JPH08103592A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH08103592A
JPH08103592A JP6240074A JP24007494A JPH08103592A JP H08103592 A JPH08103592 A JP H08103592A JP 6240074 A JP6240074 A JP 6240074A JP 24007494 A JP24007494 A JP 24007494A JP H08103592 A JPH08103592 A JP H08103592A
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JP
Japan
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weight
tank
disproportion
washing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP6240074A
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English (en)
Inventor
Tadashi Sadahira
匡史 貞平
Ikuko Kai
郁子 甲斐
Tadashi Miki
匡 三木
Shinji Kondo
信二 近藤
Naoaki Ishimaru
直昭 石丸
Tadashi Nakatani
直史 中谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 危険な振動を起こさずに槽内の重量不均等を
検知する機能を有する洗濯機を提供する。 【構成】 洗濯機の外枠8と、洗濯物及び脱水を行う槽
1を内包しサスペンション7を介して外枠8に防振支持
された外槽2と、槽1内を撹拌する撹拌翼4と、槽1及
び撹拌翼4を回転させる回転手段5と、サスペンション
7にかかる力を測定する検知手段9と、この検知手段9
からのデータを処理し洗濯機の洗濯・すすぎ・脱水の各
工程の制御を行う工程制御部12を備え、通常回転より
低い回転速度で槽1を回転し、このときの検知手段9の
観測値の極大値・極小値を極値演算部10で算出し、こ
の極値演算部から得られる極大値と極小値の差が所定値
より大きい場合は、槽内の重量が不均等であると重量不
均等検知部11判断し不均等解除の工程に入り、所定値
より小さい場合は、そのまま脱水工程にはいる制御を行
う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚れた布の洗濯・すす
ぎ・脱水を行う洗濯機の重量不均等および振動検知機能
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗濯機では槽内の洗濯物の重量不均等に
よって、脱水時に槽および外槽が異常振動を発生するこ
とがあるが、従来はこの異常振動を検知する手段とし
て、脱水工程初期に生じる振動が所定よりも大きくなる
と、外槽が機械的なスイッチに接触するようにする方式
が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のように
機械的なスイッチを用いて異常振動を検知する場合は、
外槽がスイッチに当たらなければ検知を行うことができ
ない。よって、外枠に外槽が当たることにより外枠が動
くような危険な振動が起こる場合でも動かしてみなけれ
ば検知できない、または、異常振動が起こっても物理的
にスイッチに接触しなければ検知できないという課題が
あった。
【0004】また、誤動作なく作用させるためには、外
槽とスイッチとの物理的な距離を最適に設計する必要が
ある。しかしながら、通常機械的なスイッチは洗濯機の
外枠に設置されるため、外槽および槽または外枠等の筐
体の大きさによって最適距離は異なる。よって、筐体の
変更を行いたい場合は、この距離の設計に非常に多くの
時間と手間を必要とするという課題があった。
【0005】さらに、前記のような機械的スイッチで
は、横方向の異常振動は検知できるが、縦方向の異常振
動はスイッチに当たらないため検知できないという課題
があった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めの洗濯機を提供するものである。本発明の第1の目的
は、危険な振動が発生する前に槽内の重量不均等を検知
する機能を有する洗濯機を提供するものである。
【0007】本発明の第2の目的は、機械的な設計の手
間が少なく、アルゴリズム処理で外槽の外枠への衝突検
知を行う機能を有する洗濯機を提供するものである。
【0008】本発明の第3の目的は、縦方向の異常振動
検知を行う機能を有する洗濯機を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、洗濯機の外枠と、洗濯物及
び脱水を行う槽を内包しサスペンションを介して外枠に
防振支持された外槽と、槽内を撹拌する撹拌翼と、槽及
び撹拌翼を回転させる回転手段と、サスペンションにか
かる力を測定する検知手段と、この検知手段からのデー
タを処理し洗濯機の洗濯・すすぎ・脱水の各工程の制御
を行う工程制御部を備え、通常回転より低い回転速度で
槽を回転し、このときの検知手段の観測値の極大値・極
小値を極値演算部で算出し、この極値演算部から得られ
る極大値と極小値の差が所定値より大きい場合は、槽内
の重量が不均等であると判断し不均等解除の工程に入
り、所定値より小さい場合は、そのまま脱水工程にはい
る制御を行う構成とする。
【0010】本発明の第2の目的を達成するための第2
の手段は、脱水工程中に、極値演算部から得られる極大
値と極小値の差及びそれらの値の生ずる時間間隔が所定
値より大きい場合は、外槽が外枠に衝突したと検知する
衝突検知部を備えた構成とする。
【0011】本発明の第3の目的を達成するための第3
の手段は、通常回転より低い回転速度で槽を回転し、こ
のときの検知手段の観測値の極大値・極小値を極値演算
部で算出し、この極値演算部から得られる極大値と極小
値の差及びそれらの値の生ずる時間間隔が所定値より大
きい場合は、槽の縦振動が発生していると判断する構成
とする。
【0012】
【作用】第1の手段によれば、サスペンションにかかる
力を測定する検知手段で得られた観測値から極大値・極
小値を算出し、重量不均等検知部で槽内の重量不均等量
を判断することにより、危険な振動を起こさずに槽内の
重量不均等量を検知することができる。
【0013】第2の手段によれば、サスペンションにか
かる力を測定する検知手段で得られた観測値から極大値
・極小値を算出し、衝突検知部で外槽の外枠への衝突を
判断することで、機械的なスイッチのような機械的設計
の手間が少なく、しかも衝突検知を行うことができる。
【0014】第3の手段によれば、サスペンションにか
かる力を測定する検知手段で得られた観測値から極大値
・極小値を算出し、縦振動検知部で縦方向の異常振動を
判断することで、危険な縦方向の異常振動検知を行うこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について添付図
面をもとに説明する。
【0016】まず、図1を用いて全体の動作についての
説明を行う。図1において、1は洗濯物や洗濯に供する
水を入れる脱水槽、2は脱水槽1を外包し水を貯めるた
めの外槽、3は脱水槽1および外槽2に給水を行う給水
手段、4は洗濯を行うための撹拌翼、5は槽1および撹
拌翼4を回転させる回転手段、6は槽1および外槽2内
の水を排出する排水手段、7は外槽2を吊り下げるため
のサスペンション、8は外槽2をサスペンション7を介
して支持する外枠、9はサスペンションにかかる力を測
定する検知手段、10は前記検知手段の観測値の極大値
・極小値を算出する極値演算部、11は前記極値演算部
から得られるデータを基に前記槽内の重量不均等量を検
知する重量不均等検知部、12は前記給水手段3や前記
回転手段5や前記排水手段6や前記検知手段9や前記極
値演算部10や前記重量不均等検知部11を制御し洗濯
・すすぎ・脱水の各工程を行う工程制御部である。な
お、給水手段3および排水手段6には電磁弁、回転手段
5には槽1および撹拌翼4への動力伝達機構を備えたモ
ータ、極値演算部10,重量不均等検知部11,工程制
御部12にはマイクロコンピュータを用いることでこの
構成を容易に実現できる。
【0017】以上のような構成を持つ洗濯機は、洗濯物
が投入され、使用者の指示で洗濯工程が開始されると、
工程制御部12は給水手段3を開き、所定の水量になる
まで槽1および外槽2に給水を行う。給水が終了する
と、工程制御部12は回転手段5により撹拌翼4を回転
させ、所定時間の洗濯を行う。洗濯工程が終了すると、
工程制御部12は排水手段6により排水を行った後、槽
1を回転手段5により回転させて脱水工程を行う。脱水
工程が終了すると、工程制御部1は洗濯工程と同様の動
作ですすぎ工程を行い、再び脱水工程を行って洗濯を終
了する。
【0018】次に脱水工程において行われる重量不均等
検知について説明する。まず、図2を用いて、検知手段
9の構成について説明する。図2は検知手段9の概略構
成図である。図2において、7は外槽2を支持するサス
ペンション、21はサスペンション7にかかる力によっ
て伸縮するバネ、22はバネ21を保持し外枠の支持部
に支えられているバネ受け、23はサスペンション7に
かかる力をバネ21に伝えるためのバネ押さえ、24は
バネ押さえ23をサスペンション7に対して固定するた
めの留め具、25はバネ押さえ24に固定されサスペン
ション7に対し水平に赤外光を発射する発光素子、26
は発光素子25の真下の位置にバネ受け22で固定され
た受光素子である。
【0019】発光素子25および受光素子26は、図3
(a)に示すような回路を構成し、バネ21がサスペン
ション7にかかる力により伸縮することで出力電圧Vを
変化させる。サスペンション7にかかる力と出力電圧V
の関係を図3(b)に示す。このように検知手段9は出
力電圧Vとしてサスペンション7にかかる力を検知する
ことができる。
【0020】次に重量不均等検知について具体的に説明
する。脱水工程を開始する前に工程制御部12は、回転
手段5を用いて、外槽2が揺れないような強さで槽1を
ゆっくり一定の速さで360゜回転させる。この時、槽
1内に大きな重量不均等があれば、検知手段9の設置さ
れた付近を通過する時、バネ21は大きく縮み検知手段
9の出力は大きくなる。よって、槽1内の重量不均等量
により図4(a),(b),(c)のような特性が得ら
れる。極値演算部10では、このような出力特性から極
大値,極小値の算出を行う(図5)。重量不均等検知部
11では、ここで得られた極大値,極小値の差を演算
し、予めROMに記憶された所定値と比較することによ
り、槽1内の重量不均等が危険な振動を発生するかどう
かを判断し、所定値より重量不均等が大きいと判断した
場合は、工程制御部12に報知する。ここでの所定値
は、「大きな重量不均等があると、対角線上にあるサス
ペンション7の一方のバネは大きく縮み、一方のバネは
大きく伸びる。重量不均等が回転すると、バネの伸縮位
置も回転するため、サスペンション7のバネは重量不均
等の回転に連れて伸び縮みを繰り返す。よって、回転数
が高くなっていくと、サスペンション7のバネの伸縮は
助長され、共振現象を起こして外枠8に外槽21が激突
するような危険な振動となる。そして、そのピークの大
きさは、発生原因である槽1内の重量不均等の大きさに
比例する」という危険な振動の発生メカニズムの持つ特
性から決められた値である。よって、ここで極大値,極
小値の差が所定値以下であった場合は、脱水工程を開始
し、極大値,極小値の差が所定値より大きかった場合
は、工程制御部12は、給水手段3を開き槽1に所定量
の水を入れ、撹拌翼4を回転手段5により回転させ重量
不均等をほぐした後、再び重量不均等検知を行う。
【0021】図5に示した極値演算部10の動作につい
て説明する。極値演算が開始されると、まず、検知手段
9の出力が上昇しているかどうかを示す上昇フラグを
1,極大値確定フラグ,極小値確定フラグを0にし、比
較値(検知手段9から得られる観測値と比較するための
1サンプル前の観測値),極大値カウンタ,極大値観測
時間,極小値カウンタおよび極小値観測時間を0に初期
化する(STEP1)。次に、サンプリングタイムが経過し
たら検知手段9の出力電圧を取得し(STEP2)、上昇フ
ラグに基づき極大値検知または、極小値検知を行う(ST
EP3)。極大値検知の場合、観測値の方が比較値より大
きい場合(STEP4)は、まだ検知手段9の出力は上昇中
であるので、比較値を更新して(STEP5)再び観測値を
取得する。STEP4で観測値が比較値より小さくなった場
合は、極大値,極大値カウンタおよびその時の時間を更
新し(STEP6)、各フラグの更新を行う(STEP7)。ま
た、極小値検知の場合も極大値検知と同様の動作が行わ
れる(STEP8〜STEP11)。極大値確定フラグおよび極小
値確定フラグが共に1になった場合に、極値検知は終了
する(STEP12)。なお、極値検知が何度も行われる場
合、極値検知はSTEP2から開始される。この時は、極大
値カウンタで極値の取得回数およびその時の時間を参照
できる。
【0022】以上のような動作により、脱水工程を開始
する前に、槽をゆっくり定速回転させて槽内重量不均等
検知を行うことで、危険な振動を起こさずに槽内の重量
不均等を検知する機能を有する洗濯機を提供することが
できる。
【0023】なお、本実施例では、サスペンションから
受ける力を測定するために受発光素子を用いたが、磁性
体をコイルに挿入することで生じるインダクタンス変化
を用いたりしても構わないことは言うまでもない。
【0024】次に本発明の第2の実施例について添付図
面を基に説明する。なお、第1の発明と同一部分は同一
符号をつけて説明を省略する。図6において、61は前
記極値演算部10から得られるデータを基に前記外槽2
が前記外枠8に衝突したことを検知する衝突検知部、6
2は前記給水手段3や前記回転手段5や前記排水手段6
や前記検知手段9や前記極値演算部10や前記重量不均
等検知部11や前記衝突検知部62を制御し洗濯・すす
ぎ・脱水の各工程を行う工程制御部である。なお、工程
制御部62は敢えて説明する部分以外は工程制御部12
と同じ動作をするもとのとする。なお、衝突検知部6
1,工程制御部62にはマイクロコンピュータを用いる
ことにより容易にこの構成を実現できる。
【0025】脱水工程において、工程制御部62は第1
の実施例と同様の動作で、脱水工程開始前に槽1内の重
量不均等の検知を行う。しかしながら、脱水工程開始前
には、重量不均等がなくても、槽1内の布の分布状態に
よっては、槽1が高速脱水回転を開始した後に、布が遠
心力によって移動することで重量不均等を生じる場合が
ある。この時生じた重量不均等により、外槽2が外枠8
に衝突した時の検知手段9の出力を図7に示す。この特
性は、衝突により外槽2が回転しながら揺れるために生
じる。衝突検知部61は、極値演算部10の出力を監視
し、極大値と極小値の差と、極値が生じる時間間隔(極
大値確定時間および極小値確定時間の間隔)を演算し,
ノイズなどによる誤検知のないように、ROM内に記憶
されている所定値と比較することにより衝突検知を行
う。ここで、極大値と極小値の差が大きくても、極値の
時間間隔が、所定値より小さい場合にはノイズであると
みなして検知を行わず、極大値,極小値の差および極値
の時間間隔がいずれも所定値より大きい場合に衝突検知
を行う。なお、この衝突検知を行うための所定値は、外
槽2が外枠8に衝突した場合のデータを取得して設定す
るだけでよい。よって、機械的なスイッチを設計する場
合に生じる、軽く衝突した時に検知をしないよう外槽2
とスイッチの距離を設定する時などに生じる試行錯誤的
な設計の手間が少なく、アルゴリズム処理で外槽の外枠
への衝突検知を行う機能を有する洗濯機を提供すること
ができる。
【0026】次に本発明の第3の実施例について添付図
面を基に説明する。なお、第1の発明と同一部分は同一
符号をつけて説明を省略する。図8において、81は前
記極値演算部10から得られるデータを基に前記外槽2
が縦振動を起こしたことを検知する縦振動検知部、82
は前記給水手段3や前記回転手段5や前記排水手段6や
前記検知手段9や前記極値演算部10や前記重量不均等
検知部11や前記縦振動検知部81を制御し洗濯・すす
ぎ・脱水の各工程を行う工程制御部である。なお、工程
制御部82は敢えて説明する部分以外は工程制御部12
と同じ動作をするもとのとする。なお、縦振動検知部8
1,工程制御部82にはマイクロコンピュータを用いる
ことにより容易にこの構成を実現できる。
【0027】脱水工程において、工程制御部82は第1
の実施例と同様の動作で、脱水工程開始前に槽1内の重
量不均等の検知を行う。この時、図9のように、タオル
ケットのような布が鉛直方向片側によっていて、しかも
反対側に布の塊がある場合には、重量不均等が槽1内に
は存在しないため重量不均等の検知はできない。しかし
ながら、このような状況で脱水を行った場合、筐体と共
振を起こし、タオルケットが鉛直片側に寄っているため
高い位置に存在する重心(図9)を中心に、矢印で示す
ような方向への危険な縦振動を起こすことがある。
【0028】この時の検知手段9の出力特性を図10に
示す。縦振動検知部81は、極値演算部10の出力を監
視し、極大値と極小値の差と、極値が生じる時間間隔
(極大値確定時間および極小値確定時間の間隔)を演算
し,ノイズなどによる誤検知のないように、ROM内に
記憶されている所定値と比較することにより縦振動検知
を行う。ここで、極大値と極小値の差が大きくても、極
値の時間間隔が、所定値より小さい場合にはノイズであ
るとみなして検知を行わず、極大値,極小値の差および
極値の時間間隔がいずれも所定値より大きい場合に縦振
動検知を行う。なお、この縦振動検知を行うための所定
値は、図9に示したような条件で、縦方向の異常振動を
人為的に起こさせた時の検知手段9の示す出力値から決
定することで簡単に設定できる。
【0029】以上のような動作により、従来の機械的な
スイッチでは検知不可能な縦方向の異常振動検知を行う
機能を有する洗濯機を提供することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明した発明の効果を以下に述べ
る。
【0031】本発明の第1の手段によれば、サスペンシ
ョンにかかる力を測定する検知手段で得られた観測値か
ら極大値・極小値を算出し、重量不均等検知部で槽内の
重量不均等量を判断することにより、危険な振動を起こ
さずに槽内の重量不均等量を検知することができる。
【0032】本発明の第2の手段によれば、サスペンシ
ョンにかかる力を測定する検知手段で得られた観測値か
ら極大値・極小値を算出し、衝突検知部で外槽の外枠へ
の衝突を判断することで、機械的なスイッチのような機
械的設計の手間が少なく、しかも衝突検知を行うことが
できる。
【0033】本発明の第3の手段によれば、サスペンシ
ョンにかかる力を測定する検知手段で得られた観測値か
ら極大値・極小値を算出し、縦振動検知部で縦方向の異
常振動を判断することで、危険な縦方向の異常振動検知
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す洗濯機の構成図
【図2】同洗濯機の実施例を示す検知手段の構成図
【図3】同検知手段の特性を説明する図
【図4】同検知手段の出力特性を示す図
【図5】同検知手段の極値検知部の動作を説明するフロ
ーチャート
【図6】本発明の第2の実施例を示す洗濯機の構成図
【図7】同検知手段の出力特性を示す図
【図8】本発明の第3の実施例を示す洗濯機の構成図
【図9】同洗濯機における布の状態を示す図
【図10】同洗濯機における検知手段の出力特性を示す
【符号の説明】
1 槽 2 外槽 3 給水手段 4 撹拌翼 5 回転手段 6 排水手段 7 サスペンション 8 外枠 9 検知手段 10 極値演算部 11 重量不均等検知部 12 工程制御部 21 バネ 22 バネ受け 23 バネ押さえ 24 留め具 25 発光素子 26 受光素子 61 衝突検知部 62 工程制御部 81 縦振動検知部 82 工程制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 信二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石丸 直昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中谷 直史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機の外枠と、洗濯物及び脱水を行う
    槽を内包しサスペンションを介して外枠に防振支持され
    た外槽と、槽内を撹拌する撹拌翼と、槽及び撹拌翼を回
    転させる回転手段と、サスペンションにかかる力を測定
    する検知手段と、この検知手段からのデータを処理し洗
    濯機の洗濯・すすぎ・脱水の各工程の制御を行う工程制
    御部を備え、通常回転より低い回転速度で槽を回転し、
    このときの検知手段の観測値の極大値・極小値を極値演
    算部で算出し、この極値演算部から得られる極大値と極
    小値の差が所定値より大きい場合は、槽内の重量が不均
    等であると重量不均等検知部で判断し不均等解除の工程
    に入り、所定値より小さい場合は、そのまま脱水工程に
    はいる制御を行う洗濯機。
  2. 【請求項2】 脱水工程中に、極値演算部から得られる
    極大値と極小値の差及びそれらの値の生ずる時間間隔が
    所定値より大きい場合は、外槽が外枠に衝突したと検知
    する衝突検知部を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の洗濯機。
  3. 【請求項3】 通常回転より低い回転速度で槽を回転
    し、このときの検知手段の観測値の極大値・極小値を極
    値演算部で算出し、この極値演算部から得られる極大値
    と極小値の差及びそれらの値の生ずる時間間隔が所定値
    より大きい場合は、槽の縦振動が発生していると判断す
    る請求項1記載の洗濯機。
JP6240074A 1994-10-04 1994-10-04 洗濯機 Pending JPH08103592A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008512692A (ja) * 2004-09-10 2008-04-24 シエフレル・コマンデイトゲゼルシヤフト 光センサ装置を持つ測定装置及び測定装置による測定方法
CN108922561A (zh) * 2018-06-04 2018-11-30 平安科技(深圳)有限公司 语音区分方法、装置、计算机设备及存储介质
CN114086359A (zh) * 2018-08-24 2022-02-25 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机的控制方法

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