JPH0798963A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH0798963A
JPH0798963A JP24269193A JP24269193A JPH0798963A JP H0798963 A JPH0798963 A JP H0798963A JP 24269193 A JP24269193 A JP 24269193A JP 24269193 A JP24269193 A JP 24269193A JP H0798963 A JPH0798963 A JP H0798963A
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裕史 本村
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容 吉岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テンポが相違する楽曲の切換を目立たなくす
るための方法を簡単に実現することができるディスク再
生装置を提供する。 【構成】 ディスク再生装置は、コンパクトディスク1
に記録されている信号を再生するための2つの再生部2
とエンベロープ検波器17とを備える。エンベロープ検
波器17はスイッチ16からの信号の包絡線を検出し、
この信号を強弱情報を有する直流電圧信号に変換する。
エンベロープ検波器17からの直流電圧信号は、各再生
部2からのサブコードデータQとともにメインマイクロ
コンピュータ18に与えられる。メインマイクロコンピ
ュータ18はサブコードデータQおよび直流電圧信号に
基づき、各スイッチ11,16に対する制御処理と、各
VCA10の減衰率の設定およびその動作時期並びに一
方の再生部2から他方の再生部2への切換時における各
再生部2に対する再生速度調整を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスクな
どの複数のディスクの再生を独立に行うディスク再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アナログレコード、磁気テープ
などの楽曲が記録されている記録媒体では、これに記録
されている楽曲と次の楽曲との間に無音部分が形成され
ている。また、1つの楽曲のテンポと次に続く楽曲のテ
ンポとは互いに異なることが多く、特に異なる記録媒体
に記録されている楽曲を続けて再生するときに、テンポ
の相違によって楽曲の切換が認識され易く、楽曲と楽曲
との切れ目が目立つ。
【0003】このテンポの相違に起因する楽曲間の切れ
目を目立たないようにするために、放送局、ディスコ、
エアロビクススタジオなどで用いられている切換方法が
ある。
【0004】この切換方法では、予めアナログプレー
ヤ、カセットデッキなどの2台の再生装置を準備し、こ
の一つの再生装置で先行曲の再生を開始し、この先行曲
の再生中に他の再生装置で再生される次曲をヘッドホー
ンでモニターしながらこの次曲のテンポが先行曲のテン
ポに一致するように他の再生装置の再生速度を調整し、
1つの再生装置による先行曲の再生が終了すると同時に
他の再生装置に切り換え、他の再生装置で調整された再
生速度に基づき次曲の再生を開始する。
【0005】よって、先行曲から次曲への切換時に次曲
のテンポが先行曲のテンポに一致するから、次曲のテン
ポと先行曲のテンポとの相違に起因する曲の切換が目立
たなくなり、スムーズになる。
【0006】しかし、他の再生装置の再生速度を調整す
る作業は手動で行われるから、この速度調整作業には作
業者の高度な技術と勘とが要求され、何人もが上述の切
換方法を簡単に行うことはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のテンポの相違に起因する楽曲の切換を目立たなくする
ための切換方法では、先行曲のテンポと次曲のテンポと
を一致させるための調整作業に高度な技術と勘とが要求
され、この調整作業を簡単に行うことができない。
【0008】本発明は、テンポが相違する楽曲の切換を
目立たなくするための切換方法を簡単に実現することが
できるディスク再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク再生装
置は、コンパクトディスクなどのディスクの再生をそれ
ぞれ独立に行う複数の再生手段と、各再生手段で再生さ
れるディスクの楽曲からその再生信号レベルの大きい部
分を検出するビート部検出手段と、前記ビート部検出手
段で検出されたディスクのそれぞれの再生信号レベルの
大きい部分の周期を算出し、各ディスクの再生信号レベ
ルの大きい部分の周期が一致するように各再生手段に対
するディスクの再生速度を調整する再生速度調整手段
と、前記再生手段の1つによるディスクの再生終了前
に、前記再生手段の他の1つにディスクの再生開始を指
示することによって、前記再生手段の1つで再生された
ディスクの楽曲から前記再生手段の他の1つで再生され
たディスクの楽曲への移行時にそれぞれの楽曲が連続曲
であるように編集する編集手段とを備える。
【0010】
【作 用】本発明のディスク再生装置では、各ディスク
毎にその再生信号レベルの大きい部分を検出し、検出さ
れたディスクのそれぞれの再生信号レベルの大きい部分
の周期が互いに一致するように各再生手段の再生速度を
調整する。
【0011】互いに異なるディスクに記録されている楽
曲を連続して再生するとき、まず、再生対象となる曲を
記録している複数のディスクが準備され、各ディスクが
対応する再生手段に再生可能に搭載される。
【0012】次いで、最初の再生対象となる曲の再生信
号レベルの大きい部分と次の再生対象となる曲の再生信
号レベルの大きい部分とが検出される。この検出の結果
から各曲の再生信号レベルの大きい部分の周期が算出さ
れ、最初の曲の再生信号レベルの大きい部分の周期と次
曲の再生信号レベルの大きい部分との周期とが一致する
ように各ディスクの再生速度が調整される。この再生速
度の調整後、ディスクの切換が行われる。
【0013】よって、ディスクの切換時に、先行曲のテ
ンポと次曲のテンポとを一致させるための再生速度の調
整が前記再生速度調整手段で行われるから、この再生速
度調整に高度な技術と勘とが要求されず、テンポが相違
する楽曲の切換を目立たなくするための方法を簡単に実
現することができる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0015】図1は本発明のディスク再生装置の一実施
例を示すブロック図である。
【0016】ディスク再生装置は、図1に示すように、
コンパクトディスク1に記録されている信号を再生する
ための2つの再生部2を備える。各再生部2は、コンパ
クトディスク1の記録面にレーザ光を照射し、その反射
光から記録面に記録されている信号を読み取るための光
ピックアップ3と、コンパクトディスク1を回転させる
ためのスピンドルモータ4とを有する。
【0017】光ピックアップ3の出力信号はシグナルプ
ロセッサ5に与えられる。シグナルプロセッサ5は光ピ
ックアップ3の出力信号をパルス符号化変調されたデー
タ(以下、PCMデータという)に変換し、クロック発
生器6からのクロックに応じて決定される読出し速度で
PCMデータを出力するとともに、サブコードエリアに
記録されているサブコードデータQおよび最大反転間隔
を示す時間データを出力する。
【0018】サブコードデータQはマイクロコンピュー
タ7および後述するメインマイクロコンピュータ18に
与えられる。マイクロコンピュータ7はサブコードデー
タQに基づきクロック発生器6から発生するクロックの
周波数を制御するとともに、コンパクトディスク1の再
生対象となる信号の記録位置に光ピックアップ3を移動
させるなどの制御信号を生成する。
【0019】最大反転間隔を示す時間データはCLVサ
ーボ機構8に与えられる。CLVサーボ機構8は最大反
転間隔を示す時間データに基づきスピンドルモータ4の
回転速度を光ピックアップ3とコンパクトディスク1の
記録トラックとの相対速度(線速度)が一定になるよう
に制御する。
【0020】PCMデータはD/A変換器9に与えられ
る。D/A変換器9はPCMデータをアナログ信号に変
換し、このアナログ信号を再生信号として出力する。
【0021】各再生部2からの再生信号は対応するVC
A10に与えられるとともにスイッチ11に与えられ
る。各VCA10は、これに入力される再生信号のレベ
ルをメインマイクロコンピュータ18から指示される減
衰率で減衰し、この減衰された再生信号を合成器12に
出力する。合成器12は各VCA10からの再生信号を
加算し、この加算された信号は端子13を介して出力さ
れる。
【0022】スイッチ11は各再生部2からの再生信号
の内のいずれか一方を選択する。スイッチ11の選択動
作はメインマイクロコンピュータ18からの制御信号に
よって制御されている。
【0023】スイッチ11で選択された再生信号はバン
ドパスフィルタ(以下、BPFという)14,15にそ
れぞれ与えられる。BPF14は帯域幅がf1 に設定さ
れているフィルタであり、BPF15は帯域幅がf2 に
設定されているフィルタである。BPF14に設定され
ているf1 はBPF15に設定されているf2 より大き
く、このf2 は100Hz前後のキックドラムによるビ
ート成分を分離するように設定されている。
【0024】各BPF14,15からの出力信号はスイ
ッチ16に与えられ、スイッチ16は各BPF14,1
5の出力信号の内のいずれか一方の出力信号を選択す
る。スイッチ16の選択動作はメインマイクロコンピュ
ータ18からの制御信号によって制御される。
【0025】スイッチ16で選択された信号はエンベロ
ープ検波器17に与えられる。エンベロープ検波器17
はスイッチ16からの信号の包絡線を検出し、この信号
を強弱情報を有する直流電圧信号に変換する。
【0026】エンベロープ検波器17からの直流電圧信
号は、各再生部2からのサブコードデータQとともにメ
インマイクロコンピュータ18に与えられる。メインマ
イクロコンピュータ18はサブコードデータQおよびエ
ンベロープ検波器17からの直流電圧信号に基づき、各
スイッチ11,16に対する制御処理と、各VCA10
の減衰率の設定およびその動作時期の設定と、一方の再
生部2から他方の再生部2への切換時における各再生部
2に対する再生速度調整とを行う。
【0027】次に、コンパクトディスク再生装置の動作
について図を参照しながら説明する。図2は図1のディ
スク再生装置のビート検出動作を説明するための流れ
図、図3は図1のディスク再生装置のビート検出時に行
われる減算処理前後の波形をそれぞれ示す図、図4は図
1のディスク再生装置のコンパクトディスクの切換動作
を説明するための流れ図、図5は図1のディスク再生装
置のVCAの動作を説明するための図である。
【0028】まず、各再生部2に所定のコンパクトディ
スク1がそれぞれ再生可能な状態におかれる。次いで、
各再生部2に対し再生楽曲の指定が行われる。この再生
楽曲の指定が完了すると、再生対象となる楽曲の再生信
号レベルの大きい部分を検出するビート検出処理、この
検出処理の結果からベースパターンを確定するためのベ
ースパターン確定処理を経てクロス点を決定するクロス
点決定処理が行われる。
【0029】まず、一方の再生部2で再生される先行曲
に対するクロス点の候補を抽出するためのサンプリング
処理が開始される。このサンプリング処理の開始に伴い
各VCA10の減衰率はメインマイクロコンピュータ1
8によって出力信号のレベルが0になるように設定さ
れ、メインマイクロコンピュータ18は各スイッチ1
1,16に対する制御信号を生成する。スイッチ11は
前記制御信号に基づき一方の再生部2からの再生信号を
選択し、スイッチ16は前記制御信号に基づきBPF1
4の出力信号を選択する。
【0030】メインマイクロコンピュータ18には、先
行曲の終了10秒前から終了時までの期間の再生信号が
エンベロープ検波器17を介して取り込まれる。メイン
マイクロコンピュータ18はエンベロープ検波器17か
らの直流電圧信号をサンプリングし、クロス点の候補と
なるサンプリング点を抽出する。
【0031】次いで、他方の再生部2で再生される次曲
に対するクロス点の候補を抽出するためのサンプリング
処理が開始される。スイッチ11はメインマイクロコン
ピュータ18からの制御信号に基づき他方の再生部2か
らの再生信号を選択し、スイッチ16は前記制御信号に
基づきBPF14の出力信号を選択する。
【0032】メインマイクロコンピュータ18には次曲
の開始時からの再生信号がエンベロープ検波器17を介
して取り込まれる。メインマイクロコンピュータ18は
次曲の開始時からサンプリング動作を開始し、クロス点
の候補となるサンプリング点を抽出する。
【0033】クロス点候補の抽出が完了すると、ビート
検出処理が行われ、このビート検出処理は各再生部2で
再生される楽曲毎に行われる。
【0034】まず、一方の再生部2で再生される楽曲に
対するビート検出処理が開始される。このビート検出処
理の開始に伴い各VCA10の減衰率は出力信号のレベ
ルが0になるように設定され、メインマイクロコンピュ
ータ18は各スイッチ11,16に対する制御信号を生
成する。スイッチ11は前記制御信号に基づき一方の再
生部2からの再生信号を選択し、スイッチ16は前記制
御信号に基づきBPF15の出力信号を選択する。
【0035】スイッチ16で選択された信号は一方の再
生部2で再生される曲の終了直前の6秒間に対応する再
生信号である。スイッチ16からの信号はエンベロープ
検波器17に取り込まれる。エンベロープ検波器17
は、図3(a)に示すように、これに取り込まれた信号
の包絡線を検出し、この検出された包絡線に基づき前記
取り込まれた信号の強弱情報を示す直流電圧信号を生成
する。
【0036】エンベロープ検波器17で生成された直流
電圧信号は一方の再生部2からのサブコードデータQと
ともにメインマイクロコンピュータ18に与えられ、メ
インマイクロコンピュータ18はビート検出処理を行
う。
【0037】ビート検出処理では、図2に示すように、
エンベロープ検波器17からの6秒分の直流電圧信号が
メインマイクロコンピュータ18に取り込まれる(ステ
ップ101)。なお、エンベロープ検波器17からの6
秒分の直流電圧信号は、一方の再生部2からの曲の終了
前の6秒間の再生信号に対応する信号である。
【0038】次いで、取り込まれた直流電圧信号から、
この直流電圧信号に対し約0.1秒の時間差がある直流
電圧信号を減算する処理が行われる(ステップ10
2)。この減算処理によって直流電圧信号の波形は、図
3(b)に示すように、ピーク量を直接的に表す値が得
られる波形に変換される。
【0039】減算処理後、減算処理によって生成された
波形からそのピークを検出するための処理が行われる。
このピーク検出処理は減算処理によって得られた波形の
先頭部から順次に行われ、最初のピークが検出される。
この最初のピークのレベルとアドレスとは所定の記憶領
域に保持されるとともに、この最初のピークにはその出
現番号として1が付記される(ステップ103)。次い
で、ピーク出現番号が16より小さいか否かの判定が行
われる(ステップ105)。ピーク出現番号が16より
小さいとき、次のピークを検出する処理が行われる。
【0040】次のピークが検出されると、次のピークの
レベルとアドレスとは所定の記憶領域に保持されるとと
もに、この次のピークにはその出現番号として2が付記
される(ステップ103)。次のピークのレベルは最初
のピークレベルと比較される(ステップ104)。次の
ピークのレベルが最初のピークレベルに対し−12db以
上高いとき、ピーク出現番号が16より小さいか否かの
判定が行われる(ステップ105)。ピーク出現番号が
16より小さいとき、さらに次のピークを検出する処理
が行われる。
【0041】検出されたピークのレベルが最初のピーク
のレベルに対し−12dB低くなるとき、または検出され
たピークの数を示すピーク出現番号が16より小さくな
るとき、ピーク検出処理は終了する。
【0042】ピーク検出処理後、互いに時刻が異なる2
つのピークを選択する処理が行われる(ステップ10
6)。このピークの選択処理では、各検出されたピーク
を前半部分と後半部分とに分割し、前半部分のピーク中
から最大のレベルを示す第1のピークを抽出し、この第
1のピークから2秒以上離れかつ最大のレベルを示す第
2のピークを後半部分から抽出する。
【0043】次いで、刻み数n(整数)が1に設定され
る(ステップ107)。第1のピークと第2のピークと
の2つのピーク間(第1のピークおよび第2のピークを
含む)の時間をn等分に刻むことによってベースパター
ンが生成される(ステップ108)。ベースパターンの
生成後、ベースパターンと予めクロス点の候補としてサ
ンプリングされた各サンプル点とのマッチングに対する
評価が行われる(ステップ109)。ベースパターンの
各刻みに各サンプル点が乗るとき、このベースパターン
に適合性があるとの評価がなされる。
【0044】次に刻み数nを2とし、ベースパターンの
生成(ステップ108)およびこのベースパターンとサ
ンプル点とのマッチングに対する評価(ステップ10
9)が行われる。以下同様に、刻み数nが8になるまで
ベースパターンの生成(ステップ108)およびこのベ
ースパターンとサンプル点とのマッチングに対する評価
(ステップ109)が行われる。
【0045】刻み数nを8とするベースパターンの生成
(ステップ108)およびこのベースパターンとサンプ
ル点とのマッチングに対する評価(ステップ109)が
終了すると、各刻み数n毎に得られたベースパターンに
対するマッチングの評価に基づき適合性を有するベース
パターンがあるか否かの判定が行われる(ステップ11
2)。
【0046】適合性を有するベースパターンがあるとの
判定が行われると、この適合性を有するベースパターン
から最大ピークを含むベースパターンが抽出され、この
抽出されたベースパターンに基づきクロス点が決定され
る(ステップ113)。決定されたクロス点は登録され
る(ステップ114)。
【0047】適合性を有するベースパターンがないとの
判定が行われると、刻み数nを再設定し直すことによっ
てクロス点を決定する処理(ステップ115)、サンプ
ルリング場所の位置を数秒離れた位置に変更することに
よってクロス点を決定する処理(ステップ116)また
はマニュアル入力処理(ステップ117)のいずれかの
処理が選択される。
【0048】ステップ115の処理では、刻み数nを上
述の値の2倍に再度設定し直し、上述のステップ101
〜112と同様の処理を行うことによってクロス点が決
定される。
【0049】ステップ116の処理では、サンプルリン
グ場所の位置を数秒離れた位置に変更し、上述のステッ
プ101〜112と同様の処理を行うことによってクロ
ス点が決定される。
【0050】ステップ117の処理では、操作者が各再
生部2で再生される曲を直接的に聞くことによって候補
となるクロス点を抽出し、この抽出されたクロス点を入
力した後に、再度メインマイクロコンピュータ18でビ
ートパターンとのマッチングに対する評価を行い、この
評価の結果からクロス点の決定および登録を行う。
【0051】次に、クロス点の登録完了後の動作につい
て図4および図5を参照しながら説明する。
【0052】まず、一方の再生部2で再生されている先
行曲のアドレスがクロス点の手前10秒前になると、図
4および図5に示すように、他方の再生部2で再生され
る次曲が待機状態におかれる。次いで、先行曲がクロス
点までに到達する時間Tp は監視される(ステップ20
2)。時間Tp が10秒以下になると、他方の再生部2
における次曲の待機状態が解除される(ステップ20
3)。
【0053】他方の再生部2における次曲の待機状態の
解除後、次曲のクロス点までの時間が検出される(ステ
ップ204)。先行曲のクロス点までの時間と次曲のク
ロス点までの時間との差分だけ次の曲の再生速度が調整
される(ステップ205)。この再生速度の調整は、再
生信号を読み出すためのクロック周波数を変化させるこ
とによって行われる。例えば、図5に示すように、先行
曲のクロス点までの時間と次曲のクロス点までの時間と
の差分が0.5秒であるとき、クロック周波数が10%
分増加され、0.5秒の差分が約5秒間で吸収される。
【0054】次いで、次曲のクロス点までの時間Tn が
監視され(ステップ206)、次曲のクロス点までの時
間Tn が1秒以下になると、次曲に対するフェードイン
動作が行われる(ステップ207)。次曲に対するフェ
ードイン動作では、図5に示すように、他方のVCA1
0の減衰率が漸次に小さくされ、この減衰率の低下に伴
い他方のVCA10における信号通過量は100%にな
るまで漸次に増加する。
【0055】次曲のフェードイン後、先行曲のクロスフ
ェードポイントまでの時間Tp が監視され(ステップ2
08)、時間Tp が0秒以下になると、先行曲に対する
フェードアウト動作が開始される(ステップ209)。
先行曲に対するフェードアウト動作では、図5に示すよ
うに、一方のVCA10に対しその減衰率を漸次に大き
くするための指示が出され、この指示による減衰率の上
昇に伴い一方のVCA10における信号通過量は100
%から0%にまで漸次に低下する。
【0056】先行曲に対するフェードアウト後、次曲だ
けの再生音が得られ、テンポが相違する楽曲の切換は認
識され難い。
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のディス
ク再生装置によれば、テンポが相違する楽曲の切換を目
立たなくするための方法を簡単に実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク再生装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1のディスク再生装置のビート検出動作を説
明するための流れ図である。
【図3】図1のディスク再生装置のビート検出時に行わ
れる減算処理前および減算処理後の波形をそれぞれ示す
図である。
【図4】図1のディスク再生装置のディスクの切換動作
を説明するための流れ図である。
【図5】図1のディスク再生装置のVCAの動作を説明
するための図である。
【符号の説明】
1 コンパクトディスク 2 再生部 3 光ピックアップ 4 モータ 5 シグナルプロセッサ 6 クロック発生器 7 マイクロコンピュータ 8 CLVサーボ機構 10 VCA 11,16 スイッチ 12 加算器 14,15 BPF 17 エンベロープ検波器 18 メインマイクロコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンパクトディスクなどのディスクの再生
    をそれぞれ独立に行う複数の再生手段と、 各再生手段で再生されるディスクの楽曲からその再生信
    号レベルの大きい部分を検出するビート部検出手段と、 前記ビート部検出手段で検出されたディスクのそれぞれ
    の再生信号レベルの大きい部分の周期を算出し、各ディ
    スクの再生信号レベルの大きい部分の周期が一致するよ
    うに各再生手段に対するディスクの再生速度を調整する
    再生速度調整手段と、 前記再生手段の1つによるディスクの再生終了前に、前
    記再生手段の他の1つにディスクの再生開始を指示する
    ことによって、前記再生手段の1つで再生されたディス
    クの楽曲から前記再生手段の他の1つで再生されたディ
    スクの楽曲への移行時にそれぞれの楽曲が連続曲である
    ように編集する編集手段とを備えることを特徴とするデ
    ィスク再生装置。
  2. 【請求項2】前記編集手段は、各ディスクからの再生信
    号をそれぞれに対応する比率で合成する合成手段と、 前記合成手段にその合成比率を指示する合成比率指示手
    段とを有することを特徴とする請求項1に記載のディス
    ク再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10319978A (ja) * 1997-05-16 1998-12-04 Daiichi Kosho:Kk カラオケ装置
JP2002073018A (ja) * 2000-08-23 2002-03-12 Daiichikosho Co Ltd エアロビクスエクササイズ用音楽の演奏方法、編集方法、演奏装置

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