JPH0793328A - 綴り不適切訂正装置 - Google Patents

綴り不適切訂正装置

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JPH0793328A
JPH0793328A JP5238328A JP23832893A JPH0793328A JP H0793328 A JPH0793328 A JP H0793328A JP 5238328 A JP5238328 A JP 5238328A JP 23832893 A JP23832893 A JP 23832893A JP H0793328 A JPH0793328 A JP H0793328A
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JP
Japan
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word
spelling
candidate
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Prior art date
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JP5238328A
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Masahiko Ishikawa
雅彦 石川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/312,417 priority patent/US5812863A/en
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F40/20Natural language analysis
    • G06F40/232Orthographic correction, e.g. spell checking or vowelisation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作成文書の用法(米国・英国などの使用地域、俗
語・口語・標準語等の文体)にあわない不適切単語を容易
かつ正確に訂正する装置の提供。 【構成】文の入力手段1と、作成文書の用法の設定手段
4と、用法記憶手段5と、単語の綴り・用法情報・標準
語を格納する綴り訂正辞書3と、用法記憶手段5と綴り
訂正辞書3を参照しながら入力単語の綴り不適切を検出
する手段2と、用法記憶手段5と綴り訂正辞書3を参照
しながら候補単語を発生する手段6と、綴り訂正辞書3
を参照して綴り不適切単語に対する標準語を発生する手
段7と、綴り訂正辞書3を参照して綴り不適切単語・候
補単語の用法情報を発生する手段8と、綴り不適切単語
・候補単語・標準語を用法と共に表示する手段9と、候
補単語の選択手段10とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、英語・仏語などで文章
を作成する際に各単語の綴りの誤りを検出し、正しい綴
りの候補を操作者に提示し、操作者がいずれかを選択す
ることによって綴り不適切を訂正する、綴り不適切訂正
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、社会の国際化に伴い、英語を始め
とする外国語を扱う機会が非常に増加している。そして
この外国語のうち英語や仏語などのアルファベットを用
いる言語での文章作成を支援するものとして、スペルチ
ェッカーあるいはスペルコレクターなどと呼ばれる綴り
誤り訂正装置がある。
【0003】この従来の綴り誤り訂正装置の一例である
英文スペルチェッカーは、例えば図14のように、入力
手段21と、綴り誤り検出手段22と、綴り訂正辞書2
3と、候補単語発生手段24と、表示手段25と、選択
手段26とを備えている。入力手段21は、英文を入力
するためのものである。綴り誤り検出手段22は、英単
語の綴りの誤りを検出するためのものである。綴り訂正
辞書23は、綴り訂正のための単語情報を格納するため
のものである。候補単語発生手段24は、綴り誤り単語
に対する正しい綴り単語の候補を発生するためのもので
ある。表示手段25は候補単語を表示するためのもので
ある。選択手段26は、操作者が候補単語を選択するた
めのものである。
【0004】この従来の英文スペルチェッカーにおいて
は、入力手段21によって英文を入力し、綴り誤り検出
手段22によって入力文中の各単語の綴りが正しいかど
うかをチェックする。このとき、各単語の綴りと綴り訂
正辞書23中の綴りとのマッチングが行なわれる。この
マッチングについては、例えばJ.L.Peterson "Computer
Programs for Spelling Correction", Springer-Verla
g, 1980 に記載されている。綴り訂正辞書23とのマッ
チングの結果、綴りを誤っている可能性があるならば、
候補単語発生手段24によって、正しい綴りの候補単語
を発生し、表示手段25によって、操作者にそれらを提
示する。図13に表示画面の例を示す。操作者は提示さ
れた候補単語の中から正しい綴りの単語を選択手段26
によって選択する。図13の場合には、候補単語を選択
し、「置換」ボタンを押すことによって、原文中の該当
単語と正しい綴りの単語とが置き換えられる。このと
き、綴りが誤っていない場合には、綴り訂正をパスする
ことができる。また、候補単語中に正しい綴りの単語が
ない場合は、ユーザー辞書に正しい綴りの単語を登録す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、特定の地域でしか用いられない綴り(英
国用法、カナダ用法など)や俗語・口語などの用法に対
する考慮が欠けているために、米国人に対する英文手紙
の中に英国用法の綴りが混じっていたり、厳格な文書の
中に俗語が混じっていても正しく訂正できないという問
題点を有していた。
【0006】本発明は、従来の綴り誤り訂正装置のこの
ような課題を考慮し、作成文書等の用法(以下、用法と
は、例えば英国用法、米国用法、カナダ用法、スコット
ランド用法、アイルランド用法、インド用法、オースト
ラリア用法などの単語の用法や、文語、口語、俗語、卑
語、詩語、方言、希用語、古語、標準語などの単語の文
体等を含む広い意味の言葉として用いる)に適合しない
綴り不適切単語をも、適切に訂正できる綴り不適切訂正
装置を提供することを目的とする(以下、綴り不適切と
は、入力単語の綴りが誤っている状態または、入力単語
の綴りに誤りは無いが入力単語の集合全体に対して予め
設定する用法とその入力単語の持つ個々の用法が適合し
ていない状態をいう)。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、単
語を入力するための入力手段と、入力された単語の集合
全体の用法を予め設定するための用法設定手段と、設定
された用法を記憶するための用法記憶手段と、単語の綴
り情報をその用法と共に格納するための綴り訂正辞書
と、用法記憶手段および/または綴り訂正辞書とを参照
しながら、入力された単語について、綴り不適切な単語
を検出するための綴り不適切検出手段と、用法記憶手段
および綴り訂正辞書とを参照しながら、綴り不適切検出
手段にて綴り不適切な単語であるとして検出された単語
に対する候補単語を発生するための候補単語発生手段
と、綴り不適切な単語とその候補単語を表示するための
表示手段とを備えた綴り不適切訂正装置である。
【0008】請求項2の本発明は、上記綴り不適切検出
手段が、綴り訂正辞書を参照することにより、単語の綴
りの誤りを検出すると、候補単語発生手段は、用法記憶
手段および綴り訂正辞書とを参照して、綴り誤りが検出
された単語に対して、予め設定された用法に適合してい
て、しかも綴りが似た単語を検索し、それを候補単語と
して発生させる綴り不適切訂正装置である。
【0009】請求項3の本発明は、上記綴り不適切検出
手段が、用法記憶手段および綴り訂正辞書とを参照する
ことにより、綴りの誤りはないが予め設定された用法に
適合しない単語を検出すると、候補単語発生手段は、用
法記憶手段および綴り訂正辞書とを参照して、用法に適
合しないとして検出された単語に対して、予め設定され
た用法に適合していて、しかも綴りが似た単語を検索
し、それを候補単語として発生させる綴り不適切訂正装
置である。
【0010】請求項4の本発明は、上記綴り訂正辞書
が、更に前記単語に対応した同義語をもその用法と共に
格納しており、綴り不適切検出手段が、用法記憶手段お
よび綴り訂正辞書とを参照することにより、綴りの誤り
はないが予め設定された用法に適合しない入力単語を検
出すると、候補単語発生手段は、用法記憶手段および綴
り訂正辞書とを参照して、用法に適合しないとして検出
された単語に対して、予め設定された用法に適合してい
て、しかも意味が同じかまたは似た単語を検索し、それ
を候補単語として発生させる綴り不適切訂正装置であ
る。
【0011】請求項5の本発明は、文を入力するための
入力手段と、入力文の用法を設定するための用法設定手
段と、用法を記憶するための用法記憶手段と、単語の綴
り情報をその用法と共に格納するための用法付き綴り訂
正辞書と、用法記憶手段と用法付き綴り訂正辞書とを参
照しながら、入力単語の綴り不適切を検出するための綴
り不適切検出手段と、用法記憶手段と用法付き綴り訂正
辞書とを参照しながら、綴り不適切単語に対する候補を
発生するための候補単語発生手段と、綴り不適切単語と
その候補単語を表示するための表示手段と、候補単語を
選択するための選択手段とを備えた綴り不適切訂正装置
である。
【0012】請求項6の本発明は、文を入力するための
入力手段と、入力文の用法を設定するための用法設定手
段と、用法を記憶するための用法記憶手段と、単語の綴
り情報をその用法と共に格納するための用法付き綴り訂
正辞書と、用法記憶手段と用法付き綴り訂正辞書とを参
照しながら、入力単語の綴り不適切を検出するための綴
り不適切検出手段と、用法記憶手段と用法付き綴り訂正
辞書とを参照しながら、綴り不適切単語に対する候補を
発生するための候補単語発生手段と、用法付き綴り訂正
辞書を参照しながら、綴り不適切単語とその候補単語の
用法情報を発生する用法情報発生手段と、綴り不適切単
語とその候補単語を、その用法と共に表示するための表
示手段と、候補単語を選択するための選択手段とを備え
た綴り不適切訂正装置である。
【0013】請求項7の本発明は、文を入力するための
入力手段と、入力文の用法を設定するための用法設定手
段と、用法を記憶するための用法記憶手段と、単語の綴
り情報をその用法および標準語と共に格納するための用
法・標準語付き綴り訂正辞書と、用法記憶手段と用法・
標準語付き綴り訂正辞書とを参照しながら、入力単語の
綴り不適切を検出するための綴り不適切検出手段と、用
法記憶手段と用法・標準語付き綴り訂正辞書とを参照し
ながら、綴り不適切単語に対する候補を発生するための
候補単語発生手段と、用法・標準語付き綴り訂正辞書を
参照しながら、綴り不適切単語に対する標準語を発生す
るための標準語発生手段と、用法・標準語付き綴り訂正
辞書を参照しながら、綴り不適切単語とその候補単語の
用法情報を発生する用法情報発生手段と、綴り不適切単
語とその候補単語・標準語を、用法と共に表示するため
の表示手段と、候補単語を選択するための選択手段とを
備えた綴り不適切訂正装置である。
【0014】
【作用】請求項1の本発明では、単語を入力し、その入
力された単語の集合全体の用法を予め設定して、その予
め設定された用法を記憶している用法記憶手段および/
または単語の綴り情報をその用法と共に格納している綴
り訂正辞書とを参照しながら、入力された単語につい
て、綴り不適切な単語を検出し、更に用法記憶手段およ
び綴り訂正辞書とを参照しながら、綴り不適切な単語で
あるとして検出された単語に対する候補単語を発生し
て、綴り不適切な単語とその候補単語を表示する。
【0015】請求項5の本発明では、入力手段は、綴り
不適切訂正を行なうべき文を入力するためのものであ
る。用法設定手段は、前記入力文の全部または一部の用
法を設定するためのものである。用法記憶手段は、設定
された用法を記憶する。用法付き綴り訂正辞書は、単語
の綴り情報をその用法とともに格納する。綴り不適切検
出手段は、入力手段によって入力された単語の綴り不適
切を検出する。このとき、設定されている用法と、用法
付き綴り訂正辞書とを参照しながら綴り不適切を検出す
る。候補単語発生手段は、綴り不適切単語に対する候補
を発生する。このとき、設定されている用法と、用法付
き綴り訂正辞書とを参照しながら候補単語を発生する。
すなわち現在の用法に適合する候補単語を発生する。表
示手段は、綴り不適切単語および発生された候補単語を
表示する。選択手段は、表示された候補単語のいずれか
を、例えば操作者が選択するためのものである。
【0016】請求項6の本発明では、入力手段は、綴り
不適切訂正を行なうべき文を入力するためのものであ
る。用法設定手段は、綴り不適切訂正の用法を設定する
ためのものである。用法記憶手段は、設定された用法を
記憶する。用法付き綴り訂正辞書は、単語の綴り情報を
その用法とともに格納する。綴り不適切検出手段は、入
力手段によって入力された単語の綴り不適切を検出す
る。このとき、設定されている用法と、用法付き綴り訂
正辞書とを参照しながら綴り不適切を検出する。候補単
語発生手段は、綴り不適切単語に対する候補を発生す
る。このとき、設定されている用法と、用法付き綴り訂
正辞書とを参照しながら候補単語を発生する。すなわち
現在の用法に適合する候補単語を発生する。用法情報発
生手段は、用法付き綴り訂正辞書を参照しながら、綴り
不適切単語とその候補単語の用法情報を発生する。表示
手段は、綴り不適切単語および発生された候補単語を、
その用法と共に表示する。選択手段は、表示された候補
単語のいずれかを、例えば操作者が選択するためのもの
である。
【0017】請求項7の本発明では、入力手段は、綴り
不適切訂正を行なうべき文を入力するためのものであ
る。用法設定手段は、綴り不適切訂正の用法を設定する
ためのものである。用法記憶手段は、設定された用法を
記憶する。用法・標準語付き綴り訂正辞書は、単語の綴
り情報をその用法および標準語とともに格納する。綴り
不適切検出手段は、入力手段によって入力された単語の
綴り不適切を検出する。このとき、設定されている用法
と、用法・標準語付き綴り訂正辞書とを参照しながら綴
り不適切を検出する。候補単語発生手段は、綴り不適切
単語に対する候補単語を発生する。このとき、設定され
ている用法と、用法・標準語付き綴り訂正辞書とを参照
しながら候補単語を発生する。すなわち現在の用法に適
合する候補単語を発生する。標準語発生手段は、用法・
標準語付き綴り訂正辞書を参照して、綴り不適切単語に
対応する標準語があればその標準語を発生する。用法情
報発生手段は、用法・標準語付き綴り訂正辞書を参照し
ながら、綴り不適切単語とその候補単語の用法情報を発
生する。表示手段は、綴り不適切単語および発生された
候補単語・標準語を、その用法と共に表示する。選択手
段は、表示された候補単語のいずれかを操作者が選択す
るためのものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 (実施例1)図1は、本発明に係る第1実施例の綴り不
適切訂正装置のブロック図であって、以下、その綴り不
適切訂正装置の構成および動作を説明する。
【0019】この綴り不適切訂正装置は、入力手段1
と、綴り不適切検出手段2と、本発明の綴り訂正辞書と
しての用法・標準語付き綴り訂正辞書3と、本発明の用
法設定手段としての用法設定手段4と、本発明の用法記
憶手段としての用法記憶手段5と、候補単語発生手段6
と、標準語発生手段7と、本発明の用法情報発生手段と
しての用法情報発生手段8と、表示手段9と、選択手段
10とを備えている。
【0020】予め、用法・標準語付き綴り訂正辞書3
に、単語の綴り情報と、各単語についての個々の用法情
報と、さらに、その単語に対応する標準語がある場合に
は、その標準語とを格納しておく。なお、本実施例で
は、標準語は、あらゆる用法の文で使用できる言葉とし
て扱っている。入力手段1は、例えばキーボードにより
構成されており、操作者が文を入力するためのものであ
る。操作者は、その入力された文についての全体的な用
法を用法設定手段4によって予め設定しておく。
【0021】綴り不適切検出手段2は、入力手段1から
入力された文に含まれる各単語の綴り不適切を検出す
る。このとき、用法設定手段4によって設定された用法
と、用法・標準語付き綴り訂正辞書3とを参照しなが
ら、綴り不適切を検出する。この場合、単語の綴りが誤
っているときはもちろんのこと、綴りとしては正しくて
もその単語の用法が予め設定されている用法と適合しな
ければ、その単語についても綴り不適切単語として検出
される。
【0022】ここで、図8は、用法・標準語付き綴り訂
正辞書3の一例を示している。図8の用法の欄の各ビッ
トは次の各用法に対応している。 [英国用法、米国用法、カナダ用法、スコットランド用
法、アイルランド用法、インド用法、オーストラリア用
法、文語、口語、俗語、卑語、詩語、方言、希用語]例
えば、英国用法であれば、「100000000000
00」となる。また、俗語であれば、「0000000
0010000」となる。標準語および、全ての用法に
適合する単語であればその用法は「000000000
00000」で表現する。
【0023】一方、図7は用法設定手段5の一例であ
る。
【0024】画面に表示された設定パネルに対して、操
作者は対象とすべき用法をマウスまたはキーボードで指
定する。初期段階では標準語だけが選択されている。
「全て」のボタンを選択すると、全ての用法を設定した
ことになる。用法記憶手段5は、用法設定手段4で指定
された用法を記憶するものである。
【0025】例えば、操作者が、入力された文について
の用法を予め用法設定手段4によって設定する場合、英
国用法かつ俗語を用いるものとして要求するのであれ
ば、図7に示す画面に表示された設定パネルに対して、
「英国」のボタンおよび「俗語」のボタンを選択するこ
とにより、用法記憶手段5に用法情報として「1000
0000010000」が記憶される。
【0026】候補単語発生手段6は、綴り不適切単語に
対する正しい候補単語を発生する。このとき、用法記憶
手段5と用法・標準語付き綴り訂正辞書3を参照しなが
ら、候補単語を発生するので、現在設定されている用法
に適合する候補単語のみが得られる。標準語発生手段7
は、もし綴り不適切単語に対応する標準語が用法・標準
語付き綴り訂正辞書3に存在する場合には、その標準語
を発生する。図8に示されているように、各単語に対す
る標準語は用法・標準語付き綴り訂正辞書3に記述され
ている。用法情報発生手段8は、用法・標準語付き綴り
訂正辞書3を参照しながら、綴り不適切単語とその候補
単語の各用法情報を発生する。
【0027】ここで、図10はその綴り不適切単語とそ
の候補単語とその用法情報を表示した画面の一例を示し
ている。
【0028】同図における「俗」、「標」、「文」など
の文字がそれぞれの単語の用法情報を表わしている。ま
た、このような用法情報の表示のされていない単語は、
どのような用法にも適合していることを表している。表
示手段9は、綴り不適切検出手段2によって検出された
綴り不適切単語と、候補単語発生手段6、標準語発生手
段7によって発生された候補単語・標準語とを、用法情
報発生手段8によって発生された用法情報と共に表示す
るためのものである。表示手段9は、例えばCRTある
いは液晶ディスプレイ装置によって実現される。選択手
段10は、例えばマウスあるいはキーボードにより構成
されており、操作者が表示された候補単語のいずれかを
選択するためのものである。なお、綴り不適切検出手段
2と用法設定手段4と候補単語発生手段6と標準語発生
手段7と用法情報発生手段8とは、例えばCPUにより
実現され、用法・標準語付き綴り訂正辞書3は例えばR
OMまたはRAMにより実現され、用法記憶手段5は例
えばRAMによって実現される。この綴り不適切訂正装
置は、専用機として実現してもよいし、汎用の計算機に
より実現してもよい。
【0029】次に上記綴り不適切訂正装置の動作につい
て、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
【0030】まず操作者は用法設定手段4によって、対
象とすべき用法を設定する(ステップS1)。設定され
た用法は用法記憶手段5に記憶される。次に操作者が入
力手段1によって文を入力する(ステップS2)と、綴
り不適切検出手段2が入力文から先頭の単語を一つ取り
出し(ステップS3)、単語の綴りが正しいかどうかを
チェックする。綴りチェックのために、綴り不適切検出
手段2は入力単語と用法・標準語付き綴り訂正辞書3と
のマッチングを行なう(ステップS4)。用法・標準語
付き綴り訂正辞書3には正しい綴りの単語が格納されて
おり、入力単語がその辞書3の中になければ、その入力
単語の綴りが誤っている可能性があると判断する(ステ
ップS5)。入力単語がその辞書3の中にあった場合、
綴り不適切検出手段2は、その単語の用法が用法記憶手
段5に記憶されている用法に適合するかどうかを判断す
る(ステップS6)。各単語の用法情報は用法・標準語
付き綴り訂正辞書3に記述されている(図8参照)。用
法に適合する場合は、入力単語に綴り不適切はないと判
断し、次の単語をチェックする(ステップS7)。次の
単語がなければ綴り不適切訂正処理を終了する。次の単
語がある場合にはステップS3に戻る。
【0031】ステップS5で辞書にマッチする単語がな
い場合、またはステップS6で用法に適合しない場合
は、入力単語に綴り不適切の可能性があると判断し、候
補単語発生手段6が用法・標準語付き綴り訂正辞書3を
参照しながら、綴り不適切単語に対する正しい候補単語
を発生する(ステップS8)。すなわち、候補単語発生
手段6は、綴り不適切の可能性があると判断された入力
単語に対して、綴りが似た単語を用法・標準語付き綴り
訂正辞書3にて検索して、同時に用法記憶手段5を参照
しながら候補単語を発生させる。このとき、候補単語発
生手段6は、用法記憶手段5に予め設定された用法情報
を同時に参照しながら、その用法で用いることが出来る
候補単語のみを発生するので、現在設定されている用法
情報に適合する候補単語のみが得られ、より適切な候補
単語が選ばれる点である。
【0032】なお、例えば、入力単語が英語の場合上述
のように綴りが似た単語を候補単語として発生させる
と、その中に同義語が含まれている確率は極めて高く、
更に用法に適合する候補単語のみが得られることによ
り、従来に比べてより適切な候補単語が選ばれる。
【0033】次に標準語発生手段7は、用法・標準語付
き綴り訂正辞書3を参照して、綴り不適切単語に対応す
る標準語が存在すれば、その標準語を発生する(ステッ
プS9)。次に用法情報発生手段8が、用法・標準語付
き綴り訂正辞書3を参照しながら、綴り不適切単語とそ
の候補単語の各用法情報を発生する(ステップS1
0)。次に表示手段9が、以上の処理で得られた綴り不
適切単語、候補単語、標準語を各単語の用法情報と共
に、図10のように表示して操作者に提示する(ステッ
プS11)。これにより操作者は、用法情報、標準語な
どを参考にしながら、正しいと思われる候補単語を選択
手段10によって選択する。
【0034】ここで、例えば図10では、操作者が用法
設定手段4にて予め設定した用法が、図7に示す中の
「文語」であり、入力された文中において用法が俗語で
ある入力単語「delish」が存在していた場合を示
すものである。すなわち、この場合上述した理由によ
り、綴りは誤っていないが綴り不適切単語として「de
lish」が表示されており、候補には、その標準語と
しての「delicious」があげられ、また用法
が、文語であって、かつ綴りが似た単語および用法が適
合していて、かつ綴りが似た単語が表示されている。こ
こで、操作者はマウスまたはキーボードを用いて「de
lish」に対する同義語として「deliciou
s」を選択する。
【0035】次に操作者により候補単語が選択されたか
どうかを判断し(ステップS12)、選択されていれ
ば、「置換」ボタンが押されたかどうかを判断する(ス
テップS13)。「置換」ボタンが押されれば、入力文
中の単語「delish」を「delicious」に
置き換え(ステップS14)、ステップS7に戻って次
の単語をチェックする。このとき、「置換」ボタンを押
す以前であれば、候補単語の選択を変更することができ
る。
【0036】候補単語の中に適切な単語、すなわち操作
者が意図している単語がない場合には、操作者は「パ
ス」ボタンを押せばよい。すなわち、ステップS12に
おいて候補単語が選択されていない場合、またはステッ
プS13において「置換」ボタンが押されていない場合
は、「パス」ボタンが押されたかどうかを判断し(ステ
ップS15)、押されればステップS7に戻って、現単
語については綴り訂正を行なわずに次の単語のチェック
へと移る。
【0037】チェックによって綴り不適切の可能性があ
ると判定された単語が、例えば人名などの固有名詞であ
って、実は誤りでない場合には、その単語をユーザー辞
書(図示省略)に登録することができる。すなわちステ
ップS15において「パス」ボタンが押されなければ、
「登録」ボタンが押されたかどうかを判断し(ステップ
S16)、押されればその入力単語をユーザー辞書に登
録し(ステップS17)、ステップS7に戻って次の単
語を処理する。このとき、操作者が入力単語と共にその
用法情報、標準語をユーザー辞書に登録することができ
る。ステップS16において「登録」ボタンが押されな
ければ、操作者が「終了」ボタンを押したかどうかを判
断し(ステップS18)、押されなければステップS1
2に戻り候補単語選択処理を継続し、「終了」ボタンが
押されれば、綴り不適切訂正処理を終了する。
【0038】(実施例2)図2は、本発明に係る別の実
施例の綴り不適切訂正装置のブロック図であって、以
下、同図を用いて、その綴り不適切訂正装置の構成およ
び動作を説明する。なお、第2実施例と上記第1実施例
と異なる点は、主に標準語発生手段7が無く、綴り不適
切単語に対応する標準語を発生させ無いことである。
【0039】この綴り不適切訂正装置は、入力手段1
と、綴り不適切検出手段2と、本発明の綴り訂正辞書と
しての用法付き綴り訂正辞書11と、用法設定手段4
と、用法記憶手段5と、候補単語発生手段6と、用法情
報発生手段8と、表示手段9と、選択手段10とを備え
ている。
【0040】入力手段1は、例えばキーボードにより構
成されており、操作者が文を入力するためのものであ
る。操作者は、その入力された文に対して要求しようと
する用法を予め用法設定手段4によって設定する。綴り
不適切検出手段2は、入力手段1から入力された文に含
まれる各単語の綴り不適切を検出する。このとき、用法
設定手段4によって設定された用法と、用法付き綴り訂
正辞書11とを参照しながら、綴り不適切を検出する。
この場合、単語の綴りが誤っているときはもちろんのこ
と、綴りとしては正しくても現在設定されている用法と
適合しなければ、その単語についても綴り不適切単語と
して検出される。一方、用法付き綴り訂正辞書11は、
単語の綴り情報を格納する。各単語にはその用法情報が
付加されている。
【0041】ここで、図9は用法付き綴り訂正辞書11
の一例を示している。図9の用法の欄の各ビットは次の
各用法に対応している。 [英国用法、米国用法、カナダ用法、スコットランド用
法、アイルランド用法、インド用法、オーストラリア用
法、文語、口語、俗語、卑語、詩語、方言、希用語]例
えば、英国用法であれば、「100000000000
00」となる。また、俗語であれば、「0000000
0010000」となる。標準語および、全ての用法に
適合する単語であればその用法は「000000000
00000」で表現する。
【0042】一方、図7は用法設定手段5の一例であ
る。
【0043】画面に表示された設定パネルに対して、操
作者は対象とすべき用法をマウスまたはキーボードで指
定する。初期段階では標準語だけが選択されている。
「全て」のボタンを選択すると、全ての用法を設定した
ことになる。用法記憶手段5は、用法設定手段4で指定
された用法を記憶するものである。
【0044】例えば、操作者が、入力された文に対して
要求しようとする用法を予め用法設定手段4によって設
定する場合、英国用法かつ俗語を用いるものとして要求
するのであれば、図7に示す画面に表示された設定パネ
ルに対して、「英国」のボタンおよび「俗語」のボタン
を選択することにより、用法記憶手段5に用法情報とし
て「10000000010000」が記憶される。
【0045】候補単語発生手段6は、綴り不適切単語に
対する正しい候補単語を発生する。このとき、用法記憶
手段5と用法付き綴り訂正辞書11を参照しながら、候
補単語を発生するので、現在設定されている用法に適合
する候補単語のみが得られる。用法情報発生手段8は、
用法付き綴り訂正辞書11を参照しながら、綴り不適切
単語とその候補単語の各用法情報を発生する。
【0046】ここで、図11は候補単語表示選択のため
の画面の一例を示している。
【0047】同図における「俗」、「文」などの文字が
それぞれの単語の用法情報を表わしている。このような
表示のされていない単語は、どのような用法にも適合す
ることを表している。
【0048】表示手段9は、綴り不適切検出手段2によ
って検出された綴り不適切単語と、候補単語発生手段6
によって発生された候補単語とを、用法情報発生手段8
によって発生された用法情報と共に表示するためのもの
である。表示手段9は、例えばCRTあるいは液晶ディ
スプレイ装置によって実現される。選択手段10は、例
えばマウスあるいはキーボードにより構成されており、
操作者が表示された候補単語のいずれかを選択するため
のものである。なお、綴り不適切検出手段2と用法設定
手段4と候補単語発生手段6と用法情報発生手段8と
は、例えばCPUにより実現され、用法付き綴り訂正辞
書11は例えばROMまたはRAMにより実現され、用
法記憶手段5は例えばRAMによって実現される。この
綴り不適切訂正装置は、専用機として実現してもよい
し、汎用の計算機により実現してもよい。
【0049】次に上記綴り不適切訂正装置の動作につい
て、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
【0050】まず操作者は用法設定手段4によって、対
象とすべき用法を設定する(ステップS1)。設定され
た用法は用法記憶手段5に記憶される。次に操作者が入
力手段1によって文を入力する(ステップS2)と、綴
り不適切検出手段2が入力文から先頭の単語を一つ取り
出し(ステップS3)、単語の綴りが正しいかどうかを
チェックする。綴りチェックのために、綴り不適切検出
手段2は入力単語と用法付き綴り訂正辞書11とのマッ
チングを行なう(ステップS4)。用法付き綴り訂正辞
書11には正しい綴りの単語が格納されており、入力単
語がその辞書11の中になければ、その入力単語の綴り
が誤っている可能性があると判断する(ステップS
5)。入力単語がその辞書11の中にあった場合、綴り
不適切検出手段2は、その単語の用法が用法記憶手段5
に記憶されている用法に適合するかどうかを判断する
(ステップS6)。各単語の用法情報は用法付き綴り訂
正辞書11に記述されている(図9参照)。用法に適合
する場合は、入力単語に綴り不適切はないと判断し、次
の単語をチェックする(ステップS7)。次の単語がな
ければ綴り不適切訂正処理を終了する。次の単語がある
場合にはステップS3に戻る。
【0051】ステップS5で辞書にマッチする単語がな
い場合、またはステップS6で用法に適合しない場合
は、入力単語に綴り不適切の可能性があると判断し、候
補単語発生手段6が用法付き綴り訂正辞書11を参照し
ながら、綴り不適切単語に対する正しい候補単語を発生
する(ステップS8)。すなわち、候補単語発生手段6
は、綴り不適切の可能性があると判断された入力単語に
対して、綴りが似た単語を用法・標準語付き綴り訂正辞
書3にて検索して、同時に用法記憶手段5を参照しなが
ら候補単語を発生させる。このとき、従来の方法と異な
る点は、候補単語発生手段6が、用法記憶手段5に予め
設定された用法情報を同時に参照しながら、候補単語を
発生するので、現在設定されている用法に適合する候補
単語のみが得られ、より適切な候補単語が選ばれる点で
ある。
【0052】次に用法情報発生手段8が、用法付き綴り
訂正辞書11を参照しながら、綴り不適切単語とその候
補単語の各用法情報を発生する(ステップS10)。次
に表示手段9が、以上の処理で得られた綴り不適切単
語、候補単語を各単語の用法情報と共に、図11のよう
に表示して操作者に提示する(ステップS11)。これ
により操作者は、用法情報を参考にしながら、正しいと
思われる候補単語を選択手段10によって選択する。
【0053】ここで、例えば図11では、操作者が用法
設定手段4にて予め設定した用法が、図7に示す中の
「文語」であり、入力された文中において用法が俗語で
ある入力単語「delish」が存在していた場合を示
すものである。すなわち、この場合上述した理由によ
り、綴りは誤っていないが綴り不適切単語として「de
lish」が表示されており、候補には、用法が、文語
であって、かつ綴りが似た単語「deliveranc
e」と、用法が適合し(例えば、標準語)、かつ綴りが
似た単語が表示されている。ここで、操作者はマウスま
たはキーボードを用いて「delish」に対する同義
語として「delicious」を選択する。
【0054】次に操作者により候補単語が選択されたか
どうかを判断し(ステップS12)、選択されていれ
ば、「置換」ボタンが押されたかどうかを判断する(ス
テップS13)。「置換」ボタンが押されれば、入力文
中の単語「delish」を選択された単語「deli
cious」に置き換え(ステップS14)、ステップ
S7に戻って次の単語をチェックする。このとき、「置
換」ボタンを押す以前であれば、候補単語の選択を変更
することができる。
【0055】候補単語の中に適切な単語、すなわち操作
者が意図している単語がない場合には、操作者は「パ
ス」ボタンを押せばよい。すなわち、ステップS12に
おいて候補単語が選択されていない場合、またはステッ
プS13において「置換」ボタンが押されていない場合
は、「パス」ボタンが押されたかどうかを判断し(ステ
ップS15)、押されればステップS7に戻って、現単
語については綴り訂正を行なわずに次の単語のチェック
へと移る。
【0056】チェックによって綴り不適切の可能性があ
ると判定された単語が、例えば人名などの固有名詞であ
って、実は誤りでない場合には、その単語を図外のユー
ザー辞書に登録することができる。すなわちステップS
15において「パス」ボタンが押されなければ、「登
録」ボタンが押されたかどうかを判断し(ステップS1
6)、押されればその入力単語をユーザー辞書に登録し
(ステップS17)、ステップS7に戻って次の単語を
処理する。このとき、操作者が入力単語と共にその用法
情報をユーザー辞書に登録することができる。ステップ
S16において「登録」ボタンが押されなければ、操作
者が「終了」ボタンを押したかどうかを判断し(ステッ
プS18)、押されなければステップS12に戻り候補
単語選択処理を継続し、「終了」ボタンが押されれば、
綴り不適切訂正処理を終了する。
【0057】(実施例3)図3は、本発明に係る第3の
実施例の綴り不適切訂正装置のブロック図であって、以
下、同図を用いて、その綴り不適切訂正装置の構成およ
び動作を説明する。なお、第2実施例と異なる点は、主
に用法情報発生手段8が存在しない点である。すなわ
ち、この綴り不適切訂正装置は、入力手段1と、綴り不
適切検出手段2と、用法付き綴り訂正辞書11と、用法
設定手段4と、用法記憶手段5と、候補単語発生手段6
と、表示手段9と、選択手段10とを備えている。
【0058】入力手段1は、例えばキーボードにより構
成されており、操作者が文を入力するためのものであ
る。操作者は、その入力された文に対して要求しようと
する用法を予め用法設定手段4によって設定する。綴り
不適切検出手段2は、入力手段1から入力された文に含
まれる各単語の綴り不適切を検出する。このとき、用法
設定手段4によって設定された用法と、用法付き綴り訂
正辞書11とを参照しながら、綴り不適切を検出する。
この場合、単語の綴りが誤っているときはもちろんのこ
と、綴りとしては正しくても現在設定されている用法と
適合しなければ、その単語についても綴り不適切単語と
して検出される。一方、用法付き綴り訂正辞書11は、
単語の綴り情報を格納する。各単語にはその用法情報が
付加されている。
【0059】ここで、図9は用法付き綴り訂正辞書11
の一例を示している。図9の用法の欄の各ビットは次の
各用法に対応している。 [英国用法、米国用法、カナダ用法、スコットランド用
法、アイルランド用法、インド用法、オーストラリア用
法、文語、口語、俗語、卑語、詩語、方言、希用語]例
えば、英国用法であれば、「100000000000
00」となる。また、俗語であれば、「0000000
0010000」となる。標準語および、全ての用法に
適合する単語であればその用法は「000000000
00000」で表現する。
【0060】一方、図7は用法設定手段5の一例であ
る。
【0061】画面に表示された設定パネルに対して、操
作者は対象とすべき用法をマウスまたはキーボードで指
定する。初期段階では標準語だけが選択されている。
「全て」のボタンを選択すると、全ての用法を設定した
ことになる。用法記憶手段5は、用法設定手段4で指定
された用法を記憶するものである。
【0062】例えば、操作者が、入力された文書に対し
て要求しようとする用法を予め用法設定手段4によって
設定する場合、英国用法かつ俗語を用いるものとして要
求するのであれば、図7に示す画面に表示された設定パ
ネルに対して、「英国」のボタンおよび「俗語」のボタ
ンを選択することにより、用法記憶手段5に用法情報と
して「10000000010000」が記憶される。
【0063】候補単語発生手段6は、綴り不適切単語に
対する正しい候補単語を発生する。このとき、用法記憶
手段5と用法付き綴り訂正辞書11を参照しながら、候
補単語を発生するので、現在設定されている用法に適合
する候補単語のみが得られる。
【0064】ここで、図12は候補単語表示選択のため
の画面の一例を示している。
【0065】表示手段9は、綴り不適切検出手段2によ
って検出された綴り不適切単語と、候補単語発生手段6
によって発生された候補単語とを表示するためのもので
ある。表示手段9は、例えばCRTあるいは液晶ディス
プレイ装置によって実現される。選択手段10は、例え
ばマウスあるいはキーボードにより構成されており、操
作者が表示された候補単語のいずれかを選択するための
ものである。なお、綴り不適切検出手段2と用法設定手
段4と候補単語発生手段6とは、例えばCPUにより実
現され、用法付き綴り訂正辞書11は例えばROMまた
はRAMにより実現され、用法記憶手段5は例えばRA
Mによって実現される。この綴り不適切訂正装置は、専
用機として実現してもよいし、汎用の計算機により実現
してもよい。
【0066】次に上記綴り不適切訂正装置の動作につい
て、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
【0067】まず操作者は用法設定手段4によって、対
象とすべき用法を設定する(ステップS1)。設定され
た用法は用法記憶手段5に記憶される。次に操作者が入
力手段1によって文を入力する(ステップS2)と、綴
り不適切検出手段2が入力文から先頭の単語を一つ取り
出し(ステップS3)、単語の綴りが正しいかどうかを
チェックする。綴りチェックのために、綴り不適切検出
手段2は入力単語と用法付き綴り訂正辞書11とのマッ
チングを行なう(ステップS4)。用法付き綴り訂正辞
書11には正しい綴りの単語が格納されており、入力単
語がその辞書11の中になければ、その入力単語の綴り
が誤っている可能性があると判断する(ステップS
5)。入力単語がその辞書11の中にあった場合、綴り
不適切検出手段2は、その単語の用法が用法記憶手段5
に記憶されている用法に適合するかどうかを判断する
(ステップS6)。各単語の用法情報は用法付き綴り訂
正辞書11に記述されている(図9参照)。用法に適合
する場合は、入力単語に綴り不適切はないと判断し、次
の単語をチェックする(ステップS7)。次の単語がな
ければ綴り不適切訂正処理を終了する。次の単語がある
場合にはステップS3に戻る。
【0068】ステップS5で辞書にマッチする単語がな
い場合、またはステップS6で用法に適合しない場合
は、入力単語に綴り不適切の可能性があると判断し、候
補単語発生手段6が用法付き綴り訂正辞書11を参照し
ながら、綴り不適切単語に対する正しい候補単語を発生
する(ステップS8)。すなわち、候補単語発生手段6
は、綴り不適切の可能性があると判断された入力単語に
対して、綴りが似た単語を用法付き綴り訂正辞書11に
て検索して、同時に用法記憶手段5を参照しながら候補
単語を発生させる。このとき、従来の方法と異なる点
は、候補単語発生手段6が、用法記憶手段5に予め設定
された用法情報を同時に参照しながら、候補単語を発生
するので、現在設定されている用法情報に適合する候補
単語のみが得られ、より適切な候補単語が選ばれる点で
ある。
【0069】次に表示手段9が、以上の処理で得られた
綴り不適切単語、候補単語を図12のように表示して操
作者に提示する(ステップS11)。これにより操作者
は、正しいと思われる候補単語を選択手段10によって
選択する。例えば図12に示す表示を見て、操作者はマ
ウスまたはキーボードを用いて意図した単語(例えばd
elicious)を選択する。
【0070】次に操作者により候補単語が選択されたか
どうかを判断し(ステップS12)、選択されていれ
ば、「置換」ボタンが押されたかどうかを判断する(ス
テップS13)。「置換」ボタンが押されれば、入力文
中の単語「delish」を選択された単語「deli
cious」に置き換え(ステップS14)、ステップ
S7に戻って次の単語をチェックする。このとき、「置
換」ボタンを押す以前であれば、候補単語の選択を変更
することができる。
【0071】候補単語の中に適切な単語、すなわち操作
者が意図している単語がない場合には、操作者は「パ
ス」ボタンを押せばよい。すなわち、ステップS12に
おいて候補単語が選択されていない場合、またはステッ
プS13において「置換」ボタンが押されていない場合
は、「パス」ボタンが押されたかどうかを判断し(ステ
ップS15)、押されればステップS7に戻って、現単
語については綴り訂正を行なわずに次の単語のチェック
へと移る。
【0072】チェックによって綴り不適切の可能性があ
ると判定された単語が、例えば人名などの固有名詞であ
って、実は誤りでない場合には、その単語を図外のユー
ザー辞書に登録することができる。すなわちステップS
15において「パス」ボタンが押されなければ、「登
録」ボタンが押されたかどうかを判断し(ステップS1
6)、押されればその入力単語をユーザー辞書に登録し
(ステップS17)、ステップS7に戻って次の単語を
処理する。このとき、操作者が入力単語と共にその用法
情報をユーザー辞書に登録することができる。ステップ
S16において「登録」ボタンが押されなければ、操作
者が「終了」ボタンを押したかどうかを判断し(ステッ
プS18)、押されなければステップS12に戻り候補
単語選択処理を継続し、「終了」ボタンが押されれば、
綴り不適切訂正処理を終了する。
【0073】なお、上記実施例では、標準語発生手段7
が、用法・標準語付き綴り訂正辞書3を参照して、綴り
不適切単語に対応する標準語が存在すれば、その標準語
を同義語として発生したが(ステップS9)、これに限
らず、例えば用法・標準語付き綴り訂正辞書3として、
上述の構成の上に更に各単語に対応した、あらゆる用法
の同義語をもその用法情報と共に格納させておきさえす
れば、綴り不適切検出手段2が、綴りの誤りは無いが操
作者が予め設定した用法に適合しない入力単語を検出し
た場合、標準語発生手段7は、上記用法・標準語付き綴
り訂正辞書3と用法記憶手段5を参照することにより、
予め設定された用法に適合していて、しかも意味が同じ
かまたは似た単語を検索し、それを綴り不適切単語に対
する候補単語として発生させることができるので、その
ようにしてももちろんよい。
【0074】また、上記実施例では、用法情報と標準語
を綴り訂正辞書内に記述するように構成したが、これに
限らず用法情報辞書と標準語辞書をそれぞれ独立の辞書
として構成してもよい。
【0075】また上記実施例では、入力手段1をキーボ
ードにより構成し、操作者が文を入力するように構成し
たが、これに限らず文字認識装置などからの出力を入力
手段1に入力するように構成してもよいし、あるいは、
フロッピーディスクのような情報記憶媒体に格納された
文を入力手段1により読み込むように構成してもよい。
【0076】また上記実施例では、操作者がマウスある
いはキーボードなどを操作して所望の動作を選択するよ
うに構成したが、これに限らず操作者が表示手段9の表
示画面に触れることにより所望の動作を選択するように
構成してもよい。
【0077】また、上記実施例では、用法情報を綴り訂
正辞書内に記述するように構成したが、これに限らず用
法情報辞書として綴り訂正辞書とは独立に構成してもよ
い。
【0078】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
請求項1〜4の本発明は、作成文書等の用法(ここで、
用法とは、例えば英国用法、米国用法、カナダ用法、ス
コットランド用法、アイルランド用法、インド用法、オ
ーストラリア用法などの単語の用法や、文語、口語、俗
語、卑語、詩語、方言、希用語、古語、標準語などの単
語の文体等を含む広い意味の言葉として用いる)に適合
しない綴り不適切単語をも、適切に訂正ができるという
長所を有する。
【0079】また、請求項5の本発明は、用法設定手
段、用法記憶手段を設け、綴り訂正辞書内に各単語の用
法情報を格納することによって、綴りとしては誤ってい
ない単語であっても、作成したい文書の用法に適さない
場合は、綴り不適切単語として検出されるので、作成文
書の綴り不適切訂正をより正確に行なうことができる。
【0080】さらに請求項6の本の発明は、請求項5の
発明の構成に加えて用法情報発生手段を設けることによ
って、候補単語を操作者に提示する際に綴り不適切単語
および候補単語の用法情報が表示されるので、作成文書
の用法に応じた候補単語をより適切に選択することがで
きる。
【0081】さらに請求項7の本発明は、請求項6の発
明の構成に加えて標準語発生手段を設け、綴り訂正辞書
内に各単語の用法情報だけでなく標準語も格納すること
によって、入力単語に対する標準語が候補単語として提
示されるので、作成文書の綴り不適切訂正をより正確に
かつ容易に行なうことができる。
【0082】このように本発明によれば、例えば米国人
に対する英文手紙の中に英国用法の綴りが混じっていた
り、厳格な文書の中に俗語が混じっている場合でも適切
に訂正することができる優秀な綴り不適切訂正装置を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項7の本発明の一実施例における綴り不適
切訂正装置のブロック図である。
【図2】請求項6の本発明の一実施例における綴り不適
切訂正装置のブロック図である。
【図3】請求項5の本発明の一実施例における綴り不適
切訂正装置のブロック図である。
【図4】請求項7の本発明の一実施例における綴り不適
切訂正装置の動作を説明するフローチャートである。
【図5】請求項6の本発明の一実施例における綴り不適
切訂正装置の動作を説明するフローチャートである。
【図6】請求項5の本発明の一実施例における綴り不適
切訂正装置の動作を説明するフローチャートである。
【図7】用法設定手段の表示画面の一例を示す図であ
る。
【図8】用法・標準語付き綴り訂正辞書の内容の一例を
示す図である。
【図9】用法付き綴り訂正辞書の内容の一例を示す図で
ある。
【図10】請求項7の本発明の一実施例における綴り不
適切訂正装置の候補単語選択画面を示す図である。
【図11】請求項6の本発明の一実施例における綴り不
適切訂正装置の候補単語選択画面を示す図である。
【図12】請求項5の本発明の一実施例における綴り不
適切訂正装置の候補単語選択画面を示す図である。
【図13】従来の綴り誤り訂正装置の候補単語選択画面
を示す図である。
【図14】従来の綴り誤り訂正装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 入力手段 2 綴り不適切検出手段 3 用法・標準語付き綴り訂正辞書 4 用法設定手段 5 用法記憶手段 6 候補単語発生手段 7 標準語発生手段 8 用法情報発生手段 9 表示手段 10 選択手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単語を入力するための入力手段と、入力さ
    れた単語の集合全体の用法を予め設定するための用法設
    定手段と、前記設定された用法を記憶するための用法記
    憶手段と、単語の綴り情報をその用法と共に格納するた
    めの綴り訂正辞書と、前記用法記憶手段および/または
    前記綴り訂正辞書とを参照しながら、前記入力された単
    語について、綴り不適切な単語を検出するための綴り不
    適切検出手段と、前記用法記憶手段および前記綴り訂正
    辞書とを参照しながら、前記綴り不適切検出手段にて綴
    り不適切な単語であるとして検出された単語に対する候
    補単語を発生するための候補単語発生手段と、前記綴り
    不適切な単語とその候補単語を表示するための表示手段
    とを備えたことを特徴とする綴り不適切訂正装置。
  2. 【請求項2】綴り不適切検出手段が、前記綴り訂正辞書
    を参照することにより、単語の綴りの誤りを検出する
    と、前記候補単語発生手段は、前記用法記憶手段および
    前記綴り訂正辞書とを参照して、綴り誤りが検出された
    前記単語に対して、予め設定された前記用法に適合して
    いて、しかも綴りが似た単語を検索し、それを候補単語
    として発生させることを特徴とする請求項1記載の綴り
    不適切訂正装置。
  3. 【請求項3】綴り不適切検出手段が、前記用法記憶手段
    および前記綴り訂正辞書とを参照することにより、綴り
    の誤りはないが予め設定された前記用法に適合しない単
    語を検出すると、前記候補単語発生手段は、前記用法記
    憶手段および前記綴り訂正辞書とを参照して、前記用法
    に適合しないとして検出された前記単語に対して、予め
    設定された前記用法に適合していて、しかも綴りが似た
    単語を検索し、それを候補単語として発生させることを
    特徴とする請求項1または2記載の綴り不適切訂正装
    置。
  4. 【請求項4】綴り訂正辞書は、更に前記単語に対応した
    同義語をもその用法と共に格納しており、前記綴り不適
    切検出手段が、前記用法記憶手段および前記綴り訂正辞
    書とを参照することにより、綴りの誤りはないが予め設
    定された前記用法に適合しない入力単語を検出すると、
    前記候補単語発生手段は、前記用法記憶手段および前記
    綴り訂正辞書とを参照して、前記用法に適合しないとし
    て検出された前記単語に対して、予め設定された前記用
    法に適合していて、しかも意味が同じかまたは似た単語
    を検索し、それを候補単語として発生させることを特徴
    とする請求項1、2、または3記載の綴り不適切訂正装
    置。
  5. 【請求項5】文を入力するための入力手段と、前記入力
    文の用法を設定するための用法設定手段と、前記用法を
    記憶するための用法記憶手段と、単語の綴り情報をその
    用法と共に格納するための用法付き綴り訂正辞書と、前
    記用法記憶手段と前記用法付き綴り訂正辞書とを参照し
    ながら、入力単語の綴り不適切を検出するための綴り不
    適切検出手段と、前記用法記憶手段と前記用法付き綴り
    訂正辞書とを参照しながら、綴り不適切単語に対する候
    補を発生するための候補単語発生手段と、綴り不適切単
    語とその候補単語を表示するための表示手段と、候補単
    語を選択するための選択手段とを備えたことを特徴とす
    る綴り不適切訂正装置。
  6. 【請求項6】文を入力するための入力手段と、前記入力
    文の用法を設定するための用法設定手段と、前記用法を
    記憶するための用法記憶手段と、単語の綴り情報をその
    用法と共に格納するための用法付き綴り訂正辞書と、前
    記用法記憶手段と前記用法付き綴り訂正辞書とを参照し
    ながら、入力単語の綴り不適切を検出するための綴り不
    適切検出手段と、前記用法記憶手段と前記用法付き綴り
    訂正辞書とを参照しながら、綴り不適切単語に対する候
    補を発生するための候補単語発生手段と、前記用法付き
    綴り訂正辞書を参照しながら、綴り不適切単語とその候
    補単語の用法情報を発生する用法情報発生手段と、綴り
    不適切単語とその候補単語を、その用法と共に表示する
    ための表示手段と、候補単語を選択するための選択手段
    とを備えたことを特徴とする綴り不適切訂正装置。
  7. 【請求項7】文を入力するための入力手段と、前記入力
    文の用法を設定するための用法設定手段と、前記用法を
    記憶するための用法記憶手段と、単語の綴り情報をその
    用法および標準語と共に格納するための用法・標準語付
    き綴り訂正辞書と、前記用法記憶手段と前記用法・標準
    語付き綴り訂正辞書とを参照しながら、入力単語の綴り
    不適切を検出するための綴り不適切検出手段と、前記用
    法記憶手段と前記用法・標準語付き綴り訂正辞書とを参
    照しながら、綴り不適切単語に対する候補を発生するた
    めの候補単語発生手段と、前記用法・標準語付き綴り訂
    正辞書を参照しながら、綴り不適切単語に対する標準語
    を発生するための標準語発生手段と、前記用法・標準語
    付き綴り訂正辞書を参照しながら、綴り不適切単語とそ
    の候補単語の用法情報を発生する用法情報発生手段と、
    綴り不適切単語とその候補単語・標準語を、用法と共に
    表示するための表示手段と、候補単語を選択するための
    選択手段とを備えたことを特徴とする綴り不適切訂正装
    置。
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