JPH079594Y2 - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
- Publication number
- JPH079594Y2 JPH079594Y2 JP1988126874U JP12687488U JPH079594Y2 JP H079594 Y2 JPH079594 Y2 JP H079594Y2 JP 1988126874 U JP1988126874 U JP 1988126874U JP 12687488 U JP12687488 U JP 12687488U JP H079594 Y2 JPH079594 Y2 JP H079594Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- power
- rectifier
- load
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Rectifiers (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複数の負荷に交流電力を供給するインバー
タ装置に関する。
タ装置に関する。
第２図は、複数の負荷に交流電力を供給するインバータ
装置の従来例を示した主回路接続図である。
装置の従来例を示した主回路接続図である。
この第２図は、交流電源２からの交流電力を、第１整流
器11で直流電力に変換し、この直流電力を第１インバー
タ14で交流電力に変換して、第１負荷15にこの交流電力
を供給するのであるが、第２整流器21と第２インバータ
24も、交流電源２からの交流電力を変換して、第２負荷
25へ交流電力を供給している。
器11で直流電力に変換し、この直流電力を第１インバー
タ14で交流電力に変換して、第１負荷15にこの交流電力
を供給するのであるが、第２整流器21と第２インバータ
24も、交流電源２からの交流電力を変換して、第２負荷
25へ交流電力を供給している。
この交流電源２は、落雷事故や線路の切換えなどのため
に、ごく短時間停電（以下ではこれを瞬間停電と呼称す
る）することがあるが、このような瞬間停電が発生する
たびにインバータ14,24を停止させ、再始動させるの
は、手間がかかって煩雑であるし、負荷によってはこの
ような停電による運転停止は避けたいものもある。
に、ごく短時間停電（以下ではこれを瞬間停電と呼称す
る）することがあるが、このような瞬間停電が発生する
たびにインバータ14,24を停止させ、再始動させるの
は、手間がかかって煩雑であるし、負荷によってはこの
ような停電による運転停止は避けたいものもある。
そこで、第１整流器11と第１インバータ14との直流側同
士、あるいは第２整流器21と第２インバータ24との直流
側同士を結合している、いわゆる直流中間回路にコンデ
ンサ12と13、あるいはコンデンサ22と23とを接続し、交
流電源２の停電が瞬間停電であるならば、これらのコン
デンサに充電していた電荷が、この瞬間停電の期間中に
放電することで、交流電源２は停電していても、各イン
バータ14と24とは運転して各負荷15と25とに電力を供給
しつづける。
士、あるいは第２整流器21と第２インバータ24との直流
側同士を結合している、いわゆる直流中間回路にコンデ
ンサ12と13、あるいはコンデンサ22と23とを接続し、交
流電源２の停電が瞬間停電であるならば、これらのコン
デンサに充電していた電荷が、この瞬間停電の期間中に
放電することで、交流電源２は停電していても、各イン
バータ14と24とは運転して各負荷15と25とに電力を供給
しつづける。
上述のように、コンデンサを瞬間停電時のバックアップ
電源に使用する場合は、複数の負荷へ交流電力を供給す
るインバータは別個であっても、これら複数のインバー
タに直流電力を供給する整流器は１台にして、この整流
器の直流側に大容量コンデンサを接続する方が、第２図
に示す従来例回路よりも構成が簡素化しているので、コ
ストを下げることができる。
電源に使用する場合は、複数の負荷へ交流電力を供給す
るインバータは別個であっても、これら複数のインバー
タに直流電力を供給する整流器は１台にして、この整流
器の直流側に大容量コンデンサを接続する方が、第２図
に示す従来例回路よりも構成が簡素化しているので、コ
ストを下げることができる。
しかしながら許容できる電圧変動範囲が負荷ごとに異な
っている場合は、直流中間回路を共通化すること、即ち
整流器を共通化することはできない。
っている場合は、直流中間回路を共通化すること、即ち
整流器を共通化することはできない。
そこで、やむを得ず、第２図に示すように整流器とイン
バータおよびバックアップ用のコンデンサとで構成して
いるインバータ装置を、各負荷ごとに別個に用意するの
であるが、このような装置はバックアップ用コンデンサ
も余分に必要となり、装置を大形化し、かつ高価にする
欠点を有している。
バータおよびバックアップ用のコンデンサとで構成して
いるインバータ装置を、各負荷ごとに別個に用意するの
であるが、このような装置はバックアップ用コンデンサ
も余分に必要となり、装置を大形化し、かつ高価にする
欠点を有している。
そこでこの考案の目的は、電圧変動許容値の異なる負荷
に別個に交流を供給するインバータの直流電源側を共通
化することで、装置を小形化し、かつ低価格にしようと
するものである。
に別個に交流を供給するインバータの直流電源側を共通
化することで、装置を小形化し、かつ低価格にしようと
するものである。
上記の目的を達成するために、この考案のインバータ装
置は、交流電源に接続して直流を出力する整流器と、こ
の整流器の直流出力側に直接接続している第１のインバ
ータと、前記整流器の直流出力側にダイオードを介して
接続している第２のインバータと、前記第１のインバー
タの直流入力側に接続されるコンデンサと、前記第２の
インバータの直流入力側と前記ダイオードとの間に接続
されるコンデンサと、を備えるものとする。
置は、交流電源に接続して直流を出力する整流器と、こ
の整流器の直流出力側に直接接続している第１のインバ
ータと、前記整流器の直流出力側にダイオードを介して
接続している第２のインバータと、前記第１のインバー
タの直流入力側に接続されるコンデンサと、前記第２の
インバータの直流入力側と前記ダイオードとの間に接続
されるコンデンサと、を備えるものとする。
この考案は、１台の整流器が出力する直流電力を複数の
インバータへ供給するのであるが、この整流器と各イン
バータとの間には別個のダイオードを挿入し、かつバッ
クアップ用のコンデンサは各ダイオードとインバータと
の間に別個に接続することにより、電圧変動許容値の異
なる負荷に適合した動作が行えるようにしたものであ
る。
インバータへ供給するのであるが、この整流器と各イン
バータとの間には別個のダイオードを挿入し、かつバッ
クアップ用のコンデンサは各ダイオードとインバータと
の間に別個に接続することにより、電圧変動許容値の異
なる負荷に適合した動作が行えるようにしたものであ
る。
第１図は本考案の実施例をあらわした主回路接続図であ
る。
る。
この第１図において、交流電源２からの交流電力は、整
流器３により直流電力に変換されたのち、直流中間回路
に出力する。この直流中間回路には、第１負荷15へ交流
電力を供給する第１インバータ14と、第２負荷25へ交流
電力を供給する第２インバータ24と、コンデンサ4,5お
よび７を接続しているが、コンデンサ4,5および第２イ
ンバータ24のグループと、コンデンサ７および第１イン
バータ14のグループとは、ダイオード６で分離されてい
る。
流器３により直流電力に変換されたのち、直流中間回路
に出力する。この直流中間回路には、第１負荷15へ交流
電力を供給する第１インバータ14と、第２負荷25へ交流
電力を供給する第２インバータ24と、コンデンサ4,5お
よび７を接続しているが、コンデンサ4,5および第２イ
ンバータ24のグループと、コンデンサ７および第１イン
バータ14のグループとは、ダイオード６で分離されてい
る。
いま、第１負荷15よりも第２負荷25の方が容量が大であ
り、かつ許容できる電圧変動範囲は第２負荷25の方が大
であるとする。交流電源２が交流電力を供給していると
き、各コンデンサ4,5および７は充電完了状態にある。
ここで交流電源２が停電すると、各コンデンサはその充
電電荷を第１負荷15と第２負荷25とに放出しつつ、その
電圧を所定の時定数に従って低下させる。このとき容量
の大きい第２負荷25へは、コンデンサ４と５とが電力を
供給し、比較的速やかにその電圧を低下させるが、ダイ
オード６が挿入されているので、コンデンサ７の電荷は
第２負荷25へ流れることはなく、第１負荷15へのみ放電
する。
り、かつ許容できる電圧変動範囲は第２負荷25の方が大
であるとする。交流電源２が交流電力を供給していると
き、各コンデンサ4,5および７は充電完了状態にある。
ここで交流電源２が停電すると、各コンデンサはその充
電電荷を第１負荷15と第２負荷25とに放出しつつ、その
電圧を所定の時定数に従って低下させる。このとき容量
の大きい第２負荷25へは、コンデンサ４と５とが電力を
供給し、比較的速やかにその電圧を低下させるが、ダイ
オード６が挿入されているので、コンデンサ７の電荷は
第２負荷25へ流れることはなく、第１負荷15へのみ放電
する。
電圧変動の許容範囲が異なる負荷へ別個に交流電力を供
給しているそれぞれのインバータの直流側へは、共通の
整流器から直流電力を供給するのであるが、これらのイ
ンバータの直流側はダイオードにより相互に分離した回
路になっており、電源停電時のバックアップ用コンデン
サは、各インバータの直流入力端に設置する。このよう
な構成にすることで、電圧許容変動値が小さい負荷には
大容量のコンデンサをバックアップ用に設置しても、こ
のコンデンサの電荷が他の負荷に放電するのを、挿入し
たダイオードにより阻止することができるので、直流電
力を供給する整流器を共通化でき、かつバックアップ用
コンデンサを適切な場所に適切な容量のものにして設置
することができるので、装置が大形化し、高価になるの
を回避することができる。
給しているそれぞれのインバータの直流側へは、共通の
整流器から直流電力を供給するのであるが、これらのイ
ンバータの直流側はダイオードにより相互に分離した回
路になっており、電源停電時のバックアップ用コンデン
サは、各インバータの直流入力端に設置する。このよう
な構成にすることで、電圧許容変動値が小さい負荷には
大容量のコンデンサをバックアップ用に設置しても、こ
のコンデンサの電荷が他の負荷に放電するのを、挿入し
たダイオードにより阻止することができるので、直流電
力を供給する整流器を共通化でき、かつバックアップ用
コンデンサを適切な場所に適切な容量のものにして設置
することができるので、装置が大形化し、高価になるの
を回避することができる。
第１図は本考案の実施例をあらわした主回路接続図、第
２図は複数の負荷に交流電力を供給するインバータ装置
の従来例を示した主回路接続図である。 ２…交流電源、３…整流器、4,5,7,12,13,22,23…コン
デンサ、６…ダイオード,11…第１整流器、14…第１イ
ンバータ、15…第１負荷、21…第２整流器、24…第２イ
ンバータ、25…第２負荷。
２図は複数の負荷に交流電力を供給するインバータ装置
の従来例を示した主回路接続図である。 ２…交流電源、３…整流器、4,5,7,12,13,22,23…コン
デンサ、６…ダイオード,11…第１整流器、14…第１イ
ンバータ、15…第１負荷、21…第２整流器、24…第２イ
ンバータ、25…第２負荷。
Claims (1)
- 【請求項１】交流電源に接続して直流を出力する整流器
と、 この整流器の直流出力側に直接接続している第１のイン
バータと、 前記整流器の直流出力側にダイオードを介して接続して
いる第２のインバータと、 前記第１のインバータの直流入力側に接続されるコンデ
ンサと、 前記第２のインバータの直流入力側と前記ダイオードと
の間に接続されるコンデンサと、 を備えたことを特徴とするインバータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988126874U JPH079594Y2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988126874U JPH079594Y2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | インバータ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0249385U JPH0249385U (ja) | 1990-04-05 |
| JPH079594Y2 true JPH079594Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31378792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988126874U Expired - Lifetime JPH079594Y2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | インバータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079594Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011055644A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 無停電電源装置 |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP1988126874U patent/JPH079594Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0249385U (ja) | 1990-04-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5612581A (en) | Power supply apparatus with a back-up power unit | |
| JP3175121B2 (ja) | 無停電電源装置 | |
| US7053502B2 (en) | Power supply with uninterruptible function | |
| JP3324930B2 (ja) | 電源装置 | |
| US4340823A (en) | Uninterruptible power supply | |
| US4920475A (en) | Integrated traction inverter and battery charger apparatus | |
| US7898110B2 (en) | On-line uninterruptible power system | |
| JP3618583B2 (ja) | 無停電電源装置 | |
| JPH079594Y2 (ja) | インバータ装置 | |
| JPH05276690A (ja) | 電流制限機能付無停電電源装置 | |
| JP2000323365A (ja) | 直流給電装置 | |
| JPH02241371A (ja) | 電圧形インバータ | |
| US6438001B1 (en) | Circuit arrangement | |
| JP2659758B2 (ja) | 並列運転制御方法 | |
| JPH02269426A (ja) | 直流無停電電源装置 | |
| JPS62250876A (ja) | 電圧形インバ−タ装置 | |
| KR910003617Y1 (ko) | 위상차 제어형 고효율 변환장치 | |
| JP3190329B2 (ja) | 電源装置 | |
| JPS6227004Y2 (ja) | ||
| JP2859022B2 (ja) | 電源制御システム | |
| JPS605779A (ja) | インバ−タ装置の制御電源回路 | |
| JPH02164236A (ja) | 無停電電源装置 | |
| JPH0721073Y2 (ja) | 無停電電源装置 | |
| JPS5910951Y2 (ja) | 転流補助電源付自励式インバ−タ装置 | |
| JP3279712B2 (ja) | 無停電電源装置 |