JPH0794920B2 - 空調用グリル - Google Patents

空調用グリル

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JPH0794920B2
JPH0794920B2 JP12051887A JP12051887A JPH0794920B2 JP H0794920 B2 JPH0794920 B2 JP H0794920B2 JP 12051887 A JP12051887 A JP 12051887A JP 12051887 A JP12051887 A JP 12051887A JP H0794920 B2 JPH0794920 B2 JP H0794920B2
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JP
Japan
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grill
main body
opening
filter
damper
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JP12051887A
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JPS63286649A (ja
Inventor
信二 小川
Original Assignee
松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は換気あるいは冷暖房などの空調機器の室内側端
末に使用する空調用グリルに関するものである。
従来の技術 従来、この種の空調用グリルは第5図および第6図に示
すように、ダクト接続口100を設けた本体101と、開口部
102を有するグリル103とを固定し、上記開口部102を開
放あるいは閉鎖するスライドシャッタ104により通路の
開閉を行うとともにフィルタ105で通過空気中のほこり
や臭いを取り除いていた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、グリル103を通過する空気
が室内の必要清浄度にかかわらず、常にフィルタ105を
通過するため、フィルタ105が目づまりを起こしやす
く、頻繁に清掃する必要があった。そのためにグリル10
3をそのつど取り外してフィルタ105を取り出さなければ
ならず大変めんどうであった。また第6図に示すよう
に、スライドシャッタ104によりグリル103の開口部102
を全閉しようとしても、スライドシャッタ104の摺動の
ためのすき間より空気もれが発生し、全閉は不可能であ
り、すき間より風切音などが発生する恐れもあり、外部
騒音が侵入するという問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、室内の必
要清浄度に応じてフィルタを選択的に通過させることに
より、そのフィルタの目づまりが起こりにくいとともに
長期間フィルタを取り外す必要がなく、通路の開閉も確
実にできる空調用グリルを提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、曲率部にダクト
接続口を有し、平坦部に開口を設けた中空の半円柱状の
本体を形成し、上記本体の開口に2組の開口部を有する
グリルを取り付け、上記グリルの中央に設けた長穴を貫
通し、抜け止めのワッシャを備えたツマミネジを設け、
一面を上記本体の内壁と同一曲率とするとともにダクト
接続口の面積よりも大きな面積とし、その反対面にネジ
穴を設けて上記ツマミネジに螺合し、上記ツマミネジの
回転および上記長穴の範囲における水平方向の摺動によ
り上記本体内部を移動する略四角柱のダンパーを設け、
上記グリルの開口の一方にフィルタを設けた構成とした
ものである。
作用 この構成により、ツマミネジを回転させることでツマミ
ネジ自体は抜け止めのワッシャにより上下移動はしない
ものの、このツマミネジに螺合しているダンパーは本体
の内側面を上下摺動のガイドとしつつ上下動が可能とな
り、こうしてダンパーをグリルの方に引きよせることが
でき、ツマミネジによりダンパーをグリル中央よりフィ
ルタを設けた開口部側へ移動すると、本体のダクト接続
口とグリルのフィルタを設けない開口部とが連通して通
風が可能となり、またツマミネジを指先で保持し、この
ツマミネジが貫通する長穴の範囲内でダンパーをグリル
中央よりフィルタを設けない開口部側へ移動させると、
本体のダクト接続口とグリルのフィルタを設けた開口部
とが連通して、空気中のほこりや臭いを取り除きながら
の通風が可能となる。また、ツマミネジを上記水平移動
時と逆回転させてダンパーを押し上げ、本体のダクト接
続口に密着することによりダクト接続口を密閉し、通風
路を遮断することとなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例を第1図〜第4図にもとづいて説
明する。図において1は曲率部2にダクト接続口3を設
け、平坦部4に開口5を設けた中空の半円柱状(所謂る
略カマボコ形状)の本体であり、上記本体1の平坦部4
にはグリル6を係合している。このグリル6はダクト接
続口3と連通する2組の開口部7,7′を有し、開口部
7′には空気中のほこりや臭いを除去するためのフィル
タ8を設けるとともに、中央に長穴9を設けている。上
記グリル6の長穴9には、抜け止め用のワッシャ11によ
りグリル6に前記長穴9の範囲内で水平方向の摺動およ
び回転が可能に保持されたツマミネジ10を貫通させてい
る。上記本体1の内部には、本体1の内壁と同一曲率を
有するとともに上記ダクト接続口3の面積より大きな面
積を有する天面13と、その対面であってネジ穴14を有す
る下面15から成る略四角柱のダンパー12を設けてあり、
このダンパー12はネジ穴14をツマミネジ10に螺合し、ツ
マミネジ10を指先で保持し、回転させることにより本体
1の内部を上下および長穴9の範囲内を左右に移動可能
となっている。
上記構成において、第1図のようにツマミネジ10を指先
で回転させることでツマミネジ10自体は抜け止めのワッ
シャ11により上下の移動はしないものの、このツマミネ
ジ10に螺合しているダンパー12をグリル6の方に引きよ
せることができ、この状態でツマミネジ10を長穴の範囲
内で水平方向に移動させることによりダンパー12をグリ
ル6の中央よりフィルタ8を設けた開口部7′側へ移動
すると、本体1のダクト接続口3とフィルタ8を設けな
い開口部7とが連通し、矢印A→A′のようにフィルタ
8をバイパスさせて通風(送風機は図示せず)すること
が可能となり、また第3図のようにツマミネジ10に対し
上記同様の動作を行うことによりダンパー12をグリル6
の中央よりフィルタ8を設けない開口部7側へ移動する
と、本体1のダクト接続口3とフィルタ8を設けた開口
部7′とが連通し、矢印B→B′に通風(送風機は図示
せず)することが可能となり、フィルタ8により空気中
のほこりや臭いを取り除くことが可能となる。また第4
図のようにツマミネジ10を上記水平移動と逆回転させ、
ダンパー12を押し上げて、ダクト接続口3とダンパー12
の天面13とを密着すると、ダクト接続口3は密閉され
て、ダクト接続口3とグリル6の開口部7,7′とを連通
する通風略を遮断することが可能となる。
以上のように本実施例によれば、グリル6を通過する空
気があまり汚れていない場合や、室内の必要清浄度が高
くない場合は、ダンパー12によりダクト接続口3とグリ
ル6の開口部7とを連通するとともに開口部7′を閉鎖
して、フィルタ8を空気が通過しないようにバイパスす
るため、フィルタ8による圧力損失もなく、フィルタ8
の寿命も延ばすことが可能となる。また、グリル6を通
過する空気が汚れている場合や、室内の必要清浄度が高
い場合には、ダンパー12によりダクト接続口3とグリル
6の開口部7′とを通過するとともに開口部7を閉鎖す
るため、通過空気はすべてフィルタ8を通過することに
なり、ほこりや臭いを取り除くことができる。また、ダ
ンパー12の天面13に本体1の内壁と同一の曲率を持た
せ、かつダクト接続口3の面積より大きくしているた
め、ダクト接続口3を確実に密閉でき、空気もれや騒音
の侵入を防ぐことが可能となる。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば本体内部に本体内部の曲率と同一曲率を有する一面を
もつダンパーを設け、このダンパーをツマミネジの回転
により上下方向の移動と、長穴の範囲内での水平方向の
左右移動可能に保持しているため、通風路の開閉が確実
にでき、外部の騒音を遮音することが可能となり、また
グリルに設けた2組の開口部の一方にフィルタを設け
て、上記ダンパーにより室内の必要清浄度に応じて選択
的に空気をフィルタに通すことができるため、フィルタ
が目づまりを起こしにくく、フィルタの寿命を延ばすこ
とが可能となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の空調用グリルのフィルタ取
付側開口部を閉鎖した状態を示す側面断面図、第2図は
同空調用グリルのフィルタ取付側開口部を閉鎖した状態
を示す正面図、第3図は同空調用グリルのフィルタ取付
側開口部を開放した状態を示す側面断面図、第4図は同
空調用グリルの通風路をダンパーにより閉鎖した状態を
示す側面断面図、第5図は従来の空調用グリルの通風路
を開放した状態を示す側面断面図、第6図は同空調用グ
リルの通風路を開放した状態を示す側面断面図である。 1……本体、2……曲率部、3……ダクト接続口、4…
…平坦部、5……開口、6……グリル、7,7′……開口
部、8……フィルタ、9……長穴、10……ツマミネジ、
11……ワッシャ、12……ダンパー、13……天面、14……
ネジ穴、15……下面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲率部にダクト接続口を有し、平坦部に開
    口を設けた中空の本体を形成し、上記本体の開口に2組
    の開口部を有するグリルを取付け、上記グリルの中央に
    設けた長穴を貫通し、抜け止めのワッシャを備えたツマ
    ミネジを設け、本体内に一面を上記本体の内壁と同一曲
    率とするとともにダクト接続口の面積よりも大きな面積
    とし、その反対面にネジ穴を設けた略四角柱のダンパー
    を配し、このダンパーのネジ穴を上記ツマミネジに螺合
    し、上記ツマミネジの回転および上記長穴の範囲におけ
    る水平方向の摺動により、ダンパーが上記本体内部を移
    動するようになし、上記グリルの開口の一方にフィルタ
    を設けた空調用グリル。
JP12051887A 1987-05-18 1987-05-18 空調用グリル Expired - Lifetime JPH0794920B2 (ja)

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JP12051887A JPH0794920B2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18 空調用グリル

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JP12051887A JPH0794920B2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18 空調用グリル

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JPS63286649A JPS63286649A (ja) 1988-11-24
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