JPH0797098B2 - 複数のイオン電極の同時校正用標準液 - Google Patents
複数のイオン電極の同時校正用標準液Info
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- JPH0797098B2 JPH0797098B2 JP59146239A JP14623984A JPH0797098B2 JP H0797098 B2 JPH0797098 B2 JP H0797098B2 JP 59146239 A JP59146239 A JP 59146239A JP 14623984 A JP14623984 A JP 14623984A JP H0797098 B2 JPH0797098 B2 JP H0797098B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ナトリウムイオン、カリウムイオンおよびカ
ルシウムイオンを含む血液中の複数のイオン濃度を測定
する電極を同時に校正する標準液に関する。
ルシウムイオンを含む血液中の複数のイオン濃度を測定
する電極を同時に校正する標準液に関する。
一般に血液中には、ナトリウムイオン(以下、Na+と表
す)135〜145mM(ミリモル)、カリウムイオン(以下、
K+と表す)3.5〜5.0mM、カルシウムイオン(以下、Ca2+
と表す)1.2〜1.6mMの他、マグネシウムイオン、鉄イオ
ン、銅イオンなどが含まれており、そのイオン強度は15
0mM付近であり、また、pHは7〜7.5である。
す)135〜145mM(ミリモル)、カリウムイオン(以下、
K+と表す)3.5〜5.0mM、カルシウムイオン(以下、Ca2+
と表す)1.2〜1.6mMの他、マグネシウムイオン、鉄イオ
ン、銅イオンなどが含まれており、そのイオン強度は15
0mM付近であり、また、pHは7〜7.5である。
前記血液中のイオン濃度を電極で測定する場合、定期的
に電極を一定の既知値を示す標準液によって校正する必
要がある。この場合、電極の校正は、サンプルである血
液のイオン強度付近で行うことが望ましい。また、電極
は、イオン活量を測定するのであり、このイオン活量
は、イオン濃度と活量係数との積で表され、活量係数の
値はそのイオン濃度および血液中に存在する他のイオン
濃度にも影響される。しかし、イオン強度が等しい場合
には、血液中に存在するイオン種に無関係に等しい。従
って、血液中のNa+、K+、Ca2+の濃度を測定する場合、
イオン強度を150mM付近に合わせた標準液で電極を校正
することが望ましい。
に電極を一定の既知値を示す標準液によって校正する必
要がある。この場合、電極の校正は、サンプルである血
液のイオン強度付近で行うことが望ましい。また、電極
は、イオン活量を測定するのであり、このイオン活量
は、イオン濃度と活量係数との積で表され、活量係数の
値はそのイオン濃度および血液中に存在する他のイオン
濃度にも影響される。しかし、イオン強度が等しい場合
には、血液中に存在するイオン種に無関係に等しい。従
って、血液中のNa+、K+、Ca2+の濃度を測定する場合、
イオン強度を150mM付近に合わせた標準液で電極を校正
することが望ましい。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、従来、Na+、K+、Ca2+、pHなどの測定電
極を個々に校正する標準液は市販されてはいるが、上記
4成分に対応する測定電極を同時に校正することができ
る標準液は実現してなく、例えば特公昭56−35062号公
報に示されるように、Ca2+電極とpH電極との同時校正の
標準液があるのみであった。
極を個々に校正する標準液は市販されてはいるが、上記
4成分に対応する測定電極を同時に校正することができ
る標準液は実現してなく、例えば特公昭56−35062号公
報に示されるように、Ca2+電極とpH電極との同時校正の
標準液があるのみであった。
特に、Na+については、電極の校正範囲から後述する120
〜200mMの範囲において2点で校正することが多い。
〜200mMの範囲において2点で校正することが多い。
本発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的は、Na+、K+、Ca2+およびpH測定電極を同時に校正
する標準液、特に、Na+、K+およびCa2+を含む血液中の
複数のイオン濃度を測定する電極を同時に校正する標準
液を提供することにある。
目的は、Na+、K+、Ca2+およびpH測定電極を同時に校正
する標準液、特に、Na+、K+およびCa2+を含む血液中の
複数のイオン濃度を測定する電極を同時に校正する標準
液を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る複数のイオン電
極の同時校正用標準液は、K+電極およびCa2+電極用の標
準液の校正すべき濃度が下記の式に従って補正されてい
ることを特徴とするものである。
極の同時校正用標準液は、K+電極およびCa2+電極用の標
準液の校正すべき濃度が下記の式に従って補正されてい
ることを特徴とするものである。
K+についてC=C010ΔE/60 Ca2+についてC=C010ΔE/30 K+についてA:−0.114〜−0.178 Ca2+についてA:−0.245〜−0.330 〔実施例〕 以下、本発明を詳細に説明する。
まず、血液のイオン強度は、上述したように約150mMで
あるが、K+やCa2+のように、濃度の低い物質のイオン電
極の発生電位は、これよりもイオン強度が大きくなって
も、逆に小さくなっても、活量と濃度の差、つまり、電
位差が生ずることが知られている。
あるが、K+やCa2+のように、濃度の低い物質のイオン電
極の発生電位は、これよりもイオン強度が大きくなって
も、逆に小さくなっても、活量と濃度の差、つまり、電
位差が生ずることが知られている。
ある電極の場合、人間の血液のイオン強度(約150mM)
から校正液のイオン強度がずれることによる電極電位の
影響(これをΔEで表す)は、第2図で示すようにな
る。この図において、曲線a、曲線bはそれぞれK+、Ca
2+の特性曲線である。
から校正液のイオン強度がずれることによる電極電位の
影響(これをΔEで表す)は、第2図で示すようにな
る。この図において、曲線a、曲線bはそれぞれK+、Ca
2+の特性曲線である。
しかしながら、電極が異なればその特性は少しずつ変化
し、従って、このような変化に対応するため、本発明者
は、特性の異なる複数種の電極を用いて複数のイオン強
度のみを変えた溶液に対する電位差を測定し、実験的に
電極特性のバラツキを求めた。図1は、K+、Ca2+のイオ
ン強度による電極自体のバラツキによる活量と濃度との
差、つまり、電位差を表す特性曲線図で、図に示す斜線
幅に全てのデータが入ることを確かめた。
し、従って、このような変化に対応するため、本発明者
は、特性の異なる複数種の電極を用いて複数のイオン強
度のみを変えた溶液に対する電位差を測定し、実験的に
電極特性のバラツキを求めた。図1は、K+、Ca2+のイオ
ン強度による電極自体のバラツキによる活量と濃度との
差、つまり、電位差を表す特性曲線図で、図に示す斜線
幅に全てのデータが入ることを確かめた。
すなわち、この図において、曲線I,I′はK+の上限曲
線、下限曲線を、また、曲線II、II′はCa2+の上限曲
線、下限曲線をそれぞれ示している(曲線Iは補正係数
A=−0.114、曲線I′は補正係数A=−0.178、曲線II
は補正係数A=−0.245、曲線II′は補正係数A=−0.3
30をそれぞれ示している。そして、この例においては、
K+の補正係数Aは−0.114〜−0.178の範囲であり、Ca2+
の補正係数Aは−0.245〜−0.330の範囲となる。
線、下限曲線を、また、曲線II、II′はCa2+の上限曲
線、下限曲線をそれぞれ示している(曲線Iは補正係数
A=−0.114、曲線I′は補正係数A=−0.178、曲線II
は補正係数A=−0.245、曲線II′は補正係数A=−0.3
30をそれぞれ示している。そして、この例においては、
K+の補正係数Aは−0.114〜−0.178の範囲であり、Ca2+
の補正係数Aは−0.245〜−0.330の範囲となる。
これは、図1において、K+のイオン強度100mMのとき、
曲線Iにおける電位差は、約0.4(mV)と読むことがで
き、 前記関係式 において、ΔE=0.4、μ=100を代入することにより、
A=−0.178が得られ、そして、同様に、曲線I′にお
ける電位差約0.3(mV)から、A=−0.133が得られる。
曲線Iにおける電位差は、約0.4(mV)と読むことがで
き、 前記関係式 において、ΔE=0.4、μ=100を代入することにより、
A=−0.178が得られ、そして、同様に、曲線I′にお
ける電位差約0.3(mV)から、A=−0.133が得られる。
また、Ca2+についても、同様に、曲線IIにおける電位差
約0.7(mV)から、A=−0.311が得られ、曲線II′にお
ける電位差約0.6(mV)から、A=−0.267が得られる。
約0.7(mV)から、A=−0.311が得られ、曲線II′にお
ける電位差約0.6(mV)から、A=−0.267が得られる。
つまり、補正係数Aがほぼ一定範囲内にあり、理想的に
はこのバラツキの範囲内であれば、校正濃度が電極の特
性に影響されないことが望ましい。
はこのバラツキの範囲内であれば、校正濃度が電極の特
性に影響されないことが望ましい。
そして、本発明者は数種のイオン、例えばNa+、K+、Ca
2+を混合したとき、Na+の校正のためには、Na+濃度範囲
を例えば120〜200mMと広い範囲に調整する必要があり、
そのため、校正液のイオン強度が例えば第2表、第3表
のように、164,1、258.8の2つの液が必要となり、この
とき、K+、Ca2+は基準のイオン強度値以外は濃度補正を
行う必要があるという知見に基づき、K+、Ca2+測定電極
用の標準液が下記の式(1)〜(5)に従って調整され
ることにより、精度よく校正が行われることを見出した
のである。
2+を混合したとき、Na+の校正のためには、Na+濃度範囲
を例えば120〜200mMと広い範囲に調整する必要があり、
そのため、校正液のイオン強度が例えば第2表、第3表
のように、164,1、258.8の2つの液が必要となり、この
とき、K+、Ca2+は基準のイオン強度値以外は濃度補正を
行う必要があるという知見に基づき、K+、Ca2+測定電極
用の標準液が下記の式(1)〜(5)に従って調整され
ることにより、精度よく校正が行われることを見出した
のである。
すなわち、液のイオン強度150mMを基準としたときの電
位差をΔE、イオン強度をμ、校正値の濃度をC0、実際
に添加する試薬濃度をC、電極によって定められる補正
係数をAとするとき、 K+についてC=C010ΔE/60 ……(2) Ca2+についてC=C010ΔE/30 ……(3) K+についてA:−0.114〜−0.178 ……(4) Ca2+についてA:−0.245〜−0.330 ……(5) 上記各式は次のようにして求められる。
位差をΔE、イオン強度をμ、校正値の濃度をC0、実際
に添加する試薬濃度をC、電極によって定められる補正
係数をAとするとき、 K+についてC=C010ΔE/60 ……(2) Ca2+についてC=C010ΔE/30 ……(3) K+についてA:−0.114〜−0.178 ……(4) Ca2+についてA:−0.245〜−0.330 ……(5) 上記各式は次のようにして求められる。
まず、式(2),(3)について これらの式(2),(3)は、下記式(6)で示される
公知のNikolasky−Eisenmanの式およびK+およびCa2+のN
ernst係数の各数値近似から求められる。
公知のNikolasky−Eisenmanの式およびK+およびCa2+のN
ernst係数の各数値近似から求められる。
ここで、E0:定数 R:気体定数 T:ファラディ定数 Zi:測定対象イオンの電荷 Zj:妨害イオンの電荷 ▲Kpot ij▼:選択係数 ai:測定液中の対象イオン活量 aj:測定液中の妨害イオン活量 また、2.303RT/ZiFは、一般にNernst係数と呼ばれてい
る。
る。
つまり、Nernstの式から、K+について考えると、活量係
数をγK、校正液の校正すべき値(濃度)をCokとする
と、活量aokは、 aok=γK・Cok ……(7) となる。
数をγK、校正液の校正すべき値(濃度)をCokとする
と、活量aokは、 aok=γK・Cok ……(7) となる。
また、校正液に添加した実際の濃度をCKとすると、活量
aKは、 aK=γK・CK ……(8) となる。
aKは、 aK=γK・CK ……(8) となる。
各活量における発生電位は、前記Nikolasky−Eisenman
の式から、 EK=EK 0+61.54(at37℃)・log aK ……(9) Eok=EK 0+61.54(at37℃)・log aok ……(10) となる。
の式から、 EK=EK 0+61.54(at37℃)・log aK ……(9) Eok=EK 0+61.54(at37℃)・log aok ……(10) となる。
本発明では、前記61.54を60で近似している。
また、 ΔE=EK−Eok ……(11) である。
従って、前記式(9)〜(11)より、 ΔE=60(log aK−log aok) ……(12) が得られ、この式(12)に前記式(7),(8)の関係
を代入して整理することにより、 ∴ CK=Cok10ΔE/60 すなわち、K+についてC=C010ΔE/60なる関係式が得ら
れる。
を代入して整理することにより、 ∴ CK=Cok10ΔE/60 すなわち、K+についてC=C010ΔE/60なる関係式が得ら
れる。
そして、Ca2+の場合も上記K+と同様にして得られるが、
Ca2+は2価のイオンであるから、 C=C010ΔE/30なる関係式が得られる。
Ca2+は2価のイオンであるから、 C=C010ΔE/30なる関係式が得られる。
そして、上記発生電位は、自己の活量以外に溶液自体の
イオン強度により影響を受け、前記第1図に示すように
なる。つまり、電位差ΔEは、イオン強度μをパラメー
タとする関数で表され、人間の血液のイオン強度(約15
0mM)を基準とした関係式で表すと、 となり、Aは電極が決まれば一定の数値となる係数であ
る。
イオン強度により影響を受け、前記第1図に示すように
なる。つまり、電位差ΔEは、イオン強度μをパラメー
タとする関数で表され、人間の血液のイオン強度(約15
0mM)を基準とした関係式で表すと、 となり、Aは電極が決まれば一定の数値となる係数であ
る。
次に、血液中のNa+、K+、Ca2+濃度およびpH値を各電極
において正確に測定するための標準液の製造方法につい
て説明する。
において正確に測定するための標準液の製造方法につい
て説明する。
標準液の調整に用いる試薬は、塩化ナトリウム(以下、
NaClと表す)、塩化カリウム(以下、KClと表す)、炭
酸カルシウム(以下、CaCO3と表す)、トリス(ヒドロ
キシメチル)アミノメタン〔化学式は(HOCH2)3CNH2で
あり、以下、Trisと表す〕、塩酸(以下、HClと表す)
およびトリトンX−100〔商品名、化学式はHO(CH2CH
2O)nC6H4C9H19である〕であり、これらの試薬は、いず
れも市販の特級品を用いることが望ましい。
NaClと表す)、塩化カリウム(以下、KClと表す)、炭
酸カルシウム(以下、CaCO3と表す)、トリス(ヒドロ
キシメチル)アミノメタン〔化学式は(HOCH2)3CNH2で
あり、以下、Trisと表す〕、塩酸(以下、HClと表す)
およびトリトンX−100〔商品名、化学式はHO(CH2CH
2O)nC6H4C9H19である〕であり、これらの試薬は、いず
れも市販の特級品を用いることが望ましい。
NaCl、KCl、CaCO3については、110℃で6時間以上加熱
乾燥した後、デシケータ内で放冷したものを使用するの
が望ましい。また、HClは、予めファクターを小数点以
下3桁まで求めた1規定溶液を使用する。なお、調整時
に使用する純水は、導電率1×10-7Ω-1cm-1以下のイオ
ン交換水とする。
乾燥した後、デシケータ内で放冷したものを使用するの
が望ましい。また、HClは、予めファクターを小数点以
下3桁まで求めた1規定溶液を使用する。なお、調整時
に使用する純水は、導電率1×10-7Ω-1cm-1以下のイオ
ン交換水とする。
上記した試薬の濃度およびpH値は、第1表の通りであ
る。
る。
なお、上記第1表において、L標準液、H標準液とは、
それぞれ高濃度標準液、低濃度標準液のことであり、イ
オン測定電極の校正は、通常、これらのL標準液、H標
準液を用いて、所謂2点校正によって行われる。また、
L標準液(洗浄液)およびH標準液ともトリトンX−10
0は10ppmである。
それぞれ高濃度標準液、低濃度標準液のことであり、イ
オン測定電極の校正は、通常、これらのL標準液、H標
準液を用いて、所謂2点校正によって行われる。また、
L標準液(洗浄液)およびH標準液ともトリトンX−10
0は10ppmである。
次に、L標準液およびH標準液の作成手順の一例を数値
と共に説明する。なお、調整量は501とする。
と共に説明する。なお、調整量は501とする。
(I)L標準液、洗浄液 NaCl(分子量58.44)350.640±0.005g、KCl(分子量74.
56)14.912±0.001g、CaCO3(分子量100.09)6.005±0.
001gを調整用タンクに入れ、さらに、1規定HCl(0.995
<f<1.005)1885±0.1mlを加え、 CaCO3+2HCl→CaCl2+H2O+CO2↑なる反応を完結させ
る。そして、さらに、前記タンクに純水を加え総量が30
1の混合液を作製し、これを十分に撹拌して、上記試薬
を溶解して均一な濃度の混合液を作製する。
56)14.912±0.001g、CaCO3(分子量100.09)6.005±0.
001gを調整用タンクに入れ、さらに、1規定HCl(0.995
<f<1.005)1885±0.1mlを加え、 CaCO3+2HCl→CaCl2+H2O+CO2↑なる反応を完結させ
る。そして、さらに、前記タンクに純水を加え総量が30
1の混合液を作製し、これを十分に撹拌して、上記試薬
を溶解して均一な濃度の混合液を作製する。
そして、Tris(分子量121.14)302.85±0.005gを約21の
純水で溶解してTris水溶液となし、このTris水溶液を前
記タンク内に撹拌しながら加える。上記において、Tris
を一旦純水で希釈しているのは、Trisはアルカリ性であ
り、濃度が高い状態で加えると、タンク内の混合液と反
応して沈澱物を生ずるからである。
純水で溶解してTris水溶液となし、このTris水溶液を前
記タンク内に撹拌しながら加える。上記において、Tris
を一旦純水で希釈しているのは、Trisはアルカリ性であ
り、濃度が高い状態で加えると、タンク内の混合液と反
応して沈澱物を生ずるからである。
最後に、トリトンX−100の10%溶液を50ml添加し、さ
らに、純水を加えて全量が50になるようにする。この
とき、トリトンX−100により溶液は非常に泡立ちやす
くなっているから、撹拌などに際しては十分注意を払う
必要がある。
らに、純水を加えて全量が50になるようにする。この
とき、トリトンX−100により溶液は非常に泡立ちやす
くなっているから、撹拌などに際しては十分注意を払う
必要がある。
(II)H標準液 H標準液の調整手順は、上述したL標準液の調整手順に
準じて行えばよいが、各試薬の混合量は以下の通りであ
る。すなわち、 NaCl(分子量58.44)584.400±0.005g、KCl(分子量74.
56)26.469±0.005g、CaCO3(分子量100.09)12.762±
0.001g、1規定HCl(0.995<f<1.005)2325±0.1ml、
Tris(分子量121.14)302.85±0.005g、トリトンX−10
0(10%溶液)5.0mlである。
準じて行えばよいが、各試薬の混合量は以下の通りであ
る。すなわち、 NaCl(分子量58.44)584.400±0.005g、KCl(分子量74.
56)26.469±0.005g、CaCO3(分子量100.09)12.762±
0.001g、1規定HCl(0.995<f<1.005)2325±0.1ml、
Tris(分子量121.14)302.85±0.005g、トリトンX−10
0(10%溶液)5.0mlである。
前記(I),(II)によって製造したL標準液、H標準
液は、それぞれ下記第2表、第3表のようになる。
液は、それぞれ下記第2表、第3表のようになる。
前記式(1)〜(5)に従って標準液を製造するには、
まず、校正値の濃度(校正濃度)からイオン強度μを計
算し、このμの値を式(1)に代入してΔEを求め、そ
の値を式(2),(3)にそれぞれ代入して、K+、Ca2+
についてのCを求めるのである。
まず、校正値の濃度(校正濃度)からイオン強度μを計
算し、このμの値を式(1)に代入してΔEを求め、そ
の値を式(2),(3)にそれぞれ代入して、K+、Ca2+
についてのCを求めるのである。
例えば上記第2表に示した例においては、イオン強度μ
は、 μ=120(Na+濃度)+4(K+濃度)+ 1.2×2(Ca2+×2価)+37.7(HCl濃度) =164.1 となり、また、第3表に示した例においては、同様にし
て、 μ=200+7+2.4×2+46.6 =258.4 となる。
は、 μ=120(Na+濃度)+4(K+濃度)+ 1.2×2(Ca2+×2価)+37.7(HCl濃度) =164.1 となり、また、第3表に示した例においては、同様にし
て、 μ=200+7+2.4×2+46.6 =258.4 となる。
さらに、そのとき、第2表、第3表におけるK+の電位差
をそれぞれΔE2,ΔE3、補正係数をAとすると、 となる。
をそれぞれΔE2,ΔE3、補正係数をAとすると、 となる。
このとき、K+について添加すべき試薬の濃度を求めるに
際して、補正係数をAKとすると、 −0.114<AK<0.178 であるから、第2表、第3表におけるK+の電位差をそれ
ぞれΔE2K,ΔE3Kとすると、 −0.1002<ΔE2K(=AK×0.563)<−0.0642 −0.681<ΔE3K(=AK×3.827)<−0.436 となる。
際して、補正係数をAKとすると、 −0.114<AK<0.178 であるから、第2表、第3表におけるK+の電位差をそれ
ぞれΔE2K,ΔE3Kとすると、 −0.1002<ΔE2K(=AK×0.563)<−0.0642 −0.681<ΔE3K(=AK×3.827)<−0.436 となる。
従って、第2表、第3表におけるK+の添加濃度をそれぞ
れC2K,C3Kとし、各表における校正濃度をC02K,2C03Kと
すると、 以上のことから、第2表、第3表におけるK+の添加濃度
C2K,C3Kは、その下限と上限との間の真ん中の値をとっ
て、それぞれ、3.985〔=(3.98+3.99)÷2〕mM、6.8
50〔=(6.82+6.88)÷2〕mMとなる。
れC2K,C3Kとし、各表における校正濃度をC02K,2C03Kと
すると、 以上のことから、第2表、第3表におけるK+の添加濃度
C2K,C3Kは、その下限と上限との間の真ん中の値をとっ
て、それぞれ、3.985〔=(3.98+3.99)÷2〕mM、6.8
50〔=(6.82+6.88)÷2〕mMとなる。
次に、Ca2+についても同様に計算すると、補正係数ACa
は、 −0.245<ACa<−0.330 であるから、第2表、第3表におけるCa2+の電位差をそ
れぞれΔE2Ca,ΔE3Caとすると、 −0.1858<ΔE2Ca(=ACa×0.563)<−0.1379 −0.1263<ΔE3Ca(=ACa×3.827)<−0.0938 となる。
は、 −0.245<ACa<−0.330 であるから、第2表、第3表におけるCa2+の電位差をそ
れぞれΔE2Ca,ΔE3Caとすると、 −0.1858<ΔE2Ca(=ACa×0.563)<−0.1379 −0.1263<ΔE3Ca(=ACa×3.827)<−0.0938 となる。
従って、第2表、第3表におけるCa2+の添加濃度をそれ
ぞれC2Ca,C3Caとし、各表における校正濃度をC02Ca,C
03Caとすると、 以上のことから、第2表、第3表におけるCa2+の添加濃
度C2Ca,C3Caは、その下限と上限との間の真ん中の値を
とって、それぞれ、1.185〔=(1.183+1.187)÷2〕m
M、2.380〔=(2.377+2.383)÷2〕mMとなる。
ぞれC2Ca,C3Caとし、各表における校正濃度をC02Ca,C
03Caとすると、 以上のことから、第2表、第3表におけるCa2+の添加濃
度C2Ca,C3Caは、その下限と上限との間の真ん中の値を
とって、それぞれ、1.185〔=(1.183+1.187)÷2〕m
M、2.380〔=(2.377+2.383)÷2〕mMとなる。
前記第2表、第3表に、上記計算の結果得られたK+、Ca
2+の添加すべき試薬濃度を併記して示したものが下記第
4表、第5表である。
2+の添加すべき試薬濃度を併記して示したものが下記第
4表、第5表である。
なお、上述のようにして得られたK+、Ca2+についてもC
は、第1図に示す上限曲線と下限曲線との間に入る筈で
あるが、さらに得られたCによってイオン強度μを計算
し、そのμを前記式(1)に代入してCを求めるという
補正操作を1回または複数回行うようにしてもよい。
は、第1図に示す上限曲線と下限曲線との間に入る筈で
あるが、さらに得られたCによってイオン強度μを計算
し、そのμを前記式(1)に代入してCを求めるという
補正操作を1回または複数回行うようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、複数種のイオン
種、例えばNa+、K+、Ca2+を混合した校正液を準備する
場合、K+、Ca2+のように濃度の低い物質のイオン電極の
発生電位の校正については、その校正液のイオン強度に
より生じる活量と濃度の差、つまり、電位差のずれを補
正して、校正すべき濃度を設定することができるので、
Na+、K+、Ca2+を含む複数のイオン濃度を測定する電極
を同時に校正する標準液を精度よく得ることができる。
その結果、前記電極を確実にしかも精度よく校正するこ
とができる。
種、例えばNa+、K+、Ca2+を混合した校正液を準備する
場合、K+、Ca2+のように濃度の低い物質のイオン電極の
発生電位の校正については、その校正液のイオン強度に
より生じる活量と濃度の差、つまり、電位差のずれを補
正して、校正すべき濃度を設定することができるので、
Na+、K+、Ca2+を含む複数のイオン濃度を測定する電極
を同時に校正する標準液を精度よく得ることができる。
その結果、前記電極を確実にしかも精度よく校正するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、K+、Ca2+のイオン強度による電極自体のバラ
ツキによる活量と濃度の差、つまり、電位差を表す特性
曲線図である。 第2図は、第1図を得るための基本となった特性曲線図
である。
ツキによる活量と濃度の差、つまり、電位差を表す特性
曲線図である。 第2図は、第1図を得るための基本となった特性曲線図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植松 宏彰 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内 (72)発明者 河野 猛 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】ナトリウムイオン、カリウムイオンおよび
カルシウムイオンを含む血液中の複数のイオン濃度を測
定する電極を同時に校正する標準液であって、カリウム
イオン電極およびカルシウムイオン電極用の標準液の校
正すべき濃度が下記の式に従って補正されていることを
特徴とする複数のイオン電極の同時校正用標準液。 カリウムイオンについてC=C010ΔE/60 カルシウムイオンについてC=C010ΔE/30 カリウムイオンについてA:−0.114〜−0.178 カルシウムイオンについてA:−0.245〜−0.330 A:電極によって定められる補正係数
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59146239A JPH0797098B2 (ja) | 1984-07-14 | 1984-07-14 | 複数のイオン電極の同時校正用標準液 |
US06/737,036 US4626512A (en) | 1984-07-14 | 1985-05-22 | Standard solution for simultaneously calibrating a plurality of ion electrodes |
CN85104506A CN85104506B (zh) | 1984-07-14 | 1985-06-12 | 同时校准多种离子电极的标准溶液 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59146239A JPH0797098B2 (ja) | 1984-07-14 | 1984-07-14 | 複数のイオン電極の同時校正用標準液 |
CN85104506A CN85104506B (zh) | 1984-07-14 | 1985-06-12 | 同时校准多种离子电极的标准溶液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6125049A JPS6125049A (ja) | 1986-02-03 |
JPH0797098B2 true JPH0797098B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=25741761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59146239A Expired - Lifetime JPH0797098B2 (ja) | 1984-07-14 | 1984-07-14 | 複数のイオン電極の同時校正用標準液 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4626512A (ja) |
JP (1) | JPH0797098B2 (ja) |
CN (1) | CN85104506B (ja) |
Families Citing this family (8)
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JPH0287055A (ja) * | 1988-09-24 | 1990-03-27 | Terumo Corp | センサの較正液及び較正法 |
ATE425697T1 (de) | 1998-06-04 | 2009-04-15 | Sphere Medical Ltd | Kalibrierungsfluid fur einen sensor zur messung eines blutwertes, sowie herstellung des kalibrierungsfluids |
US6733656B2 (en) * | 2002-04-03 | 2004-05-11 | Eci Technology Inc. | Voltammetric reference electrode calibration |
EP1659397B1 (de) * | 2004-11-18 | 2007-10-03 | Hamilton Bonaduz AG | Kalibrationslösung für die Konduktometrie |
JP5809968B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2015-11-11 | 株式会社堀場製作所 | 校正液 |
CN110261442A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-09-20 | 武汉轻工大学 | 一种快速同步检测食品中氯化钠和氯化钾的方法 |
CN113466296B (zh) * | 2021-06-28 | 2022-11-22 | 中国农业大学 | 基于离子活度的电导率传感器多点标定方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK151919C (da) * | 1979-06-28 | 1988-08-15 | Radiometer As | Fremgangsmaade, referencevaeske og referencevaeskesystem til samtidig kalibrering og/eller kvalitetskontrol af calciumfoelsomme elektroder og ph-elektroder |
-
1984
- 1984-07-14 JP JP59146239A patent/JPH0797098B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-05-22 US US06/737,036 patent/US4626512A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-06-12 CN CN85104506A patent/CN85104506B/zh not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN85104506A (zh) | 1987-02-18 |
US4626512A (en) | 1986-12-02 |
CN85104506B (zh) | 1988-06-15 |
JPS6125049A (ja) | 1986-02-03 |
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