JPH08104232A - 列車トイレ消臭装置 - Google Patents
列車トイレ消臭装置Info
- Publication number
- JPH08104232A JPH08104232A JP6239991A JP23999194A JPH08104232A JP H08104232 A JPH08104232 A JP H08104232A JP 6239991 A JP6239991 A JP 6239991A JP 23999194 A JP23999194 A JP 23999194A JP H08104232 A JPH08104232 A JP H08104232A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- door
- train
- sensor
- drug
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- Withdrawn
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 トイレ１２の入口付近に向って芳香剤や消臭
剤を噴霧するためのノズル２２が設けられている。ドア
１８を開けた瞬間だけノズル２２から薬剤が噴霧され
る。 【効果】 トイレに入る人に感じ取られる臭気が減少さ
れる。薬剤の使用量が少なく、ランニングコストが低
い。
剤を噴霧するためのノズル２２が設けられている。ドア
１８を開けた瞬間だけノズル２２から薬剤が噴霧され
る。 【効果】 トイレに入る人に感じ取られる臭気が減少さ
れる。薬剤の使用量が少なく、ランニングコストが低
い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は列車トイレ消臭装置に係
り、特に列車トイレに入室した瞬間の臭気感取を防ぐよ
うにした列車トイレ消臭装置に関する。
り、特に列車トイレに入室した瞬間の臭気感取を防ぐよ
うにした列車トイレ消臭装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】列車トイレの臭気対策として、列車トイ
レの換気を強力にしたり、列車トイレ内に芳香剤を置く
ことが行なわれているが、十分な対策とはなっていな
い。臭気除去のために消臭剤を連続的に列車トイレ内に
噴霧することは有効であるが、著しくランニングコスト
が嵩む。
レの換気を強力にしたり、列車トイレ内に芳香剤を置く
ことが行なわれているが、十分な対策とはなっていな
い。臭気除去のために消臭剤を連続的に列車トイレ内に
噴霧することは有効であるが、著しくランニングコスト
が嵩む。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
列車トイレには臭気が強く、これを除去するためにはか
なりのコストがかかるという問題があった。
列車トイレには臭気が強く、これを除去するためにはか
なりのコストがかかるという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の列車トイレ消臭
装置は、列車トイレのドアの開放を検知するドアセンサ
と、該ドアセンサからのドア開放検知信号に基いて列車
トイレ内に減臭用薬剤を噴霧する噴霧装置とを備えてな
るものである。
装置は、列車トイレのドアの開放を検知するドアセンサ
と、該ドアセンサからのドア開放検知信号に基いて列車
トイレ内に減臭用薬剤を噴霧する噴霧装置とを備えてな
るものである。
【０００５】この減臭用薬剤としては、消臭剤及び／又
は芳香剤が好ましい。
は芳香剤が好ましい。
【０００６】
【作用】列車トイレを使用すべくそのドアを開けると、
列車トイレ内に減臭用薬剤が噴霧される。臭気を最も強
く感じるのは列車トイレ内に入った瞬間である。即ち、
臭気の全く又は殆どない列車トイレ外から臭気の充満し
た列車トイレ内に入ったときに臭覚に強い刺激が与えら
れ、著しく「臭い」と感じる。
列車トイレ内に減臭用薬剤が噴霧される。臭気を最も強
く感じるのは列車トイレ内に入った瞬間である。即ち、
臭気の全く又は殆どない列車トイレ外から臭気の充満し
た列車トイレ内に入ったときに臭覚に強い刺激が与えら
れ、著しく「臭い」と感じる。
【０００７】本発明では、この列車トイレに使用者がま
さに入ろうとした瞬間に減臭用薬剤を噴霧することによ
り、入室時の列車トイレ内の臭気を弱くする。このた
め、列車トイレに入った使用者に感取される臭気が弱い
ものとなる。
さに入ろうとした瞬間に減臭用薬剤を噴霧することによ
り、入室時の列車トイレ内の臭気を弱くする。このた
め、列車トイレに入った使用者に感取される臭気が弱い
ものとなる。
【０００８】なお、噴霧された減臭用薬剤の効き目は次
第に弱くなってくるが、人間の臭覚も臭気に次第に麻痺
してくるため、列車トイレ内に長く滞在しても、使用者
にとって臭気はそれ程強いものとはならない。
第に弱くなってくるが、人間の臭覚も臭気に次第に麻痺
してくるため、列車トイレ内に長く滞在しても、使用者
にとって臭気はそれ程強いものとはならない。
【０００９】なお、減臭用薬剤を噴霧するのはドアが開
いた瞬間だけであるから、減臭用薬剤の噴霧量も少量で
足り、ランニングコスト（薬剤コスト）も低廉である。
いた瞬間だけであるから、減臭用薬剤の噴霧量も少量で
足り、ランニングコスト（薬剤コスト）も低廉である。
【００１０】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第１図は本発明の実施例に係る列車トイレ消臭装置
を備えた列車の縦断面図、第２図は消臭装置の構成を示
す系統図である。
る。第１図は本発明の実施例に係る列車トイレ消臭装置
を備えた列車の縦断面図、第２図は消臭装置の構成を示
す系統図である。
【００１１】第１図において、列車１０のトイレ１２内
に便器１４が設置されている。通路１６とトイレ１２と
はドア１８によって区画されている。このトイレ１２の
入口の上側に噴霧装置２０が設けられており、該噴霧装
置２０は、その下面に設けられたノズル２２によって消
臭剤又は芳香剤等の減臭用薬剤をトイレ１２の入口付近
に向って噴霧可能としている。このトイレ１２には、内
部に滞在する人を検知するための赤外線センサ２４が設
けられている。
に便器１４が設置されている。通路１６とトイレ１２と
はドア１８によって区画されている。このトイレ１２の
入口の上側に噴霧装置２０が設けられており、該噴霧装
置２０は、その下面に設けられたノズル２２によって消
臭剤又は芳香剤等の減臭用薬剤をトイレ１２の入口付近
に向って噴霧可能としている。このトイレ１２には、内
部に滞在する人を検知するための赤外線センサ２４が設
けられている。
【００１２】第２図に示すように、この噴霧装置２０
は、薬剤を貯留しておくためのタンク２６と、このタン
ク２６内の液を循環させるように設けられた循環配管２
８と、この循環配管２８の途中に設けられたポンプ３０
と、ポンプ３０よりも下流側の循環配管２８に設けられ
た絞り３２と、ポンプ３０と該絞り３２との間の循環配
管から分岐した配管３４と、該配管３４の途中に設けら
れた電磁弁３６と、該配管３４の先端に設けられた前記
ノズル２２と、タンク２６に設けられたレベルセンサ４
０と、該電磁弁３６の開閉を制御するための制御器４２
を備えている。
は、薬剤を貯留しておくためのタンク２６と、このタン
ク２６内の液を循環させるように設けられた循環配管２
８と、この循環配管２８の途中に設けられたポンプ３０
と、ポンプ３０よりも下流側の循環配管２８に設けられ
た絞り３２と、ポンプ３０と該絞り３２との間の循環配
管から分岐した配管３４と、該配管３４の途中に設けら
れた電磁弁３６と、該配管３４の先端に設けられた前記
ノズル２２と、タンク２６に設けられたレベルセンサ４
０と、該電磁弁３６の開閉を制御するための制御器４２
を備えている。
【００１３】この制御器４２には、前記赤外線センサ２
４と、前記ドア１８の開放を検知するためのドアセンサ
４４の信号が入力されている。赤外線センサ２４が人を
検知していない状態においてドアセンサ４４がドア１８
の開放を検知すると、制御器４２は電磁弁３６を所定の
短時間だけ開弁させる。そうすると、循環配管２８から
薬剤がノズル２２に供給され、トイレ１２の入口付近に
向って噴霧される。このように薬剤を噴霧することによ
り、トイレ１２の入口付近の臭気がごく短時間ではある
がかなり弱くなり、トイレ１２に入室してきた人に感じ
られる臭気がかなり弱いものとなる。
４と、前記ドア１８の開放を検知するためのドアセンサ
４４の信号が入力されている。赤外線センサ２４が人を
検知していない状態においてドアセンサ４４がドア１８
の開放を検知すると、制御器４２は電磁弁３６を所定の
短時間だけ開弁させる。そうすると、循環配管２８から
薬剤がノズル２２に供給され、トイレ１２の入口付近に
向って噴霧される。このように薬剤を噴霧することによ
り、トイレ１２の入口付近の臭気がごく短時間ではある
がかなり弱くなり、トイレ１２に入室してきた人に感じ
られる臭気がかなり弱いものとなる。
【００１４】トイレ１２内にいた人がドア１８を開けて
通路１６に出ようとする場合、ドアセンサ４４が信号を
出力しても、赤外線センサ２４が人を検出しているた
め、制御器４２は電磁弁３６を開放させない。即ち、ト
イレ１２内に人がいるときには、ドア１８が開放されて
も薬剤は噴霧されない。
通路１６に出ようとする場合、ドアセンサ４４が信号を
出力しても、赤外線センサ２４が人を検出しているた
め、制御器４２は電磁弁３６を開放させない。即ち、ト
イレ１２内に人がいるときには、ドア１８が開放されて
も薬剤は噴霧されない。
【００１５】なお、前記レベルセンサ４０の信号も制御
器４２に出力されており、タンク２６内に薬剤が存在し
ているときには液表示ランプ４６が点灯される。この液
表示ランプ４６が消灯すると、タンク２６の薬剤がなく
なったことがわかる。
器４２に出力されており、タンク２６内に薬剤が存在し
ているときには液表示ランプ４６が点灯される。この液
表示ランプ４６が消灯すると、タンク２６の薬剤がなく
なったことがわかる。
【００１６】本発明において、薬剤としては消臭剤及び
芳香剤の一方又は双方を用いるのが好適である。
芳香剤の一方又は双方を用いるのが好適である。
【００１７】上記実施例では、この薬剤をトイレ１２の
入口の上方から噴霧するようにしているが、側方から噴
霧するようにしても良い。トイレ１２の換気用の排気口
が天井に設けられているときには、トイレ１２の出入口
のうちでも比較的低い部分から薬剤を噴霧し、噴霧され
た薬剤が入室しようとする人の頭部領域を通って天井に
ぬけるようにするのが好適である。逆に、排気口がトイ
レ１２の下部に設けられている場合には、第１図の如く
ノズル２２を出入口の上方に配置し、下方に向って薬剤
を噴霧するのが好適である。
入口の上方から噴霧するようにしているが、側方から噴
霧するようにしても良い。トイレ１２の換気用の排気口
が天井に設けられているときには、トイレ１２の出入口
のうちでも比較的低い部分から薬剤を噴霧し、噴霧され
た薬剤が入室しようとする人の頭部領域を通って天井に
ぬけるようにするのが好適である。逆に、排気口がトイ
レ１２の下部に設けられている場合には、第１図の如く
ノズル２２を出入口の上方に配置し、下方に向って薬剤
を噴霧するのが好適である。
【００１８】
【発明の効果】以上の通り、本発明の列車トイレ消臭装
置によると、人が列車トイレ内に入ろうとしたときだけ
減臭用薬剤をトイレ内に噴霧するため、少量の減臭用薬
剤を噴霧するだけでトイレに入る人に感じ取られる臭気
を低減でき、薬剤コストが大幅に低廉なものとなる。
置によると、人が列車トイレ内に入ろうとしたときだけ
減臭用薬剤をトイレ内に噴霧するため、少量の減臭用薬
剤を噴霧するだけでトイレに入る人に感じ取られる臭気
を低減でき、薬剤コストが大幅に低廉なものとなる。
【図１】実施例装置を備えた列車トイレの縦断面図であ
る。
る。
【図２】実施例装置の構成を示すブロック図である。
１２ トイレ １８ ドア ２０ 噴霧装置 ２２ ノズル ２６ タンク ３６ 電磁弁 ４２ 制御器 ４４ ドアセンサ
Claims (2)
- 【請求項１】 列車トイレのドアの開放を検知するドア
センサと、該ドアセンサからのドア開放検知信号に基い
て列車トイレ内に減臭用薬剤を噴霧する噴霧装置とを備
えてなる列車トイレ消臭装置。 - 【請求項２】 請求項１において、減臭用薬剤は、消臭
剤及び／又は芳香剤であることを特徴とする列車トイレ
消臭装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6239991A JPH08104232A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 列車トイレ消臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6239991A JPH08104232A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 列車トイレ消臭装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08104232A true JPH08104232A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17052854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6239991A Withdrawn JPH08104232A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 列車トイレ消臭装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08104232A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6194401B1 (ja) * | 2016-10-28 | 2017-09-06 | 小林製薬株式会社 | 個室管理システム |
| CN109113147A (zh) * | 2018-07-30 | 2019-01-01 | 郑州泰恩科技有限公司 | 一种卫生间超声波除臭装置 |
| CN110792141A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-02-14 | 邢明明 | 一种去味型市政公共厕所 |
| JP2020203257A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカＰａｎａｓｏｎｉｃ Ｉｎｔｅｌｌｅｃｔｕａｌ Ｐｒｏｐｅｒｔｙ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａ | 散布装置及びドア |
| CN112957879A (zh) * | 2021-02-06 | 2021-06-15 | 蔚复来(浙江)科技股份有限公司 | 一种餐厨垃圾处理车间恶臭气体的处理装置及方法 |
| GB2610857A (en) * | 2021-09-17 | 2023-03-22 | Hitachi Rail Ltd | Train toilet system |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP6239991A patent/JPH08104232A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6194401B1 (ja) * | 2016-10-28 | 2017-09-06 | 小林製薬株式会社 | 個室管理システム |
| JP2018073077A (ja) * | 2016-10-28 | 2018-05-10 | 小林製薬株式会社 | 個室管理システム |
| CN109113147A (zh) * | 2018-07-30 | 2019-01-01 | 郑州泰恩科技有限公司 | 一种卫生间超声波除臭装置 |
| JP2020203257A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカＰａｎａｓｏｎｉｃ Ｉｎｔｅｌｌｅｃｔｕａｌ Ｐｒｏｐｅｒｔｙ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａ | 散布装置及びドア |
| CN110792141A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-02-14 | 邢明明 | 一种去味型市政公共厕所 |
| CN110792141B (zh) * | 2019-11-28 | 2020-11-20 | 东阳市晖宏环境工程有限公司 | 一种去味型市政公共厕所 |
| CN112957879A (zh) * | 2021-02-06 | 2021-06-15 | 蔚复来(浙江)科技股份有限公司 | 一种餐厨垃圾处理车间恶臭气体的处理装置及方法 |
| GB2610857A (en) * | 2021-09-17 | 2023-03-22 | Hitachi Rail Ltd | Train toilet system |
| GB2610857B (en) * | 2021-09-17 | 2024-06-19 | Hitachi Rail Ltd | Train toilet system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |