JPH0791707A - 給排気装置 - Google Patents

給排気装置

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Publication number
JPH0791707A
JPH0791707A JP5255048A JP25504893A JPH0791707A JP H0791707 A JPH0791707 A JP H0791707A JP 5255048 A JP5255048 A JP 5255048A JP 25504893 A JP25504893 A JP 25504893A JP H0791707 A JPH0791707 A JP H0791707A
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JP
Japan
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air
exhaust
temperature
supply
outside air
Prior art date
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Pending
Application number
JP5255048A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Fukuyama
健次郎 福山
Kazuya Fujisawa
和也 藤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP5255048A priority Critical patent/JPH0791707A/ja
Publication of JPH0791707A publication Critical patent/JPH0791707A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空調負荷を低減でき、効率良く給排気を行う
ことができるようにする。 【構成】 給排気装置の制御部は、排気ファン17によ
って必要最小限の排気量の排気を行うと共に、外気温度
が空調機21の設定温度と室内温度との間にあるときに
は、室内温度が外気温度に達するまで、給気ファン19
によって外気を厨房室10内に導入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用厨房室の換気と
空気調和を行う給排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の業務用厨房室に用いられる給排気
装置は、調理機器から排出された燃焼排気および調理排
気を室外に排出する排気設備と、調理機器の燃焼に必要
な空気(外気)を室外から導入する給気設備と、厨房室
内の空気調和(以下、空調という。)を行うための空調
設備とで構成されている。
【0003】この給排気装置では、排気は排気ファンに
よって常時一定の排気量で行われ、通常、定格燃焼量の
20〜40倍を排気するようになっている。また、排気
量に見合った一定の給気量の空気を給気ファンにより厨
房室内に供給するようになっている。また、排気ファン
および給気ファンの駆動と停止は、操作スイッチにより
手動で操作するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ガス厨房に
おける給排気装置では、給排気量が多く、しかも常時一
定流量であるため、以下のような問題がある。
【0005】(1)給気は外気の他に厨房室内や客室等
の空調された空気を利用するのが一般的であるため、排
気量が大きいと、厨房室内および客室等の空調負荷が増
大する。 (2)冬場は冷たい外気が厨房室内に大量に給気される
ため、足元が寒くなる。一般に、この問題を解消するた
め、給気を加熱しているため、暖房負荷が大きくなる。 (3)給気ファンおよび排気ファンの電力消費量が大き
い。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、空調負荷を低減でき、効率良く給排
気を行うことのできる給排気装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の給排気装置は、
厨房室内の調理機器から発生する燃焼排気および調理排
気を室外に排出するための排気手段と、調理機器の燃焼
に必要な外気を室外から厨房室内に導入するための給気
手段と、厨房室内の空気調和を行うための空気調和手段
と、厨房室内の温度を計測する室内温度計測手段と、外
気の温度を計測する外気温度計測手段と、排気手段を用
いて必要最小限の排気量の排気を行う排気制御手段と、
外気温度計測手段によって計測された外気温度が、空気
調和手段の設定温度と室内温度計測手段によって計測さ
れた室内温度との間にあるときには、室内温度が外気温
度に達するまで給気手段を用いて外気を厨房室内に導入
する給気制御手段とを備えたものである。
【0008】この給排気装置では、排気制御手段によっ
て、必要最小限の排気量の排気が行われると共に、外気
温度計測手段によって計測された外気温度が、空気調和
手段の設定温度と室内温度計測手段によって計測された
室内温度との間にあるときには、給気制御手段によっ
て、室内温度が外気温度に達するまで外気が厨房室内に
導入される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1ないし図3は本発明の一実施例
に係るものである。
【0010】図1は本実施例に係る給排気装置の概略の
構成を示す説明図である。この図は、ファミリーレスト
ランの厨房室の換気と空調を行う給排気装置の例を示す
ものである。この例では、厨房室10内には調理機器1
1が設けられ、この調理機器11上にはフード12が設
けられている。また、厨房室10の隣にはパントリ(配
膳室)13があり、その隣には客室14がある。
【0011】本実施例の給排気装置は、ダクト16を介
してフード12に接続され、厨房室10内の調理機器1
1から発生する燃焼排気および調理排気を室外に排出す
るための排気ファン17と、ダクト18を介して厨房室
10に接続され、調理機器11の燃焼に必要な外気を室
外から厨房室10内に導入するための給気ファン19
と、ダクト20を介して厨房室10内に冷風または温風
を導入して厨房室10内の空調を行う空調機21と、こ
れらを制御する後述する制御部とを備えている。
【0012】図2は本実施例の給排気装置における制御
部とその周辺の構成を示すブロックである。この図に示
すように、制御部30は、CPU(中央処理装置)3
1、ROM(リード・オンリ・メモリ)32、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)33および入出力ポー
ト34を備え、これらは互いにバス35によって接続さ
れている。入出力ポート34には、前述の排気ファン1
7、給気ファン19および空調機21の他に、厨房室1
0内の温度を計測する室内温度センサ36と、外気の温
度を計測する外気温度センサ37と、空調機21の吹き
出し温度を計測する空調機吹き出し温度センサ38とが
接続されている。
【0013】この制御部30では、CPU31が、RA
M33をワーキングエリアとして、ROM32に格納さ
れたプログラムを実行することによって、給排気の制御
を行うようになっている。制御部30は、特に、排気フ
ァン17を用いて必要最小限の排気量の排気を行う排気
制御手段と、外気温度センサ37によって計測された外
気温度が、空調機21の設定温度と室内温度センサ36
によって計測された室内温度との間にあるときには、室
内温度が外気温度に達するまで給気ファン19を用いて
外気を厨房室10内に導入する給気制御手段との機能を
有している。
【0014】次に、本実施例の給排気装置の動作につい
て、図3の流れ図に沿って説明する。
【0015】この動作では、まず、制御部30は、ガス
燃焼量に応じて必要最小限の排気量(ガス消費量に対応
する理論排気量の20〜40倍の排気量)を決定し(ス
テップS101)、排気ファン17を駆動して必要最小
限の排気量の排気を行う。
【0016】次に、制御部30は、燃焼量が設定値より
も大きいか否かを判断し(ステップS102)、燃焼量
が大きく(Y)、空調機21による空気の供給だけでは
不十分な場合には給気ファン19を駆動して外気を導入
する(ステップS105)。一方、燃焼量が設定値より
も小さい場合(N)は、外気温度センサ37および室内
温度センサ36を用いて外気温度および室内温度を計測
する。次に、制御部30は、外気温度が、空調機21の
設定温度と室内温度との間にあるか否か、すなわち、設
定温度<外気温度<室内温度または設定温度>外気温度
>室内温度の関係があるか否かを判断する(ステップS
104)。この関係がある場合(Y)は給気ファン19
を駆動して外気を導入し(ステップS105)、関係が
ない場合(N)は外気を導入しない。
【0017】最後に、制御部30は、給排気に関する制
御を終了するか否かを判断し(ステップS106)、制
御を終了しない場合(N)は必要最小限の排気量を決定
する動作へ戻る(ステップS101)。制御を終了する
場合(Y)は動作を終了する。
【0018】なお、燃焼量を検出する方法としては、例
えば、各調理機器11に接続する分岐ガス配管あるいは
調理機器11の全ガス流量を検出できるガス配管(元配
管)に、燃焼ガスの流量を検出する手段を設け、調理機
器11によって実際に消費されるガス流量(ガス燃焼
量)を検出する方法がある。
【0019】また、燃焼量に応じて必要最小限の排気量
となるように排気量を制御する方法としては、すでにい
くつかが一般的に知られている。例えば、上述のように
して調理機器11によって実際に消費されるガス流量
(ガス燃焼量)を検出して、そのガス消費量に見合う排
気量になるように排気量を制御する方法がある。他に、
調理機器11におけるガス消費量と排気温度との関係
(ガス消費量が大きくなると、排気温度が高くなる)を
利用して、各調理機器11あるいは各排気区分毎に設け
られた枝ダクト内に排気温度検出手段を設けると共に、
厨房室10内において調理機器11からの熱的影響を受
けない位置に室内温度検出手段を設け、これらによって
排気温度と室内温度を検出し、その温度差に対応して排
気量を制御する方法がある。
【0020】このように本実施例によれば、調理機器1
1におけるガス燃焼量に応じて必要最小限の排気が確保
されると共に、外気温度と室内温度との差を有効に利用
して室内温度を設定温度に近づけるため、空調負荷が低
減され、時間的にもエネルギ的にも効率の良い給排気が
行われる。
【0021】また、本実施例の給排気装置は、調理機器
11におけるガス燃焼量に対して適正な排気が行われ
ず、室内に排気が滞留したときの安全対策としても有効
である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の給排気装置
によれば、必要最小限の排気量の排気を行うと共に、外
気温度が設定温度と室内温度との間にあるときに、室内
温度が外気温度に達するまで外気を厨房室内に導入する
ようにしたので、空調負荷を低減でき、効率良く給排気
を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る給排気装置の概略の構
成を示す説明図である。
【図2】図1の給排気装置における制御部とその周辺の
構成を示すブロック図である。
【図3】図1の給排気装置の動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 厨房室 11 調理機器 17 排気ファン 19 給気ファン 21 空調機 30 制御部 36 室内温度センサ 37 外気温度センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨房室内の調理機器から発生する燃焼排
    気および調理排気を室外に排出するための排気手段と、 調理機器の燃焼に必要な外気を室外から厨房室内に導入
    するための給気手段と、 厨房室内の空気調和を行うための空気調和手段と、 厨房室内の温度を計測する室内温度計測手段と、 外気の温度を計測する外気温度計測手段と、 前記排気手段を用いて必要最小限の排気量の排気を行う
    排気制御手段と、 前記外気温度計測手段によって計測された外気温度が、
    前記空気調和手段の設定温度と前記室内温度計測手段に
    よって計測された室内温度との間にあるときには、室内
    温度が外気温度に達するまで前記給気手段を用いて外気
    を厨房室内に導入する給気制御手段とを具備することを
    特徴とする給排気装置。
JP5255048A 1993-09-17 1993-09-17 給排気装置 Pending JPH0791707A (ja)

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JP5255048A JPH0791707A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 給排気装置

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JP5255048A JPH0791707A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 給排気装置

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JPH0791707A true JPH0791707A (ja) 1995-04-04

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ID=17273439

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JP5255048A Pending JPH0791707A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 給排気装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162982A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Toshiba Corp 外食店舗におけるエネルギー管理システム
JP2013092271A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Mitsubishi Electric Corp 換気装置及び換気システム

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04136646A (ja) * 1990-09-26 1992-05-11 Matsushita Seiko Co Ltd 換気装置
JPH04208348A (ja) * 1990-11-30 1992-07-30 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JPH04222337A (ja) * 1990-12-21 1992-08-12 Harman Co Ltd レンジフードシステム

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