JPH0810516A - フイルタプレスの濾板及び該濾板を用いるフイルタプレス - Google Patents

フイルタプレスの濾板及び該濾板を用いるフイルタプレス

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JPH0810516A
JPH0810516A JP6168892A JP16889294A JPH0810516A JP H0810516 A JPH0810516 A JP H0810516A JP 6168892 A JP6168892 A JP 6168892A JP 16889294 A JP16889294 A JP 16889294A JP H0810516 A JPH0810516 A JP H0810516A
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JP
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frame
plate
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filter plate
hole
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JP6168892A
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English (en)
Inventor
Haruo Hamazaki
晴夫 浜崎
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Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】濾板額縁部に設けた原液の供給路から濾板間に
原液を供給する際、該濾板の厚さが薄くても上記供給路
に原液中の固形分が詰まらないようにして供給する。 【構成】濾板は、表面側の額縁の幅に対して裏面側の額
縁の幅を広くした広幅額縁部と、裏面側の額縁の広くし
た面から表面側の額縁の内側の板厚を薄くした板面に貫
通する貫通孔と、一端が上記貫通孔に通じて上記広くし
た額縁面を通り他端が額縁の表裏を貫通する貫通孔に通
じる原液の案内溝と、を備える。また、上記濾板の裏面
側どうしを重ね合わせて一対の濾板とし、該一対の濾板
を複数枚配列してフイルタプレスを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フイルタプレスの濾板
及び該濾板を用いて濾過圧搾脱水を行うフイルタプレス
に関する。
【0002】
【従来の技術】濾板の額縁部から濾過面へ原液を導入す
る例として次のものが公知である。すなわち、濾板の額
縁両側の一部を外方へ突出して広くして、この突出部と
これに連なる濾板の内側の濾過面部に、前後に貫通した
はめ込み孔を開ける。このはめ込み孔に原液導入板をは
め、該原液導入板の濾板額縁部内に位置するところに、
前後に貫通して開口する原液導入口を開ける。また、該
原液導入板内に、上記原液導入口に一端が連なり他端が
濾板の前後の両濾過面に通じて開口する原液流出孔を貫
通する。上記原液導入板の濾板の濾過面部に位置すると
ころの前後両側とその周りの濾板の濾過面上に、一対の
挟持部材を当ててボルトで両側から締め付ける。一対の
挟持部材は、前記の原液流出孔の開口に連なる原液通過
孔を有する。また濾布は挟持部材の原液通過孔と同じ孔
を開け、この孔のところを該挟持部材の原液通過孔周縁
と原液導入板の上記開口の周縁との間に挟んで上記の締
め付けを行う。濾板とこれに隣接する濾板の濾過面間に
供給する原液は、上記原液導入板の原液導入口から原液
流出孔に入ってその開口と濾布の孔を通過し挟持部材の
原液通過孔に出て濾過面間に供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記はめ込み
式の原液導入板の原液流出孔は、原液中の固形分を付着
させやすくまた付着した固形分は該流出孔内で固まりや
すい。この固形分の固まりを除くため、上記流出孔に向
けて洗浄液を噴射しても、いったん付着した固まりは簡
単に洗い落とせない。また、濾板毎で原液流出孔の詰ま
り状態がことなると、原液が入らないかまたは充分に入
らない濾板間が生じる。本発明は、上記課題を解決する
ことを目的とし、濾板額縁に備えた原液の案内溝から原
液を濾板間に円滑に供給することができる濾板を提供し
ようとするものである。また本発明は、上記濾板を配列
して各濾板間に等しく原液を供給し濾過圧搾脱水を行
い、均一なケークを得ることができるフイルタプレスを
提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】請求項1の発明は、外
周の表裏面が額縁状に形成され、該額縁で囲まれる内側
の板厚を薄くしかつ該薄くした板面に通孔を開けて両面
が濾布で被われるフイルタプレスの濾板において、表面
側の額縁の幅に対して裏面側の額縁の幅を拡張した広幅
額縁部と、上記裏面側の額縁の拡張した面から上記表面
側の額縁内側の板厚を薄くした板面に貫通する貫通孔
と、一端が上記貫通孔に通じて上記拡張した額縁面を通
り他端が額縁の表裏を貫通する貫通孔に通じる原液の案
内溝と、を備えて形成するフイルタプレスの濾板であ
る。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載した発
明において、上記原液の案内溝の他端が板外に開放され
るように構成する。
【0006】請求項3の発明は、中空枠体の外周の表裏
面が額縁状に形成され、該中空枠体の両面が濾布で被わ
れるフイルタプレスの濾板において、表面側の額縁の幅
に対して裏面側の額縁の幅を拡張した広幅額縁部と、上
記裏面側の額縁の拡張した面から上記表面側の額縁内側
の枠厚を薄くした板面に貫通する貫通孔と、一端が上記
貫通孔に通じて上記拡張した額縁面を通り他端が額縁の
表裏を貫通する貫通孔に通じる原液の案内溝と、を備え
て形成するフイルタプレスの濾板である。
【0007】請求項4の発明は、請求項3に記載した発
明において、上記原液の案内溝の他端を枠外に開放する
ものである。
【0008】請求項5の発明は、外周の表裏面が額縁状
に形成され、該額縁で囲まれた内側の板厚を薄くしかつ
該薄くした板面に通孔を開けて両面が濾布で被われる濾
板が複数枚配列されるフイルタプレスにおいて、上記濾
板が、表面側の額縁の幅に対して裏面側の額縁の幅を拡
張した広幅額縁部と、上記裏面側の額縁の拡張した面か
ら上記表面側の額縁内側の板厚を薄くした板面に貫通す
る貫通孔と、一端が上記貫通孔に通じて上記拡張した額
縁面を通り他端が額縁の表裏を貫通する貫通孔に通じる
原液の案内溝とを備えて形成され、上記濾板の裏面側と
該濾板に隣接する上記濾板の裏面側とを重ね合わせると
ともに上記濾板の表面側に該濾板に隣接する上記濾板の
表面側を重ね合わせて複数枚の上記濾板が配列されるフ
イルタプレスである。
【0009】請求項6の発明は、中空枠体の外周の表裏
面が額縁状に形成され、該中空枠体の両面が濾布で被わ
れる濾板が複数枚配列されるフイルタプレスにおいて、
上記濾板が、表面側の額縁の幅に対して裏面側の額縁の
幅を拡張した広幅額縁部と、上記裏面側の額縁の拡張し
た面から上記表面側の額縁内側の枠厚を薄くした板面に
貫通する貫通孔と、一端が上記貫通孔に通じて上記拡張
した額縁面を通り他端が額縁の表裏を貫通する貫通孔に
通じる原液の案内溝とを備えて形成され、該濾板の裏面
側と該濾板に隣接する上記濾板の裏面側とを重ね合わせ
るとともに該濾板の表面側に該濾板に隣接する上記濾板
の表面側を重ね合わせて複数枚の上記濾板が配列される
フイルタプレスである。
【0010】請求項7の発明は、外周の表裏面が額縁状
に形成され、該額縁で囲まれた内側の板厚を薄くしかつ
該薄くした板面に通孔を開けて両面が濾布で被われる濾
板と芯板に圧搾膜を被せた圧搾板とが複数枚配列される
フイルタプレスにおいて、上記濾板が、表面側の額縁の
幅に対して裏面側の額縁の幅を拡張した広幅額縁部と、
上記裏面側の額縁の拡張した面から上記表面側の額縁内
側の板厚を薄くした板面に貫通する貫通孔と、一端が上
記貫通孔に通じて上記拡張した額縁面を通り他端が額縁
の表裏を貫通する貫通孔に通じる原液の案内溝とを備え
て形成され、該濾板の裏面側と該濾板に隣接する上記濾
板の裏面側とを重ね合わせるとともに該濾板の表面側に
該濾板に隣接する芯板に圧搾膜を被せた圧搾板を重ね合
わせて複数枚の上記濾板と圧搾板とが配列されるフイル
タプレスである。
【0011】請求項8の発明は、請求項7に記載した発
明において、圧搾板の芯板が、その外周の表裏面を額縁
状に形成した中空枠体で構成される。
【0012】請求項9の発明は、中空枠体の外周の表裏
面が額縁状に形成され、該中空枠体の両面が濾布で被わ
れる濾板と芯板に圧搾膜を被せた圧搾板とが複数枚配列
されるフイルタプレスにおいて、上記濾板が、表面側の
額縁の幅に対して裏面側の額縁の幅を拡張した広幅額縁
部と、上記裏面側の額縁の拡張した面から上記表面側の
額縁内側の枠厚を薄くした板面に貫通する貫通孔と、一
端が上記貫通孔に通じて上記拡張した額縁面を通り他端
が額縁の表裏を貫通する貫通孔に通じる原液の案内溝と
を備えて形成され、該濾板の裏面側と該濾板に隣接する
上記濾板の裏面側とを重ね合わせるとともに該濾板の表
面側に該濾板に隣接する芯板に圧搾膜を被せた圧搾板を
重ね合わせて複数枚の上記濾板と圧搾板とが配列される
フイルタプレスである。
【0013】請求項10の発明は、請求項9に記載した
発明において、圧搾板の芯板が、その外周の表裏面を額
縁状に形成した中空枠体で構成される。
【0014】
【効果】本発明は、濾板裏面側の額縁を広幅額縁面に形
成したところに原液の案内溝を設け、該案内溝と隣側の
濾板の上記案内溝どうしを重合させて一対の濾板とし、
上記案内溝間から濾板の両側へ原液を供給するから、濾
板の厚さが薄くても原液の案内溝としての寸法を充分に
とることができ、原液を濾板間に安定して供給すること
ができる。また上記案内溝は、濾板の両側に設ける必要
がない。
【0015】また、上記一対の濾板を複数枚配列するフ
イルタプレスは、濾板間を開くときに上記案内溝間が開
放されて清掃されやすい。また、各案内溝間から原液を
濾板間に等しく供給し、濾過圧搾脱水後厚みと含水分の
等しいケークを得ることができる。また、同じ長さのフ
イルタプレスでも濾板の枚数を多くして濾過面積を増加
させることができる。
【0016】
【実施例】本発明の第一実施例を図1ないし図3を用い
て説明する。図1は、濾板1の裏面を示す。図2は図1
のA−A線縦断面、図3は図1の下部の表面側を示す。
濾板1の裏面側の額縁2下部右側に、表面側の額縁2の
幅に対して該額縁の幅寸法を拡張した広幅額縁部3を形
成している。広幅額縁部3には原液の案内溝4を設け
る。上記案内溝4の一端は、広幅額縁部3から表面側の
額縁2内側の板厚を薄くしてへこませた板面5に貫通す
る貫通孔6に通じている。また上記案内溝4の他端は、
濾板1の耳部7を厚さ方向に貫通する貫通孔8(原液供
給孔)に通じている。貫通孔8は、上記濾板1を複数枚
重ね合わせたときに連通管をつくる。該連通管の一方端
にあるフランジ38(図7)から供給した原液は、各濾
板1の案内溝4から貫通孔6に入って板面5のところか
ら濾過床9に供給され、濾過床9上を被う濾布10で濾
過される。上記案内溝4は、後記のとおり隣側の濾板の
上記案内溝と重合させて、一対の濾板として該案内溝間
から濾板の両側へ原液を供給するから、濾板の厚さが薄
くても充分な深さと幅を有する通路を形成する。
【0017】上記貫通孔8は省略して、案内溝4の他端
は濾板1の外側に開放してもよい。この場合は上記の連
通管はできない。原液は、各濾板間の案内溝4間へ別々
に供給することができる。濾板1の濾過床9には通孔1
1が開いている。この通孔11に濾板1の両側に掛ける
濾布10の連結部を通す。連結部には通孔12が開いて
いる(図7)。通孔12で原液を一方の濾布10側から
他方の濾布10側へ通過させる。濾布10で濾過された
濾液は、濾液排出孔13に入り通路14を通って耳部1
5を厚さ方向に貫通する貫通孔16から外部へ排出され
る。また、17は濾板1の把手、18は濾板1を移動可
能に支持する側板である。上記貫通孔6の濾板表面側に
開口する開口周縁には環状の濾布止め具19をねじ込
み、濾布10に開けた孔の周縁を上記開口周縁に固定す
る。
【0018】図4ないし図6は第2実施例を示す。図4
は、中空枠体から成る濾板20の裏面を示す。図5は図
4の中央縦断面を示し、また図6は図4の下部の表面側
を示す。裏面側の額縁21の下部中央に、表面側の額縁
21の幅に対して該額縁の幅寸法を拡張した広幅額縁部
22を形成している。広幅額縁部22には原液の案内溝
23を設ける。案内溝23の一端は、広幅額縁部22面
から表面側の額縁21内側の枠厚を薄くしてへこませた
板面24に貫通する貫通孔25に通じている。また案内
溝23の他端は、濾板20の耳部26を厚さ方向に貫通
する貫通孔27(原液供給孔)に通じている。貫通孔2
7は、濾板20を重ね合わせ合わせたときに連通管をつ
くる。連通管の一方端にあるフランジ38(図8)から
供給した原液は、各濾板20の案内溝23から貫通孔2
5に入って板面24のところから濾板20を被う濾布2
8面に供給される。
【0019】上記管通孔27は省略して、原液の案内溝
23の他端は濾板20の枠外に開放してもよい。この場
合は上記連通管はできない。原液は、各案内溝23間へ
別々に供給することができる。また、上記濾板20の両
側に掛ける濾布28は、その濾過作用面にある通孔29
部で連結してあり、該連結部29で原液を一方の濾布2
0側から他方の濾布20側へ通過させる。濾布28で濾
過された濾液は枠体内周に開口する濾液排出孔13入
り、通路30を通って耳部31を厚さ方向に貫通する貫
通孔32から外部へ排出される。
【0020】図7は、第3実施例で、図1の濾板1を固
定板34と可動板35間に複数枚配列して側板18上で
移動可能に支持したフイルタプレスを示す。可動板35
は、締付装置36の締付ロッド37と連結して濾板1を
締め付ける。濾板1の両側に濾布10が掛けてある。固
定板34の前面下部にあるフランジ38は、図1の下部
右側の耳部7を貫通する貫通孔8が重合してつくる連通
管と連通している。また上部にあるフランジ39は、図
1の上部右側の耳部15を貫通する貫通孔16が重合し
てつくる連通管と連通している。また図1の下部左側の
耳部15を貫通する貫通孔16が重合してつくる連通管
も固定板34の下部にあるフランジ(図示略)と連通し
ている。原液の供給と濾液の排出については、前に図1
ないし図3で説明したとおりであるからその説明は省略
する。また、濾板の厚さを薄くして一側にのみ上記案内
溝を設けることにより、同じ長さのフイルタプレスでも
濾板の枚数を多くして濾過面積を増加させるこたができ
る。
【0021】図8は、第4実施例で、図4に示す濾板2
0を固定板34と可動板35間に複数枚配列したフイル
タプレスを示す。33は、濾板20の両側を被う濾布2
8の内側を示す。上記濾布28の内側33には濾液の流
れを助ける多孔板又は布片などを差し込んでもよい。原
液の供給と濾液の排出については、前に図4ないし図6
で説明したとおりであるからその説明は省略する。
【0022】図9は、第5実施例で、濾板1の裏面側ど
うしを重合した一対の濾板40と芯板41に圧搾膜42
を被せた圧搾板43とを複数枚配列したフイルタプレス
を示す。芯板41と圧搾膜42とには濾板1の通孔1
1、濾液排出孔13及び幅広額縁部3がない。また芯板
41の外形は濾板1の外形と同じである。また図1の上
部左側にある耳部44を厚さ方向に貫通する貫通孔45
を通り芯板41の貫通孔と通路を経て、圧搾流体が芯板
と圧搾膜間に供給される。圧搾膜42は芯板41の上下
の外側に連結具(図示略)で取り付ける。
【0023】図10は、第6実施例で、濾板20の裏面
側どうしを重合した一対の濾板46と中空枠体20から
成る芯板47に圧搾膜42を被せた圧搾板48とを複数
枚配列したフイルタプレスを示す。芯板47と圧搾膜4
2とには濾板20の濾液排出孔13、通路30及び広幅
額縁部22がない。また芯板47の外形は濾板20の外
形と同じである。また圧搾板48の両側の圧搾膜42間
に圧搾流体を供給する通路などの説明は図9で説明する
とおりであるから同符号を付けて説明を省略する。
【0024】また、図11及び図12は、上記図9及び
図10に示す例において、圧搾板43又は48で濾過し
た濾液を排出する場合の一例を説明する。圧搾膜42を
被う濾布10又は28で濾過された濾液は、圧搾膜42
面を流れて額縁に位置する液孔金具49の通路50と濾
布の孔から隣側の濾板20の開口51に入り通路30を
通って耳部31の貫通孔32内に抜ける。しかし濾液の
排出手段については上記各図示の説明に限らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第一例の濾板の正面図である。
【図2】図1A−A線断面図である。
【図3】図1の濾板の裏面下半部を示す
【図4】本発明にかかる第2例の濾板の正面図である。
【図5】図4B−B線縦断面図である。
【図6】図4の濾板の裏面下半部を示す。
【図7】本発明に係る第3例の、濾板を切り欠いて見た
フイルタプレスの側面図である。
【図8】本発明に係る第4例の、濾板を切り欠いて見た
他のフイルタプレスの側面図である。
【図9】本発明に係る第5例の、濾板を切り欠いて見た
圧搾式フイルタプレスの側面図である。
【図10】本発明に係る第6例の、濾板を切り欠いて見
た他の圧搾式フイルタプレスの側面図である。
【図11】本発明に係る濾板に隣合わせにして配列する
圧搾板を一部切り欠いて説明する正面図である。
【図12】図11B−B線断面を示し、図10の濾板も
合わせて断面にして示す。
【符号の説明】
1;濾板、2;額縁、3;広幅額縁部、4;原液の案内
溝、5:板厚を薄くした板面、6;貫通孔、7;耳部、
8;貫通孔(原液孔)、9;濾過床、10;濾布、1
1;濾過床の通孔、12;濾布の通孔、13;濾液排出
孔、14;濾液通路、15;耳部、16;貫通孔、1
7;濾板把手、18;側板、19;濾布止め具、20;
中空枠体から成る濾板、21;額縁、22;幅広額縁
部、23;原液の案内溝、24;枠厚を薄くした板面、
25;貫通孔、26;耳部、27;貫通孔、28;濾
布、29;濾布の通孔、30;通路、31;耳部、3
2;貫通孔、33;濾板の両側に掛けた濾布の内側、3
4;固定板、35;可動板、36;締付装置、37;締
付ロッド、38;フランジ、39;フランジ、40;一
対の濾板、41;芯板、42;圧搾膜、43;圧搾板、
44;耳部、45貫通孔、46;一対の濾板、47;芯
板、48;圧搾板、49;液孔金具、50;通路、5
1;開口。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周の表裏面が額縁状に形成され、該額縁
    で囲まれる内側の板厚を薄くしかつ該薄くした板面に通
    孔を開けて両面が濾布で被われるフイルタプレスの濾板
    において、 表面側の額縁の幅に対して裏面側の額縁の幅を拡張した
    広幅額縁部と、上記裏面側の額縁の拡張した面から上記
    表面側の額縁内側の板厚を薄くした板面に貫通する貫通
    孔と、一端が上記貫通孔に通じて上記拡張した額縁面を
    通り他端が額縁の表裏を貫通する貫通孔に通じる原液の
    案内溝と、を備えて形成されたことを特徴とするフイル
    タプレスの濾板。
  2. 【請求項2】上記原液の案内溝の他端が板外に開放され
    て形成された請求項1記載のフイルタプレスの濾板。
  3. 【請求項3】中空枠体の外周の表裏面が額縁状に形成さ
    れ、該中空枠体の両面が濾布で被われるフイルタプレス
    の濾板において、 表面側の額縁の幅に対して裏面側の額縁の幅を拡張した
    広幅額縁部と、上記裏面側の額縁の拡張した面から上記
    表面側の額縁内側の枠厚を薄くした板面に貫通する貫通
    孔と、一端が上記貫通孔に通じて上記拡張した額縁面を
    通り他端が額縁の表裏を貫通する貫通孔に通じる原液の
    案内溝と、を備えて形成されたことを特徴とするフイル
    タプレスの濾板。
  4. 【請求項4】上記原液の案内溝の他端が枠外に開放され
    て形成された請求項3記載のフイルタプレスの濾板。
  5. 【請求項5】外周の表裏面が額縁状に形成され、該額縁
    で囲まれた内側の板厚を薄くしかつ該薄くした板面に通
    孔を開けて両面が濾布で被われる濾板が複数枚配列され
    るフイルタプレスにおいて、 上記濾板が、表面側の額縁の幅に対して裏面側の額縁の
    幅を拡張した広幅額縁部と、上記裏面側の額縁の拡張し
    た面から上記表面側の額縁内側の板厚を薄くした板面に
    貫通する貫通孔と、一端が上記貫通孔に通じて上記拡張
    した額縁面を通り他端が額縁の表裏を貫通する貫通孔に
    通じる原液の案内溝とを備えて形成され、該濾板の裏面
    側と該濾板に隣接する上記濾板の裏面側とを重ね合わせ
    るとともに該濾板の表面側に該濾板に隣接する上記濾板
    の表面側を重ね合わせて複数枚の上記濾板が配列される
    ことを特徴とするフイルタプレス。
  6. 【請求項6】中空枠体の外周の表裏面が額縁状に形成さ
    れ、両面が濾布で被われる濾板が複数枚配列されるフイ
    ルタプレスにおいて、 上記濾板が、表面側の額縁の幅に対して裏面側の額縁の
    幅を拡張した広幅額縁部と、上記裏面側の額縁の拡張し
    た面から上記表面側の額縁内側の枠厚を薄くした板面に
    貫通する貫通孔と、一端が上記貫通孔に通じて上記拡張
    した額縁面を通り他端が額縁の表裏を貫通する貫通孔に
    通じる原液の案内溝とを備えて形成され、該濾板の裏面
    側と該濾板に隣接する上記濾板の裏面側とを重ね合わせ
    るとともに該濾板の表面側に該濾板に隣接する上記濾板
    の表面側を重ね合わせて複数枚の上記濾板が配列される
    ことを特徴とするフイルタプレス。
  7. 【請求項7】外周の表裏面が額縁状に形成され、該額縁
    で囲まれた内側の板厚を薄くしかつ該薄くした板面に通
    孔を開けて両面が濾布で被われる濾板と、芯板に圧搾膜
    を被せた圧搾板とが複数枚配列されるフイルタプレスに
    おいて、 上記濾板が、表面側の額縁の幅に対して裏面側の額縁の
    幅を拡張した広幅額縁部と、上記裏面側の額縁の拡張し
    た面から上記表面側の額縁内側の板厚を薄くした板面に
    貫通する貫通孔と、一端が上記貫通孔に通じて上記拡張
    した額縁面を通り他端が額縁の表裏を貫通する貫通孔に
    通じる原液の案内溝とを備えて形成され、該濾板の裏面
    側と該濾板に隣接する上記濾板の裏面側とを重ね合わせ
    るとともに該濾板の表面側に該濾板に隣接する芯板に圧
    搾膜を被せた圧搾板を重ね合わせて複数枚の上記濾板と
    圧搾板とが配列されることを特徴とするフイルタプレ
    ス。
  8. 【請求項8】圧搾板の芯板が、その外周の表裏面を額縁
    状に形成した中空枠体である請求項7記載のフイルタプ
    レス。
  9. 【請求項9】中空枠体の外周の表裏面が額縁状に形成さ
    れ、該中空枠体の両面が濾布で被われる濾板と芯板に圧
    搾膜を被せた圧搾板とが複数枚配列されるフイルタプレ
    スにおいて、 上記濾板が、表面側の額縁の幅に対して裏面側の額縁の
    幅を拡張した広幅額縁部と、上記裏面側の額縁の拡張し
    た面から上記表面側の額縁内側の枠厚を薄くした板面に
    貫通する貫通孔と、一端が上記貫通孔に通じて上記拡張
    した額縁面を通り他端が額縁の表裏を貫通する貫通孔に
    通じる原液の案内溝とを備えて形成され、該濾板の裏面
    側と該濾板に隣接する上記濾板の裏面側とを重ね合わせ
    るとともに該濾板の表面側に該濾板に隣接する芯板に圧
    搾膜を被せた圧搾板を重ね合わせて複数枚の上記濾板と
    圧搾板とが配列されることを特徴とするフイルタプレ
    ス。
  10. 【請求項10】圧搾板の芯板が、その外周の表裏面を額
    縁状に形成した中空枠体である請求項9記載のフイルタ
    プレス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012128425A1 (ko) * 2011-03-23 2012-09-27 한국필터 주식회사 케이크 탈리 기능을 갖는 필터프레스와, 이를 위한 여과판 장치 및 여과포

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WO2012128425A1 (ko) * 2011-03-23 2012-09-27 한국필터 주식회사 케이크 탈리 기능을 갖는 필터프레스와, 이를 위한 여과판 장치 및 여과포

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