JPH0792160B2 - ソレノイドバルブ - Google Patents

ソレノイドバルブ

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JPH0792160B2
JPH0792160B2 JP62080994A JP8099487A JPH0792160B2 JP H0792160 B2 JPH0792160 B2 JP H0792160B2 JP 62080994 A JP62080994 A JP 62080994A JP 8099487 A JP8099487 A JP 8099487A JP H0792160 B2 JPH0792160 B2 JP H0792160B2
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JP
Japan
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seat
oil chamber
fixed seat
cylindrical sliding
fixed
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JP62080994A
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JPS63251678A (ja
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栄司 西本
徹 松岡
文夫 本田
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Nachi Fujikoshi Corp
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Nachi Fujikoshi Corp
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は小型軽量かつ高速応答性を要求される自動車及
び一般車輛トランスミッションの油圧制御用などの流体
制御に適したソレノイドバルブに関する。
(従来の技術) 従来この種のソレノイドバルブは、可動部分が流体圧を
受けるポペットタイプが主流であったが、近年小型・高
応答化の要求に答えるため、例えば特公昭61−25953号
に記載の第3図に示すような可動部分が流体圧を受けな
い圧力バランス方式を採用したものが提示されている。
このものはそれ以前のポペットタイプ等に比べて改良さ
れたものではあったが、流入ポート(3c)に近接した円
錐状弁座(3b)で弁体(4)との着座、離脱がくり返さ
れるため騒音を発生し易く、かつ円錐状弁座(3b)より
圧油が円錐形状を呈して、流出する際、均等な円錐状流
面は形成されにくく、円錐状流面が不均一になった場
合、弁体(4)に横方向の流体力が加わり、摺動部の抵
抗が増加すること及び油の流入路と流出路は90゜方向を
換えている為、バルブ本体に横穴加工や、流路用の連通
路(19)スペース加工等が必要であり、小型化・コスト
ダウンの阻害要因となるなどの問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的はかかる従来製品の問題点を解決した、低
騒音かつ高圧で使用できしかもインライン配管可能な小
型かつ安価なソレノイドバルブを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては、先端部
に固定シート部を形成した円筒摺動部を有する固定シー
トをボディに配置する。固定シートには固定シート部と
円筒摺動部間に開口し外部に通じる第1ポートと連通す
る第1油路を設ける。固定シート部を囲むように円筒摺
動部と摺動可能に中空円筒状の弁体をボディに配設され
てボディに固定的に関連配置されたスプリングにより常
時固定シート部に向けて押圧するように配設する。弁体
には前記固定シート部と当接可能な内方可動シート座を
設ける。さらに可動シート座及び前記固定シート部の当
接部と前記円筒摺動部との間に第1油室を形成させ、こ
の第1油室に対して可動シート座が区画締切る第2油室
を可動シート座内側に形成しかつ該第2油室と外部に通
じる第2ポートとを連通する第2油路を弁体の内部に設
ける。さらに可動シート座径と円筒摺動部外径をほぼ同
一とした。
(作用) 第1ポートからの圧油は固定シート内部の第1油路を通
って、固定シート部と円筒摺動部間の開口より固定シー
トの外周に流出し固定シートと弁体とによって形成され
た第1油室に導かれる。第1油室は弁体、円筒摺動部、
シート部とで仕切られた圧油は閉じ込められる。シート
座内径と円筒摺動部外径がほぼ同一であるので、圧力が
均等にかかりシート座の開閉方向に力はほとんど働かな
い。ソレノイドに通電することにより可動シートがスプ
リング力にうちかってシート部とシート座が離れ、第1
油室と第2油室が連通し、圧油は第1油室からシート座
を乗り越えてシート座内に設けられた第2油室に向かっ
て外側から内側に向かって流入する。第2油室に流出し
た圧油は弁体内の第2油路を通って第2ポートに排出さ
れる。
(実施例) 次に本発明の実施例ソレノイドバルブを示す第1図及び
その要部拡大図を示す第2図を参照して説明すると、ボ
デイ(11)の中心軸上に圧入固定(ねじばめ又は一体鋳
造してもよい)された固定シート(12)は、先端部に固
定シート部(12B)を形成しそれを取囲む弁体(13)と
の間に画成する第1油室(21)に通じる第1ポート(2
2)と連通する第1油路(23)を内部に有し、かつ第1
ポート(22)と先端部との中間に円筒摺動部(12A)を
有する。中空円筒状の前記弁体(13)が円筒摺動部(12
A)と摺動可能にボデイ(11)に配設されており、可動
鉄心(14)を介してボデイ(11)に固定されたスプリン
グ(20)によって常時固定シート部(12B)に向けて押
圧されている。弁体(12)はさらに固定シート部(12
B)と当接可能な内方可動シート座(13B)を有し、かつ
第1油室(21)に対し可動シート座(13B)が区画締切
る第2油室(24)に通じる第2ポート(25)と連通する
第2油路を内部に有する。そして円筒状摺動部(12A)
外径(d2)とシート座(13B)内径とをほぼ同一とす
る。弁体(13)は可動鉄心(14)外周に圧嵌固着され可
動鉄心(14)を介してスプリング(20)で固定シート
(12)に向けて押圧され、ソレノイド装置(19)によっ
て反スプリング方向に可動鉄心(14)が吸着されるとき
移動する。円筒摺動部(12A)と弁体(13)摺動面とは
円滑な摺動が得られかつ第1油室(21)の高圧流体をシ
ールするようにされている。(5)はスリーブで、ボデ
イ(11)により位置決めされ磁路の一部となる。(6)
は非磁性体スリーブで、可動鉄心(14)の保護とスペー
サ(17)の位置決めを行う。(11A)は磁性体固定鉄心
で、ボデイ(11)の1部をなしボデイ(11)とカシメに
より結合されスプリング(20)を収容しかつ可動鉄心
(14)のストッパともなる。スペーサ(17)は非磁性体
で可動鉄心(14)と固定鉄心(11A)との吸着防止の役
目をする。第2図でみて弁体(13)内周大径部(13A)
径d1>d2>弁体内周小径部径(d3)にされている。次に
作動について説明すると、第1ポート(22)にいま高圧
流体が連通されているとすると、流体は第1油路(23)
を通って第1油室(21)に入る。ソレノイド装置(19)
が非通電時には、スプリング(20)により弁体(13)の
シート座(13B)は固定シート(12)のシート部(12B)
に押圧され第2油室(24)を第1油室(21)に対して区
画締切っている。次にソレノイド装置(19)が通電され
ると、可動鉄心(14)及び弁体(13)はスプリング(2
0)に抗して固定鉄心(11A)に向けて吸着され、シート
部(12B)とシート座(13B)との間は予め設定された開
度だけ開き、第1油室(21)内の高圧流体は第2油室
(24)に流出し、第2油路(26)及び第2ポート(25)
を通って外部に流出する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によると、固定シート部のま
わりを弁体がとり囲み、かつシート部とシート座との当
接よる弁作用はバルブのほぼ中央内奥部で行われ、ま
た、横方向の連通開口部がないので遮音効果を有する騒
音の少いソレノイドバルブを提供するものとなった。さ
らに第1油室は弁体内周に円筒摺動部との摺動面及びそ
れと同径のシート部とシート座との締切りにより密封性
が良好に形成されかつ弁座(12b)より圧油が流出する
際、下流側の流路(26)で若干絞られ整流される為均一
な流面が形成され、流体力は常に軸方向のみに働き、従
来品のように摺動抵抗の増加がなく、高圧域(例えば50
kgf/cm2といった)でも高い応答性を維持できる。その
上本発明によると流体の流入、流出方向をバルブ中心軸
上にインラインに配置できるので、流路の加工も簡単で
横穴加工や連通路スペース加工などが必要なく小型化で
きコストダウンできるものとなった。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例ソレノイドバルブの断面図、第
2図は第1図の要部拡大図であり、第3図は従来製品の
要部断面図である。 11……ボデイ、11A……固定鉄心(ボデイ) 12……固定シート、12A……円筒摺動部 12B……固定シート部、13……弁体 13B……可動シート部、20……スプリング 21……第1油室、22……第1ポート 23……第1油路、24……第2油室 25……第2ポート、26……第2油路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディに固定的に関連配置され先端部に形
    成された固定シート部と円筒摺動部とを有し前記固定シ
    ート部と前記円筒摺動部間に開口し外部に通じる第1ポ
    ートと連通する第1油路を前記円筒摺動部内に有する固
    定シートと、前記固定シート部を囲み前記円筒摺動部と
    摺動可能にボディに配設されてボディに固定的に関連配
    置されたスプリングにより常時固定シート部に向けて押
    圧されかつ前記固定シート部と当接可能な内方可動シー
    ト座を有しさらに該可動シート座及び前記固定シート部
    の当接部と前記円筒摺動部との間に第1油室を形成し該
    第1油室に対して前記可動シート座が区画締切る第2油
    室を可動シート座内側に形成しかつ該第2油室と外部に
    通じる第2ポートとを連通する第2油路を内部に有する
    中空円筒状の弁体と、を含み、前記円筒摺動部外径と前
    記シート座径とをほぼ同一としたことを特徴とするソレ
    ノイドバルブ。
JP62080994A 1987-04-03 1987-04-03 ソレノイドバルブ Expired - Lifetime JPH0792160B2 (ja)

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JPS63251678A JPS63251678A (ja) 1988-10-19
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KR100592520B1 (ko) * 2001-08-13 2006-06-23 주식회사 만도 브레이크 시스템용 솔레노이드밸브
DE102006050045A1 (de) * 2006-10-24 2008-04-30 Robert Bosch Gmbh Injektor zur Einspritzung von Kraftstoff in Brennräume in Brennkraftmaschinen

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JPS6035982U (ja) * 1983-08-18 1985-03-12 サンデン株式会社 電磁弁
JPS63119982U (ja) * 1987-01-29 1988-08-03

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