JPH0796645A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0796645A
JPH0796645A JP24275893A JP24275893A JPH0796645A JP H0796645 A JPH0796645 A JP H0796645A JP 24275893 A JP24275893 A JP 24275893A JP 24275893 A JP24275893 A JP 24275893A JP H0796645 A JPH0796645 A JP H0796645A
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JP
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heads
head
print
print heads
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Application number
JP24275893A
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English (en)
Inventor
Tadashi Nishio
西尾  正
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、2つの印字ヘッドの位置関係を高精
度に調整できる画像形成装置を提供する。 【構成】誘電体ドラム1に対して2つのイオンヘッド
2、3を副走査方向に並設するとともに、これらイオン
ヘッド2、3による印字ドットを主走査方向に半ドット
ピッチだけずらして形成するよう設定し、イオンヘッド
3を主走査方向にモーター11の動作量に応じて移動可
能にして、イオンヘッド2、3により誘電体ドラム1上
にテストパターンを形成し、このテストパターンを現像
した後、読み取り検知センサー5で読み取り、テストパ
ターン検出部101を介して印字ヘッド移動量検出部1
02によりテストパターンの間隔を算出し、この算出結
果によりイオンヘッド3の移動量を算定し、モータ駆動
部103より移動量に応じてモーター11を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録部材に対し2つの
独立した印字ヘッドを配設してなる高解像度を有する画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置としてインクジェッ
ト方式のものには、ドット径は変えずに副走査方向に複
数個の印字ノズルを持った印字部を主走査方向に2つ、
副走査方向に半ドットピッチずらして配置することによ
り、印字位置の解像度を倍に高めるようにしたものが実
用化されている。
【0003】同様に、イオノグラフィー方式やLED方
式でも、副走査方向に2つの印字ヘッドを、主走査方向
に半ドットピッチずらして設置することで、印字位置だ
けを倍の解像度にする方法も考えられている。
【0004】しかし、これらのものは、上述したインク
ジェットのように複数個だけの印字ノズルを持った小型
のものに収まらず、主走査方向全ての印字ドットを配置
するため構成部品が多くなり、しかも長さ方向の寸法も
大きなものとなる。
【0005】このため、装置に取り付ける基準となる衝
からの印字ドットの位置は、構成部品の機械精度の累積
により大きなバラツキがでることがある。また、機械内
部の発熱等により2つの印字ヘッドに温度差が生じ、熱
収縮による寸法変化も発生することから、2つの印字ヘ
ッドを半ドットピッチずらした位置関係を長期的に維持
していくことが難しくなることもある。
【0006】図18は、機械精度のバラツキ例をイオノ
グラフィー方式の印字ヘッドについて示したものであ
る。この場合、印字ヘッドすなわちイオンヘッドカート
リッジ181、182は、その印字面にイオンを放出す
るイオン開口部188、189を有している。
【0007】この場合、イオン開口部188、189の
イオンカートリッジ181、182の端面からの距離
を、それぞれd1、d2とすると、機械加工の許容差の
範囲で微小に違いがでる。
【0008】また、イオンカートリッジ181、182
は電気的な駆動を伝達するドライバー部183、184
により適正な位置に保持されている。この場合、ドライ
バー部183、184には、位置決めの衝185、18
6を設けていて、この位置決めの衝185、186にイ
オンカートリッジ181、182を突き当てることで主
走査方向の位置を決めるようにしている。
【0009】このようなドライバー部183、184
は、装置本体に対し固定しているが、本体の位置決めの
基準となるフレーム187からの距離は、固定部材の加
工精度、ドライバー部183、184自体が持っている
加工精度、関係部品の組み立て精度のバラツキにより、
本体フレーム187と衝185、186のそれぞれの間
隔l1 、l2 は許容差の積み重ねで同様に微小量違いが
でてくる。
【0010】したがって、イオン開口部188、189
の装置本体における位置は、d1 とl1 の許容差の累積
と、d2 とl2 の許容差の累積によって、数百ミクロン
のオーダーでバラツキを生じることになる。
【0011】一方、熱の影響の例として、LEDプリン
ターの印字ヘッドを考えると、LEDチップを載せるベ
ース材はアルミニウムで、その線膨張係数は2.39×
10-5/℃である。従って、A3版用で、300mmの
長さを必要とし、自己発熱等による温度上昇が10℃あ
るとすると、約77μmの熱膨張が起こることになる。
このことは、300dpiの印字ヘッドを2つ使って6
00dpiを実現しようとすると、600dpiのドッ
ト間距離は約42μmであるので、片側基準で2つの印
字ヘッドを配置した場合は、2つの印字ヘッドの温度差
が約5.5℃で、反対側のドットに重なってしまうこと
になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のイオ
ノグラフィ方式やLEDプリンターのような電子写真方
式の印字ヘッドおよび熱転写方式のサーマルヘッドで
は、現状A3版程度の大きさになると、主走査方向のド
ット密度は、生産安定性やコストの面で300dpi程
度が限界になっているが、近年の高画質化、カラー化の
進展にともない、さらに高い分解能のものが要求されて
いる。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、2
つの印字ヘッドの位置関係を高精度に調整できる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録部材に対
して2つの独立した印字ヘッドを並設するとともに、こ
れら印字ヘッドにより所定距離ずらした印字を行うよう
にした画像形成装置において、前記2つの印字ヘッドの
一方を前記ずらし方向に移動可能にする手段と、前記2
つの印字ヘッドにより前記記録部材上にテストパターン
を形成する手段と、この手段により形成された各テスト
パターンを読み取り該読み取り結果により前記2つの印
字ヘッドの位置関係を判別するとともに前記一方の印字
ヘッドを移動して前記2つの印字ヘッドの位置合わせを
行う手段とにより構成されている。
【0014】
【作用】この結果、本発明によれば、2つの印字ヘッド
により記録部材上に形成されたテストパターンを読み取
り、この読み取り結果から、2つの印字ヘッドの位置関
係を判別して、一方の印字ヘッドを移動させることで印
字ヘッドの位置合わせを行うようにできるので、各印字
ヘッドの寸法のバラツキや温度変化に原因する2つの印
字ヘッド間の位置ずれに対して、各印字ヘッドの位置合
わせを高精度に行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。 (第1実施例)図1は、本発明をイオノグラフィ方式の
プリンタに適用した例の概略構成を示している。
【0016】図において、1は誘電体ドラムで、この誘
電体ドラム1の周りには、2つのイオンヘッド2、3、
現像器4、テストパターン読み取り検知部5、転写部
6、クリーニング部7、除電部8を配置している。
【0017】イオンヘッド2、3は、イオン発生部とな
る交換可能なイオンカートリッジ9と、イオンを発生さ
せる駆動回路を搭載したドライバー部10から構成され
ており、経時変化等による印字品質の劣化には、イオン
カートリッジ9を交換することで対応している。なお、
転写用紙は、図示しない転写用紙送り機構により矢印方
向に搬送される。
【0018】テストパターン読み取り検知部5は、誘電
体ドラム1上に形成されるテストパターンを数ミクロン
の精度で読み取るもので、テストパターンを照射する照
明部、像を拡大しCCDセンサーに結像する光学部、C
CDセンサーを載置する基板部からなっている。そし
て、この検知部5に、テストパターン検出部101、印
字ヘッド移動量検出部102、モータ駆動部103を順
に接続し、イオンヘッド3の位置調整をできるようにし
ている。
【0019】転写部6は、誘電体ドラム1に対し図示し
ない駆動機構により転写ローラーを接離自在に支持した
ものである。図2は、イオンヘッド2、3と誘電体ドラ
ム1との関係を示すものである。
【0020】この場合、上方に位置するイオンヘッド2
は、主走査方向については、ドライバー部10の一方端
を装置本体に固設されている位置決めの衝14に接触
し、ドライバー部10の他方端側に、装置本体に固設さ
れた弾性部材13を設け、この弾性部材13により常に
衝14に当接する方向に弾性力を加えるようになってい
る。また、副走査方向については、図示しないガイド部
材により一定位置に支持している。
【0021】一方、下方に位置するイオンヘッド3は、
主走査方向について、ドライバー部10が摺動自在に支
持している。そして、そして、ドライバー部10の一方
端にモーター11の軸が接触し、他方端には、装置本体
に固設された弾性部材12を設け、この弾性部材12に
より常にモーター11の軸に当接する方向に弾性力を加
えるようになっている。この場合、モーター11は、入
力パルス数に応じてモーター軸の突出長を回転運動しな
がら変化するように構成したものである。
【0022】次に、以上のように構成した実施例の動作
を説明する。まず、印字ドットを主走査方向に半ドット
ピッチだけずらす場合を説明する。この動作を行う時
は、転写用紙は送らないシーケンスモードで行う。
【0023】最初に、図3に示すように印字ヘッド2、
3によりテストパターンTPの潜像を形成する。そし
て、この潜像を現像器4で現像した後、図1に示す読み
取り検知センサー5で読み取り、この読み取り出力をテ
ストパターン検出部101で検出し、印字ヘッド移動量
検出部102によりテストパターンの間隔δ0を検出す
るとともに、この算出結果により、イオンヘッド3の移
動量δ1を算定し、モータ駆動部103より移動量δ1
に応じたパルス信号を出力し、モーター11を駆動す
る。これにより、モーター11の軸が、イオンヘッド3
のドライバー部10の側面を主走査方向に押す方向に前
進して、イオンヘッド3は、所望の量δ1だけ移動する
ことになる。
【0024】逆に、軸がδ2だけ退避する場合には、モ
ーター11の軸が所望の量δ2だけ後退し、イオンヘッ
ド3は、弾性部材12の弾性力でドライバー部10の側
面が押され、退避量δ2だけ移動することになる。
【0025】図4は、テストパターンの詳細を示すもの
である。この場合、図4(a)は、理想的な印字ヘッド
の位置関係を示しており、印字ヘッド2のドット開口部
と印字ヘッド3のドット開口部のそれぞれのドット間距
離をP1とし、また、2つの印字ヘッド2、3を半ドッ
トピッチ(P2=P1/2)だけずれて配置して、テス
トパターンの間隔δを、P1+P2=3P2の関係にし
ている。
【0026】この状態で、片方の印字ヘッドがずれてい
る場合、同図(b)に示すようにテストパターンの間隔
δ0は、δ0=P1+P2+δ1=3P2+δ1とな
り、この時、P2は既知のため、容易に移動必要距離δ
1を算出することができる。また、同図(c)に示す場
合にも、テストパターンの間隔δ0は、δ0=P1+P
2−δ2=3P2−δ2となり、これも同様に移動必要
距離δ2を算出することができる。
【0027】図4では、1ドットで形成したテストパタ
ーンで説明したが、ドット径が大きく隣のドットと重な
る部分が多い場合には、図6に示すように複数の隣合う
ドットで形成した太いテストパターンを発生させ、現像
ムラによるテストパターンの欠損の影響を防ぐこともで
きる。この場合のテストパターンの間隔δ0は、δ0=
P1×3+P2+δ1=7P2+δ1となる。
【0028】また、図5に示すように印字ヘッド2のド
ット開口部のドット間距離P111、P112、P11
3および印字ヘッド3のドット開口部のそれぞれのドッ
ト間距離P121、P122、P123がそれぞれ均一
にできていない場合は、複数のテストパターンを発生さ
せ、2つの印字ヘッドの位置関係を複数箇所(δ01、
δ02、・・・δ0n)で測定し、移動量はその平均
(δ11+δ12+…+δ1n)/nで決定することが
望ましい。
【0029】このようにして形成され現像されたテスト
パターンは、図1に戻って、読み取り検知センサー5を
通過後、転写部6に到達する。このとき転写部6が、誘
電体1と接触していると、転写部6に転写し汚してしま
う原因になるので、テストパターン通過時は、図示しな
い駆動機構により点線のように転写部6を誘電体1より
離れるように操作する。そして、転写部6を通過したテ
ストパターンの現像は、クリーニング部7で誘電体1の
表面から除去された後、誘電体1上のテストパターンの
残像は、除電器8で除電され、印字ヘッド2、3の位置
合わせ動作は終了する。
【0030】なお、上述では、イオノグラフィー方式の
プリンターで説明したが、同様な構成として電子写真方
式を用いたLEDプリンターでも実施できる。この場
合、誘電体1は感光体となり、イオンヘッド2、3は、
LEDヘッドとなる。また、転写部6はローラー転写方
式で説明したが、コロナ転写方式であれば、誘電体とは
非接触方式であり、機械的に退避する必要はなくなる。
また、印字ヘッドの移動機構として、モーターを用いて
いるが、ピエゾ素子等の微小移動駆動源を用いれば、よ
り細かな位置合わせ制御が可能となる。
【0031】(第2実施例)図7は、本発明を熱転写方
式のプリンターに適用した例の概略構成を示している。
【0032】図において、21はプラテンローラーで、
このプラテンローラー21の周りには、記録紙押さえロ
ーラー30、31、2つのサーマルヘッド22、23、
パターン読み取り検知センサー32を配置し、サーマル
ヘッド22、23とプラテンローラ21の間にインクリ
ボンカートリッジ29が出し入れ自在に支持されてい
る。
【0033】インクリボンカートリッジ29には、イン
クリボン24を巻き込んだ供給ローラー25と印字転写
後のインクリボンを巻き込む巻取りローラー26、プラ
テンローラ21に案内するためのガイドローラ27、2
8が組み込んでいる。
【0034】この場合、テストパターン読み取り検知部
32は、記録紙33の搬送路上で、サーマルヘッド22
の衝35と反対側に設けている。このテストパターン読
み取り検知部32は、上述したと同様にしてテストパタ
ーンを数ミクロンの精度で読み取るもので、テストパタ
ーンを照射する照明部、像を拡大しCCDセンサーに結
像する光学部、CCDセンサーを載置する基板部からな
っている。そして、図8に示すように、テストパターン
検出部401、印字ヘッド移動量検出部402、モータ
駆動部403を順に接続し、サーマルヘッド23の位置
調整をできるようにしている。
【0035】図8は、サーマルヘッド22、23とプラ
テンローラ21との位置関係を示すものである。この場
合、サーマルヘッド22を固定側とした場合、主走査方
向の位置決めは、装置本体に設けられた位置決めの衝3
5にサーマルヘッド22の一方端面を接触し、他方端側
に装置本体に固設された弾性部材36を設け、この弾性
部材36により衝35に当接する方向に弾性力を加える
ようになっている。
【0036】一方、位置調整側となるサーマルヘッド2
3の主走査方向の位置決めは、サーマルヘッド23の一
方端側をモーター37の軸に接触し、他方端側に装置本
体に固設された弾性部材38を設け、この弾性部材38
により常にモーター37の軸に当接する方向に弾性力を
加えるようになっている。
【0037】また、サーマルヘッド22、23の副走査
方向については、図示しない案内部材により、プラテン
ローラ21に対し一定の位置関係となっている。次に、
以上のように構成した実施例の動作を説明する。
【0038】ここでは、サーマルヘッドの位置調整を行
うシーケンスモードを説明する。この場合、記録紙33
を、給紙部よりプラテンローラー21に送り、記録紙押
さえローラ30、31とプラテンローラ21との間に挟
みこむ。これにより、記録紙33の搬送動作をプラテン
ローラ21の回転により制御するようにする。
【0039】そして、テストパターンの記録動作は、プ
ラテンローラ21の回転にともない、巻取りローラ26
を装置本体からの図示しない駆動機構により駆動して、
インクリボン33の搬送を記録紙33の搬送動作にあわ
せ開始する。同時に、サーマルヘッド22、23は、駆
動電圧の印加によりテストパターンTPを記録紙33上
に印字する。
【0040】そして、このテストパターンTPを上述と
同様にして読み取り検知センサー32で読み取り、この
読み取り出力をテストパターン検出部401で検出し、
印字ヘッド移動量検出部402により2つのサーマルヘ
ッド22、23の位置関係と、必要なサーマルヘッド2
3の移動量を検出し、この値に基づいてモータ駆動部4
03よりモーター37に駆動信号を送り、主走査方向に
必要量移動させる。
【0041】そして、テストパターンを印字した用紙
は、読み取り終了後排出し、通常の印字モードに戻る。
このようにしても、記録紙33上に形成したテストパタ
ーンにより上述したと同様に2つのサーマルヘッド2
2、23の位置関係を調整することができる。この場
合、テストパターンを印字した記録紙33は、無駄紙に
なってしまうが、通常の印字動作と組み合わせて行うこ
とで無駄紙の発生を防止することが可能である。その場
合には、副走査方向の画像領域外にテストパターンを書
き込み、サーマルヘッド23が所定の位置に移動が終了
した時点で、通常の印字動作を開始することによって実
現できる。
【0042】(第3実施例)図9は、本発明をインクジ
ェット方式のプリンターに適用した例の概略構成を示し
ている。
【0043】この場合、走査方向にインクジェットノズ
ルを並べたマルチノズル方式のインクジェットヘッド5
1、52を、印字用紙58との距離と、主走査方向の平
行度を一定に保って装置本体に支持している。
【0044】そして、インクジェットヘッド51は、一
方端を装置本体に固設されている位置決めの衝53に接
触し、他方端側に、装置本体に固設された弾性部材55
を設け、この弾性部材55により衝53に当接する方向
に弾性力を加えるようになっている。
【0045】一方のインクジェットへッド52は、一方
端をモーター54の軸に接触しており、また他方端側に
装置本体に固設された弾性部材56を設け、この弾性部
材56によりモータ54の軸に当接する方向に弾性力を
加えるようになっている。
【0046】テストパターン読み取り検知部57は、印
字用紙58の上流側で、インクジッェトヘッド51の位
置決めの衝53と反対側に設けている。このテストパタ
ーン読み取り検知部57は、上述したと同様に構成して
いる。そして、テストパターン検出部591、印字ヘッ
ド移動量検出部592、モータ駆動部593を順に接続
し、インクジェットへッド52の位置調整をできるよう
にしている。
【0047】次に、以上のように構成した実施例の動作
を説明する。この場合も、インクジェットヘッド51、
52により印字用紙58上にテストパターンTPを印字
し、このテストパターンTPを上述と同様にして読み取
り検知センサー57で読み取り、この読み取り出力をテ
ストパターン検出部591で検出し、印字ヘッド移動量
検出部592により2つのインクジェットヘッド51、
52の位置関係と必要なインクジェットヘッド52の移
動量を算出し、この値に基づいてモータ駆動部593よ
りモーター54に駆動信号を送り、主走査方向に必要量
移動させる。
【0048】このようにしても、印字用紙58上に形成
したテストパターンTPにより上述したと同様に2つの
インクジェットヘッド51、52の位置関係を調整する
ことができる。この場合、第2実施例と同様、通常の印
字前に、副走査方向の画像領域外にテストパターンを発
生させることも可能である。
【0049】(第4実施例)図10は、本発明を静電プ
ロッターに適用した例の概略構成を示している。この場
合、静電記録紙72を、ロール紙71に巻回していて、
図示しない駆動ローラーで引っぱることで矢印方向に搬
送するようにしている。
【0050】そして、この静電記録紙72の搬送経路の
下側に、2つの静電ヘッド73、74、現像器79、吸
引ヘッド80、テストパターン読み取り部81を順に配
置している。
【0051】そして、静電ヘッド73は、一方端を装置
本体に固設されている位置決めの衝75に接触し、他方
端側に、装置本体に固設された弾性部材77を設け、こ
の弾性部材77により衝75に当接する方向に弾性力を
加えるようになっている。
【0052】一方、静電ヘッド74は、一方端をモータ
ー76の軸に接触しており、また他方端側に装置本体に
固設された弾性部材78を設け、この弾性部材78によ
りモータ76の軸に当接する方向に弾性力を加えるよう
になっている。
【0053】テストパターン読み取り検知部81は、静
電記録紙72の下流側で、静電ヘッド73の位置決めの
衝75と反対側に設けている。このテストパターン読み
取り検知部81は、上述したと同様に構成している。そ
して、テストパターン検出部831、印字ヘッド移動量
検出部832、モータ駆動部833を順に接続し、静電
ヘッド73の位置調整をできるようにしている。
【0054】次に、以上のように構成した実施例の動作
を説明する。この場合、まず、図示しない現像液循環装
置を起動し、現像液を現像器79に送り込む。
【0055】次に、図示しない駆動ローラを所定の速度
で回転して、静電記録紙72を矢印方向に搬送する。そ
して、静電ヘッド73、74からテストパターンの静電
潜像を形成し現像器79で現像を行う。そして、現像さ
れたテストパターン82、83を読み取り検知部81で
読み取り、この読み取り出力をテストパターン検出部8
31で検出し、印字ヘッド移動量検出部832により2
つの静電ヘッド73、74の位置関係と、必要な静電ヘ
ッド74の移動量を算出し、この値に基づいてモータ駆
動部833よりモーター76に駆動信号を送り、主走査
方向に必要量移動させる。
【0056】このようにしても静電記録紙72上に形成
したテストパターンにより上述したと同様に2つの静電
ヘッド73、74の位置関係を調整することができる。
この場合も、前述したと同様、通常の印字前に、副走査
方向の画像領域外にテストパターンを発生させることも
可能である。
【0057】さらに、カラー静電プロッターなどで用い
られている色重ねを行うためのレジストマークの読取り
検知部を、上述したテストパターン読取り検知部81と
して兼用することもできる。これを図19により説明す
る。カラー静電プロッターでは、最初に記録紙端部に副
走査方向に一定間隔でレジストマーク84を形成する。
この記録方法としては、レジストマーク単独で記録動作
を行ってもよいし、第1色目の画像と同時に記録をして
もよい。次の色の記録は、このレジストマーク84の間
隔P1、P2、P3、…を光学式の読取りセンサで読取
り、その検出結果に基づき記録紙の走行状態を検出し印
字ヘッドを駆動する。これにより、1色目と2色目の正
確な位置合わせを実現できる。同様に、3色目4色目も
最初に形成したレジストマーク84を基準にして印字を
行うため、記録紙の伸び、微小なスリップに対応するこ
とができる。そこで、このレジストパターン84の副走
査方向の幅lよりも狭い領域で、位置合わせのためのテ
ストパターンTPを発生させれば、前記したレジストマ
ーク読取り検知部をタストパターン読取り検知部81と
して兼用することができる。
【0058】また、この実施例では、静電ヘッドについ
て述べたが、イオノグラフィ方式の印字ヘッドを用いる
こともできる。 (第5実施例)ところで、印字ヘッド自体が熱を出すサ
ーマルヘッドや発熱しやすいLEDヘッドは、連続運転
時と間欠運転時の温度変化が大きく印字ヘッドの熱収縮
量が無視できない大きさとなり、印字ヘッドの位置合わ
せを行う時期が非常に重要になる。
【0059】そこで、第5実施例では、図8に示したサ
ーマルヘッド22、23にそれぞれ温度検知センサー3
9、40を設け、これら温度検知センサー39、40の
出力を比較判定する手段を設けるようにしている。
【0060】図11は、このような比較判定手段の動作
フローを示すもので、まず、前回の位置合わせ動作を行
ったときの2つの印字ヘッドの温度差T1を記憶してお
き(ステップ114)、温度検知センサー39、40に
より2つのサーマルヘッド22、23の温度を検出し
(ステップ111、ステップ112)、これらの温度差
T2を算出し(ステップ113)、次いで、前回の温度
差T1を読み出して温度変化(Δt=T2−T1)を算
出する(ステップ115)。そして、この温度変化Δt
が所定の温度以上に上昇したことを検知すると、印字ヘ
ッドの位置合わせ動作を開始する(ステップ116)。
この場合、温度差T1を再記憶する(ステップ117、
ステップ114)。
【0061】印字ヘッドの位置合わせ動作の開始によ
り、テストパターンを形成し、このテストパターンを検
出して、印字ヘッドの移動量を算出し、モータ駆動する
ようになる(ステップ118〜ステップ121)。
【0062】このようにすれば、サーマルヘッド22、
23の温度差T2と前回の温度差T1の温度変化Δtが
所定温度以上になったら、テストパターンを形成し、こ
のテストパターンから印字ヘッドの移動量を算出して、
位置合わせを行うようにできるので、内部の発熱等によ
り2つの印字ヘッドに温度差が生じ、熱収縮による寸法
変化が発生した場合も、これら2つの印字ヘッドの位置
関係を長期的に安定して維持することができる。
【0063】因みに、上述したアルミニウムがベース部
材の場合で、A3版を300dpiの2つの印字ヘッド
を用い600dpiを実現しようとすると、2〜3℃の
温度差で位置合わせをし直すようになる。
【0064】なお、温度検知センサーの代わりに歪ゲー
ジを用いることで、印字ヘッドの熱収縮量を直接測定す
ることで位置合わせ動作の時期を決定することもでき
る。 (第6実施例)第5実施例では、2つの印字ヘッドの温
度差が一定以上になったら、その都度位置合わせ動作を
行うようにしているが、こうすると連続運転を行ってい
る場合に支障がでることがある。
【0065】そこで、第6実施例では、印字ヘッドを冷
却する装置を設け、温度検知センサーからの出力に応じ
て印字ヘッドを選択して冷却するようにしている。図1
2、図13は、第6実施例の概略構成を示している。こ
の場合、91、92はLEDヘッドで、このLEDヘッ
ド91、92は、上述した第1実施例のイオンヘッドと
同様に感光体90の周りに設けられている。そして、L
EDヘッド91、92の感光体90側の面に温度検知セ
ンサー97、98を取り付け、LEDヘッド91、92
の感光体90と反対側の面に、冷却フィン93、94を
設けている。そして、これら冷却フィン93、94に
は、それぞれ冷却ファン95、96を設けている。
【0066】図14は、このように構成した装置の動作
フローを示すもので、まず、前回の位置合わせ動作を行
ったときの2つの印字ヘッドの温度差T1を記憶してお
き(ステップ144)、温度検知センサー97、98に
より2つの印字ヘッド91、92の温度を検出し(ステ
ップ141、ステップ142)、これらの温度差T2を
算出し(ステップ143)、次いで、前回の温度差T1
を読み出して温度変化(Δt=T2−T1)を算出する
(ステップ145)。
【0067】ここで、2つの印字ヘッド91、92のド
ットの位置関係が1/4ドットピッチに接近するような
温度Δtを第1設定温度、2つの印字ヘッド91、92
のドットの位置関係が重なってしまような温度Δtを第
2設定温度とすると、算出したΔtが、第2設定温度よ
り低く第1設定温度より高くなった場合には、印字ヘッ
ド91、92のうち温度の高い方に対応する冷却ファン
95、96を駆動し(ステップ146)、冷却フィン9
3、94に送風し冷却する。そして、温度Δtが第1設
定温度より低くなると、冷却ファン95、96の駆動を
停止する(ステップ147、ステップ148)。
【0068】一方、算出したΔtが第2設定温度より高
くなった場合には、印字ヘッド91、92の位置合わせ
動作を開始する(ステップ149)。この場合、温度差
T1を再記憶する(ステップ150、ステップ14
4)。
【0069】印字ヘッドの位置合わせ動作の開始によ
り、テストパターンを形成し、このテストパターンを検
出して、印字ヘッドの移動量を検出し、モータ駆動する
ようになる(ステップ158〜ステップ154)。
【0070】このようにすれば、2つの印字ヘッド9
1、92の温度差の変化をゆるやかにすることができ、
位置合わせ動作の回数を減少することができる。なお、
上述では、温度センサー97、98を用いたが、これに
代わって歪ゲージを用いて直接熱収縮を測定し、冷却動
作を行うようにしてもよい。また、上述した第5実施例
を含めて、この第6実施例では、印字ヘッドが熱収縮の
影響を受ける場合について述べているが、イオノグラフ
ィー方式の場合、イオンヘッドでのイオンの発生を安定
させるため予めイオンヘッドを一定温度に上昇させ制御
しており、印字動作に起因する熱収縮は少ないため、装
置本体の主電源立ち上げ時に、イオンヘッドの温度が所
定の温度になった時点で位置合わせ動作を行うようにす
れば、主電源を切るまでは問題がない。また、同様にイ
ンクジェットヘッドも熱の影響は少なく、主電源立ち上
げ時の位置合わせ動作で十分である。
【0071】また、イオノグラフィ方式やインクジェッ
ト方式のものでは、印字ヘッドは消耗品であり、定期的
に交換しなくてはならない。この場合、印字ヘッドその
ものの機械精度のバラツキのため、交換時に位置合わせ
動作を行う必要がある。また、どの印字ヘッドにも共通
するが、例えば、装置を移動した場合に、床が平面でな
かったり、物がぶつかった衝撃による弾性変形や装置本
体の変形などによって2つの印字ヘッドの位置関係がく
ずれることもある。そこで、このようなことを予め考慮
すれば、印字ヘッドを交換した時やユーザーが形成画像
を見て異常を感じた場合に、キー操作等の入力動作によ
り、印字ヘッドの位置合わせ動作を開始するようにすれ
ばよい。
【0072】(第7実施例)図15は、第7実施例の概
略構成を示している。この場合、第7実施例では、上述
した第1実施例と同しイオノグラフィ方式のプリンター
である。そして、第1実施例ではテストパターン読み取
り検知部として光学式の読み取りセンサーを用いたが、
この第7実施例では、誘電体ドラム1の周りに帯電測定
器15をイオンヘッド2、3の近傍に設けている。ま
た、帯電測定器15の主走査方向位置は、固定側イオン
ヘッド2の衝14と反対側に設置している。その他は、
図1と同様であり、同一部分には同符号を付して説明を
省略する。
【0073】このようにすれば、転写用紙を送らない位
置合わせシーケンスモードで位置合わせ動作を行うよう
になる。まず、印字ヘッド2、3よりテストパターンを
形成する。そして、誘電体ドラム1上に形成したテスト
パターン(潜像)を誘電体ドラム1の回転で帯電測定器
15まで送る。ここで、誘電体ドラム1の回転を停止し
て、帯電測定器15を主走査方向に走査することで2つ
の印字ヘッド2、3の位置関係を算出する。そして、こ
の結果をもとに、印字ヘッド2、3を移動するモータを
駆動し位置合わせを行う。
【0074】このようにすればテストパターンの潜像を
検出することで印字ヘッド2、3の位置関係の調整を行
うことができるので、現像、転写部退避、テストパター
ンクリーニングなどの工程を省くことができる。
【0075】(第8実施例)図16、図17は第8実施
例の概略構成を示している。この場合、第8実施例で
は、LEDヘッドを用いたプリンターの例を示してお
り、感光体ドラム1の周りにLEDヘッド16、17、
現像器4、転写部6、クリーニング部7、除電部8を配
置し作像プロセスを形成している。また、感光体ドラム
1の副走査方向の非画像部には、CCDラインセンサー
18を配置している。そして、テストパターン検出部1
01、印字ヘッド移動量検出部102、モータ駆動部1
03を順に接続し、LEDヘッド17の位置調整をでき
るようにしている。その他は、図1と同様であり、同一
部分には同符号を付して説明を省略する。
【0076】このようにすれば、転写用紙を送らない位
置合わせシーケンスモードで位置合わせ動作を行うよう
になる。まず、感光体ドラム1の回転によりCCDライ
ンセンサー18が、LEDヘッド16に対向したときテ
ストパターンを発光し、これをCCDラインセンサー1
8で検知する。
【0077】次に、CCDラインセンサー18がLED
ヘッド17に到達したタイミングでLEDヘッド17か
らテストパターンを発光させ、CCDラインセンサー1
8で検知する。このテストパターン検知結果に基づき2
つのLEDヘッド16、17の位置関係を算出し、移動
量を決定する。そして、LEDヘッド17の移動用モー
タに電気的駆動力を伝え位置合わせを行う。
【0078】このようにしても、第7実施例と同様、印
字ヘッドの印字ドット位置を直接測定するため、現像、
転写部退避、テストパターンクリーニングという工程を
省くことができる。なお、本発明は、上記実施例にのみ
限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施
できる。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、2つの印字ヘッドによ
り記録部材上に形成されたテストパターンを読み取り、
この読み取り結果から、2つの印字ヘッドの位置関係を
判別して、一方の印字ヘッドを移動させることで印字ヘ
ッドの位置合わせを行うようにできるので、各印字ヘッ
ドの寸法のバラツキや温度変化に原因する2つの印字ヘ
ッド間の位置ずれに対して、各印字ヘッドの位置合わせ
を高精度に行うことができ、印字ヘッドの位置の解像能
力を高めることができる。
【0080】また、ドット変調が可能な印字ヘッドで
は、ドットを小さく制御することで実際の解像度も倍に
することができ、さらに、装置本体に装着した状態で位
置合わせ動作が行われるため、定期交換が必要な印字ヘ
ッドでも、特別な位置調整作業をオペレーターが行うこ
となく容易に交換することができる。また、印字ヘッド
に温度検知センサーもしくは歪検知センサーを設けるこ
とにより、印字ヘッドの熱収縮による位置ずれを事前に
検知し位置合せ動作を行うことで、2つの印字ヘッドの
位置関係を一定に保ことができ、ドットの重なりを防止
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概略構成を示す図。
【図2】第1実施例のイオンヘッドと誘電体ドラムの関
係を示す図。
【図3】第1実施例のテストパターンの潜像を説明する
ための図。
【図4】第1実施例のテストパターンを説明するための
図。
【図5】第1実施例のテストパターンを説明するための
図。
【図6】第1実施例のテストパターンを説明するための
図。
【図7】本発明の第2実施例の概略構成を示す図。
【図8】第2実施例のサーマルヘッドとプラテンローラ
の関係を示す図。
【図9】本発明の第3実施例の概略構成を示す図。
【図10】本発明の第4実施例の概略構成を示す図。
【図11】本発明の第5実施例を説明するための図。
【図12】本発明の第6実施例の概略構成を示す図。
【図13】第6実施例の概略構成を示す図。
【図14】第6実施例を説明するための図。
【図15】本発明の第7実施例の概略構成を示す図。
【図16】本発明の第8実施例の概略構成を示す図。
【図17】第8実施例の概略構成を示す図。
【図18】従来の2つの印字ヘッドを用いたプリンタの
概略構成を示す図。
【図19】本発明の第4実施例の応用例を説明するため
の図。
【符号の説明】
1…誘電体ドラム、2、3…イオンヘッド、4…現像
器、5…テストパターン読み取り検知部、6…転写部、
7…クリーニング部、8…除電部、9…イオンカートリ
ッジ、10…ドライバー部、101…テストパターン検
出部、102…印字ヘッド移動量検出部、103…モー
タ駆動部、21…プラテンローラー、22、23…サー
マルヘッド、24…インクリボン、25…供給ローラ
ー、26…巻取りローラー、27、28…ガイドロー
ラ、29…インクリボンカートリッジ、30、31…記
録紙押さえローラー、32…テストパターン読み取り検
知部、33…記録紙、34…、35…衝、36…弾性部
材、37…モーター、38…弾性部材、39、40…温
度検知センサー、51、52…インクジェットヘッド、
53…衝、54…モーター、55…弾性部材、56…弾
性部材、57…テストパターン読み取り検知部、58…
印字用紙、71…ロール紙、72…静電記録紙、73、
74…静電ヘッド、75…衝、76…モーター、77…
弾性部材、78…弾性部材、79…現像器、80…吸引
ヘッド、81…テストパターン読み取り部、82、83
…テストパターン、90…感光体、91、92…LED
ヘッド、93、94…冷却フィン、95、96…冷却フ
ァン、97、98…温度検知センサー。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】一方、下方に位置するイオンヘッド3は、
主走査方向について、ドライバー部10が摺動自在に支
持している。そして、ドライバー部10の一方端にモー
ター11の軸が接触し、他方端には、装置本体に固設さ
れた弾性部材12を設け、この弾性部材12により常に
モーター11の軸に当接する方向に弾性力を加えるよう
になっている。この場合、モーター11は、入力パルス
数に応じてモーター軸の突出長を回転運動しながら変化
するように構成したものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】図10は、本発明を静電プロッターに適用
した例の概略構成を示している。この場合、静電記録紙
72を、ロール71に巻回していて、図示しない駆動ロ
ーラーで引っぱることで矢印方向に搬送するようにして
いる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】図11は、このような比較判定手段の動作
フローを示すもので、まず、前回の位置合わせ動作を行
ったときの2つの印字ヘッドの温度差T1を記憶してお
き(ステップ114)、温度検知センサー39、40に
より2つのサーマルヘッド22、23の温度を検出し
(ステップ111、ステップ112)、これらの温度差
T2を算出し(ステップ113)、次いで、前回の温度
差T1を読み出して温度変化(Δt=|T2 −T1
|)を算出する(ステップ115)。そして、この温
度変化Δtが所定の温度以上に上昇したことを検知する
と、印字ヘッドの位置合わせ動作を開始する(ステップ
116)。この場合、温度差T1を再記憶する(ステッ
プ117、ステップ114)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録部材に対して2つの独立した印字ヘ
    ッドを並設するとともに、これら印字ヘッドにより所定
    距離ずらした印字を行うようにした画像形成装置におい
    て、 前記2つの印字ヘッドの一方を前記ずらし方向に移動可
    能にする手段と、 前記2つの印字ヘッドにより前記記録部材上にテストパ
    ターンを形成する手段と、 この手段により形成された各テストパターンを読み取り
    該読み取り結果により前記2つの印字ヘッドの位置関係
    を判別するとともに前記一方の印字ヘッドを移動して前
    記2つの印字ヘッドの位置合わせを行う手段とを具備し
    たことを特徴とする画像形成装置。
JP24275893A 1993-09-29 1993-09-29 画像形成装置 Pending JPH0796645A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008149726A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Oce Technol Bv 印刷装置内の印刷アレイの調節
US7448716B2 (en) 2005-04-04 2008-11-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Printhead assembly and inkjet printer with the same
JP2011194693A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、位置ずれ検出方法及びプログラム
JP2015066835A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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