2のように、命令をプリデコードする必要
がないので、ハード量が少なくかつ遅延に関する問題も
ない。先行書き換え型キャッシュっ装置に適用しても更
新が継続できるため、キャッシュヒット率が高くなり、
性能が向上する。第2の実施例 図5は、本発明の第2の実施例を示す命令プリフェッチ
回路の構成ブロック図である。この命令プリフェッチ回
路では従来と同様のアドレス生成部20と、メモリ20
と、判定信号生成部30と、データレジスタ40とが、
図1および図2と同様に接続されている。本実施例で
は、さらに、データレジスタ40の出力側に接続されて
プリフェッチした命令が無条件分岐であることを検出す
ると共にその無条件分岐命令の分岐先アドレスを抽出す
る手段のプリデコーダ71と、無条件分岐命令の場合、
その抽出した分岐先アドレスをインクリメントしたアド
レスの代わりにプリフェッチアドレスとする手段である
セレクタ72とを設けている。セレクタ72は、インク
リメンタ13の出力側とセレクタ11の入力側の間に接
続され、プリデコーダ71からの分岐先アドレスまたは
インクリメンタ13の出力するアドレスのうちいずれか
一方を選択してセレクタ11に与える構成となってい
る。プリデコーダ71の他方の出力である検出信号は2
入力のANDゲート73の一方の入力端子に入力され、
そのANDゲート73の他方の入力端子には信号Valid
が入力されている。このANDゲート73の送出する選
択信号SEL2によってセレクタ72は、選択を切替える構
成となっている。一方、セレクタ11には選択信号SEL1
が入力される構成である。信号SEL1を本実施例では第1
の実施例における選択信号生成回路60を用いて生成し
ているが、従来のプリデコーダ51を用いて生成しても
よい。
【0012】図6は、図5中のプリデコーダの構成例を
示すブロック図である。このプリデコーダ71は、一致
回路71−1を有している。一致回路71−1は、デー
タレジスタ40の出力する命令中でその命令を特徴を表
す例えば6ビットを抽出し、予め用意されている無条件
分岐命令のビット特徴との一致を検出し、検出結果の一
致信号S71−1をANDゲート73へ出力するもので
ある。プリデコーダ71には、さらに、アドレス抽出用
のレジスタ71−2とビット拡張器71−3が設けられ
ている。レジスタ71−2は、例えば、データレジスタ
40の出力する命令の命令フィールドのアドレスを示す
例えば26ビットを入力する構成であり、そのレジスタ
71−2は、信号S71−1が一致を示す場合に分岐先
アドレスを取り込む構成となっている。レジスタ71−
2の出力するビットはビット拡張器71−3で32ビッ
トに拡張されてセレクタ72に出力される。図7は、図
5の動作を示すタイムチャートであり、この図を参照し
つつ、図5の命令プリフェッチ回路の動作を説明する。
この命令プリフェッチは、プリフェッチモードのとき、
図示しない演算装置からFAを入力し、第1の実施例と
同様に、プリフェッチ結果のデータDをデータレジスタ
40から出力する。ここで、データレジスタ40から出
力するデータDが無条件分岐命令のとき、プリデコーダ
71がそれを検出し、ANDゲート73が対応する選択
信号SEL2を生成する。同時に、プリデコーダ71はその
無条件分岐命令に指定される分岐先アドレスを抽出して
セレクタ72に与える。セレクタ72は選択信号SEL2に
基づいて分岐先アドレスを選択するので、セレクタ11
の出力も分岐先アドレスとなり、レジスタ12は分岐先
アドレスをロードして出力する。そのため、この命令プ
リフェッチ回路は、プリフェッチモードから抜け出せず
に命令のプリフェッチを継続する。
【0013】以上のように、本実施例では、プリデコー
ダ71とセレクタ72を設け、無条件分岐命令をプリフ
ェッチしたときにも、その無条件分岐命令の分岐先アド
レスからプリフェッチを行う構成としている。このと
き、信号Valid の状態は有効のままであり、無駄のない
命令供給が行われる。第3の実施例 図8は、本発明の第3の実施例の命令プリフェッチ回路
を示す構成ブロック図である。この命令プリフェッチ回
路は第1及び第2の実施例と同様のアドレス生成部10
と、メモリ20と、判定信号生成部30と、データレジ
スタ40とを備え、それらが、図1,図2,図5と同様
に接続されている。本実施例では、データレジスタ40
の出力側に接続されてプリフェッチした命令が条件分岐
命令であることを検出すると共にその条件分岐命令の分
岐先アドレスを抽出する手段であるプリデコーダ81
と、その抽出した分岐先アドレスまたはインクリメント
したアドレスを選択する選択手段であるセレクタ82と
を設けている。プリデコーダ81の出力のうち検出結果
は、2入力のANDゲート83の一方の入力端子に入力
されている。ANDゲート83の他方の入力端子には、
データレジスタ40の出力のうち特定の分岐予測ビット
が入力されている。ANDゲート83の出力は信号Vali
d と共に2入力のANDゲート84に接続され、AND
ゲート84の出力側はセレクタ82に接続されている。
ANDゲート84はセレクタ82における出力の選択を
決定する選択信号SEL2を生成するものである。一方、ア
ドレス生成部10中のセレクタ11には、選択信号SEL1
が入力される構成となっている。本実施例では、条件分
岐命令が実行されるか否かの予測をたてるので、その予
測が外れた場合に本来のプリフェッチアドレスをロード
するために、信号MISSを追加している。信号MISSとリセ
ット信号RST はORゲート85に入力され、そのORゲ
ート85の出力はフリップフロップ(FF)86のリセ
ット端子Rに接続されている。FF86の出力が選択信
号SEL1としてセレクタ11に入力される構成である。こ
のSEL1に基き、セレクタ82の出力またはその時入力さ
れているFAがプリフェッチアドレスとされる。
【0014】図9は、図8の信号MISSを生成する回路を
示す構成ブロック図である。この回路はFAを入力し、
その変化を抽出するFA変化抽出部91と、FA変化抽
出部91の出力をカウントするカウンタ92と、カウン
タの出力が“1”であることを検出する一致回路93
と、一致回路93の出力とリセット信号RST の論理を求
めるORゲート94と、ORゲート94の出力をリセッ
ト端子Rに入力するRS−FF95とを備えている。こ
れらは信号MISSのタイミングを設定するものであり、R
S−FF95のセット端子Sにはプリデコーダ81から
の検出結果が入力されている。RS−FF95の出力側
は、カウンタ92のイネーブル端子に接続されると共に
2入力ANDゲート96の一方の入力端子に接続されて
いる。この回路には、遅延型フリップフロップ(以下、
D−FFという)97が設けられ、D−FF97の出力
は反転した信号Valid と共に2入力ANDゲート98に
入力される接続である。ANDゲートゲート98の出力
側は、ANDゲート96の他方の入力端子に接続され、
そのANDゲートゲート96から信号MISSが出力される
構成である。図9の回路は、条件分岐命令が実行された
ときにそのチェックを行い、外れであれば有効を信号MI
SSに示す機能を果たす。次に、図8の命令プリフェッチ
回路の動作を説明する。プリフェッチモードで動作して
いるとき、条件分岐命令を検出した場合、命令フィール
ド中の分岐予測ビットによって、条件分岐命令によって
分岐が発生するか否かが推定される。この予測ビットは
コンパイラやプログラマがプログラム作成時に予測アル
ゴリズムにしたがって作成したものである。分岐予測が
行われたとき、RS−FF95がセットされ、その後、
図9の回路は分岐命令実行のFAが出力された時にチェ
ックを行う。即ち、信号valid が一致しているか否か
で、予測があっているか否かをチェックする。外れたの
ときは外れを示す信号MISSを出力し、RS−FF85を
リセットする。分岐予測が一致しているかぎり、図8の
命令プリフェッチ回路は、図7と同様なタイミングの動
作を実行する。プリデコーダ81はその条件分岐命令に
指定される分岐先アドレスを抽出してセレクタ82に与
える。セレクタ82は選択信号SEL2に基づいて分岐先ア
ドレスを選択するので、セレクタ11の出力も分岐先ア
ドレスとなり、レジスタ12は分岐先アドレスをロード
して出力する。そのため、この命令プリフェッチ回路
は、プリフェッチモードから抜け出せずに命令のプリフ
ェッチを継続する。
【0015】以上のように、本実施例では、条件分岐で
あってもプリフェッチに無駄がなく、プリフェッチモー
ドから抜けずに高速に命令を供給することができる。ま
た、無条件分岐命令を対象とする第2の実施例と組み合
わせた場合、分岐予測が外れないかぎり、すべての命令
においてプリフェッチを継続することが可能となる。第4の実施例 図10は、本発明の第4の実施例を示す命令プリフェッ
チ回路の構成ブロック図であり、図8と共通する部分に
は共通の符号が付されている。第3の実施例では分岐予
測ビットを設定して条件分岐命令に対処していたのに対
し、本実施例では分岐予測手段100を設けている。即
ち、図10ではANDゲート83の一方の入力端子に
は、分岐予測ビットではなく分岐予測手段100の出力
が入力される構成となっている。他の部分については、
図8と同じ構成である。図11は、図10中の分岐予測
手段100の構成を示すブロック図である。本実施例に
おける分岐予測手段100は、D−FFで構成されたラ
ンダム発生器101としている。ランダム発生器101
のD−FFのデータ端子Dには、出力端子Qが接続され
た構成であり、分岐予測の供給源とされている。図10
の命令プリフェッチ回路は、第3の実施例と同様の動作
を行って効率的なプリフェッチを実施するが、命令フィ
ールド中に分岐予測ビットのない命令セットの場合、非
常に少ないハード量で分岐予測を行うことができる。第5の実施例 図12は、図10中の分岐予測手段の他の例を示す図で
ある。本実施例は、図10の命令プリフェッチ回路中の
分岐予測手段100を図12のようにしている。図12
の分岐予測手段100は、履歴テーブルメモリ111と
比較器112と2入力ANDゲート113とを備えてい
る。履歴テーブルメモリ111は、アドレスタグに対応
して過去の分岐または非分岐の履歴を収めるものであ
り、この履歴テーブルメモリ111にはFAの下位ビッ
トが入力され、アドレスタグとその履歴を出力する。ま
た、比較器112はFAの上位ビットと履歴テーブルメ
モリ111の出力するアドレスタグが入力され、比較結
果をANDゲート113の一方の入力端子に送出する接
続である。ANDゲート113の他方の入力端子には、
履歴テーブルメモリ111からの履歴出力が入力され、
ANDゲート113から分岐予測が出力される構成とな
っている。
【0016】本実施例では命令フィールド中に分岐予測
ビットのない命令セットの場合、過去の分岐履歴に基づ
いて分岐予測を行う。図12では、履歴テーブルメモリ
111をすべてのアドレスごとに設けることが不可能で
あるため、セットアソシエイティブ方式としているが、
もちろん、フルアソシエイティブ方式とした方が効率が
よい。いずれにしても、履歴テーブルメモリ111中に
発見できない場合には、“分岐しない”を出力するよう
にする。以上のように、本実施例では、履歴テーブルメ
モリ111を設け、過去の履歴から分岐予測を行うた
め、分岐予測ビットを持たない命令セットに対して効率
的にプリフェッチした命令を演算装置に供給するができ
る。とくに、複数回ループを繰り返し行うようなプログ
ラムの場合、予測のヒット率が向上する。また、先行書
き換え型キャッシュ装置に対して分岐命令をプリフェッ
チしても更新が継続できるため、キャッシュヒット率が
高くなり、性能が向上する。なお、本発明は、上記実施
例に限定されず種々の変形が可能である。例えば第5の
実施例において、分岐履歴テーブルメモリ111中で発
見できないアドレスの場合、“分岐しない”をメモリ1
11から読み出すようにしているが、ANDゲート11
3をORゲートにして比較器112の出力を反転するよ
うにすれば、“分岐する”を読み出す構成としてもよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、命令アドレスとプリフェッチアドレスが一致
から不一致に変化したときのみ、アドレス生成部にイン
クリメントの停止を選択させ選択信号を送出する選択信
号生成手段を設け、アドレス生成部は選択信号を入力し
た場合、命令アドレスをプリフェッチアドレスとして送
出する構成としているので、命令が分岐命令の場合でも
区別なくプリフェッチを続ける。そのため、プリフェッ
チした命令を効率よく演算装置に供給することができ
る。また、先行書き換え型キャッシュ装置に適用しても
更新が継続できるため、キャッシュヒット率が高くな
り、性能が向上する。第2の発明によれば、プリフェッ
チした命令が無条件分岐命令であっても、無条件分岐命
令であることを検出する手段と、その分岐先アドレスを
抽出する手段とを設け、さらにその分岐先アドレスから
プリフェッチを行う構成にしているので、無条件分岐命
令がプリフェッチされても、プリフェッチモードから抜
けずにインクリメントしたプリフェッチ動作をする。よ
って効率の命令供給を実行できる。また、先行書き換え
型キャッシュ装置に適用しても同様に更新が継続できる
ため、無条件分岐命令がプリフェッチされても、キャッ
シュヒット率が高くなり、性能が向上する。
【0018】第3の発明によれば、プリフェッチした命
令が条件分岐命令であっても、条件分岐命令であること
を検出する手段と、その分岐先アドレスを抽出する手段
と備え、さらに、条件分岐が実際に行われるか否かを予
測する手段と、その予測によって分岐先アドレスまたは
インクリメントしたアドレスを選択する選択手段とを設
けているので、条件分岐命令をプリフェッチした場合
も、効率的な命令供給を実行できる。また、先行書き換
え型キャッシュ装置に適用しても同様に効率的更新が継
続できるため、条件分岐命令がプリフェッチされてもキ
ャッシュヒット率が高くなり、性能が向上する。第4の
実施例では、命令フィールド中の分岐予測ビットを抽出
し、それを予測値とする構成であるので、少ないハード
量で第3の発明を実現できる。第5の発明では、ランダ
ム値を用いて分岐値としているので、予測ビットをもた
ない命令セットであっても少ないハードウェアで第3の
発明を実現できる。第6の発明では、分岐履歴を格納す
るテーブルを用いて予測値をたてる構成としているの
で、例えば、複数回ループを繰り返し行うようなプログ
ラムの場合、第3の発明における予測のヒット率が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す命令プリフェッチ
回路の構成ブロック図である。
【図2】従来の命令プリフェッチ回路を示す構成ブロッ
ク図である。
【図3】図2の動作を示すタイムチャートである。
【図4】図1の動作を示すタイムチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例を示す命令プリフェッチ
回路の構成ブロック図である。
【図6】図5中のプリデコーダの構成例を示すブロック
図である。
【図7】図5の動作を示すタイムチャートである。
【図8】本発明の第3の実施例の命令プリフェッチ回路
を示す構成ブロック図である。
【図9】図8中の信号MISSを生成する回路を示す構成ブ
ロック図である。
【図10】本発明の第4の実施例を示す命令プリフェッ
チ回路の構成ブロック図である。
【図11】図10中の分岐予測手段100の構成を示す
ブロック図である。
【図12】図10中の分岐予測手段の他の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 アドレス生成部 11,72,82, セレクタ 12 プリフェッチアドレスレジスタ 13 インクリメンタ 20 メモリ 30 判定信号生成部 40 データレジスタ 60 選択信号生成手段 71,81,91 プリデコーダ 100 分岐予測手段 101 ランダム発生器 111 履歴テーブルメモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算装置で使用する命令を予めアドレス
    に対応させて格納するメモリと、 前記演算装置から入力された第1の命令アドレスをイン
    クリメントしプリフェッチアドレスを生成するアドレス
    生成部と、 前記プリフェッチアドレスに対応する前記命令を前記メ
    モリから読出し前記演算装置へ送出するデータ送出部
    と、 前記第1の命令アドレスの後に入力された第2の命令ア
    ドレスと前記プリフェッチアドレス間の一致不一致を検
    出し、該検出結果が一致の場合に前記データ送出部の送
    出する命令が有効であり不一致の場合には無効であるこ
    とを示す判定信号を、前記演算装置に供給する判定信号
    生成部とを備え、 前記演算装置が次に必要とする命令を前記第1の命令ア
    ドレスよりも先行して該演算装置へ与える命令プリフェ
    ッチ回路またはキャッシュ装置において、 前記第2の命令アドレスと前記プリフェッチアドレスが
    一致から不一致に変化したときのみ、前記アドレス生成
    部に前記インクリメントの停止を選択させる選択信号を
    送出する選択信号生成手段を設け、 前記アドレス生成部は、前記選択信号を入力した場合前
    記第2の命令アドレスを新たなプリフェッチアドレスと
    して送出する構成とした、 ことを特徴とする命令プリフェッチ回路またはキャッシ
    ュ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメモリとデータ送出部と
    判定信号生成部と、 演算装置から入力された第1の命令アドレスをインクリ
    メントしプリフェッチアドレスを生成するアドレス生成
    部とを備え、 前記データ送出部の送出する命令が無条件分岐命令であ
    ることを検出する手段と、 前記無条件分岐命令における分岐先アドレスを該無条件
    分岐命令から抽出する手段とを設け、 前記アドレス生成部は、前記データ送出部の送出する命
    令が無条件分岐命令のとき、前記分岐先アドレスを新た
    な前記プリフェッチアドレスとして送出する構成とした
    ことを特徴する命令プリフェッチ回路またはキャッシュ
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のメモリとデータ
    送出部と判定信号生成部と、 演算装置から入力された第1の命令アドレスをインクリ
    メントしプリフェッチアドレスを生成するアドレス生成
    部とを備え、 前記データ送出部の送出する命令が条件分岐命令である
    ことを検出する手段と、 前記条件分岐命令における分岐先アドレスを該条件分岐
    命令から抽出する手段と、 前記条件分岐が実際に行われるか否かを予測する手段
    と、 前記予測に基づき前記第1の命令アドレスをインクリメ
    ントしたアドレスまたは前記分岐先アドレスを選択する
    選択手段と、 前記予測が外れたかどうかを示す信号に基づき前記選択
    手段の出力アドレス或いはその時前記演算装置から入力
    されている第2の命令アドレスを前記アドレス生成部に
    プリフェッチアドレスとして出力させる手段とを、 設けたことを特徴とする命令プリフェッチ回路またはキ
    ャッシュ装置。
  4. 【請求項4】 前記条件分岐が実際に行われるか否かを
    予測する手段は、命令フィールド中の分岐予測ビットを
    抽出し、それを予測値とする手段であることを特徴する
    請求項3記載の命令プリフェッチ回路またはキャッシュ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記条件分岐が実際に行われるか否かを
    予測する手段は、ランダム値を予測値とする手段である
    ことを特徴とする請求項3記載の命令プリフェッチ回路
    またはキャッシュ装置。
  6. 【請求項6】 前記条件分岐が実際に行われるか否かを
    予測する手段は、条件分岐命令における過去の分岐履歴
    を格納するテーブルを用い、該分岐履歴を参照して予測
    値をたてることを特徴とする請求項3記載の命令プリフ
    ェッチ回路またはキャッシュ装置。
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