JPH079304Y2 - 浴室用照明器 - Google Patents

浴室用照明器

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JPH079304Y2
JPH079304Y2 JP1990043799U JP4379990U JPH079304Y2 JP H079304 Y2 JPH079304 Y2 JP H079304Y2 JP 1990043799 U JP1990043799 U JP 1990043799U JP 4379990 U JP4379990 U JP 4379990U JP H079304 Y2 JPH079304 Y2 JP H079304Y2
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JP1990043799U
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JPH043149U (ja
Inventor
裕子 三好
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株式会社イナックス
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、浴室内に設置される照明器に関するもので
ある。
(従来技術及びその課題) 従来、第7図に示すようなバスユニット1においては、
内部に浴槽2が設置され、洗い場3が形成されていると
ともに、タイルパネル等からなる壁面パネル4,4の隅角
部には収納パネル5が一体状に取り付けられており、こ
の収納パネル5には鏡6及び棚部7,7が配設され、下部
にはカウンター8が設けられている。又、収納パネル5
の図示左側縁部は前方側に湾曲した湾曲部5aとなってお
り、図示右側縁部は前方側に直角に折れ曲がった折曲部
5bとなっている。
このような収納パネル5の上端部に照明器9が設置され
るが、この照明器9には、前記収納パネル5の湾曲部5a
に対応させた湾曲部を左端縁部に有する幕板が前面側に
配設される。
尚、照明器9を収納パネル5の湾曲部5aに整合させ良好
に取り付けるためには、照明器9を正確に位置決めして
取り付ける必要があり、そのために従来においては、現
場において定規等を用いて位置決めを行なっているが、
収納パネル5の折曲部5bの立ち上がり部がアール状に形
成されていると定規が使いにくく、所定位置に位置決め
することが困難であった。又、収納パネル5の上端部に
段部が存在すると定規が使いにくく天井面から所定位置
に位置決めすることが困難であり、作業性が極めて悪い
という問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、照明器を正確に位置決めして取り付けることがで
き、取付精度の確保と取付作業の簡略化を図ることので
きる照明器を提供せんことを目的とし、その要旨は、浴
室の側壁面又は天井面に沿って設置される照明器であっ
て、該照明器は、本体部と該本体部の前面側に覆設され
る幕板とを備え、前記本体部には、設置状態において前
記幕板が浴室の側壁面または天井面に整合し得るように
該本体部の固設位置を決定するための側面当接板及び/
又は天井当接板が突設されていることである。
(作用) 照明器の本体部には側面当接板及び天井当接板が突設さ
れているため、この突設された天井当接板を浴室の天井
面に当接させて本体部の上下位置を簡易に位置決めする
ことができ、又、側面当接板を側壁面に当接させて本体
部の左右方向の位置決めを簡易に行なうことができ、正
確な位置に本体部を固定させることにより、その前面側
に幕板を取り付けて、幕板を浴室の側壁面又は天井面に
沿った良好な設置状態とすることができ、照明器の設置
状態が極めてスッキリとしたものとなり、作業を正確、
かつ簡易に行なうことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には、収納パネル5に取り付けられる照明器9の
幕板を取り外した状態の斜視構成図を示し、第2図に
は、照明器9の幕板と本体部との要部分解斜視図を示
し、第3図には取付状態の側面図を、又、第4図には取
付状態の平面構成図を示す。
図において、照明器9は、第7図に示すような図示左側
に湾曲部5aを有する収納パネル5の上端部に取り付ける
ためのものであり、照明器9は、本体部10と、この本体
部10の前面側に覆設される幕板11を備えており、本体部
10は断面コの字状に板材で形成されたものであり、その
前面側の両側部には前方側に突出状にそれぞれソケット
台14,14を介しソケット13,13が配設されており、このソ
ケット13,13間にランプ12を取付可能となっている。
又、中央部にはグローランプ15が配設されており、さら
にその側方には安定器16が配設されている。
又、本体部10には所定間隔をおいて一対の幕板取付板1
8,18が設けられている。この各幕板取付板18は第2図に
拡大して示すように略コの字状に形成されており、前記
本体部10の前面側に固定された固定片18aと、この固定
片18aの上端部から前方側に突出された水平片18bと、こ
の水平片18bの前端部から垂下状に一体形成された整合
片18cと、整合片18cの下端部から後方側に折り曲げ形成
された折曲片18dとにより構成されており、折曲片18dに
は上下方向に貫通状にビス孔18eが形成されており、さ
らに前記水平片18bの前端部にもビス孔18eが形成されて
いる。
一方、前記幕板11の裏側には固定板22が固設されてお
り、この固定板22は、固定された整合片22aの上下両端
部に後方側に突出状に折曲片22b,22bが形成されてお
り、各折曲片22b,22bにはそれぞれ上下方向に貫通状に
ビス孔22c,22cが形成されている。
前記幕板取付板18の整合片18cに被せ状に幕板11の固定
板22を前面側から取り付け、その状態でビス孔22c及び1
8eにそれぞれ化粧ビス23,23を螺合させて、この化粧ビ
ス23,23により幕板取付板18に固定板22を固定させ、本
体部10の前面側に良好に幕板11を覆設できるものとなっ
ている。
尚、幕板11の左端部は湾曲した湾曲部11aとなってお
り、この湾曲部11aは前記収納パネル5に形成されてい
る湾曲部5aと対向状の湾曲形状に形成されたものであ
り、幕板11が取り付けられた時には、収納パネル5の湾
曲部5aに対し幕板11の湾曲部11aが対向状に整合される
ものとなっている。
尚、本体部10には取付孔10a,10aが形成されており、こ
の取付孔10a,10a内にビス17,17をそれぞれネジ込んで本
体部10を収納パネル5に固定させることができるものと
なっており、収納パネル5の右側に湾曲部5aが形成され
ている時にも、本体部10を所定位置に固定させて前記幕
板11を反転させた状態でそれぞれ固定板22を幕板取付板
18を取り付けることにより、幕板11の湾曲部11aを湾曲
部5aに整合させることができるものとなっており、収納
パネル5の湾曲部5aの配置位置が左右何れの場合であっ
ても一枚の幕板11によりそれぞれ適宜反転させることに
より対応が可能となっている。即ち、前記幕板取付板18
と固定板22の各配置位置は幕板11を反転させた時にも良
好に湾曲部11aが湾曲部5aと整合できる位置関係に配置
されたものである。
又、本例においては、本体部10には、上方側へ突出状に
所定間隔で一対の天井当接板19,19が設けられており、
さらに本体部10には、下方側へ向けて所定間隔で一対の
ルーバー受金具20,20が設けられている。さらに本体部1
0の両側端部には側方側へ突出状に側面当接板21,21がそ
れぞれ設けられている。
前記一対の天井当接板19,19は、本体部10を収納パネル
5の上端部に取り付ける際に位置決めの役割を果たすも
のであり、バスユニット1の天井面Tに天井当接板19,1
9を当接させて本体部10の位置決めを行なうことができ
るのである。即ち、各天井当接板19,19の上端部は水平
状に折り曲げられた当接片19a,19aとなっており、この
当接片19a,19aを天井面Tに当接させて本体部10を天井
面Tから所定位置に位置決めすることができる。尚、従
来においては、現場で定規を用いて位置決めを行なって
おり、収納パネル5の上端部に段部5cが存在すると定規
が使いにくく天井面Tから所定位置に位置決めすること
が困難であったが、当接片19a,19aにより、極めて容易
に位置決めすることができるものとなっている。
又、前記一対の側面当接板21は、何れか一方側の側面当
接板21が使用され、本例では、図示右側の側面当接板21
を収納パネル5の折曲部5bに当接させて、本体部10の位
置決めを行なうことができるものである。即ち、側面当
接板21の先端部には折り曲げ状に当接片21aが形成され
ており、この当接片21aを収納パネル5の折曲部5bに当
接させることにより本体部10の位置決めが行なわれる。
尚、従来においては、この位置決めも現場で定規を用い
て行なっており、収納パネル5の折曲部5bの立ち上がり
部がアール状に形成されていると定規が使いにくく、所
定位置に位置決めすることが困難であったのが、側面当
接板21により、極めて容易に位置決めすることができる
ものとなっている。
従って、前記天井当接板19,19を天井面Tに当接させ、
かつ側面当接板21を収納パネル5の折曲部5bに当接させ
ることにより、本体部10の前後左右の位置決めが行なわ
れ、本体部10を所定位置に固定することが可能である。
即ち、この固定位置に固定された状態で、前述した如く
前面側に幕板11を取り付けると、幕板11の上端縁部が天
井面Tと殆ど隙間なく平行状に配設され、かつ幕板11の
側端部が収納パネル5の折曲部5bに隙間なく平行状に配
設されることとなる。
尚、第8図のように、収納パネル5に折曲部5bがなく、
収納パネル5のコーナー部に直接壁面パネル4が直角状
に配置されているタイプにおいては、壁面パネル4に側
面当接板21を当接させることにより、本体部10の左右の
位置決めが行なわれる。
尚、前記ルーバー受金具20は、その下端部が水平状に折
り曲げられた折曲片20aとなっており、この折曲片20aの
上面側にルーバー24を取り付けることができるものであ
る。即ち、第3図に示すように、ルーバー24は幕板11を
本体部10に取り付けた後に下面側より取り付けられるも
のであり、ルーバー受金具20の折曲片20aに後縁部を載
せた後に、前縁部を持ち上げて幕板11の下端部に内側に
折り曲げ形成されている折曲縁部11bに前縁部を載せて
取り付けることができる。
尚、ルーバー24の取付状態における平面図は第5図に示
すようなものとなる。このルーバー24の先端部は前記収
納パネル5及び幕板11のそれぞれの湾曲部5a,11aに対応
し得る錐形状に形成されており、収納パネル5の右側に
湾曲部5aが形成されている場合には、第6図に示すよう
に、このルーバー24は反転させて使用することができ、
前述した幕板11を反転させると同様に、このルーバー24
をも反転させて、種類の異なる収納パネル5に良好に対
応させることができ、ルーバー24も一種類のものを用意
すれば良い。
このように本例においては、収納パネル4に形成される
湾曲部5aの配置位置が左右何れの場合においても一種類
の幕板11とルーバー24を現場に搬入することにより、何
れの場合にも良好に対応させてスッキリとした取付状態
を得ることができ、しかも本体部10を簡易に正確に位置
決めして固定させることができ、コストの低減ととも
に、取付精度を良好に確保しつつ作業性を極めて向上さ
せることができる。
(考案の効果) 本考案の浴室用照明器は、浴室の側壁面又は天井面に沿
って設置される照明器であって、該照明器は、本体部と
該本体部の前面側に覆設される幕板とを備え、前記本体
部には、設置状態において前記幕板が浴室の側壁面また
は天井面に整合し得るように該本体部の固設位置を決定
するための側面当接板及び/又は天井当接板が突設され
ていることにより、天井当接板を浴室の天井面に当接さ
せて本体部の上下位置を簡易に位置決めすることがで
き、又、側面当接板を側壁面に当接させて本体部の左右
方向の位置決めを簡易に行なうことができ、正確な位置
に本体部を固定させることにより、その前面側に幕板を
取り付けて、幕板を浴室の側壁面又は天井面に沿った良
好な設置状態とすることができ、照明器の設置状態が極
めてスッキリとしたものとなり、作業を正確、かつ簡易
に行なうことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は収納パネルの上
端に照明器を取り付けた状態の斜視図であり、幕板を外
した状態の斜視図、第2図は幕板と本体部との要部分解
斜視図、第3図は照明器の取付状態における側面図、第
4図は取付状態における平面図、第5図は取付状態にお
けるルーバーと幕板の配置関係を示す平面図、第6図は
照明器の本体部に対しそれぞれ幕板及びルーバーを反転
させて取り付ける際の作用説明図、第7図は照明器を取
り付けたバスユニットの要部斜視構成図、第8図は照明
器を取り付けたバスユニットの変更例を示す要部斜視構
成図である。 1…バスユニット、4…壁面パネル 5…収納パネル、5a…湾曲部 5b…折曲部 9…照明器、10…本体部 10a…取付孔、11…幕板 11a…湾曲部、12…ランプ 13…ソケット、18…幕板取付板 18c…整合片、19…天井当接板 20…ルーバー受金具、21…側面当接板 22…固定板、24…ルーバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室の側壁面又は天井面に沿って設置され
    る照明器であって、該照明器は、本体部と該本体部の前
    面側に覆設される幕板とを備え、前記本体部には、設置
    状態において前記幕板が浴室の側壁面または天井面に整
    合し得るように該本体部の固設位置を決定するための側
    面当接板及び/又は天井当接板が突設されていることを
    特徴とする浴室用照明器。
JP1990043799U 1990-04-24 1990-04-24 浴室用照明器 Expired - Lifetime JPH079304Y2 (ja)

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JPH043149U JPH043149U (ja) 1992-01-13
JPH079304Y2 true JPH079304Y2 (ja) 1995-03-06

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