JPH081032Y2 - 手持式浄水器 - Google Patents
手持式浄水器Info
- Publication number
- JPH081032Y2 JPH081032Y2 JP1990049291U JP4929190U JPH081032Y2 JP H081032 Y2 JPH081032 Y2 JP H081032Y2 JP 1990049291 U JP1990049291 U JP 1990049291U JP 4929190 U JP4929190 U JP 4929190U JP H081032 Y2 JPH081032 Y2 JP H081032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water purification
- elastic tank
- water purifier
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は手持式浄水器に係り、簡単な構成により、浄
水フィルターからの清澄水の絞り出しと、浄水フィルタ
ーの逆洗ができるようにしたものである。
水フィルターからの清澄水の絞り出しと、浄水フィルタ
ーの逆洗ができるようにしたものである。
（従来の技術） 旅行や行楽などに手軽に携行できる手持式浄水器とし
て、実公昭59-24397号公報に開示されたものが知られて
いる。このものは、原水タンクの上部に蛇腹手段を設
け、この蛇腹手段を押圧することにより、タンクに貯溜
された原水を加圧して、浄水部から清澄水を絞り出すよ
うにしたものである。
て、実公昭59-24397号公報に開示されたものが知られて
いる。このものは、原水タンクの上部に蛇腹手段を設
け、この蛇腹手段を押圧することにより、タンクに貯溜
された原水を加圧して、浄水部から清澄水を絞り出すよ
うにしたものである。
（考案が解決しようとする課題） ところが上記蛇腹手段は大形であって携行や収納保管
には不便であり、また蛇腹手段を繰り返し拡縮させる間
に蛇腹部が破損して気密性が低下しやすく、更には構造
が複雑で高価になりやすい問題があった。また、携行や
収納保管時において、浄水部に雑菌，ごみ類が付着して
不衛生になりやすかった。また浄水部には、長期間使用
する間に原水中のカルキ等の不純物が次第に付着するた
め、適宜逆洗するなどして洗浄する必要があるが、上記
従来のものは浄水部を手軽に洗浄しにくい問題があっ
た。
には不便であり、また蛇腹手段を繰り返し拡縮させる間
に蛇腹部が破損して気密性が低下しやすく、更には構造
が複雑で高価になりやすい問題があった。また、携行や
収納保管時において、浄水部に雑菌，ごみ類が付着して
不衛生になりやすかった。また浄水部には、長期間使用
する間に原水中のカルキ等の不純物が次第に付着するた
め、適宜逆洗するなどして洗浄する必要があるが、上記
従来のものは浄水部を手軽に洗浄しにくい問題があっ
た。
そこで本考案は、上記従来のものの問題点を解消した
浄水器を提供することを目的とする。
浄水器を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） このために本考案は、原水を貯溜する弾性タンク２
と、浄水フィルター８を備えた浄水部３とから成り、こ
の浄水部３を上記弾性タンク２の開口部４に反転自在に
装着し、上記弾性タンク２内に位置する収納状態と上記
弾性タンク２から外方に突出する突出状態とに状態を変
化させたものである。
と、浄水フィルター８を備えた浄水部３とから成り、こ
の浄水部３を上記弾性タンク２の開口部４に反転自在に
装着し、上記弾性タンク２内に位置する収納状態と上記
弾性タンク２から外方に突出する突出状態とに状態を変
化させたものである。
（作用） 上記構成において、弾性タンク２に原水を注入して、
浄水部３を正向きに装着し、弾性タンクを把持して圧縮
する。すると浄水フィルター８により不純物が吸着除去
された清澄水は浄水部３から絞り出される。また浄水部
３を反転させ逆向きに装着し、弾性タンク２を把持して
圧縮する。すると原水は浄水部３を逆向きに流れ浄水フ
ィルター８は逆洗される。またこのとき浄水使用状態
（第２図）と逆洗使用状態（第１図）とが明らかに異な
り、使用者がその使用状態を混同しない。
浄水部３を正向きに装着し、弾性タンクを把持して圧縮
する。すると浄水フィルター８により不純物が吸着除去
された清澄水は浄水部３から絞り出される。また浄水部
３を反転させ逆向きに装着し、弾性タンク２を把持して
圧縮する。すると原水は浄水部３を逆向きに流れ浄水フ
ィルター８は逆洗される。またこのとき浄水使用状態
（第２図）と逆洗使用状態（第１図）とが明らかに異な
り、使用者がその使用状態を混同しない。
（実施例） 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明す
る。
る。
第１図及び第２図において、１は手持式浄水器であ
り、この浄水器１は原水を貯溜する弾性タンク２と、浄
水部３から成っている。弾性タンク２は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、塩化ビニールのような弾性材によ
り容器状若しくはチューブ状に形成されており、その上
部には上記浄水部３を着脱自在に装着する開口部４が形
成されている。５はキャップである。
り、この浄水器１は原水を貯溜する弾性タンク２と、浄
水部３から成っている。弾性タンク２は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、塩化ビニールのような弾性材によ
り容器状若しくはチューブ状に形成されており、その上
部には上記浄水部３を着脱自在に装着する開口部４が形
成されている。５はキャップである。
浄水部３は、筒状のカートリッヂ６の上部に、活性炭
のような浄水材７を収納し、その下部に中空糸膜フィル
ターのような浄水フィルター８を収納して構成されてい
る。９はメッシュである。カートリッヂ６の上部にはね
じから成る嵌合手段10が形成されており、また上記開口
部４には、この嵌合手段10が螺合するねじ部11が形成さ
れている。12はコップである。
のような浄水材７を収納し、その下部に中空糸膜フィル
ターのような浄水フィルター８を収納して構成されてい
る。９はメッシュである。カートリッヂ６の上部にはね
じから成る嵌合手段10が形成されており、また上記開口
部４には、この嵌合手段10が螺合するねじ部11が形成さ
れている。12はコップである。
携行時や収納保管時には、第１図に示すように、浄水
部３を逆向きにし、弾性タンク２内に装入して嵌合手段
10をねじ部11に螺合する。また浄水するときは、浄水部
３を取りはずして弾性タンク２に原水を注入し、第２図
に示すように浄水部３を正向きにして開口部４に装着
（浄水使用状態）する。この状態で弾性タンク２を強く
把持して圧縮すれば、原水は浄水部３を通過し、浄水材
７や浄水フィルター８に不純物が吸着除去された清澄水
は、浄水部３から絞り出される。
部３を逆向きにし、弾性タンク２内に装入して嵌合手段
10をねじ部11に螺合する。また浄水するときは、浄水部
３を取りはずして弾性タンク２に原水を注入し、第２図
に示すように浄水部３を正向きにして開口部４に装着
（浄水使用状態）する。この状態で弾性タンク２を強く
把持して圧縮すれば、原水は浄水部３を通過し、浄水材
７や浄水フィルター８に不純物が吸着除去された清澄水
は、浄水部３から絞り出される。
繰り返し使用する間に、浄水材７や浄水フィルター８
には次第に不純物が付着し、浄水能力が低下する。そこ
で第１図に示すように浄水部３を逆向きに装着（逆洗使
用状態）し、弾性タンク２を圧縮する。すると原水は先
程と逆向きに流れて浄水材７や浄水フィルター８は逆洗
される。
には次第に不純物が付着し、浄水能力が低下する。そこ
で第１図に示すように浄水部３を逆向きに装着（逆洗使
用状態）し、弾性タンク２を圧縮する。すると原水は先
程と逆向きに流れて浄水材７や浄水フィルター８は逆洗
される。
このようにこの浄水器１は、浄水部３の装着の向きを
正逆に変えることにより、通常の浄水と逆洗とを手軽に
行うことができる。また浄水部３を弾性タンク２に装入
すれば、小型コンパクトとなって携行や収納保管に便利
であり、且つ浄水部３は弾性タンク２に保護されること
から、器物の衝突による破損や、浄水フィルター８にご
み類が付着して汚れるのを防止できる。
正逆に変えることにより、通常の浄水と逆洗とを手軽に
行うことができる。また浄水部３を弾性タンク２に装入
すれば、小型コンパクトとなって携行や収納保管に便利
であり、且つ浄水部３は弾性タンク２に保護されること
から、器物の衝突による破損や、浄水フィルター８にご
み類が付着して汚れるのを防止できる。
（考案の効果） 以上説明したように本考案は、原水を貯溜する弾性タ
ンク２と、浄水フィルター８を備えた浄水部３とから成
り、この浄水部３を上記弾性タンク２の開口部４に反転
自在に装着し、上記弾性タンク２内に位置する収納状態
と上記弾性タンク２から外方に突出する突出状態とに状
態を変化させているので、 構成がきわめて簡単であって、携行や保管収納に便利
な小型コンパクトな浄水器１を構成できる。
ンク２と、浄水フィルター８を備えた浄水部３とから成
り、この浄水部３を上記弾性タンク２の開口部４に反転
自在に装着し、上記弾性タンク２内に位置する収納状態
と上記弾性タンク２から外方に突出する突出状態とに状
態を変化させているので、 構成がきわめて簡単であって、携行や保管収納に便利
な小型コンパクトな浄水器１を構成できる。
浄水フィルター８が汚れた場合には、手軽に浄水フィ
ルター８を逆洗することができる。
ルター８を逆洗することができる。
携行や収納保管時に浄水部３が弾性タンク２内に収納
されるため、器物の衝突による破損や浄水フィルター８
に雑菌，ごみ類が付着して汚れるのを防止できる。
されるため、器物の衝突による破損や浄水フィルター８
に雑菌，ごみ類が付着して汚れるのを防止できる。
浄水時と逆洗時の使用状態が明らかに異なるため、使
用者が浄水か逆洗水かをはっきり認識でき、誤飲を確実
に防止できる。
用者が浄水か逆洗水かをはっきり認識でき、誤飲を確実
に防止できる。
図は本考案の実施例を示すものであって、第１図及び第
２図は浄水器の断面図である。 １……手持式浄水器 ２……弾性タンク ３……浄水部 ４……開口部 ８……浄水フィルター
２図は浄水器の断面図である。 １……手持式浄水器 ２……弾性タンク ３……浄水部 ４……開口部 ８……浄水フィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 1/28 Ｇ 1/44 Ｃ 9538−4Ｄ
Claims (1)
- 【請求項１】原水を貯溜する弾性タンク２と、浄水フィ
ルター８を備えた浄水部３とから成り、この浄水部３を
上記弾性タンク２の開口部４に反転自在に装着し、上記
弾性タンク２内に位置する収納状態と上記弾性タンク２
から外方に突出する突出状態とに状態を変化させたこと
を特徴とする手持式浄水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990049291U JPH081032Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 手持式浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990049291U JPH081032Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 手持式浄水器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH049694U JPH049694U (ja) | 1992-01-28 |
| JPH081032Y2 true JPH081032Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31566851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990049291U Expired - Fee Related JPH081032Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 手持式浄水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081032Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5412921B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2014-02-12 | 東レ株式会社 | 携帯型浄水装置 |
| JP2020110735A (ja) * | 2017-05-10 | 2020-07-27 | ベーシック株式会社 | 携帯型浄水器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5924397Y2 (ja) * | 1978-08-28 | 1984-07-19 | 株式会社クラレ | 簡易浄水器 |
| JPS61238391A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 濾過器 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP1990049291U patent/JPH081032Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH049694U (ja) | 1992-01-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |