JPH0799601B2 - テーププレーヤ - Google Patents

テーププレーヤ

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JPH0799601B2
JPH0799601B2 JP1134713A JP13471389A JPH0799601B2 JP H0799601 B2 JPH0799601 B2 JP H0799601B2 JP 1134713 A JP1134713 A JP 1134713A JP 13471389 A JP13471389 A JP 13471389A JP H0799601 B2 JPH0799601 B2 JP H0799601B2
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lever
piece
tape
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JP1134713A
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Inventor
環 大橋
偉奇 大島
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チューナー株式会社
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
    • G11B15/442Control thereof

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  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、カセットテーププレーヤに関する。
従来の技術 従来、早送りレバーと、この早送りレバーの押圧操作に
よりヘッドプレートを非プレー位置に後退させると共
に、ピンチローラとキャプスタン軸との圧接を解く早送
り機構と、巻戻しレバーと、この巻戻しレバーの押圧操
作により前記早送り機構を作動すると共に、テープの走
行方向を切換えるチャンネル切換機構とを備えて成るカ
セットテーププレーヤは、例えば特開昭62−89258号公
報において公知である。
ところで、上記した従来のものは、巻戻しレバーの操作
によりチャンネル切換え動作と同時に、早送り動作を行
う構成であるので、機械的動作タイミングの差などによ
り、ヘッドプレートが後退してから、チャンネル切換動
作が行われる場合があり、このような場合、巻戻しレバ
ーの押圧を解除してプレーヤが再生状態に復したとき、
ヘッドプレートが後退してからチャンネル切換動作まで
の時間分丈、早送りされたテープの録音部分が空飛びす
るという欠陥を有すること、また早送り動作を行うこと
なく、チャンネル切換動作のみを行う場合には、それ専
用の操作レバーを備える必要があるので、それ丈構造が
複雑となることなどの欠陥があった。
そこで、出願人は、上記した従来のものの欠陥を改善す
るために、早送りレバーと、この早送りレバーの押圧操
作によりヘッドプレートを非プレー方向に後退させると
共に、ピンチローラとキャプスタン軸との圧接を解く早
送り機構と、巻戻しレバーと、この巻戻しレバーの押圧
操作により前記早送り機構を作動すると共に、テープの
走行方向を切換えるチャンネル切換機構とを備えて成る
カセットテーププレーヤにおいて、前記巻戻しレバー
と、チャンネル切換機構との間に、巻戻しレバーと作用
して、その押圧ストロークの前半において、前記チャン
ネル切換機構を作動する手段を、また巻戻しレバーと早
送り機構との間に、巻戻しレバーと作用して、その押圧
ストロークの後半において、前記早送り機構を作動する
手段を夫々備えたことを特徴とするテーププレーヤを特
開昭64−86352号公報においてすでに提案ずみである。
この構成によれば、巻戻しレバーの押圧ストロークによ
りチャンネル切換動作と早送り動作を区別して行うこと
ができ、改めて巻戻し専用の操作レバー乃至チャンネル
切換専用の操作レバーを備える必要がなく構成が簡素化
できるという利点を有する。
発明が解決しようとする課題 ところが、出願人がさきに提案した上記のテーププレー
ヤによれば、早送りレバーの往動保持状態を巻戻しレバ
ーの往動操作により解除する際に、誤ってチャンネル切
換動作を行う惧れを防止するために、巻戻しレバーの押
圧ストロークを制限する阻止部材を設けて成るので、以
下に述べるような不都合が生じる。
即ち、例えばテープの巻戻し操作を行う際に、誤って早
送りレバーを往動操作して、これが往動状態に保持され
たのち、誤操作に気付いて巻戻しレバーを往動操作した
時、早送りレバーの往動保持状態のみを解除するに止ま
り、チャンネル切換動作が行われないので、再度巻戻し
レバーを往動操作しなければならないという操作上の煩
わしさが生じること、またチャンネル切換操作を行う際
に、操作者は巻戻しレバーの前半の押圧ストロークで、
ヘッドプレートを後退させるための負荷を感じて、巻戻
しレバーの往動操作を停止することにあるが、ヘッドプ
レートを後退させるための負荷を感じる度合いは、個人
差があって一定ではないので、巻戻しレバーを往動した
とき、ヘッドプレートが若干後退してテープの早送り状
態が生じ、これにより、テープの空送り音が発生して使
用者に不快感を与えることなどの不都合を有する。
そこで本願は、上記した不都合を解消するために開発さ
れたもので、往復動作可能で、往動時にヘッドプレート
を後退して早送り動作させる早送りレバーと、往復動作
可能で、往動時にヘッドプレートを後退させると共にテ
ープ走行方向を切換えて巻戻し動作を行い、その復動時
にテープ走行方向を再び切換えて復元させる巻戻しレバ
ーとを備えて成るテーププレーヤにおいて、器枠に対し
回動可能で、かつ、前記早送り,巻戻しレバーの操作方
向で前後動可能なテープの走行方向切換用の作動機構
と、常態で前記作動機構を復動方向及び一方向に回動付
勢するスプリングとを備え、かつ、前記各レバーに、そ
の不作動状態で前記作動機構に設けた作用片と圧接し
て、その回動付勢方向の回動を阻止すると共に、往動時
に再び作用片との圧接を許容する第1部分と、レバーの
往動により第1部分より離れた作用片の回動付勢方向の
回動を許容してその往動方向で係止する第2部分と、一
方のレバーがその第1部分に作動機構の作用片が圧接し
ている不作動状態にあるとき、他方のレバーの往動を作
用片が第2部分と係止することなく、それを越えて許容
する第3部分とを設け前記作動機構を早送り,巻戻しレ
バーの操作方向に前後動可能で、かつ、チャンネル切換
機構に連結された摺動部片と、前後動及び水平回動可能
で、常態で一方向に回動付勢され、かつ、上端に、前記
摺動部片を、回動方向では自由で前後方向では共動する
ように連結した細長い回動レバーとから構成したことを
特徴とするものであり、上記において好ましくは各レバ
ーに夫々窓孔を設け、この窓孔の一方の側縁に沿って第
1部分と、第2部分と、第3部分とを連続して形成し、
また上記において、動作を確実にするために、第3部分
が、該第3部分の上端よりも作動機構の作用片を、その
回動付勢方向と反対方向に移動する傾斜部によって形成
してある。
作用 しかして、プレー状態において例えばテープをフォワー
ド方向で早送りすべく、一方の早送りレバーを往動する
と、その往動過程で、該一方のレバーの第1部分が、作
動機構の作用片より外れるが、他方の巻戻しレバーの第
1部分により、作用片は不作動位置に保持され、この状
態で早送りレバーは、作用片と作用することなく、第3
部分の位置まで充分な往動が許容され、この往動状態
は、例えば係止部材によって保持されると共に、ヘッド
プレートが後退し、かつ、ピンチローラとキャプスタン
軸との圧接を解放して早送り動作が行われる。そして、
この早送り状態を解くときは、不作動位置にある巻戻し
レバーの往動保持状態は自動的に解かれて往動する。こ
の作用は、プレー状態から例えばテープを巻戻し操作す
べく、巻戻しレバーを往動したときも、同様であり、こ
の場合、巻戻しレバーの往動により、ヘッドプレートが
後退し、かつ、ピンチローラとキャプスタン軸との圧接
を解除して巻戻し動作が行われる。
そして、この巻戻しレバーの往動時に、テープの走行方
向も切換えられ、この巻戻し状態を解くときは、不作動
位置にある早送りレバーを往動する。すると巻戻しレバ
ーの往動保持状態は自動的に解かれて復動し、その復動
過程で、再びテープの走行が切換えられて、テープの走
行方向は復元する。
従って例えばテープの巻戻し操作を行う際に、誤って早
送りレバーを往動操作してそれが、往動状態に保持され
たのち、誤動作に気付いて巻戻しレバーを往動操作して
も、その単一の往動操作により、早送りレバーの復帰
と、テープの早送り動作と、テープの走行方向切換えと
が支障なく行われ、かつ、誤操作の生じる惧れはない。
次に、プレー状態において、テープの走行方向を切換え
るべく、両レバーを同時に往動すると、それらの第1部
分が、作用片から同時に離れるので、作用片は、第1部
分に続く第2部分に係止すると共に、レバーの往動によ
って作動機構は、付勢力に抗して前動し、この前動によ
って、テープチャンネル切換機構が作動して、テープの
走行方向が反転する。
上記において、第3部分が、該第3部分の上端よりも作
用片を作動機構の回動付勢方向と反対方向に押動する傾
斜部によって形成して成るときは、早送りレバーが往動
状態に保持され、かつ、不作動状態にある巻戻しレバー
の第1部分に作動機構の使用片が使用している状態か
ら、該レバーを往動すると、前記作用片が、前記巻戻し
レバーの第1部分から離れると同時に、往動保持状態に
ある早送りレバーの傾斜する第3部分に圧接し、この圧
接によって作用片は、巻戻しレバーの第3部分の上端よ
りも内方に位置するので、該レバーは、その第2部分が
作用片に作用することなく通過して、巻戻しレバーの円
滑な往動操作が達成できる。また第3部分の傾斜をさら
に内方へ大きく形成して成るときは、早送りレバーが往
動状態に保持されたときその早送りレバーの第3部分で
ある傾斜部によって作用片は作動機構の回動付勢方向と
反対方向に押動されて、巻戻しレバーの第1部分から離
れて該レバーの第3部分の上端よりも内方に位置するの
で該レバーは、その第2部分が作用片に作用することな
く通過して巻戻しレバーの円滑な往動操作が達成でき、
この作用は、巻戻しレバーの往動保持状態から、早送り
レバーを往動した場合においても同様である。
実施例 以下図面にもとづいて、本願の実施例を詳述すると、第
1,2図及び第3図は、非プレー状態の平面図及び側面
図、また第5図及び第6図は、プレー状態の平面図及び
側面図を夫々示しており、(1)は器枠であって、一側
部(右側部)に1段高い補助基板(1)cを有し、その
上面には、早送りレバー(2)と、巻戻しレバー(3)
とが平行して前後動自在に、また他方側部(左側部)の
側壁(1)aには、イジェクト操作レバー(4)が、前
後動自在に夫々装備されており、その各レバー(2),
(3)及び(4)は、夫々復元用スプリング(5),
(6)及び(7)によって、常時手前方向の不作動位置
に弾圧付勢されている。(8)は前方(カセットの挿入
方向)端両側部が器枠(1)に対し枢軸(9)により上
下方向に傾動自在に支承された前部枠(8)aと、その
後方(手前方向)縁に連結された水平状態で上下動可能
な後部枠(8)bとから成るカセットホルダーで、前記
前部枠(8)aの中央部には前後方向に延びる案内溝
(10)を有し、この案内溝(10)には、カセットCをカ
セットホルダー(8)に挿入したとき、一方のリールホ
ールと係合する係合爪(11)′を後方に有したた細長い
案内駒(11)が摺動自在に取り付けてある。(12)は一
端が前記前部枠(8)aに上面に枢軸(13)を介して枢
着され、かつ、中間部に、前記イジェクト操作レバー
(4)に設けた支片(14)に一端が支持された連結杆
(15)の他端を係止したばね受部片で、その先端と前記
案内駒(11)とには、該案内駒(11)を常態でカセット
Cのイジェクト位置に弾圧する反転ばね(16)が取り付
けてある。(17)は前記カセットホルダー(8)の前部
枠(8)aの上部内面に、前記枢軸(13)により水平回
動自在に取り付けた平板状の保持部材であって、その一
方の辺には、前記案内溝(10)を横切るように延びる作
用片(18)を有しており、かつ、外側辺には、舌片(1
9)が設けてあり、常時スプリング(20)により側壁
(1)aの方向に弾圧付勢されていて、前記保持部材
(17)の舌片(19)を前記器枠(1)の側壁(1)a上
縁に当接することにより、前記保持部材(17)を介して
前記カセットホルダー(8)を水平状態に保持する。
(22)は前記器枠(1)の一方の側壁(1)aに、枢軸
(24)を介して垂直回動可能に枢着された作用板で、前
記枢着部から後方(図において右方向)に延びる片(2
2)aに、前記イジェクトレバー(4)の前端に屈曲し
て設けた止片(4)′と係止して前記イジェクトレバー
(4)を、その付勢スプリング(7)に抗してイジェク
ト位置に保持する鍵状の係止片(22)′が、また前記枢
着部(24)から前方(図において左方向)に延びる片
(22)bには、前記カセットホルダー(8)の前部枠
(8)aの側面に設けた切欠溝(26)と係止する係止ピ
ン(23)が夫々設けてあり、かつ、作用板(22)と器枠
(1)との間に、前記係止ピン(23)を常時下方向に弾
圧するように作用板(22)に回動力を付勢するスプリン
グ(21)が張架してあり、また前記作用板(22)には、
下方に突出する被作用部(22)cが形成してある。前記
イジェクトレバー(4)の下方には、L字状に設けて、
器枠(1)の下縁を摺動する摺動片(25)を有し、か
つ、中間部には、前記イジェクトレバー(4)のイジェ
クト操作により前記被作用部(22)cと作用して、作用
板(22)に復動方向の回転力を付与する水平板状の平板
部(4)dが一体に設けてある。また器枠(1)上に、
第4図で示すように、磁気ヘッド(27)を有したヘッド
プレート(28)が、図において、左右方向に移動可能に
取り付けられ、このヘッドプレート(28)は、第10,11
図に示すスプリング(29)により常時左方向(プレー方
向)に弾圧付勢されている。さらに前記器枠(1)に
は、カセットCの挿入口側(手前側)に位置して、左右
方向に延びる検知レバー(30)の基部が、枢軸(31)に
より垂直回動自在に枢着してあり、その基部には、切欠
段部(32)を上縁に有した袖片(33)が一体に設けてあ
る。前記検知レバー(30)は、常時スプリング(34)に
より上向きに回動付勢され、この付勢によって、切欠段
部(32)が、ヘッドプレート(28)の下面に当接して、
検知レバー(30)は、上向き状態に傾斜していると共
に、前記切欠段部(32)に、ヘッドプレート(28)に設
けた係止端部(28)′が係止して、ヘッドプレート(2
8)は、そのスプリング(29)に抗して非プレー位置に
保持される。
しかして第1,2,3図で示す非プレー状態からカセットC
をカセットホルダー(8)の後部枠(8)bに手前方向
から挿入すると、それにより係合爪(11)′にカセット
Cの一方のリールホールが係合すると共に、案内駒(1
1)が前方に移動し、その移動に伴い、反転ばね(16)
が反転し、その反転弾力により、カセットCは案内駒
(11)と共に自動的にカセットホルダー(8)内に深く
侵入する。すると、案内溝(10)を横切っている作用片
(18)が、カセットCに押圧されるので、保持部材(1
7)はスプリング(20)に抗して、第1図において反時
計方向に水平回動し、これによって舌片(19)と側壁
(1)a上縁との掛止が解かれ、非プレー状態におい
て、保持部材(17)を介して水平状態に保持されていた
カセットホルダー(8)の前部枠(8)aは、その下向
き傾動が許容されてスプリング(21)により、作用板
(22)が第2図において反時計方向に回動して、止片
(4)′と係止片(22)′との係止が外れて、イジェク
トレバー(4)がスプリング(7)によりイジェクト操
作可能な位置に後退すると共に、係止ピン(23)と切欠
溝(26)との係止を介して、前部枠(8)aが下向きに
傾動し、かつ、前部枠(8)bが水平状に下降し、さら
に第4図で示すように、上向きに傾斜している検知レバ
ー(30)はカセットCに押圧され、同図において時計方
向に回動する。この場合、カセットC充分にプレー位置
に下降するまでは、ヘッドプレート(28)の側縁(2
8)′が、検知レバー(30)の切欠段部(32)に当接し
て、プレー方向への移動は拘束される。
次いで第5,6図で示すように、カセットが充分に下降し
て正しくプレー状態に至ったとき、第7図で示すように
検知レバー(30)が水平状態となり、ヘッドプレート
(28)の拘束が解かれて、プレー位置に前動する。
次にこの状態から、イジェクトレバー(4)をスプリン
グ(17)に抗して前方に押し込むと、先ずイジェクト操
作により平板部(4)dが、作用板(22)の被作用部
(22)cに当接して、作用板(22)は、第6図において
時計方向に回転し、切欠溝(26)と係止ピン(23)との
係合を介して、カセットホルダーの前部枠(8)aが非
プレー状態の位置に上動すると共に、ヘッドプレート
(28)は、後述するようにイジェクトレバー(4)と連
動して、スプリング(29)に抗して非プレー位置に後退
する。
一方イジェクト操作レバー(4)の押し込む操作によ
り、連結杆(15)によりばね受部片(12)が第5図にお
いて反時計方向に回動するので、その遊端の移動により
反転ばね(16)が反転動作し、その反転弾力により、案
内駒(11)がカセットCと共に案内溝(10)に案内さ
れ、手前方向即ちイジェクト方向に移動し、さらにま
た、案内駒(11)と共にカセットCがイジェクト方向に
移動すると、作用片(18)の押圧がとかれるので、保持
部材(17)が復元スプリング(20)により第5図におい
て時計方向に回動し、かつ、前記前部枠(8)aが水平
状態に至ったとき、保持部材(17)の舌片(19)が再び
側壁(1)aの上縁と掛止可能な状態となり、従ってこ
の状態からイジェクト操作レバー(4)の押圧を解く
と、該レバー(4)はスプリング(7)により復元する
と共に、平板部(4)dが被作用部(22)cより離れる
ので、作用板(22)もスプリング(21)により、第6図
において時計方向に回動し、作用板(22)の係止片(2
2)′とイジェクトレバー(4)の止片(4)′とが係
止て、その移動は阻止されると共に、カセットホルダー
(8)は、保持部材(17)により水平状態に保持され
て、第1,2,3図で示す非プレー状態に復する。
第8図は主としてプレー状態におけるヘッドプレート
(28)と、チャンネル切換機構(60)との関係を示した
平面図であり、第9図は主としてリールの駆動機構を示
した下面図である。前記ヘッドプレート(28)は、第1
0,11図から明らかなように、前記早送りレバー(2)及
び巻戻しレバー(3)の下面に位置して前後方向に長
く、その中央位置に磁気ヘッド(27)を設けた基部(2
8)aと、該中央位置からイジェクトレバー(4)を備
えた器枠(1)の側壁(1)a方向に延び、その先端
に、転子(35)を有した脚部(28)bと、前記基部(2
8)aの前端部から前記脚部(28)bと並行して延びる
支片(28)cと、前記脚部(28)bと基部(28)aの後
部との間を閉じるように張り出し、一部に窓孔(28)d
を開口した張出部(28)eとを有して成り、このヘッド
プレート(28)は、器枠(1)に対しピン(36)と長孔
(37)との係合を介して左右方向に横動可能に取り付け
されると共に、前記支片(28)cには、ヘッドプレート
(28)を常時側壁(1)aの方向即ちプレー位置の方向
に弾圧付勢するスプリング(29)が取り付けてある。
さらにまた、第12図(イ),(ロ)に示すように、ヘッ
ドプレート(28)の好ましくは磁気ヘッド(27)に近接
して、下向きに傾斜する下向傾斜片(38)が、またヘッ
ドプレート(28)と対向する器枠(1)の面には、前記
下向傾斜片(38)とヘッドプレート(28)の移動方向で
対向し、かつ、ヘッドプレート(28)がプレー位置に移
動したとき、前記下向傾斜片(38)と当接して、ヘッド
プレート(28)に下向きの分力を付与する上向きに傾斜
した上向傾斜片(39)と、ヘッドプレート(28)の下面
を点接触により水平状態に支持して、摺動摩擦抵抗を軽
減する複数の突起(40)とが夫々設けてある。
しかして、ヘッドプレート(28)の非プレー位置におい
ては、第12図(イ)で示すように、傾斜片(38)と(3
9)は離反した状態にあり、この状態からカセットホル
ダー(8)にカセットCを挿入して、ヘッドプレート
(28)がスプリング(29)によりプレー位置に前進した
とき、第12図(ロ)で示すように、下向傾斜片(38)と
上向傾斜片(39)とが重合状態に圧接し、この圧接によ
りヘッドプレート(28)に下向きの分力Pが働いてヘッ
ドプレート(28)は突起(40)上に押し付けられて、ガ
タのない状態にセットされる。
第10,11図から明らかなように前記ヘッドプレート(2
8)の基部(28)aの前後端部位置には、夫々一端が器
枠(1)に枢軸(41)f,(41)rにより枢着され、遊端
に、ピンチローラ(42)f,(42)rを有したブラケット
(43)f,(43)rと、中央がコイル状に巻回されてヘッ
ドプレート(28)に支持され、かつ、両端が直線状に延
びて前記ブラケット(43)f,(43)rをキャプスタン軸
(44)f,(44)rと圧接する方向に弾圧付勢するばね
(45)と、このばね(45)の弾圧付勢に抗する方向で、
前記ブラケット(43)f,(43)rに設けた係止片(4
3)′f,(43)′rと夫々係止する係止孔(46)f′,
(46)r′とが夫々備えられている。
チャンネル切換用部材(47)は、第8図から明らかなよ
うに、前後方向に延びる両端が斜状に屈曲した屈曲部を
夫々有した頂片(47)aと、その中央位置から器枠側壁
(1)aの方向に、直角状に延びる脚片(47)bとを有
したT字状の板片から成り、頂片(47)aの両端屈曲部
に、前記キャプスタン軸(44)f,(44)rに中間部が夫
々回動可能に枢着された回動板(48)f,(48)rの一端
が、長孔(49)f,(49)rと軸(50)f,(50)rとの係
合を介して連結されており、この回動板(48)f,(48)
rに、係止片(43)f′,(43)r′と作用して、その
回動状態を制御するカム部(51)f,(51)rが夫々設け
てある。また両回動板(48)f,(48)r間には、スプリ
ング(52)が負荷状態に張架されている。
しかして、ヘッドプレート(28)が非プレー位置に後退
している状態では、第10図で示すようにブラケット(4
3)f,(43)rに設けた突片(43)f′,(43)r′が
係止孔(46)f,(46)rの内縁に夫々圧接していること
により、ピンチローラ(42)f,(42)rは、対応するキ
ャプスタン軸(44)f,(44)rより離反しており、この
状態から、カセットホルダー(8)にカセットCを挿入
すると、すでに述べたようにヘッドプレート(28)がカ
セットCの方向に前進するので、ブラケット(43)f,
(43)rも同方向に移動する。この場合、第8,11図で示
すように、前方位置のブラケット(43)fは、図におい
て時計方向に傾いて回動板(48)fのカム部(51)fに
当接するので、一方のピンチローラ(42)fは、対応す
るキャプスタン軸(44)fに圧接しないが、後方位置に
あるブラケット(43)rは、図において、反時計方向に
傾いて回動板(48)rのカム部(51)に当接しないの
で、後方位置のピンチローラ(42)rは、対応するキャ
プスタン軸(44)rに圧接する。
前記したキャプスタン軸(44)f,(44)rには、第9図
で示すように、夫々モータによって駆動されているフラ
イホイール(53)f,(53)rと、駆動ギヤ(54)f,(5
4)rとが夫々軸着してあり、その駆動ギヤ(54)f,(5
4)r、リール軸(55)f,(55)rに夫々軸着したリー
ルギヤ(56)f,(56)rとの間には、前記軸(50)f,
(50)rに軸着されて、フライホイール(53)f,(53)
rの回転をリールギヤ(56)f,(56)rに夫々伝達する
伝達ギヤ(57)f,(57)rが配設されており、後方位置
の伝達ギヤ(57)rには、夫々対応する駆動ギヤ(44)
rとリールギヤ(56)rとに噛合しているので、テープ
は後方位置のリール軸(55)r側に巻き取られる。
第13図は第8,11図の場合と逆に、テープを、前方位置の
リール軸(55)f側に巻き取っている場合の第8図に対
応する状態を示しており、これは後述するチャンネル切
換機構(60)により、チャンネル切換部材(47)が図に
おいて後方に移動することにより行われる。
即ちチャンネル切換部材(47)が、チャンネル切換機構
(60)により図において後方に移動すると、後方位置の
回動板(48)rは、長孔(49)rによって軸(50)rが
押圧されることにより、スプリング(52)に抗して反時
計方向に回動し、これにより、カム部(51)rが、ブラ
ケット(43)rの係止片(43)f′を押圧し、該ブラケ
ット(43)rは、時計方向に回動して、ピンチローラ
(42)rが対応するキャプスタン軸(44)rから離反す
ると共に、軸(50)rの移動により、伝達ギヤ(57)r
が後方位置のリールギヤ(56)rより離反する。
他方前方位置の回動板(48)fは、スプリング(52)に
より反時計方向に回動することにより、カム部(51)f
は、ブラケット(43)fの係止片(43)f′より離反す
るので、ブラケット(43)fはばね(45)の弾圧付勢力
により、そのピンチローラ(42)fが対応するキャプス
タン軸(44)fに圧接すると共に、軸(50)fの移動に
より、伝達ギヤ(57)fが対応する前方位置のリールギ
ヤ(56)fに噛合する。従ってテープは、前方位置のリ
ール軸(55)fに巻き取られる。
即ちチャンネル切換部材(47)が、前方及び後方に移動
することにより、テープの走行方向は切換わる。
なお(59)f,(59)rは伝動ギヤ(57)f,(57)rとリ
ールギヤ(56)f,(56)rとの噛合深さの位置を決める
ために回動板(48)f,(48)rの回動を規制する規制ピ
ンである。
次にチャンネル切換機構(60)について詳述すると、こ
のチャンネル切換機構(60)は、第8,9,及び14図で示す
ように、前記チャンネル切換部材(47)の脚片(47)b
に延設され、かつ、面部に、中央部が稍狭小に形成され
た鼓状のカム孔(61)を有すると共に、先端に、器枠
(1)上に立設した支片(62)と係合して、前後動方向
の摺動を案内する舌片(63)を有した板状の作動部(6
4)と、直径方向の2個所に切欠部(65)′,(65)″
を有した切欠歯車(65)と、直径方向の2個所に爪片を
有し、前記切欠歯車(65)の中心部に一体に設けた拘束
部片(66)と、前記切欠歯車(65)の中心部にさらに一
体に設けた方形状の駒片(67)(図において理解し易い
ように斜線を施している)と、前記カム孔(61)に臨
む、前記切欠歯車(65)に偏心して一体に設けた作用ピ
ン(68)と、前記駒片(67)の側面に弾接して切欠歯車
(65)に初期回転力を付与するばね(69)と、器枠
(1)の左右方向に延び、その一端に係合ピン(70)を
下向きに突設した長尺な第1杆(71)と、基部が枢軸
(72)により回動自在に枢着され、遊端が2又状に分割
されると共に、その一方の片(73)aの先端を前記第1
杆(71)の他端に直交状に連結しその他方の片(73)b
にV字状の突部(74)を設け、かつ、基部に作用片(7
5)を有した回動片(73)と、L字状に屈曲され、その
屈曲部を枢軸(76)により枢着すると共に、前後方向に
延びる短片(77)aの先端に、前記係合ピン(70)と係
合する係合凹部(78)を形成し、また左右方向に延びる
長片(77)bの中間位置に、前記拘束部片(66)の爪片
と係止する係止ピン(79)を、先端に、斜め状の当接部
(80)を有した第2杆(77)と、この第2杆(77)と前
記第1杆(71)との間に負荷状態に張架したスプリング
(81)と、前記切欠歯車(65)に噛合する作動ギヤ(8
2)とから構成されている。
しかして、今切欠歯車(65)が半回転して停止し、か
つ、後方位置のリール軸(56)rにテープが巻き取られ
ている第8,11図に示す第1切換位置から巻戻しレバー
(3)のみを、乃至は該レバー(3)と早送りレバー
(2)とを同時にその復元用スプリングに抗して前方に
押圧し、これにより後述するように回動片(73)が枢軸
(72)を中心に第14図(イ)において反時計方向に回動
すると、第1杆(71)は、同図(ロ)で示すように右方
向に牽引され、これにより、係合ピン(70)と係合凹部
(78)との係合を介して、第2杆(77)は、枢軸(76)
を中心に反時計方向に回動するので、係止ピン(79)
は、拘束部片(66)の一方の爪片から外れて、切欠歯車
(65)の回転を許容する。従って駒片(67)に圧接して
いるばね(69)の弾力により、切欠歯車(65)は回転始
動したのち、同図(ハ)で示すように、作動ギヤ(82)
と噛合する。作動ギヤ(82)は、常時駆動モータにより
回転されている一方のフライホイール(53)fの駆動ギ
ヤ(54)fにより、中間ギヤ(83)を介して駆動されて
いるので、切欠歯車(65)は爾後回転を維持する。一方
切欠歯車(65)の回転に伴い、これと一体の駒片(67)
は、スプリング(81)に抗して第1杆(71)を押圧する
ので、これに設けた係合ピン(70)は、係合凹部(78)
より離脱して、短片(77)aの端縁に接し、かつ、第2
杆(77)は、スプリング(81)により復元して、係止ピ
ン(79)は、拘束部片(66)の外周に当接する。この状
態で、切欠歯車(65)がほぼ半回転して、一方の切欠部
(65)′の位置で、作動歯車(82)との噛合が解かれる
と、係止ピン(79)が、拘束部片(66)の他方の爪片と
係止して、切欠歯車(65)の回転は停止して、第2切換
位置となる。従ってこの切欠歯車(65)が半回転するこ
とにより、第8図と第13図の状態が交互に繰り返されて
テープの走行方向が切換わる。即ち、第8図に示すよう
に、作用ピン(68)は、その第1切換位置において、カ
ム孔(61)の一方の内縁と接してチャンネル切換部材
(47)を前方位置に移動し、また第13図に示すように、
作用ピン(68)は、その第2切換位置において、カム孔
(61)の他方の内縁と接して、チャンネル切換部材(4
7)を後方位置に移動し、これによってテープの走行方
向が切換わる。
なお本例において、切欠歯車(65)と一体の駒片(67)
によって、第1杆(71)の係合ピン(70)を、第2杆
(77)の係合凹部(78)から離脱する構成であるので、
早送りレバー(2)と巻戻しレバー(3)とを誤って深
く押圧し続けた場合においても、切欠歯車(65)の半回
転は、確実に規制され、正しいチャンネル切換動作を保
証することができる。
前記早送りレバー(2)及び巻戻しレバー(3)は、第
15,16図に示すように、その側縁に沿って後方に延びる
細幅の操作部(2)a,(3)aと、操作レバー(2),
(3)を重合したとき、互いに他方の操作部(2)a,
(3)aに重合する細幅の重合片(2)b,(3)bとを
並設し、前方には、前端部外側縁に湾曲状の第1凹部
(2)d,(3)dを有した細幅の作用片(2)c,(3)
cが内側縁に沿って延びており、さらにその先端部に内
側縁に係止突部(2)e,(3)eを、外側縁に湾曲状の
第2凹部(2)g,(3)gを夫々有した支持片(2)h,
(3)hを設けると共に、長手方向の内側縁に上向き乃
至下向きに折曲するリブ(2)i,(3)iを設けたほぼ
相似の長尺な板片から成り、この早送り,巻戻しレバー
(2),(3)は、第1,5図で示すように重合状態でそ
の後端部が、前記器枠(1)の右側部に設けた補助基板
(1)cの後縁に起立した折曲片(85)によって、また
前端部は、ピン(86)と長孔(87)との係合を介して前
記補助基板(1)c上に夫々摺動可能に支持されると共
に、これらは、復元用スプリング(6),(5)によ
り、常時後方に弾圧付勢されている。
さらに前記早送り,巻戻しレバー(2),(3)は、そ
の中間部に窓孔(88),(88)′が開設してあり、その
外側縁の後半部に、外向きに傾斜した第1部分(89),
(89)′と、それから鍵状に窪む第2部分(90),(9
0)′と、それから前後方向に延びる第3部分(91),
(91)′とが連続して形成され、後縁には、後方下がり
の傾斜縁(92),(92)′と、凹部(93),(93)′と
が夫々形成してあり、さらに、早送りレバー(2)の支
持片(2)hの外側縁に、膨出部(2)j′がまた巻戻
しレバー(3)には、窓孔(88)′の内側縁の中間部に
位置して、前記回動片(73)の突部(74)と作用する作
用部(94)と、支持片(3)hの先端に位置して下向き
の突ピン(95)が夫々設けてある。
前記器枠(1)の後部位置には、第8,13及び17図で示す
ように、早送り,巻戻しレバー(2)乃至(3)をその
付勢力に抗して個別に往動したとき、回動して進退移動
可能なヘッドプレート(28)を後退させる揺動レバー
(96)が設けられている。この揺動レバー(96)は、前
端に前記傾斜縁(92),(92)′と作用して揺動レバー
(96)に回動力を付与する突片(97)が、また後端に、
ヘッドプレート(28)の外側縁に設けた立上がりリブ
(98)に当接する爪片(99)が夫々設けてあり、これが
前記後位のブラケット(43)rの枢軸(41)rに枢着さ
れている。
しかして、第17図に示すように、ヘッドプレート(28)
がプレー位置に前進し、かつ、早送りレバー(2)及び
巻戻しレバー(3)の非押圧状態から、巻戻しレバー
(3)をその復元用スプリング(6)に抗して押圧する
と、第14図(ハ)で示すように、巻戻しレバー(3)に
設けた作用部(94)が、回動片(73)に設けたV字状の
突片(74)と作用して回動片(73)が反時計方向に回動
する。従って、すでに述べたように回動片(73)の回動
によってチャンネル切換え動作が行われると共に、第18
図で示すように、巻戻しレバー(3)に設けた傾斜縁
(92)′が、揺動レバー(96)の突片(97)に当接し
て、揺動レバー(96)は図において反時計方向に回動
し、これに設けた爪片(99)が、ヘッドプレート(28)
の立上りリブ(98)を押圧して、これを非プレー方向に
後退する。
すると、第10図で示すように、係止孔(46)f,(46)r
の内縁が夫々ブラケット(43)f,(43)rの係止片(4
3)f′,(43)r′と係止して、該ブラケット(43)
f,(43)rは、ヘッドプレート(28)の後退により、ピ
ンチローラ(42)f,(42)rとキャプスタン軸(44)f,
(44)rとが夫々離反する方向に回動して、テープに作
用する負荷が消失するので、該テープはチャンネルが切
換った方向に早送りされ、この状態を第19図で示してい
る。上記は巻戻しレバー(3)を押圧操作してチャンネ
ル切換操作を行い、かつ、ヘッドプレート(28)を非プ
レー方向に後退させてテープを逆方向に早送りする場合
について詳述したが、テープの走行方向を変更すること
なく、第17図で示す状態で、フォワード方向に早送りす
る場合は、早送りレバー(2)を、そのスプリング
(5)に抗して押圧する。早送りレバー(2)は、巻戻
しレバー(3)の場合と異なり、チャンネル切換動作を
行う必要がないので、チャンネル機構(60)の回動片
(73)の突片(74)と作用する作用部(94)が省略され
ており、従って早送りレバー(2)をスプリング(5)
に抗して押圧すると、第20図で示すように巻戻しレバー
(3)を押圧したときと同様に、傾斜縁(92)が突片
(97)と当接するので、揺動レバー(96)が反時計方向
に回動し、これによって、ヘッドプレート(28)は非プ
レー方向に移動し、テープは早送りされる。
ところで上記において、早送りレバー(2)乃至巻戻し
レバー(3)を所要状態まで復元用スプリング(5)乃
至(6)に抗して押圧し続けてもよいが、操作上、それ
らをロックすることが好ましく、そのため実施例におい
てロック手段を備えている。
第8,9図から明らかなように、前記レバー(2),
(3)の前方位置に、枢軸(100)を介して水平回動自
在に取り付けられた係止部材(101)が取り付けてあ
る。この係止部材(101)は、横方向に延びる2つの片
(101)a,(101)bと縦方向に延びる片(101)cとを
有しており、縦方向に延びる垂直板状の片(101)cに
設けた係止孔(102)に、前記レバー(2),(3)の
前端部に設けたV字状の係止突部(2)e,(3)eが、
係止することによりレバー(2),(3)はその往動状
態が保持される。
早送りレバー(2)または巻戻しレバー(3)の往動保
持状態は、互いに不作動位置にある一方のレバー(2)
または(3)を往動し、それに設けた係止突部(2)e
または(3)eが、一方の片(101)cに作用し、これ
をその復元スプリング(103 に抗して傾動したときに
解除される。
さらに、早送りレバー(2)または巻戻しレバー(3)
の往動保持状態は、テープが終端位置に達したときにも
自動的に解除される。
即ち第8図に示すように、チャンネル切換機構(60)が
第1の切換位置にある状態で、テープが終端位置に達す
ると、後述するように、切欠歯車(65)が回転し始め、
チャンネル切換部材(47)が第2切換位置に回動し、そ
の回動に伴い、一方の回動板(48)fに設けた山形状に
膨出する作動突部(104)の頂部が、前記係止部材(10
1)の他方の片(101)bに設けたV字状の突部(105)
と作用して、係止部材(101)が、その復元用スプリン
グ(103)に抗して図において、時計方向に回動し、こ
の回動により、早送りレバー(2)または巻戻しレバー
(3)の往動保持状態が自動的に解除される。
そして、切欠歯車(65)が半回転し、切換え動作が終わ
ったとき、第13図で示すように、前記作動突部(104)
が、前記突部(105)を通過して、その左側に位置する
ので、係止部材(101)は、その復元スプリング(103)
によって反時計方向に復動し、再び早送りレバー
(2),巻戻しレバー(3)の往動保持状態を可能にす
る。
なお上記において、早送りレバー(2)及び巻戻しレバ
ー(3)の往動保持状態は、カセットCを排出すべく、
イジェクトレバー(4)を押圧操作し、ヘッドプレート
(28)が後退して一方のブラケット(43)fが反時計方
向に回動したときにも解除することができるように、前
記一方のブラケット(43)fに、突出片(106)が設け
てある。
しかして、イジェクトレバー(4)を押圧してヘッドプ
レート(28)が非プレー位置に後退すると、すでに述べ
たように、ピンチローラ(42)f,(42)rのブラケット
(43)f,(43)rに設けた係止片(43)f′,(43)
r′が、ヘッドプレート(28)に設けた係止孔(46)f,
(46)rの内縁と作用して、ブラケット(43)f,(43)
rが夫々枢軸(41)f,(41)rを支点として回動し、こ
の回動により前記突出片(106)が係止部材(101)の一
方の片(101)cを押圧する。すると係止部材(101)は
その復元スプリング(103)に抗して時計方向に回動し
て、早送りレバー(2)または巻戻しレバー(3)の往
動保持状態は解かれる。
次に早送りレバー(2)及び巻戻しレバー(3)とチャ
ンネル切換機構(60)を作動する作動機構(107)との
関係について詳述する。
この作動機構(107)は、第9図から明らかなように器
枠(1)の他方(右側)の側壁(1)bの内面に、前後
動自在に取り付けられた摺動部片(108)と、補助基板
(1)cの上面にピン(109)と長孔(110)との係合を
介して前後動及び水平回動可能に支持され、かつ、スプ
リング(111)により一方向に回動付勢された細長い回
動レバー(112)とから成り、前記摺動部片(108)に
は、前記回動片(73)に設けた作用片(74)と作用する
横方向に延びるアーム(113)と、上向きの突片(114)
とが設けてあり、前記回動レバー(112)には、回動方
向では自由で前後方向で共動するように前記突片(11
4)と係合する係合孔(115)と、早送りレバー(2),
巻戻しレバー(3)の第1部分(89),(89)′,第2
部分(90),(90)′及び第3部分(91),(91)′と
夫々圧接する上向きの作用片(116)とが夫々設けてあ
る。
しかして、ヘッドプレート(28)がプレー方向に前進
し、かつ、早送り,巻戻しレバー(2),(3)が、ス
プリング(5),(6)により夫々不作動位置にあり、
かつ、回動レバー(112)の作用片(116)が,第1部分
(89),(89)′に圧接している第17図の状態から、、
テープをリワインド方向で早送りすべく、第18図で示す
ように巻戻しレバー(3)を、そのスプリング(6)に
抗して前方に往動すると、その往動過程で、該レバー
(3)の第1部分(89)′が作用片(116)より離れる
が、他方の早送りレバー(2)の第1部分(89)に作用
片(116)が圧接していることにより、回動レバー(11
2)は不作動状態に保持され、さらに巻戻しレバー
(3)の往動に伴い、すでに述べたように揺動レバー
(96)の突片(97)が傾斜縁(92)に当接して、該揺動
レバー(96)が回動し、立上がりリブ(98)と爪片(9
9)との当接により、ヘッドプレート(28)が非プレー
方向に後退し、さらに回動片(73)の回動によりテープ
の走行方向が切換えられて、テープはリワインド方向で
早送りする。
そして巻戻しレバー(3)が充分に往動したとき、その
係止突部(3)eが係止部材(101)により、その往動
状態は保持される。
上記した作用は、第17図の状態から、テープをフォワー
ド方向で早送りすべく、早送りレバー(2)を、その復
元用スプリング(5)に抗して前方に往動した場合も同
様であり、この状態を第20図に示しており、この場合
は、チャンネル切換機構(60)は作動しない。
次に、第17図の状態から、テープの走行方向即ちチャン
ネルのみを切換えるべく、両レバー(2),(3)を同
時に往動する。
すると、第21図で示すように、第1部分(89),(8
9)′が、作用片(116)から同時に離れるので、回動レ
バー(112)は、第1部分(89),(89)′に続く、第
2部分(90),(90)′に係止すると共に、両レバー
(2),(3)の往動に伴い、作用片(116)即ち回動
レバー(112)が、スプリング(11)に抗して同方向に
前動し、その前動により突片(114)と係合孔(115)と
の係合を介して摺動部片(108)が前動するので、回動
片(73)が図において反時計方向に回動し、これによっ
てチャンネル切換機構(60)が作動して、テープの走行
方向が反転する。この状態においては、両レバー
(2),(3)の往動ストロークは、長孔(110)によ
り制限されて、係止部材(101)により往動状態が保持
されることはないし、ヘッドプレート(28)も後退する
ことはない。また往動操作を解くことにより、両レバー
(2),(3)は同時に復元する。
次にテープが終端位置に達したとき、チャンネル切換機
構(60)を作動するための検知機構を、第22乃至25図に
ついて詳述する。(119)f,(119)rは、前記リールギ
ヤ(56)f,(56)rに同軸的に、かつ、摩擦係合してい
るリール台(120)f,(120)rの下面に、さらに同軸的
に、かつ、摩擦係合して、前記リールギヤ(56)f,(5
6)r及びリールギヤ(120)f,(120)rと共に回転す
る回動レバー、(121)は前記切欠歯車(65)の軸に回
動自在に軸承され、かつ、3本の脚片(121)a,(121)
b及び(121)cを有する揺動部材で、後方位置のリー
ルギヤ(56)rの方向に延びる第1脚片(121)aの先
端部には、リールギヤ(56)rの駆動回転方向で、回動
レバー(119)rの先端に有したピン(119)r′と当接
する突部(112)が、また前方位置のリールギヤ(56)
fの方向に延びる第2脚片(121)bの先端には、リー
ルギヤ(56)fの駆動回転方向で、回動レバー(119)
fの先端に有したピン(119)f′と当接する係合段部
(124)が、さらにまた、作動ギヤ(82)の方向に延び
る第3脚片(121)cには、摺接ピン(125)と、前記チ
ャンネル切換機構(60)の第2杆(77)の長辺(77)b
の先端に有した当接部(80)に当接するように屈曲した
作用片(126)とが夫々一端に設けてある。(127)は前
記作動ギヤ(82)に、これと一体に設けた凹面カムで、
半径の異なる2つの曲面(127)aと(127)bとから形
成されている。(128)は前記凹面カム(127)内に突出
されて、前記摺接ピン(125)と作用する突部、(129)
f,(129)rはリールギヤ(56)f,(56)rの非駆動回
転方向において、各ピン(119)f′,(119)r′と当
接するストッパーである。
しかして、後方位置のリールギヤ(56)rが回転して、
テープが手前方向に巻取られている状態を示している第
22図においては、リールギヤ(56)rは、時計方向に回
転しているので、これとリール台(120)rを介して摩
擦係合している回動レバー(119)rは、時計方向に回
動付勢されて、ピン(119)r′は揺動部材(121)の第
1脚片(121)aに設けた突部(122)と圧接し、これに
より、揺動部材(121)は時計方向の回動力を受け、揺
動部材(121)の第3脚片(121)cに設けた摺接ピン
(125)は、凹面カム(127)に内接している。
一方、作動ギヤ(82)は、常時回転駆動されている前方
位置のフライホイール(53)fにより駆動ギヤ(54)f
及び中間ギヤ(83)を介して常時回転しているので、そ
の回転に伴い、揺動部材(121)は、凹面カム(127)の
大径曲面(127)aと小径曲面(127)bとの間で揺動す
る。
このように、回動レバー(119)rの付勢力及び凹面カ
ム(127)の曲面と摺接ピン(125)との摺接作用によ
り、揺動部材(121)が揺動しているプレー状態におい
て、テープが終端位置に達すると、リール台(120)r
の回転が停止すると共に、回動レバー(119)rの回転
も停止するので、揺動部材(121)に対する回動付勢力
が消失する。
すると、その後の作動ギヤ(82)の回転により、摺接ピ
ン(125)は、凹面カム(127)の小径曲面(127)bと
の摺接を介して、向心方向に移動するので、これが、第
23図で示すように、作動ギヤ(82)に設けた突部(12
8)と係合して、さらに向心方向に強制的に寄せられ
る。
その結果、第24図で示すように、作用片(126)の先端
が、チャンネル切換機構(60)の第2杆(77)の長片
(77)bの先端に設けた当接部(80)を押圧し、これに
より、、前記第2杆(77)は、スプリング(81)に抗し
て反時計方向に回動するので、第2杆(77)の長片(7
7)bに設けた係止ピン(79)が拘束部片(66)の一方
の爪片から外れ、切欠歯車(65)の回転が許容され、そ
の結果、チャンネル切換機構(60)においてすでに述べ
たように、巻戻しレバー(3)を押圧操作した場合と同
時に、チャンネル切換部材(47)が作動して、テープの
走行方向が切換わり、図において、リール台(120)f
及び(120)rは、夫々反時計方向に回動して第25図で
示すように、後方位置に回動レバー(119)rのピン(1
19)r′は、対向するストッパー(120)rに当接する
と共に、前方位置の回動レバー(119)rのピン(119)
f′は、揺動部材(121)の第2脚片(121)bの係合段
部(124)に係合し、かつ、摺接ピン(125)が再び凹面
カム(127)に摺接する。
また第25図に示す状態において、テープが終端位置に達
すると、回動レバー(119)fの回動付勢力が消失し、
摺接ピン(125)と凹面カム(127)との摺接状態が解か
れる。
なお上記実施例は、早送りレバー(2),巻戻しレバー
(3)に設けた第3部分(91),(91)′を夫々垂直状
に形成した場合を例示したが、例えば第20図で示すよう
に、早送りレバー(2)が往動して、その往動状態が保
持されている状態、即ち不作動位置にある巻戻しレバー
(3)の第1部分(89)′に、回動レバー(112)の作
用片(116)が圧接している第26図の状態から前記巻戻
しレバー(3)を往動すると、その過程で、第27図で示
すように、回動レバー(112)の作用片(116)が、前記
巻戻しレバー(3)の第1部分(89)′から離れると同
時に、往動状態にある早送りレバー(2)の第3部分
(91)に圧接し、次いで、巻戻しレバー(3)の往動に
伴い、該レバー(3)の第2部分(90)′が前記作用片
(116)の位置を乗り越えると共に、その前端部の係止
突部(3)eが、係止部材(101)と作用して早送りレ
バー(2)の係止突部(2)eと、係止孔(102)との
係止を解き、該レバー(2)が、その復元用スプリング
(5)により復元して、早送りレバー(2)の第1部分
(89)に、前記作用片(116)が圧接することになる。
ところが上記において、製作上の誤差或いは巻戻しレバ
ー(3)が、第26図において左右方向に多少とも傾いて
往動したとき、回動レバー(112)の作用片(116)に、
前記巻戻しレバー(3)の第3部分(91)′が係止し
て、円滑な往動を妨げると共に、誤動作の生じる惧れが
ある。
この惧れは、第28図で示すように、他方の巻戻しレバー
(3)が、往動状態に保持されている状態から、早送り
レバー(2)を往動操作した場合も同様に生じる。
そこで、この惧れを防止するために、第29,30図で示す
ように、各レバー(2),(3)の第3部分(91)″,
(91)を、該第3部分の上端よりも作用片(116)
が、それに作用する回動付勢力に抗して移動できる傾斜
部によって形成するものである。
しかして、この構成によれば、一方の例えば早送りレバ
ー(2)が往動状態に保持されている状態から、他方の
巻戻しレバー(3)を往動すると、第31図で示すよう
に、回動レバー(112)の作用片(116)が、前記巻戻し
レバー(3)の第1部分(89)′から離れると同時に、
往動保持状態にある一方の早送りレバー(2)の傾斜す
る第3部分(91)″に圧接し、この圧接状態における作
用片(116)の位置は、巻戻しレバー(3)の第3部分
(91)の上部nよりも内方位置にあるので、該巻戻し
レバー(3)は、その第2部分(90)′が圧接片(11
6)に係止することなく通過して、巻戻しレバー(3)
の円滑な往動操作が達成できる。
また、図示しないが、第3部分(91)の傾斜をさらに
内方へ大きく形成するときは、早送りレバー(2)が往
動状態に保持されたとき、その早送りレバー(2)の傾
斜する第3部分(91)″により作用片(116)はその回
動付勢方向と反対方向に移動して、巻戻しレバー(3)
の第1部分(89)′から離れて該レバー(3)の第3部
分(91)の上部(n)よりも内方に位置するので、該
レバー(3)はその第2部分(90)′が作用片(116)
に作用することなく、通過して巻戻しレバーの円滑な往
動操作が達成でき、誤動作の生じる惧れを防止したもの
である。また、巻戻しレバー(3)が往動状態に保持さ
れている状態から、早送りレバー(2)を往動した場合
においても同様である。
次に曲間検出機構(130)について詳述する。
この曲間検出機構(130)は、第32図で示すように、前
記早送りレバー(2)及び巻戻しレバー(3)を前後動
自在に取り付けた補助基板(1)cの下面に、前端がピ
ン(131)と長孔(132)との係合により、後端が切起片
(133)と長孔(134)との係合により前後動自在に取り
付けられた長尺な連動部材(135)と、前記保持基板
(1)cの前部上面に軸(136)により回動自在に取り
付けられた阻止部片(137)とから構成されている。前
記連動部材(135)には、その長手方向の中間位置に上
向きに延びて上縁に磁気ヘッド(27)のチャンネル切換
回路用のスイッチS1の切起片(138)を係合した操作片
(139)と、外側縁に沿って下向き折曲し、一部に、下
方に延長すると共に、その前後縁の下端に凸部(14
0),(140)′を夫々有した取付部(141)aを延設し
た袖片(141)と、前端位置に上向きに突出した門形の
係止片(142)とが設けてあり、前記取付部(141)aに
は、中間部を横断面L字状に形成した一対の脚片(14
3),(143)′の上端が、前後で対向し、それらの間に
スプリング(144)を張架すると共に、上半部が前記凸
部(140),(140)′と夫々当接すくように、突部(14
5),(145)′と孔(146),(146)′との係合及び押
え片(147)との取り付けにより、垂直回動自在に枢着
されている。
また前記阻止部片(137)は、前端部に前記係止片(14
2)と係止する爪片(148)を、中間部背面に、前記巻戻
しレバー(3)に設けた突ピン(95)と係合する凹状段
部(149)を、後端部に上向きの当片(150)を夫々有し
ており、これがスプリング(151)により常時爪片(14
8)が係止片(142)に係止する方向に弾圧付勢されてい
る。
一方、前記した上位の回動板(48)fには、器枠(1)
の右側縁方向に延びる連動片(152)が設けてあり、こ
の連動片(152)が、常態で前記前後一対の脚片(14
3),(143)′の下端に挟持されている。
なお図中S2は早送りレバー(2)及び巻戻しレバー
(3)を往動操作したとき、これに設けた第1凹部
(2)d及び(3)dによって操作されるミューティン
グスイッチ、S3は早送りレバー(2)及び巻戻しレバー
(3)を往動操作したとき、これに設けた第2凹部
(2)g,(3)gによって操作されるモータの倍速用ス
イッチであり、いづれもレバー(2),(3)が往動状
態にあるときON状態を保持する。
(153)は前記スイッチS1,S2及びS3などを装着するた
めに器枠(1)の側面に取り付けた取付板、(154)は
阻止部片(137)の回動を規制する止片である。
しかして、例えばテープがフォワード方向に走行してい
る第5,17図に示すプレー状態において、巻戻しレバー
(3)をその復元用スプリング(6)に抗して往動する
と、その往動に伴い巻戻しレバー(3)の先端に有する
突ピン(95)が、阻止部片(137)の凹状段部(149)か
ら離れ、阻止部片(137)はスプリング(151)により図
において、時計方向に回動して、第18,19図で示すよう
に、爪片(148)が係止片(142)の前縁に係合して連動
部材(135)の前方への移動を阻止し、さらに巻戻しレ
バー(3)の往動は継続されると共に、その往動状態
は、係止部材(101)によって保持される。
また前記巻戻しレバー(3)の往動操作により、すでに
述べたように、ヘッドプレート(28)が後退してテープ
の早送り動作が行われると共に、チャンネル切換用部材
(47)が図において後方に移動して、チャンネル切換機
構(60)によりテープの走行が切換わる。
一方チャンネル切換用部材(47)の後方への移動に伴
い、前位の回動板(48)fが第13図で示すように、反時
計方向に回動するので、これに設けた右方向に延びる連
動片(152)が前方に移動し、この連動片(152)を第33
図実線で示すように、弾性的に挟持している一対の脚片
(143),(143)′のうち、一方の脚片(143)が、前
記連動部材(135)の前方への移動が阻止されているこ
とにより、スプリング(144)に抗して反時計方向に傾
動し、第33図仮想線の状態となる。即ち巻戻しレバー
(3)を往動操作したとき、阻止部片(137)により連
動部材(135)の前方への移動は阻止されるため、回動
板(48)fの回動のみが許容されてチャンネル切換回路
用スイッチS1は切換わることなく、テープの走行方向の
みが切換わる。従ってヘッドプレート(28)が後退した
状態で、テープが磁気ヘッド(27)に僅かに接触し、磁
気ヘッド(27)のトラックは変わることなく、巻戻し方
向での曲間検出がなされる。
そして曲間検出が行われると、その検出信号によりプラ
ンジャRが作動して係止部材(101)を、その復元スプ
リング(103)に抗して第19図の状態で、時計方向に回
動し、これにより往動状態に保持されている巻戻しレバ
ー(3)は自動的に復元する。
すると、巻戻しレバー(3)の復元により、その前端に
有する突ピン(95)が阻止部片(137)の凹状段部(14
9)に当接して阻止部片(137)は、そのスプリング(15
1)に抗して反時計方向に回動して第17図で示すように
復元するので、連動部材(135)は阻止部片(137)から
開放されて、前方への摺動が許容され、従って連動部材
(135)は、回動板(48)fの連動片(153)に一方の脚
片(143)が圧接している第33図仮想線の状態から、ス
プリング(144)の弾圧により右方向に移動して、第34
図実線で示す状態となり、チャンネル切換回路用スイッ
チS1がこの時切換わる。しかしながら、すでに述べたよ
うに、巻戻しレバー(3)の往動時にも、テープの走行
方向の切換が行われるので、チャンネル切換機構(60)
の作動により、回動板(48)fが第13図の状態から第8,
11図で示すように、時計方向に回動して復元するので、
再び第33図実線で示すように、一対の脚片(143),(1
43)′が、前記回動板(48)fの連動片(152)を挟持
した状態で図において左方向に移動して連動部材(13
5)及びスイッチS1は第33図実線で示す元のチャンネル
状態に復する。
そして、上記した第33図仮想線の状態から第34図実線の
状態に移動する動作と、第34図実線の状態から、第33図
実線の状態に移動する動作とは、殆ど同時に行われるの
で、結果的にチャンネル切換回路用スイッチS1は不作動
の状態におかれる。
次に例えばテープがリワインド方向に走行している第13
図で示すプレー状態において、巻戻しレバー(3)を、
その復元用スプリング(6)に抗して往動すると、その
往動に伴い、巻戻しレバー(3)の先端に有する突ピン
(95)が阻止部片(137)の凹状段部(149)から離れ
て、阻止部片(137)がスプリング(151)により第17図
の状態から時計方向に回動することは、さきに述べたと
同様であるが、第13図の状態においては、回動板(48)
fが反時計方向に回動していることにより、連動片(15
2)と共に連動部材(135)が前方に移動しているので、
阻止部片(137)の回動により今度は第34図実線で示す
ように、爪部(148)が、係止片(142)の内孔(142)
a内に臨んで、連動部材(135)の後方への移動を阻止
する。一方すでに述べたように巻戻しレバー(3)の往
動状態は、係止部材(101)により保持され、この状態
で、ヘッドプレート(28)が後退してテープの早送り動
作が行われ、かつ、テープの走行方向が切換わりチャン
ネル切換用部材(47)は前方に移動する。この移動に伴
い、前位の回動板(48)fが時計方向に回動するので、
これに設けた連動片(152)が後方に移動し、この連動
片(152)を弾性的に挟持している一対の脚片(143),
(143)′のうち、今度は他方の脚片(143)′が、前記
連動部材(135)の後方への移動が阻止されていること
により、スプリング(144)に抗して第34図仮想線で示
すように、時計方向に傾動する。即ち巻戻しレバー
(3)を往動操作したとき、阻止部片(137)により連
動部材(135)の後方への移動は阻止されるため、回動
板(48)fの回動のみが許容されて、チャンネル切換回
路用のスイッチS1は切換わることなく、テープの走行方
向のみが切換わり、かつ、この状態で曲間検出が行われ
る。
そして曲間検出が行われると、その検出信号によりプラ
ンジャRが作動して係止部材(101)をその復元スプリ
ング(103)に抗して回動し、これにより往動状態に保
持されている巻戻しレバー(3)は自動的に復元するこ
とはさきに述べた通りである。
すると、巻戻しレバー(3)の復元により、その前端に
有する突ピン(95)が阻止部片(137)の凹状段部(14
9)に当接して、阻止部片(137)はそのスプリング(15
1)に抗して反時計方向に回動して、第17図で示すよう
に復元するので、連動部材(135)は阻止部片(137)か
ら開放されて後方への摺動が許容され、従って連動部材
(135)は回動板(48)fの連動片(149)に一方の脚片
(143)′が圧接した状態で、スプリング(144)の弾力
により第34図において左方向に移動して、第33図実線で
示す状態となり,チャンネル切換回路用スイッチS1が切
換わる。しかしながら、すでに述べたように、巻戻しレ
バー(3)の復動時にもテープの走行方向の切換が行わ
れるので、チャンネル機構(60)の作動により回動板
(48)fが反時計方向に回動して一対の脚片(143),
(143)′が、前記回動板(48)fの連動片(152)を挟
持した状態で図において右方向に移動して、連動部材
(135)及びスイッチS1は第34図実線で示す元のチャン
ネル状態に復する。
そして、上記した第34図仮想線の状態から第33図実線の
状態に移動する動作と、第33図実線の状態から、第34図
実線の状態の移動する動作とは、殆ど同時に行われるの
で、結果的にチャンネル切換回路用スイッチS1は不作動
の状態におかれる。
次に、第8図に示すプレー状態において、テープの走行
方向を切換えるべく、早送りレバー(2)と巻戻しレバ
ー(3)とを同時に往動操作すると、すでに述べたよう
に、作動機構(107)により、テープの走行方向が切換
わると共に、両レバー(2),(3)は係止部材(10
1)で往動状態が保持されない制限されたストロークで
往動する。
すると、第21図で示すように、阻止部片(137)の爪部
(148)と、連動部材(135)の係止片(142)との係合
により、連動部材(135)の前方への移動が阻止される
と共に、連動片(152)は第33図仮想線で示すように、
一方の脚片(143)をスプリング(144)に抗して傾動す
るに止まり、スイッチS1の切換えは行われなが、早送り
レバー(2)と巻戻しレバー(3)との押圧を解除する
と、早送りレバー(2)と巻戻しレバー(3)とが復帰
スプリング(5),(6)により復元し、その巻戻しレ
バー(3)の前端に有する突ピン(95)が阻止部片(13
7)の凹状段部(149)に当接して、阻止部片(137)は
そのスプリング(151)に抗して反時計方向に回動し
て、連動部材(135)は阻止部片(137)から開放されて
前方への摺動が許容され、従って連動部材(135)は回
動板(48)fの連動片(152)に一方の脚片(143)が圧
接している第33図仮想線の状態から、スプリング(14
4)の弾圧により右方向に移動して第34図実線で示す状
態となり、チャンネル切換回路用スイッチS1がこの時切
換わる。この時の巻戻しレバー(3)の往動は、制限さ
れたストロークのため巻戻しレバー(3)の往復動作時
のチャンネル切換機構(60)の作動は行われない。
これによりテープがリベース側に定速走行すると共にB
面の再生が行われる。
また、第13図に示すプレー状態において、テープの走行
方向を切換えるべく、早送りレバー(2)と巻戻しレバ
ー(3)とを同時に往復操作すると、この場合も作動機
構(107)により、テープの走行方向が切換わると共
に、両レバー(2),(3)は係止部材(101)で往動
状態が保持されない制限されたストロークで往動する。
すると、すでに述べたように、阻止部片(137)の爪部
(148)が、連動部材(135)の係止片(142)の内孔(1
42)a内に臨み、連動部材(135)の後方への移動が阻
止されると共に、係止片(142)は第34図仮想線で示す
ように、他方の脚片(143)′をスプリング(144)に抗
して傾動するに止まり、スイッチS1の切換えは行われな
が、早送りレバー(2)及び巻戻しレバー(3)の押圧
操作を解除すると、早送りレバー(2)及び巻戻しレバ
ー(3)がその復帰スプリング(5),(6)により復
元し、その巻戻しレバー(3)の前端に有する突ピン
(95)が阻止部片(137)の凹状段部(149)に当接し
て、阻止部片(137)はそのスプリング(151)に抗して
反時計方向に回動して、連動部材(135)は阻止部片(1
37)から解放されて、後方への摺動が許容され、従って
連動部材(135)は回動板(48)fの連動片(152)に一
方の脚片(143)′が圧接している第34図の仮想線の状
態から、スプリング(144)の弾圧力により左方向に移
動して第33図実線で示す状態となり、チャンネル切換回
路用スイッチS1がこの時切換わる。
この巻戻しレバー(3)の往復動作によるチャンネル切
換機構(60)の作動は行われないことはすでに述べた通
りであり、これによりテープはフォワード側に定速走行
すると共にA面の再生が行われる。
なおテープのフォワード方向で曲間検出を行う場合は、
早送りレバー(2)をその復元用スプリング(5)に抗
して往動操作する。
この場合は、すでに述べたように、ヘッドプレート(2
8)を後退させる動作が行われるのみで、テープの走行
方向の切換動作及びチャンネル切換回路用スイッチS1
切換動作は行われない。
ところで上記において、早送りレバー(2)と巻戻しレ
バー(3)を同時に往動操作した場合に、極めて稀では
あるが、早送りレバー(2)が巻戻しレバー(3)より
多少とも先行して第26図で示すように、早送りレバー
(2)に設けた第2部分(90)が回動レバー(112)に
設けた作用片(116)の位置を越えているにも不拘、該
作用片(116)が巻戻しレバー(3)の第1部分(8
9)′に圧接した状態にあるときは、両レバー(2),
(3)を同時に往動したにも不拘、前記作用片(116)
が両レバー(2),(3)に設けた第2部分(90),
(90)′に係止しない状態が生じ、これによって、両レ
バー(2),(3)は往動ストロークが制限されること
なく、それらを個別に往動した場合と同様に深く往動し
て、その往動状態が係止部材(101)により保持され巻
戻しレバー(3)または早送りレバー(2)の一方のレ
バーの往動保持状態を他方のレバーによって解除すると
いう機能が不可能になるという誤動作状態が生じる惧れ
がある。
そこで本願実施例においては、阻止部片(137)に当接
片(150)を設けて上記した惧れを解消している。
即ち早送りレバー(2)と、巻戻りレバー(3)とを同
時に往動したときは、早送りレバー(2)は先行するか
否かに不拘、往動当初で、巻戻しレバー(3)の前端に
設けた突ピン(95)が、阻止部片(137)の凹状段部(1
47)より離れて、阻止部材(137)は、スプリング(15
1)によって瞬時的に図において時計方向に回動するの
で、第21図で示すように、早送りレバー(2)に設けた
膨らみ部(2)jが阻止部片(137)の当接片(150)に
当接して、その往動が阻止され、巻戻しレバー(3)の
み往動が許容され、これが係止部材(101)によりその
往動状態が保持されることになるので、巻戻しレバー
(3)の往動保持状態を早送りレバー(2)の往動によ
り解除することが可能となり、両レバー(2),(3)
が同時に往動状態に保持されるという誤動作の生じる惧
れはない。
発明の効果 本願は、叙上のように構成されているので、例えばテー
プの巻戻し操作を行う際に誤って早送りレバーを往動操
作して、これが往動状態に保持されたのち、誤動作に気
付いて巻戻しレバーを往動操作した場合でも、その往動
操作により、早送りレバーの復元と共に、巻戻し動作を
支障なく行うことができて、操作上便利であり、またプ
レー状態からテープの走行方向のみを切換えるときは、
テープの早送り動作が行われないので、テープの早送り
音の発生する惧れもない。
さらに本願によれば、作動機構を一方向に回動付勢し、
その回動付勢方向で、早送り,巻戻しレバーに設けた第
1部分、第2部分及び第3部分に圧接する構成であるの
で、作動機構を配設するスペースが少なくてすむと共
に、その配設場所も制約を受けることなく、設計の自由
が得られ、かつ、小型化にも有効である。また操作レバ
ーに夫々窓孔を設け、この窓孔の一方の側縁に沿って、
第1部分と第2部分と第3部分とを連続して形成したと
きは、第1部分、第2部分及び第3部分の形成が容易で
あり、さらに第3部分が、回動レバーを、作動機構の回
動付勢方向と反対方向に押動する傾斜部によって形成し
ているときは、操作レバーの往動操作が円滑にかつ、誤
動作なく行うことができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】 図面は本願の実施例による要部を示すもので、第1図は
非プレー状態の総体平面図、第2図は同左側面図、第3
図は同右側面図、第4図は同一部の正面図、第5図はプ
レー状態の総体平面図、第6図は同左側面図、第7図は
同一部の正面図、第8図は第5図においてカセットホル
ダー及び早送り,巻戻しレバーなどを省略した平面図、
第9図は駆動ギヤ機構を示す底面図、第10図は非プレー
状態におけるヘッドプレート及びチャンネル切換機構の
一部を示した平面図、第11図は第10図に対応するプレー
状態の平面図、第12図は(イ),(ロ)は、ヘッドプレ
ートと器枠との関係を示す非プレー状態とプレー状態の
部分断面図、第13図は、テープの走行方向を異にした第
8図に対応する平面図、第14図(イ),(ロ),(ハ)
は、チャンネル切換機構の動作状態を示す平面図、第15
図及び第16図は、早送りレバー及び巻戻しレバーの平面
図、第17図は主として早送り,巻戻しレバーと作動機構
との関係を示す要部の平面図、第18図は巻戻し状態の第
17図に対応する平面図、第19図は、巻戻し状態の第8図
に対応する平面図、第20図は早送り状態の第17図に対応
する平面図、第21図は早送り,巻戻しレバーを同時に往
動した状態の第17図に対応する平面図、第22図乃至第25
図は、テープ終端検知機構の動作状態を示す要部の平面
図、第26図乃至第28図は早送り,巻戻しレバーと作動機
構との関係を示す部分平面図、第29図及び第30図は他の
実施例における早送りレバー及び巻戻しレバーの平面
図、第31図は早送り,巻戻しレバーと作動機構との関係
を示す他の実施例における部分平面図、第32図は曲間検
出機構の分解斜視図、第33図及び第34図は曲間検出機構
の動作状態を示す正面図である。 図中、(1)は器枠、(1)cは補助基板、(2)は早
送りレバー、(3)は巻戻しレバー、(28)はヘッドプ
レート、(47)はチャンネル切換部材、(48)f,(48)
rは回動板、(60)はチャンネル切換機構、(88),
(88)′は窓孔、(89),(89)′は第1部分、(9
0),(90)′は第2部分、(91),(91)′は第3部
分、(92),(92)′は傾斜縁、(96)は揺動レバー、
(97)は突片、(101)は係止部材、(107)は作動機
構、(108)は摺動部片、(111)はスプリング、(11
2)は回動レバー、(116)は作用片である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復動作可能で、往動時にヘッドプレート
    を後退して早送り動作させる早送りレバーと、往復動作
    可能で、往動時にヘッドプレートを後退させると共にテ
    ープ走行方向を切換えて巻戻し動作を行い、その復動時
    にテープ走行方向を再び切換えて復元させる巻戻しレバ
    ーとを備えて成るテーププレーヤにおいて、器枠に対し
    回動可能で、かつ、前記早送り,巻戻しレバーの操作方
    向で前後動可能なテープの走行方向切換用の作動機構
    と、常態で前記作動機構を復動方向及び一方向に回動付
    勢するスプリングとを備え、かつ、前記各レバーに、そ
    の不作動状態で前記作動機構に設けた作用片と圧接し
    て、その回動付勢方向の回動を阻止すると共に、復動時
    に再び作用片との圧接を許容する第1部分と、レバーの
    往動により第1部分より離れた作用片の回動付勢方向の
    回動を許容してその往動方向で係止する第2部分と、一
    方のレバーがその第1部分に作動機構の作用片が圧接し
    ている不作動状態にあるとき、他方のレバーの往動を作
    用片が第2部分と係止することなく、それを越えて許容
    する第3部分とを設け、前記作動機構を、早送り,巻戻
    しレバーの操作方向に前後動可能で、かつ、チャンネル
    切換機構に連結された摺動部片と、前後動及び水平回動
    可能で、常態で一方向に回動付勢され、かつ、上端に、
    前記摺動部片を、回動方向では自由で前後方向では共動
    するように連結した細長い回動レバーとから構成したこ
    とを特徴とするテーププレーヤ。
  2. 【請求項2】各レバーに夫々窓孔を設け、この窓孔の一
    方の側縁に沿って第1部分と、第2部分と、第3部分と
    を連続して形成した請求項1記載のテーププレーヤ。
  3. 【請求項3】第3部分が、該第3部分の上端よりも作動
    機構の作用片を、その回動付勢方向と反対方向に移動す
    る傾斜部によって形成した請求項1または2記載のテー
    ププレーヤ。
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KR900018946A (ko) 1990-12-22
DE4017434C2 (de) 1997-01-30
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