JPH0797032B2 - 構造物構築のための型枠位置計測装置 - Google Patents

構造物構築のための型枠位置計測装置

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JPH0797032B2
JPH0797032B2 JP62201153A JP20115387A JPH0797032B2 JP H0797032 B2 JPH0797032 B2 JP H0797032B2 JP 62201153 A JP62201153 A JP 62201153A JP 20115387 A JP20115387 A JP 20115387A JP H0797032 B2 JPH0797032 B2 JP H0797032B2
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重剛 三藤
岡野  正
孝史 和田
喜義 吉田
浩介 本田
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Shimizu Corp
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Shimizu Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、卵形、球形、または円筒形等のRC或いはPC構
造物のように2次元、3次元的に変化を有するコンクリ
ート面を形成するための型枠位置計測装置に関する。
[従来の技術] 従来、卵形、球形、または円筒形等のRC或いはPC構造物
を構築する場合に、型枠の位置を計測する方式として
は、測量作業者が測量ステージ上においてレベル計測を
行うと共に、型枠側ではスタッフを保持し、また、測量
ステージと型枠との間の距離をスチールテープにより測
定し、型枠の位置決めを行っていた。そして、これら測
定データは測量作業者が野帳等に記帳し、人力にて作図
を行い出来形管理を行っていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の計測方式においては、測量時
間が3〜5分/ポイントと時間を要し、また、高所作業
のため測量精度が悪いと共に、計測時および計算時に人
為的ミスが発生するという問題を有している。
また、出来形管理は人力にて作図されるため、時間、コ
ストが増大するという問題も生じている。さらに、スチ
ールテープによる測距時には高所空間での物のやりとり
が有るため、安全性にも問題を有していた。
本発明は、上記問題を解決するものであって、省力化、
迅速化、精度の向上および安全性の確保を図ることがで
きる構造物構築のための型枠位置計測装置を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] そのために本発明の構造物構築のための型枠位置計測装
置は、卵形、球形または円筒形等の構造物内の底部から
上方に組立られる計測ステージと、前記構造物に自動昇
降するように設けられるクライミング足場と、該計測ス
テージ上に設置される計測器と、構築中の型枠に設置さ
れるプリズムからなる計測点と、該計測点を前記計測器
により視準し計測点の位置を演算するとともに計測点の
位置を設計値と比較することにより型枠調整量を出力す
る第1のコンピュータと、該第1のコンピュータに設計
値を入力するとともに、第1とコンピュータから送信さ
れてくるデータを整理、保存し、前記データにより出来
形の作図を行う第2のコンピュータとを備え、前記第1
のコンピュータを前記クライミング足場に設置し、第1
のコンピュータと前記計測器とをケーブルで接続し、前
記第2のコンピュータを現場事務所に設置することを特
徴とする。
[作用] 本発明においては、例えば、第1図および第2図(イ)
示すように、構築物1の円形断面を等分して既存コンク
リート上の型枠ビーム9を取付け、型枠8をセットした
後、測量作業者13が計測器5により基準点7を視準して
計測器5自身の位置を認識させ、次いで、計測器5によ
り型枠ビーム9上の計測点10を視準して計測点10の位置
をコンピュータ6により演算する。計測値が設定値でな
ければ、設定値になるまで型枠ビーム9を左右に移動さ
せ、左右方向の倒れを調整する。ついで、同様の計測方
法により、第2図(ロ)に示すように、型枠ビームの前
後方向の傾斜を調整し所定傾斜にセットした後、第2図
(ハ)に示すように、型枠8を本締めし、組立高さを計
測しマーキングを行い、打設コンクリートの天端を決定
するものである。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。第
1図は本発明の構造物構築のための型枠位置計測装置の
1実施例を説明する断面図、第2図は本発明の型枠位置
計測装置を利用した型枠の設置方法を説明するための図
である。
第1図において、構造物1は、卵形、球形、または円筒
形等のRC或いはPC構造物であり、構造物1にアンカーを
とりながら自動昇降するように設けられる内側クライミ
ング足場2および外側クライミング足場3を備えてい
る。構造物1の底部から上方には計測ステージ4が堅固
に組立られ、該計測ステージ4上に計測器5を設置し、
内側クライミング足場2上に第1のコンピュータ6を設
置し、計測器5と第1のコンピュータ6をケーブル14で
接続し、これにより、計測ステージ4上での測量作業者
を不用とし、内側クライミング足場2から計測器5をリ
モートコントロールすることが可能になる。計測器5は
計測点を自動的に視準しその距離、測角データを送信で
きる自動測距測角機であり、第1のコンピュータ6は、
計測機5からのデータにより型枠調整量を演算処理する
ものである。
また、構造物1の下部には、計測開始前に計測器5が視
準して計測器5自信の位置を認識するための基準点7が
設けられると共に、第2図(ハ)に示すように、構築中
の型枠8を支持する型枠ビーム9には、プリズムからな
る計測点10が構築物1の円周を等分して設置されてい
る。さらに、現場事務所11には、前記第1のコンピュー
タ6から送信されてくるデータを整理、保存すると共に
このデータにより出来形の作図を行うための第2のコン
ピュータ12が設けられている。
次に、本発明の形枠位置計測装置を利用した型枠の設置
方法について説明すると、先ず、現場事務所11の第2の
コンピュータ12により、構築物1の各リフト(増築分)
時における型枠計測点位置の座標を計算する。これは例
えば円形断面を72分割して行う。次いで、計測該当リフ
トの型枠計測点設計値のデータをフロッピィディスクに
より第1のコンピュータ6に入力する。
第2図(イ)に示すように、構築物1の円形断面を等分
して既存コンクリート上に型枠ビーム9を取付け、型枠
8をセットした後、測量作業者13が計測器5により基準
点7を視準して計測器5自身の位置を認識させ、次い
で、計測器5により型枠ビーム9上の計測点10を視準し
て計測点10の位置を第1のコンピュータ6により演算す
る。さらに、この計測値は設計値と比較判断され、計測
値と設計値との差、すなわち型枠組立の調整量を出力さ
せ、該調整値に従って型枠ビーム9を左右に移動させ、
左右方向の倒れを調整する。調整がある許容範囲内に納
まれば、その最終位置の座標を第1のコンピュータ6が
保存する。
ついで、同様の計測方法により、第2図(ロ)に示すよ
うに、型枠ビームの前後方向の傾斜を調整し所定傾斜に
セットした後、第2図(ハ)に示すように、型枠8を本
締めし、組立高さを計測しマーキングを行い、打設コン
クリートの天端を決定するものである。以後、順次上記
した計測、調整作業を各型枠ビーム毎に実施する。な
お、コンクリート打設後も上記計測を行い、出来形を測
量し、これら計測値はフロップィディスクにより第2の
コンピュータ12へ入力し、出来形の作図およびリスト出
力を行う。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、下記の効果を奏す
ることができる。
(イ)計測器の遠隔操作が可能になるため、測量作業者
が減少すると共に、計測器の自動視準により繁雑な求
心、視準作用が不用になる等、省力化を図ることができ
る。
(ロ)形枠組立調整量が瞬時に得られ測量時間を従来と
比較して1/20に短縮させることができ、また、コンピュ
ータによる作図でデータ整理、作図時間を1/30に短縮さ
せることができ、迅速化を図ることができる。
(ハ)型枠位置を直接視準し測距測角するため、従来と
比較して2倍程度の精度となり、また、計測、作図に人
為的なミスがなくなり、さらに、コンクリート打設後の
計測データが次のリフトへ反映できるので、修正が容易
になる等、精度の向上を図ることができる。
(ニ)計測ステージの高所作業が不要となり、また、計
測ステージと型枠側との物のやりとりおよび計測機器の
持ち運びが不要となり、さらに、計測器を遠隔操作する
ことにより、型枠側のコンピュータの操作、読取作業が
クライミング足場上でできる等、作業の安全性を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構造物構築のための型枠位置計測装置
の1実施例を説明するための断面図、第2図は本発明の
型枠位置計測装置を利用した型枠の設置方法を説明する
ための図である。 1……構造物、2……内側クライミング足場、3……外
側クライミング足場 4……計測ステージ、5……計測器、6……第1のコン
ピュータ、7……基準点 8……型枠、9……型枠ビーム、10……計測点、11……
現場事務所 12……第2のコンピュータ、14……ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 孝史 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 吉田 喜義 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 本田 浩介 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−40916(JP,A) 特開 昭61−126267(JP,A) 特開 昭62−19712(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】卵形、球形または円筒形等の構造物内の底
    部から上方に組立られる計測ステージと、前記構造物に
    自動昇降するように設けられるクライミング足場と、該
    計測ステージ上に設置される計測器と、構築中の型枠に
    設置されるプリズムからなる計測点と、該計測点を前記
    計測器により視準し計測点の位置を演算するとともに計
    測点の位置を設計値と比較することにより型枠調整量を
    出力する第1のコンピュータと、該第1のコンピュータ
    に設定値を入力するとともに、第1のコンピュータから
    送信されてくるデータを整理、保存し、前記データによ
    り出来形の作図を行う第2のコンピュータとを備え、前
    記第1のコンピュータを前記クライミング足場に設置
    し、第1のコンピュータと前記計測器とをケーブルで接
    続し、前記第2のコンピュータを現場事務所に設置する
    ことを特徴とする構造物構築のための型枠位置計測装
    置。
JP62201153A 1987-08-12 1987-08-12 構造物構築のための型枠位置計測装置 Expired - Fee Related JPH0797032B2 (ja)

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JPS6444810A JPS6444810A (en) 1989-02-17
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JP5482386B2 (ja) 2010-03-31 2014-05-07 株式会社豊田自動織機 電動圧縮機
JP5273084B2 (ja) 2010-03-31 2013-08-28 株式会社豊田自動織機 電動圧縮機
JP5609736B2 (ja) 2011-03-28 2014-10-22 株式会社豊田自動織機 電動圧縮機
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