JPH08102776A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH08102776A
JPH08102776A JP6261121A JP26112194A JPH08102776A JP H08102776 A JPH08102776 A JP H08102776A JP 6261121 A JP6261121 A JP 6261121A JP 26112194 A JP26112194 A JP 26112194A JP H08102776 A JPH08102776 A JP H08102776A
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JP
Japan
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circuit
channel
broadcast
muting
signal
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JP6261121A
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Inventor
Hiroshi Iida
広志 飯田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/72502Cordless telephones with one base station connected to a single line
    • H04M1/72505Radio link set-up procedures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラジオ受信機が一体化されているコードレス
電話機において、ラジオ受信機に与えるスプリアス妨害
を無視できるようにする。 【構成】 コードレス電話機の親機1に、子機からの上
りチャンネルの電波を受信して子機からの音声信号を電
話回線LNに送り出すための受信回路21と、電話回線LN
からの相手の音声信号を下りチャンネルの電波に変換し
て子機に送信するための送信回路22とを設ける。親機
1に、放送を受信する受信回路12と、この放送の受信
した放送の音声信号にミューティングを行うミューティ
ング回路13とを設ける。上りチャンネルの電波あるい
は下りチャンネルの電波が、放送の受信回路12にスプ
リアス妨害を与える期間には、ミューティング回路13
において、放送の音声信号をミューティングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ラジオ受信機を内蔵
したコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】ベッドサイドなどに置いて使用する場合
に好適なコードレス電話機として、ラジオ受信機を内蔵
したものがある。
【0003】図4は、そのようなラジオ付きコードレス
電話機の一例を示す。そして、この図においては、子機
が、親機の充電位置に置かれている状態を示すもので、
1はその親機、2は子機である。
【0004】そして、親機1において、11は伸縮式の
アンテナ、15はスピーカ、16は同調つまみ、17は
ダイヤル周波数の表示部、各種の操作キーである。この
場合、アンテナ11はコードレス電話機としての送受信
用アンテナと、ラジオ受信機のFM受信用アンテナとを
兼ねているが、手段15〜18は、ラジオ放送の受信お
よび聴取用のものである。なお、放送の受信バンドは、
アメリカ向けの場合、530kHz〜1610kHzのAM放送
と、87.6MHz〜108MHzのFM放送とされている。
【0005】また、この例においては、親機1は、コー
ドレス電話機としては、電話回線(図示せず)と子機2
とを接続する機能だけを有するもので、このため、操作
キー18は、受信機としての動作、例えば電源のオン・
オフ、スリープ機能のオン・オフ、目覚まし機能のオン
・オフなどを制御するキーだけとされている。
【0006】さらに、子機2は、図示はしないが、送話
器、受話器、発呼や着呼を行うための外線キー、ダイヤ
ルキーなどを有している。
【0007】したがって、このようなコードレス電話機
によれば、ふだんはラジオ受信機として使用することが
できるとともに、コードレス電話機としての長所も生か
すことができ、例えば寝室でベッドサイドにおいて使用
するとき、便利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、日
本における微弱タイプのコードレス電話機やアメリカ向
けのコードレス電話機において、親機と子機との間で使
用されるチャンネルの周波数、すなわち、親機と子機と
の間で送受信されるFM信号のキャリア周波数は、図5
に示すとおりであり、その第2高調波の周波数も、図5
に示すとおりとなる。
【0009】したがって、その第2高調波は、上記した
FM放送の放送バンド内に位置することになり、FM放
送を聴いているときに、着呼などにより通話を行うと、
FM放送の受信周波数と第2高調波の周波数とが一致あ
るいは近接してしまうことがあり、この結果、FM放送
の受信に妨害、すなわち、スプリアス妨害を与え、スピ
ーカ15からは不快な音が出力されてしまう。
【0010】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、コードレス電話機の親機1において、子機2からの
上りチャンネルの電波を受信して子機からの音声信号を
電話回線LNに送り出すための受信回路21と、電話回線
LNからの相手の音声信号を下りチャンネルの電波に変換
して子機2に送信するための送信回路22と、放送を受
信する受信回路12と、この放送の受信した放送の音声
信号にミューティングを行うミューティング回路13と
を設ける。そして、上りチャンネルの電波あるいは下り
チャンネルの電波が、放送の受信回路12にスプリアス
妨害を与える期間には、ミューティング回路13におい
て、放送の音声信号をミューティングするようにしたも
のである。
【0012】
【作用】発呼時、着呼時あるいは通話時には、放送の音
声信号にミューティングがかかり、スプリアス妨害によ
るノイズ音はスピーカから出力されなくなる。
【0013】
【実施例】図1は、この発明によるコードレス電話機の
親機1の一例を示し、10はそのラジオ受信部、20は
コードレス電話部、30はシステム制御用のマイクロコ
ンピュータ、40は電源回路を示す。
【0014】そして、受信部10において、12はスー
パーヘテロダイン方式に構成されたFM放送およびAM
放送の受信回路、13はミューティング回路である。な
お、この例においては、受信回路11は、バンド切り換
えスイッチ(図示せず)によりFM放送とAM放送との
バンド切り換えを行うとともに、いわゆるバリコンによ
り選局を行うものである。
【0015】そして、放送の受信時には、その放送の電
波が、アンテナ11により受信されて受信回路12に供
給され、目的とする放送波信号が選択されるとともに、
その放送波信号からオーディオ信号が復調され、この復
調されたオーディオ信号が、ミューティング回路13お
よび低周波アンプ14を通じてスピーカ15に供給され
る。
【0016】また、コードレス電話部20において、2
1はスーパーヘテロダイン方式に構成された受信回路、
22は送信回路、23は4線/2線変換回路、24は回
線の補捉・開放を行うNCUである。
【0017】そして、コードレス電話機としての使用時
には、子機2からの上りチャンネルのFM信号が、アン
テナ11により受信されて受信回路21に供給され、受
信回路21からは子機2からの音声信号が取り出され、
その音声信号が、変換回路23およびNCU24を通じ
て電話回線LNに送り出される。また、受信回路21から
取り出されたデータは、マイクロコンピュータ30に供
給される。
【0018】さらに、回線LNからの相手の音声信号が、
NCU24および変換回路23を通じて送信回路22に
供給されて下りチャンネルのFM信号に変換され、この
FM信号がアンテナ11に供給されて子機2へと送信さ
れる。したがって、子機2により、親機1を通じて相手
と通話を行うことができる。
【0019】また、マイクロコンピュータ30には、操
作キー31の出力が供給されるとともに、マイクロコン
ピュータ30から受信回路21および送信回路22に、
これらの使用するチャンネルを設定するデータが供給さ
れる。
【0020】さらに、電源回路40において、商用交流
電圧から所定の直流電圧が形成され、この直流電圧が、
送信回路22を除く各回路に、それらの動作電圧として
供給されるとともに、この電源回路40の出力端と、送
信回路22の電源ラインとの間に、スイッチ用のトラン
ジスタ41のエミッタ・コレクタ間が直列接続される。
また、マイクロコンピュータ30の第1の出力ポートOU
T1から、通話時などのように下りチャンネルのFM信号
を送信する期間に“L”レベルとなり、送信しない期間
には“H”レベルとなる送信制御信号DETXが取り出さ
れ、この信号DETXがトランジスタ41のベースに供給さ
れる。
【0021】また、マイクロコンピュータ30の第2の
出力ポートOUT2から、オフフック時には“L”レベルと
なり、オンフック時には“H”レベルとなる制御信号HC
TLが取り出され、この信号HCTLがNCU24に供給され
る。
【0022】さらに、マイクロコンピュータ30からの
信号DETX、HCTLが、ダイオードにより構成されたアンド
回路32に供給され、そのアンド出力信号SMTがミュー
ティング回路13にその制御信号として供給され、SMT
=“L”のときミューティングがオンとなるようにされ
る。
【0023】このような構成によれば、待機モードのと
き、着呼があると、これを子機2に通知するため、DETX
=“L”となる。すると、これにより、トランジスタ4
1がオンとなって送信回路22が通電され、下りチャン
ネルのFM信号の送信が許可される。そして、以後、親
機1と子機2との間で所定のプロトコルが実行されて子
機2が親機1にチャンネルを通じて接続されると、HCTL
=“L”となってNCU24がオフフック状態とされ
る。したがって、以後、子機1を使用して着呼を与えた
相手と通話を行うことができる。
【0024】一方、待機モードのとき、子機1に発呼の
要求があり、これが上りチャンネルのFM信号により送
信されてくると、受信回路21は常に通電されていて子
機1からの要求をモニタしているので、その発呼要求に
したがって、DETX=“L”となる。したがって、以後、
着呼時と同様、送信回路22により下りチャンネルのF
M信号の送信が許可され、子機2と親機1との間で所定
のプロトコルが実行されて子機2が親機1にチャンネル
を通じて接続され、さらに、HCTL=“L”となってNC
U24がオフフック状態とされる。したがって、以後、
子機1から相手の電話番号をダイヤルするれば、その電
話番号にしたがったダイヤル信号が、親機1から回線LN
に送り出され、相手が電話に出れば、その相手と通話を
行うことができる。
【0025】さらに、通話を終了したとき、子機2のキ
ーを操作して終話を入力すると、これが親機1に通知さ
れ、DETX=“H”となってトランジスタ41はオフとな
り、これにより送信回路22の送信は禁止される。こう
して、親機1は待機モードとなる。
【0026】そして、以上の着呼や発呼、あるいは通話
が行われている場合、ラジオ部10によりFM放送を受
信しているとしても、DETX=“L”となって送信回路2
2の送信が許可されると、DETX=“L”となることによ
り、SMT=“L”となってミューティング回路13のミ
ューティングがオンとなっている。
【0027】あるいは、HCTL=“L”になってNCU2
4がオフフック状態になっているときも、SMT=“L”
となってミューティング回路13のミューティングがオ
ンとなっている。
【0028】したがって、下りチャンネルのFM信号や
上りチャンネルのFM信号のスプリアス波によりラジオ
部10に対してスプリアス妨害があっても、このとき、
ラジオ部10にはミューティングがかかっているので、
その妨害音がスピーカ15から出力されることがない。
【0029】また、このコードレス電話機をベッドサイ
ドで使用するような場合は、子機2を親機1のそばで使
用することになるが、通話時、ラジオ部10にミューテ
ィングがかかるので、スピーカ15から音声が出力され
て通話の妨げとなることがない。さらに、ミューティン
グ回路13は、FM放送の局間のリミッタノイズを避け
るためのものを兼用することができ、ローコストであ
る。
【0030】図2に示す例においては、受信部10がシ
ンセサイザ方式とされている場合であり、子機1との間
にチャンネルを開くとき、FM放送の受信にスプリアス
妨害を与えないようなチャンネルを選択するようにした
場合である。
【0031】すなわち、図2において、60はシンセサ
イザ方式に構成されたFM受信部を示し、アンテナ11
からのFM放送波信号が、電子同調方式のアンテナ同調
回路62に供給されて目的とする周波数fRXの放送波信
号SRXが取り出される。
【0032】そして、この信号SRXが、高周波アンプ6
3を通じてミキサ回路64に供給されるとともに、VC
O71から周波数fLOが、例えば、 fLO=fRX−fIF〔kHz〕 ・・・ (1) fIFは中間周波数で、例えば、fIF=10.7MHz の発振信号SLOが取り出され、この信号SLOがミキサ回
路64に局部発振信号として供給され、信号SRXは中間
周波信号SIF(中間周波数fIF)に周波数変換される。
【0033】さらに、この中間周波信号SIFが、中間周
波アンプ65を通じてFM復調回路66に供給されてオ
ーディオ信号が復調され、この信号がミューティング回
路67およびアンプ68を通じてスピーカ15に供給さ
れる。
【0034】そして、このとき、VCO71は、回路7
2〜75とともに、PLL70を構成している。すなわ
ち、VCO71からの信号SLOが、可変分周回路72に
供給されて1/Nの周波数に分周され、この分周信号が
位相比較回路73に供給されるとともに、発振回路74
から基準周波数、例えば周波数100kHzの発振信号が取
り出され、この発振信号が比較回路73に供給され、そ
の比較出力がローパスフィルタ75を通じてVCO71
にその制御電圧として供給される。また、フィルタ75
の出力電圧が、同調回路62に選局電圧として供給され
る。
【0035】したがって、定常状態においては、分周回
路72からの分周信号と、発振回路74の発振信号とは
周波数が等しいので、このときの発振信号SLOの周波数
fLOは、 fLO=N×100〔kHz〕 ・・・ (2) となり、(1)、(2)式から fRX=fLO+fIF =N×0.1+10.7〔MHz〕 ・・・ (3) となる。
【0036】したがって、分周比Nを、983〜1187の間
において「1」ずつ変化させれば、局部発振周波数fLO
が、98.3MHz〜118.7MHzの間を100kHzの周波数ステッ
プで変化するので、受信周波数fRXは、87.6MHz〜108
MHzの周波数帯を100kHzの周波数ステップで、かつ、
分周比Nに対応して変化することになる。
【0037】また、80は受信制御用のマイクロコンピ
ュータを示し、このマイクロコンピュータ80から分周
回路72に分周比Nのデータが供給されるとともに、ミ
ューティング回路67にミューティングの制御信号が供
給される。また、操作キー31の出力はマイクロコンピ
ュータ80に供給される。
【0038】さらに、マイクロコンピュータ30と、マ
イクロコンピュータ80とが、ポートを通じて接続さ
れ、両者間におけるデータのアクセスが可能とされる。
また、マイクロコンピュータ30のROMには、そのC
PUが実行するプログラムの一部として、例えば図3に
示すルーチン100、110が用意される。なお、コー
ドレス電話部20は、図1の例と同様に構成されるが、
アンド回路32は設けられない。
【0039】このような構成において、キー31を操作
した場合には、分周回路72の分周比Nが、マイクロコ
ンピュータ80により、そのキー操作に対応して制御さ
れ、キー操作に対応した受信モードあるいは受信周波数
fRXに設定される。
【0040】また、受信周波数fRXが変更されるごと
に、そのとき、分周回路72にセットされた分周比Nを
示すデータが、マイクロコンピュータ80からマイクロ
コンピュータ30に通知される。したがって、マイクロ
コンピュータ30は、マイクロコンピュータ80により
通知されてきた分周比Nのデータと、上記(3)式とか
ら、現在の受信周波数fRXを知ることができる。
【0041】そして、待機モードのときに着呼がある
と、これがコードレス電話部20において検知されると
ともに、マイクロコンピュータ30に通知される。する
と、マイクロコンピュータ30においては、ルーチン1
00が実行される。
【0042】すなわち、着呼があると、マイクロコンピ
ュータ30のCPUの処理が、ルーチン100のステッ
プ101からスタートし、次にステップ102におい
て、FM受信部60がFM放送の受信状態になっている
かどうかがチェックされる。そして、受信状態になって
いないときには、処理はステップ102からステップ1
06に進み、このステップ106において、着呼に対す
る親機1と子機2との接続処理が実行される。したがっ
て、以後、親機1および子機2は通話モードとなり、子
機2により着呼を与えた相手との通話ができるようにな
る。
【0043】しかし、ステップ102において、受信部
60がFM放送の受信状態になっているときには、処理
はステップ102からステップ103に進み、このステ
ップ103において、ラストチャンネル、すなわち、子
機2との間で最後に使用したチャンネルが、受信部60
の現在の受信周波数fRXに、スプリアス妨害を与える周
波数であるかどうかがチェックされる。
【0044】そして、ラストチャンネルがスプリアス妨
害を与えない周波数のときには、処理はステップ103
からステップ106に進み、このステップ106におい
て、上記のように子機2との接続処理が行われ、以後、
通話モードとなる。
【0045】また、ステップ103において、ラストチ
ャンネルが、受信部60の現在の受信周波数fRXにスプ
リアス妨害を与える周波数のときには、処理はステップ
103からステップ104に進み、このステップ104
において、コードレス電話部20の使用するチャンネル
が次のチャンネルに変更され、続いてステップ105に
おいて、ステップ104で設定した新しいチャンネル
が、ラストチャンネルとしてメモリ(図示せず)に記憶
される。なお、この記憶されたチャンネルは、次に着呼
(あるいは発呼)を行うとき、ステップ103で使用さ
れることになる。
【0046】そして、処理はステップ106に進み、し
たがって、ステップ106において、ステップ104で
設定した新しいチャンネルを使用して接続処理が実行さ
れ、通話モードとなる。
【0047】こうして、着呼時には、FM放送にスプリ
アス妨害を与えないチャンネルを使用して、親機1が子
機2に接続される。
【0048】一方、待機モードのときに、子機2から発
呼の要求があると、これがコードレス電話部20におい
て検知されるとともに、マイクロコンピュータ30に通
知される。すると、マイクロコンピュータ30において
は、ルーチン110が実行される。
【0049】すなわち、発呼の要求があると、マイクロ
コンピュータ30のCPUの処理が、ルーチン110の
ステップ111からスタートし、次にステップ112に
おいて、FM受信部60がFM放送の受信状態になって
いるかどうかがチェックされる。そして、受信状態にな
っていないときには、処理はステップ112からステッ
プ119に進み、このステップ119において、発呼の
要求に対する親機1と子機2との接続処理が実行され
る。したがって、子機2は、親機1を通じて回線LNに接
続され、子機2からダイヤルし、その後、子機2により
相手との通話ができるようになる。
【0050】しかし、ステップ112において、受信部
60がFM放送の受信状態になっているときには、処理
はステップ112からステップ113に進み、このステ
ップ113において、ラストチャンネルが、受信部60
の現在の受信周波数fRXにスプリアス妨害を与える周波
数であるかどうかがチェックされる。
【0051】そして、ラストチャンネルがスプリアス妨
害を与えない周波数のときには、処理はステップ113
からステップ119に進み、このステップ119におい
て、上記のように子機2との接続処理が行われ、以後、
ダイヤルおよび通話ができるようになる。
【0052】また、ステップ113において、ラストチ
ャンネルが、受信部60の現在の受信周波数fRXにスプ
リアス妨害を与える周波数のときには、処理はステップ
113からステップ114に進み、このステップ114
において、ミューティング回路67のミューティングが
いったんオンとされる。
【0053】続いて、処理はステップ115に進み、こ
のステップ115において、子機2に対して、ラストチ
ャンネルを使用して、以後に使用するチャンネルを次の
チャンネルに変更するように、指示が行われ、次にステ
ップ116において、コードレス電話部20の使用する
チャンネルが、ステップ115で子機2に対して指示し
た新しいチャンネル(次のチャンネル)に変更される。
【0054】そして、次にステップ117において、ミ
ューティング回路67のミューティングがオフとされ、
続いてステップ118において、ステップ116で設定
した新しいチャンネルが、ラストチャンネルとしてメモ
リに記憶される。なお、この記憶されたチャンネルは、
上記のように、次に着呼あるいは発呼を行うとき、ステ
ップ103あるいはステップ113で使用されることに
なる。
【0055】そして、処理はステップ119に進み、し
たがって、ステップ119において、ステップ115で
子機1に指示したチャンネル、すなわち、ステップ11
6で設定した新しいチャンネルを使用して接続処理が実
行され、ダイヤルおよび通話ができる状態となる。
【0056】こうして、発呼時にも、FM放送にスプリ
アス妨害を与えないチャンネルを使用して、子機2が親
機1に接続される。
【0057】そして、この場合、この例によれば、子機
1から発呼を行う場合で、ステップ114〜117が実
行される期間を除けば、FM放送の受信にミューティン
グのかかることがなく、FM放送をそのまま聴いている
ことができる。
【0058】
【発明の効果】この発明によれば、着呼や発呼、あるい
は通話が行われている場合、ラジオ部10にミューティ
ングをかけるようにしているので、下りチャンネルのF
M信号や上りチャンネルのFM信号のスプリアス波によ
りラジオ部10に対してスプリアス妨害があっても、こ
れが妨害音としてスピーカ15から出力されることがな
い。
【0059】また、このコードレス電話機をベッドサイ
ドで使用するような場合は、子機2を親機1のそばで使
用することになるが、通話時、ラジオ部10にミューテ
ィングがかかるので、スピーカ15から音声が出力され
て通話の妨げとなることがない。さらに、ミューティン
グ回路13は、FM放送の局間のリミッタノイズを避け
るためのものを兼用することができ、ローコストであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】この発明の他の例を示す系統図である。
【図3】この発明の一例を示すフローチャートである。
【図4】コードレス電話機の一例を示す斜視図である。
【図5】チャンネルとスプリアス周波数との関係を示す
図である。
【符号の説明】
1親機 2 子機 10 ラジオ受信部 12 受信回路 13 ミューティング回路 15 スピーカ 20 コードレス電話部 21 受信回路 22 送信回路 23 4線/2線変換回路 24 NCU 30 マイクロコンピュータ 32 アンド回路 40 電源回路 100 着呼ルーチン 110 発呼ルーチン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コードレス電話機の親機において、 子機からの上りチャンネルの電波を受信して上記子機か
    らの音声信号を電話回線に送り出すための受信回路と、 上記電話回線からの相手の音声信号を下りチャンネルの
    電波に変換して上記子機に送信するための送信回路と、 放送を受信する受信回路と、 この放送の受信した放送の音声信号にミューティングを
    行うミューティング回路とを有し、 上記上りチャンネルの電波あるいは上記下りチャンネル
    の電波が、上記放送の受信回路にスプリアス妨害を与え
    る期間には、上記ミューティング回路において、上記放
    送の音声信号をミューティングするようにしたコードレ
    ス電話機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコードレス電話機におい
    て、 上記送信回路の送信の許可・禁止を制御する信号によ
    り、上記ミューティング回路のミューティングを制御す
    るようにしたコードレス電話機。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のコードレス電話機におい
    て、 上記放送の受信回路はシンセサイザ方式とされ、 上記放送の受信回路の受信周波数を示すデータから、上
    記上りチャンネルおよび上記下りチャンネルの周波数
    が、上記放送の受信回路にスプリアス妨害を与えるかど
    うかを判別し、 スプリアス妨害を与えるときには、上記上りチャンネル
    および上記下りチャンネルのチャンネルを変更するよう
    にしたコードレス電話機。
JP6261121A 1994-09-30 1994-09-30 コードレス電話機 Pending JPH08102776A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6261121A JPH08102776A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 コードレス電話機
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