JPH0810421A - 扉付き遊戯機 - Google Patents

扉付き遊戯機

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JPH0810421A
JPH0810421A JP17370994A JP17370994A JPH0810421A JP H0810421 A JPH0810421 A JP H0810421A JP 17370994 A JP17370994 A JP 17370994A JP 17370994 A JP17370994 A JP 17370994A JP H0810421 A JPH0810421 A JP H0810421A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気系統の故障や停電が発生しても、前面扉
を開放することができ、しかも鍵が不正使用されても解
錠不能とする。 【構成】 開閉可能な前面扉と機械本体との間に、機械
本体への前面扉の閉成動作により施錠動作する扉錠機構
5が設けられる。第1,第2の解錠機構10,11と制
御機構12とを有し、第1の解錠機構10は解錠信号の
入力により通電して扉錠機構5を解錠させる。第2の解
錠機構11は鍵操作により作動して扉錠機構10を解錠
する。制御機構12は通電時に第2の解錠機構11の作
動を規制し、通電停止時に第2の解錠機構11の作動規
制を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スロットマシンやパ
チンコ遊戯機のように、開閉可能な前面扉と機械本体と
の間に、機械本体への前面扉の閉成動作により施錠動作
する扉錠機構が設けられた扉付き遊戯機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスロットマシンやパチンコ遊戯機
は、ボックス形状の機械本体の前面開口部に前面扉が開
閉可能に取り付けられた構造のものである。例えばスロ
ットマシンでは、前記機械本体の内部に、3個のリー
ル,メダル払出装置,制御基板などが組み込まれ、一
方、前面扉には、各リールを窓越しに透視するためのリ
ール表示窓の他、ゲームの実行に必要な各種のスイッ
チ,メダルを投入するためのメダル投入口,払い出され
るメダルを収容するためのメダル受け皿などが設けてあ
る。
【0003】前記前面扉と機械本体との間には、機械本
体への前面扉の閉成動作により施錠動作する扉錠機構が
設けられている。この扉錠機構は、前面扉に設けられた
鍵孔へ鍵を挿入して回動操作することにより解錠され
る。稼働中は前記メダル払出装置へのメダルの補給時な
どに、また稼働停止後は機械内部の点検または修理時な
どに、前面扉を開く必要がある。
【0004】特に稼働中は遊戯者が間近にいるため、鍵
操作がやりずらいという問題があり、これを解消するた
め、近年、遠隔操作で扉錠機構を作動させて解錠するよ
うにした解錠システムが提案された。この解錠システム
では、扉錠機構にソレノイドのような電気駆動の解錠機
構を連繋し、遠隔操作用の携帯端末機(以下「リモコン
キー」という)より解錠指令信号を受信したとき、前記
解錠機構が通電して扉錠機構を解錠する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの解錠
システムでは、電気系統の故障や停電が発生したとき、
前記解錠機構を作動し得ないため、扉錠機構を解錠でき
ず、前面扉を開くことが不可能となる。そこで電気駆動
の解錠機構とは別に、鍵操作で前記扉錠機構を解錠でき
る機械駆動の解錠機構を設けることもできるが、この方
式では、鍵の盗難や紛失が発生したとき、その鍵を取得
した者によって稼働中に前面扉が開放されて不正行為が
行われるおそれがある。
【0006】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、電気駆動の解錠機構が作動可能なときは機械駆
動の解錠機構の作動を規制し、電気駆動の解錠機構が作
動不能となったときは機械駆動の解錠機構の作動規制を
解除することにより、電気系統の故障や停電が発生して
も、前面扉を開放でき、しかも鍵が不正使用されても解
錠されるおそれがない安全な扉付き遊戯機を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、開閉可能な
前面扉と機械本体との間に、機械本体への前面扉の閉成
動作により施錠動作する扉錠機構が設けられた扉付き遊
戯機において、解錠信号の入力により通電して前記扉錠
機構を解錠する第1の解錠機構と、鍵操作により作動し
て前記扉錠機構を解錠する第2の解錠機構と、通電時に
第2の解錠機構の作動を規制し通電停止時に第2の解錠
機構の作動規制を解除する制御機構とを備えたものであ
る。
【0008】請求項2の発明にかかる扉付き遊戯機で
は、前記制御機構は、解錠信号の入力に応答して第2の
解錠機構の作動規制を解除し、前面扉の開放後の閉成に
より第2の解錠機構の作動を規制するようにしている。
【0009】請求項3の発明にかかる扉付き遊戯機で
は、前記制御機構は、解錠信号の入力に応答して前面扉
が閉成状態にあることを条件に前記第2の解錠機構の作
動規制を解除し、前面扉の開放後の閉成により第2の解
錠機構の作動を規制するようにしている。
【0010】
【作用】稼働中の通電時は制御機構により第2の解錠機
構の作動が規制されているので、外部からの鍵操作によ
っては扉錠機構を解錠できない。電気系統の故障や停電
が発生すると、通電停止により制御機構が第2の解錠機
構の作動規制を解除するので、外部からの鍵操作により
扉錠機構を解錠できる。
【0011】請求項2または3の扉付き遊戯機では、制
御機構は解錠信号の入力に応答して第2の解錠機構の作
動規制を解除するので、たとえ第1の解錠機構が故障し
て作動しなくても、外部からの鍵操作により扉錠機構を
解錠できる。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の一実施例であるスロット
マシンの概略構成を示すもので、ボックス形状の機械本
体1と、この機械本体1の前面開口部1aに開閉可能に
設けられる前面扉2とから成る。前記前面扉2は、一方
の側端縁が機械本体1の開口側縁に蝶番などにより枢着
され、他方の側端縁が開放端となる。前記機械本体1の
内部には、図示していないが、3個のリール,メダル払
出装置,制御基板などが組み込まれ、一方、前面扉2に
は、リール表示窓3の他、ゲームの実行に必要な各種の
スイッチ,メダル投入口,メダル受け皿4などが設けら
れる。
【0013】前記前面扉2と機械本体1との間であって
前面扉2の前記開放端の側には、機械本体1への前面扉
2の閉成動作により施錠動作する扉錠機構5が設けられ
ている。この扉錠機構5は、前面扉2の側に設けられる
可動機構部5Aと、機械本体1の側に設けられる固定機
構部5Bとから成り、可動機構部5Aの上下位置にはフ
ック6,7が、固定機構部5Bの対応位置には前記の各
フック6,7が係脱する受け金具8,9が、それぞれ設
けられる。各フック6,7は前面扉2の閉成動作により
受け金具8,9と係合して施錠状態となり、後記する第
1,第2の解錠機構10,11を作動させることにより
受け金具8,9との係合が外れて解錠状態となる。なお
図中、14はリモキンキー15より発せられる解錠指令
信号を受信する受信部であって、この受信部14による
受信に応答して内部の電気制御回路(図示せず)が解錠
信号を生成する。
【0014】図2は、この発明の主要構成である扉錠機
構5と第1,第2の各解錠機構10,11と制御機構1
2とを示す。前記扉錠機構5の可動機構部5Aは、前面
扉2の開放端縁に沿って固定板20を取り付け、この固
定板20の上端部および下端部に各フック6,7の基端
を枢支し、各フック6,7の長さ中央部に駆動板21の
上端および下端を連結して成るもので、前記駆動板21
の上下方向への往復動により各フック6,7が揺動して
先端の鉤状部22,23が固定機構部5Bの受け金具
8,9に係脱する。前記駆動板21と固定板20との間
には引張ばね24が設けてあり、この引張ばね24のば
ね力により駆動板21は上方へ付勢される。
【0015】第1の解錠機構10は、前記解錠信号の入
力により通電して前記駆動板21を下方へ押し下げて扉
錠機構5を解錠するためのもので、この実施例では、電
磁ソレノイド25を固定板20にて支持し、この電磁ソ
レノイド25のロッド26の先端を駆動板21に設けら
れた第1の突片27に連結して成る。この電磁ソレノイ
ド25は、通電しない状態のとき、ロッド26が図示し
ないばねのばね力により突出し、通電した状態のとき、
ロッド26を引き込んで駆動板21を押し下げる。
【0016】第2の解錠機構11は、鍵操作により作動
して前記扉錠機構10を解錠するためのもので、前面扉
2の上部位置に設けられたシリンダ錠28と、このシリ
ンダ錠28の回動部に連結されたカム板29とから成
る。前面扉2の前面に臨ませた前記シリンダ錠28の鍵
孔30へ鍵13を挿入して回動すると、前記カム板29
を前記回動部と一体に回動させることが可能である。カ
ム板29は、前記駆動板21に形成された第2の突片3
1に当接する押圧部32を有し、カム板29の回動によ
り前記押圧部32が第2の突片31を押し下げて駆動板
21を作動させる。
【0017】前記カム板29には、前記押圧部31との
ほぼ対角位置に電磁ソレノイド34とともに前記制御機
構12を構成する係合部33が設けてある。前記制御機
構12は、通電時には鍵操作による前記カム板29の回
動を規制し、通電停止時には前記カム板29の回動規制
を解除する。この実施例では、電磁ソレノイド34のロ
ッド35を出没動作させることにより、ロッド35の先
端部を前記カム板29の係合部33に係脱させ、これに
よりカム板29の回動を規制したり、回動規制を解除し
たりする。この電磁ソレノイド34は、通電状態でばね
36のばね力に抗してロッド35が突出動作し、一方、
通電停止状態でばね力によりロッド35が退避動作す
る。
【0018】前記前面板2と機械本体1との間には、前
面扉2の開閉を検知する開閉検知機構39が設けてあ
る。この開閉検知機構39は、前面扉2の側の固定板2
0に突設されたシャッタ37と、機械本体1の前面開口
部1aの近傍に配備された光電センサ38とから成り、
前面扉2が閉じると、前記シャッタ37が光電センサ3
8の光路を遮り、一方、前面扉2が開くと、シャッタ3
7が光電センサ38の光路を開放する。
【0019】また機械本体1の前面開口部1aの近傍に
は、前面扉2を開放方向へ付勢する扉付勢機構40が設
けてある。この扉付勢機構40は、圧縮ばね42と加圧
棒41とから成り、加圧棒41が前面扉2に設けられた
押圧板43に突き当たって押し込まれると、圧縮ばね4
2が圧縮されてそのばね力が前面扉2に作用する。この
扉付勢機構40は、前記駆動板21が押し下げられてフ
ック6,7と受け金具8,9との係合が外れたとき、前
記ばね力により前面扉2を押し開くことにより、たとえ
引張ばね24により駆動板21が復帰動作しても、フッ
ク6,7が受け金具8,9に再係合することがないよう
にするもので、これにより第1の解錠機構10について
は電磁ソレノイド25への通電時間を、また第2の解錠
機構11については鍵操作時間を、それぞれ短縮でき
る。
【0020】図3〜図7は、スロットマシンにおける上
記各機構の具体例を示す。図3は扉錠機構5の可動機構
部5Aと固定機構部5Bとを一側方より見た図である。
図4は可動機構部5Aを正面より見た図である。図5は
可動機構部5Aを他側方より見た図である。図6および
図7は可動機構部5Aにおける第2の解錠機構11およ
び制御機構12を示し、図6は上方より見た図であり、
図7は側方より見た図である。
【0021】これら各図において、前面扉2の側に設け
られる扉錠機構5の固定機構部5Aは、上記した固定板
20,駆動板21,上下の各フック6,7,引張ばね2
4などを有し、前記駆動板21には、第1の解錠機構1
0を構成する電磁ソレノイド25のロッド26が連結さ
れる第1の突片27と、第2の解錠機構11を構成する
カム板29の押圧部32により押圧される第2の突片3
1が一体形成されるとともに、基端部が固定板20に枢
支されたシャッタ37が揺動可能に支持されている。な
おこの具体例では、第2の突片31は、図7に示すよう
に、駆動板21に形成されたコ字形の屈曲部50に突設
され、またカム板29の押圧部32は、図6に示すよう
に、カム板29を屈曲して形成される。
【0022】制御機構12を構成する電磁ソレノイド3
4は、図6および図7に示すように、ロッド36の先端
に係合板51が取り付けてあり、ロッド36の出没動作
によりカム板29の係合部33に係脱する。この具体例
では、電磁ソレノイド34は、通電停止状態でばね36
のばね力によりロッド35が突出動作して係合板51と
カム板29の係合部33との係合が外れ、一方、通電状
態でばね36のばね力に抗してロッド35が退避動作し
て係合板51とカム板29の係合部33とが係合する。
図6は、係合板51とカム板29の係合部33との係合
が外れた状態を示している。なお図3〜図5において、
52は前面扉2における固定板20の下端に設けられた
ガイドローラであり、前面扉2の開閉時に機械本体1の
底面を転動する。図2の構成各部に対応するその他の構
成については、図2の構成各部と同一の符号を付するこ
とで説明を省略する。
【0023】つぎに図8に示すタイムチャートに基づい
て図2に示す構成各部の動作を説明する。稼働中は、前
面扉2は閉じられ、上下の各フック6,7は機械本体1
の側の受け金具8,9に係合して施錠状態にある。この
稼働中の通電時は、制御機構12の電磁ソレノイド34
を駆動する駆動信号(図8(3)に示す)はオン状態で
あり、この電磁ソレノイド34の通電によりロッド35
が突出動作し、ロッド35の先端とカム板29の係合部
33とが係合している。この状態で第2の解錠機構11
のシリンダ錠28に鍵13を挿入しても、回動操作が不
可能であり、従ってカム板29は回動せず、扉錠機構5
は作動しない。
【0024】つぎにリモコンキー15からの解錠指令信
号(図8(1)に示す)が受信部14で受信されると、
図示しない電気制御回路は、第1の解錠機構10へ解錠
信号(図8(2)に示す)を与えて電磁ソレノイド25
に通電する。これによりロッド26が退避動作して駆動
板21が押し下げられ、上下のフック6,7と受け金具
8,9との係合が外れて解錠状態となる。解錠状態にな
ると、前面板2は扉付勢機構40により押し開かれ、こ
れにより開閉検知機構39における光電センサ38の光
路がシャッタ37より開放されてその出力(図8(4)
に示す)はオンとなる。一方、前記解錠指令信号を受け
て、前記電気制御回路は、制御機構12における電磁ソ
レノイド34の駆動信号をオフ状態に設定し、第2の解
錠機構11の作動規制を解除する。
【0025】つぎに前面扉2が閉じられると、上下の各
フック6,7は機械本体1の側の受け金具8,9に係合
して施錠状態となり、前記光電センサ38はシャッタ3
7により光路が遮断されて出力がオフとなる。電気制御
回路はこの光電センサ38のオフ出力を受けて制御機構
12における電磁ソレノイド34の駆動信号をオン状態
に復帰させ、第2の解錠機構11の作動を規制する。
【0026】つぎに電気系統の故障や停電が発生したと
き、第1の解錠機構10の電磁ソレノイド25は作動し
ないため、リモコンキー15による解錠は不可能となる
が、この通電停止により制御機構12の電磁ソレノイド
34を駆動する駆動信号はオフ状態になるから、第2の
解錠機構11の作動規制が解除され、シリンダ錠28に
鍵13を挿入して回動操作することが可能となる。この
鍵操作によりカム板29が回動して駆動板21が押し下
げられ、上下のフック6,7と受け金具8,9との係合
が外れて解錠状態になる。
【0027】つぎにもし電磁ソレノイド10の故障など
により第1の解錠機構10が作動しないときは、駆動板
21が作動せず、上下のフック6,7と受け金具8,9
とが係合して施錠状態のままであるが、制御機構12の
電磁ソレノイド34を駆動する駆動信号は、図8(5)
に示すように、オフ状態であって第2の解錠機構11の
作動規制が解除されているので、シリンダ錠28に鍵1
3を挿入して回動操作することが可能である。この鍵操
作によりカム板29が回動して駆動板21が押し下げら
れ、上下のフック6,7と受け金具8,9との係合が外
れて解錠状態になる。解錠状態になると、前面板2は扉
付勢機構40により押し開かれ、光電センサ38の光路
が開放されてその出力(図8(6)に示す)はオンとな
る。前面扉2が閉じられると、前記光電センサ38は光
路が遮断されて出力がオフとなり、電気制御回路はこの
光電センサ38のオフ出力を受けて制御機構12におけ
る電磁ソレノイド34の駆動信号をオン状態に復帰さ
せ、第2の解錠機構11の作動を規制する。
【0028】なお上記実施例では、リモコンキー15か
らの解錠指令信号を受けて、制御機構12における電磁
ソレノイド34の駆動信号をオフ状態に設定して第2の
解錠機構11の作動規制を解除しているが、図9に示す
ように、解錠指令信号を受けた後、一定時間t経過後
に、光電センサ38の出力をチェックするようにし、も
し光電センサ38の出力がオン、すなわち前面扉2が開
放されていれば、電磁ソレノイド34の駆動信号をオン
状態のままとし、もし光電センサ38の出力がオフ、す
なわち前面扉2が閉成状態のままであれば、電磁ソレノ
イド34の駆動信号をオフ状態にするようにしてもよ
い。この方法によれば、電磁ソレノイド34のオンオフ
回数が少なくて済む。
【0029】
【発明の効果】この発明は上記の如く、解錠信号の入力
により通電して前記扉錠機構を解錠する第1の解錠機構
と、鍵操作により作動して前記扉錠機構を解錠する第2
の解錠機構と、通電時に第2の解錠機構の作動を規制し
通電停止時に第2の解錠機構の作動規制を解除する制御
機構とを設けたから、稼働中の通電時は、外部からの鍵
操作によっては扉錠機構を解錠できない。従って鍵の盗
難や紛失が発生しても、その鍵を取得した者によって稼
働中に前面扉が開放されて不正行為が行われることがな
い。また電気系統の故障や停電が発生しても、通電停止
により制御機構が第2の解錠機構の作動規制を解除する
から、外部からの鍵操作により扉錠機構を解錠できる。
【0030】請求項2および3の発明では、前記制御機
構は、解錠信号の入力に応答して第2の解錠機構の作動
規制を解除し、前面扉の開放後の閉成により第2の解錠
機構の作動を規制するから、たとえ第1の解錠機構が故
障して作動しなくても、外部からの鍵操作により扉錠機
構を解錠できる。請求項3の発明では、前記制御機構
は、解錠信号の入力に応答して前面扉が閉成状態にある
ことを条件に前記第2の解錠機構の作動規制を解除する
から、制御機構の動作回数が少なくて済み、寿命に悪影
響を及ぼさないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるスロットマシンの機
械本体と前面扉とを分解して示す側面図である。
【図2】この発明の主要構成の概略を示す説明図であ
る。
【図3】扉錠機構の可動機構部および固定機構部の具体
例を示す側面図である。
【図4】図3の可動機構部の正面図である。
【図5】図3の可動機構部の側面図である。
【図6】第2の解錠機構および制御機構を示す平面図で
ある。
【図7】第2の解錠機構および制御機構を示す側面図で
ある。
【図8】構成各部の動作を示すタイムチャートである。
【図9】構成各部の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 機械本体 2 前面扉 5 扉錠機構 10 第1の解錠機構 11 第2の解錠機構 12 制御機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な前面扉と機械本体との間に、
    機械本体への前面扉の閉成動作により施錠動作する扉錠
    機構が設けられた扉付き遊戯機において、 解錠信号の入力により通電して前記扉錠機構を解錠する
    第1の解錠機構と、 鍵操作により作動して前記扉錠機構を解錠する第2の解
    錠機構と、 通電時に第2の解錠機構の作動を規制し通電停止時に第
    2の解錠機構の作動規制を解除する制御機構とを備えて
    成る扉付き遊戯機。
  2. 【請求項2】 前記制御機構は、解錠信号の入力に応答
    して第2の解錠機構の作動規制を解除し、前面扉の開放
    後の閉成により第2の解錠機構の作動を規制するように
    した請求項1に記載された扉付き遊戯機。
  3. 【請求項3】 前記制御機構は、解錠信号の入力に応答
    して前面扉が閉成状態にあることを条件に前記第2の解
    錠機構の作動規制を解除し、前面扉の開放後の閉成によ
    り第2の解錠機構の作動を規制するようにした請求項1
    に記載された扉付き遊戯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012115301A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機

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