JPH0795277A - 電子電話帳システム - Google Patents

電子電話帳システム

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JPH0795277A
JPH0795277A JP5239330A JP23933093A JPH0795277A JP H0795277 A JPH0795277 A JP H0795277A JP 5239330 A JP5239330 A JP 5239330A JP 23933093 A JP23933093 A JP 23933093A JP H0795277 A JPH0795277 A JP H0795277A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過去の通話先の履歴を保持しておき、検索の
際にこの通話先をメニュー表示させることにより、頻繁
に通話される通話先の検索を高速に実行する。 【構成】 電子電話帳管理装置10は、制御部11と、
電子電話帳記憶部12と、履歴記憶部13とを含む。履
歴記憶部13には、履歴テーブル60が記憶される。履
歴テーブル60中の履歴データ62には、過去に通話し
た通話先の部課コードが記憶される。検索を開始する
と、履歴データ62に記憶された部課の部課名がメニュ
ー表示される。通話すべき通話先の所属がこの中に存在
するときは、その通話先を選択した後、担当者名54を
メニュー画面で選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子電話帳システムに関
し、特に多数の電話番号の中から所望の電話番号を素早
く検索するための電子電話帳システムに関する。
【0002】
【従来の技術】このような目的をもった、メモリの内容
表示機能付電子電話機のメモリ内容検索方式の一例は、
特開平3−11860号公報に記載されている。この技
術では、まず、索引用文字が検索された後、この索引用
文字をデータとして含むダイヤルメモリの内容が順次検
索される。例えば、頭文字を検索用文字としたとき、ま
ず頭文字で検索をし、この検索の後に、この頭文字を持
つ個々の電話番号の検索を行う。このように、この技術
では検索を2段階に行うことにより、所望の電話番号を
素早く検索できる、としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
以下のような問題があった。
【0004】個人が電話を使用する場合、その通話先も
限定されるのが通例である。つまり、特定の相手に対し
て、頻繁に通話が行われる。
【0005】ところが、上述の従来技術では、検索する
通話先の如何にかかわらず、毎回同様の操作で検索を行
わなくてはならない。これは、頻繁に通話する相手を検
索する場合でも同じである。したがって、頻繁に通話す
る通話先を、通話のたびに検索するのは煩わしい。この
ため、結局、頻繁に通話する通話先の電話番号は、メモ
等に控えておくことになる。
【0006】以上のように、このメモリ内容表示機能付
電話機のメモリ内容検索方式は、頻繁に通話する相手を
検索する場合にも、通常の検索と同じ手数がかかり不便
である、という問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るため、本発明の電子電話帳システムでは、表示部を有
する電話機と、前記電話機の過去の通話先を記憶する履
歴テーブルを有し、この履歴テーブルの内容に基づいた
情報を前記電話機の前記表示部に表示する電子電話帳管
理装置とを含む。
【0008】
【実施例】次に、本発明の第1の実施例について図面を
参照して説明する。
【0009】図1を参照すると、本実施例の電子電話帳
システムは、電子電話帳管理装置10と、N個の電話機
31〜3Nと、電子電話帳管理装置10と電話機31〜
3Nとの間に設けられ電話機31〜3Nと電子電話帳管
理装置10とを接続する交換機20とを備えている。
【0010】電子電話帳管理装置10は、電話番号等の
電話帳データが記憶される電子電話帳記憶部12と、各
電話機31〜3Nの過去の通話先の履歴を記憶する履歴
記憶部13と、電子電話帳記憶部12および履歴記憶部
13に接続されるとともに交換機20を介して電話機3
1〜3Nにも接続され、電子電話帳管理装置10の動作
を制御する制御部11とを備えている。
【0011】制御部11は以下の機能を備えている。第
1に、交換機20を介して電話機31〜3Nからの送出
される信号を受信する受信機能を有している。第2に、
この受信信号に基づいて、電子電話帳記憶部12および
履歴記憶部13から、必要な情報を読出す入出力機能を
有している。第3に、この読出された情報を、交換機2
0を介して電話機31〜3Nにこの情報を送信する送信
機能を有している。第4に、電話番号が指定されたと
き、この電話番号にダイヤルするダイヤル機能を有して
いる。第5に、上述した第1〜第4の機能を制御する制
御機能を有している。
【0012】このような機能をもった制御部11は、送
受信装置と、入出力装置と、制御装置と、この制御装置
で実行される制御プログラムとの組み合わせで実現でき
る。このうち、制御プログラムの以外の装置は、通常用
いられているものである。したがって、詳細な説明は省
略する。一方、制御プログラムについては、その動作の
詳細を後に説明する。
【0013】電子電話帳記憶部12は、例えば磁気ディ
スク装置等の記憶装置である。電子電話帳記憶部12内
に記憶されるデータの詳細は、図2および図3に示され
ている。図2を参照すると、電子電話帳記憶部12に
は、部テーブル41および課テーブル45が記憶されて
いる。部テーブル41および課テーブル45は、電話番
号の検索を階層的に実行するために設けられたテーブル
である。部テーブル41は、部コード51と、この部の
名称である部名42とから構成されている。制御部11
は、この部テーブル41を参照することにより、部コー
ド51から対応する部名42を検索することができる。
例えば、”A”という部コード51から「総務部」とい
う部名を検索することができる。
【0014】一方、課テーブル45は、部コード51
と、この部に所属する課を示す課コード52と、この課
の課名46とで構成されている。制御部11は、部コー
ド51と課コード52とを組み合わせて課テーブル45
を検索し、この課の課名46を得ることができる。例え
ば、”A”という部コードと”a”という課コードの組
み合わせである”Aa”というコード(以下「部課コー
ド」という)から、第1課という課名を検索することが
できる。
【0015】図3を参照すると、電子電話帳記憶部12
には、電話番号テーブル50も記憶されている。電話番
号テーブル50は、部コード51と、課コード52と、
この課に所属する担当者の担当者コード53と、この担
当者の名前である担当者名54と、この担当者の電話番
号である電話番号55とから構成されている。制御部1
1は、部コード51と課コード52と担当者コード53
の組み合わせから電話番号テーブル50を検索し、担当
者名54および電話番号55を得ることができる。例え
ば、「Aa1」というコードから、「山上太郎」という
担当者名54および「110−111]という電話番号
55を検索することができる。
【0016】履歴記憶部13は、磁気ディスク等の記憶
装置である。電子電話帳記憶部12に比べると、履歴記
憶部13の記憶容量は少なくて良い。このため、履歴記
憶部13を、RAM等の半導体記憶素子で構成すること
もできる。履歴記憶部13に記憶されるデータの詳細
は、図4に示されている。図4を参照すると、履歴テー
ブル60には、電話機31〜3Nの各々について、16
個の履歴データ62が記憶されている。履歴データ62
は、具体的には部課コードである。履歴データ62は、
電話機31〜3Nが過去に通話した通話先の部課コード
である。履歴データ62のそれぞれには第1番〜第16
番の番号が付与されている。並び順は、通話日時の降順
である。つまり、第1番目の履歴データ62は、最も最
近に通話した通話先を示す。例えば、図4を参照すれ
ば、電話機31が最も最近に通話した相手は、部課コー
ド”Ca”の法務部第1課であった。第2番目の履歴デ
ータ62は、その1つ以前に通話した通話先を示す。そ
して、第16番目の履歴データ62が、履歴テーブル6
0に記憶された通話履歴の中で、最も古い通話先を示
す。以上のように履歴テーブル60を構成することによ
り、頻繁に通話する部課の部課コードが履歴テーブル6
0の上位に保持されることになる。
【0017】電話機31〜3Nは、表示機能をもった電
話機である。電話機31〜3Nの概観は図5に示されて
いる。図5を参照すると、電話機31〜3Nは、液晶デ
ィスプレイ等で構成される表示部311と、電話番号等
を入力するためのテンキー312と、実行ボタン313
と、上位画面ボタン314と、上方移動ボタン315
と、下方移動ボタン316とを有している。実行ボタン
313〜下方移動ボタン316の4つのボタンは、電子
電話帳をはじめとする種種の機能を実行するための入力
手段である。表示部311には、制御部11から送出さ
れるデータが表示される。上位画面ボタン314は、表
示部311に表示される画面が階層的な構造を持ってい
るとき、1つ上位の画面を表示させるために用いられ
る。例えば、課レベルの検索を実行中に上位画面ボタン
314を押下すると、1つ上層のレベルである部レベル
の検索を行うことができる。上方移動ボタン315およ
び下方移動ボタン316は、主にメニュー画面上のカー
ソルの移動に用いられる。
【0018】次に本実施例で繰り返し用いられるメニュ
ー動作について説明する。ここでメニュー動作とは、制
御部11が、選択項目およびカーソルを、電話機31〜
3Nの表示部311に表示し、電話機31〜3Nの使用
者にこのカーソルを移動させ、この選択項目の中の1つ
を選択させる動作のことをいう。図6(a)を参照する
と、メニュー動作実行時、表示部311には複数の選択
項目とカーソルとが表示される。カーソルの位置は、上
方移動ボタン315および下方移動ボタン316によっ
て上下に移動させることができる。使用者は、選択すべ
き選択項目にカーソルを移動し、実行ボタン313を押
下することにより1つの選択項目を選択することができ
る。
【0019】次に、全ての選択項目が1つの画面に表示
できない場合のメニュー動作について説明する。図6
(b)を参照すると、この場合1つの画面には8個の選
択個目が表示可能である。一方、選択項目の総数は56
個である。したがって、全部の選択項目を1つの画面に
表示することはできない。このような場合、56個の選
択項目は7つの画面1〜画面7の7つの画面に分割され
る。したがって、例えば、画面1には第1番〜第8番の
選択項目が含まれる。メニュー動作開始時には、表示部
311には画面1が表示され、カーソルは第1番目の選
択項目に位置づけられている。そして、カーソルが下方
に移動され、画面の下限をはみ出すと、画面2が表示さ
れる。このときカーソルは、画面2の最上の選択項目で
ある第9番目の選択項目に位置づけられる。そして、カ
ーソルが画面7の下限をはみ出すと、再び画面1が表示
される。このような表示画面の切替は、カーソルを上方
へ移動させたときも、同様に実行される。このように、
このようなメニュー動作によれば、選択項目の総数が1
つの画面に表示可能な項目数を超えている場合でも、任
意の選択項目を選択することができる。
【0020】以上のような、メニュー動作は制御部11
によって実行される制御プログラムによって実現され
る。このようなメニュー動作を実行するプログラムは一
般に知られている。したがって、ここでは詳細な説明は
行わない。このメニュー動作を実行するプログラムに入
力されるデータは、選択項目のデータである。つまり、
このプログラムは、選択項目を与えられると、上述のよ
うなメニュー動作を実行し、使用者が選択した選択項目
を出力する。 次に本実施例の動作について図面を参照
して説明する。
【0021】図7は、本実施例の1動作例における、表
示画面の遷移を示す図である。また、図8〜図10は、
制御部11の動作を示すフローチャートである。
【0022】図7および図8を参照すると、ステップ1
01において、電話機31〜3Nの表示部311には、
総合メニューが表示される。図7のステップ101を参
照すると、総合メニューの第2選択項目に、電子電話帳
が含まれる。
【0023】図8を参照すると、ステップ102におい
て、制御部11は、電子電話帳が選択されたか否かを判
定する。電子電話帳が選択された場合には、ステップ1
03が実行される。電子電話帳が選択されなかった場合
の動作についての説明は、ここでは省略する。いま、電
話機31によって電子電話帳が選択されたとする。した
がって、ステップ103が実行される。
【0024】図7を参照すると、ステップ103におい
て、履歴テーブル60内の、電話機31に対応する履歴
データ62の有無が判定される。履歴データ62が全く
存在しないとき、すなわち、電話機31が過去に電子電
話帳を全く使用していなかったとき、図9に示されるス
テップ201以降の処理が実行される。一方、履歴デー
タ62が存在するとき、ステップ104−1が実行され
る。
【0025】図8を参照すると、ステップ104−1に
おいて、制御部11は、履歴記憶部13から履歴データ
62を読出す。そして、制御部11は、電子電話帳記憶
部12内の部テーブル41および課テーブル45から、
履歴データ62の示す部課の部課名を読出す。図4を参
照すると、電話機31の履歴データ62は、第1番目か
ら順に、”Ca”、”Aa”、”Ba”、…、”Bb”
である。したがって「法務部第1課」、「総務部第1
課」、「経理部第1課」、…、「経理部第2課」が部課
名として読出される。ステップ103が終了すると、ス
テップ104が実行される。
【0026】図7および図8を参照すると、ステップ1
04−2において、制御部11は、前述のメニュー動作
を実行する。このときの選択項目は、ステップ103で
読出された部課名である。
【0027】履歴データ62は、最近通話した通話先を
示す。このため、頻繁に通話する通話先の部課は、非常
に高い確率で、このメニュー画面に表示される。使用者
は、これらの選択項目の中に目的の部課が存在する場合
には、その部課の位置にカーソルを位置づけ、実行ボタ
ン313を押下する。また、これらの選択項目の中に、
目的の部課が存在しない場合には、上位画面ボタン31
4を押下する。ステップ104−2が終了すると、ステ
ップ105が実行される。
【0028】図8を参照すると、ステップ105におい
て、上位画面ボタン314が押下されたか否かが判定さ
れる。上位画面ボタン314が押下されていない場合に
は、ステップ106が実行される。一方、上位画面ボタ
ン314が押下された場合には、図9に示されたステッ
プ201以降の処理が実行される。いま、上位画面ボタ
ン314は押下されなかったとする。したがって、ステ
ップ106が実行される。
【0029】図8を参照すると、ステップ106におい
て、実行ボタン313が押下されたか否かが判定され
る。実行ボタン313が押下された場合、すなわち、い
ずれかの選択項目が選択された場合には、ステップ10
7が実行される。一方、実行ボタン313が押下されな
かった場合には、ステップ104−2が再び実行され、
メニュー動作が継続される。図9を参照すると、いま、
「経理部第1課」の位置で実行ボタン313が押下され
たとする。したがって、ステップ107が実行される。
【0030】図8を参照すると、ステップ107におい
て、選択された部課の部課コードが読込まれる。いま
は、経理部第1課の部課コードである”Ba”が読込ま
れる。ステップ107が終了すると、ステップ108−
1が実行される。
【0031】図8を参照すると、ステップ108−1に
おいて、制御部11は、電子電話帳記憶部12内の電話
番号テーブル50を検索して、ステップ107で選択さ
れた部課に所属する担当者の、担当者名54読出す。こ
のとき、ステップ107で入力した部課コード”Ba”
がキーとして使用される。いまの場合、経理部第1課に
所属する担当者である、「海上太郎」、「海上次郎」お
よび「海上三郎」が読出される。ステップ108−1が
終了すると、ステップ108−2が実行される。
【0032】図7および図8を参照すると、ステップ1
08−2において、制御部11は、メニュー動作を実行
する。このときの選択項目は、ステップ108−1で読
出された担当者名54である。ステップ108−2が終
了すると、ステップ109が実行される。
【0033】図8を参照すると、ステップ109におい
て、制御部11は、実行ボタン313が押下されたか否
かを判定する。実行ボタン313が押下されなかったと
きには、ステップ108のメニュー動作を継続して実行
する。一方、実行ボタン313が実行されたときには、
ステップ110が実行される。いま、海上次郎が選択さ
れたとする。したがって、ステップ110が実行され
る。
【0034】図8を参照すると、ステップ110におい
て、選択された担当者の担当者コード53が読みとられ
る。いまの場合、海上次郎を示す”2”が読みとられ
る。ステップ110が終了すると、ステップ111−1
が実行される。
【0035】図8を参照すると、ステップ111−1に
おいて、制御部11は、電子電話帳記憶部12内の電話
番号テーブル50から、ステップ110で選択された担
当者の電話番号55を読出す。このとき、ステップ10
7で入力した部課コード”Ba”と、ステップ110で
入力した担当者コード53”2”とがキーとして使用さ
れる。ステップ111−1が終了すると、ステップ11
1−2が実行される。
【0036】図8を参照すると、ステップ111−2に
おいて制御部11は、、ステップ111−1で読出され
た電話番号にダイヤルする。ステップ111−2が終了
すると、ステップ111−2が終了すると、ステップ1
12が実行される。
【0037】図8を参照すると、ステップ112におい
て、通話が終了したか否かが判定される。通話が終了し
たときには、ステップ113が実行される。
【0038】ステップ113において、履歴テーブル6
0が更新される。履歴テーブル60の更新動作の詳細に
ついては、後に説明される。
【0039】ステップ113が終了すると、制御部11
は動作を終了し、電子電話帳管理装置10全体の動作も
終了する。
【0040】以上のように、本実施例では、始めに、頻
繁に通話される通話先がメニュー画面として表示される
ため、頻繁に通話される通話先を素早く検索することが
できる。
【0041】次に、ステップ103において、履歴テー
ブル60が空と判定されたとき、または、ステップ10
5において、上位画面ボタン314が押下されたときの
動作について説明する。これは、過去に通話が行われて
いないため履歴データ62を利用することができない場
合、もしくは、履歴データ62に記憶された通話先以外
の通話先に通話をする場合の動作である。
【0042】図9を参照すると、ステップ103におい
て、履歴テーブル60が空と判定されたとき、または、
ステップ105において、上位画面ボタン314が押下
されたとき、ステップ201が実行される。いま、ステ
ップ105において、上位画面ボタン314が押下され
たとして説明を行う。
【0043】図9を参照すると、ステップ201−1に
おいて、制御部11は、電子電話帳記憶部12内の部テ
ーブル41から、全ての部の部名42を読出す。図2を
参照すると、この場合、「総務部」、「経理部」および
「法務部」が読出される。ステップ201−1が終了す
ると、ステップ202−2が実行される。
【0044】図7および図9を参照すると、ステップ2
01−2において、制御部11は、メニュー動作を実行
する。このときの選択項目は、ステップ202−1で読
みだした部名42である。すなわち、このステップにお
いて、部のレベルの検索が行われる。ステップ202−
2が終了すると、ステップ202が実行される。
【0045】図9を参照すると、ステップ202におい
て、制御部11は、上位画面ボタン314が押下された
か否かを判定する。上位画面ボタン314が押下されて
いない場合には、ステップ203が実行される。一方、
上位画面ボタン314が押下された場合には、図8のス
テップ101が実行される。すなわち、総合メニューが
再び表示される。いま、上位画面ボタン314は押下さ
れなかったとする。したがって、ステップ203が実行
される。
【0046】図9を参照すると、ステップ203におい
て、制御部11は、実行ボタン313が押下されたか否
かを判定する。実行ボタン313が押下された場合、す
なわち、いずれかの選択項目が選択された場合には、ス
テップ204が実行される。一方、実行ボタン313が
押下されなかった場合には、ステップ201が再び実行
され、メニュー動作が継続される。図7を参照すると、
いま、「総務部」の位置で実行ボタン313が押下され
たとする。したがって、ステップ204が実行される。
【0047】図9を参照すると、ステップ204におい
て、選択された部の部コード51が読込まれる。いま
は、総務部の部コード51である”A”が読込まれる。
ステップ204が終了すると、ステップ205−1が実
行される。
【0048】図9を参照すると、ステップ205−1に
おいて、制御部11は、電子電話帳記憶部12内の課テ
ーブル45から、ステップ51で選択された部に所属す
る課の課名46を読出す。このとき、ステップ204で
入力した部コード51=”A”がキーとして使用され
る。図2を参照すると、この場合、「第1課」と「第2
課」とが読出される。ステップ205−1が終了する
と、ステップ205−2が実行される。
【0049】図7および図9を参照すると、ステップ2
05−2において、制御部11は、メニュー動作を実行
する。このときの選択項目は、ステップ205−1で読
みだした課名46である。ステップ205−2が終了す
ると、ステップ206が実行される。
【0050】図9を参照すると、ステップ206におい
て、制御部11は、上位画面ボタン314が押下された
か否かを判定する。上位画面ボタン314が押下されて
いない場合には、ステップ207が実行される。一方、
上位画面ボタン314が押下された場合には、ステップ
201が実行される。すなわち、部のレベルの検索が再
び行われる。いま、上位画面ボタン314は押下されな
かったとする。したがって、ステップ207が実行され
る。
【0051】図9を参照すると、ステップ207におい
て、制御部11は、実行ボタン313が押下されたか否
かを判定する。実行ボタン313が押下された場合、す
なわち、いずれかの選択項目が選択された場合には、ス
テップ208が実行される。一方、実行ボタン313が
押下されなかった場合には、ステップ205が再び実行
され、メニュー動作が継続される。いま、「第2課」の
位置で実行ボタン313が押下されたとする。したがっ
て、ステップ208が実行される。
【0052】図9を参照すると、ステップ208におい
て、選択された課の課コード52が読込まれる。いま
は、第2課の課コード52である”b”が読込まれる。
ステップ208が終了すると、ステップ209−1が実
行される。
【0053】図9を参照すると、ステップ209−1に
おいて、制御部11は、電子電話帳記憶部12内の電話
番号テーブル50から、ステップ208で選択された課
に属する担当者の担当者名54を読出す。このとき、ス
テップ204で入力された部コード51と、ステップ2
08で入力された課コード52とがキーとして使用され
る。図3を参照すると、この場合、「山下太郎」、「山
下次郎」、「山下三郎」および「山下四郎」が読出され
る。ステップ209−1が終了すると、ステップ209
−2が実行される。
【0054】図7および図9を参照すると、ステップ2
09−2において、制御部11は、メニュー動作を実行
する。このときの選択項目は、ステップ209−1で読
出された担当者名54である。すなわち、担当者レベル
の検索が行われる。ステップ209−2が終了すると、
ステップ210が実行される。
【0055】図9を参照すると、ステップ210におい
て、制御部11は、上位画面ボタン314が押下された
か否かを判定する。上位画面ボタン314が押下されて
いない場合には、ステップ211が実行される。一方、
上位画面ボタン314が押下された場合には、ステップ
205が実行される。すなわち、課のレベルの検索が再
び行われる。いま、上位画面ボタン314は押下されな
かったとする。すると、ステップ211が実行される。
【0056】図9を参照すると、ステップ211におい
て、制御部11は、実行ボタン313が押下されたか否
かを判定する。実行ボタン313が押下された場合、す
なわち、いずれかの選択項目が選択された場合には、ス
テップ212が実行される。一方、実行ボタン313が
押下されなかった場合には、ステップ209が再び実行
され、メニュー動作が継続される。いま、「山下次郎」
の位置で実行ボタン313が押下されたとする。したが
って、ステップ212が実行される。
【0057】図9を参照すると、ステップ212におい
て、選択された担当者の担当者コード53が読込まれ
る。いまは、山下次郎の担当者コード53である”2”
が読込まれる。
【0058】図8および図9を参照すると、ステップ2
12の終了後、ステップ111以降の処理が行われる。
ステップ111〜ステップ113のうち、ステップ11
1および112については、既に説明したので、ここで
は説明を省略する。
【0059】以上のように、本発明では、所望の通話先
が履歴データ62内に存在しない場合でも、部、課およ
び担当者という3段階の階層構造で、所望の通話先を検
索することができる。したがって、頻繁に通話する通話
先以外でも、素早く検索を行うことができる。
【0060】次に、ステップ113で実行される履歴テ
ーブル60の更新動作について説明する。この更新動作
では、履歴テーブル60が有効に利用される。図10を
参照すると、履歴テーブル60の更新動作が実行される
と、まず、ステップ301が実行される。
【0061】ステップ301において、選択された部課
コードが既に履歴データ62内に存在するか否かが判定
される。例えば、図11を参照すると、今回選択された
部課コードは”Ba”である。ことろが、電話機31の
履歴データ62のうち、第3番目の履歴データ62
は、”Ba”であり、今回選択された部課コードと一致
する。このように、選択された部課コードが履歴テーブ
ル60に存在する場合は、ステップ302が実行され
る。一方、図12を参照すると、今回選択された部課コ
ード”Ab”は、電話機31の履歴データ62内に存在
しない。このように、選択された部課コードが履歴デー
タ62内に存在しないとき、ステップ304が実行され
る。
【0062】まず、図10および図11を参照して、ス
テップ302、303および306について説明する。
【0063】図10を参照すると、ステップ302にお
いて、履歴データ62の中から選択された部課コードと
同一のものが消去される。この場合、第3番目の履歴デ
ータ62が消去される。
【0064】図10を参照すると、ステップ303にお
いて、前ステップで削除されたものより若い履歴データ
62が1つづつ後ろにずらされる。この場合、第2番目
の履歴データが第3番目へ、第1番目の履歴データが第
2番目にそれぞれ移動される。第4番目以降の履歴デー
タ62については、何の処理も行われない。ステップ3
03の終了後は、ステップ306が実行される。
【0065】図10を参照すると、ステップ306にお
いて、今回選択された部課コードを第1番目の履歴デー
タ62に設定する。いまの場合、”Ba”が第1番目の
履歴データ62として設定される。これにより、最も最
近の通話先を示す部課コード”Ba”が、次回のメニュ
ー画面の先頭に表示される。
【0066】次に、ステップ304について説明する。
【0067】図10を参照すると、ステップ304にお
いて、最後尾の履歴データ62が削除される。図12を
参照すると、この場合、第16番目の履歴データ62で
ある”Bb”が削除される。ステップ304が終了する
と、前述したステップ303および306が実行され
る。この場合、ステップ303において、第1番目〜第
15番目の履歴データ62が1つづつ後ろにずらされ
る。そして、ステップ306において、今回選択された
部課コードである”Ab”が第1番目の履歴データ62
に設定される。
【0068】履歴データ62の更新動作を以上のように
行うことによって、次にような効果が得られる。第1
に、最も最近通話された通話先の部課名が、常に履歴デ
ータ62の先頭に設定される。第2に、同一の通話先と
繰り返し通話した場合でも、この通話先の部課コードが
履歴データ62を占有することがない。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明では、電子電話帳
管理装置10に履歴記憶部13を設け、この履歴記憶部
13に通話履歴を記憶するようにし、電子電話帳を検索
する際には、この履歴記憶部13に記憶された通話先を
メニュー形式で表示し、この中から所望の通話先を選択
させるようにした。このため、本願発明は、頻繁に通話
する通話先の電話番号を、素早く検索することができ
る、という効果を有する。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】電子電話帳記憶部12に記憶される部テーブル
41と課テーブル45とを示す図。
【図3】電子電話帳記憶部12に記憶される電話番号テ
ーブル50を示す図。
【図4】履歴記憶部13に記憶される履歴テーブル60
を示す図。
【図5】電話機31〜3Nの構造を示す図。
【図6】(a)は、メニュー動作中の表示画面を示す
図。(b)は、メニュー動作を示す図。
【図7】本発明の第1の実施例の動作に伴う表示画面の
遷移を示す図。
【図8】制御部11の動作を示すフローチャート。
【図9】制御部11の動作を示すフローチャート。
【図10】履歴テーブル60の更新動作における、制御
部11の動作を示すフローチャート。
【図11】履歴テーブル60の更新動作を示す図。
【図12】履歴テーブル60の更新動作を示す図。
【符号の説明】
10 電子電話帳管理装置 11 制御部 12 電子電話帳記憶部 13 履歴記憶部 20 交換機 31 電話機 311 表示部 312 テンキー 313 実行ボタン 314 上位画面ボタン 315 上方移動ボタン 316 下方移動ボタン 41 部テーブル 42 部名 45 課テーブル 46 課名 50 電話番号テーブル 51 部コード 52 課コード 53 担当者コード 54 担当者名 55 電話番号 60 履歴テーブル 61 電話機番号 62 履歴データ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を有する電話機と、 前記電話機の過去の通話先を記憶する履歴テーブルを有
    し、この履歴テーブルの内容に基づいた情報を前記電話
    機の前記表示部に表示する電子電話帳管理装置とを含む
    ことを特徴とする電子電話帳システム。
  2. 【請求項2】 前記電子電話帳管理装置は、前記履歴テ
    ーブルを記憶する履歴記憶部と、部の名称が設定された
    部テーブルと課の名称が設定された課テーブルと担当者
    の名称および電話番号が設定された電話番号テーブルと
    を記憶した電話帳データ記憶部と、前記履歴記憶部、前
    記電話帳データ記憶部および前記電話機に接続された制
    御部とを有し、 前記履歴テーブルには、過去の通話先の部と課とを特定
    する部課コードが記憶されることを特徴とする請求項1
    記載の電子電話帳システム。
  3. 【請求項3】 前記制御部が、前記履歴テーブルに記憶
    された前記部課コードに対応する部の名称と課の名称と
    を前記電話帳データ記憶部から読出し、前記電話機の前
    記表示部に表示することを特徴とする請求項2記載の電
    子電話帳システム。
  4. 【請求項4】 前記電話機には、表示部に表示された通
    話先のうちの1つを選択するための入力部が設けられ、 前記制御部は、前記電話帳データ記憶部から前記電話機
    が選択した通話先の電話番号を検索し、前記電話機をこ
    の電話番号に通話接続することを特徴とする請求項3記
    載の電子電話帳システム。
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